JPS59149358A - 漂白定着液 - Google Patents

漂白定着液

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JPS59149358A
JPS59149358A JP2376683A JP2376683A JPS59149358A JP S59149358 A JPS59149358 A JP S59149358A JP 2376683 A JP2376683 A JP 2376683A JP 2376683 A JP2376683 A JP 2376683A JP S59149358 A JPS59149358 A JP S59149358A
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bleaching
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Toshihiko Kimura
木村 寿彦
Moeko Higuchi
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    • G03CPHOTOSENSITIVE MATERIALS FOR PHOTOGRAPHIC PURPOSES; PHOTOGRAPHIC PROCESSES, e.g. CINE, X-RAY, COLOUR, STEREO-PHOTOGRAPHIC PROCESSES; AUXILIARY PROCESSES IN PHOTOGRAPHY
    • G03C5/00Photographic processes or agents therefor; Regeneration of such processing agents
    • G03C5/26Processes using silver-salt-containing photosensitive materials or agents therefor
    • G03C5/38Fixing; Developing-fixing; Hardening-fixing

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はハロゲン化銀カラー写真感光利料の処理に用い
る漂白定着液に関する。更に詳しくは、保存安定性およ
び漂白速度を改良した漂白定着液に関する。
〔従来技術〕
従来、ハロゲン化銀写真感光材料の画像銀を除去する為
のいわゆる漂白剤としては赤血塩、重りp二酸塩、過硫
酸塩、塩化鉄等の酸化剤が用いられてきたが、毒性や処
理機部材の腐蝕の点で問題があり、実用上充分満足出来
るものではない。
近年、毒性に問題がないということからアミノポリカル
ボン酸金属錯塩な漂白液又は漂白定着液の酸化剤として
用いる方法が行なわれてきている。
しかしながら、アミノカルボン酸金属錯塩は酸化力が弱
く、従って画像銀の漂白速度が遅いという欠点を有して
おり、このことは特に高感度ハロゲン化銀カラー写真感
光材料の迅速処理という目的から必要な一浴漂白定着処
理が出来ないという欠点をもたらしている。実際上、ア
ミノポリカルボン酸金属錯塩の中で漂白刃が強いと考え
られているエチレンジアミン四酢酸鉄(1)錯塩は、一
部では漂白定着液としても実用化されてはいるが、臭化
鋼または沃臭化銀乳剤を主体とする高感度ハロゲン化銀
カラー写真感光材料、特にハロゲン化銀としてヨウ化鋏
を含有する撮影用カラーペーパー及び撮影用カラーネガ
ティブフィルム、並びにカラーリバーサルフィルムでは
、漂白作用が不足し、長時間処理しても痺跡程度の画像
銀が残り、脱銀性が不良となる。また更には処理液中に
溶解、蓄積する銀塩や、ヨウ素イオンの濃度が高まると
著しく漂白刃が低下する。特にpH4,0以上の場合銀
イオンとしてt当り5fを越える溶解蓄積で顕著に現わ
れる。又pi(,4,0以下では銀イオン蓄積の漂白刃
に与える影響は極めて少さい。更にまた酸化剤とチオ硫
酸塩及び亜硫酸塩が共存する漂白定着液では酸化還元電
位が低下するために脱銀不良が特に顕著に表われる。
従来これらの問題の解決の為に特公昭45−8506号
公報、特開昭46−280号公報、特公昭46−556
号公報、特開昭49−5630号公報等に記載されてい
るが如く、漂白促進剤を主にエチレンジアミン四酢酸鉄
(I)@塩を酸化剤とする漂白定着液に加えて使用して
いるが、かならずしも満足しうる漂白促進効果を得てな
いか、もしくは鋏が溶解蓄積すると難溶性の沈毅を生じ
る等の問題があり、とても高感度ハロゲン化銀カラー厚
真感光材料の実用的な漂白定着液として耐え5るもので
はなかった。
又別の方法としては、エチレンジアミン四酢酸鉄(1)
錯塩を用いた場合にその漂白刃が強く発揮されるような
低−城で処理する事が行われているが、共存するチオ硫
酸塩や亜硫酸塩が分解し易く液の安定性が低い、又発色
色素特にシアン色素がロイコ化し易く充分顕色しないと
いう重大な問題となる事がよ(知られている。
この問題を解決するために高声側で処理するとシアンの
ロイコ色素は少なくなるものの脱銀性が−の上昇ととも
に低下し、又現像主薬の酸化体と残留カプラーとのカッ
プリングによる色素汚染(以下スティンと呼ぶ)を生じ
るなどの欠点が現われ、満足する漂白定着処理性能が得
られなかった。
別の解決方法としてハロゲン化銀感光材料にロイコ色素
を形成し難いカプラー特に2.5−ジアシルアミノ基を
有するフェノールタイプのシアンカプラーを使用し、低
い州のエチレン−ジアミン四酢酸鉄(1)錯塩を酸化剤
とする漂白定着液やグリコールエーテルジアミン四酢酸
鉄(1)錯塩を酸化剤とする漂白定着液で処理する方法
が容易に考えられる。しかしシアン色素のロイコ化と漂
白速度は期待通りのものが得られたとしても、低い…の
漂白定着液では共存する亜硫酸塩やチオ硫酸塩の分解が
著しく起こり、処理液の安定性の点で実用に供し難い。
従って、従来のエチレンジ7ミン四酢酸鉄(釦錯塩を酸
化剤とする漂白定着液を用いて迅速な銀源白刃とシアン
色素のロイコ化及びスティンの発生の防止、更に漂白定
着液の保存安定性(特にチオ硫酸塩の硫化)の四つの問
題を同時に解決した、充分満足出来るものはみられなか
った。従って漂白定着液に必要なこれら四つの問題を同
時に解決出来る漂白定着処理システムの出現が強く望ま
れていた。
〔発明の目的〕
本発明の目的は、迅速な銀源白刃を備え、シアン色素の
ロイコ化及びスティンの発生の防止、更に漂白定着液の
保存安定性が全て改良され九/・ロゲン化銀カラー写真
材料用の漂白定着処理液を提供することにある。
〔発明の構成〕
本発明者等は鋭意研究した結果、ジエチレントリアミン
五酢酸鉄(1)錯塩を含有し、かつ、pH値が5.0以
上の漂白定着液で処理する事によって本発明の目的が達
成されることを見出した。
一般にアミノポリカルボン酸鉄(1)錯塩な用いた場合
の漂白定着液としての特徴は、処理液の−を高くすると
以下の通りとなる。
(1)酸化還元電位が低くなり(卑)銀源白刃が低下す
る。
(2)発色現像から直接漂白処理した場合、特にスティ
ンが上昇しストップ性が低下する。
(3)  ブートン付加によるシアン色素のロイコ化が
起こり難くなる。
(4)チオ硫酸塩や亜硫酸塩の分解が遅くなり、処理液
の安定性が高められる。
一方、処理液の−を低くすると上記特徴が逆になる事が
知られており、以下の通りとなる。
(1)酸化力が高くなり(酸化還元電位が貴)、銀源白
刃が向上する。
(2)酸化カップリングによるスティンが生じ難くなる
(3)フロトン付加によるシアン色素のロイコ化カ起き
易くなる。
(4)チオ硫酸塩、亜硫酸塩の分解が速められ、処理液
の安定性が低下する。
ところが本発明者等はアミノポリカルボン酸の中でもジ
エチレントリアミン五酢酸鉄(1)錯塩の場合には、従
来知られていた特徴を示さない事を発見した。
即ち、通常の7ミノポリカルボン酸鉄(船錯塩を用いた
漂白定着液では…の上昇とともに酸化還元電位が卑とな
る。即ち、例えばpH4,0からpH8,0では一14
0mv(vs 5OB)”mの低下がみられる。
しかしながらジエチレントリアミン五酢酸鉄(1)錯塩
な用いた漂白定着液ではpH4,0からpH9,0で一
8mv程度の差しかなく、全く驚(べき発見であった。
一方、画像銀の漂白速度を測定した所、酸化還元電位の
結果とほぼ一致し、一般の7ミノポリカルポン酸鉄(1
)錯塩からなる漂白定着液ではpH6,8以下特に7,
5以上では急激に銀源白刃が低下し脱銀不能となるのに
比べ、ジエチレントリアミン五酢酸鉄(1)錯塩からな
る漂白定着液では…を高くしても全く脱銀速度が低下せ
ず、かつエチレンジアミン四酢酸鉄偵)錯塩より高い漂
白力を維持する事も発見した。但し低−特にpH4,0
以下ではエチレンジアミン四酢酸鉄(1)錯塩の方が酸
化還元力も高(かつ銅源白刃も高い事がわかった。
又、漂白定着液中に処理によって溶解蓄積する釧イオン
濃度が52/lを越えるとエチレンジアミン四酢酸鉄(
1)錯塩から成る漂白定着液では急激に銀源白刃が低下
し、漂白定着液の田が4.0を越えたとき著しく漂白力
が低下するが、これに対しジエチレントリアミン五酢酸
鉄(組錯塩の場合には銀イオンが高濃度に蓄積溶解して
も虜値が4.0以上では銀源白刃の低下が少さく、特に
pH5,0以上ではこれ以上…が上昇しても銀源白刃に
影響がみられない事がわかった。
更にジエチレントリアミン五酢酸鉄(1)錯塩からなる
漂白定着液では−がいかに高くなっても、かつ発色現像
液が漂白定着液に充分混入した状態であってもスティン
の発生がより少さい結果が得られた。
更にまだチオ硫酸塩の分解、即ち硫化問題に対しては岨
が4.0以上で急激に起こり難くな1ハpHが5.0以
上では保恒剤である亜硫酸塩がほとんど零であっても、
硫化がほとんど起こらなくなるという驚くべき事実をも
発見した。
以上の事は本発明者等の研究によりはじめて明らかにさ
れたものであり従来の常識からは予想もされないことで
あった。
本発明に係るジエチレントリアミン五酢酸鉄(1)錯塩
は、ナトリウム塩、カリウム塩、リチウム塩等のアルカ
リ金属塩、もしくはアンモニウム塩、又は水溶性アミン
塩例えばトリエタノールアミン塩等として使われる。こ
れらの鉄(■)錯塩は少なくとも1種用いればよいが、
2種以上を併用する事も出来る。使用量は任意に選ぶ事
が出来、処理する感光材料の銀量及びハロゲン化銀組成
等によって選択する必要があるが、一般に酸化力が高い
ため他の7ミノポリカルポン酸塩より低濃度で使用出来
る。例えば、使用液1を当り0.01モル以上で使用出
来、好ましくは0.05モル以上で使用される。なお、
補充液においては濃厚低補充化のために溶解度いっばい
に濃厚化して使用する事が望ましい。
本発明の漂白定着液のpHは4.0以上で用いられるが
、一般にはpH5,0以上pH9,0以下で使用され、
望ましくはpH6,0以上−85以下で使用され、更に
述べれば最も好ましいpHは6.5以上8.5以下で処
理される。処理の温度は80℃以下で使用されるが、望
ましくは55℃以下で蒸発等を抑えて使用する。
本発明に係る漂白定着液としては前記の如きジエチレン
トリアミン五酢酸の鉄(1)錯塩を漂白剤として含有す
ると共にチオ硫酸塩、チオシアン酸塩、チオ尿素、チオ
エーテル類等のハロゲン化銀定着剤を含有し、保恒剤と
して亜硫酸塩を含有する組成の液が適用される。また、
ジエチレントリアミン五酢酸鉄(1)錯塩漂白剤と前記
のハロゲン化銀定着剤の他に臭化カリウムの如きハロゲ
ン化合物を少量添加した組成からなる漂白定着液、ある
いは逆に臭化カリウムの如きハロゲン化合物を多量に添
加した組成からなる漂白定着液、さらにはジエチレント
リアミン五酢酸鉄(1)錯塩漂白剤と多量の臭化カリウ
ムの如きハロゲン化合物との組合せからなる組成の特殊
な漂白定着液等も用いることができる。前記のハロゲン
化合物としては臭化カリウムの他に塩化水素酸、臭化水
素酸、臭化リチウム、臭化ナトリウム、臭化アンモニウ
ム、沃化ナトリウム、沃化カリウム、沃化アンモニウム
等も使用することができる。
漂白定着液に含ませるハロゲン化鍋定着剤としては通常
の定着処理に用いられるようなハロゲン化銀と反応して
水溶性の錯塩な形成する化合物、例えばチオ硫酸カリウ
ム、チオ硫酸ナトリウム、チオ硫酸アンモニウムの如き
チオ硫酸塩、チオシアノ酸カリウム、チオシアン酸ナト
リウム、チオシアン酸アンモニウムの如きチオシアン酸
塩、あるいはチオ尿素、チオエーテル等がその代表的な
ものである。これらの定着剤は5?/を以上、溶解出来
る範囲の量で使用出来る。
なお漂白定着液には硼酸、硼砂、水酸化ナトリウム、水
酸化カリウム、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、重炭酸
ナトリウム、重炭酸カリウム、酢酸、酢酸ナトリウム、
水酸化アンモニウム等の各種の塩からなるpH緩衝剤を
単独であるいは2種以上組合せて含有せしめることがで
きる。さらにまた、各種の螢光増白剤や消泡剤あるいは
界面活性剤を含有せしめることもできる。また、ヒドロ
キシルアミン、ヒドラジン、アルデヒド化合物の重亜硫
酸付加物等の保恒剤、アミノポリカルボン酸等の有機キ
レート化剤あるいは二)ロアルコール硝酸塩等の安定剤
、メタノール、ジメチルスルフオアミド、ジメチルスル
フオキシド等の有機溶媒等を適宜含有せしめることがで
きる。
本発明の漂白定着液による処理の前に使用される黒白現
像液は通常知られているカラー写真感光材料の処理に用
いられる黒白第1現像液と呼ばれるもの、もしくは黒白
写真感光材料の処理に用いられるものであり、一般に黒
白現像液に添加される各種の添加剤を含有せしめること
カーできる。
代表的な添加剤としては1−フェニル−3−ビラプリト
ン、メトールおよび11イドロキノンのような現像主薬
、亜硫酸塩のような保恒剤、水酸化ナトリウム、炭酸ナ
トリウ乞炭酸カリウム等のアルカリから成る促進剤、臭
化カリウムや、2−メチルベンツイミダゾール、メチル
ベンツチアゾール等の無機性、もしくは有機性の抑制剤
、ポリリン酸塩のような硬水軟化剤、微量のヨウ化物や
メルカプト化合物から成る表面過現像防止剤等を挙げる
ことができる。
本発明の漂白定着液による処理の前に使用されるカラー
現像液に用いられる芳香族第1級アミン発色現像主薬は
種々のカラー写真プロセスにおいて広範囲に使用されて
いる公知のものが包含される。これらの現像剤はアミノ
フェノール系およびp−7工ニレンジアミン系誘導体が
含まれる。これらの化合物は遊離状態より安定のため一
般に塩の形、例えば塩酸塩または硫酸塩の形で使用され
る。また、これらの化合物は、一般に発色現像液1tに
ついて約0.1f〜約309の濃度、更に好ましくは、
発色現像液1tについて約12〜約152の濃度で使用
する。
アミノフェノール系現像剤としては例えば、〇−7ミノ
フエノール、p−、アミノフェノール、5−アミノ−2
−オキシ−トルエン、2−7ミノー3−オキシ−トルエ
ン、2−オキシ−3−アミノ−1,4−ジメチル−ベン
ゼンなどが含まれる。
特に有用な第1級芳香族アミノ系発色現像剤はN、N−
ジyルキルーp−フェニレンジアミン系化合物であCハ
アルキル基およびフェニル基は置換されていても、ある
いは置換されていなくてもよい。その中でも特に有用な
化合物例としてはN。
N−ジエチル−p−フェニレンジアミン塩酸塩、N−メ
チル−p−フ二二レンジアミン塩2m、N。
N−ジメチル−p−フェニレンジアミン塩酸塩、2−ア
ミノ−5−(N−エチル−N−ドデシルアミノ)−トル
エン、N−エチル−N−β−メタンスルホンアミドエチ
ル−3−メチル−4−アミノアニリン硫酸塩、N−エチ
ル−N−β−ヒドロキシエチル7ミノ7ニリン、4−ア
ミノ−3−メチル−N、N−ジエチルアニリン、4−ア
ミノ−N−(2−メトキシエチル)−N−エチル−3−
メチルアニリン−p−)ルエンスルホネートなどを挙げ
ることができる。
本発明の漂白定着液による処理の前に使用されるアルカ
リ性発色現像液は、前記第1級芳香族アミン系発色現像
剤に加えて、更に、発色現像液に通常添加されている種
々の成分、例えば水酸化ナトリウム、炭酸ナトリウム、
炭酸カリウムなどのアルカリ剤、アルカリ金属亜硫酸塩
、アルカリ金属重亜硫酸塩、アルカリ金属チオシアン酸
塩、アルカリ金属ハロゲン化物、ベンジルアルコール、
ジエチレントリアミン五酢酸、1−ヒドロキシエチリデ
ン−1,1−ジホスホン酸等水軟化剤および濃厚化剤な
どを任意に含有することもできる。この発色現像液の一
値は、通常7以上であり、最も一般的には約10〜約1
3である。
本発明の漂白定着液を適用できるI・ロゲン化銀カラー
写真感光材料は、発色剤が感光材料中に含まれている内
式現像方式(米国特許第2,376.679号、同第2
,801,171号明細書参照)のほか、発色剤が現像
液中に含まれている外式現像方式(米国特許第2,25
2,718号、同第2.592゜243号、同第2,5
90,970号明細書参照)のものであってもよい。ま
た発色剤は当業界で一般に知られている任意のものが使
用できる。例えばシアン発色剤としてはナフトールある
いはフェノール構造を基本とし、カップリングによりイ
ンドアニリン色素を形成するもの、マゼンタ発色剤とし
ては活性メチレン基を有する5−ピラゾロン環を骨格構
造として有するもの、イエp−発色剤としては活性メチ
レン鎖を有するベンゾイルアセト7ニライド、ビバリル
アセトアニライド、アシル7セトアニライド構造のもの
などでカップリング位置に置換基を有するもの、有しな
いもののいずれも使用できる。このように発色剤として
は、所1m 2当量型カプラーおよび4当量型カプラー
のいずれをも適用できる。使用し得るハロゲン化錯乳剤
としては塩化銀、臭化銀、沃化銀、塩臭化銀、塩沃化銀
、法具化鍋、塩沃臭化銀の如きいずれのハロゲン化銀を
用いたものであってもよい。また、これ等のハロゲン化
銀の保護コロイドとしては、ゼラチン等の天然物の他合
成によって得られる種々のものが使用できる。ハロゲン
化銀乳剤には、安定剤、増感剤、硬膜剤、増感色素、界
面活性剤等通常の写真用添加剤が含まれてもよい。
本発明の漂白定着液を含む処理システム乃至処理方法で
は発色現像後直ちに漂白定着処理する事が最も好ましい
処理方式であるが、発色現像後直洗、又はリンス及び停
止等の処理を行なった後漂白定着処理しても良く、又、
漂白促進剤を含ませた前浴を漂白定着に先立つ処理液と
して用いても良い。漂白定着後は、水洗を行なわず安定
処理する事も出来るし、水洗処理し、その後安定処理し
ても良い。
〔実施例〕
以下実施例により本発明の詳細な説明するが、本発明が
これに限定されるものではない。
実施例1 漂白定着液を以下の様に調整した。
〔漂白定着液(1)〕 〔漂白定着液(2) )’ 上記漂白定着液(1)、 (2)をアンモニア水又は酢
酸を用いて下記表−1に記載した如く…値を変化させ、
ガラスビーカーにて38℃にて放置し硫化物の生成迄の
日数を観測した。
表−1の結果から、本発明の漂白定着液(2)の(j)
〜(、)では…が40以上で特にpH5,0以上では極
めて長時間に亘って安定であり、硫化物の生成がないの
に対し、比較の漂白定着液(1)の(a)〜(g)並び
に漂白定着液(2)の(h)および(i)では低−領域
で多量の硫′化物の生成がみられ、比較の漂白定着液(
1)においてはpH8,0においても若干の発生がみら
れた。
以上から本発明の漂白定着液(2)で本発明の…値内で
はあらかじめ添加した亜硫酸塩の存在が3?/を以下と
極めて少なくても硫化物の生成はみられず、比較に比べ
本発明の漂白定着液の保存安定性は極めて高いことがわ
かる。
実施例2 サクジーカラーn(小西六写真工業株式会社製、高感度
カラーネガフィルム)を常法により露光を施した後、下
記の処理を行なった。
処理工程  処理温度■  処理時間 1、発色現像    37.8  3分15秒2、漂白
定着    37.8   1分〜30分3、水  洗
   30〜34  2分4、安 定   30〜34
  1分 5、乾 燥 発色現像液および安定液は以下のものを使用した。
〔発色現像液〕
〔安定液〕 漂白定着液は実施例1の漂白定着液(a)〜(、)を1
0日間保存した後、−を表−2の値に調整し処理に供し
た。脱錆完了時間即ちクリアリングタイムを測定し、更
に30分間漂白定着処理して得られたフィルムの最高赤
色濃度(シアン色素濃度)と最低緑色濃度(マゼンタス
ティン)を測定し、その結果を表−2に示した。
尚、比較として基準処理であるサクラ力ジーネガプロセ
ス0NK−4で処理した試料を同様に測定した。但し、
脱鉛処理時間は漂白処、理6分30秒と定着処理6分3
0秒を行なった。
以下余白 表  −2 表−2の結果かられかる通り、漂白定着液(2)の(i
)〜(n)の本発明に係る漂白定着液を用いた処理では
、クリアリングタイムも短(赤色最高濃度も基準処理の
2.62とけば一致し緑色最低濃度も基準処理の0.5
8に近く実質的に問題ない。
一方、本発明外の処理(a)〜(i)ではクリアリング
タイム、赤色最高濃度及び緑色最低濃度の少なくとも1
つが劣ってお1ハ本発明のようにすべてを満足する事は
出来ないことがわかる。
実施例3 実施例2で使用した漂白定着液(a)〜(n)に1を当
り塩化銀を791 ヨウ化カリウム2tを加え、実施例
2と同じ試料フィルムを用いて処理を行なった。漂白定
着処理は1〜30分間処理し、クリアリングタイムを測
定した。更に30分間処理した試料の赤色最高濃度を測
定し、これらの結果を表−3に示しだ。
以下余白 表−3の結果からもわかる通り、漂白定着液(a)〜(
g)では銀イオンとヨウ素イオンの添加によって著しく
漂白速度が低下し、かつpH5,0以下の(a)〜(c
)では脱銀が完了しているにもかかわらず赤色最高濃度
は基準値の2.60より著しく低b0又、(d)〜(g
)では漂白定着処理は30分間行なっても脱銀が完了し
ないため、最高赤色透過濃度も極めて高い値となる。一
方、ジエチレントリアミン五酢酸鉄偵)錯塩からなる漂
白定着液でも−が極めて低い(h)では、脱銀は完了し
ているものの赤色最高濃度が低く充分とは云えない。し
かしながら本発明による漂白定着液(1)〜(n)では
、pH力を上昇してもクリアリングタイムに余り影響せ
ず、更に赤色最高濃度も基準処理の場合の2.62に近
く、問題なく処理出来る事がわかる。
実施例4 下記の処方からなる漂白定着液を作成しアミノポリカル
ボン酸鉄(1)錯塩として二F・・リロトリ酢酸鉄(1
)1m塩、エチレンジ7ミン四酢酸鉄(1)錯塩、ジエ
チレントリアミン五酢酸鉄(1)錯塩、シクロヘキサン
ジアミン四酢酸鉄(1)錯塩それぞれを0.25モル/
lで使用し、それぞれの漂白定着液の…を3.0゜4.
51.6.0.7.5.9.0と変化させた。
一方、透明ナトリアセテートセルロースフィルム支持体
上に、塗布銀量が50tr9/100tltになるよう
コルイド銀をゼラチンに分散させたものを塗布して試料
を得た。この試料を用いて表−4に示した漂白定着液(
a)〜(1)を用いて38℃にて漂白速度を測定し、漂
白速度定数を求めた。これらの結果を表−4に示した。
〔漂白定着液〕
表−4 表−4からも明らかなように、漂白定着液の漂白速度と
田の関係はアミンポリカルボン酸鉄(船錯塩の種類に影
響され、比較の7ミノポリ5カルボン酸鉄(II)錯塩
を用いた漂白定着液(a)〜(o)では、いずれも−の
上昇とともに漂白速度が低下し、−を脱銀速度が相関す
る事がわかる。一方、本発明の漂白定着液に使用する漂
白剤であるジエチレントリアミン五酢酸鉄(1)錯塩で
は、−の変化によらず漂白速度は一定であってpi(K
依存しない事がわかる。
なお、本実施例において、アミノポリカルボン酸鉄錯塩
としてナトリウム塩及びトリエタノールアミン塩を用い
たが、実質的に同様な結果が得られた。
特許出願人  小西六写真工業株式会社代理人弁理士 
坂  口  信  昭 (ほか1名)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. ジエチレントリアミン五酢酸鉄(f)錯塩を含有し、か
    つplI値が4.0以上であることを特徴とするハロゲ
    ン化銀カラー写真感光材料用漂白定着液。
JP58023766A 1983-02-17 1983-02-17 ハロゲン化銀カラー写真感光材料の処理方法 Expired - Lifetime JPH065367B2 (ja)

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