JPS6257085B2 - - Google Patents
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- JPS6257085B2 JPS6257085B2 JP54115253A JP11525379A JPS6257085B2 JP S6257085 B2 JPS6257085 B2 JP S6257085B2 JP 54115253 A JP54115253 A JP 54115253A JP 11525379 A JP11525379 A JP 11525379A JP S6257085 B2 JPS6257085 B2 JP S6257085B2
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- XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N Iron Chemical group [Fe] XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 14
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- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 11
- 238000009413 insulation Methods 0.000 description 9
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- PMVSDNDAUGGCCE-TYYBGVCCSA-L Ferrous fumarate Chemical group [Fe+2].[O-]C(=O)\C=C\C([O-])=O PMVSDNDAUGGCCE-TYYBGVCCSA-L 0.000 description 1
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01F—MAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
- H01F27/00—Details of transformers or inductances, in general
- H01F27/42—Circuits specially adapted for the purpose of modifying, or compensating for, electric characteristics of transformers, reactors, or choke coils
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01F—MAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
- H01F30/00—Fixed transformers not covered by group H01F19/00
- H01F30/06—Fixed transformers not covered by group H01F19/00 characterised by the structure
- H01F30/12—Two-phase, three-phase or polyphase transformers
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Power Engineering (AREA)
- Coils Of Transformers For General Uses (AREA)
- Rectifiers (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は超高圧大容量の直流連けい装置や直流
送電用に供される交直変換用変圧器に関する。
送電用に供される交直変換用変圧器に関する。
超高圧の直流連けい装置又は直流送電装置の回
路構成の概略を第１図により説明する。変換用変
圧器１，２は夫々３巻線、２巻線変圧器となつて
おり、交流側巻線３，６は星形（以下〓）結線さ
れ、直流側巻線は２組４，７が夫々〓結線、およ
び三角（以下△）結線で、他の１組５が三角（以
下△）結線され、各直流側巻線に対応して直列接
続した交直変換器８により12相変換するようにな
つている。ここでこれらの超高圧変換用変圧器に
要求される仕様および特徴としては (イ) 交流側巻線と直流側巻線の２つの巻線間のイ
ンピーダンスが夫々等しいこと。即ち第１図の
インピーダンス関係を表わした第２図において
Z1＋Z2≒Z4になること。
路構成の概略を第１図により説明する。変換用変
圧器１，２は夫々３巻線、２巻線変圧器となつて
おり、交流側巻線３，６は星形（以下〓）結線さ
れ、直流側巻線は２組４，７が夫々〓結線、およ
び三角（以下△）結線で、他の１組５が三角（以
下△）結線され、各直流側巻線に対応して直列接
続した交直変換器８により12相変換するようにな
つている。ここでこれらの超高圧変換用変圧器に
要求される仕様および特徴としては (イ) 交流側巻線と直流側巻線の２つの巻線間のイ
ンピーダンスが夫々等しいこと。即ち第１図の
インピーダンス関係を表わした第２図において
Z1＋Z2≒Z4になること。
(ロ) 交流側端子３，６と直流側端子４および７間
のインピーダンス関係を〓変換した時交流側巻
線のインピーダンスが極力小さいこと。（０で
あることが最も望ましい。） (ハ) 大容量器では輸送制限の関係から単相変圧器
で製作され、据付現場で３相に組合せ、接続さ
れることが多い。
のインピーダンス関係を〓変換した時交流側巻
線のインピーダンスが極力小さいこと。（０で
あることが最も望ましい。） (ハ) 大容量器では輸送制限の関係から単相変圧器
で製作され、据付現場で３相に組合せ、接続さ
れることが多い。
これらの仕様を満足する交直変換用変圧器の従
来の構成技術を第３図〜第５図により説明する。
変換用変圧器には独立した２つの直流側巻線が要
求されると同時に先の特殊仕様の項で述べた、直
流側巻線と交流側巻線間のインピーダンスを等し
くする要求より、第３図に示した如く２組の巻線
１，２を別個の鉄心脚Ａ，Ｂに巻いた変圧器とな
る。第３図は巻線１，２を巻装した鉄心脚が２個
の主脚を有する１個の鉄心１１の各主脚を構成し
１個のタンク１２に収納された場合である。第４
図は第３図の変圧器の巻線配置および接続を示す
図である。即ち鉄心脚Ａには直流側巻線７、Ｂ脚
には直流側巻線４が巻装され、それらは夫々直流
側端子１６，１５により引出され、他の単相変換
用変圧器とバンク結線を行い、△および〓に結線
される。一方、交流側巻線３と６は並列に接続さ
れて交流側端子１３，１４により引出され、他の
単相変換用変圧器と〓にバンク結線される。この
ようにすることにより直流側巻線４，７と交流側
巻線３，６間のインピーダンスを等しくし、かつ
〓変換した交流側巻線のインピーダンスを０とす
ることができる。しかしこの様に１つの鉄心脚に
交流側巻線、直流側巻線、三次巻線を巻装するこ
とは次のような欠点を有している。
来の構成技術を第３図〜第５図により説明する。
変換用変圧器には独立した２つの直流側巻線が要
求されると同時に先の特殊仕様の項で述べた、直
流側巻線と交流側巻線間のインピーダンスを等し
くする要求より、第３図に示した如く２組の巻線
１，２を別個の鉄心脚Ａ，Ｂに巻いた変圧器とな
る。第３図は巻線１，２を巻装した鉄心脚が２個
の主脚を有する１個の鉄心１１の各主脚を構成し
１個のタンク１２に収納された場合である。第４
図は第３図の変圧器の巻線配置および接続を示す
図である。即ち鉄心脚Ａには直流側巻線７、Ｂ脚
には直流側巻線４が巻装され、それらは夫々直流
側端子１６，１５により引出され、他の単相変換
用変圧器とバンク結線を行い、△および〓に結線
される。一方、交流側巻線３と６は並列に接続さ
れて交流側端子１３，１４により引出され、他の
単相変換用変圧器と〓にバンク結線される。この
ようにすることにより直流側巻線４，７と交流側
巻線３，６間のインピーダンスを等しくし、かつ
〓変換した交流側巻線のインピーダンスを０とす
ることができる。しかしこの様に１つの鉄心脚に
交流側巻線、直流側巻線、三次巻線を巻装するこ
とは次のような欠点を有している。
(イ) 巻線径方向の絶縁寸法が大きくなり、タンク
幅が大となる。即ち第３図を−線で断面し
た第５図において、d2（d3）寸法は直流側巻線
の対地電圧に相当する絶縁強度を必要としd4
（d3）寸法は交流側巻線の対地電圧に相当する絶
縁強度を必要とする。交流側、直流側共超高圧
級になると巻線の幅寸法Ｗにくらべてd2〜d4寸
法はＷ寸法と同等ないしはその数倍必要となり
タンク１２の幅寸法W1が大幅に増加し、鉄道
輸送限界内の変圧器の組立輸送が困難となる。
幅が大となる。即ち第３図を−線で断面し
た第５図において、d2（d3）寸法は直流側巻線
の対地電圧に相当する絶縁強度を必要としd4
（d3）寸法は交流側巻線の対地電圧に相当する絶
縁強度を必要とする。交流側、直流側共超高圧
級になると巻線の幅寸法Ｗにくらべてd2〜d4寸
法はＷ寸法と同等ないしはその数倍必要となり
タンク１２の幅寸法W1が大幅に増加し、鉄道
輸送限界内の変圧器の組立輸送が困難となる。
(ロ) 巻線端部の絶縁寸法についても内側直流側巻
線の対地電位が高い為に第５図のd5、d6寸法も
大きく必要となり鉄心１１の高さ寸法が大とな
り鉄道輸送が困難となる。また内側巻線のリー
ド線１５は直流耐圧仕様の絶縁が必要なことか
ら、その絶縁作業に多大の労力を要する。
線の対地電位が高い為に第５図のd5、d6寸法も
大きく必要となり鉄心１１の高さ寸法が大とな
り鉄道輸送が困難となる。また内側巻線のリー
ド線１５は直流耐圧仕様の絶縁が必要なことか
ら、その絶縁作業に多大の労力を要する。
本発明は交流側巻線を２個以上の複数個に直列
に分割してこれらを複数個の鉄心脚に巻装し、こ
れと１個ないしは複数個の直流側巻線とを、それ
ぞれの脚の交流側巻線と直流側巻線との容量差分
以上の容量をもつた励磁巻線ないしは３次巻線で
結合することにより、変換用変圧器に要求される
インピーダンスに関する特殊仕様を満足させると
同時に、巻線寸法を低減させて現行の鉄道輸送限
界内での変圧器の組立輸送を可能にすることので
きる交直変換用変圧器を提供することを目的とす
る。
に分割してこれらを複数個の鉄心脚に巻装し、こ
れと１個ないしは複数個の直流側巻線とを、それ
ぞれの脚の交流側巻線と直流側巻線との容量差分
以上の容量をもつた励磁巻線ないしは３次巻線で
結合することにより、変換用変圧器に要求される
インピーダンスに関する特殊仕様を満足させると
同時に、巻線寸法を低減させて現行の鉄道輸送限
界内での変圧器の組立輸送を可能にすることので
きる交直変換用変圧器を提供することを目的とす
る。
以下本発明を図面に示す一実施例について説明
する。
する。
第６図、第７図は本発明による交直変換用変圧
器の代表的な１実施例の巻線の構成ならびにその
接続を示す図である。第８図は第６図を−線
で切断した断面図である。また第９図は第７図の
巻線配置において、２つの直流側巻線と交流側巻
線との各２組毎のアンペアターンを示した図であ
る。第６図では鉄心２０は単相５脚鉄心を使用
し、巻線２１，２２，２３は中央の第１、第２、
第３の鉄心脚Ａ，Ｂ，Ｃのみに巻装されている。
第７図に示す如く巻線２１は交流側巻線２４と励
磁巻線２８とからなり、第１の鉄心脚Ａに巻かれ
ている。また巻線２２は交流側巻線２５と直流側
巻線２６及び励磁巻線２９とからなり、第２の鉄
心脚Ｂに巻かれている。また巻線２３は直流側巻
線２７と励磁巻線３０とからなり、第３の鉄心脚
Ｃに巻かれている。直流側巻線２４と２５は直列
に接続され、励磁巻線２８，２９，３０は夫々並
列に接続されている。而してこのような構成にす
ることにより巻線２１，２２，２３の外径が従来
構造にくらべて大巾に減少すると同時にタンク巾
に対して各巻線外径寸法がバランスよく製作でき
るため、変圧器タンクに対し変圧器中身の占積率
が向上し、従来構造では組立輸送が不可能であつ
た大容量器についても、組立輸送が可能となる。
器の代表的な１実施例の巻線の構成ならびにその
接続を示す図である。第８図は第６図を−線
で切断した断面図である。また第９図は第７図の
巻線配置において、２つの直流側巻線と交流側巻
線との各２組毎のアンペアターンを示した図であ
る。第６図では鉄心２０は単相５脚鉄心を使用
し、巻線２１，２２，２３は中央の第１、第２、
第３の鉄心脚Ａ，Ｂ，Ｃのみに巻装されている。
第７図に示す如く巻線２１は交流側巻線２４と励
磁巻線２８とからなり、第１の鉄心脚Ａに巻かれ
ている。また巻線２２は交流側巻線２５と直流側
巻線２６及び励磁巻線２９とからなり、第２の鉄
心脚Ｂに巻かれている。また巻線２３は直流側巻
線２７と励磁巻線３０とからなり、第３の鉄心脚
Ｃに巻かれている。直流側巻線２４と２５は直列
に接続され、励磁巻線２８，２９，３０は夫々並
列に接続されている。而してこのような構成にす
ることにより巻線２１，２２，２３の外径が従来
構造にくらべて大巾に減少すると同時にタンク巾
に対して各巻線外径寸法がバランスよく製作でき
るため、変圧器タンクに対し変圧器中身の占積率
が向上し、従来構造では組立輸送が不可能であつ
た大容量器についても、組立輸送が可能となる。
即ち従来構造では第５図に示す如く１つの鉄心
脚に三次巻線と超高圧の直流側巻線および超高圧
の交流側巻線を巻装していたため、巻線間寸法お
よび巻線大地間寸法d2〜d4は巻線巾よりはるかに
大きな寸法を要していた。ところが本発明による
変圧器では第７図に示すように第１の鉄心脚Ａに
は励磁巻線２８と超高圧の交流側巻線の内の線路
端側巻線２４の２巻線を巻装し、第２の鉄心脚Ｂ
には励磁巻線２９と交流側巻線の内の中性点側巻
線２５および直流側巻線の内の低圧側巻線２６
（第１図の例では巻線７に相当する）を巻装し、
第３の鉄心脚Ｃには励磁巻線３０と直流側巻線の
内の高圧側巻線２７（第１図の例では巻線４に相
当）を巻装している。従つて第１、第３の鉄心脚
Ａ，Ｃにおいては超高圧巻線は夫々２４，２７の
各１巻線であり第５図のように１つの鉄心脚に超
高圧巻線が２つ巻装されているものに比して大巾
に巻線外径が減少する。また交流側巻線２４と２
５の容量比をほぼ１：１とすると巻線２４と直流
側巻線２７の容量はほぼ等しくなり、従つて２つ
の超高圧巻線２４と２７の外径はほぼ等しくな
る。一方第２の鉄心脚Ｂにおいては２５，２６，
２９の３巻線が巻装されているが第８図に断面図
を示した如く、交流側巻線２５、直流側巻線２６
共に低圧側巻線であり、従つてd2〜d4は第５図に
おけるそれの約1/2であるから、巻線外径は巻線
２１，２３のそれより幾分大きい程度で巻装可能
である。またこの外径の差についてもタンクと巻
線間の寸法と巻線２６の電圧の大きさを考慮する
と、各鉄心脚Ａ，Ｂ，Ｃ共絶縁的にほぼ同じ余裕
率をもつていることがわかる。即ち各鉄心脚Ａ，
Ｂ，Ｃ共タンク巾に対しバランスよく巻線が製作
でき、かつタンク巾に大巾が縮少できることから
大容量器についても組立輸送が可能となる。
脚に三次巻線と超高圧の直流側巻線および超高圧
の交流側巻線を巻装していたため、巻線間寸法お
よび巻線大地間寸法d2〜d4は巻線巾よりはるかに
大きな寸法を要していた。ところが本発明による
変圧器では第７図に示すように第１の鉄心脚Ａに
は励磁巻線２８と超高圧の交流側巻線の内の線路
端側巻線２４の２巻線を巻装し、第２の鉄心脚Ｂ
には励磁巻線２９と交流側巻線の内の中性点側巻
線２５および直流側巻線の内の低圧側巻線２６
（第１図の例では巻線７に相当する）を巻装し、
第３の鉄心脚Ｃには励磁巻線３０と直流側巻線の
内の高圧側巻線２７（第１図の例では巻線４に相
当）を巻装している。従つて第１、第３の鉄心脚
Ａ，Ｃにおいては超高圧巻線は夫々２４，２７の
各１巻線であり第５図のように１つの鉄心脚に超
高圧巻線が２つ巻装されているものに比して大巾
に巻線外径が減少する。また交流側巻線２４と２
５の容量比をほぼ１：１とすると巻線２４と直流
側巻線２７の容量はほぼ等しくなり、従つて２つ
の超高圧巻線２４と２７の外径はほぼ等しくな
る。一方第２の鉄心脚Ｂにおいては２５，２６，
２９の３巻線が巻装されているが第８図に断面図
を示した如く、交流側巻線２５、直流側巻線２６
共に低圧側巻線であり、従つてd2〜d4は第５図に
おけるそれの約1/2であるから、巻線外径は巻線
２１，２３のそれより幾分大きい程度で巻装可能
である。またこの外径の差についてもタンクと巻
線間の寸法と巻線２６の電圧の大きさを考慮する
と、各鉄心脚Ａ，Ｂ，Ｃ共絶縁的にほぼ同じ余裕
率をもつていることがわかる。即ち各鉄心脚Ａ，
Ｂ，Ｃ共タンク巾に対しバランスよく巻線が製作
でき、かつタンク巾に大巾が縮少できることから
大容量器についても組立輸送が可能となる。
一方、変換用変圧器については第２図に示すイ
ンピーダンスの等価回路図でZ1＋Z2≒Z4および２
つの直流側巻線と交流側巻線のインピーダンス関
係を〓変換した時、交流側巻線のインピーダンス
が極力小さいことという特殊な仕様が要求される
が、本発明ではこれらが容易に満足でき、この仕
様の為に絶縁上必要な寸法以上に主間隔を拡大す
る等経済性をそこなう心配がない。即ち第９図の
アンペアターン分布図から明らかな如く、直流側
巻線２６と交流巻線との間のインピーダンス（以
下Z12）と直流側巻線２７と交流巻線との間のイン
ピーダンス（以下Z13）はほぼ等しくなる。また直
流側巻線２６と２７間のインピーダンス（以下
Z23）はZ12またはZ13の約２倍となる。即ちZ23＝
2Z12＝2Z13である。従つてこれらを〓変換すると
交流側巻線のインピーダンス（以下Z11）はZ11＝
（Z12＋Z13−Z23）／２＝０となり特殊仕様を満足す
る。また直流側巻線がすべて最外側に配置されて
いるので、特殊な直流耐圧仕様に対するリード絶
縁作業が容易になる。
ンピーダンスの等価回路図でZ1＋Z2≒Z4および２
つの直流側巻線と交流側巻線のインピーダンス関
係を〓変換した時、交流側巻線のインピーダンス
が極力小さいことという特殊な仕様が要求される
が、本発明ではこれらが容易に満足でき、この仕
様の為に絶縁上必要な寸法以上に主間隔を拡大す
る等経済性をそこなう心配がない。即ち第９図の
アンペアターン分布図から明らかな如く、直流側
巻線２６と交流巻線との間のインピーダンス（以
下Z12）と直流側巻線２７と交流巻線との間のイン
ピーダンス（以下Z13）はほぼ等しくなる。また直
流側巻線２６と２７間のインピーダンス（以下
Z23）はZ12またはZ13の約２倍となる。即ちZ23＝
2Z12＝2Z13である。従つてこれらを〓変換すると
交流側巻線のインピーダンス（以下Z11）はZ11＝
（Z12＋Z13−Z23）／２＝０となり特殊仕様を満足す
る。また直流側巻線がすべて最外側に配置されて
いるので、特殊な直流耐圧仕様に対するリード絶
縁作業が容易になる。
第１０図は本発明の他の実施例で、タツプ巻線
を有する場合を示す。即ち第１、第２、第３の鉄
心脚Ａ、Ｂ、Ｃとは更に別の鉄心脚Ｄにタツプ巻
線３２を巻装してこれを交流側巻線２４，２５と
直列に接続し、かつ励磁巻線３１を巻装し、これ
を他脚の励磁巻線２８，２９，３０と並列接続し
たものである。この場合タツプ巻線３２は主脚
Ａ，Ｂ，Ｃに巻装してもよい。
を有する場合を示す。即ち第１、第２、第３の鉄
心脚Ａ、Ｂ、Ｃとは更に別の鉄心脚Ｄにタツプ巻
線３２を巻装してこれを交流側巻線２４，２５と
直列に接続し、かつ励磁巻線３１を巻装し、これ
を他脚の励磁巻線２８，２９，３０と並列接続し
たものである。この場合タツプ巻線３２は主脚
Ａ，Ｂ，Ｃに巻装してもよい。
また励磁巻線の両端から端子を引出しこれを三
次巻線として使用することも可能である。第７
図、第１０図、第１１図はこの例を示している。
次巻線として使用することも可能である。第７
図、第１０図、第１１図はこの例を示している。
第１１図は本発明の更に他の実施例で鉄心脚
Ａ，B′，C′が別個の鉄心から成り、それぞれ別
個のタンク１２，１２′，１２″に収納されたもの
である。ここで三次端子１７はタンク１２より引
出されているがこれは他のタンク１２′，１２″か
らも引出し可能である。また各タンク間の３次巻
線の並列接続および交流側巻線の直列接続は各タ
ンク間を油中ダクトでつないでこの中を通して行
つてもよく、また一度各タンクから外部に引出し
てから外部で接続してもよい。
Ａ，B′，C′が別個の鉄心から成り、それぞれ別
個のタンク１２，１２′，１２″に収納されたもの
である。ここで三次端子１７はタンク１２より引
出されているがこれは他のタンク１２′，１２″か
らも引出し可能である。また各タンク間の３次巻
線の並列接続および交流側巻線の直列接続は各タ
ンク間を油中ダクトでつないでこの中を通して行
つてもよく、また一度各タンクから外部に引出し
てから外部で接続してもよい。
また上記各実施例に限らず、第１０図に示す鉄
心脚Ａ，Ｄを１つの鉄心の２脚（側脚を含む）と
して１つのタンクに収納し、鉄心脚Ｂ，Ｃを他の
１つの鉄心の２脚として他の１つのタンクに収納
する場合や、鉄心脚Ａ，Ｂ，Ｃを１つの鉄心の３
脚として１つのタンクに収納し、鉄心脚Ｄを他の
１つの鉄心として他の１つのタンクに収納する場
合等、輪送および据付制限の程度に応じて鉄心脚
Ａ，Ｂ，Ｃ，Ｄを任意に組合せて複数個のタンク
に分割収納することができる。
心脚Ａ，Ｄを１つの鉄心の２脚（側脚を含む）と
して１つのタンクに収納し、鉄心脚Ｂ，Ｃを他の
１つの鉄心の２脚として他の１つのタンクに収納
する場合や、鉄心脚Ａ，Ｂ，Ｃを１つの鉄心の３
脚として１つのタンクに収納し、鉄心脚Ｄを他の
１つの鉄心として他の１つのタンクに収納する場
合等、輪送および据付制限の程度に応じて鉄心脚
Ａ，Ｂ，Ｃ，Ｄを任意に組合せて複数個のタンク
に分割収納することができる。
以上説明のように、本発明による交直変換用変
圧器においては、交流側巻線を線路端側巻線と、
中性点側巻線とに直列に分割して線路端側巻線を
第１の鉄心脚に、中性点側巻線を第２の鉄心脚に
巻装し、低圧側直流巻線を第２の鉄心脚に、高圧
側直流巻線を第３の鉄心脚に夫々巻装して、この
直流巻線を直列に接続し、かつそれぞれの鉄心脚
に交流側巻線と直流側巻線の容量差分以上の巻線
容量をもつた励磁巻線を巻装して、この励磁巻線
を並列に接続することにより交流側巻線と直流側
巻線とを電磁結合したので、要求されるインピー
ダンスの特殊仕様を満足し、巻線外径寸法を縮少
して鉄道輸送限界内での組立輸送が可能となる。
圧器においては、交流側巻線を線路端側巻線と、
中性点側巻線とに直列に分割して線路端側巻線を
第１の鉄心脚に、中性点側巻線を第２の鉄心脚に
巻装し、低圧側直流巻線を第２の鉄心脚に、高圧
側直流巻線を第３の鉄心脚に夫々巻装して、この
直流巻線を直列に接続し、かつそれぞれの鉄心脚
に交流側巻線と直流側巻線の容量差分以上の巻線
容量をもつた励磁巻線を巻装して、この励磁巻線
を並列に接続することにより交流側巻線と直流側
巻線とを電磁結合したので、要求されるインピー
ダンスの特殊仕様を満足し、巻線外径寸法を縮少
して鉄道輸送限界内での組立輸送が可能となる。
第１図は超高圧直流連けい装置や直流送電系統
の構成を示す単線結線図、第２図は第１図の変圧
器の巻線間のインピーダンスを示す等価回路図、
第３図は従来の変換用変圧器の構造の概略を示す
正面図、第４図は従来の巻線構成ならびにその接
続を示す接続図、第５図は第３図を−線で切
断した側面断面図、第６図は本発明の１実施例を
示す変圧器中身の正面図、第７図は本発明の１実
施例の巻線構成ならびにその接続を示す接続図、
第８図は第６図のＡ脚部の側面断面図、第９図は
第７図の巻線構成における各巻線間のアンペアタ
ーン分布図、第１０図及び第１１図は夫々本発明
の他の実施例を示す巻線構成および接続を示す接
続図である。 ２０……鉄心、２４，２５……交流側巻線、２
６，２７……直流側巻線、２８，２９，３０……
三次巻線（励磁巻線）。
の構成を示す単線結線図、第２図は第１図の変圧
器の巻線間のインピーダンスを示す等価回路図、
第３図は従来の変換用変圧器の構造の概略を示す
正面図、第４図は従来の巻線構成ならびにその接
続を示す接続図、第５図は第３図を−線で切
断した側面断面図、第６図は本発明の１実施例を
示す変圧器中身の正面図、第７図は本発明の１実
施例の巻線構成ならびにその接続を示す接続図、
第８図は第６図のＡ脚部の側面断面図、第９図は
第７図の巻線構成における各巻線間のアンペアタ
ーン分布図、第１０図及び第１１図は夫々本発明
の他の実施例を示す巻線構成および接続を示す接
続図である。 ２０……鉄心、２４，２５……交流側巻線、２
６，２７……直流側巻線、２８，２９，３０……
三次巻線（励磁巻線）。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １ 交流側巻線と直流側巻線を有する交直変換用
変圧器において、交流側巻線を線路端側巻線と、
中性点側巻線とに直列に分割して線路端側巻線を
第１の鉄心脚に、中性点側巻線を第２の鉄心脚に
巻装し、低圧側直流巻線を第２の鉄心脚に、高圧
側直流巻線を第３の鉄心脚に夫々巻装して、この
直流巻線を直列に接続し、かつそれぞれの鉄心脚
に交流側巻線と直流側巻線の容量差分以上の巻線
容量をもつた励磁巻線を巻装して、この励磁巻線
を並列に接続することにより交流側巻線と直流側
巻線とを電磁結合したことを特徴とする交直変換
用変圧器。 ２ 特許請求の範囲第１項記載の交直変換用変圧
器において、タツプを有する巻線及びこのタツプ
巻線と同一巻線容量を有する励磁巻線を設け、タ
ツプ巻線は交流側巻線と直列に接続し、かつ励磁
巻線は他脚の励磁巻線と並列に接続したことを特
徴とする交直変換用変圧器。 ３ 特許請求の範囲第１項記載の交直変換用変圧
器において励磁巻線の両端より端子を引出しこれ
を３次巻線として使用したことを特徴とする交直
変換用変圧器。 ４ 特許請求の範囲第１項記載の交直変換用変圧
器において、複数個の鉄心脚を単一の鉄心の複数
脚としこれらを１個のタンクに収納したことを特
徴とする交直変換用変圧器。 ５ 特許請求の範囲第１項記載の交直変換用変圧
器において、複数個の鉄心脚を夫々独立した鉄心
の脚で構成し、かつこれらを夫々別個のタンクに
収納したことを特徴とする交直変換用変圧器。 ６ 特許請求の範囲第１項記載の交直変換用変圧
器において、複数個の鉄心脚を有する鉄心を１な
いし複数脚をもつた複数個の鉄心に分割し、それ
らを夫々別タンクに収納したことを特徴とする交
直変換用変圧器。
Priority Applications (6)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11525379A JPS5640218A (en) | 1979-09-10 | 1979-09-10 | Ac-dc converting transformer |
| US06/184,263 US4329674A (en) | 1979-09-10 | 1980-09-05 | High voltage transformer for AC-DC converter |
| DE3033890A DE3033890C2 (de) | 1979-09-10 | 1980-09-09 | Drehstrom-Transformatorgruppe |
| CA000359958A CA1143435A (en) | 1979-09-10 | 1980-09-09 | High voltage transformer for ac-dc converter |
| BR8005757A BR8005757A (pt) | 1979-09-10 | 1980-09-09 | Unidade de transformador |
| SE8006257A SE446786B (sv) | 1979-09-10 | 1980-09-09 | Transformatorenhet for en ac-dc-omvandlare |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11525379A JPS5640218A (en) | 1979-09-10 | 1979-09-10 | Ac-dc converting transformer |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5640218A JPS5640218A (en) | 1981-04-16 |
| JPS6257085B2 true JPS6257085B2 (ja) | 1987-11-30 |
Family
ID=14658103
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11525379A Granted JPS5640218A (en) | 1979-09-10 | 1979-09-10 | Ac-dc converting transformer |
Country Status (6)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US4329674A (ja) |
| JP (1) | JPS5640218A (ja) |
| BR (1) | BR8005757A (ja) |
| CA (1) | CA1143435A (ja) |
| DE (1) | DE3033890C2 (ja) |
| SE (1) | SE446786B (ja) |
Families Citing this family (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4581692A (en) * | 1984-10-04 | 1986-04-08 | Westinghouse Electric Corp. | Direct current voltage converter apparatus |
| US4860187A (en) * | 1988-01-11 | 1989-08-22 | Radiation Dynamics, Inc. | Magnetic flux coupled voltage multiplication apparatus |
| JPH02194213A (ja) * | 1989-01-23 | 1990-07-31 | Kajima Corp | 矢板打設工法 |
| ITVI20060203A1 (it) * | 2006-07-03 | 2008-01-04 | S E A Societa Elettromeccanica | Reattore di potenza per il trasferimento di energia |
| DE102006052008A1 (de) * | 2006-11-03 | 2008-05-08 | Siemens Ag | Vorrichtung zum Gleichrichten |
| JP6018934B2 (ja) * | 2013-01-25 | 2016-11-02 | 株式会社日立製作所 | 電力変換装置 |
| EP3648126B1 (en) * | 2018-10-31 | 2021-08-25 | ABB Power Grids Switzerland AG | Electrical component, especially transfomer or inductor |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS53136622A (en) * | 1977-04-30 | 1978-11-29 | Hitachi Ltd | Transformer for ac-dc conversion |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US1749388A (en) * | 1926-11-08 | 1930-03-04 | Bbc Brown Boveri & Cie | Transformer |
| US3611232A (en) * | 1967-10-26 | 1971-10-05 | Nissin Electric Co Ltd | Cascade connected transformer |
-
1979
- 1979-09-10 JP JP11525379A patent/JPS5640218A/ja active Granted
-
1980
- 1980-09-05 US US06/184,263 patent/US4329674A/en not_active Expired - Lifetime
- 1980-09-09 DE DE3033890A patent/DE3033890C2/de not_active Expired
- 1980-09-09 BR BR8005757A patent/BR8005757A/pt unknown
- 1980-09-09 CA CA000359958A patent/CA1143435A/en not_active Expired
- 1980-09-09 SE SE8006257A patent/SE446786B/sv not_active IP Right Cessation
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS53136622A (en) * | 1977-04-30 | 1978-11-29 | Hitachi Ltd | Transformer for ac-dc conversion |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| CA1143435A (en) | 1983-03-22 |
| SE446786B (sv) | 1986-10-06 |
| DE3033890A1 (de) | 1981-03-12 |
| JPS5640218A (en) | 1981-04-16 |
| SE8006257L (sv) | 1981-03-11 |
| DE3033890C2 (de) | 1984-08-16 |
| US4329674A (en) | 1982-05-11 |
| BR8005757A (pt) | 1981-03-24 |
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