JPS5914166B2 - ロ−タリ−エンコ−ダ - Google Patents
ロ−タリ−エンコ−ダInfo
- Publication number
- JPS5914166B2 JPS5914166B2 JP53106048A JP10604878A JPS5914166B2 JP S5914166 B2 JPS5914166 B2 JP S5914166B2 JP 53106048 A JP53106048 A JP 53106048A JP 10604878 A JP10604878 A JP 10604878A JP S5914166 B2 JPS5914166 B2 JP S5914166B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fixed
- plate
- grating
- rotating
- rotary encoder
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Transmission And Conversion Of Sensor Element Output (AREA)
- Optical Transform (AREA)
- Optical Radar Systems And Details Thereof (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、ロータリーエンコーダ、殊に回転格子板に対
設して固定格子板が設けられ、回転格子板上の格子と固
定格子板上の格子との重なりを読取つて出力するように
なつたロータリーエンコーダに関する。
設して固定格子板が設けられ、回転格子板上の格子と固
定格子板上の格子との重なりを読取つて出力するように
なつたロータリーエンコーダに関する。
一般に、この種ロータリーエンコーダにおいては、回転
格子板を支持する回転軸は、軸受に与えたプリロードに
よつて本体にガタなく保持されており、固定格子板はブ
ラケットを介して本体に支持されている。
格子板を支持する回転軸は、軸受に与えたプリロードに
よつて本体にガタなく保持されており、固定格子板はブ
ラケットを介して本体に支持されている。
また、エンコーダの回転軸は一般にカップリングを介し
て駆動軸に連結されている。この場合、回転格子板と固
定格子板とをあらかじめ組立てて本体に取付けると、固
定格子板は間接的に本体に固定されることになる。また
、回転軸５ ど駆動軸との間に偏心があると、エンコー
ダの回転軸は駆動軸に押し回され、近似的な偏心運動を
する。このほか、エンコーダ自体が持つ回転軸の偏心な
ども含めた総合的な振れが、回転格子と固定格子との間
の相対的関係を変動させる要素とな１０り、格子分割数
が多い場合、無視できない問題となる。また、固定格子
板が本体側に間接的に固定された構造においては、部品
の熱膨脹係数の差による誤差が生じることになり、この
誤差も格子分割数１５が多い場合問題となる。
て駆動軸に連結されている。この場合、回転格子板と固
定格子板とをあらかじめ組立てて本体に取付けると、固
定格子板は間接的に本体に固定されることになる。また
、回転軸５ ど駆動軸との間に偏心があると、エンコー
ダの回転軸は駆動軸に押し回され、近似的な偏心運動を
する。このほか、エンコーダ自体が持つ回転軸の偏心な
ども含めた総合的な振れが、回転格子と固定格子との間
の相対的関係を変動させる要素とな１０り、格子分割数
が多い場合、無視できない問題となる。また、固定格子
板が本体側に間接的に固定された構造においては、部品
の熱膨脹係数の差による誤差が生じることになり、この
誤差も格子分割数１５が多い場合問題となる。
本発明は、ロータリエンコーダにおけるこのような問題
を解決し、駆動軸のアラインメント及び構成部材の配置
を厳密に管理することなく計測精度を向上させることを
その目的とする。
を解決し、駆動軸のアラインメント及び構成部材の配置
を厳密に管理することなく計測精度を向上させることを
その目的とする。
フ０ すなわち、本発明のロータリーエンコーダの特徴
は、回転格子板に対設して固定格子板が設けられ、回転
格子板上の格子と固定格子板上の格子との重なりを読取
つて出力するようになつたロータリーエンコーダにおい
て、上記回転格子板を支持ク５ する回転軸上に嵌合す
る固定格子板保持材が設けられ、上記固定格子板は上記
固定格子板保持材に取付られており、これによつて、固
定格子板の動きは回転軸すなわち回転格子板の動きに対
して一定の従属関係を有することになつたことである。
は、回転格子板に対設して固定格子板が設けられ、回転
格子板上の格子と固定格子板上の格子との重なりを読取
つて出力するようになつたロータリーエンコーダにおい
て、上記回転格子板を支持ク５ する回転軸上に嵌合す
る固定格子板保持材が設けられ、上記固定格子板は上記
固定格子板保持材に取付られており、これによつて、固
定格子板の動きは回転軸すなわち回転格子板の動きに対
して一定の従属関係を有することになつたことである。
３０さらに、本発明の特徴は、特別の拘束手段が設けら
れていることであり、この拘束手段では好ましくは回転
軸半径方向に延び上記固定格子板保持材に取付けられた
腕と、ロータリーエンコーダの本体部に設けられ上記腕
と係合して回転格子板の回３５転移動を追随しようとす
る固定格子板保持材の回転方向への移動を阻止し半径方
向への移動を許容するストッパが設けられており、これ
によつて、ウ７−固定格子板は回転方向への動きは拘束
されるが半径方向には回転軸の動きに追随できるように
なつたことである。
れていることであり、この拘束手段では好ましくは回転
軸半径方向に延び上記固定格子板保持材に取付けられた
腕と、ロータリーエンコーダの本体部に設けられ上記腕
と係合して回転格子板の回３５転移動を追随しようとす
る固定格子板保持材の回転方向への移動を阻止し半径方
向への移動を許容するストッパが設けられており、これ
によつて、ウ７−固定格子板は回転方向への動きは拘束
されるが半径方向には回転軸の動きに追随できるように
なつたことである。
従つて、この特徴から回転軸と駆動軸との軸心のずれ、
エンコーダ自体が持つ回転軸の偏心等に起因して回転格
子と固定格子との間に相対的な位置のずれを減少させる
ことができ、その相対位置の変動から生じるエンコーダ
出力信号の周期変動を減少させることができる。
エンコーダ自体が持つ回転軸の偏心等に起因して回転格
子と固定格子との間に相対的な位置のずれを減少させる
ことができ、その相対位置の変動から生じるエンコーダ
出力信号の周期変動を減少させることができる。
さらに、回転格子を固定格子との相対位置の変動を減少
させるために腕とストツパの係合部は固定格子板付近に
設けられることが好ましい。本発明によれば、固定格子
板を支持する固定格子板保持材は、回転格子板を支持す
る回転軸上に嵌合しており、かつ拘束手段は固定格子板
保持材の半径方向の移動を許容するので、該回転軸に偏
心があつて回転格子板が半径方向にふれるばあいには、
固定格子保持材およびそれに支持される固定格子板にも
同様な半径方向のふれが生じる。したがつて、固定格子
と回転格子との間に同心関係を常に維持することができ
、ロータリーエンコーダの出力信号に同期的変動が生じ
るのを防止できる。また、本発明においては、拘束手段
が固定格子保持材の半径方向の移動を許容するので、拘
束手段に異常負荷がかかるという構造上の問題も解消で
きる。また、熱膨脹の影響を極力小さくするためには、
固定格子板側と回転格子板側の熱膨脹の条件が同一にな
るようにすればよい。
させるために腕とストツパの係合部は固定格子板付近に
設けられることが好ましい。本発明によれば、固定格子
板を支持する固定格子板保持材は、回転格子板を支持す
る回転軸上に嵌合しており、かつ拘束手段は固定格子板
保持材の半径方向の移動を許容するので、該回転軸に偏
心があつて回転格子板が半径方向にふれるばあいには、
固定格子保持材およびそれに支持される固定格子板にも
同様な半径方向のふれが生じる。したがつて、固定格子
と回転格子との間に同心関係を常に維持することができ
、ロータリーエンコーダの出力信号に同期的変動が生じ
るのを防止できる。また、本発明においては、拘束手段
が固定格子保持材の半径方向の移動を許容するので、拘
束手段に異常負荷がかかるという構造上の問題も解消で
きる。また、熱膨脹の影響を極力小さくするためには、
固定格子板側と回転格子板側の熱膨脹の条件が同一にな
るようにすればよい。
以下、本発明の実施例を図について説明すると、第１図
において、ロータリーエンコーダ１は、ブラケツト２を
介して本体８上に固定されるベース４を有し、このベー
ス４上に回転軸５が軸受６を介して取付けられている。
において、ロータリーエンコーダ１は、ブラケツト２を
介して本体８上に固定されるベース４を有し、このベー
ス４上に回転軸５が軸受６を介して取付けられている。
本体３上に支持された駆動軸７はカツプリング８を介し
て回転軸５に結合される。回転軸５上には、回転格子板
９が固定され、該回転格子板９の上方には固定格子板保
持材１０が嵌合され、ナツト１１により保持されている
。保持材１０上には固定格子板１２が取付けられており
、ベース４上の発光素子１３からの光は、レンズ１４を
通して投影され、回転格子板９及び固定格子板１２を通
つて固定格子板１２の裏面の受光素子１５に入射する。
固定格子板保持材１０には、受光素子１５又は固定格子
の端部付近において直立するアーム１６が形成され、こ
のアーム１６がベース４上に設けたストツパ１７と係合
する。
て回転軸５に結合される。回転軸５上には、回転格子板
９が固定され、該回転格子板９の上方には固定格子板保
持材１０が嵌合され、ナツト１１により保持されている
。保持材１０上には固定格子板１２が取付けられており
、ベース４上の発光素子１３からの光は、レンズ１４を
通して投影され、回転格子板９及び固定格子板１２を通
つて固定格子板１２の裏面の受光素子１５に入射する。
固定格子板保持材１０には、受光素子１５又は固定格子
の端部付近において直立するアーム１６が形成され、こ
のアーム１６がベース４上に設けたストツパ１７と係合
する。
第２図に示すように、アーム１６はバネ１８によりスト
ツパ１７との係合状態に維持され、回転格子板の回転方
向の動きは規制されるが、回転軸の半径方向を含むその
他の力向の動きは許されるようになつている。第３図は
他の例を示すもので、アーム１６は板ばね１９により、
ストツパ１７に係合状態に保持されている。このような
状態で保持材１０の回転を規制することにより、回転軸
の偏心で生ずる出力パルス信号の周期的変動を減少させ
ることができる。また、熱膨脹の影響を除くには、第４
図に示すように、固定格子板保持材１０と同一外径寸法
で同一熱膨脹係数のフランジ部９ａを回転軸５上に形成
し、このフランジ部９ａに回転格子板９を取付けると共
に、格子板９，１２を同一材料、同一寸法に構成すれば
よい。
ツパ１７との係合状態に維持され、回転格子板の回転方
向の動きは規制されるが、回転軸の半径方向を含むその
他の力向の動きは許されるようになつている。第３図は
他の例を示すもので、アーム１６は板ばね１９により、
ストツパ１７に係合状態に保持されている。このような
状態で保持材１０の回転を規制することにより、回転軸
の偏心で生ずる出力パルス信号の周期的変動を減少させ
ることができる。また、熱膨脹の影響を除くには、第４
図に示すように、固定格子板保持材１０と同一外径寸法
で同一熱膨脹係数のフランジ部９ａを回転軸５上に形成
し、このフランジ部９ａに回転格子板９を取付けると共
に、格子板９，１２を同一材料、同一寸法に構成すれば
よい。
第１図は本発明の一実施例を示すロータリーエンコーダ
の断面図、第２図はその一部の斜視図、第３図は他の例
を示す第２図と同様な斜視図、第４図は他の実施例を示
す垂直断面図である。 ５・・・・・・回転軸、９・・・・・・回転格子板、１
２・・・・・・固定格子板、１６・・・・・・アーム、
１７・・・・・・ストツパ。
の断面図、第２図はその一部の斜視図、第３図は他の例
を示す第２図と同様な斜視図、第４図は他の実施例を示
す垂直断面図である。 ５・・・・・・回転軸、９・・・・・・回転格子板、１
２・・・・・・固定格子板、１６・・・・・・アーム、
１７・・・・・・ストツパ。
Claims (1)
- １ 回転格子板に対設して固定格子板が設けられ、回転
格子板上の格子と固定格子板上の格子との重なりを読取
つて出力するようになつたロータリーエンコーダにおい
て、前記回転格子板を支持する回転軸上に嵌合する固定
格子板保持材が設けられ、この保持材上に固定格子板が
取付けられ、さらに前記回転格子板の回転移動に追随し
ようとする前記固定格子板保持材の回転方向への移動を
阻止し半径方向への移動を許容する拘束手段が設けられ
たことを特徴とするロータリーエンコーダ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP53106048A JPS5914166B2 (ja) | 1978-08-30 | 1978-08-30 | ロ−タリ−エンコ−ダ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP53106048A JPS5914166B2 (ja) | 1978-08-30 | 1978-08-30 | ロ−タリ−エンコ−ダ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5531972A JPS5531972A (en) | 1980-03-06 |
| JPS5914166B2 true JPS5914166B2 (ja) | 1984-04-03 |
Family
ID=14423737
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP53106048A Expired JPS5914166B2 (ja) | 1978-08-30 | 1978-08-30 | ロ−タリ−エンコ−ダ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5914166B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS61164978A (ja) * | 1985-01-14 | 1986-07-25 | 日本鉱業株式会社 | 磁気カ−ド保護ケ−ス |
| JPH023673Y2 (ja) * | 1986-05-29 | 1990-01-29 |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS56162012A (en) * | 1980-05-20 | 1981-12-12 | Nippon Kogaku Kk <Nikon> | Rotary encoder |
| JPS5887401A (ja) * | 1981-11-19 | 1983-05-25 | Mitsubishi Electric Corp | 角度検出装置用カツプリング |
| JPS62186432A (ja) * | 1986-02-12 | 1987-08-14 | オムロン株式会社 | リレ− |
| JPH0291220U (ja) * | 1988-12-29 | 1990-07-19 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4970534A (ja) * | 1972-11-10 | 1974-07-08 |
-
1978
- 1978-08-30 JP JP53106048A patent/JPS5914166B2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4970534A (ja) * | 1972-11-10 | 1974-07-08 |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS61164978A (ja) * | 1985-01-14 | 1986-07-25 | 日本鉱業株式会社 | 磁気カ−ド保護ケ−ス |
| JPH023673Y2 (ja) * | 1986-05-29 | 1990-01-29 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5531972A (en) | 1980-03-06 |
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