JPS59151669A - 回転型調節弁 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は配管系の中に位置し、管内を流れる流体の流量
を調節する回転型調節弁に関するものである。

さらに畦しくは、回転式玉形弁の欠点であるところの弁
座と弁体との間の摩擦によって生ずる弁回転時のトルク
の問題を解消し、しかも調節位置で流体から受ける力で
弁体が振動するのを防ぐために弁体を弁座に強く押しつ
けることもできる回転型調節弁の新規な機構に関するも
のである。。

第１図に従来の回転型調節弁の縦断面を示す○回転ｍ、
調節弁は簡単な構造であることと９０°回転による調節
が特に電動モーターを動力にしたアクチュエータの機構
に適合することから調節弁として優れた特徴を備えてい
る。しかし細切性をよくするには弁体な弁座に強く押し
付ける必要があり、また同転ｌ・ルクを減らして追随性
を改善するためには弁体と弁座の間の摩擦を小さくする
必要がある。この相反する要求を満足するものとして偏
心回転形の玉形調節弁が発明されている０これは閉止時
に弁体が弁座に強く押し付けられる構造になっていて締
切性を改善すると同時に、回転角（締切時０°、全開時
９０°として）を増すと弁体が弁座から離れる構造にな
っていて回転操作時の摩擦による回転トルクがＯである
構造となっている。しかしながら、中間開度てこのよう
に弁体と弁座が離れることは、流体が弁体に対して与え
る流体力学的な力に対して抗し得す、振動などの不安定
な弁体の運動を生ぜしめる結果を惹起し、流量の不正確
な調節という欠点を生せしめることとなる２ 本発明は偏心回転式玉形弁のもつＭ幼性と操作性の長所
を生かし、振動の発生と調節釦の不正確性といった欠点
を解消する新規な回転型調類）弁を提供することを目的
とするものである。

本発明の回転型肌節弁は、弁箱に回動自在に嵌挿した回
転軸に直交して、弁座に当接可能な弁体を一端部に有す
る弁棒を摺動可能に嵌装すると共に、前記回転軸の軸方
向に穿設した孔に操作軸を回動自在に嵌装し、かつ前記
弁棒と該操作軸とに互いに保合ｂ］蛇な保合部をそれぞ
れ設けて、該保合部を保合せしめたことを特徴とするも
のであり、前記保合部をラックとビニオンにして互いに
噛み合わせてもよく、また凹部と凸部にして互いに噛み
合わせてもよい。また前記弁棒の他端面をスプリング等
の弾性体で押圧してバックラッシュの防止手段を施すこ
とが望ましい。

以下、本発明を第２図〜第５図に示した実施例を用いて
記述する。

第２図は、本発明の一天施例の要部を示す一部切欠斜祝
図、第３図は平面断面図である。

第２図において、弁棒軸心１０が弁回転軸心１１と直角
に交わる摺動可能な弁棒２にラック３を設けると共に、
このラック３と噛み合い弁棒２を指動操作するためのビ
ニオン４を有する操作軸５を設け、この操作軸５の細心
１２は、弁回転軸心１１と平行で、〃・つ弁回転軸心１
１を含み弁棒軸心１０に垂直な平面にあるように配置す
る。以上のランクピニオン機構は弁回転軸７内部の孔に
収納し組み立てられている。そして、弁回転軸７の外側
一端には動力費は歯車８を設け、外部の動力をこの動力
費は歯車８を介して伝達し、弁回転軸７を回転せしめる
ことによって弁棒２とそＫに固定した弁体１が弁回転軸
心１１の周りを回転し、弁座６との間で流量を調節する
ようになっているものである。

次に以上の構成において、その操作と作用を説明する。

まず弁を閉状態に締め切るとするならは、動力＊受は歯
車８を介して弁回転軸７を回転させて弁体１を閉位ｆｉ
ｔ″！！で移動させる０この時、弁体１と弁座６との間
には微小間隙が存在する状態となっている。しかして次
に操作軸５の一端に設けられた二面部１３を操作軸５の
軸心１２ヲ軸として例えばスパナを使って回転せしめる
と、ビニオン４とラック３との噛み合いにより弁体２と
そｊＬに１？１１定した弁体１とが弁棒軸心１０に沿っ
て、弁座６の方向に若干の距離移動する。このため弁体
１は弁座６に強く押付けられ確実に流体を閉止すること
ができる。そして逆に開方向に一度変史をする時は、ま
ず二面部１３を前記とは逆方向に回して弁体１を弁座６
から若干の距離移動させて両者間に微小間隙を生じせし
める。しかる後に（前述とは逆に）、弁回転軸７を回転
させて弁体１を必要角度移動せしめる。そして二面部１
３を再び回し、弁体１を弁座６に押付けて固定するので
ある。

第４図に示す実施例は、ランクビニオン機構の代わりに
図のような凸凹の保合部１５．１４によって形成された
ものである。この機構によっても実質的な作用は上述と
同様であるが、これによると構造が簡単であるという利
点がある。

第５図に示す実施例は、弁棒２の一つの端面がスプリン
グ１６で押される構造となっているもので、バックラッ
シュの防止を行っているものであり望ましい例である。

本発明は以上の各実施例に示すようなものであるから、
弁一度調節時は、いかなる時でも弁体と弁座間には微小
間隙が存在する。従って両者間の摩擦はなく回転トルク
は著しく減少する。また弁閉止時は、前述の如く弁体を
弁座方向に移動して弁体な弁座に強く押し付けるため閉
止性能は完全であるｏしかも中間一度位置においても上
記のように弁体を弁座に押し付けることができるだめ、
振動などの不安定な弁体の運動がなく、従って正確な流
量調節ができるものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来の回転型調節弁を示す正面縦断面図、第２
図は本発明一実施例の要部を示ず一部切欠斜視図、第３
図は第２図の平面断面図、第４゜５図は他の実施例を示
す要部ｉυ「面図である。 １：弁体、２：弁棒、３ニラツク、４：ピニオン、５：
ピニオン軸、６：弁座、７：弁回転軸、９：弁箱、１４
：凹部、１５：凸部、］６：スプリング代理人　　弁理
士　　本　　ＩＢＪ　　　　　崇第　ｙ　図 ７ 第２図 ／〈　　イ 、　　　第３図 第　４　図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、弁箱に回動自在に低Ｔｎ＋シた回転軸に直交して、
   弁座に当接可能な弁体暑一端部に有する弁棒を摺動可能
   に嵌装すると共に、前記回転軸の軸方向に重膜した孔に
   操作軸を回動自在に嵌装し、かつ前記弁棒と該操作軸と
   に互いに保合可能な″係合部をそれぞれ設けて、該保合
   部を係合せしめたことを特徴とする回転型調節弁。 ２、弁棒の外面にラックを設け、該ラックと操作軸に設
   けたピニオンとを噛み合わせてなる特許請求の範囲第１
   項記載の回転型調節弁。 ３、弁体の外面に凹部を設け、該凹部と操作軸に設けた
   凸部とを噛み合わせてなる特許請求の範囲第１項記載の
   回転型調節弁。 ４、弁棒の他端部な弾性体を介して抑圧・してなる特許
   請求の範囲第１項ないし第３項のいずれかに記載の回転
   型調節弁。