JPS5913994B2 - シリアルプリンタにおけるハンマリング方法 - Google Patents

シリアルプリンタにおけるハンマリング方法

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JPS5913994B2
JPS5913994B2 JP5198877A JP5198877A JPS5913994B2 JP S5913994 B2 JPS5913994 B2 JP S5913994B2 JP 5198877 A JP5198877 A JP 5198877A JP 5198877 A JP5198877 A JP 5198877A JP S5913994 B2 JPS5913994 B2 JP S5913994B2
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JP
Japan
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hammer
print head
stroke
print
motor
Prior art date
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Expired
Application number
JP5198877A
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JPS53137716A (en
Inventor
尚武 金沢
修 富田
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明はシリアルプリンタにおけるハンマリング方法に
関する。
シリアルプリンタは逐次打字方式の印刷装置であり、各
種伝票、通帳等に所望の文字、記号等を印字するもので
ある。
例えば、現在急速に普及し始めている統一伝票等に印字
してOCR処理するのに十分な高い印字品質、複写能力
を実現している。この様に高い印字品質をさらに向上す
る上で0 不都合な問題が存在する。これは、あらゆる
印字媒体に対し、濃淡の差の少ない均一な印字が行なえ
ないということである。つまり、印字媒体は、各種伝票
であり、通帳等であるので自ずと紙厚にバラツキが存在
し、この紙厚のバラツキにより、5 ハンマリング時に
おける印字圧にもバラツキが生じてくる。この結果、紙
厚毎に印字の濃淡が変動し、均一な印字品質が得られな
くなる。従つて本発明の目的は、紙厚のバラツキと無関
係に均一な印字品質が得られるハンマリング方法・o
を提案することである。
なお、本発明は本出願人により新規に実現した、直流モ
ータをハンマー、駆動源とするシリアルプリンタを使用
することを前提するものである。上記目的に従い本発明
は、活字に対するハンマ■5−速度をυとし、ハンマー
動作に関与する系の質量をmとすると、印字媒体に対す
る印字圧FがほぼF=±mυ2で定まることに着目し、
許容し得る最大紙厚から規定される。
所定のハンマーストローク時以降は前記ハンマー速度υ
を一定値υ。にノ0 保持するようにしたことを特徴と
するものであり、これを実現する手法としてハンマー駆
動源である直流モータの励磁を前記所定のハンマースト
ローク時に停止するようにしたことを特徴とするもので
ある。?5 以下図面に従つて本発明を説明する。
第1図は、シリアルプリンタにおいて本発明に係る部分
のみを取出して示す斜視図である。本図において一点鎖
線11で示す部分は印字媒体であり、各種伝票、通帳等
である。印字媒体11はその背面においてプラテン12
により支持される。印字媒体11の前面には印字ヘツド
13が配置され、図中矢印Sで示すハンマーストローク
に沿つてハンマーされる。該印字ヘツド13上に配列さ
れた多数の活字14のうちの1つがプラテン12にイン
パクトされ、印字媒体11に印字する。なお、印字媒体
11と印字ヘツド13の間にはインクリボンが挿入され
るが、図示していない、本図において、印字ヘツド13
を前記のハンマーストロークSに沿つて飛行させるハン
マー1駆動源は、図中直流モータ15として示される。
そして直流モータ15の回転力は、ギア16を通して印
字ヘツド13に付与され、これをハンマーストロークS
に沿つてハンマーする。既に述べたとおり、印字媒体1
1は各種伝票、通帳等であるので、紙厚がそれぞれ異な
る。
従つてハンマーストロークSの距離は紙厚に応じて変動
し、印字圧も変動する。これが印字媒体上において濃淡
の差となつて現われ、各種伝票、通帳等を通じて均一な
印字表示が得られなくなる。そこで本発明は、ハンマー
ストロークSを第1ストロークS1とこれに連続する第
2ストロークS2とに区分し、第2ストロークS2の距
離を最大紙厚よりも若干長目に定める。そして、第1ス
トロークS1の過程において直流モータ15の全励磁に
より印字ヘツド13を一定加速度で加速し、その終点で
ある所定のハンマーストローク点Pに至つたのちは、一
定のハンマー速度で該印字ヘツド13を飛行せしめる。
従つて一定のハンマー速度を付与すべき区間が第2スト
ロークS2となる。ここで注意すべきことは、所定のハ
ンマーストローク点Pから印字媒体11に向つて飛行す
る印字ヘツド13の運動エネルギーFは、第2ストロー
クS2のいずれにおいても一定であり、ほぼF二,mυ
02である。ただし、υoは一定のハンマー速度であり
、mはハンマー動作に関与する系の質量であつて一定値
である。前記運動エネルギーFはすなわち印字圧であり
、第2ストロークS2のいずれにおいてインパクトを行
なつても、均一な印字圧が得られることを示している。
かくのごとく、紙厚のバラツキに何ら影響されることな
くインク濃度の均一な印字が行なえる。上述のハンマリ
ング制御が可能となつたのは、ハンマー,駆動源として
直流モータ15を利用したからに他ならない。
同一のハンマリング制御を、従来のハンマーマグネツト
を利用して実現することは殆んど不可能であるからであ
る。加えて、従来のハンマーマグネツトでは、ハンマー
後の印字ヘツド13を急速に元の位置に戻すため復帰ス
プリングが必ず必要であり、該復帰スプリングに抗して
印字ヘツド13を第2のストロークS2の間のみ一定速
度で移動せしめることは極めて困難である。第2図A,
bおよびcは本発明に基づくハンマリング方法を実施す
るための動作タイムチヤートを示す。
ただし、第2図aは縦軸に印字ヘツド13のハンマース
トローク量(変位量)Sをとつて示し、第2図bは縦軸
に印字ヘツド13のハンマー速度υ(従つて印字圧Fで
もある)をとつて示し、第2図cは縦軸に直流モータ1
5に対する励磁電流1をとつて示す。なお第2図A,b
およびcの横軸は、相互に共通の経過時間を表わす時間
tをとつて示した。先ず、ハンマー動作を開始するため
、最大の定励磁電流+i(第2図c参照)を直流モータ
15に通電する。これにより印字ヘツド13は一定の加
速度でプラテン12に向つて飛行する。従つて該印字ヘ
ツド13の変位量Sは第2図aの領域S1に示す如く2
乗カーブで変化する。第2図aのハツチング部12は第
1図のプラテン12を表わす。また、印字ヘツド13は
前記の一定の加速度によりリニアにその速度を増す(第
2図bにおける領域S,)。ここまでの動作は、第1図
における第1ストロークS,に沿つたハンマー動作であ
る。次に本発明の特徴をなす第2ストロークS2に、ハ
ンマー動作が移行する。第2図cにおいて、領域S1を
経たときすなわち第2図aにおいてハンマーストローク
量(変位量)SがP(第1図のPに同じ)に達したとき
、励磁電流1は+iから零に変化せしめられる。つまり
、直流モータ15を非励磁とする。ここに印字ヘツド1
3は前記の一定の加速度を失うので、そのハンマー速度
は等速になり、領域S1の最後のハンマー速度υ。(第
2図b参照)を領域S2の間保つ。勿論、ハンマー速度
υ。は長期的にみれば下降線を辿るが、数10msec
という極めて短い間ではほぼ完全な一定速度とみなせる
。この一定速度υ。のもとに印字ヘツド13はリニアに
変位しプラテン12に衝突する(第2図aの領域S2参
照)。このように、直流モータ15を用いれば、これに
印加すべき励磁電流1を急激に零にするという操作で簡
単に、印字ヘツド13を一定速度でハンマーすることが
出来る。従つて、印字媒体11の紙厚がW,(第2図a
参照)と厚い場合でも、W2(第2図a参照)と薄い場
合でも一定の印字圧(第2図bの直線υ。)が与えられ
る。ただしW1の場合のインパクト時点はt1(第2図
b参照)W2の場合のインパクト時点はT2である。な
お、インパクト後は、励磁電流を−1(第2図Cの点線
)として印字ヘツド13を急速に引き戻す(第2図aお
よびbの点線参照)。以上説明したように本発明によれ
ば印字媒体の紙厚に関係なく均一な印字が行なえ、また
これを直流モータの非励磁という簡単な操作を加えるの
みで実現できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、シリアルプリンタのうち本発明に係る部分の
みを取出し示す斜視図、第2図のA,bおよびcは本発
明の動作タイムチヤートを示すグラフである。 図において、11は印字媒体、12はプラテン、13は
印字ヘツド、14は活字、15は直流モータ、S1は第
1ストローク、S2は第2ストローク、Pは所定のハン
マーストローク点である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 印字媒体を支持するプラテンと、多数個の活字を有
    し前記印字媒体に面して配置される印字ヘッドと、該印
    字ヘッドを前記印字媒体に向つてハンマーするための直
    流モータとを有してなるシリアルプリンタにおいて、前
    記直流モータに正方向の励磁電流を付与して、前記印字
    ヘッドを前記印字媒体に向つて加速する第1の工程と、
    前記印字ヘッドが前記印字媒体にインパクトする以前に
    前記直流モータを非励磁とする第2の工程と、前記印字
    ヘッドが前記印字媒体にインパクトした後に、前記直流
    モータに逆方向の前記励磁電流を付与して、該印字ヘッ
    ドを復帰させる第3の工程とからなることを特徴とする
    シリアルプリンタにおけるハンマリング方法。
JP5198877A 1977-05-09 1977-05-09 シリアルプリンタにおけるハンマリング方法 Expired JPS5913994B2 (ja)

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JP5198877A JPS5913994B2 (ja) 1977-05-09 1977-05-09 シリアルプリンタにおけるハンマリング方法

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JP5198877A JPS5913994B2 (ja) 1977-05-09 1977-05-09 シリアルプリンタにおけるハンマリング方法

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JPS53137716A JPS53137716A (en) 1978-12-01
JPS5913994B2 true JPS5913994B2 (ja) 1984-04-02

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ID=12902222

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS55130791A (en) * 1979-03-30 1980-10-09 Fujitsu Ltd Controlling system for printing pressure of serial printer

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JPS53137716A (en) 1978-12-01

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