JPS5914929A - フイルムの製造方法 - Google Patents

フイルムの製造方法

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JPS5914929A
JPS5914929A JP12405582A JP12405582A JPS5914929A JP S5914929 A JPS5914929 A JP S5914929A JP 12405582 A JP12405582 A JP 12405582A JP 12405582 A JP12405582 A JP 12405582A JP S5914929 A JPS5914929 A JP S5914929A
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JP
Japan
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film
roll
thickness
rolls
diameter
Prior art date
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JP12405582A
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JPS647570B2 (ja
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Mitsuru Akita
秋田 満
Hidekazu Miyoshi
三好 英計
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Mitsubishi Kasei Polytec Co
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Mitsubishi Monsanto Chemical Co
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  • Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、フィルムの製造方法に関するものである。更
に詳しくは、厚み振れの少ない熱可塑性樹脂フィルムを
、カレンダー成形法によって製造する方法に関するもの
である。
カレンダー成形法でフィルムを製造する場合、カレンダ
ー装置のロール上で加熱混練した後、ロールで圧延し、
延伸、冷却して所定の厚さのフィルムとし、スリッター
で所定の巾に加工後、巻取装置で巻取)フィルムロール
トシてイル。
前記フィルムの製作において、フィルムの一方の端から
他方の端まで均一な厚さにすることは、極めて困難であ
る。通常、フィルムは巾方向について厚みを測定すると
、薄かったり厚かったり等の厚みの変化が現われる。こ
のため、このような厚みムラのあるフィルムは巻いてロ
ールとしても、巻きロールの直径にバラツキのある不良
製品となってしまう。
カレンダー成形法によるフィルムの厚さ変化は、カレン
ダー装置の最後から2番目のロールと最後のロールとの
間の、間隔調整不足によるか、ロール間隔以外の他の機
械的な部分の不備によるか、ロール間隔から吐出される
樹脂量の変化によるか、もしくはロール表面の温度ムラ
により発生するものと考えられる。
上記現象により発生するフィルム厚みの不均一な部分を
均一なものに修正するために従来から知られている方法
としては、次のよう々方法がある。
(イ)種々のフィルム厚さ測定装置で厚さを測定し、そ
の測定値と作業員の経験から不均一部を補正するよう、
カレンダーロールに供給する樹脂量、樹脂温度、ロール
温度、ロール間隔、延伸量、冷却条件等を調整する方法
(ロ)種々のフィルム厚さ測定装置で厚さを測定し、そ
の測定値を、ロール間隔の調節装置、中心において片方
のロールを曲げる(ロールベンディング)装置等にフィ
ードバックして、フィルムの厚さを調整する方法。
しかしながら、上記(イ)の方法は、熟練した作業員に
よる常時監視が必要となる。最近、熟練した作業員は不
足気味であり、この方法には永続性がない。
他方、(ロ)の方法は(イ)の方法より実用的であるが
、次のような欠点がある。すなわち、例えば、ベーター
線厚み計(ベーターゲージ)を使ってフィルムの厚さを
測定する場合、厚さ測定装置はフィルムの巾方向に移動
しながらフィルムの各位置を測定するが、フィルムは長
手方向に移動しており、測定で得られる厚さは、巾方向
の厚さ変化だけでなく、長手方向の厚さ変化も含んだ値
になっている。したがって、この測定結果に基づくデー
タをカレンダー装置にフィードバックして調整しても、
フィルムの厚さは均一に補正されず、調整前よりも悪い
結果がでることもあるとかう欠点があった。フィルムの
製造速度(ラインスピード)が大きいときは、上のよう
な問題がおこりやすく、信頼性が極めて低かった。
本発明者らは、フィルム製造速度(ラインスピード)が
大きいカレンダー成形法における上記の問題を排除し、
厚み振れの少ないフィルム−ゐ − の製造方法を提供すべく鋭意検討した結果、本発明を完
成するに至ったものである。
しかして本発明の要旨とするところは、少なくとも3本
のロールからなるカレンダー装置を使用してフィルムを
製造するにあたり1最後または最後から2番目の圧延ロ
ールには、このロール表面に沿い、一定の間隔をおいて
複数個の空気吹きつけノズルを、各りのノズルを独立に
制御可能に配置し、熱可塑性樹脂をフィルム状に圧延し
、冷却したのち巻取装置で巻き取り、巻き取り完了後の
フィルムロールの直径分布を検出し、この検出した直径
分布に対応して、前記空気吹きつけ量を調整することを
特徴とするフィルムの製造方法に存する。
以下、本発明方法を図面に基づいて詳細に説明するが、
本発明は以下の例に限定されるものではない。
第7図は、本発明の実施に際して、採用される装置の一
例の概略図、第λ図〜第グ図はカレンダー装置における
ロール組み合せの他の例を 4− 示す概略図、第5図はロールの表面に空気を吹きつける
空気吹き付はノズルの概略図、第6図はフィルムロール
の直径分布を測定する装置の概略図である。
図において、/、2/、3/、グ/、!/はそれぞれ最
終ロール、2.22.32、グー、j2はそれぞれ第一
ロール、3.23.33、Z3、!3はそれぞれ第30
−ル、グ、3グ、XX、4t!、jグはそれぞれ前段ロ
ール、j16.2はそれぞれティクオフロール、とは冷
却ゾーン、りは両耳切り装置、/θ、/θ′、にコはそ
れぞれフィルムロール、//は直径測定器、/=2は演
算回路、/3は増巾器、/グは設定指令信号インプット
用端末機、/オは設定指令信号の増巾器、/6は演算装
置、/7は操作装量、/ざ、夕とはそれぞれブロアー、
/9、!りはそれぞれ流量制御弁、−〇、乙0はそれぞ
れ空気吹きつけノズル、2オは熱可塑性樹脂材料、!j
は導管、6/は巻芯、に3は押さえロール、乙グは差動
トランスを示す。
本発明におAては、少なくとも3本のロールからなるカ
レンダー装置を用いる。カレンダー装置のロール組み合
せ例は、第1図に例示したような逆り型、第2図に示し
たようなI型、第3図1で示したようなL型、第7図に
示したようなL型等があげられる。
本発明においては、少なくとも3本の圧延ロールからな
るカレンダー装置の最後捷たは最後から一番目のロール
には、このロール表面に沿い、一定の間隔をおいて複数
個の空気吹きつけノズルを、各々のノズルを独立に制御
可能に配置しておく。
第5図には、圧延ロールの最後から一番目のロールの表
面に、空気を吹きつける空気吹きつけノズルの概略図を
示した。空気吹きつけノズル乙0は、第一ロール!−の
表面から所定の間隔をおいて、かつ、このロール表面に
沿い、一定の間隔をおいて配置されている。空気吹きつ
けノズル6θけ、導管乙/によってブロアーsirにつ
ながれている。更に、導管の途中(空 7− 気吹き付はノズル乙0とブロアーIlとの間)には、各
々独立に制御可能な流量制御弁が設置されている。
上述のカレンダー装置を用いて、熱可塑性樹脂をフィル
ム化するには、常法に従い、熱可塑性樹脂をロール上で
混練し、フィルム状に圧延し、冷却したのち巻取装置で
巻取る。
本発明においては、巻取シ完了後のフィルムロールの直
径分布を検出し、この検出した直径分布に対応して、前
記空気吹きつけノズルからの空気吹きつけ量を調整する
フィルムの直径分布を検出するには、第6図に概略図と
して一例を示したような、フィルムロール直径測定器を
用いるのがよい。第6図に示した例は、フィルムロール
を、中心軸を通り長さ方向に沿って切断した際にあられ
れる線上K、押さtO−ル≦3,6.?をフィルムロー
ルをはさんで対向させて配置し、対向させた状態で第6
図点線に沿って、往復させる。この際フィルムロールの
直径は、押さえロール≦3の軸= 8− を差動トランス6Zにつなぐことによって、検出するこ
とができる。
フィルムロール直径測定器は、−組でもよいが二組以上
配置することができる。二組以上配置する場合は、フィ
ルムロール上で往復運動させる場合に、相互に衝突しな
いように、配置位置を変えるのがよ−。
フィルムロール直径分布測定装置//で測定した信号は
、演算する積分回路と割算回路等からなる演算回路/2
に送る。演算回路/2よりの信号は、増巾器/3によっ
て増巾し、増巾器/3の出力信号を、演算装置/乙に入
力する。
フィルムの巻芯えの巻き数とフィルムロールし、この信
号を増巾器/jによって増巾する。
この増巾器7.3′からの信号と、直径測定器//によ
る実測にもとづく増巾器/3からの信号を、演算装置/
乙で比較演算させる。演算装置/6による演算結果を補
正信号として操作装置/2に入力し、これによって流量
調節弁/りを調整し、最後から2番目のロール表面の必
要個所に、空気を吹きつける。
例えば、フィルムの厚さが部分的に急激に薄くなった場
合は、この現象をフィルムロールの直径測定器//によ
って検出し、この検出信号は演算回路/2、増巾器/3
を経由して演算装置/乙に送られる。他方、演算装置/
6では、実測値が目標値と比較演算され、演算結果は補
正信号として操作装置/2に入力され、フィルムの厚さ
が薄くなった部分に対応するロール部分に空気を吹きつ
け、ロール表面のこの部分を冷やし、フィルム厚さが大
きくなるように働くものである。
ロール表面に吹きつける空気は、土の場合は常温付近の
温度がよいが、この温度に限られるものではなく、あら
かじめロール温度以下の所定の温度に加温または冷却し
ておいてもよい。
本発明方法に従って連続して製造した軟質配合ホリ塩化
ビニルフィルムのフイルムロール(巻芯直径72mm、
フィルムロールiIE 径約y<t。
711m、フイーム巾300θmm)AO本につき、フ
ィルム巾方向の直径をフィルムロール一本当り20面所
測定し、最大価と最小値との差を求めて横軸とし、その
出現度数を縦軸として第2図に示した。
また。従来法によりフィルム厚さを手動によって調節(
一つつ、軟質配合ポリ塩化ビニルのフィルムロール(上
と同じ大きさのもの)を連続して60本製造し、これら
ロールにつき上と同様にフィルムロールの直径を測定し
、最大値と最小値との差(横軸に示す)を求め、その出
現度数(縦軸に示す)を第ざ図に示した。
第7図及び第1図より、本発明方法によるときけ、フィ
ルムロールの直径差の振れが小さくなることが、明らか
である。
本発明は、次のような特別に顕著な効果を奏し、その工
業上の利用価値は極めて犬である。
(1)  フィルムの製造工程において、圧延、冷却、
巻取、その他の因子によシ発生−するフィルム厚さの変
化を最終工程終了後の巻取フィルムロールの直径分布か
ら直径測定器により検出し、空気吹きつけノズルの流量
制御弁設定信号に対して補正信号を送ることにより、フ
ィルム厚さを均一になるように調整できる。このため、
変化に対して早く対応でき、各要因を全部含んだ最終状
態における測定値により補正中るので、操作が正確にで
きる。
(2)  また、フィルムの巾方向に対してフィルムロ
ールの直径、分布を測定するため、巾方向の各位置単位
の測定ができ、従来の厚み測定のような不要な要因を含
まないため、精度よく検出でき、空気吹きつけノズルか
ら、実際に必要としている量だけの空気を自動的に吹き
つけることにより、正確に均一な厚さのフィルムを製造
することができる。
(3)同時に、巻取フィルムロールの直径を管理するこ
とにもなり、直径分布ムラのない均一な直径のフィルム
ロールが得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の実施に際して採用される装置の一例
の概略図、第λ図〜第グ図はカレンダー装置におけるロ
ール組み合せの他の例を示す概略図、第5図はロールの
表面に空気を吹きつける空気吹きつけノズルの概略図、
第3図はフィルムロールの直径分布を測定する装置の概
略図、第7図は本発明方法によって連続的に製造した軟
質配合ポリ塩化ビニルフィルムのフィルムロール60本
につきフィルム巾方向に直径を測定し、最大値と最少値
との差を求めて横軸とし、その出現度数を縦軸として図
示したもの、第1図は従来法により製造したフィルムロ
ール3夕本についての第7図・同様のものをそれぞれ示
す。 図において、/、2/、3/、グー、j/はそれぞれ最
終ロール、λ、コλ、3.2、グλ、jλけそれぞれ第
20−ル、3.23.33、り3.13はそれぞれ第3
0−ル、グ、3り、Xg、QJ−、!¥をそれぞれ前段
ロール、j、乙、2けそれぞれティクオフロール、ざは
冷却ゾーン、りは両耳切り装置、10.10’、≦2は
それぞれフィルムロール、//は直径測定器、/2は演
算回路、/3は増[1〕器、/りけ設定指命 一インプット用端末機、/オは設定指令信号の増巾器、
/乙は演算装置、/2は操作装置、/ざ、lL?はそれ
ぞれブロアー、/り、!9はそれぞれ流量制御弁、λθ
、100けそれぞれ空気吹きつけノズル、2夕は熱可装
性樹脂材料、!jは導管、乙/は巻芯、≦3は押さえロ
ール、≦グは差動トランスを示す。 出 願 人   三菱モンサント化成株式会社代 理 
人  弁理士 長谷用  − (ほか7名) 第2図    和国    勧図 12 舅7図 )容(去イt1 と−i ノシ\装置σ)羨  (mm
)筒8図 o      O,5+、o      1.5   
  2.0景大イ直と量」・値の笈 (mm)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)少なくとも3本のロールカ)らなるカレンダー装
    置を使用してフィルムを製造するにあたり、最後または
    最後から一番目の圧延ロールには、このロール表面に沿
    い、一定の間隔をおいて複数個の空気吹きつけノズルを
    、各々のノズルを独立に制御可能に配置し、熱可塑性樹
    脂をフィルム状に圧延し、冷却したのち巻取装置で巻き
    取り、巻き取り完了後のフィルムロールの直径分布を検
    出し、この検出した直径分布に対応して、前記空気吹き
    つけ量を調整することを特徴とするフィルムの製造方法
JP12405582A 1982-07-16 1982-07-16 フイルムの製造方法 Granted JPS5914929A (ja)

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JP12405582A JPS5914929A (ja) 1982-07-16 1982-07-16 フイルムの製造方法

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JP12405582A JPS5914929A (ja) 1982-07-16 1982-07-16 フイルムの製造方法

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JPS5914929A true JPS5914929A (ja) 1984-01-25
JPS647570B2 JPS647570B2 (ja) 1989-02-09

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5693520A (en) * 1979-12-27 1981-07-29 Mitsubishi Plastics Ind Ltd Forming method by calender

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5693520A (en) * 1979-12-27 1981-07-29 Mitsubishi Plastics Ind Ltd Forming method by calender

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JPS647570B2 (ja) 1989-02-09

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