JPH1182795A - スプリングリターン式アクチュエータ - Google Patents

スプリングリターン式アクチュエータ

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JPH1182795A
JPH1182795A JP26108997A JP26108997A JPH1182795A JP H1182795 A JPH1182795 A JP H1182795A JP 26108997 A JP26108997 A JP 26108997A JP 26108997 A JP26108997 A JP 26108997A JP H1182795 A JPH1182795 A JP H1182795A
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JP
Japan
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spring
output shaft
worm
worm wheel
type actuator
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Application number
JP26108997A
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English (en)
Inventor
Junichi Kojima
順一 小島
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Kitz Corp
Original Assignee
Kitz Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 組立・分解時にコイルバネを変形させないト
ルクゼロの状態で組み込みや取り出しができるうえに、
個々の被駆動体に対して最適な初期トルクを設定できる
スプリングリターン式アクチュエータを提供する。 【解決手段】 正逆回転自在に設けられた出力軸2と、
この出力軸2の正回転に伴って蓄勢されるスプリング4
とを有し、このスプリング4の弾発力によって出力軸2
を逆回転させるスプリングリターン式アクチュエータに
おいて、一端4bを出力軸2側と係合したスプリング4
の他端4aを蓄勢部材に係合し、この蓄勢部材をウォー
ムホイール7とし、ウォームホイール7に噛み合わせて
設けたウォーム8を操作して、スプリング4の蓄勢力を
調整するようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、スプリングリター
ン式アクチュエータに関する。
【0002】
【従来の技術】従来のスプリングリターン式アクチュエ
ータは、内蔵した電動モータによって出力軸を正回転さ
せると共に、コイルバネを弾性変形させて蓄勢し、コイ
ルバネの弾発力によって、出力軸を逆回転させるように
したものや、ラック部を有するピストンを空気圧やガス
圧などでスライドさせ、ラック部に噛み合うピニオン部
を回転させて出力軸を正回転させると共に、スライドす
るピストンによってコイルバネを圧縮して、このコイル
バネの弾発力によって出力軸を逆回転させるようにした
ものがある。両者共に、バルブを開閉するバルブ用アク
チュエータとして適用されており、特に、前者は、通電
が遮断されてもコイルバネの弾発力によりバルブを全閉
又は全開することができるため、制御が簡単なアクチュ
エータである。また、災害等による停電時にバルブを全
閉又は全開させる緊急駆動用として用いることができ
る。
【0003】前者は、図4に示すような構造で、バルブ
を全開又は全閉するため出力軸102を90度正回転さ
せる場合、内蔵した電動モータ103のピニオンギヤ1
03aに噛み合わせて設けた減速ギヤ106及びこの減
速ギヤ106に噛み合わせた次段ギヤ105を介し、最
終的には電動モータ103の動力を最終段ギヤ107の
軸となる出力軸102に伝達している。このとき、出力
軸102の回転と共に、出力軸102に固定した回転板
108に一端を係合させておいたコイルバネ104が巻
き上げられ蓄勢される。
【0004】また、バルブを全閉又は全開するため出力
軸102を90度逆回転させる場合、コイルバネ104
を巻き上げていた電動モータ103の駆動を停止して、
コイルバネ104の一端を係合した回転板108を介し
て、コイルバネ104の弾発力を出力軸102に伝達し
ている。
【0005】このようにコイルバネ104の弾発力によ
り出力軸102を逆回転させて、バルブを確実に全閉又
は全開するために、コイルバネ104は、電動モータ1
03による巻き上げ前の初期状態において、出力軸10
2を逆回転させる初期トルクが働くように組み込まれて
いた。
【0006】また、後者も前者同様、バルブを確実に全
閉又は全開するため、コイルバネの初期状態において、
出力軸を逆回転させる初期トルクが働くように組み込ま
れていた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来のスプリングリタ
ーン式アクチュエータは、必要な駆動トルクを得ると共
に、バルブの全閉又は全開時に弁体に適当なトルクが与
えられるように、コイルバネを巻き上げ蓄勢された状態
で組み込む必要があるため、組立・分解時にコイルバネ
が飛び出す危険性を有していた。また、コイルバネ自身
の特性のばらつきにより、コイルバネを同じ量変形させ
ても、実際にはトルクが均一化されないため、コイルバ
ネ毎にトルクを調整する必要があり、コストアップの一
因になっていた。さらに、アクチュエータにより駆動す
る被駆動体(上述の場合はバルブ)毎に駆動必要トルク
が異なるので、駆動必要トルクの最大を考慮して、十分
なトルクマージンを見込んでコイルバネを蓄勢しなけれ
ばならなかった。
【0008】本発明は、上記問題を解決するために成さ
れたものであり、組立・分解時にコイルバネを変形させ
ないトルクゼロの状態で組み込みや取り出しができるう
えに、個々の被駆動体に対して最適な初期トルクを設定
できるスプリングリターン式アクチュエータを提供する
ことを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明は、正逆回転自在に設けられた出力軸と、
この出力軸の正回転に伴って蓄勢されるスプリングとを
有し、このスプリングの弾発力によって出力軸を逆回転
させるスプリングリターン式アクチュエータにおいて、
一端を出力軸側と係合したスプリングの他端を蓄勢部材
に係合し、この蓄勢部材をウォームホイール若しくはウ
ォームホイールの回転に伴い変位する部材とし、前記ウ
ォームホイールに噛み合わせて設けたウォームを操作し
て、スプリングの蓄勢力を調整するようにしたもので、
ウォームホイールとウォームとに働くセルフロック機能
により、蓄勢されたスプリングの弾発力によっては、ウ
ォームホイールは回転しないので、出力軸と連動するス
プリングの一端とは異なり、蓄勢部材に係合した他端は
動かず、スプリングが蓄勢される。一方、ウォームを操
作することによって、蓄勢部材を動かし、蓄勢していな
い状態で組み込んだスプリングを蓄勢し、適当な初期ト
ルクを出力軸に与えることができる。さらに、ウォーム
ホイールとウォームによって蓄勢力を調整するので、蓄
勢力を細かくかつ正確に設定することができる。
【0010】前記ウォームホイール及びウォームの一方
若しくは両方の少なくとも噛合面を合成樹脂で成形する
と、腐食を防止し、長期蓄勢力を調整しなくても、ウォ
ームホイールとウォームが回転不能にならない。さら
に、ウォームホイールとウォームの噛みつきが無くなる
ため、回転がスムーズになる。
【0011】前記出力軸の駆動手段を、前記蓄勢部材と
共にケーシング内に収納した場合、この駆動手段の動力
によって、スプリングの弾発力に抗して、出力軸を正回
転させると共にスプリングを蓄勢する一方、駆動手段の
動力をゼロにしスプリングの弾発力によって出力軸を逆
回転させる。
【0012】前記出力軸をバルブのステムに連結して、
バルブを開閉するようにした場合、手動若しくは駆動手
段の動力を出力軸に伝達して、出力軸を正回転させバル
ブを全閉又は全開すると共にスプリングを蓄勢し、バル
ブを全開又は全閉するときは、スプリングの弾発力によ
って出力軸を逆回転させる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、図面を用いて、本発明の好
ましい実施の一形態を詳細に説明する。図1において、
1は本発明のスプリングリターン式アクチュエータ(以
下、アクチュエータという。)のケーシング、2は図示
しない被駆動体に駆動力を伝達する出力軸、3は出力軸
2を正回転させる際の駆動手段となる電動モータ、4は
出力軸2を逆回転させる際の駆動手段となるスプリング
で、出力軸2の正回転に伴って蓄勢される。5は出力軸
2を軸として回転する最終段ギヤ、6は電動モータ3の
ピニオンギヤ3aと中間ギヤ5a,6aを介して最終段
ギヤ5とに噛み合わせて設けられる減速ギヤ、7は蓄勢
部材であるウォームホイール、8はこのウォームホイー
ル7に噛み合わせて設けられたウォームである。なお、
通常は、電動モータ3を駆動手段として出力軸2を正逆
回転させ、災害による停電時や緊急時のみ、スプリング
4によって出力軸2を回転させるようにしても良い。
【0014】図示しない被駆動体(例えば、バルブ)の
入力軸(ステム)を連結する出力軸2は、ケーシング1
を構成する箱状のカバー1aとボトム1bから上下両端
部をそれぞれ突出させ、カバー1a、ボトム1bおよび
このボトム1bに固定した地板1cに正逆回転自在に軸
支され、下端部に被駆動体の入力軸を連結し、他方の上
端部には、適宜、手動操作用の工具やハンドルなどを連
結して、電動モータ3によらずに出力軸2を正回転させ
ることができる。また、この出力軸2の地板1cとボト
ム1b間の適宜位置に、最終段ギヤ5と、スプリング4
の一端を係止する回転板9とがキー9a及びキー溝2a
やローレットなどによって固定されている。
【0015】ボトム1bの開口端を塞ぐように固定され
た地板1cには、ピニオンギヤ3aを下方に突出させて
電動モータ3が固定される他、スプリング4を収納する
ケース10が固定されている。さらに、この地板1cに
は出力軸2の回動角に対応する円弧状孔1dが形成され
ており、この円弧状孔1dを通して回転板9に固定され
たスプリング4の端部4bが、出力軸2の回動始点、終
点において円弧状孔1dの側面に当接し出力軸2の回転
が規制される。すなわち、出力軸2の回転は、スプリン
グ4の端部4bが円弧状孔1dの側面に当接することで
停止する。
【0016】スプリング4は、端部4a,4bをそれぞ
れ上下に折り曲げ突出させたコイルバネで、出力軸2を
中心に蓄勢していない状態でケース10内に収納されて
おり、上端部4aをウォームホイール7の係止孔7aに
係止し、下端部4bを、地板1cの円弧状孔1dを通し
て、出力軸2に固定した回転板9の係止孔9bに係止
し、出力軸2と連動させている。なお、スプリング4
は、コイルバネに限定されず、渦巻バネ、ねじりバネな
どでも良い。また、端部4bを最終段ギヤ5に係止し
て、回転板9を省略しても良い。
【0017】減速ギヤ6は、地板1cより下方に突出し
たピニオンギヤ3aと、それぞれ軸に回転自在の中間ギ
ヤ5a,6aを介して出力軸2に固定した最終段ギヤ5
とに噛み合うように、地板1cとボトム1bとに回転自
在に軸支した軸に固定されている。
【0018】蓄勢機構は、スプリング4の上端部4aを
係止しするウォームホイール7と、このウォームホイー
ル7を回転させるウォーム8とで構成され、スプリング
4を収納するケース10の上部に、それぞれ回転自在に
配置されている。
【0019】ウォームホイール7は、ケース10の天井
面から出力軸2に沿って下方に突設したボス部10aに
回転自在に軸支されており、出力軸2の回転方向に係ら
ず回転することができる。
【0020】ウォーム8は、ウォームホイール7に噛み
合わされ、かつ、ケース10の側壁に回転自在に軸支し
たウォーム軸8aに、ネジなどの適宜手段によって固定
されている。そして、このウォーム軸8aの両軸端部8
bを六角穴付きボルト、矩形部、ドライバとの結合部等
としておき、適宜手段を用いて回転させることによって
ウォーム8を回転させる。
【0021】なお、ウォームホイール7とウォーム8の
全体若しくは噛合面を合成樹脂により形成しても良い。
これによって、長期蓄勢力を調整しなくても、ウォーム
ホイール7とウォーム8とが腐食し回転不能になること
はない。さらに、ウォームホイール7とウォーム8の噛
みつきが無くなるため、回転がスムーズになる。また、
ウォーム軸8aの軸心に沿って操作軸を突設しても良
い。さらに、軸端部8bを臨める孔をカバー1aに形成
したり、突設した操作軸をカバー1aの外に突出させて
も良い。尚、実際のウォーム回転頻度が極めて少ないた
め合成樹脂でも十分に耐えられる。
【0022】次に、上述したアクチュエータの作用を説
明する。組み込まれた状態のスプリング4には、蓄勢さ
れておらず、出力軸2にトルクは働かない。従って、こ
の状態のままでは、スプリング4の弾発力によって出力
軸2を回動終点から始点まで逆方向(例えば、図2で時
計回り)に回転させるときに、被駆動体の回転抵抗を受
けて出力軸2が回動始点に達しないおそれがあると共
に、被駆動体を駆動するに十分なトルクが得られないお
それがある。そこで、あらかじめ、スプリング4を蓄勢
し、回動始点において出力軸2に逆方向の初期トルクが
働くようにする。この初期トルクは、被駆動体の駆動ト
ルクに応じて決定される。
【0023】スプリング4に蓄勢力を付与するため、ウ
ォームホイール7を出力軸2の逆方向に回転させるべ
く、適宜手段により図2で上側の軸端部8bを回してウ
ォーム8を回転させ、スプリング4の上端部4aを出力
軸2の逆方向に移動させる。このとき、スプリング4の
下端部4bは、地板1cの円弧状孔1dの側面に当接し
ているので、上端部4aと共にスプリング4全体が回転
することなく、スプリング4は蓄勢される。このよう
に、回転比の大きいウォームホイール7とウォーム8を
用いて上端部4aを回転させるため、スプリング4の蓄
勢力を細かく調整でき、初期トルクの設定精度が高い。
【0024】前述したように初期トルクを設定した後、
被駆動体を駆動させる。電動モータ3をオンし、電動モ
ータ3の動力をピニオンギヤ3a、減速ギヤ6及び最終
段ギヤ5を介して出力軸2に伝達し、スプリング4の弾
発力に抗して、出力軸2を正方向(例えば、図2で反時
計回り)に回転させる。このとき、出力軸2の回転と共
に、回転板8に係止したスプリング4の下端部4bが移
動する一方、ウォームホイール7とウォーム8との自動
締りの性質により逆転せずに静止するウォームホイール
7と共に、スプリング4の上端部4aは略静止するの
で、スプリング4は更に蓄勢され、出力軸2に働く逆方
向のトルクが増加する。
【0025】そして、所定の回動範囲(回動終点)まで
出力軸2が回転すると、地板1cの円弧状孔1dの側面
にスプリング4の下端部4bが当接し、電動モータ3の
駆動に反して出力軸2が停止する。
【0026】この状態から電動モータ3をオフし、電動
モータ3の駆動を停止すると、スプリング4の弾発力に
より出力軸2が逆回転し、スプリング4の下端部4bが
地板1cの円弧状孔1dの側面に当接し、出力軸2は回
動始点において停止する。このとき、スプリング4には
蓄勢力が残っており、スプリング4の下端部4bが円弧
状孔1dの側面に弾発付勢される。これにより、出力軸
2に外力が働いても、これに抗して出力軸2を静止させ
ておくことができる。
【0027】なお、このアクチュエータを分解する場
合、図2で下側の軸端部8bを回して、蓄勢する場合と
は逆にウォーム8を回転させ、スプリング4の蓄勢力を
除去し、分解時にスプリング4が飛び出さないようにす
る。
【0028】次に、図3を用いて本発明の実施の他の形
態を説明する。このアクチュエータは、ケーシング31
内に、ラック部42aを有する主ピストン42をスライ
ド自在に設け、被駆動体と連結する出力軸32にラック
部42aと噛み合うセクタ43を固定し、主ピストン4
2との間にスプリング34、例えば圧縮コイルバネ、を
介在させて、副ピストン44をスライド自在に設け、さ
らに、この副ピストン44をスプリング34の弾発力に
抗し主ピストン42側にスライドさせる蓄勢部材をスプ
リング34の反対側に設けている。
【0029】この蓄勢部材は、ウォームホイール37の
軸に固定され、ウォームホイール37と共に回転するカ
ム30で、副ピストン44の端面に当接されている。ま
た、このウォームホイール37には、ウォーム38が噛
み合わされており、このウォーム38を回転操作するこ
とによって、蓄勢部材であるカム30を回転させ、副ピ
ストン44を、スプリング34の弾発力に抗して主ピス
トン42側にスライドさせたり、スプリング34の弾発
力によってカム30側にスライドさせ、スプリング34
の蓄勢力を調整する。
【0030】なお、駆動手段を図示していないが、適
宜、流体圧を用いたり、電動モータを用いることができ
る。例えば、流体圧を用いる場合、主ピストン42のス
プリング34と反対側に流体(例えば、空気、ガス)を
流入することで、スプリング34の弾発力に抗して主ピ
ストン42を副ピストン44側に往運動させ、また、流
体を流出させることで、スプリング34の弾発力により
主ピストン42を復運動させる。他方、電動モータを用
いる場合は、前実施形態同様、出力軸32に減速ギヤな
どを介して電動モータのピニオンギヤを噛み合わせ、電
動モータの動力によって、主ピストン42をスプリング
34の弾発力に抗して副ピストン44側に往運動させ、
復運動は蓄勢されたスプリング34の弾発力により行
う。
【0031】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように、本発明に
よれば、分解・組立作業を容易かつ安全に行うことがで
き、そのうえ、初期トルクの設定を精度高く、かつ、被
駆動体の駆動トルクに応じて設定できるスプリングリタ
ーン式アクチュエータの提供が可能である。また、ウォ
ームホイールとウォームの全体若しくは噛合面を合成樹
脂により形成すると、腐食によって回転不能となること
を防止できると共に、噛みつきを防いで、回転をスムー
ズにすることができる。そして、駆動手段を蓄勢部材と
共にケーシング内に設けたので、本アクチュエータをコ
ンパクトに製作でき、小型化に寄与できる。さらに、バ
ルブに適用することによって、安定した開閉駆動を実現
し、バルブとしての実用的価値が極めて高い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のスプリングリターン式アクチュエータ
の一実施形態を示す概略断面図である。
【図2】上記スプリングリターン式アクチュエータの蓄
勢機構を上から視した部分断面図である。
【図3】本発明のスプリングリターン式アクチュエータ
の他の実施形態を示す概略断面図である。
【図4】従来のスプリングリターン式アクチュエータの
一例を示す概略断面図である。
【符号の説明】
1,31 ケーシング 2,32 出力軸 3 電動モータ(駆動手段) 4,34 スプリング 7 ウォームホイール(蓄勢部材) 8,38 ウォーム 30 カム(蓄勢部材) 37 ウォームホイール

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 正逆回転自在に設けられた出力軸と、こ
    の出力軸の正回転に伴って蓄勢されるスプリングとを有
    し、このスプリングの弾発力によって出力軸を逆回転さ
    せるスプリングリターン式アクチュエータにおいて、一
    端を出力軸側と係合したスプリングの他端を蓄勢部材に
    係合し、この蓄勢部材をウォームホイール若しくはウォ
    ームホイールの回転に伴い変位する部材とし、前記ウォ
    ームホイールに噛み合わせて設けたウォームを操作し
    て、スプリングの蓄勢力を調整するようにしたことを特
    徴とするスプリングリターン式アクチュエータ。
  2. 【請求項2】 前記ウォームホイール及びウォームの一
    方若しくは両方の少なくとも噛合面を合成樹脂で成形し
    た請求項1記載のスプリングリターン式アクチュエー
    タ。
  3. 【請求項3】 前記出力軸の駆動手段を、前記蓄勢部材
    と共にケーシング内に収納した請求項1又は2記載のス
    プリングリターン式アクチュエータ。
  4. 【請求項4】 前記出力軸でバルブを開閉するようにし
    た請求項1,2又は3記載のスプリングリターン式アク
    チュエータ。
JP26108997A 1997-09-10 1997-09-10 スプリングリターン式アクチュエータ Pending JPH1182795A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006153174A (ja) * 2004-11-30 2006-06-15 Nidec Sankyo Corp 直線駆動装置
US7582372B2 (en) 2002-11-29 2009-09-01 Keihin Corporation Pressure regulator for fuel cell
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