JPS5915373Y2 - 押釦スイツチ - Google Patents

押釦スイツチ

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Publication number
JPS5915373Y2
JPS5915373Y2 JP1129879U JP1129879U JPS5915373Y2 JP S5915373 Y2 JPS5915373 Y2 JP S5915373Y2 JP 1129879 U JP1129879 U JP 1129879U JP 1129879 U JP1129879 U JP 1129879U JP S5915373 Y2 JPS5915373 Y2 JP S5915373Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
contact piece
fixed contact
switch
piece
fixed
Prior art date
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Expired
Application number
JP1129879U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS55111120U (ja
Inventor
実 佐野
Original Assignee
株式会社フジソク
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Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社フジソク filed Critical 株式会社フジソク
Priority to JP1129879U priority Critical patent/JPS5915373Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は例えば小型押釦スイッチの改良に関する。
周知のように押釦構造によつで単極双投形キーボードス
イッチを構成する場合、従来ではマイクロスイッチのよ
うに、上下に対向して所定間隔を保たせたコモン接片の
間に可動接片を挿入し一方に接触させ、作動子の操作に
より可動接片を弾性部材で上下させて、スイッチ状態を
切換える構成となる。
しかしながら、この構成では部品点数が多く、組立て工
数がかかり、結果的にコストが高くなるという欠点を有
している。
この考案は上記事情に基づいてなされたもので、その目
的とするところは高さの異なる第1乃至第3の固定接片
および当接部材と、弾性を有し湾曲可能な接触片とを用
い、構成が極めて簡単で部品点数が少なく経済性に優れ
た押釦スイッチを提供しようとするものである。
以下、この考案の一実施例について図面を参照して説明
する。
第1図a、l)、cにおいて11はスイッチケースであ
る。
このケース11の内底部には第1の固定接片(以下、コ
モン接片と称す)12が設けられており、このコモン接
片12から所定間隔離間して先端部の高さが異なる第3
の固定接片13、当接部材例えば隔壁14、第2の固定
接片15が順次設けられている。
即ち、第2の固定接片15、隔壁14、第3の固定接片
13の順に低くなっており、前記コモン接片12と第2
の固定接片15は略同−の高さとなっている。
さらに、前記コモン接片12の長手方向両端部には、そ
れぞれ後述する接触片を安定させるための突起12..
122,15□、152が設けられており、また、前記
隔壁14は例えばスイッチケース11と一体形成されて
いる。
一方、前記コモン接片12と第2の固定接片15相互に
は金属製薄板よりなる接触片16の長手方向一端部およ
び他端部が載置されている。
この接触片16は長手方向両側部が上方に湾曲して樋状
となされ、凹部例えば上面部且つコモン接片12と第3
の固定接片13の中間部には操作釦17の下面部に突設
された操作子17.の先端部が当接されている。
また、前記操作釦17の周縁部下端部はスイフチケース
11内に嵌挿され、前記接触片16の短手方向に対応す
る両端部には突部172,173が設けられている。
この突部17□、173はそれぞれスイッチケース11
の内壁面部に設けられた凹部110,112にそれぞれ
係合され、操作釦17はケース11に対して進退自在に
保持されている。
上記構成において常時は接触片16は操作子17□に幾
分押圧された状態で、第1図aに示す如くほぼ直線状態
にあり、接触片16を介してコモン接片12と第2の固
定接片15とが導通状態とされている。
この状態において操作釦17を下方(図示矢印A方向)
に押圧すると、接触片16は撓んで他端部が隔壁14に
当接し、圧下が進行するに従って押圧力が接触片16が
有する復帰力を越えると瞬間的に操作子17、が当接し
ている部分が第2図a。
bに示す如く樋状から平板状となってクリックアクショ
ンを生じ、接触片16は略■字状に湾曲する。
この際、接触片16の他端部は前記第2の固定接片15
から離間して第2図aに示す如く第3の固定接片13に
当接し、スイッチ状態はコモン接片12と第3の固定接
片13が導通した状態に切換わる。
尚、前記隔壁14は接触片16が第2の固定接片15か
ら第3の固定接片13に切換わる時接触片16を押し上
げ必ず一旦オフ状態にする役目を有している。
しかして、上記状態より操作釦17に対する押圧力を解
除すると接触片16が有する復帰力により操作釦17を
押し上げ、前記第1図aに示す状態に復帰される。
上記構成によればコモン接片12と高さが異なる第3の
固定接片13および隔壁14と、コモン接片12と略同
−高さの第2の固定接片15を順次配置し、コモン接片
12と第2の固定接片15の相互に一端部および他端部
が載置された接触片16の湾曲動作によってスイッチ状
態を切換えている。
したがって、極めて簡単な構成により単極双投形の押釦
スイッチを実現している。
また、この構成は部品点数が少なく、例えば接触片16
はコモン接片12と第2の固定接片15に載置するのみ
でよいため組立てが簡単であり、さらに、部品の加工精
度もそれ程厳密さが要求されないという利点を有してい
る。
また、樋状に形成した接触片16を上に凹の状態でコモ
ン接片12および第2の固定接片15に載置している。
したがって、接触片16の抗折力(略■字状に湾曲する
ために必要な力)を小さくし得るため、操作釦17に対
する押圧力が小さくとも接触片16が容易に湾曲し、ス
イッチ状態を切換えることが可能である。
さらに抗折力が小さいため接触片16を長手方向に長く
する必要がなく、例えば正方形状でも充分であるため、
スイッチ形状の大型化を抑えることが可能である。
また、抗折力が小さいため曲げ応力も小さく、接触片1
6の繰返し寿命が大幅に伸びるという利点を有している
また、接触片16の両端部はそれぞれコモン接片、第2
、第3の固定接片12,15.13に摺接可能とされて
いる。
したがって、コモン接片12および第2、第3の固定接
片15,13は清掃され接触の安定性が保持される。
さらに、接続片16は略■字形の変形が大きいため、コ
モン接片12と第3の固定接片13とが橋絡された状態
において操作釦17に対する押圧力が若干変化しても接
触片16はコモン接片12と第3の固定接片13に摺動
するのみであり、誤動作がなく安定な接触を保つことが
可能である。
尚、この考案は上記一実施例に限定されるものではなく
、第3の固定接片13または第2の固定接片15の何れ
か一方のみを用いることにより、単極単投のみを切換設
定する押釦スイッチとして使用することも可能である。
さらに、接触片16の樋状の湾曲度を変えることにより
接触片16の抗折力を所望に応じて可変することが可能
であり、また、接触片16の長さおよびコモン接片12
、第3.第2の固定接片13,15、隔壁14の間隔、
および高さを可変することにより操作釦17のストロー
クを所望に応じて可変することが可能である。
尚、第3図に示す如く固定接片130、隔壁14□を配
設することにより2回路切換えスイッチが可能である。
その他、この考案の要旨を変えない範囲で種種変形実施
可能なことは勿論である。
以上、詳述したようにこの考案によれば高さの異なる第
1乃至第3の固定接片および当接部材と、弾性を有し湾
曲可能な接触片とを用い、構成が極めて簡単で部品点数
が少なく経済性に優れた押釦スイッチを提供できる。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案に係わる押釦スイッチの一実施例を示す
ものであり、第1図aは側断面図、同図すは正断面図、
同図Cは要部を示す分解斜視図、第2面aは第1図aと
異なる状態を示す側断面図、同図すは第1図Cと異なる
状態を示す斜視面、第3図はこの考案に係わる他の実施
例を示す断面図である。 11・・・・・・スイッチケース、12・・・・・・コ
モン接片、13゜15・・・・・・第3.第2の固定接
片、14・・・・・・隔壁、16・・・・・・接触片、
17・・・・・・操作釦。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. スイッチケース内に先端部がほぼ同一高さとなるよう設
    けられた第1、第2の固定接片と、少なくとも第2の固
    定接片から順次離間して設けられ第2の固定接片から離
    間するほど先端部の高さが低い当接部材および第3の固
    定接片と、一端部および他端部がそれぞ五前記第1、第
    2の固定接片に載置され前記一端部および他端部を結ぶ
    線と直交する断面が円弧状凹部を威すよう湾曲された導
    電性樋状接触片と、この接触片の凹部且つ第1の固定接
    片と第3の固定接片との中間部に先端部が当接し、接触
    片を湾曲してスイッチ状態を切換える操作子とを具備し
    たことを特徴とする押釦スイッチ。
JP1129879U 1979-01-31 1979-01-31 押釦スイツチ Expired JPS5915373Y2 (ja)

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JP1129879U JPS5915373Y2 (ja) 1979-01-31 1979-01-31 押釦スイツチ

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Publication Number Publication Date
JPS55111120U JPS55111120U (ja) 1980-08-05
JPS5915373Y2 true JPS5915373Y2 (ja) 1984-05-08

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