JPS59150845A - 耐火複合パネルとその製造方法 - Google Patents

耐火複合パネルとその製造方法

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Publication number
JPS59150845A
JPS59150845A JP2424883A JP2424883A JPS59150845A JP S59150845 A JPS59150845 A JP S59150845A JP 2424883 A JP2424883 A JP 2424883A JP 2424883 A JP2424883 A JP 2424883A JP S59150845 A JPS59150845 A JP S59150845A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fire
fiber
composite panel
reinforced cement
concrete
Prior art date
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Pending
Application number
JP2424883A
Other languages
English (en)
Inventor
森谷 俊夫
田村 則雄
洋 岩崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsui Construction Co Ltd
Original Assignee
Mitsui Construction Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsui Construction Co Ltd filed Critical Mitsui Construction Co Ltd
Priority to JP2424883A priority Critical patent/JPS59150845A/ja
Publication of JPS59150845A publication Critical patent/JPS59150845A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (a)  発明の技術分野 本発明は、建造物の鉄骨等の耐火複覆材として使用する
に好適な耐火複合パネル及び、その製造方法に関する1
、 (b)  技術の背景 鉄骨等から構成される、建造物の柱や梁等は、火災の際
における強度の維持のために、階高に応じた耐火性能が
要求されているう従って、通常の場合、柱や梁等を構成
する鉄骨は、周囲を耐火性を有するコンクリート板で被
覆したり、モルタル等の耐火材を鉄骨周囲に吹き付けた
りして、所定の耐火性能を満足させている。
(C)  従来技術と問題点 従来、鉄骨を、耐火性を有するコンクリート板等の耐火
被覆材で被覆する場合、プレキャストコンクリート板や
、気泡コンクリート板、また石綿硅酸カルク−ラム板等
が用いられてきた。
しかし、プレキャストコンクリート板は重量が重く作業
性が悪い欠点があり、気泡コンクリート板の場合は、軽
量化は達成し得るものの、吸水性があるために、外部に
露出する部分をモルタル等で防水被覆する現場作業が必
要となり、更に石綿硅酸カルシ−ラム板を外装材として
使用する場合には、雨水による溶出を防止する必要性か
ら防水性の高い仕上材を被覆材として使用する必要があ
る等の種々の制限があった。
(d)  発明の目的 本発明は、前述の欠点を解消すべく、軽量で耐火性能に
優れ、かつ耐吸水性を有し、現場において特別な防水被
覆の必要の無い、耐火複合パネル及びその製造方法を提
供することを目的とするものである。
(e)  発明の構成 即ち、本発明のうち耐火複合パネルは、軽量コンクリー
ト板を有し、前記軽量コンクリート板の周囲に繊維補強
セメント層を形成して構成され、更に、その製造方法は
、型枠中に、まず繊維補強セメントを吹き付けることに
より繊維補強セメント層を形成し、次いで軽量コンクリ
ートを前記型枠中に流し込み凝固させることにより構成
される。
(f)  発明の実施例 以ド、図面に基き、本発明の詳細な説明するっ 第1図は本発明による・耐火複合パネルを用いて梁の鉄
骨を被覆した際の断面図、第2図は本発明による耐火複
合パネルの一実施例を示す断面図、第3図は本発明によ
る耐火複合パネルの製造方法の一例を示す断面図、第4
図は本発明の他の実施例を示す断面図である。
梁lを形成する鉄骨2は、第1図に示すように、周囲を
、上層階スラブ3及び本発明による耐火複合パネル5に
よって被覆されており、耐火複合パ禾ル5は、第2図に
示すように、・クーライトコンクリート、軽量気泡コン
クリート等からなる軽量コンクリート板6を有′してい
る。
軽量コンクリート板6中には平板状のワイヤメツシュア
が埋設されており、更にコンクリート板6の周囲には、
繊維補強セメント層・9が、裏面6;jを除く全面に形
成されている。
なお、耐火複合パネル5の製造に際しては、第3図に示
すように、まず平滑な定盤10上に、パネル5の外形寸
法に合わせた形でせき板11を設置して型枠12を形成
し、スプレー等を用いて、ガラス繊維補強セメントをせ
き板11及び定盤10に囲まれた部分に均一な厚さで吹
き付け、繊維補強セメント層9を形成する。次に軽量コ
ンクリートを型枠12中に流し込み、途中でワイヤメツ
シュアを補強材として設置し、史に軽量コンクリートを
所定厚さく約50wn程度)まて流し込んで凝固させる
。コンクリートが凝固したところで、せき板11を取り
外すと、定盤11) 、)、には、軽量コンクリート板
6の周囲に繊維補強上メン)・層9の形成された耐火複
合バ宅ル5が完成する。。
なお、に述の実施例は、繊維補強セメント層9として、
ガラス繊維をセメントと共に用いた場合について述べた
が、繊維補強セメント層9は、ガラス繊維に限らず、炭
素繊維、アラミツド繊維等の高強度合成繊維をセメント
と共に用いてもよいことは勿論である。
更に、軽軟コンクリート板6としてパーライトコンクリ
ートを用いると、耐火性能を軽址気泡コンクリートより
も高めることができるので、同一の耐火性能でもパネル
5の厚さTを薄くすることができる。従って、梁1等の
全体の寸法を小さくすることがでさ、その分室内容積を
拡大し、梁の最ド面から床面までの高さを高くすること
が可能となる。
また、繊維補強セメント層9は、補強セメントの吹付は
部位を選択することにより、必要に応じてコンクリート
板6の周囲どこにでも、自由に、かつ選択的に形成する
ことができる1、例えば第3図に示すコンクリート板裏
面6aに形成する場合には、型枠12に流し込まれた軽
量コンクリートの上(即ち、裏面6 a ) ニ、繊維
補強セメントを吹付けることによって可能となる。
更に、耐火複合パネル5の形状としては、型枠12を適
宜形成することにより、U字形、L字形等のものも自由
に形成することが可能である。また、第4図に示すよう
に、繊維補強セメント層9を、軽量コンクリート板6に
対してずらす形で形成しておぎ、パ挙ル設一時に、・(
ネル5の継ぎ目5aが繊維補強セメント層9と軽量コン
クリート板6との間で屈曲踵雨水等が継ぎ目5a等から
侵入することを効果的に防止する、いわゆる嘔さめはぎ
継〃が可能な構造とすることもできる7゜ 麩に、本発明の技術は、コンクリート系のカーテンウA
−ル、住宅の外壁等にも容易に転用がI−1工能なこと
は勿論である。
吹)発明の詳細 な説明したように、本発明によ几ば、パーライトコンク
リート、軽量気泡コンクリート等からなる軽量コンクリ
ート板6の周囲にガラス繊維補強セメント等からなる繊
維補強セメント層9を形成したので、軒端コンクリート
の軽量で耐火性能に優れた性質と、繊維補強セメントの
耐吸水性と高強度(ガラス繊維補強セメントで引っ張り
強さ100 Kf /crl 〜150 Kf//cA
)の両方の性質をパネル5に与えることができる。
また、繊維補強セメント層9によって耐吸水防水性がパ
ネル5に付与さgるので、従来のように、外部に露出す
る部分をモルタルや防水性を有する仕上材で更に防水被
覆する必要がなく、現場における作業性が向上する。
また、型枠12にまず繊維補強セメント層9を吹き付は
形成し、次いで軽量コンクリートを流し込んで軽量コン
クリート板6を形成することにより、簡単に繊維補強セ
メント層9を有する耐火複合パネル5を製造することが
できるので、工場での量産化、規格化が可能となり、パ
ネル品質の安定化に寄与することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による耐火複合パネルの一実施例を用い
て梁の鉄骨を被覆した際の断面図、第2図は本発明によ
る耐火複合パネルの一実施例を示す販面図、第3図は本
発明による耐火複合パネルの製造方法の一例を示す断面
図、第4図は本発明の他の実施例を示す断面図である。 5・・・・・・・・・・・・耐火複合パネル6・・・・
・・・・・・・・軽量コンクリート板9・・・・・・・
・・・・・繊維補強セメント層12・・・・・・・・・
型 枠 特許出願人    三井建設株式会社 代理人 弁理士相田伸二 第1図 第   2  14 第3図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、 軽量コンクリート板を有し、前記軽量コンクリー
    ト板の周囲に繊維補強セメント層を形成しで構成した耐
    火複合パネル。 2、型枠中に、まず繊維補強セメントを吹き付けること
    により繊維補強セメント層を形成し、次いで軽量コンク
    リートを前記型枠中に流し込み凝固させる、耐火複合パ
    ネルの製造方法。
JP2424883A 1983-02-16 1983-02-16 耐火複合パネルとその製造方法 Pending JPS59150845A (ja)

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JP2424883A JPS59150845A (ja) 1983-02-16 1983-02-16 耐火複合パネルとその製造方法

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JPS59150845A true JPS59150845A (ja) 1984-08-29

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2012069684A1 (es) * 2010-11-22 2012-05-31 Barbacana Construmat, S. L. Estructura bicapa útil para construcción y procedimiento para la obtención de la misma

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2012069684A1 (es) * 2010-11-22 2012-05-31 Barbacana Construmat, S. L. Estructura bicapa útil para construcción y procedimiento para la obtención de la misma
ES2383083A1 (es) * 2010-11-22 2012-06-18 Barbacana Construmat S.L. Estructura bicapa útil para construcción y procedimiento para la obtención de la misma.

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