JPS59149881A - 自動二輪車のバツテリ配置構造 - Google Patents
自動二輪車のバツテリ配置構造Info
- Publication number
- JPS59149881A JPS59149881A JP2236683A JP2236683A JPS59149881A JP S59149881 A JPS59149881 A JP S59149881A JP 2236683 A JP2236683 A JP 2236683A JP 2236683 A JP2236683 A JP 2236683A JP S59149881 A JPS59149881 A JP S59149881A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- battery
- electrolyte
- motorcycle
- air cleaner
- arrangement structure
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、自動二輪車のバッテリ配置構造に関する。
自動二輪車に搭載されている現行のバッテリでは、過充
常時電解液中の水分が電気分解されて陽極板で酸素ガス
、陰極板で水素ガスとなって外部へ発散し、これにより
電解液が減少するので蒸留水等の補充が必要であり、ま
た極板中のアンチモン（ＳＩＴ ）溶出により極部電池
を形成し内部放電するので、長期放置時には補充電が必
要であり、よってバッテリの車体への取付位置はメンテ
ナンスを容易に行い得る位置に限られていた。また、陽
極板及び陰極板からそれぞれ″発生する酸素ガス及び水
素ガスを外部に放出するための排気孔を設ける必要があ
り、完全密閉構造には出来ないので、バッテリを斜めに
したり横にした場合電解液が漏れることになるため、バ
ッテリの車体への取付状態にも制約があった。このよう
にバッテリの取付位置、取付状態が制約されることは車
体の小型化、スリム化の妨げともなる。
常時電解液中の水分が電気分解されて陽極板で酸素ガス
、陰極板で水素ガスとなって外部へ発散し、これにより
電解液が減少するので蒸留水等の補充が必要であり、ま
た極板中のアンチモン（ＳＩＴ ）溶出により極部電池
を形成し内部放電するので、長期放置時には補充電が必
要であり、よってバッテリの車体への取付位置はメンテ
ナンスを容易に行い得る位置に限られていた。また、陽
極板及び陰極板からそれぞれ″発生する酸素ガス及び水
素ガスを外部に放出するための排気孔を設ける必要があ
り、完全密閉構造には出来ないので、バッテリを斜めに
したり横にした場合電解液が漏れることになるため、バ
ッテリの車体への取付状態にも制約があった。このよう
にバッテリの取付位置、取付状態が制約されることは車
体の小型化、スリム化の妨げともなる。
一方、近時、第１図に示す様なメンテナンスフリ一式の
密閉型バッテリが開発されている。第１図において、１
は電槽、２はこの電槽１を覆蓋する電槽蓋、３は１セル
当り２枚設けられた鉛及び鉛カルシウム合金からなる陽
極板、４は１セル当り３枚設けられた鉛及び鉛カルシウ
ム合金からなる陰極板、５は陽、陰極板３．４間に配さ
れた線径が１μｍ以下のガラスｍＮからなる綿状のセパ
レータで、電解液はこのセパレータ５内にしみ込んでい
る。６．７は２枚の陽極板３．３枚の陰極板４にそれぞ
れ跨設された極柱、８．９は陽、陰極端子である。また
１０は１セル当り１個設けられた排気孔であり、この排
気孔１０から排出されたガスは所定圧以上になったとき
電槽蓋２の中央部に設けられたゴム弁１１を押し上げ、
フィルタ１２を通過し、中蓋１３と上蓋１４との間の隙
間を通って上蓋１４の側部に形成された排気孔（図示せ
ず）から外部に排出される。
密閉型バッテリが開発されている。第１図において、１
は電槽、２はこの電槽１を覆蓋する電槽蓋、３は１セル
当り２枚設けられた鉛及び鉛カルシウム合金からなる陽
極板、４は１セル当り３枚設けられた鉛及び鉛カルシウ
ム合金からなる陰極板、５は陽、陰極板３．４間に配さ
れた線径が１μｍ以下のガラスｍＮからなる綿状のセパ
レータで、電解液はこのセパレータ５内にしみ込んでい
る。６．７は２枚の陽極板３．３枚の陰極板４にそれぞ
れ跨設された極柱、８．９は陽、陰極端子である。また
１０は１セル当り１個設けられた排気孔であり、この排
気孔１０から排出されたガスは所定圧以上になったとき
電槽蓋２の中央部に設けられたゴム弁１１を押し上げ、
フィルタ１２を通過し、中蓋１３と上蓋１４との間の隙
間を通って上蓋１４の側部に形成された排気孔（図示せ
ず）から外部に排出される。
かかる構成のバッテリ１５では、排気通路の途中にゴム
弁１１を有して電解液中の水の蒸発を防止した完全密閉
構造となっており、水分解に関しでは敗極板を放電状態
に維持し水素ガスを出さないようにすると共に、陰極板
を陽極板から発生した酸素ガス中に露出させてこの酸素
ガスを陰極板で吸収させるいわゆる酸素サイクルを利用
することによって補水を不要としている。またカルシウ
ム合金の極板を用い、極板中のアンチモン溶出による極
部電池の形成を防止し、自己放電量を抑制することによ
り長期放置時の補充電を不要としている。さらに微細な
ガラスマットによって電解液の外部流出を防よしている
。
弁１１を有して電解液中の水の蒸発を防止した完全密閉
構造となっており、水分解に関しでは敗極板を放電状態
に維持し水素ガスを出さないようにすると共に、陰極板
を陽極板から発生した酸素ガス中に露出させてこの酸素
ガスを陰極板で吸収させるいわゆる酸素サイクルを利用
することによって補水を不要としている。またカルシウ
ム合金の極板を用い、極板中のアンチモン溶出による極
部電池の形成を防止し、自己放電量を抑制することによ
り長期放置時の補充電を不要としている。さらに微細な
ガラスマットによって電解液の外部流出を防よしている
。
このように密閉型バッテリ１５は補水及び補充電が不要
ないわゆるメンテナンスフリーでありかつ斜めや横にし
ても電解液が漏れないのでその取付位置や取付状態を制
約されないという特長を有している。
ないわゆるメンテナンスフリーでありかつ斜めや横にし
ても電解液が漏れないのでその取付位置や取付状態を制
約されないという特長を有している。
そこで、本発明は上述の如き密閉型バッテリの特長に看
目し、この密閉型バッテリを用いて車体のいわゆるデッ
ドスペースを有効に利用することにより車体の小型化、
スリム化を可能とした自動二輪車のバッテリ配置構造を
提供することを目的とする。
目し、この密閉型バッテリを用いて車体のいわゆるデッ
ドスペースを有効に利用することにより車体の小型化、
スリム化を可能とした自動二輪車のバッテリ配置構造を
提供することを目的とする。
この目的を達成するために、本発明による自動二輪車の
バッテリ配置構造においては、電解液の減液を防止した
密閉型バッテリを、エンジンの後方でかつエアクリーナ
ケースの下部に配置した構成となっている。
バッテリ配置構造においては、電解液の減液を防止した
密閉型バッテリを、エンジンの後方でかつエアクリーナ
ケースの下部に配置した構成となっている。
以下、本発明の実施例を第２図乃至第６図を用いて説明
する。
する。
第２図において、ハンドル１６を回動自在に支承するヘ
ッドパイプ１７には、メインパイプ１８の前端が溶着さ
れ、このメインパイプ１βは後方に延びており、その後
端にフォーク状のバックフレーム１９が溶着されている
。ヘッドパイプ１７には更に、ダウンチューブ２０の上
端が溶着され、このダウンチューブ２０は略し字状をな
して後方斜め下方に延在している。バックフレーム１９
の前端部にはピラー２１の上端が溶着され、このピラー
２１は下方部が前方に向けて彎曲されて略逆く字状に形
成され、下端にてダウンチューブ２０の後端に溶着され
ている。メインパイプ１８、ダウンチューブ２０及びピ
ラー２１によって形成された枠組内にはエンジン２２が
収納されている。
ッドパイプ１７には、メインパイプ１８の前端が溶着さ
れ、このメインパイプ１βは後方に延びており、その後
端にフォーク状のバックフレーム１９が溶着されている
。ヘッドパイプ１７には更に、ダウンチューブ２０の上
端が溶着され、このダウンチューブ２０は略し字状をな
して後方斜め下方に延在している。バックフレーム１９
の前端部にはピラー２１の上端が溶着され、このピラー
２１は下方部が前方に向けて彎曲されて略逆く字状に形
成され、下端にてダウンチューブ２０の後端に溶着され
ている。メインパイプ１８、ダウンチューブ２０及びピ
ラー２１によって形成された枠組内にはエンジン２２が
収納されている。
バックフレーム１９の途中とピラー２１の途中の間には
バックステー２３が溶着されている。メインパイプ１８
に跨設された燃料タンク２４の後方にはシート２５が配
設され、このシート２５の下方にはエアクリーナケース
２６が位置している。
バックステー２３が溶着されている。メインパイプ１８
に跨設された燃料タンク２４の後方にはシート２５が配
設され、このシート２５の下方にはエアクリーナケース
２６が位置している。
エンジン２２の後方でかつエアクリーナケース２６の下
方のいわゆるデッドスペースには、電解液の減液を防止
した密閉型バッテリ１５が配置され５− ている。
方のいわゆるデッドスペースには、電解液の減液を防止
した密閉型バッテリ１５が配置され５− ている。
第３図及び第４図において、密閉型バッテリ１５はエア
クリーナケース２６の下面にビス２７ａ〜２７（Ｉによ
り締め付は固定されるバッテリホルダ２８によって保持
され、リヤフォーク２９における一対のパイプ２９ａ
、２９ｂの各揺動中心間に位置する。このように、重量
物であるバッテリ１５をリヤフォーク２９の揺動中心と
重なり合う位置に配置することにより、車体の重心位置
を低くできることになる。また、バッテリ１５がリヤフ
ォーク２９の一対のパイプ２９ａ 、２９ｂ 、更には
ピラー２１及びバックステー２３により囲まれるのでこ
れら部材によってバッテリ１５を保護できることにもな
る。
クリーナケース２６の下面にビス２７ａ〜２７（Ｉによ
り締め付は固定されるバッテリホルダ２８によって保持
され、リヤフォーク２９における一対のパイプ２９ａ
、２９ｂの各揺動中心間に位置する。このように、重量
物であるバッテリ１５をリヤフォーク２９の揺動中心と
重なり合う位置に配置することにより、車体の重心位置
を低くできることになる。また、バッテリ１５がリヤフ
ォーク２９の一対のパイプ２９ａ 、２９ｂ 、更には
ピラー２１及びバックステー２３により囲まれるのでこ
れら部材によってバッテリ１５を保護できることにもな
る。
第５図及び第６図に本発明の他の実施例を示す。
本実施例においては、エンジン２２の後方でかつエアク
リーナケース２６とりャフォーク２９との間のいわゆる
デッドスペースに、電解液の減液を防止した密閉型バッ
テリ１５を配置した構成となっている。すなわち、エア
クリーナケース２６の６− 下面に横側が開口した収納ケース３０が一体的に形成さ
れ、この収納ケース３０に略水平に密閉型バッテリ１５
が収納され、収納ケース３０の縁部ネジ孔部にはビス３
１によって蓋３２が締め付は固定される。このようにバ
ッテリ１５を略水平にしてエアクリーナケース２６の下
方に配置することにより、デッドスペースを有効に利用
できると共に、エアクリーナケース２６の形状は何ら制
約されずフレームの幅に頁って大きく設定でき、ケース
２６の容量を大きくとれるので、騒音の低減やエンジン
出力の安定化が可能となる。また、バッテリ１５とエン
ジン２２のセルモータ３３（第２図示）との距離が近く
なるので、コードが短くてすみ、その配線が容易になる
と共に、電圧降下も少なくすることができる。
リーナケース２６とりャフォーク２９との間のいわゆる
デッドスペースに、電解液の減液を防止した密閉型バッ
テリ１５を配置した構成となっている。すなわち、エア
クリーナケース２６の６− 下面に横側が開口した収納ケース３０が一体的に形成さ
れ、この収納ケース３０に略水平に密閉型バッテリ１５
が収納され、収納ケース３０の縁部ネジ孔部にはビス３
１によって蓋３２が締め付は固定される。このようにバ
ッテリ１５を略水平にしてエアクリーナケース２６の下
方に配置することにより、デッドスペースを有効に利用
できると共に、エアクリーナケース２６の形状は何ら制
約されずフレームの幅に頁って大きく設定でき、ケース
２６の容量を大きくとれるので、騒音の低減やエンジン
出力の安定化が可能となる。また、バッテリ１５とエン
ジン２２のセルモータ３３（第２図示）との距離が近く
なるので、コードが短くてすみ、その配線が容易になる
と共に、電圧降下も少なくすることができる。
以上のように、本発明によれば、電解液の減液を防止し
た密閉型バッテリをエンジンの後方でかつエアクリーナ
ケースの下部に配置し、車体のデッドスペースを有効に
利用したので、車体の小型化、スリム化が図れ、またバ
ッテリの配設位置が車体の下方部でありかつバッテリが
重量物であるため車体の重心位置を低くできる。
た密閉型バッテリをエンジンの後方でかつエアクリーナ
ケースの下部に配置し、車体のデッドスペースを有効に
利用したので、車体の小型化、スリム化が図れ、またバ
ッテリの配設位置が車体の下方部でありかつバッテリが
重量物であるため車体の重心位置を低くできる。
第１図は密閉型バッテリの一部破断面を含む斜視図、第
２図は本発明に係る自動二輪車の側面図、第３図及び第
４図は本発明の一実施例を示す分解斜視図及び側面図、
第５図及び第６図は本発明の伯の実施例を示す分解斜視
図及びその断面図である。 主要部分の符号の説明 １５・・・・・・密閉型バッテリ ２６・・・・・・エアクリーナケース ２８・・・・・・バッテリホルダ ２９・・・・・・リヤフォーク ３０・・・・・・収納ケース 出願人 本田技研工業株式会社 代理人 弁理士 藤村元彦 第４図 ２１ ・７２６ ＼２７ａ ／Ｚ 、＼ 、２７ｄ２９ っ。 −１、１ｒ 第５図 第６図 ゝ２．ノ
２図は本発明に係る自動二輪車の側面図、第３図及び第
４図は本発明の一実施例を示す分解斜視図及び側面図、
第５図及び第６図は本発明の伯の実施例を示す分解斜視
図及びその断面図である。 主要部分の符号の説明 １５・・・・・・密閉型バッテリ ２６・・・・・・エアクリーナケース ２８・・・・・・バッテリホルダ ２９・・・・・・リヤフォーク ３０・・・・・・収納ケース 出願人 本田技研工業株式会社 代理人 弁理士 藤村元彦 第４図 ２１ ・７２６ ＼２７ａ ／Ｚ 、＼ 、２７ｄ２９ っ。 −１、１ｒ 第５図 第６図 ゝ２．ノ
Claims (1)
- 電解液の減液を防止した密閉型バッテリを、エンジンの
後方でかつエアクリーナケースの下部に配置したこを特
徴とする自動二輪車のバッテリ配置構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2236683A JPS59149881A (ja) | 1983-02-14 | 1983-02-14 | 自動二輪車のバツテリ配置構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2236683A JPS59149881A (ja) | 1983-02-14 | 1983-02-14 | 自動二輪車のバツテリ配置構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS59149881A true JPS59149881A (ja) | 1984-08-27 |
Family
ID=12080626
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2236683A Pending JPS59149881A (ja) | 1983-02-14 | 1983-02-14 | 自動二輪車のバツテリ配置構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS59149881A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS60188079U (ja) * | 1984-05-23 | 1985-12-13 | スズキ株式会社 | オ−トバイのバツテリ−搭載装置 |
| JP2015071346A (ja) * | 2013-10-02 | 2015-04-16 | 川崎重工業株式会社 | 自動二輪車 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5316262B1 (ja) * | 1971-03-02 | 1978-05-31 |
-
1983
- 1983-02-14 JP JP2236683A patent/JPS59149881A/ja active Pending
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5316262B1 (ja) * | 1971-03-02 | 1978-05-31 |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS60188079U (ja) * | 1984-05-23 | 1985-12-13 | スズキ株式会社 | オ−トバイのバツテリ−搭載装置 |
| JPH035191Y2 (ja) * | 1984-05-23 | 1991-02-08 | ||
| JP2015071346A (ja) * | 2013-10-02 | 2015-04-16 | 川崎重工業株式会社 | 自動二輪車 |
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