JPS59153259A - 取引処理装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （発明の分野） 本発明は、取引処理装置における集計方法に関し、例え
ば電子式キャッノユレジスタあるいは給油所用処理装置
（５ｓ−ｐｏｓ）等において、日報集計のための各集計
項目のレベル設定をユーザが容易に行なえるようにしだ
集信１方法に関する。

（発明の背景） 従来、電子式キャッシュレノスタあるいは５Ｓ−ＰＯＳ
等においては例えば１日ごとに取引データの集計を行な
う日報集計が行なわれていたが、この日報集計を行なう
だめの商品の範囲等はユーザ側においては自由に設定す
ることは不可能であるか、あるいはたとえユーザ側で集
計商品を設定できるとしても単一商品の商品コードの設
定が行なえるのみであって集計範囲を自由に設定したり
あるいはまたリポートのリフト順位すなわち項目番号を
使用してのプリセットは不可能であった。

そのため、前記従来形においては、各顧客ごとに取引処
理装置の集計範囲等をメーカ側においてフ０リセットし
ておく必要があり、取引処理装置の価格が高くなるとと
もに、各ユーザ側において取引商品の増加あるいは変更
等の際における日報集計の範囲の変更に迅速に対処でき
ないという不都合があった。

（発明の目的） 本発明の目的は、前述の従来形における問題点に鑑み、
取引処理装置における集計方法において、日報集計の範
囲等をユーザ側において容易に設定できるようにし、ユ
ーザ側の状況に応じて容易に日報集計の設計および変更
を行橙うことかできるようにして取引上の便を図ること
にある。

（発明の構成および効果） 本発明は、取引処理装置における集計方法において、各
集計レベルに対応するファイ−ルに商品コードおよび項
目番号等を登録しておき、商品コードが入力されるごと
に該ファイルを検索して各集計項目ごとの集計データを
得るようにするという構想に基づくものであり、とのよ
うな構想によってユーザが容易に集計商品の範囲等を設
計しかつ変更できるようにすることが可能に々す、各ユ
ーザにおける取引条件の変化に容易に対処することが可
能になる。また、集計処理に要する人手を軽減し取引処
理における信頼性を向上することが可能となる。

（発明の実施例） 以下、図面により本発明の詳細な説明する。

第１図は、本発明の１実施例に係わる集計方法を実施す
るための取引処理装置の回路構成の概略を示す。同図は
、１例としてガソリンスタンド等において用いられる５
ｓ−ｐｏｓの回路構成を示したものであり、プロセッサ
１とキーボード２と、プリンタ３と、ディスプレイ４と
、リードオンリメモリ５と、ランダムアクセスメモリ６
を具備する。プリンタ３は、レシート等の印字および日
報集計の結果等を印字するために用いられる。ディスプ
レイ４は、例えば数字表示器またはＣＲＴディスプレイ
等によって構成される。リードオンリメモリ５は、各種
の処理７０ログラムを記憶するために用いられ、ランダ
ムアクセスメモリ６は各種の作業領域およびテーブル類
を格納するために用いられる。

第２図は、第１図の装置におけるキーボード２上のキー
配置の１例を示す。同図のキーボード２上には例えば各
商品ごとに割ｇ当てられる商品キー２０１置数キー２１
、現金キー２２、数量または単価の設定を行々うための
数量単価キー２３、および取引処理装置の動作モードを
設定するためのモードキー２４等が配置されている。

第３図は、本発明の１実施例に係わる集計方法において
用いら汎る各集計レベルの内容の１例を示す。すなわち
、本発明の１実施例に係わる集計方法においては、例え
ば集計レベル１の場合は各商品コードごとに個別に集計
が行なわれ、レベル２においては所定の商品コード範囲
における個別的な集計が行なわ汎、集計レベル３におい
ては所定の項目番号範囲における小計が行なわれる。ま
た集計レベル４の場合は所定の商品コード範囲につき小
計が求められる。以下同様にして、集計レベル５および
６は中針が求めら汎る商品に付され、集計レベル７およ
び８は大計が求めら九る商品に付され、集計レベル９は
すべての商品コードについての総計が求められるレベル
を示している。した゛がって、本発明においては、各商
品コードおよび集計項目に対応してこのような集計レベ
ルを登録しておくことにより、各集計レベルに所属する
商品の集計が行なわれる。

第４図は、本発明の１実施例に係わる方法を行なうだめ
の取引処理装置のメモリ内に設けられた洛種領域を示す
、入力商品エリアは、商品キーによって入力された商品
コード全格納するエリアであり、入力データエリアは取
引商品の数量および金額等がキーインされた時にこれら
の値を記憶するためのエリアである。ファイル番号カウ
ンタは各レベルに対応するファイルの番号を記憶するエ
リアであシ、集計項目番号エリアは集計項目番号および
該集計項目番号に対する集計項目につき数量を集計する
かまたは金額を集計するかあるいは数量および金額とも
に集計するかを示す情報を記憶するエリアである。集計
光エリアは各項目番号ごとに集計数量および集計金額を
記憶するエリアである。

第５図は、本発明の１実施例に係わる方法に用いられる
レベルデータを記憶するためのファイルの構成を示す。

第５図（ａ）はファイルの管理データを記憶するエリア
を示し、各ファイル番号ごとにファイル情報が記憶さ扛
ている。このファイル情報としては例えば、比較部の長
さｔｌｏおよびレコ−ド長ｔ１Ｒ等が記憶される。なお
、このファイル管理データは取引処理装置が出荷される
前に予め書き込まれるものである。第５図（ｂ）は、集
計商品ファイルの構成を示す。このファイルには各レベ
ルに対応する集計商品データを記憶するファイル１、フ
ァイル２．・・・、ファイル９等のファイル部があシ、
各ファイル部には商品コード、項目番号および集計デー
タが数量であるかまたは金額であるか等の情報が格納さ
れている。これらの各ファイル部、すなわちファイル１
．ファイル２．・・・。

ファイル９のエリアの先頭部に１は各ファイル部の長さ
ｉｌ、ｔ２．・・、ｔ、ｆ記憶するエリアが設けられて
いる。なお、各ファイル部の最後には終了マークが設け
られている。

本発明の１実施例に係わる集計方法を第６図を参照して
具体的に説明する。ユーザが必要とする日報が第６図（
ｂ）に示されるものであるとすると、ユーザは次のよう
な手順で集計データのプリセットを行なう。まず、第６
図（ｂ）のリスト順に項目番号をつけて、各項目ごとに
数量および金額につき集計の要否を決定する。次に、各
項目ごとに集計レベルを判断して第６図（ａ）のように
集計レベル番号を割り当てる。例えば項目番号］の・・
イオクガソリンの場合は数量のみの集計が必要とさ九、
４つの集計レベル１，３；５，８が付されている。

すなわち、・・イオクガソリンの場合は個別の集計で加
算される他、小計、巾計、および大計においてそれぞれ
加算が行なわれることが要求されている。このようにし
てリスト順に項目番号等が決定された後、前述のキーボ
ードにより各集計レベルごとに集計レベル、商品コード
、項目番号および数量金種別のデータを入力する。この
ようなデータ入力により、第６図（ｃ）のようなファイ
ル分けされたフ０リセットデータが構成され第５図（ｂ
）に示すようなフォーマットによシ各ファイル部が作成
される。例えば、ファイル２には項目４，５．６の商品
コードおよび数量金種別データ等が格納される。なお、
レベル番号はファイル番号に対応しているので特にこれ
を記憶する必要はない。このようにして、ユーザは自由
に集計商品ファイルの内容を書き換えることができ、リ
ポートリストの内容を自由に決定することが可能となる
。

第７図は、本発明の１実施例に係わる集計方法を行なう
ための取引処理装置における処理手順を示す。何らかの
キーが押下されるとキー人力割シ込みによシ同図の処理
ルーチンが実行される。まず、モードキーが売上モード
になっているか否かが判定され売上モードになっている
場合は売」二集計処理が行なわれる。売上集計処理にお
いては、商品キーが押下されたか否かが判定され、商品
キー以外のキーが押下さ汎だ場合、例えば現金キーその
他が押下された場合は図示しないルーチンにて処理され
る。商品キーが押下された場合は、同時に入力される商
品コード、数量および金額を入力データエリアにセット
し、ファイル番号を１とする。次に、ファイル管理デー
タ部から比較桁、およびレコード長全読み出す。そして
、該当するファイルのアドレス全算出して一致項目の検
索を行なう。もし一致項目があればその項目番号と数量
金種別データとを取９出し、こｎらのデータに基すき集
計光エリアの該当位置に数量および金額を加算する。次
にファイル番号を１だけ増加しすべてのファイルが終了
したか否かを判定する。このよのにして、１回の商品キ
ーの押下によりファイルエないしファイル９壕でをすべ
てファイル番号カウンタにより検索する。すべてのファ
イルにつき検索が終了すると入力データをプリントアウ
トして処理を終了する。

これに対して売上モードでない場合は、プリセット処理
が行なわれ、まず集計商品のプリセットであるか否かが
判定される。集計商品のプリセ。

トである場合は、ファイル管理データにて入力値のチェ
ックを行なう。入力値が適切なものであれば、プリセッ
トエリアの空きチェックを行なう。

もしン０リセットエリアに空きがあれば入力された集計
レベルデータに応じて該当ファイルアドレスを算出しデ
ータの挿入位置の検索を行なう。そして、新たな入力デ
ータをセットし、ファイル部先頭のファイル長さデータ
を更新しておく。最後にプリセットデータをプリントア
ウトして処理を終了する。

以上述べたように、本発明においては、ユーザが自由に
集計商品ファイルの内容をプリセットすることが可能と
なり、このようにしてプリセットされた集計商品ファイ
ルの内容を用いて商品取引の際に押下された商品キーに
応じて集計先エリアに必要なデータが各項目ごとに集計
されるから、後にこの集計先エリアの内容全出力するこ
とにより所望の集計リスト’ｌ得ることが可能になる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の１実施例に係わる集計方法を実施する
だめの取引処理装置の構成全示すブロック回路図、第２
図は第１図の装置に用いられているキーボード上のキー
配置を示す平面図、第３図は集計レベルの内容を示す説
明図、第４図（ａ）ないしくｂ＞−および第５図（ａ）
および（ｂ）は第１図の装置におけるメモリ内に設けら
扛た各種エリアおよびファイル等の構成を示すフォーマ
、ト図、第６図は本発明の１実施例に係わる集計方法を
具体的に説明するだめの説明図、そして第７図は本発明
の１実施例に係わる集計方法の手順を説明するだめのフ
ローチャートである。 ６・・・ランダムアクセスメモリ、２０・・・商品キー
、２１・・・数字キー、２２・・現金キー、２３・・数
量単価キー、２４・・モードキー。 特許出願人　立石電機株式会社

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. それぞれの集計レベルに対応する集計項目をプリセット
   することによシ各集計レベルに対応するファイルに該集
   計レベルの項目番号および商品コードを登録し、以後商
   品コードを入力するごとに該項目番号に対応する集計エ
   リアに取引数量または金額を加算し、該集計エリアのデ
   ータにもとづき各集計項目ごとの集計データを出力する
   ようにしたことを特徴とする取引処理装置における集計
   方法。