JPS5915357B2 - 磁性金属及び合金顔料 - Google Patents

磁性金属及び合金顔料

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JPS5915357B2
JPS5915357B2 JP55157143A JP15714380A JPS5915357B2 JP S5915357 B2 JPS5915357 B2 JP S5915357B2 JP 55157143 A JP55157143 A JP 55157143A JP 15714380 A JP15714380 A JP 15714380A JP S5915357 B2 JPS5915357 B2 JP S5915357B2
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    • H01F1/01Magnets or magnetic bodies characterised by the magnetic materials therefor; Selection of materials for their magnetic properties of inorganic materials
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    • H01F1/032Magnets or magnetic bodies characterised by the magnetic materials therefor; Selection of materials for their magnetic properties of inorganic materials characterised by their coercivity of hard-magnetic materials
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B22CASTING; POWDER METALLURGY
    • B22FWORKING METALLIC POWDER; MANUFACTURE OF ARTICLES FROM METALLIC POWDER; MAKING METALLIC POWDER; APPARATUS OR DEVICES SPECIALLY ADAPTED FOR METALLIC POWDER
    • B22F1/00Metallic powder; Treatment of metallic powder, e.g. to facilitate working or to improve properties
    • B22F1/16Metallic particles coated with a non-metal

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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は表面上に珪酸エステルをベースとした物質を含
有する非発火性の(NOn−PyrOphOric)磁
性金属及び合金顔料、これらの顔料の製造方法及び磁気
記録用媒体の製造のためのそれらの使用に関する。
磁気記録用のより高品質の物質に対するたえず増えつつ
ある要望に応じて最近、主として鉄、コバルト及び/又
はニツケルをベースとした磁性金属及び合金顔料が開発
された。
これらは従来の酸化鉄及び二酸化クロム顔料とは相当高
いエネルギー生成物(BXH一値)であるという点で異
なつており、そして優れた貯蔵密度のマグネトグラム(
MagnetOgram)担体を得ることができるが、
同時に磁気的に活性な物質の必要量を減じる。これらの
顔料が市場でこれまで成功しなかつた理由の一つは、そ
れらの高い化学的反応性である。顔料サイズの金属粒子
は酸素に対する高い親和力を有するためにそれらは瞬間
的にばつと燃え、そして室温で突然空気にさらされると
金属酸化物に転化される〔ROmppsChemie−
LexikOn,第7版)FranckhscheVe
rlagshandlung,Stuttgart,l
975,2852頁参照〕。換言すると、それらは発火
性であり、従つて常に不活性条件下で取り扱い、輸送し
そして処理しなければならない。従来、この重大な欠点
を避けるための適当な手段を提供するための試みが多数
行われている。
金属粒子の発火性は表面酸化により消滅することは知ら
れているが、それにより磁気的に高級な金属粒子の相当
な割合が磁気的に劣つた酸化物に転化され、その結果飽
和磁性化及び残留磁気が損なわれる。また金属粒子を重
合体有機結合剤で処理して、いわゆるマスターバツチを
形成することにより金属粒子を大気による酸化に対して
保護する試みも行なわれている。
この方法は上記の金属物質の損失は防ぐが、満足のいく
環境安定性を得るには多量の重合体の使用を必要とする
マスターバツチ中の重合体含有量が高くなればなるほど
、顔料が高度に充填されている磁気記録媒体の製造に際
してのその使用の点で問題が多くなる。さらに、マスタ
ーバツチを次に異なる化学的性質の結合剤で処理すると
きには、安定化用に使用される重合体は非混和性を生じ
る。この方法で保護された顔料は従つてその用途が限定
される。種々の公知の保護方法には、金属粉末を重合体
を生成する化合物で処理して金属粒子上に重合体層を生
成する方法も包含されている。
磁性顔料と共にシランカツプリング剤を使用することも
公知である。
例えば米国特許第4,076,890号には、それは磁
性化可能層の強度の改良に関して開示されており、そし
て特開昭51−104594号公報中においてはそれは
結合剤中の磁性金属顔料の安定性及び分散性の改良のた
めに使用されている。
しかしながら、シランカツプリング剤で処理された顔料
は全ての結合剤系に同等に良好に加えることはできない
。本発明の目的は上記の欠点をもたない記録目的用の非
発火性の磁性金属及ひ合金顔料を提供することである。
この問題に対処している時に、驚ろくべきことに約0.
2〜30重量%、好適には約1〜20重量%、そして最
も好適には約2〜15重量%の量の少なくとも1種のオ
ルト珪酸エステル及び/又はその加水分解生成物及び/
又は縮合物でコーテイングされた磁性金属及び合金顔料
が大気酸素及び水分の攻撃に対して保護されることを見
出した。
また、この保護表面層は顔料の抵抗性すらもさらに増大
させる腐食抑制剤を含有しうるということが見出された
。この方法で保護された金属粒子は非常に容易に分散さ
れ、そして市販の結合剤との混和性の問題は生じない。
本発明はまたこれらの顔料の製造方法を提供するもので
ある。
本発明の教示に従い、大気中の酸素及び水分に対して保
混されうる発火性の磁性金属及び合金粉末は文献に記録
されている。
それらは主として鉄、コバルト及びニツケル又はこれら
の強磁性金属の組合わせから形成された合金からなる。
それらは約0.1〜10重量%の1種もしくはそれ以上
の異種元素、例えばカドミウム、鉛、カルシウム、亜鉛
、マグネシウム、アルミニウム、クロム、タングステン
、リン又はホウ素を含有しうる。発火性金属及び合金顔
料はまた少量の水、酸化物又は酸化物一水酸化物を含有
しうる。それらは対応する塩溶液から水銀陰極上の電気
分解による沈殿により、対応する金属カルボニル類の分
解により、対応する金属イオンをそれらの溶液から例え
ばポラナート、次亜リン酸塩などの如き溶解された還元
剤を用いて還元することにより、又は気体状の還元剤(
普通は水素)を用いて対応する酸化物、酸化物一水酸化
物、シユウ酸塩、ギ酸塩などから250℃より高い温度
において還元することにより、又は文献に記録されてい
るあまり一般的でない方法により製造することができる
。本発明において使用しうる磁性金属及び合金粉末の粒
子既知の任意の方法で製造することができ、その形状は
重要ではなく、例えば球状体や立方体のような等軸的(
Isnmetrie)な形状のものであつてもよく、又
は例えば針状体や小板状体のような非等軸的(Anis
Ometrie)な形状のものであつてもよい。
また、該粒子は実質的に空隙や凹みをもたない均質で緻
密な構造のものであつてもよく、又は多孔質構造のもの
であつてもよく、さらにまた複数の小さな粒子が相互に
くつつき合つて粒子凝集体を形成していてもよい。しか
しながら、磁性記録用担体として特に優れた特性を発揮
するためには、上記の磁性金属及び合金粉末の粒子は実
質的に非多孔質で凝集粒子をできるだけ含まない針状の
粒子であることが好ましく、多孔質のものが存在してい
たとしてもその平均孔数は5個以下であり、また粒子凝
集体が存在する場合には、その凝集体を構成する微粒子
の平均個数は2個以下であることが望ましい。この型の
発火性金属粉末はドイツ特許出願第2909480号(
特開昭55−125205号公報)に記載されている。
本発明に従う保護機能を与える珪酸エステルは特に下記
一般式(RO)。
Sl(0Rつ,−。に相当する化合物、それらの加水分
解生成物(部分的加水分解生成物も包含する)、及び該
加水分解生成物、部分的加水分解生成物から、適宜単量
体状の未ける化珪酸エステルとの共働作用により得られ
た縮合物である。
上記の式において、Rは炭素原子1〜20を有し且つ分
枝鎖状であつてもよく及び/又はさらに少なくとも1個
のエーテル型酸素原子を含有していてもよいアルキル、
シクロアルキルもしくはアルケニル基を示すか、或いは
Rはアリールもしくはアラルキル基であることもできる
アルキル又はアルケニル基は線状であることもできるが
、少なくとも1回分岐した炭化水素基が好適である。例
として下記の群が挙げられる:イソプロピル、t−ブチ
ル、3−メチルブチル、2−エチルヘキシル、オクタデ
シル及びオレイル。シクロアルキル基の例には、シクロ
ペンチル、シクロヘキシル又はシクロヘブチルが含まれ
る。アリール基はフエニル基であることもできるが、ア
ルキル置換されたフエニル基(アラルキル基)が好まし
く、特に1個もしくはそれ以上のアルキル基がエステル
結合に対してオルト位置にある場合に好適である。この
例には、o−トリル、0,d−キシリル及び0,d−ジ
エチルフエニル基が含まれる。アラルキル基の例には、
ベンジル、1−フエニルエチル及び2−フエニルエチル
基が含まれる。R′は炭素原子数が1〜4個のアルキル
基を示す。
アルキル基R′は分枝鎖状であつてもよいが、線状の直
鎖炭化水素基、例えばメチル又はエチルが好適である。
記号nはO〜4の数、好適には1〜3を表わす。
上記の型の珪酸エステルは当業界で公知の種々の方法に
より製造することができる、W.NOll,Chemi
eundTechnOlOgiederSilik一一
0ne,第2版、ErlagChemie発行、Wei
nheim,l968,554頁以下参照。本発明に従
う目的のためには、非常な努力をせずに完全に酸不純物
(特にハロゲン化水素)を含まないエステルを得ること
のできる製造方法を用いることが好ましく、その理由は
これらの不純物は公知の如く金属の腐食を生じると思わ
れるからである。本発明に従うと、金属粒子の表面は1
種だけのエステル、それの加水分解生成物及び/又はそ
れの縮合物で被覆することができるが、表面層はまた2
種もしくはそれ以上の珪酸エステル、それらの加水分解
生成物もしくは共加水分解生成物及び/又は縮合物もし
くは共縮合物から生成せしめることができる。従つて本
発明に従つて使用される珪酸エステルは均一な化合物で
あることは絶対的に必要ではなく、一方、製造工程から
得られる反応混合物を直接安定化のために良好に使用す
ることができ、その結果困難な費用のかかる精製方法は
省略される。単量体状のオルト珪酸エステルの代りに、
完全な加水分解のためには不充分な量の水とのそれらの
反応生成物を開始時から使用することができる。
不完全な加水分解は例えば下式により記載されるポリ珪
酸エステルを生成する:〔式中、Rは炭素原子を1〜2
0有し且つ分枝鎖状であつてもよく及び/又はさらに少
なくとも1個のエーテル型酸素原子を含有していてもよ
いアルキル、シクロアルキルもしくはアルケニノレ基:
又はアリ―ルもしくはアラルキル基;又は水素原子を示
し、R″ば炭素原子を1〜4有するアルキル基であるか
又はRと同じであることができ、0及びpはO〜50、
好適には1〜35の数である〕。
金属粒子の発火性を消失させるのに必要な珪酸エステル
の最少量は、粒子の寸法、それらの比表面積(BET窒
素吸着法)及び顔料の有孔性に依存する。顔料の還元度
も重要であり、少量の酸化物又は酸化物一水酸化物を含
有する物質は、匹敵する粒子寸法、BET表面及び孔含
有量に関して、完全に還元された金属粉末より少量を用
いて安定化することができる。最少量は当業者により簡
単な試験により決定することができる。しかしながら、
金属粒子の発火性を消失させるだけでなく空気中で長期
間にわたつて貯蔵したときに粒子の磁性を保有すること
が多くの場合要求されるため、処理はいずれの場合にも
必要な珪酸エステルの最少量より僅かに多い量で実施す
ることができる。それは特に保護表面層が次の処理に対
して有害な影響を有していないからである。従つて、本
発明に従う磁性金属及び合金顔料は、それらの表面に、
少なくとも1種の上記の型のオルト珪酸エステル、その
加水分解生成物及び/又はその縮合物を0.2〜30重
量%、好適には1〜20重量%、そして最も好適には2
〜15重量%の量で含有する。
本発明の磁性金属及び合金顔料は、顔料が最終的に市販
の磁気記録媒体の結合剤中に埋蔵された場合でさえ電気
化学的腐食方法に対する顕著な抵抗性を有するが、ある
目的のためにはさらに高い抵抗性が望まれる。これは珪
酸工スチルコーティングに加えて1種もしくはそれ以上
の抑制剤を含有する磁性金属及び合金顔料において達成
されることが見出された。
この方法で処理された金属粉末は種々の相対湿度の大気
中の大気酸素に対してより大きい安定性を示す。使用さ
れる腐食抑制剤は、当業界で有効であることが知られて
いる入手可能な化合物、例えば高級アミン、アルデヒド
、アルコール又はケトン、アミジン、グアニジン、異種
原子として窒素及び/又は酸素及び/又は硫黄を含有す
る複素環式化合物(ウロトロピン、ビラゾール、イミダ
ゾール、イミダゾリン、オキサゾール、イソキサゾール
、チアゾール、イソチアゾール、トリアゾール、トリア
ジン、ビリジン及び対応するベンゼン一縮合系、例えば
ベンズイミダゾール、ベンゾチアゾール、ベンゾトリア
ゾール、キノリンもしくはイソキノリン、キナゾリンな
ど)、硫黄一窒素化合物、有機アセチレン誘導体、有機
二トロ化合物、ホスホン酸及びホスホノカルボン酸並び
にそれらの誘導体及び塩、窒素含有ホスホン酸又はホス
ホノカルボン酸並びにそれらの誘導体及び塩、カルボン
酸の有機及び無機塩、例えば酢酸塩、安息香酸塩、珪皮
酸塩、サリチル酸塩並びに他の有機及び無機リン酸塩(
ポリリン酸塩)、亜リン酸塩及びスルホン酸塩などであ
ることができる。
もちろん、これらの化合物の適当な混合物も使用するこ
とができる。珪酸エステル層中の腐食抑制剤がベンゾト
リアゾール、ベンゾチアゾール、ベンズイミダゾール、
グアニジン、アミジン及び/又はカルボン酸の金属塩の
系からの化合物でありそして金属を基準にして約0.0
1〜5重量%、好適には約0.1〜4重量%、最も好適
には約0.5〜3重量%の量で存在するような磁性金属
及び合金顔料が特に好適である。
発火性の磁性金属及び合金顔料を、適当な装置(流動床
反応器、回転管など)中で、予め蒸発又は噴霧により微
細分割状態にされている珪酸エステルで処理することに
より、安定化のための保護層を発火性の磁性金属及び合
金顔料に適用することができる。該方法は水蒸気及び/
又は触媒的に活性な物質の作用により補助することがで
き、そして必要に応じて室温より高い温度において実帷
することができる。しかしながら安定化は好適には液相
において、有機及び/又は水性媒体中の懸濁液状の未処
理の顔料を少なくとも1種のオルト一珪酸エステル及び
/又はポリ珪酸エステル並びに適宜少なくとも1種の腐
食抑制剤で処理し、そして約50〜250℃の温度で乾
燥させることにより実施される。
適当な有機媒体には、低級アルコール類例えばメタノー
ル、エタノール又はイソプロパノール、低級ケトン類例
えばアセトン又はブタノン一(2)、及び低級エーテル
類例えばテトラヒドロフラン又は1,4−ジオキサンが
包含される。磁性金属及び合金顔料は、それらが処理に
より安定化されそして熱力学的半安定状態に転化される
前には自己発火性であるため、処理は安全上の理由から
有機/水性媒体中又は水中で実施すべきである。顔料の
分散を促進し(分散剤)及び/又はエステルの加水分解
又は縮合を促進するための助剤を希望により加えること
ができる。そのような助剤の例には、縮合したリン酸塩
、カチオン性、アニオン性、両性もしくは非イオン性湿
潤剤又は表面活性剤、作用が酸性もしくはアルカリ性で
ある遊離形もしくは非流動形の物質もしくは物質の混合
物、及び例えば緩衝液混合物の如きPH安定化用物質が
含まれる。発火性の磁性金属又は合金顔料は有機及び/
又は水性媒体中に一般的方法により懸濁させられる。
珪酸エステル及び適宜抑制剤は液相に、懸濁液の製造前
、中又は後のいずれの時点で加えることもでき、後者の
場合それらは好適には顔料を懸濁さセた直後に加えられ
る。懸濁液の顔料含有量は一般に5〜50重量%の範囲
内である。多くの場合、顔料を分離しそして50〜25
0℃、好適には約80〜150℃の温度で乾燥する前に
顔料をある時間懸濁液中に残しておくことが有利である
と見出された。
この時間(これは好適には約?時間ないし5時間である
)中、懸濁液は室温又はそれより高い温度において、特
に約20〜90℃において攪拌される。処理された磁性
金属及び合金顔料の有機及び/又は水性媒体からの分離
を懸濁夜の噴霧乾燥による顔料の乾燥と組合わせること
が特に好ましい。
この操作のために使用される乾燥気体の温度は約500
℃までであることができる。噴霧乾燥されコーテイング
された顔料は上記の温度における別の熱処理にかけられ
、そして適宜不活性気体雰囲気から酸素含有大気中に移
される。本発明に従う方法は、磁性金属及び合金顔料の
酸化を防止するために、通常、できる限り完全に酸素を
排除して、不活性気体雰囲気中で(″不活性気体雰囲気
1という語は真空も含む)、一般に窒素中で行なわれる
コーテイングされた顔料は、乾燥及び焼もどし(Tem
pering)が完了したときにのみ空気中に送られる
。希望により測定された量の酸素又は空気を加えて、不
活性気体雰囲気を徐々に空気により置換することもでき
る。それにより、空気の直接的接近の直後に酸化するで
あろうし且つそれにより発生するエネルギーのために全
量の顔料用の最初の発火源として作用するかもしれない
、依然として存在している活性中心を確実に安全に不活
性化することができる。この不活性化はもちろん、空気
以外の酸素一気体混合物を用いても得られる。プロトン
性媒体例えば水の使用にもかかわらず、磁性金属及び合
金顔料が悪影響をうけずに上記の方法が成功することを
見出したことは当業者にとつてすら非常に驚ろくべきこ
とである点を指摘すべきである。
飽和磁性化は、本発明に従う顔料中の非磁性保護被覆物
の重量%lと多くとも等しいパーセンテージだけ減少す
る。ある粉末試料中で観察された残留磁気磁性化におけ
る明らかに急な減少は、材料及びパツキングの効果によ
るものであり、テープの残留磁気により影響を受けない
。本発明に従う非発火性の磁性金属及び合金顔料は一般
的方法で顔料の結合剤及び溶媒中分散液にすることがで
き、そしてこれらを次に適当な磁気記録用媒体の製造の
ために使用することができる。
有機及び水性系の両者中でのそれらの優れた分散性は衝
撃的なものである。非混和性はみられなかつた。一方、
分散液を製造するときに結合剤の使用量を顔料上の安定
化用保護層の重量割合に相当する割合だけ減じることが
でき欠点を伴なわないということが予想せぬことに見出
された。これは、特に高度の顔料充填物が要求されると
きに、軽く評価すべきでない長所である。マグネトグラ
ム担体の製造用の技術において公知である普通の結合剤
も原則的に本発明に従う磁性金属及び合金顔料と組合わ
せて使用するのに適している。
これらの結合剤の例には下記のものが含まれる:塩化ビ
ニルと酢酸ビニルとの共重合体、カルボキシル、ヒドロ
キシル又はエポキシド基を含有しているものも含む:塩
化ビニルとアクリル酸又はメタクリル酸エステルとの共
重合体、部分的けん化により得られるヒドロキシル基含
有誘導体も含む;塩化ビニルとヒドロキシル基含有不飽
和単量体、アクリロニトリル又は塩化ビニリデンとの共
重合体;アクリル酸エステルとアクリロニトリル、塩化
ビニリデン又はスチレンとの共重合体:メタクリル酸エ
ステルの共重合体;塩化ビニリデン又はブタジエンとア
クリロニトリルとの共重合体:ポリ弗化ビニル;ポリビ
ニルアセタール、例えばポリビニルホルマール又はポリ
ビニルブチラールリポリウレタンエラストマ一;ポリア
ミド樹脂;ポリエステル樹脂;セルロースを基にした結
合剤:合成ゴムを基にした結合剤;不飽和ポリエステル
樹脂;フエノプラスト、アミノプラスト;硬化剤と組み
合わされたエポキシド樹脂:反応性の改質されたアルキ
ツド樹脂;イソシアネート基で改質されたポリエーテル
;及び反応性イソシアネート基含有ポリウレタン予備重
合体をベースにした結合剤。もちろん、これらの結合剤
の適当な混合物も使用することができる。磁気記録用媒
体の製造において普通使用されている型の添加物を顔料
分散液の製造中の適当な段階において加えることもでき
る。
そのような添加物の例は、分散剤、潤滑剤、可塑剤、殺
菌剤、老化安定剤、静電防止剤、及び非磁性化充填材又
は顔料である。本発明に従う磁性金属及び合金顔料は全
ての型の磁気記録用媒体、例えばオーデイオテープ、ビ
デオテープ、器楽用テープ、コンピユーターテープ、軟
質及び硬質磁気カード、軟質磁気デイスク、硬質磁気及
びドラム貯蔵器の製造のために使用することができる。
これらの型の磁気情報担体は、像及び音の記録用、測定
データの貯蔵用、データ処理工場用の外部貯蔵器として
、記録保管目的用、テキスト処理システム用、並びに例
えば定期、クレジツトカード及び旅行チケツトの如き同
定システム用に使用される。
本発明を以下の実帷例でさらに詳細に記載するが、それ
らは単に説明のためのものであり、本願の主題を限定す
るものではない。
実施例中に示されている磁性データは35K0eの場で
測定されたものである。実施例 1 実質的に鉄からなる209の針状の発火性の金属顔料(
IHC:JモV20e,Br/ρ:1102Gg−1c7
ri,4πIs/ρ:1855Gg−1d,Br/4π
Is:0.59)スクリユ一型攪拌機を用いて200g
の蒸留水中に分散させた。
この処理中に4gのテトラエチルシリケートを加えた。
懸濁液を沢過し、そして▲過ケーキを窒素流中で105
℃で10時間乾燥した。冷却後に、試料を空気にあて、
そして粉末状とした。この試料の磁性粉末データを、(
4)直ちに及び(8)空気中で薄層状で25℃及び65
%の相対湿度で10日間貯蔵した後に測定した。実施例
2 軽沸点留分(最終圧力、20ミリバール、サップ温度、
95℃以下)の除去後に得られた、3.79の1モルの
テトラエチルシリケートと1モルのn−オクタデカノー
ルとの反応生成物を、1209のブタノン一(2)及び
309の蒸留水の混合物中に溶解させた。
実質的に鉄からなる159の針状の発火性の金属顔料(
IHc:11260e,Br/ρ:1233Gg−1C
Tit,4πs/ρ:1950Gg−1d,Br/4π
Is:0.63)をこの溶液中に溶解剤を用いて分散さ
せた。生成した懸濁液を65℃で75分間攪拌した後に
、溶媒並びにエステル加水分解及び縮合生成物を回転蒸
発器中で30ミリバールの最終的圧力及び80℃までの
温度において蒸発させた。顆粒状物質を90℃において
不活性気体中で1時間加熱処理した。この試料に対して
、(4)直ちに及び(8)10日間にわたり空気中で薄
層状で25℃及び65%の相対湿度において貯蔵した後
に、測定された磁性粉末データは以下の如くであつた:
実施例 3 3a 10.49の2−エチルヘキシルオキシ−トリエトキシ
シランを3159のエタノール及び1359の蒸留水の
混合物中に溶解させた。
PHを酢酸の添加により4.5に調節し、そして溶液を
室温で1時間攪拌した。次に509の発火性の鉄顔料(
IHc:7140e,Br/ρ:973Gg−1d,4
πIs/p:1864Gg−1d,Br/4πs:0.
52)をこの溶液中に溶解剤を用いて分散させた。顔料
懸濁液を50℃で1時間攪拌し、そして次に窒素を用い
て操作されている(180〜200℃の乾燥用気体温度
)研究室用噴霧乾燥器(IRA小型噴霧乾燥器HO)中
に供給した。噴霧乾燥された顔料を100℃において窒
素下で1時間焼もどし、その後、微細分割状物質の試料
を空気中に移した。これらの試料の磁性粉末データを直
ちに囚;10日間にわたつて空気中で薄層状で25℃及
び65%の(B)及び95%の0相対湿度において貯蔵
した後に測定した。3b 8.69の2−エチルヘキシルオキシ−トリエトキシシ
ランを1601のエタノール及び65f1の蒸留水の混
合物中に溶解させた。
PHを酢酸の添加により45に調節し、そして溶液を室
温で1時間攪拌した。509の実施例3中と同じ発火性
の鉄顔料の混合物を、1f!の1,2−ペンタメチレン
ーベンズイミダゾールが予め溶解されている1559の
エタノール及び70gの蒸留水の混合物中で同時に製造
した。
この懸濁液を高速スタラ一を用いてシラン溶液で希釈し
、そしてその後の工程は実施例3aと同じに行なつた。
磁性粉末データを実施例3に記載されている如くして測
定すると、下記の結果が得られた。3c 8.6f1の2−エチルヘキシルオキシ−トリエチルオ
キシシラン及び19のプレベントール(Pre一Ent
nl)(商標)CI6(エトキシル化された2−メルカ
プトベンズイミダゾール、バイエルAG)を3159の
エタノール及び1359の蒸留水の混合物中に溶解させ
た。
溶液を室温で1時間攪拌した後に、509の実施例3と
同じ発火性の鉄顔料をその中に懸濁させた。その後の工
程は実帷例3aにおけると同じであつた。安定化された
顔料の磁性粉末データの測定から得られた結果は下記の
如くであつた。3d 8.6f!の2−エチルヘキシルオキシ−トリエトキシ
シラン及び19の1−ヒドロキシベンゾトリアゾールを
、3159のエタノール及び1359の蒸留水の混合物
中に溶解させた。
50yの実帷例3と同じ発火性の鉄顔料をこの溶液中に
懸濁させた。
懸濁液を製造した直後にそれを噴霧乾燥すること以外は
その後の工程は実施例3におけると同じに行なつた。安
定化された顔料の磁性粉末データの測定から得られた結
果は下記の如くであつた。3e 19のプレベントールCI6(商標)の代りに1gのシ
クロヘキシルイミノ−カルボン酸ジモルホリドを使用し
たこと以外は、工程は実施例3と同じであつた。
安定化された顔料の磁性粉末データの測定から得られた
結果は下記の如くであつた。3f 11の1,2−ペンタメチレンベンズイミダゾールの代
りに1gのイソフオロンジアミンービスーカプロラクタ
ムアミジンを使用したこと以外は工程は実帷例3bと同
じであつた。
安定化された顔料の磁性粉末データの測定から得られた
結果は下記の如くであつた。テープ中の腐食抵抗性を評
価するために、テープの短かい試料を下記の方法により
、安定化された顔料及び比較用の未処理の発火性の鉄顔
料を用いて製造した。
1gの金属顔料を、さらに(顔料を基準にして)4重量
%の分散剤を含有する等部の酢酸エチル及び酢酸ブチル
中のポリ塩化ビニル/ポリ酢酸ビニル共重合体の12重
量%溶液25cc中、ミユラ一(Muller)一分散
機を用いて、6kpの負荷下で175回転において分散
させた。
得られたラツカ一の試料を30μの厚さのポリエステル
箔上で90μの膜延伸装置を用いて延ばし、そして次に
磁場中で配向しそして乾燥した。より正確な情報を得る
ために、数回のテープ試料を各顔料試料から製造し、そ
して得られた各試料を室温において48時間貯蔵した。
均一に円滑なそして閉じられた表面を有するテープ試料
を次に、55℃の一定温度及び95%の相対湿度の風化
室中に加えた。磁性層の状態を直接光線の中で35倍の
倍率でみることにより評価した。試料の結果を下表にま
とめた。
実施例 4 実質的に鉄からなる10gの針型の発火性の金属顔料(
IHc:8440e,Br/ρ1182Gg−1cfi
L,4πIs/ρ:1917Gg−1dJBr/4πI
s:0.62)を、199のドデシルオキシトリエトキ
シシランの50gの1,4−ジオキサン及び309の蒸
留水の混合物中の乳化液中にコソツフスタラ一を用いて
懸濁させた。
懸濁液を40℃で3時間攪拌した。それを次に沢過し、
そして沢過ケーキを窒素流中で150℃で8時間乾燥し
た。冷却した生成物の試料を空気と接触させそして粉砕
した。この試料の磁性粉末データを(4)直ちに及び(
8)空気中で薄層状で25℃及び65%の相対湿度にお
いて10日間貯蔵した後に測定した。実帷例 5 4,4gのo−メチルフエノキシートリエトキシシラン
を809のイソプロパノール及び209の蒸留水の混合
物中に溶解させた。
溶液のPHをアンモニア水を用いて9に調節した。実質
的に鉄からなる針状の金属顔料(IHc:13130e
,Br/ρ:1137Gg−1〜,4πIs/ρ:19
35Gg−1〜,Br/4πIs:0.59)をその中
に混合用サイレンを用いて分散させた。顔料懸濁液を次
に85℃で1時間攪拌した。それを沢過し、そして沢過
ケーキを窒素流中で130℃で9時間乾燥した。冷却後
、試料を空気中で粉砕した。この試料に関して、(4)
直ちに及び(8)空気中で薄層状で25℃及び65%の
相対湿度において10日間貯蔵した後に、測定された磁
性粉末データは下記の如くであつた。実施例 6 2859の、 25.7重量%のテトラエチルシリケート、43.3重
量%の2−エチルブチルオキシ−トリエトキシシラン、
22.9重量%のビス一(2−エチルブチルオキシ)−
ジエトキシシラン、6.8重量%のトリス一(2−エチ
ルブチルオキシ)エトキシシラン、0.9重量%のエタ
ノール、及び 0.4重量%の2−エチルブタノール の混合物を、67509のエタノール及び22509の
蒸留水の混合物中に溶解させた。
溶液のPHは酢酸の添加により4.2に調節されていた
。溶液を室温で90分間撹拌した後に、実質的に鉄から
なる10009の針状の発火性金属顔料(IHc:10
500e,Br/ρ:1182Gg−1d,4πIs/
ρ:1910Gg−1CTit,Br/4πIs:0.
62)をその中に溶解剤を用いて分解させた。生成した
懸濁液を45℃で2時間攪拌し、そして次に窒素下で操
作されている(180〜200℃の乾燥気体温度)研究
室用の噴霧乾燥器(IRA小型噴霧乾燥気体装置HO)
中に供給した。噴霧乾燥された顔料を窒素下で110℃
で2時間焼もどし、それが冷えたときに、粉末状生成物
の試料と空気と接触させた。この試料に関して、(4)
直ちにそして(B)薄層状で25℃及び65%の相対的
湿度において10日間貯蔵した後に、下記の磁性値が測
定された。磁気テープの製造 a)物理的乾燥結合剤系: 2369の安定化された金属顔料を、539のポリ塩化
ビニル/ポリ酢酸ビニル共重合体、4.5gのシリコー
ン油及び69の分散剤の、4409の酢酸エチルと酢酸
ブチルの等部混合物中溶液の中に分散させ、そしてペプ
ルミル(粉砕媒体:直径が1,2及び3mmのガラス球
)中で3.5時間にわたつて粉砕した。
混合物を次にf過し、そしてラツカ一を厚さが12μの
ポリエステル箔に適用し、そしてラツカ一中に分散され
ている鉄顔料を磁場中で配向させた。次に磁性層を乾燥
した。層の厚さは乾燥時に約6μであつた。テープに関
する磁性測定結果を示す: 1Hc10200e(10020e) Br3O5OG(3150G) Br/BsO.78(0.78。
かつこ内の値は安定化されていない顔料から得られた対
応するテープのデータであ゛る。
2種のテープは、磁気的に活性な物質に関する同様な容
量充填要素を有していた。
b)交叉結合性結合剤系 2759の安定化された金属顔料を、14.49のポリ
塩化ビニル/ポリ酢酸ビニル共重合体、59のアクリロ
ニトリル/ブタジエン共重合体、19.49のポリエス
テルウレタン、92.49のヒドロキシル含有ポリアク
リレート及び8.59の分散剤の、231′のテトラヒ
ドロフラン、115.59のメチルイソブチルケトン及
び51.79のシクロヘキサノンの混合物中溶液の中に
分散させた。
混合物を次にペプルミル(粉砕媒体:直径が1.2及び
3mmのガラス球)中で3.5時間にわたつて粉砕した
。結合剤系を交叉結合させるために、粉砕時間の終了3
0分前に19.49の多官能性の脂肪族イソシアネート
を加えた。次に生成物を沢過し、ラツカ一を12μの厚
さのポリエステル箔に適用し、そしてラツカ一中に分散
された鉄顔料を磁場中で配向させた。次に磁性ラツカ一
を乾燥した。それの厚さは乾燥状態で約6μであつた。
テープ上の磁性測定結果を示す。
IHc:10390e Br:2700G Br/Bs:0.76 c)水性の物理的乾燥性結合剤系 2401の安定化された金属顔料を、(顔料を基にして
)8重量%の分散剤を含有している1769の蒸留水中
に懸濁させた。
2009のアクリレート/スチレン共重合体の50%分
散液及び10gのブチルジグリコールアセテートの混合
物を懸濁液に加え、そして全体の混合物をペプルミル(
粉砕媒体:直径が1,2及び3m1のガラス球)中で3
.5時間にわたつて粉砕した。
次に生成物を沢過し、ラツカ一を厚さが12μのポリエ
ステル箔に適用し、そしてラツカ一中に分散された鉄顔
料を磁場中で配向した。磁性層を乾燥した。層厚さは乾
燥時に約6μであつた。テープに関する磁性測定結果を
示す。
IHc:10500e Br:2600G Br/Bs:0.72。
実施例 7 揮発性成分の除去後に得られた(最終圧力、18ミリバ
ール;ため温度、175℃以下)、1モルのテトラエチ
ルシリケートと1モルの9−オクタデセン一1−オーノ
レの反応生成物5.89を、アンモニアでPH6.8に
調節されている2709のイソプロパノールと1809
の蒸留水との混合物を用いて乳化した。
溶解剤を用いて、実質的に鉄からなる509の針型の発
火性の金属顔料(IlIc:8520e,Br/ρ:1
108Gg−1〜,4πs/ρ:1847Gg−1d,
Br/4πIs:0.60)をこの乳化液中に分散させ
た。懸濁液を50℃で45分間攪拌し、そして次にHO
型1RA小型噴霧乾燥装置中で)不活性条件下で約20
0℃の乾燥用気体温度において噴霧乾燥した。粉末状生
成物の試料を空気にあてた。この試料から、直ちに(4
)及び空気中で薄板状で25℃及び65%の相対湿度に
おいて10日間貯蔵した後に但)測定された磁性粉末デ
ータは下記の如くであつた。j 実施例 8 13gの2−エトキシエチルオキシ−トリエトキシシラ
ンを135gのエタノール及び3159の蒸留水の混合
物中で乳化した。
50gの針状の発火性鉄顔料(IHc:9990e,B
r/ρ:1005Gg−1d,4πIs/ρ:1771
Gg−1CTit,Br/4πIs:0.57)を次に
その乳化液中に分散させた。
生成した懸濁液を室温で30分間攪拌し、次に乾燥用の
気体である窒素が200〜220℃の間の温度を有する
研究室用噴霧乾燥器(HO型RA小型噴霧乾燥装置)に
供給した。噴霧乾燥された顔料を空気にあてた。直ちに
(4)及び空気中で薄層状で25℃及び65%の相対湿
度で10日間貯蔵した後に(8)測定された磁性粉末デ
ータは下記の結果を与えた。実帷例 9 実質的に鉄からなる75gの針状の発火性金属顔料(I
Hc:8450e,Br/ρ:1150Gg−1cTi
L,4πIs/ρ:1916Gg−1d,Br/4πI
s:0.60)を溶解剤を用いて12.89のシクロヘ
キシルオキシ−トリエトキシシランの2649のイソプ
ロパノール及び3969の蒸留水の混合物中乳化液の中
に懸濁させた。
乳化液は最初にアンモニア水の添加により5のPHに調
節されていた。金属顔料懸濁液を75℃において30分
間攪拌し、次に窒素下で噴霧乾燥した(HO型1RA小
型噴霧乾燥装置;乾燥温度、約200℃)。冷却された
生成物の試料を空気にあてた。この試料の磁性粉末デー
タを、直ちに(A)及び空気中で薄層状で25℃及び6
5%相対湿度において10日間貯蔵した後に03)、測
定した。結果を以下に示す: 実施例 10 3309の2−エチルブチルオキシ−トリエトキシシラ
ンを70℃において触媒としての非流動性酸の存在下で
、609のエタノール中に溶解されている189の蒸留
水と反応させた。
冷却された反応混合物を沢過し、そして30ミリバール
の最終的圧力及び70℃以下の温度において低沸点こ成
分を除いた。5gのこのようにして得られた生成物を8
89のメタノール及び352gの蒸留水の混合物中で乳
化した。
実質的に鉄からなる509の針状の発火性金属顔料(I
Hc:7140e,Br/ρ:973Gg−1CTIL
,4πIs/ρ:1864Gg−1cd,Br/4πs
:052)を次にこの乳化液中に懸濁させた。懸濁液を
室温で1時間攪拌し、次に不活性条件下で200〜22
0℃の範囲の乾燥用気体温度において(HO型RA小型
噴霧乾燥装置中で)噴霧乾燥した。空気にあてられた粒
.子状物質の試料は、製造直後囚及び空気中で薄層状で
25℃及び65010の相対的湿度において10日間貯
蔵した後に(B)、下記の磁性粉末データを有すること
が見出された:実施例 11 3979の、 20重量%のテトラエチルシリケート、 53,4重量%の2−エチルヘキシルオキシートリエト
キシシラン、40.3重量%のビス一(2−エチルヘキ
シルオキシ)−ジエトキシシラン、3.7重量%のトリ
ス一(2−エチルヘキシルオキシ)一エトキシシラン及
び0.6重量%のエタノールの 混合物を触媒としての非流動性酸の存在下で70℃にお
いて809のエタノール中に溶解された179の蒸留水
と反応させた。
次に反応混合物を冷却し、沢過し、そして30ミリバー
ルの最終的圧力及び70℃以下の温度において低沸点成
分を除去した。実質的に鉄からなる50gの針状の発火
性金属顔料(IHc:10940e,Br/ρ:108
6Gg−1〜,4πIs/ρ:1742Gg−1iBr
/4π1s:0.62)を次にこのようにして得られた
69の生成物の4409の蒸留水中の乳化液の中に分散
させた。懸濁液を回転蒸発器中で30ミリバールの最終
的圧力及び150℃以下の温度において蒸発乾固し、そ
して顆粒状物質を窒素下で冷却した。冷却された生成物
の試料を粉砕し、そして空気にあてた。この試料から直
ちに囚及び空気中で抱層状で25℃及び65010の相
対的湿度において10日間貯蔵した後に(B)測定され
た磁性粉末データは下記の如くであつた。上記の詳細な
説明及び実施例は説明のためのものであり、本発明を限
定するものではないことは理解されるであろうし、また
本発明の精神及び範囲内の他の態様も当業者には自明で
あろう。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 磁性金属又はその合金の重量の約0.2〜30%の
    量でオルト−珪酸エステル、その加水分解生成物及びそ
    の縮合生成物からなる群より選ばれる少なくとも1員の
    コーティングを有する磁性金属又はその合金の顔料。 2 該コーティングが約1〜20重量%の量で存在する
    特許請求の範囲第1項記載の顔料。 3 該オルト−珪酸エステルが式 (RO)_nSi(OR′)_4_−_n〔式中、Rは
    炭素原子を1〜20個有し且つ分枝鎖状であつてもよく
    及び/又はさらに少なくとも1個のエーテル型酸素原子
    を含有していてもよいアルキル、シクロアルキルもしく
    はアルケニル基;アリール基;又はアラルキル基であり
    、R’は炭素原子を1〜4個有するアルキル基であり、
    そしてnは0〜4である〕 のものである特許請求の範囲第1項記載の顔料。 4 該コーティングがさらに腐食抑制剤を該金属又は合
    金の約0.01〜5重量%の量で含有する特許請求の範
    囲第1項記載の顔料。 5 該腐食抑制剤が該金属又は合金の約0.1〜4重量
    %の量で存在し、ベンゾトリアゾール、ベンゾチアゾー
    ル、ベンズイミダゾール、グアニジン、アミジン又はカ
    ルボン酸の金属塩の少なくとも1種からなる特許請求の
    範囲第4項記載の顔料。 6 該コーティングが約2〜15重量%の量で存在し、
    そしてさらに腐食抑制剤としてベンゾトリアゾール、ベ
    ンゾチアゾール、ベンズイミダゾール、グアニジン、ア
    ミジン又はカルボン酸の金属塩の少なくとも1種を該金
    属又は合金の約0.5〜3重量%の量で含有する特許請
    求の範囲第3項記載の顔料。 7 磁性金属又はその合金の顔料を、オルト−珪酸エス
    テル又はポリ珪酸エステルの少なくとも1種を含有する
    液体媒体中に懸濁させ、該顔料を該液体媒体から分離し
    、そして該顔料を約50〜250℃で乾燥することを特
    徴とする特許請求の範囲第1項記載の顔料の製造方法。 8 該液体媒体がさらに腐食抑制剤を含有する特許請求
    の範囲第7項記載の方法。 9 該乾燥を不活性気体雰囲気中で行ない、そして乾燥
    された顔料をその後酸素含有雰囲気に移す特許請求の範
    囲第8項記載の方法。
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