JPS5915165B2 - 分割形変圧器 - Google Patents
分割形変圧器Info
- Publication number
- JPS5915165B2 JPS5915165B2 JP51143495A JP14349576A JPS5915165B2 JP S5915165 B2 JPS5915165 B2 JP S5915165B2 JP 51143495 A JP51143495 A JP 51143495A JP 14349576 A JP14349576 A JP 14349576A JP S5915165 B2 JPS5915165 B2 JP S5915165B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- transformer
- unit
- phase
- voltage
- split type
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Coils Of Transformers For General Uses (AREA)
- Housings And Mounting Of Transformers (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は輸送制限の厳しい所たとえば山間地の発、変電
所、あるいは都市部の地下又はビル内発、変電所に使用
されるに適した３相大容量の分割形変圧器に関するもの
である。
所、あるいは都市部の地下又はビル内発、変電所に使用
されるに適した３相大容量の分割形変圧器に関するもの
である。
一般に輸送制限が厳しい所に、大容量器を設置する場合
には所謂特別三相変圧器の構成の様に分割形で製作して
いる。
には所謂特別三相変圧器の構成の様に分割形で製作して
いる。
その具体的例を第１図に平５ 面図で、第２図に側面図
で示す。この実施例の場合は単位変圧器１が６台で三相
変圧器を構成している。尚゛Ａｌ、−（（Ａｌ、部分は
更に単位変圧器１’を３台追加して容量増加を計つた場
合である。この変圧器の高圧端子２用として上部に油ダ
クト３１０を配置し、各単位変圧器１の高圧端子２を前
記油ダクト３内を通るリード線４で接続して一相分の高
圧端子としている。尚５は低圧用ダクトであり、６は高
圧中性点端子、□は低圧端子、８はコンサベータである
。
で示す。この実施例の場合は単位変圧器１が６台で三相
変圧器を構成している。尚゛Ａｌ、−（（Ａｌ、部分は
更に単位変圧器１’を３台追加して容量増加を計つた場
合である。この変圧器の高圧端子２用として上部に油ダ
クト３１０を配置し、各単位変圧器１の高圧端子２を前
記油ダクト３内を通るリード線４で接続して一相分の高
圧端子としている。尚５は低圧用ダクトであり、６は高
圧中性点端子、□は低圧端子、８はコンサベータである
。
１５この構成の場合、単位変圧器１の中身構造には制約
がない反面次の様な欠点がある。
がない反面次の様な欠点がある。
（ａ）使用電圧が高くなると油ダクト３が大きくなり同
時に高圧端子２を上部に立ち上げるためにも大きいスペ
ースを要し、油量が増大する。
時に高圧端子２を上部に立ち上げるためにも大きいスペ
ースを要し、油量が増大する。
２０（ｂ）変圧器上部に油ダクト３があるため、ダクト
の強度や励磁振動に対する配慮が必要である。
の強度や励磁振動に対する配慮が必要である。
（ｃ）油ダクト３の上部にコンサベータ８を配置する必
要があるため変圧器全体の高さが高くなり、耐震性の悪
化や変圧器収納スペースの増大があ２５る。（ｄ）単位
変圧器の故障により故障の単位変圧器を引き出した後、
残りの変圧器で低減容量の継続運転をする場合、油ダク
ト３の支持に難点がある。
要があるため変圧器全体の高さが高くなり、耐震性の悪
化や変圧器収納スペースの増大があ２５る。（ｄ）単位
変圧器の故障により故障の単位変圧器を引き出した後、
残りの変圧器で低減容量の継続運転をする場合、油ダク
ト３の支持に難点がある。
３０（ｅ）全体が共油となつており単位変圧器の事故の
波及や油処理上の不都合がある。
波及や油処理上の不都合がある。
本発明は上記点に鑑みなされたもので、高圧リード線の
配置を工夫する事により、高圧側油ダクトを単純化した
分割形変圧器を得ることを目的と３５する。
配置を工夫する事により、高圧側油ダクトを単純化した
分割形変圧器を得ることを目的と３５する。
以下、本発明の一実施例を第１図及び第２図と同一部分
に同符号を記した第３図乃至第５図に従つて説明する。
に同符号を記した第３図乃至第５図に従つて説明する。
第３図は本発明により構成された三相変圧器の場合の平
面図である。
面図である。
第４図は同じく側面図である。
図において（咳ラ′・・Ａ′・部分は、容量増加のため
増設した場合を示す。第５図は高圧リード線の配置と油
ダクトの関係を判り易くするための平面図で第３図の・
・Ｂ・・一・・Ｂ・・部分に相当する。第３図及び第５
図に於ては単位変圧器１が２台並んでいる場合で１′は
、将来の増設器を示す。
増設した場合を示す。第５図は高圧リード線の配置と油
ダクトの関係を判り易くするための平面図で第３図の・
・Ｂ・・一・・Ｂ・・部分に相当する。第３図及び第５
図に於ては単位変圧器１が２台並んでいる場合で１′は
、将来の増設器を示す。
各単位変圧器１は、二脚鉄心の中身１１を持ち、その巻
線の高圧電位部分には隣接する単位変圧器の高圧端子を
接続するための渡り線１２が設けられている。この各単
位変圧器１に設けた渡り線１２間は互に対向する単位変
圧器１のタンク１ａの側面に設けられた油ダクト３内に
通したリード線４により接続し各単位変圧器巻線の高圧
端子を一緒にして端部に配置した単位変圧器に設けた一
相分の高圧端子２に接続する。この方法によれば渡り線
１２が同電位部分を通過するため、電圧的な無理のない
形で接続する事が出来るうえ、鉄心窓外を通過させるた
め鉄心による励磁を受けずにすむ。
線の高圧電位部分には隣接する単位変圧器の高圧端子を
接続するための渡り線１２が設けられている。この各単
位変圧器１に設けた渡り線１２間は互に対向する単位変
圧器１のタンク１ａの側面に設けられた油ダクト３内に
通したリード線４により接続し各単位変圧器巻線の高圧
端子を一緒にして端部に配置した単位変圧器に設けた一
相分の高圧端子２に接続する。この方法によれば渡り線
１２が同電位部分を通過するため、電圧的な無理のない
形で接続する事が出来るうえ、鉄心窓外を通過させるた
め鉄心による励磁を受けずにすむ。
第６図は本発明の他の実施例であり、渡り線１２の接続
方法が異なつている。本発明による効果は、従来の変圧
器に比較してダクトの全長が大巾に短縮され、２巻線間
とタンク壁との空間を有効に利用できる。
方法が異なつている。本発明による効果は、従来の変圧
器に比較してダクトの全長が大巾に短縮され、２巻線間
とタンク壁との空間を有効に利用できる。
油ダクト３の構造が簡単にできるので、油が減少するば
かりでなく、従来の構成の欠点であつたダクト強度、防
振、変圧器の高さ及び耐震性において有利となる。又、
この発明を使用する事により将来の変圧器容量増加が見
込まれる場合にはあらかじめ渡り線１２を具備した巻線
を作ると同時にタンク側面に油ダクト３旬のフランジ１
３を設けておき、当面両者を盲ら状態で使用するように
する。そして必要な時点で単位変圧器ｖの増設と共に油
ダクト３′を追加してあらかじめ設けてあつた渡り線１
２を利用して高圧端子を継ぎ、簡単に密着増加を実現で
きる。第７図は、増設後に中央の単位変圧器１〃が事故
により、取り去られたときの例でその補修期間中低減容
量で継続運転するために高圧リード用の仮の油ダクト１
４を使用した場合を例示したものである。
かりでなく、従来の構成の欠点であつたダクト強度、防
振、変圧器の高さ及び耐震性において有利となる。又、
この発明を使用する事により将来の変圧器容量増加が見
込まれる場合にはあらかじめ渡り線１２を具備した巻線
を作ると同時にタンク側面に油ダクト３旬のフランジ１
３を設けておき、当面両者を盲ら状態で使用するように
する。そして必要な時点で単位変圧器ｖの増設と共に油
ダクト３′を追加してあらかじめ設けてあつた渡り線１
２を利用して高圧端子を継ぎ、簡単に密着増加を実現で
きる。第７図は、増設後に中央の単位変圧器１〃が事故
により、取り去られたときの例でその補修期間中低減容
量で継続運転するために高圧リード用の仮の油ダクト１
４を使用した場合を例示したものである。
従来の変圧器に比較し油ダクトが低い位置にあるのでそ
の処理が容易に行なえる。更に高低圧油ダクト部分に壁
貫スペーサ又＆ζ壁貫ブツシングを付属させて単位変圧
器の油を独立させる様に構成すれば事故波及の防止、油
処理の簡易化、１つの単位変圧器故障の場合の切り離し
を容易にする等の効果を上げる事が出来る。
の処理が容易に行なえる。更に高低圧油ダクト部分に壁
貫スペーサ又＆ζ壁貫ブツシングを付属させて単位変圧
器の油を独立させる様に構成すれば事故波及の防止、油
処理の簡易化、１つの単位変圧器故障の場合の切り離し
を容易にする等の効果を上げる事が出来る。
第１図及び第２図は従来の分割形変圧器の一例を示す平
面図及び側面図、第３図、第４図は本発明による分割形
変圧器の一実施例を示す平面図及び側面図、第５図乃至
第７図は本発明による高圧リード線と渡り線の関係を示
した説明図である。 １・・・・・・単位変圧器、２・・・・・・高圧端子、
３・・・・・・高圧側油ダクト、４・・・・・・リード
線、７・・・・・・低圧端子、８・・・・・・コンサベ
ータ、１１・・・・・・二脚鉄心、１２・・・・・・渡
り線。
面図及び側面図、第３図、第４図は本発明による分割形
変圧器の一実施例を示す平面図及び側面図、第５図乃至
第７図は本発明による高圧リード線と渡り線の関係を示
した説明図である。 １・・・・・・単位変圧器、２・・・・・・高圧端子、
３・・・・・・高圧側油ダクト、４・・・・・・リード
線、７・・・・・・低圧端子、８・・・・・・コンサベ
ータ、１１・・・・・・二脚鉄心、１２・・・・・・渡
り線。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １ 単位変圧器を各相複数台並らべて１台の３相変圧器
とするものに於て、各相の単位変圧器の鉄心を２脚鉄心
とすると共に夫々の高圧コイルの同電位部分又はその近
傍に各単位変圧器の高圧リード線となる渡り線を夫々配
置し、この各相毎の渡り線間を各相毎の単位変圧器の対
向するタンク側面に配置した連結用の油ダクトに通した
リード線により接続し夫々の相の高圧端子とした事を特
長とする分割形変圧器。 ２ あらかじめ高圧コイル内又はその近傍に高圧渡り線
を設け、各単位変圧器のタンク側面には、油ダクト用フ
ランジを具備させて単位変圧器と油ダクトの増設により
容量増加が可能になつている特許請求の範囲第１項記載
の分割形変圧器。 ３ 単位変圧器間の高圧リード線用油ダクト部分と低圧
ダクト部分には、壁貫スペーサあるいは壁貫ブッシング
が配置され、各単位変圧器の油が互いに独立されている
特許請求の範囲第１項記載の分割形変圧器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP51143495A JPS5915165B2 (ja) | 1976-12-01 | 1976-12-01 | 分割形変圧器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP51143495A JPS5915165B2 (ja) | 1976-12-01 | 1976-12-01 | 分割形変圧器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5368822A JPS5368822A (en) | 1978-06-19 |
| JPS5915165B2 true JPS5915165B2 (ja) | 1984-04-07 |
Family
ID=15340030
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP51143495A Expired JPS5915165B2 (ja) | 1976-12-01 | 1976-12-01 | 分割形変圧器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5915165B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS54150637A (en) * | 1978-05-19 | 1979-11-27 | Hitachi Ltd | Combination type transformer |
| JPS5950510A (ja) * | 1982-09-17 | 1984-03-23 | Toshiba Corp | 分割形変圧器 |
| JPS5951506A (ja) * | 1982-09-17 | 1984-03-26 | Toshiba Corp | 分割形変圧器 |
-
1976
- 1976-12-01 JP JP51143495A patent/JPS5915165B2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5368822A (en) | 1978-06-19 |
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