JPS6144052Y2 - - Google Patents

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JPS6144052Y2
JPS6144052Y2 JP9464379U JP9464379U JPS6144052Y2 JP S6144052 Y2 JPS6144052 Y2 JP S6144052Y2 JP 9464379 U JP9464379 U JP 9464379U JP 9464379 U JP9464379 U JP 9464379U JP S6144052 Y2 JPS6144052 Y2 JP S6144052Y2
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JP
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valve
motor
screw
screw body
spring
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JP9464379U
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  • Electrically Driven Valve-Operating Means (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、モータ駆動により弁の開閉を行う
モータ駆動弁装置に関し、特に、ミキシング型ガ
ス給湯器等に適用して効果的としたものである。
遠隔操作弁としてモータ駆動により弁の開閉を
行う弁装置は広く使用されているが、弁体が弁座
に接触して全閉状態となつたときモータに過負荷
がかからないようモータをコントロールしなけれ
ばならない。その手段として、従来、弁スピンド
ルの動きでリミツトスイツチを作動させモータの
電源を遮断するもの(第3図参照)、又は弁閉止
後螺子作用でスイツチ作動軸を進退させてリミツ
トスイツチを作動しモータの電源を遮断するもの
(特公昭48−12213号公報)等があるが、第3図に
示したものは、スイツチ作動部材に対するリミツ
トスイツチの組立て誤差が不可避で弁体が弁座に
当り全閉になつてからリミツトスイツチが作動し
てモータの電源が遮断されるまでの時間的遅れが
極めて大きい。すなわち、弁スピンドル1′と弁
体7との間に緩衝ばね4′を介在させて弁が全閉
した後クツシヨン作用による遊びをもたせてモー
タM′の過負荷の減少を図つているが、リミツト
スイツチS′の取付け位置の設定は困難であり、こ
の手段では次に弁を開くときの時間的遅れは免れ
ず、しかも、作動位置が集積誤差となつてこれが
非常に大きくなるなど弁体の開閉とモータの起
動、停止に安定性がないという致命的な欠点があ
るほか、液体通路内にばね等の部品を介在させる
ことは圧力損失の要因となり、また、組立て上は
勿論のこと、保守、点検上においても好ましくな
い。なお、第3図において、2′は螺動体、6′は
小歯車、8′は大歯車、11′はスイツチ作動片で
ある。また、特公昭48−12213号勾報所載のもの
は、モータの回転を進退運動に変えて弁スピンド
ルに伝達する歯車と螺子の組合せによる伝動機構
及び該伝動機構とスイツチ作動軸との連動機構等
が複雑かつ大がかりとなつているため小型化が要
請されるミキシング型給湯器等には適用し難く、
弁体閉止時に押圧力がねじ摩擦力だけであるから
極めて不安定であり、またスイツチの作動がスイ
ツチ作動軸の進退移動による直接押圧動作で行わ
れ、かつ、スイツチとスイツチ作動軸との横ずり
も著しいたため弁体の開閉とモータの起動、停止
に正確性がないばかりか、スイツチの破損等も多
発するという欠点がある。
この考案は、スイツチの作動をばね体を介して
行い、かつ、スイツチ作動片とスイツチとの横ず
りをなくして弁体の開閉とモータの起動、停止に
時間的遅れをなくし弁体が全閉した後のモータの
過負荷を可及的に防止するとともに、常時安定し
た弁作動が正確に行え、しかも、弁装置の小型化
を図つてミキシング型給湯器等への適用を容易と
したモータ駆動弁装置を提供するものである。
その構成は、モータMの軸5に固定した小歯車
6に大歯車8を軸線方向への移動が自由に行える
ように噛合せ、該大歯車8に弁スピンドル1と雄
螺子体9を同一軸心を保つて一体に設け、上記雄
螺子体9を筐体3に回転方向には固定的で軸方向
には摺動自由に備えた螺動体2に螺挿してこれら
が螺子作用で相互に進退移動可能に設け、かつ、
該螺動体2と筐体3との間にばね体4を介設して
該ばね体4で螺動体2を保持せしめるとともに、
弁スピンドル1に回転可能に備えた弁体に弁体閉
止時に一定の押圧力を付与すべくなし、さらに、
螺動体2に突設したスイツチ作動片11をモータ
Mの電源遮断用リミツトスイツチと関連させて螺
動体2の動きで該リミツトスイツチをばね体を介
して作動するように設けたモータ駆動弁装置の考
案に係るものである。
以下この考案によるモータ駆動弁装置の実施例
を図面に基づき具体的に説明する。
第1図はこの考案によるモータ駆動弁装置の一
実施例をわかり易くするために示したものであつ
て、モータMの軸5に固定した小歯車6に大歯車
8を軸線方向(図面において左右方向)への移動
が自由に行えるよう噛合せ、該大歯車8の一側に
ゴム等の弾性体で作出した弁体7を先端に回動可
能に備えた弁スピンドル1の基端を固定するとと
もに、他側には雄螺子体9を一体形成せしめて大
歯車8に弁スピンドル1と雄螺子体9を同壱軸心
を保つて一体的に設け、該雄螺子体9を筐体3に
おける歯車筐3aの側板に回転方向には固定的に
規制して軸方向に直接的な摺動が行えるよう取付
けた螺動体2に螺挿せしめてこれらが螺子作用で
相互に進退移動するよう設けることで、モータM
の回転を弁スピンドル1に歯車6,8と螺子2,
9の組合せによる伝動機構により進退運動に変え
て伝達し弁体7をその弁座10に接離せしめるこ
とによつて弁の開閉が行いうるようにしている。
また、螺動体2と歯車筐3aの側板との間には円
弧状の板ばね等のばね体4を介在させて該ばね体
4で螺動体2を保持し、かつ、弁体7の閉止時に
該弁体7に一定の押圧力を付与すべくなしてい
る。このばね体4には弁体閉止時の弁体7の変形
量に見合う一定の復元力をもつものを用いる。さ
らに、螺動体2の基端にスイツチ作動片11を突
設し、該スイツチ作動片11の先端部をモータM
の電源遮断用リミツトスイツチSのプランジヤー
と当接関連させて螺動体2の少許の進退移動によ
りリミツトスイツチSをばね体4を介してオン、
オフ作動するようにしている。しかして、モータ
Mを一定の方向に回転させると、小歯車6及び大
歯車8を介して弁スピンドル1と雄螺子体9は回
転し、雄螺子体9は筐体3の歯車筐3aの側板へ
ばね体4によつて軸方向に固定的に保持されてい
る螺動体2に対し、その螺子作用で大歯車8及び
弁スピンドル1とともに弁体7に閉止する方向
(図面において右方向)へ回転移動し、弁スピン
ドル1の先端に回動可能に備えた弁体7をその弁
座10に接近して密着し、弁体7が一定の変形量
となつて全閉の状態となると同時に螺動体2も逆
方向(図面において左方向)に移動してスイツチ
作動片11でリミツトスイツチSを作動してモー
タMへの電源を遮断してモータMの回転を停止せ
しめる。すなわち、弁体7が弁座10に密着する
と、弁スピンドル1はそれ以上の同方向への移動
が規制されるため雄螺子体9が引続き回転するこ
とにより雄螺子体9は軸方向への移動が抑制され
ていることから螺動体2はばね体4を圧縮変形
し、また雄螺子体9は弁体7を縮圧変形してこれ
らはその螺子作用でともに移動し、ばね体4が一
定に圧縮変形されるとその反力で弁体7が一定の
変形量のもとに全閉の状態となり、同時に螺動体
2に設けたスイツチ作動弁11でリミツトスイツ
チSのプランジヤーを押圧作動してモータMに過
負荷がかからないうちにモータMへの電源を遮断
しモータMの回転を即座に停止せしめるものであ
る。ここで、螺動体2はリミツトスイツチSを作
動するときばね体4に抗して逆方向へ直接的に移
動するためリミツトスイツチSはばね体4を介し
て間接的に押圧作動され、かつ、スイツチ作動片
11とリミツトスイツチSとの横ずりもない。ま
た、このとき弁体7はばね体4の変形量に見合う
一定の復元力によつて弁体7の弁座10に対する
適正な押圧力によりその密着を良好ならしめ、か
つ、リミツトスイツチSの正確な作動も常時安定
的に行えるものである。
第2図はこの考案によるモータ駆動弁装置を湯
水混合弁に応用した実施例を示したものであつ
て、ミキシング型給湯器の遠隔操作用湯水混合装
置に適用して効果的としたもので、弁スピンドル
1の先端に熱湯用弁体7bと冷水用弁体7aを一
定の間隔を存して回動可能に備え、これらの弁体
7b,7aをそれぞれの弁座10b,10aに接
離可能に対設せしめて雄螺子体9の進退移動によ
り熱湯用弁体7bと冷水用弁体7aがそれぞれの
弁座10b,10aに交互に接離しその開閉が行
いうるようにしている。また、螺動体2は筐体3
における歯車筐3aの側板に回転方向には固定的
に規制し、軸方向には直線的な摺動が自由に行え
るように取付けられ、歯車筐3aの側板の両側に
円弧状の板ばね等のばね体4a,4bを側板と螺
動体2との間に介在させて該ばね体4a,4bで
螺動体2を保持するとともに、弁スピンドル1に
回動可能に備えた弁体7a,7bに弁体閉止時に
一定の押圧力を付与すべくなしている。そして、
螺動体2の基端に突設したスイツチ作動片11の
先端部をモータM2電源遮断用リミツトスイツチ
S1,S2間に挿入してそのプランジヤーに当接関連
させ、螺動体2の少許の進退移動により両リミツ
トスイツチS1,S2のばね体4a,4bを介してオ
ン、オフ作動するようにしている。その他の構造
は先の第1図のものと同一につき同一部分に同一
符号を付してその説明は省略する。しかして、
今、電源イ,ロに電圧がかかりモータMが一定の
方向、すなわち、正回転すると、小歯車6及び大
歯車8を介して弁スピンドル1と雄螺子体9は回
転し、雄螺子体9は筐体3の歯車筐3aの側板に
ばね体4a,4bによつて軸方向に固定的に保持
されている螺動体2に対してその螺子作用で大歯
車8及び弁スピンドル1とともに熱湯用弁体7b
を閉止する方向(図面において右方向)へ回転移
動し、弁スピンドル1の先端に回動可能に備えた
熱湯用弁体7bと冷水用弁体7aを同方向に移動
し、熱湯用弁体7bがその弁座10bに接近して
密着すると、ばね体4bのばね作用で先の第1図
の場合と同一の理により熱湯用弁体7bの弁座1
0bに対する程正な押圧力による全閉と螺動体2
に備えたスイツチ作動片11によるリミツトスイ
ツチS1の正確な作動とが常時安定的に行われるも
のである。
次に、電源イ,ハに電圧をかけると、モータM
は逆回転し、先の熱湯用弁体7bを閉止するとき
とは反対に、まず、雄螺子体9に対し螺動体2が
その螺子作用でばね体4bによる復元力と相まつ
て移動し、両弁体7a,7bは予め設定された出
湯温度に適した位置に保持される。
さらに、湯温上昇指令等によつてモータMが逆
回転すると、雄螺子体9は弁スピンドル1ととも
に冷水用弁体7aを閉止する方向(図面において
左方向)へ回転移動し、弁スピンドル1の先端に
回動可能に備えた冷水用弁体7aと熱湯用弁体7
bを同方向に移動して冷水用弁体7aとその弁座
10aに接近して密着すると、ばね体4aのばね
作用で先の第1図の場合と同一の理により冷水用
弁体7aと弁座10aに対する適正な押圧力によ
る全閉と、螺動体2に備えたスイツチ作動片11
によるリミツトスイツチS2の正確な作動とが常時
安定的に行われるものである。
なお、湯水の混合比を変換するときは、希望す
る出湯温度に応じモータMを適宜に正逆回転せし
めて両弁体7a,7bを左右に移動させてその開
度調整を行うことによつて出湯温度を自由に調節
することができる。
この考案は以上説明したように、モータの回転
を弁スピンドルに進退連動として賦与するための
伝動機構にモータ電源遮断手段を、特に、ばね体
を介して設けたという簡単な構造で、モータの過
負荷の防止は勿論のこと、弁の開閉とスイツチの
応答がばね体の介在により鋭敏、確実、かつ、ソ
フトに行われるとともに、リミツトスイツチを押
圧する作動片が横ずれしないので、両接触部の損
耗がなく、また、流通路に余分な物がないので組
付け、調整、保守、点検等が容易で、しかも、圧
力損失はなく、さらには、構造の簡略化による弁
装置の小型化も実現できるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案によるモータ駆動弁装置の説
明図、第2図はその一実施例の断面図、第3図は
従来例の断面図である。 M……モータ、1……弁スピンドル、2……螺
動体、3……筐体、4,4a,4b……ばね体、
7,7a,7b……弁体、8……大歯車、9……
雄螺子体、11……スイツチ作動片、S,S1,S2
……リミツトスイツチ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. モータMの軸5に固定した小歯車6に大歯車8
    を軸線方向への移動が自由に行えるように噛合
    せ、該大歯車8に弁スピンドル1と雄螺子体9を
    同一軸心を保つて一体に設け、該雄体螺子体9を
    筐体3に回転方向には固定的で軸方向には摺動自
    在に備えた螺動体2に螺挿してこれらが螺子作用
    で相互に進退移動可能に設け、かつ、該螺動体2
    と筐体3との間にばね体を介設して該ばね体で螺
    動体2を保持せしめるとともに、弁スピンドル1
    に回動可能に備えた弁体に弁体閉止時に一定の押
    圧力を付与すべくなし、さらに、螺動体2に突設
    したスイツチ作動片11をモータMの電源遮断用
    リミツトスイツチと関連させて螺動体2の動きで
    該リミツトスイツチをばね体を介して作動するよ
    うに設けたことを特徴とするモータ駆動弁装置。
JP9464379U 1979-07-10 1979-07-10 Expired JPS6144052Y2 (ja)

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JP9464379U JPS6144052Y2 (ja) 1979-07-10 1979-07-10

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JPS62177615U (ja) * 1986-04-30 1987-11-11
JP5273918B2 (ja) * 2006-12-06 2013-08-28 株式会社 クゼー 感温式アクチュエータ

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JPS5612180U (ja) 1981-02-02

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