JPS5914704Y2 - 容器の開口閉塞装置 - Google Patents

容器の開口閉塞装置

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Publication number
JPS5914704Y2
JPS5914704Y2 JP1978045132U JP4513278U JPS5914704Y2 JP S5914704 Y2 JPS5914704 Y2 JP S5914704Y2 JP 1978045132 U JP1978045132 U JP 1978045132U JP 4513278 U JP4513278 U JP 4513278U JP S5914704 Y2 JPS5914704 Y2 JP S5914704Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
container
opening
gasket
wall
groove
Prior art date
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Expired
Application number
JP1978045132U
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English (en)
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JPS54146469U (ja
Inventor
等 石川
Original Assignee
三洋電機株式会社
東京三洋電機株式会社
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Publication date
Application filed by 三洋電機株式会社, 東京三洋電機株式会社 filed Critical 三洋電機株式会社
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Publication of JPS54146469U publication Critical patent/JPS54146469U/ja
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Publication of JPS5914704Y2 publication Critical patent/JPS5914704Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は容器とこの容器の開口を閉塞する蓋若しくは扉
即ち閉塞部材との間に軟質の圧縮封緘を行う弾性ガスケ
ットを設けた装置において、前記容器の開口が略長形状
若しくは正方形状である場合にも確実にガスケットにて
前記開口を気密に保持できる構造を提供するものである
本考案が対象とする物品の一つとして冷蔵庫がある。
この冷蔵庫において庫内に収納された野菜貯蔵容器の開
口閉塞装置として従来の構造を第1図乃至第5図に示し
である。
即ち、冷蔵庫本体1の庫内1Aの下部には本体1の前方
へ引出し自在に野菜貯蔵容器2を収納している。
野菜貯蔵容器2の上面開口2Aに近接してこの間口2A
を塞ぐ蓋としての役目をすると共に庫内1Aを上下の室
に仕切る仕切板3が庫内1Aの内壁に支持されている。
この仕切板3の下面には容器2の開口2Aの周縁部2B
に当接して圧縮されて仕切板3と容器2との間隙を気密
に封緘するガスケット4が仕切板3の溝5に基部4Aを
挿入して保持されており、開口2Aに沿ってガスケット
4がめぐらされている。
このガスケット4は第2図の断面に示したように容器2
に当接する弾性部分2Bは半円形状のように容器2の外
方に面した外側壁と容器2の開口側に面した内側壁を略
同−形状の曲面で形成している。
このため容器2の開口2Aの形状が略長方形状若しくは
略正方形状を呈している場合には、その開口2Aの形状
に沿ってガスケット4を折曲させると第5図の如くその
折曲部分が外方へ突出してしまい基部4Aが溝5から外
れてしまう欠点となり、この折曲部分の気密保持ができ
なくなる。
また上記の如く一連の紐状ガスケット4を開口2Aの形
状に沿って折曲してその両端接合部4′を接合させて環
状とする場合の上記欠点を除くために、開口2Aの各直
線の辺に対応したガスケット4の各辺4C,4D、4E
、4Fを夫々別個に成形した後、各辺相互間を溶着する
場合にはその溶着作業が4個所必要になることと、この
溶着によってこの部分が突出して気密保持上好ましくな
くなる等の欠点が生じる。
本考案はこのような欠点をなくするために押出し成形若
しくは引き抜き成形等によって作った一連の紐状ガスケ
ットを用いて容器2ゐ開口2Aを確実に気密保持できる
構造を提供するものである。
即ち本考案のガスケット6は上記した従来構造における
ガスケット4にとって代るものであり、その断面形状は
第6図及び第7図に示しである。
ガスケット6は仕切板2の下面に形成した取付ボス8に
ビス9にて固着される硬質の取付基部7と、この基部7
よりも突出して形成した軟質の弾力性を有した中空部1
0を備えた一連の紐状を威して容器2の開口2Aに沿っ
て配置され、中空部10は容器2の外方に向く外側壁1
1と、容器2の開口2A側に向く内側壁12と(容器2
の開口縁部に当接する当接壁13とを一体に形成してお
り、外側壁11は滑らかな表面を形成し、内側壁12は
外表面にガスケット6の全長に亙った略■字状の溝14
を作るように中空部10内へ深く延出した襞15を備え
ている。
この襞15はガスケット6が容器2の開口2Aのコーナ
部に沿って折曲されるときに生じるガスケット6の折曲
部分での縫皺を吸収するようにこの折曲部分ではこの襞
15が外側壁11に近づくように変形すると共に溝14
を狭めるように変形するため、前記縫皺の深さが浅くな
りこの皺を通した容器2内外の空気対流が防止でき、ま
た基部7に対する当接部13の高さの変化が少なくなる
ためにこの部分の容器2との当接不良もなくなる。
襞15は容器2への当接によるガスケット6の圧縮をも
若干吸収する作用をも有する。
ガスケット6の前記折曲部分に対応して取付基部7は切
除7Aされている。
このガスケットの基部7は従来の構造のように溝5に挿
入する構造でも差支、えないし、中空部への空気導入用
の小孔を設けてもよい 本考案は上記の如く構成したために、容器の開口が矩形
状であってその開口に沿って配置しても従来の如くガス
ケットが外方に突出して気密を損なったり前記のコーナ
部での縫皺による気密不良を生じることもなく、また容
器の開口の各辺に対応した直線状のガスケットを各コー
ナ部分で溶着して作る必要もなく、安価にして気密保持
の優れた装置を提供できるものである。
また従来の形状のガスケットであれば各折曲部分で外方
へ突出して気密保持が出来なくなるため、容器の開口の
コーナ部分を大きい曲面にしてガスケットの折曲部分を
大きい曲率で曲げなければならなくなり、容器の内容積
も減少する欠点が生じるが、本考案では容器のコーナ部
が小さい曲面であっても何ら差支えなく容器の内容積の
減少は生じないものである。
またガスケットは内側壁と外側壁をもった中空部を有し
た構造にできガスケットを通した容器の内外間の熱の移
動も少なくできるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第5図は従来例を示し、第1図は冷蔵庫下部
の縦断面図、第2図は容器とガスケットとの当接関係を
示した断面図、第3図は容器の一部上面図、第4図はガ
スケットの全体形状図、第5図は仕切板とガスケットの
関係図、第6図は本考案に使用するガスケットの断面図
、第7図は同要部断面分解斜視図である。 2・・・・・・容器、6・・・・・・ガスケット、10
・・・・・・中空部、13・・・・・・当接部、15・
・・・・・襞。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 容器・と該容器の矩形状開口を閉塞する閉塞部材との間
    に弾性ガスケットを設けた装置において、前記ガスケッ
    トは前記容器の開口縁部に対向した位置で前記閉塞部材
    に取付けられる基部と、該基部よりも突出−して形成し
    た中空部を備え前記矩形状開口をめぐる長さを有した一
    連の紐状を威して前記容器の矩形状開口に沿い該開口の
    コーナ部に沿って折曲されて、配置され、前記中空部は
    前記容器の外方に向く外側壁と前記容器の開口側に向く
    内側壁と前記容器の開口縁部に当接する当接壁とを一体
    に形成した弾性壁を備え前記外側壁は滑らかな表面を形
    成し、前記内側壁はその表面にガスケットの全長にのび
    た溝を形成するように前記中空内に深←延出した壁を備
    え、前記溝は前記矩形状開口のコーナ部において溝を狭
    めるよう変形する略V字状をなした容器の開口閉塞装置
JP1978045132U 1978-04-03 1978-04-03 容器の開口閉塞装置 Expired JPS5914704Y2 (ja)

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JPS54146469U JPS54146469U (ja) 1979-10-11
JPS5914704Y2 true JPS5914704Y2 (ja) 1984-04-28

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP5957684B2 (ja) * 2011-12-02 2016-07-27 パナソニックIpマネジメント株式会社 冷蔵庫

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS434587Y1 (ja) * 1964-02-26 1968-02-28

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