JPS5915280Y2 - パルスモ−タの振動制御回路 - Google Patents
パルスモ−タの振動制御回路Info
- Publication number
- JPS5915280Y2 JPS5915280Y2 JP1977171838U JP17183877U JPS5915280Y2 JP S5915280 Y2 JPS5915280 Y2 JP S5915280Y2 JP 1977171838 U JP1977171838 U JP 1977171838U JP 17183877 U JP17183877 U JP 17183877U JP S5915280 Y2 JPS5915280 Y2 JP S5915280Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pulse
- motor
- delay means
- phase
- time
- Prior art date
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- Control Of Stepping Motors (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案はパルスモータの回転振動を電気的に制御するた
めの制御回路に関する。
めの制御回路に関する。
従来、3相パルスモータの駆動回路構成は、第1図に示
すようにトリガ端子1からの入力パルスは駆動回路2に
入り、駆動回路2はパルスモータ巻線3a、3b、3C
を入力パルスの到来ごとに順次切換えて励磁する構成で
ある。
すようにトリガ端子1からの入力パルスは駆動回路2に
入り、駆動回路2はパルスモータ巻線3a、3b、3C
を入力パルスの到来ごとに順次切換えて励磁する構成で
ある。
、このような回路のトリガ端子1に入力パルスを加える
とパルスモータはステップ回転し、入力パルスを取去れ
ばモータ軸は第2図に示すように目標とする停止角度位
置θSを中心にして自由減衰振動を行なう。
とパルスモータはステップ回転し、入力パルスを取去れ
ばモータ軸は第2図に示すように目標とする停止角度位
置θSを中心にして自由減衰振動を行なう。
第2図において横軸は時間t、たて軸はモータ軸の角度
位置θを示す。
位置θを示す。
第2図から明らかなように、モータ軸の停止角度位置が
θSになるまでの時間はモータ軸の振動が十分減衰する
までの時間t0S以上必要であり、この時間toSは通
常数IQms(ミリセコンド)以上とかなり大きく実用
上好ましくない。
θSになるまでの時間はモータ軸の振動が十分減衰する
までの時間t0S以上必要であり、この時間toSは通
常数IQms(ミリセコンド)以上とかなり大きく実用
上好ましくない。
本考案の目的はこれらの欠点を解決するために、電気的
な制御によってモータ軸の振動を抑制しようとするもの
であり以下詳細に説明する。
な制御によってモータ軸の振動を抑制しようとするもの
であり以下詳細に説明する。
第3図は本考案の一実施例であって、1はトリガ端子、
2は駆動回路、3a、3b、3Cはモータの巻線、4は
電源、5はANDゲート、6は信号端子、7.8.9は
遅延回路、10はORゲートである。
2は駆動回路、3a、3b、3Cはモータの巻線、4は
電源、5はANDゲート、6は信号端子、7.8.9は
遅延回路、10はORゲートである。
トリガ端子1からの入力パルス列の最後の人力パルスが
到来する直前に端子6に信号を与えてゲート5を開く。
到来する直前に端子6に信号を与えてゲート5を開く。
入力パルスはORゲート10を通つて駆動回路2に入す
モータ巻線3a、 3b、 3Cの励磁を所定の順
序に従って切換える。
モータ巻線3a、 3b、 3Cの励磁を所定の順
序に従って切換える。
なお、モータ巻線3a、3b、3CをここではA相、B
相、C相と呼ぶことにし、励磁相の切換えはこの順序で
行なわれるものとする。
相、C相と呼ぶことにし、励磁相の切換えはこの順序で
行なわれるものとする。
これと同時に入力パルスはゲート5を通ってパルス遅延
回路7に入る。
回路7に入る。
さらに遅延回路7からの出力は遅延回路8に入り遅延回
路8の出力は遅延回路9に入社これらの遅延回路7.
8. 9の出力はそれぞれORゲート10を通って駆動
回路2に入りパルスモータの励磁相を切換えることにな
る。
路8の出力は遅延回路9に入社これらの遅延回路7.
8. 9の出力はそれぞれORゲート10を通って駆動
回路2に入りパルスモータの励磁相を切換えることにな
る。
ここで遅延回路7.8.9の出力11.12.13を第
4図aのように設定しておく。
4図aのように設定しておく。
すなわち最後の入力パルス14からT1時間後に遅延パ
ルス11が発生し、それよりT2時間後に遅延パルス1
2が、T3時間後に遅延パルス13が発生する。
ルス11が発生し、それよりT2時間後に遅延パルス1
2が、T3時間後に遅延パルス13が発生する。
ここで遅延時間T2はパルスモータの応答周波数の周期
に比べて無視できるほどの時間とする。
に比べて無視できるほどの時間とする。
つまりパルスモータの応答周波数の周期は高々数100
μs(マイクロセコンド)以上であり、これに対してT
2を数μSオーダとすることは簡単であり実用的にもこ
のオーダで寸分である。
μs(マイクロセコンド)以上であり、これに対してT
2を数μSオーダとすることは簡単であり実用的にもこ
のオーダで寸分である。
このようにした時のパルスモータの軸回転は第4図すに
示したように入力パルス14が駆動回路2に入ったこと
によりモータ巻線の励磁相がA相からB相に切換わるも
のとすると、モータ軸は停止目標角度であるθSに向か
って回転をはじめる。
示したように入力パルス14が駆動回路2に入ったこと
によりモータ巻線の励磁相がA相からB相に切換わるも
のとすると、モータ軸は停止目標角度であるθSに向か
って回転をはじめる。
なお第4図すは本考案の制御回路によるモータ軸の角度
変位を時間に対して示したものである。
変位を時間に対して示したものである。
モータ軸の角度がθSの近傍に達したときに遅延パルス
11が発生し、モータの励磁相はB相がらC相にきりか
わる。
11が発生し、モータの励磁相はB相がらC相にきりか
わる。
しかし非常に短い時間T2後には遅延パルス12のため
C相からA相に切換わるがらモータ軸がむらみるとT2
が非常に小さいため入力パルス14でB相からC相に切
換わった後遅延パルス12で再びA相に切換わったと同
等となる。
C相からA相に切換わるがらモータ軸がむらみるとT2
が非常に小さいため入力パルス14でB相からC相に切
換わった後遅延パルス12で再びA相に切換わったと同
等となる。
このことばパルスモータを逆方向に回転させようとする
トルクが働くことになリモータ軸の回転は減速されて速
度がほぼ0となる瞬間が生ずる。
トルクが働くことになリモータ軸の回転は減速されて速
度がほぼ0となる瞬間が生ずる。
この瞬間に遅延パルス13が駆動回路2に入ることによ
り励磁相は再度A相からB相に切換わる。
り励磁相は再度A相からB相に切換わる。
このときすてにモータ軸はθS付近に達しているのでB
相の励磁によりθSの角度位置へはほとんど振動なしで
到達させることができる。
相の励磁によりθSの角度位置へはほとんど振動なしで
到達させることができる。
このように、パルスモータの軸回転が目標とする停止角
度位置θSの近傍に達する時間をT1とし、非常に短い
時間T2後のモータ軸の角速度がOとなる付近の時間を
T3として、それぞれの時間後にトリガパルスを発生さ
せて駆動回路に人力することにより、パルスモータの軸
振動をほとんどなくすることができ、自由減衰振動時に
おける位置決めに要する時間よりも大幅に位置決め時間
を短縮改善することができる。
度位置θSの近傍に達する時間をT1とし、非常に短い
時間T2後のモータ軸の角速度がOとなる付近の時間を
T3として、それぞれの時間後にトリガパルスを発生さ
せて駆動回路に人力することにより、パルスモータの軸
振動をほとんどなくすることができ、自由減衰振動時に
おける位置決めに要する時間よりも大幅に位置決め時間
を短縮改善することができる。
これらの時間T1.T2.T3は実験的にも決定できる
ことはもちろんである。
ことはもちろんである。
以上説明したように、本考案は入力パルス列の最後の入
力パルスからなる時間間隔をもつ3つのトリガパルスを
発生させこれらパルスを駆動回路に入力するので、パル
スモータの軸振動をほとんどなくすことができ位置決め
時間を大幅に短縮することができる利点がある。
力パルスからなる時間間隔をもつ3つのトリガパルスを
発生させこれらパルスを駆動回路に入力するので、パル
スモータの軸振動をほとんどなくすことができ位置決め
時間を大幅に短縮することができる利点がある。
第1図は従来の3相パルスモータの駆動回路構成を示す
図、第2図は第1図の駆動回路によるモータ軸の角度変
位特性を示す図、第3図は本考案によるパルスモータの
振動制御回路を示す図、第4図は第3図の回路によるト
リガパルスのタイムチャート及びモータ軸の角度変位特
性を示す図である。 1・・・入力端子、2・・・駆動回路、3a、 3b
、 3C・・・モータ巻線、4・・・電源、5・・・
ゲート、6・・・信号端子、7. 8. 9・・・遅延
回路、10・・・ORゲート、11、12.13・・・
遅延パルス、14・・・入力パルス。
図、第2図は第1図の駆動回路によるモータ軸の角度変
位特性を示す図、第3図は本考案によるパルスモータの
振動制御回路を示す図、第4図は第3図の回路によるト
リガパルスのタイムチャート及びモータ軸の角度変位特
性を示す図である。 1・・・入力端子、2・・・駆動回路、3a、 3b
、 3C・・・モータ巻線、4・・・電源、5・・・
ゲート、6・・・信号端子、7. 8. 9・・・遅延
回路、10・・・ORゲート、11、12.13・・・
遅延パルス、14・・・入力パルス。
Claims (1)
- 入力パルス列の最後の入力パルスが到来した時にのみ開
くゲートと、このゲートの出力パルスを人力とし回転軸
が目標停止位置の近傍まで回転した時にトリガパルスを
発生する第1遅延手段と、この第1遅延手段の前記トリ
ガパルスを入力としパルスモータの応答周波数の周期に
比べて十分小さい時間の後にトリガパルスを発生する第
2遅延手段と、この第2遅延手段の前記トリガパルスを
入力とし前記回転軸の角速度が0になる近傍でトリガパ
ルスを発生する第3遅延手段と、前記入力パルス及び前
記番第1、第2、第3遅延手段の各トリガパルスを入力
として前記回転軸の振動をなくすように3相モ一タ巻線
の励磁を順次切換える駆動回路とを備えることを特徴と
するパルスモータの振動制御回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1977171838U JPS5915280Y2 (ja) | 1977-12-22 | 1977-12-22 | パルスモ−タの振動制御回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1977171838U JPS5915280Y2 (ja) | 1977-12-22 | 1977-12-22 | パルスモ−タの振動制御回路 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5497719U JPS5497719U (ja) | 1979-07-10 |
JPS5915280Y2 true JPS5915280Y2 (ja) | 1984-05-07 |
Family
ID=29176091
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1977171838U Expired JPS5915280Y2 (ja) | 1977-12-22 | 1977-12-22 | パルスモ−タの振動制御回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5915280Y2 (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5036911A (ja) * | 1973-08-08 | 1975-04-07 |
-
1977
- 1977-12-22 JP JP1977171838U patent/JPS5915280Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5036911A (ja) * | 1973-08-08 | 1975-04-07 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5497719U (ja) | 1979-07-10 |
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