JPS5914860Y2 - 区間判定装置 - Google Patents

区間判定装置

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JPS5914860Y2
JPS5914860Y2 JP1979129939U JP12993979U JPS5914860Y2 JP S5914860 Y2 JPS5914860 Y2 JP S5914860Y2 JP 1979129939 U JP1979129939 U JP 1979129939U JP 12993979 U JP12993979 U JP 12993979U JP S5914860 Y2 JPS5914860 Y2 JP S5914860Y2
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JP
Japan
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station
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ticket
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boarding
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Expired
Application number
JP1979129939U
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English (en)
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JPS5535700U (ja
Inventor
紀雄 須田
Original Assignee
株式会社東芝
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、往復乗車券や回数乗車券などの乗車券につ
いて使用区間が正しいか否がを判定する区間判定装置に
関する。
近年、出札及び改札業務等の駅業務を合理化するために
自動改札装置が多くの駅に導入され、鉄道業務の省力化
が促進されている。
一般に、自動改札装置に於ては乗車駅は乗車券の発行駅
と一致していなくてはならず、降車時に投入された乗車
券の使用区間とそこに記録されている発行駅を基点とし
た乗車区間とを比較してその正否を判定している。
この種の区間判定では、自動改札装置側の記憶部には区
間判定基準データとして、各駅毎のその駅を基点として
決まる同一料金エリアが記憶され、−万乗車券には線区
、駅順からなる駅データと料金区数データとが記録され
ていなくてはならない。
そして、たとえば第1図aに示す様な区数エリアが決め
られている場合、同図すに示す様に線区、駅順を示す自
動改札装置の設置駅名A3.A5.A8・・・毎に同一
料金エリアが指定され、それが料金区数■、■、■・・
・とじて記憶されることになる。
なお、図中の線区Aは分岐線をもたず、この線区Aに駅
順1,2゜3・・・が付番された複数駅が設けられ、た
とえば駅A3.A5.A8に自動改札装置が設置されて
いる場合を想定しているが、以下の説明は線区Aが他線
区と交差していた場合でも同様である。
第2図は上述の自動改札システムに用いられる乗車券の
一例を示しており、このデータフォーマットは第1区分
Aにデータ読取り時の基準となるカウントパルスが記録
され、第2区分Bには他線区間判定データ、第3区分C
には白線区間判定テ゛−夕が゛それぞれ記録されている
降車時にこの乗車券を自動改札装置に投入して区間判定
を行なうには、この降車駅の料金メモリ内容にある発行
駅までの料金区数が乗車券の区数データと比較され、一
致するかあるいは前者より後者の区数が小であるならば
有効乗車券と判断される。
ところで、今、上記第2図の乗車券が複数枚綴りにして
発売された駅A5.A3間用の回数乗車券あるいは往復
乗車券の一枚である場合、たとえばこの乗車券の発行駅
がA5であると、発行駅A5以外の駅A3での乗車を可
能とするものでなくてはならない。
しかし上記したエリア指定方式にもとづいて区間判定が
行なわれると、第3区Cがら区間判定用データrA5■
」が読取られて駅A5から乗車して料金区数■内の駅A
3で降車することができるが、同様の乗車券の一枚で再
び駅A3から乗車すると、本来は駅A3を基点とする料
金区数■内の限界にある駅はA6であるにもががわらず
、この乗車券の発行駅A5が基点となって駅A8までの
乗車が許されてしまう。
このことは、A5←→A3間もA3←→A8間も本来は
別運賃が定まっているにもかかわらず同一料金で発行さ
れた乗車券によって乗車されてしまうことを示している
こうした不都合は、自動改札装置の区間判定が乗車券の
発行駅からの料金区数内に降車駅を含んでいるか否かを
見て乗降の有効、無効の判定をしていることにより生じ
るもので、普通乗車券と同等に料金エリア指定方式の自
動改札システムにおいて往復乗車券や回数乗車券の区間
判定を不都合なく行なうためには、発行される乗車券に
乗車駅、降車駅が指定され、これら両駅を基点とする料
金エリアの重なり合うl範囲にある駅での乗降を可能と
するような区間判定を行なう必要がある。
この考案は上記事情に鑑みなされたもので、往復乗車券
や回数乗車券の改札をする自動改札装置のための区間判
定装置を提供することを目的としている。
以下図面を参照してこの考案の一実施例を説明する。
第3図は乗車駅としてA5、降車駅としてA3が乗車予
定区間として購入時に記録される乗車券のデータフォー
マットを示す図である。
駅A5、A3は第1図aに示す線区Aの駅で、同図すに
示されている区間判定基準データから料金区数は■であ
る。
すなわち、第3図において、第3区分Cには第2図に示
した従来の普通乗車券と同様、料金区数テ゛−タ■と線
区、駅順からなる駅テ゛−タA5が記録されており、第
1区分Aにはカウントパルスが記録されている。
そして第2区分Bには駅テ゛−タA3と料金区数データ
■とが記録されている。
この乗車券は、ここでは回数乗車券として同時に複数枚
発行されるもののうちの一枚を想定しており、デ゛−夕
の記録は特殊に加工された紙面に磁気テ゛−夕として書
込まれるものである。
もちろん、普通乗車券として一枚単位で発行されるもの
であってもよい。
また、第4図は第3図の乗車券の券面印刷部を示すもの
で、第3図の駅データと対応して乗・降車駅名A5.A
3と運賃が図示しない印刷装置により印刷される。
上記第3図に示す乗車券は第1図の線区Aにおいて使用
される場合、従来の料金エリア指定方式の自動改札装置
を設置した駅A5とA3との間で不都合なく乗降できる
すなわち、乗車駅として駅A5が指定され、降車駅とし
て駅A3が指定されたとき乗車券には、駅テ゛−タA5
と駅テ゛−タA3とが図示しない記録装置により記録さ
れ、これら両駅間の運賃に対応する料金区数テ゛−タ■
がそれぞれ第2、第3区分B、 Cに記録されているか
ら、たとえば複録枚の回数乗車券のうちの一枚で駅A5
から乗車して駅A3で降車したのち、別の一枚で再び駅
A5にて降車することができる。
そして駅A3で乗車した人が上記第3図の乗車券の一片
で駅A8 (料金区数A5■内にある)において降車
しようとすれば、第2、第3区分B、 Cに記録された
区間判定用テ゛−タA3■、A5■が第5図に示す自動
改札装置で読取られる。
第5図に示す区間判定装置は第3図に示した乗車券の各
トラックに対応して読取ヘッドが設けられ、乗車券に記
録された区間判定用テ゛−夕を読取るデータ読取部11
と、この自動改札装置が設置された駅の駅データ及び指
定線区各駅の区数に対応する料金データ(区間判定基準
データ)を記憶する記憶装置12と、この記憶装置12
の内容と読取りヘッド11で読取られた内容(乗車区間
判定用データ)とを比較判定する比較判定部13とから
構成される。
そしてテ゛−タ読取部11が読取ったテ゛−夕と、記憶
装置12のテ゛−夕とを比較判定部13が照合し比較判
定することによってこの乗車券の所持者の乗降を制御す
る。
ここで、上記の場合は、駅A3.A5をそれぞれ基点と
する料金区数データ■により示される料金エリアが重な
り合う範囲にこの駅A8が存在しないから降車が阻止さ
れる。
同じく駅A6で降車しようとする場合、駅A6の区間判
定装置は駅データA6を記憶していて、この記憶は券の
■の区間内ではあるが駅A3、駅A5の範囲外になる。
そこで駅A6の区間判定装置は第3図の券での降車を拒
否する。
しかし、駅A4で降車しようとする場合は、この駅は券
に記録された区数内にあり、しかも駅A3と駅A5の範
囲内にあるので、この駅の区間判定装置は第3図の券に
よる降車を許可す5をそれぞれ基金ての駅に自動改札装
置が設置されていれば、購入時に指定した乗降車状A3
.A5以外たとえば第1図に示すA4の駅でも、第3図
に示す券で乗降できる。
したがって回数乗車券を前記料金エリア指定方式の自動
改札装置で処理する際に生じていた不都合が解消される
なお、上記の場合においては券紙には区間■が記録され
たが、この区間の指定は駅A3゜A4.A5間での乗降
ならば■でもよい。
また、第3図の券でもしも区間を■と指定した場合は、
駅A4での乗降も不可能になる。
この場合、乗車券は、駅A3とA5のみ、すなわち発着
駅のみの乗降が可能となるのである。
以上述べた様にこの考案の区間判定装置は、自動改札装
置での区間判定基準データの記憶形式を従来通りのエリ
ア指定方式とし往復乗車券、回数乗車券などをこれまで
の普通乗車券と同等に扱うことができ、従来装置の不都
合を除去して駅改札業務の合理化に著しい効果を奏する
しかも、この区間判定装置は乗車券に書込まれた乗・降
車駅およびこの乗降車駅を基点とする料金エリアの重な
りあう範囲を検出して区間判定がなされるもので、かつ
、その乗車券の乗降車駅の範囲外の駅がらの乗降車を防
ぐことができるので、従来の区間判定型の自動改札装置
を使いながら、回数券や往復券を券面印刷どうりに改札
する区間判定装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図aは料金区数エリアの一例を示す路線図、第1図
すは料金区数に対する各自動改札装置で区間判定基準デ
ータの記憶方法を示す図、第2図は従来の普通乗車券の
券面に記録された区間判定用のデータを示す図、第3図
はこの考案の乗車券発行装置に於て発行される乗車券券
面のデータを説明するための図、第4図は乗車券印刷面
の一例を示す図、第5図はこの考案の概略的な構成を示
すブロック図である。 11・・・テ゛−タ読取部、12・・・記憶装置、13
・・・比較判定部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 第1区分にカウントパルスを、第2区分に乗車駅のデー
    タ及びこの駅に対応した新字料金の区数データを、第3
    区分に降車駅のデータ及びこの駅に対応した所定料金の
    区数データを乗車区間判定用データとして記録した乗車
    券の乗車区間判定用テ゛−夕を読取るデータ読取部と、
    少なくともこの装置の設置されている駅の駅データ、線
    区および駅順からなる駅テ゛−夕およびその各駅に対応
    して判定された料金区数テ゛−夕を区間判定基準テ゛−
    タとして記憶している記憶装置と、この記憶装置が記憶
    している区間判定基準データと上記データ読取部が読取
    った乗車区間判定用データとを比較照合してその乗車券
    の第2区分に記録された乗車区間判定用データと第3区
    分に記録された乗車区間判定用テ゛−夕とがこの装置が
    設置されている駅において重なるか否かの判定を行なう
    比較判定部とを備えた区間判定装置。
JP1979129939U 1979-09-21 1979-09-21 区間判定装置 Expired JPS5914860Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1979129939U JPS5914860Y2 (ja) 1979-09-21 1979-09-21 区間判定装置

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JP1979129939U JPS5914860Y2 (ja) 1979-09-21 1979-09-21 区間判定装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5535700U JPS5535700U (ja) 1980-03-07
JPS5914860Y2 true JPS5914860Y2 (ja) 1984-05-01

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ID=29095073

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1979129939U Expired JPS5914860Y2 (ja) 1979-09-21 1979-09-21 区間判定装置

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4856500A (ja) * 1971-11-17 1973-08-08

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4856500A (ja) * 1971-11-17 1973-08-08

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JPS5535700U (ja) 1980-03-07

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