JP3403972B2 - 副弁付回転弁の開閉装置 - Google Patents

副弁付回転弁の開閉装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、主弁体の中心部
に副弁体を設け、その両弁体を1つの操作軸により回転
させて弁を開閉する副弁付回転弁の開閉装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】副弁付回転弁は、この発明の一実施例を
示す図1乃至図8を参照して説明すると、弁箱1内に主
弁体2を設けてその主弁軸3を弁箱1外に導くととも
に、主弁体2の中心部に副弁体4を設けてその副弁軸5
を主弁軸3に貫通したものであり、その主副弁軸3、5
を選択的に回すことにより、主弁体2及び副弁体4を選
択的に回転させて弁を開閉する。
【0003】例えば、図4(a)に示すように、両弁体
2、4を閉じることにより、弁Vを完全に閉じ、開弁
時、図5、6(a)に示すように、まず副弁体4を開放
し、つづけて図7、8(a)に示すように主弁体2を開
放する(弁全開)。この開放時、副弁体4の前もっての
開放により主弁体2の開放は容易である(図6(a)参
照)。一方、閉弁時には、まず、副弁体4が開放した状
態で主弁体2が閉じ、つづけて副弁体4が閉じる(弁全
閉)。このとき、副弁の開放状態での主弁の閉止のた
め、急速閉止しても水撃圧が大幅に緩和される。また、
副弁の開閉度合で流量の微調整を行うこともできる。
【0004】この副弁付回転弁において、多くのもの
は、上記主弁体2と副弁体4をそれぞれ別の操作軸で回
すようにしているが、コンパクト化の点などから、1つ
の操作軸で行う技術(弁開閉装置)が特許第26553
80号公報などに開示されている。その弁開閉装置は、
欠歯歯車の間欠的な噛み合いなどによって、上記の主副
弁の開閉作用を行うとともにセルフロックを行うもので
ある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の1つの操作
軸による弁の開閉装置は、主弁体2と副弁体4の一連の
規定動作の微調整を副弁軸5と副弁用大平歯車との接合
部に設けた調整リングで実施している。このため、長時
間使用による経年変化や副弁への異物の噛込み等で、そ
の調整リングに過大荷重が作用すると、両弁体のセット
位置に変化が生じて、主弁体2と副弁体4の一連の規定
動作が崩れる。また、過大荷重により主弁体2の全閉位
置ロック機能の歯が欠損すると同様に主弁体2と副弁体
4の一連の規定動作が崩れる。
【0006】さらに、副弁体4は独立した副弁動作後は
主弁動作と連動して同一の動作をするため、主弁全開時
には副弁も全開となって水流れに突出するため、弁全開
時の圧力損失が大きくなる。また、副弁の漏水が発生す
ると、噛み合いゆえの構造的な面から副弁体4の全閉位
置を外部から容易に調整して止水することが出来ない。
【0007】この発明は、歯車機構によらずに、セルフ
ロック機能をもって一つの操作軸により、主弁軸及び副
弁軸を回転し得るようにすることを課題とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、この発明は、まず、操作軸となるねじ軸の回転によ
り、そのねじ軸にねじ込まれたスライドブロックを直線
状に移動させ、その移動を主副弁軸に伝達するようにし
てセルフロック機能を得るようにしたのである。このよ
うに、ねじ込み構造であると、主副弁軸が回転しようと
しても、スライドブロックは動き得ず、セルフロックが
なされる。
【0009】つぎに、この発明は、上記スライドブロッ
クから主副弁体への力伝達をスコッチ・ヨーク機構によ
り成したのである。スコッチ・ヨーク機構は、直線運動
を回転運動に変換し得る。このため、スライドブロック
の直線移動を主副弁軸の回転に変換し得る。
【0010】
【発明の実施の形態】この発明の実施形態としては、主
弁体の中心部に副弁体を設け、前記主弁体の主弁軸に前
記副弁体の副弁軸を貫通し、その両弁軸を選択的に回す
ことにより、主弁体及び副弁体を選択的に回転させる副
弁付回転弁の開閉装置において、弁箱に固定したケーシ
ングに上記主弁軸の直交方向のねじ軸をその軸心周りに
回転自在に設け、このねじ軸にスライドブロックをその
軸方向に移動自在にねじ込み、スコッチ・ヨーク機構に
より、そのスライドブロックと主副弁軸を連結し、その
スコッチ・ヨーク機構は、主弁軸及び副弁軸に設けたそ
れぞれ横方向の主ヨーク及び副ヨークと、その両ヨーク
の溝にそれぞれ摺動自在に嵌め込んだ前記スライドブロ
ック上のスライダとから成って、前記両ヨークの溝はそ
れぞれく字状に屈曲してその両く字状が逆向きになって
おり、上記主副弁体の全閉時、両ヨークの溝は、それぞ
れ主副弁軸側からその弁軸の弁閉回転方向に上記ねじ軸
に対し45度傾いて上記スライドブロックまで至り、そ
の後、主弁用ヨークの溝は前記ねじ軸の軸方向に延びる
とともに、副弁用ヨークの溝は前記ねじ軸に直交する方
向に延び、上記主弁用スライダは前記溝の屈曲点から離
れた軸方向の溝内に位置するとともに、上記副弁用スラ
イダは前記溝の屈曲点に位置し、上記主副弁体の全開
時、上記主弁用スライダは上記溝の屈曲点に位置すると
ともに、上記副弁用スライダは上記溝の屈曲点から離れ
た上記直交方向の溝内に位置する構成とし、ケーシング
外部から上記ねじ軸を回転操作することにより、上記ス
ライドブロックを移動させ、その移動により、主副弁軸
を回転させて主弁体及び副弁体を選択的に回転させる構
成を採用し得る。
【0011】この構成であれば、弁全閉時から、ねじ軸
を弁開放方向に回転操作すると、スライドブロックの移
動につれてその上の両スライダも動く。この動きにおい
て、副弁用ヨークの溝は弁閉回転方向に45度傾いてい
るため、その屈曲点にあるスライダの動きにつれ、スラ
イダが溝内を摺動しながら、副弁用ヨークが回転して副
弁軸が回り、副弁体が開放される。一方、主弁用ヨーク
の溝はスライドブロックの軸方向に延び、その溝内に主
弁用スライダはあるため、そのスライダはその軸方向の
溝内を摺動するだけで、主弁用ヨークに回転力は与えな
い。
【0012】副弁用ヨークが90度回転して副弁が開放
すると、副弁用ヨークの上記直交方向の溝がスライドブ
ロック(ねじ軸)の軸方向に沿い、以後、スライダはそ
の溝内を摺動するのみで副弁ヨークには回転力を付与し
ない。すなわち、副弁の開放状態を維持する。
【0013】一方、主弁用スライダが主弁用ヨークの溝
の屈曲点に至ると、主弁用ヨークをその溝内を摺動しな
がら回転させ、主弁軸が回り、主弁体が開放される。こ
のとき、前記主弁用スライダの溝屈曲点に至る時点が、
上記副弁体が全開する時点と同じかそれ以降であれば、
主弁体は副弁体が全開した後に開放動作に移行すること
となる。それ以前であれば、副弁体の開放動作中に開放
動作に入ることとなる。このため、その作用を考慮し
て、上記軸方向の溝の長さを適宜に決定すればよいが、
主弁と副弁の動作をラップさせれば、開閉所要時間を短
くしたり、開閉装置の回転回数を少なくすることも可能
である。また、副弁用ヨークの上記直交方向の溝の長さ
も主弁用スライダの主弁開放時の移動量を吸収し得る適
当な長さとする。
【0014】この主弁体の開放時、副弁体は動かないた
め、弁全開時には主弁体内に副弁体が納まり(副弁体が
全閉となり)、上記従来技術のように、副弁体が水流れ
に突出して大きな圧力損失が生じることはない。弁全閉
動作は、ねじ軸を逆回転操作することにより上述と逆作
用によって行われる。
【0015】この作用において、主弁及び副弁の全開又
は全閉時の位置規制をすることが好ましく、例えば、上
記ケーシングと主弁軸及び副弁軸の間に弁全開及び弁全
閉用ストッパーをそれぞれ設け、このストッパは前記ケ
ーシングにねじ込まれて両ヨークの突部に当接すること
により弁全開位置及び全閉位置を定める構成を採用す
る。
【0016】このように、弁軸から横方向に突出するヨ
ークを回転させて弁開閉する動作は、弁軸回動トルクが
少なくてすみ、例えば、バタフライ弁にあっては、弁開
閉時の弁軸トルクに近似した特性を持つこととなって、
操作力又は操作トルクは軽減される。また、スコッチ・
ヨーク機構とネジによる動力伝達なので、弁の自閉作用
を防ぐ自己保持(セルフロック)機能を持っている。さ
らに、ねじによる動力伝達なので、ねじリードを変更す
ることで、ねじ軸の一回転に対する弁軸回転数を容易に
増減でき、中間開度でのセルフロック機能もあり、バラ
フライ弁等における流量・圧力調整が可能である。
【0017】
【実施例】一実施例を図1乃至図9に示し、この実施例
は、副弁内蔵式バタフライ弁装置に係り、管路に介設さ
れる弁箱1内に主弁体2を設けてその主弁軸3を弁箱1
外に導くとともに、主弁体2の中心部に副弁体4を設け
てその副弁軸5を主弁軸3に貫通している。図中、6は
主弁座、7は副弁座である。
【0018】弁箱1の上面には開閉装置Aのケーシング
10がボルト止めされ、このケーシング10内に上述の
主副弁軸3、5が至っている。ケーシング10内には、
主弁軸3(副弁軸5)の直交方向のねじ軸11が回動自
在に軸受12を介して架け渡されており、このねじ軸1
1の一端はかさ歯車機構13を介して入力軸(操作軸)
14に連結されており、その操作軸14をキャップ15
を介して回すと、ねじ軸11が回動する。ねじ軸11に
はスライドブロック16がねじ込まれており、このスラ
イドブロック16の両端の上下面にそれぞれピン17、
18が突出して設けられている。この両ピン17、18
にはガイドローラ17a、18aが設けられており、こ
のローラ17a、18aはケーシング10内面のねじ軸
11に平行なガイド溝17b、18bに嵌まっている。
このため、ねじ軸11が回転すると、ローラ17a、1
8a及びガイド溝17b、18bを介してスライドブロ
ック16がねじ軸11の軸方向に移動する。
【0019】上記主弁軸3及び副弁軸5にはキーを介し
てそれぞれ回動用ボス20、21が嵌着されており、両
ボス20、21にはく字状のヨーク22、23が横方向
に突出して設けられている。主弁回動用ボス20は軸受
20aを介してケーシング10に回転自在に嵌着され、
副弁回動用ボス21は軸受21a、21bを介して主弁
回動用ボス20及びケーシング10に回転自在に嵌着さ
れている。
【0020】両ヨーク22、23にはく字状の溝24、
25が形成され、この溝24、25に上記スライドブロ
ック16のピン17、18に嵌合したローラ(スライ
ダ)26、27がそれぞれ摺動自在に嵌ている。両ヨ
ーク溝24、25は、両く字状が逆向きになっており、
弁全閉状態において、図4(b)に示すように、それぞ
れ主副弁軸側からその弁軸の弁閉回転方向に上記ねじ軸
11に対し45度傾いて上記スライドブロック16まで
至り、その後、主弁用ヨーク溝2は前記ねじ軸11の
軸方向に延びるとともに、副弁用ヨーク溝2は前記ね
じ軸11に直交する方向に延びている。このとき、上記
主弁用ローラ26は前記溝24の屈曲点24aから離れ
た軸方向の溝24内に位置するとともに、副弁用ローラ
27は前記溝25の屈曲点25aに位置するようになっ
ている。また、弁全開状態においては、図8に示すよう
に、主弁用ローラ26は溝24の屈曲点24aに位置す
るとともに、副弁用ローラ27は溝25の屈曲点25a
から離れた上記直交方向の溝25内に位置するようにな
っている。
【0021】ケーシング10には主弁軸3、5の回転規
制用ストッパー30a、30b、31a、31bがそれ
ぞれ外面からねじ通されており、図4乃至図8に示すよ
うに、その各ストッパーに両ヨーク22、23の突部3
2a、32b、33a、33bが当接することにより、
弁軸3、5のそれ以上の回動、すなわち、弁体2、4の
全開、全閉位置が規制される。このため、各ストッパー
のねじ込み量を調整することにより、弁体2、4の全
開、全閉位置の調整が単独で外部から可能である。な
お、図中、ストッパー30aと31a、30bと31b
は上下に重なっている。
【0022】この実施例は以上の構成であり、つぎにそ
の作用について図4乃至図9に基づいて説明すると、全
閉時には、図4に示すように、主弁用ヨーク溝24はね
じ軸11の軸方向に延びるとともに、副弁用ヨーク溝2
5はねじ軸11に直交する方向に延び、主弁用ローラ2
6は溝24の屈曲点24aから離れた軸方向の溝24内
に位置するとともに、副弁用ローラ27は溝25の屈曲
点25aに位置する。
【0023】この弁全閉状態から、ねじ軸11を弁開放
方向に回転操作すると、スライドブロック16の移動に
つれてその上の両ローラ26、27も動く。この動きに
おいて、副弁用ヨーク溝25は弁閉回転方向に45度傾
いているため、図4から図5に示すように、その屈曲点
25aにあるローラ27の動きにつれ、ローラ27が溝
25内を摺動しながら、副弁用ヨーク23が回転して副
弁軸5が回り、図6に示すように副弁体4が開放され
る。一方、主弁用ヨーク溝24はスライダブロック16
の軸方向に延び、その溝24内に主弁用ローラ26はあ
るため、そのローラ26はその軸方向の溝24内を摺動
するだけで、主弁用ヨーク22に回転力は与えない。
【0024】副弁用ヨークが90度回転して副弁が開放
すると(図6の状態)、副弁用ヨーク23の上記直交方
向の溝25がスライドブロック16(ねじ軸11)の軸
方向に沿い、以後、図7に示すようにローラ27はその
溝25内を摺動するのみで副弁ヨーク23には回転力を
付与しない。すなわち、副弁の開放状態を維持する。
【0025】一方、図6に示すように、主弁用ローラ2
6が主弁用ヨーク溝24の屈曲点24aに至ると、主弁
用ヨーク22をその溝24内を摺動しながら回転させ、
主弁軸3が回り、図8に示すように、主弁体2が開放さ
れる。この弁全開時、上記主弁用ローラ26は上記溝2
4の屈曲点24aに位置するとともに、上記副弁用ロー
ラ27は上記溝25の屈曲点25aから離れた上記直交
方向の溝25内に位置する。
【0026】この弁全開状態から、ねじ軸11を逆方向
に回せば、上述の逆作用により、図8→図7→図6→図
5の状態を経て図4の弁全閉状態になる。以上の作用を
図9に示す。
【0027】
【発明の効果】この発明は、歯車機構によらずに、一操
作軸により主弁軸及び副弁軸を回転し得るようにしたの
で、歯車加工などの特殊加工が不要であり、安価なもの
となる。また、セルフロック機能を有するため、ウォー
ム減速機構などのセルフロック機構も不要である。
【図面の簡単な説明】
【図1】一実施例の切断正面図
【図2】同切断平面図
【図3】同実施例の要部分解斜視図
【図4】同実施例の弁全閉時を示し、(a)は弁状態、
(b)は弁軸開閉機構の作用状態
【図5】同弁開放作用状態を示し、(a)は弁状態、
(b)は弁軸開閉機構の作用状態
【図6】同弁開放作用状態を示し、(a)は弁状態、
(b)は弁軸開閉機構の作用状態
【図7】同弁開放作用状態を示し、(a)は弁状態、
(b)は弁軸開閉機構の作用状態
【図8】同弁全開時を示し、(a)は弁状態、(b)は
弁軸開閉機構の作用状態
【図9】主弁と副弁の開閉動作関係図
【符号の説明】
1 弁箱 2 主弁体 3 主弁軸 4 副弁体 5 副弁軸 10 弁開閉装置ケーシング 11 ねじ軸 16 スライドブロック 22、23 ヨーク 24、25 く字状溝 24a、25a 溝屈曲点 26、27 ローラ(スライダ) 30a、30b、31a、31b ストッパー A 弁開閉装置 V 副弁付回転弁
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F16K 1/16 - 1/226 F16K 31/44 - 31/62

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 主弁体2の中心部に副弁体4を設け、前
    記主弁体2の主弁軸3に前記副弁体4の副弁軸5を貫通
    、弁箱1に固定したケーシング10に記主弁軸3の
    直交方向のねじ軸11をその軸心周りに回転自在に設
    け、このねじ軸11にスライドブロック16をその軸方
    向に移動自在にねじ込み、ケーシング10外部から前記
    ねじ軸11を回転操作することにより、前記スライドブ
    ロック16を移動させ、その移動により、主副弁軸3、
    5を回転させて主弁体2及び副弁体4を選択的に回転さ
    せる副弁付回転弁の開閉装置Aにおいて、 上記スライドブロック16の直線移動から主副弁軸3、
    5の回転への変換をスコッチ・ヨーク機構により構成
    し、そのスコッチ・ヨーク機構は、上記主弁軸3及び副
    弁軸5に設けたそれぞれ横方向の主ヨーク22及び副ヨ
    ーク23と、その両ヨーク22、23の溝24、25に
    それぞれ摺動自在に嵌め込んだ上記スライドブロック1
    6上のスライダ26、27とから成って、前記両ヨーク
    22、23の溝24、25はそれぞれく字状に屈曲して
    その両く字状が逆向きになっており、 弁全閉時、両ヨーク22、23の溝24、25は、それ
    ぞれ主副弁軸3、5側からその弁軸の弁閉回転方向に上
    記ねじ軸11に対し45度傾いて上記スライドブロック
    16まで至り、その後、主弁用ヨーク22の溝24は前
    記ねじ軸11の軸方向に延びるとともに、副弁用ヨーク
    23の溝25は前記ねじ軸11に直交する方向に伸び、
    上記主弁用スライダ26は前記溝24の屈曲点24aか
    ら離れた軸方向の溝24内に位置するとともに、上記副
    弁用スライダ27は前記溝25の屈曲点25aに位置
    し、 弁全開時、上記主弁用スライダ26は上記溝24の屈曲
    点24aに位置するとともに、上記副弁用スライダ27
    は上記溝25の屈曲点25aから離れた上記直交方向の
    溝25内に位置することを特徴とする副弁付回転弁の開
    閉装置。
  2. 【請求項2】 上記ケーシング10と主弁軸3及び副弁
    軸5の間に弁全開及び弁全閉用ストッパー30a、30
    b、31a、31bをそれぞれ設け、このストッパは前
    記ケーシング10にねじ込まれて両ヨーク22、23の
    突部32a、32b、33a、33bに当接することに
    より弁全開位置及び全閉位置を定めることを特徴とする
    請求項に記載の副弁付回転弁の開閉装置。
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