JPS5914070Y2 - ロ−ラプレス脱水機 - Google Patents

ロ−ラプレス脱水機

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Publication number
JPS5914070Y2
JPS5914070Y2 JP15010278U JP15010278U JPS5914070Y2 JP S5914070 Y2 JPS5914070 Y2 JP S5914070Y2 JP 15010278 U JP15010278 U JP 15010278U JP 15010278 U JP15010278 U JP 15010278U JP S5914070 Y2 JPS5914070 Y2 JP S5914070Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
filter cloth
roller
rollers
diameter
small
Prior art date
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Expired
Application number
JP15010278U
Other languages
English (en)
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JPS5568513U (ja
Inventor
留虎 「かや」野
和夫 亀崎
Original Assignee
月島機械株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 月島機械株式会社 filed Critical 月島機械株式会社
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Publication of JPS5568513U publication Critical patent/JPS5568513U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案はローラプレス脱水機に関する。
一般に生活廃水または産業廃水を生物的または化学的に
処理すると、それぞれの処理方法に応じて含水率の高い
スラリか生じる。
このようなスラノは事後の処理を容易にするために脱水
処理される。
従来、このスラリの脱水処理の装置としてローラプレス
脱水機が知られている。
従来のローラプレス脱水機は第1図に示すように、一対
の濾布ベルト11.12と、このベル) 11.12を
駆動する駆動ローラ13,16と、被動ローラ14゜1
5.17.18と、圧搾ローラ19,20.21とから
なり、ローラ19,20,21はベルト11.12を重
層して張るように配置されている。
そして駆動ローラ13,16が矢印に示すように回転す
ると、ベル) 11.12が矢印A方向に移動して、ス
ラリ川は圧搾ローラ19゜20.21に搬送されていき
、ここで圧搾され脱水される。
スラリの脱水性は圧搾力の強い方がよいが、圧搾力を大
きくするには濾布ベル) 11.12の緊張力が同じ場
合、ローラを小径にする必要がある。
しかしながら、ローラを小径にすると濾布ベルト11.
12の緊張力に耐えられないため、緊張力により屈曲又
は破壊することがある。
従ってローラ19.20.21の役を大きくする必要が
あり、これらの径を大きくすると圧搾力は低下して、良
好な脱水効果を得ることはむずかしいことであった。
この考案は小径の圧搾ローラを用い十分な脱水効果を実
現できるローラプレス脱水機を提供することを目的とす
る。
以下、この考案の一実施例について説明する。
第2図〜第5図において、一対の濾布ベルト31.32
は駆動ローラ33,36によりそれぞれ駆動され、濾布
ベルト31はローラ34.35に、また濾布ベルト32
はローラ37 、38にそれぞれ掛けられている。
圧搾ローラ39.40はその径が比較的大きくされ、ロ
ーラ41は、その径が圧搾ローラ39.40よりも小さ
くされ、小径ローラとされている。
濾布ベルト31゜32は圧搾ローラ39〜41の間で重
なるように配置され、小径ローラ41はこの重層した濾
布ベルト31.32を介してローラ39.40に当接す
るようになっている。
したがって、小径ローラ41は濾布ベル)31.32か
らの緊張力のみで゛なく、これとバランスする抗力をロ
ーラ39.40から受け、その結果、小径ローラ41は
その径が小さいにもかかわらず、濾布ベル)31.32
の緊張力を十分大きくしても前記のごとき屈曲又は破壊
に耐えることができる。
なお、小径ローラ41のシャフト411は第4図および
第5図のごとく支持部材50の溝状の軸受501によっ
て支持されている。
したがって、小径ローラ41を濾布ベル)31.32の
移動に応じて回転させることができるのはもちろんのこ
と、小径ローラ41を第3図の如く矢印B、C方向に沿
って移動させることができる。
したがって、小径ローラ41を予め矢印B方向に偏寄し
ておけば、濾布ベル) 31.32をローラ39,41
問および゛ローラ40,41間に容易に挿通することが
できる。
以上のような構成により、この考案の脱水機の運転は、
図示しない減速電動機構等の駆動装置により駆動ローラ
33,36を連動して同期するごとく所定の速度で矢印
に示すように回転駆動して行われる。
そうすると濾布ベル)31.32は矢印Aに示すように
移動し、濾布ベルト32上に積載されたスラリ30はロ
ーラ39,41方向に搬送され、スラリ30はこのロー
ラ39〜41に掛けられた濾布ベルト31.32の緊張
力により圧搾され、スラリ30の脱水がなされる。
しかも、前述のように濾布ベルト31゜32の緊張力を
十分大きくしてあり、そのうえ小径ローラ41の径を十
分小さくしであるため、この脱水は良好なものである。
また、例えば第6図に示すように、3個の径の大きな圧
搾ローラ42〜44と、2個の小径ローラ45゜46と
から圧搾部を構成してもよく、さらに、第7図に示すよ
うに、小径ローラ45.46を保持するアイドルローラ
47を付加し、小径ローラ45 、46の補強を一層確
実にすることもできる。
以上説明したように、この考案は圧搾ローラの周面にこ
れよりも小径の小径ローラを当接させて設け、この小径
ローラに濾布ベルトを巻掛して濾布ベルトにかかる緊張
力等を圧搾ローラにより支持するものであるので、濾布
ベルトにかかる緊張力を十分高くでき、これによって脱
水性が向上する。
また、小径ロールによって濾布ベルトを圧搾するように
しているので、これによっても脱水性が向上し、これら
によって極めて良好な脱水効果を実現することができる
【図面の簡単な説明】
第1図は従来例を簡略化して示す側面図、第2図はこの
考案の一実施例を簡略化して示す側面図、第3図は第2
図の一部を拡大して示す拡大側面図、第4図は同正面図
、第5図は同平面図、第6図および第7図はそれぞれ別
の変形例を示す拡大側面図である。 10.30・・・・・・スラリ、11.12,31.3
2・・・・・・濾布ベルト、33〜47・・・・・・ロ
ーラ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 スラリを一対の濾布ベルト間に挾んで搬送するとともに
    これら濾布ベルトを複数の圧搾ローラに巻掛して前記濾
    布ベルトを緊張せしめ、これによって前記スラリを脱水
    するようにしたローラプレス脱水機において、 前記圧搾ローラの周面にこれよりも小径の小径ローラを
    当接させて設け、この小径ローラに前記濾布ベルトを巻
    掛して、濾布ベルトにかかる緊張力等を前記圧搾ローラ
    により支持するようにしたことを特徴とするローラプレ
    ス脱水機。
JP15010278U 1978-10-31 1978-10-31 ロ−ラプレス脱水機 Expired JPS5914070Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15010278U JPS5914070Y2 (ja) 1978-10-31 1978-10-31 ロ−ラプレス脱水機

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JP15010278U JPS5914070Y2 (ja) 1978-10-31 1978-10-31 ロ−ラプレス脱水機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5568513U JPS5568513U (ja) 1980-05-12
JPS5914070Y2 true JPS5914070Y2 (ja) 1984-04-25

Family

ID=29134054

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP15010278U Expired JPS5914070Y2 (ja) 1978-10-31 1978-10-31 ロ−ラプレス脱水機

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JPS5568513U (ja) 1980-05-12

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