JP3147913U - 液式蓄電池 - Google Patents
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E60/00—Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
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Abstract
【課題】電解液の密度の上下差をなくして硫酸塩結晶の生成を抑制するため、電極板やセパレータ等の群の下端を電池の底部から少し離し、その両端に少し隙間を設けることで、電解液の流れをよくすることで寿命の延長が可能となった液式蓄電池を提供する。【解決手段】液式鉛蓄電池本体1は、主として、正電極板2、セパレータ3、正極接続体4、負極接続体5、負極端子6,電解液7及び隔壁8で構成され、電極板やセパレータなどの群の下部と両側に、少し隙間を設けた構造とする。【選択図】図1
Description
本考案は、従来の液式蓄電池に比べて、電流は少し小さくなるが、そ
の代わり電流の流れ続ける時間が長くなり、その重量も少し軽くなる物
である。また、充電や放電が円滑に出来て、発生する熱も循環して電
解液全体に行き渡り、電解液の密度差が生じにくく、硫酸鉛などの発生
を少なくする液式蓄電池に関するものである。
の代わり電流の流れ続ける時間が長くなり、その重量も少し軽くなる物
である。また、充電や放電が円滑に出来て、発生する熱も循環して電
解液全体に行き渡り、電解液の密度差が生じにくく、硫酸鉛などの発生
を少なくする液式蓄電池に関するものである。
液式蓄電池には、鉛蓄電池やリチウム蓄電池など各種の物があり、
各々一長一短があり、それぞれの用途に合うものが使用されている。
そして現在のところ、自動車に最も多く積まれているのが液式鉛蓄電池
である。
各々一長一短があり、それぞれの用途に合うものが使用されている。
そして現在のところ、自動車に最も多く積まれているのが液式鉛蓄電池
である。
ただ、液式鉛蓄電池の本体に正電極板やセパレータや負電極板など
の群が一杯に詰め込まれているので、電解液密度の上下差により、電
極板の下部に硫酸鉛が生成されてしまう事が有るので、硫酸鉛の生成
防止の為の発明がなされている。
特開2006-114314号公報
の群が一杯に詰め込まれているので、電解液密度の上下差により、電
極板の下部に硫酸鉛が生成されてしまう事が有るので、硫酸鉛の生成
防止の為の発明がなされている。
解決しようとする問題点は、電解液の密度の上下差を無くして白色結
晶の硫酸鉛の発生を抑制した液式蓄電池を提供すると言う事である。
晶の硫酸鉛の発生を抑制した液式蓄電池を提供すると言う事である。
本考案は、電極板やセパレータ等の群の下端を底部から少し離して、
その両側に少し隙間を設ける事で、電解液が自由に移動できる様にす
る事で、電解液の密度差を小さくして硫酸鉛などの発生が抑制される。
その両側に少し隙間を設ける事で、電解液が自由に移動できる様にす
る事で、電解液の密度差を小さくして硫酸鉛などの発生が抑制される。
液式蓄電池の電極板やセパレータなどの群の下端を底から少し離し
て、その両側に少し隙間を設けると、電解液が移動しやすくなるので、
密度差が小さくなり、硫酸鉛などの発生が抑制されて、発生した熱も電
解液の移動と共に循環して、電解液全体に拡散して過熱する部分が少
なくなり、液式蓄電池の能力が十分に発揮されて寿命も延びる。
また、電極板やセパレータ等の群が全体として少し小さくなるので、電
流はほんの少し小さくはなるが、全体の重量はほんの少しだけ軽くなり、
電解液の量は少し多くなるので、電流の流れ続ける時間は少し増える。
て、その両側に少し隙間を設けると、電解液が移動しやすくなるので、
密度差が小さくなり、硫酸鉛などの発生が抑制されて、発生した熱も電
解液の移動と共に循環して、電解液全体に拡散して過熱する部分が少
なくなり、液式蓄電池の能力が十分に発揮されて寿命も延びる。
また、電極板やセパレータ等の群が全体として少し小さくなるので、電
流はほんの少し小さくはなるが、全体の重量はほんの少しだけ軽くなり、
電解液の量は少し多くなるので、電流の流れ続ける時間は少し増える。
液式鉛蓄電池を例にとって説明すると、電極板やセパレータなどの群
の下端を底部から少し離して、その両側と液式鉛蓄電池本体との間に
少し隙間を開けておく。充電や放電の際に電解液の比重に差が生じて、
電解液が電極板とセパレータの隙間を下降したり上昇したりするのに
連れて、電解液が液式鉛蓄電池本体の底部と電極板やセパレータなど
の群の下端との隙間や、電極板とセパレータなどの群の上部を自由に
移動できる様にする為に、両側の隙間が大いにその効果を発揮する。
の下端を底部から少し離して、その両側と液式鉛蓄電池本体との間に
少し隙間を開けておく。充電や放電の際に電解液の比重に差が生じて、
電解液が電極板とセパレータの隙間を下降したり上昇したりするのに
連れて、電解液が液式鉛蓄電池本体の底部と電極板やセパレータなど
の群の下端との隙間や、電極板とセパレータなどの群の上部を自由に
移動できる様にする為に、両側の隙間が大いにその効果を発揮する。
図1は、本考案液式蓄電池の実施例1の一つのセルの断面図である。
この実施例では、液式鉛蓄電池で、電極板やセパレータなどの群の下
部と両側に少し隙間を設けた構造で、1は液式鉛蓄電池本体、2は正
極板、3はセパレータ、4は正極接続体、5は負極接続体、6は負極端
子、7は電解液であり、8の隔壁で各セルが独立して設けられている。
この実施例では、液式鉛蓄電池で、電極板やセパレータなどの群の下
部と両側に少し隙間を設けた構造で、1は液式鉛蓄電池本体、2は正
極板、3はセパレータ、4は正極接続体、5は負極接続体、6は負極端
子、7は電解液であり、8の隔壁で各セルが独立して設けられている。
この様に構成したので、本考案の液式鉛蓄電池は、充放電の際の比
重の変化による電解液の移動が、下側及び両側の隙間のおかげで循
環して行われ、同時に発生する熱も循環して電解液全体に拡散するの
で、密度差による硫酸鉛の発生や部分的な過熱の不都合も生じない。
ただ、電極板やセパレータなどの群の面積が少し小さくなり、流れる電
流は少し少なくなるが、電解液が増えるので電流の流れ続ける時間も
少し増えて、全体の重量も軽くなるので好都合である。これらを総合す
ると、液式鉛蓄電池の能力を最大に発揮でき、不純物の生成や部分的
な過熱も無くなるのでサイクル寿命の延長に繋がる。
重の変化による電解液の移動が、下側及び両側の隙間のおかげで循
環して行われ、同時に発生する熱も循環して電解液全体に拡散するの
で、密度差による硫酸鉛の発生や部分的な過熱の不都合も生じない。
ただ、電極板やセパレータなどの群の面積が少し小さくなり、流れる電
流は少し少なくなるが、電解液が増えるので電流の流れ続ける時間も
少し増えて、全体の重量も軽くなるので好都合である。これらを総合す
ると、液式鉛蓄電池の能力を最大に発揮でき、不純物の生成や部分的
な過熱も無くなるのでサイクル寿命の延長に繋がる。
本考案の、液式鉛蓄電池は、充電や放電を円滑に行えて、密度差に
よる硫酸鉛の発生を抑制し、同時に発熱による部分過熱を減少させる。
硫酸鉛の生成を抑制する事で常に液式蓄電池の能力を十分に発揮し、
多少電流が減少しても、流れ続ける時間を延長させられるのでその欠
点を補う。電池全体の重量が少し軽くなるので電池式電気自動車に搭
載すると、走行距離の延長に繋がる。充電に際しても電解液が循環し
て充電を効率よく行え、充電時の発熱も電解液の循環とともに拡散する
ので部分的な過熱が抑制される。
よる硫酸鉛の発生を抑制し、同時に発熱による部分過熱を減少させる。
硫酸鉛の生成を抑制する事で常に液式蓄電池の能力を十分に発揮し、
多少電流が減少しても、流れ続ける時間を延長させられるのでその欠
点を補う。電池全体の重量が少し軽くなるので電池式電気自動車に搭
載すると、走行距離の延長に繋がる。充電に際しても電解液が循環し
て充電を効率よく行え、充電時の発熱も電解液の循環とともに拡散する
ので部分的な過熱が抑制される。
そこで、本考案の液式蓄電池を電池式電気自動車に搭載すると、従
来の液式蓄電池を搭載した場合より重量が軽くなり、充電時間も短縮さ
れて硫酸鉛の発生も抑制されるので、走行距離が長くて短時間に充電
でき、且つ故障が少なくて長持ちのする電池式電気自動車が製造でき、
燃費もガソリン車に比べてかなり安価な二酸化炭素の排出が全く無い
地球に優しい電池式電気自動車が得られる。
来の液式蓄電池を搭載した場合より重量が軽くなり、充電時間も短縮さ
れて硫酸鉛の発生も抑制されるので、走行距離が長くて短時間に充電
でき、且つ故障が少なくて長持ちのする電池式電気自動車が製造でき、
燃費もガソリン車に比べてかなり安価な二酸化炭素の排出が全く無い
地球に優しい電池式電気自動車が得られる。
1 液式鉛蓄電池本体
2 正極板
3 セパレータ
4 正極接続体
5 負極接続体
6 負極端子
7 電解液
8 隔壁
9 仕切り板
2 正極板
3 セパレータ
4 正極接続体
5 負極接続体
6 負極端子
7 電解液
8 隔壁
9 仕切り板
Claims (2)
- 各セルの電極板やセパレータなどの群の下端を底部から少し離して、
その両側と液式蓄電池本体の側面との間に少し隙間を開けた事を特徴
とする液式蓄電池。 - 各セルの電極板やセパレータなどの群の下端を底部から少し離して、
液式蓄電池の両側に少し隙間を開けて、電極板やセパレータなどの群
とほぼ同じ高さの仕切り板を設け、その内側に電極板やセパレータな
どの群を取り付けた事を特徴とする液式蓄電池。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008006984U JP3147913U (ja) | 2008-10-04 | 2008-10-04 | 液式蓄電池 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008006984U JP3147913U (ja) | 2008-10-04 | 2008-10-04 | 液式蓄電池 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3147913U true JP3147913U (ja) | 2009-01-29 |
Family
ID=54781512
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2008006984U Expired - Fee Related JP3147913U (ja) | 2008-10-04 | 2008-10-04 | 液式蓄電池 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3147913U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2020105484A1 (ja) * | 2018-11-20 | 2020-05-28 | 株式会社Gsユアサ | 鉛蓄電池 |
-
2008
- 2008-10-04 JP JP2008006984U patent/JP3147913U/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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WO2020105484A1 (ja) * | 2018-11-20 | 2020-05-28 | 株式会社Gsユアサ | 鉛蓄電池 |
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Legal Events
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R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
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