JPS5913974B2 - 化粧板の製造法 - Google Patents
化粧板の製造法Info
- Publication number
- JPS5913974B2 JPS5913974B2 JP1561777A JP1561777A JPS5913974B2 JP S5913974 B2 JPS5913974 B2 JP S5913974B2 JP 1561777 A JP1561777 A JP 1561777A JP 1561777 A JP1561777 A JP 1561777A JP S5913974 B2 JPS5913974 B2 JP S5913974B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pattern
- printed
- decorative board
- soft fiberboard
- uneven
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Dry Formation Of Fiberboard And The Like (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、天井板や壁板などの内装用化粧板として用い
るのに適する、凹部のみに印刷模様を設けた凹凸模様を
有する化粧板の製造法に関する。
るのに適する、凹部のみに印刷模様を設けた凹凸模様を
有する化粧板の製造法に関する。
従来、内装用化粧板としで、基板の表面に模様を印刷し
た紙を接着し、その表面にエンボスロールを押圧して製
造した、全面に印刷模様を設けた凹凸模様を有する化粧
板がある。
た紙を接着し、その表面にエンボスロールを押圧して製
造した、全面に印刷模様を設けた凹凸模様を有する化粧
板がある。
この化粧板は、印刷模様と凹凸模様によって美感を呈す
るが、印刷模様が凹部にも凸部にも設けられでいるので
、印刷模様によって凹凸模様による立体感が低減させら
れ、深みのある立体感があまり感じられない。
るが、印刷模様が凹部にも凸部にも設けられでいるので
、印刷模様によって凹凸模様による立体感が低減させら
れ、深みのある立体感があまり感じられない。
また、従来、基板の表面にエンボスロールを押圧して凹
凸模様を形成し、その表面の凸部のみに模様を印刷しで
製造した、凸部のみに印刷模様を設けた凹凸模様を有す
る化粧板がある。
凸模様を形成し、その表面の凸部のみに模様を印刷しで
製造した、凸部のみに印刷模様を設けた凹凸模様を有す
る化粧板がある。
しかし、この化粧板は、印刷模様が凹部ではなく凸部に
設けられているので、印刷模様が凹部と凸部の全面に設
けられたもの程ではないが、印刷模様によって凹凸模様
による立体感が低減させられ、深みのある立体感があま
り感じられない。
設けられているので、印刷模様が凹部と凸部の全面に設
けられたもの程ではないが、印刷模様によって凹凸模様
による立体感が低減させられ、深みのある立体感があま
り感じられない。
また、これらの従来の化粧板に凹凸模様を形成するに当
っては、基板に長時間押圧しておくことの困難なエンボ
スロールを用いているので、深い凹凸模様を形成するこ
とが困難である。
っては、基板に長時間押圧しておくことの困難なエンボ
スロールを用いているので、深い凹凸模様を形成するこ
とが困難である。
本発明は、立体感に富んだ深みのある優れた美感を呈す
る化粧板の製造法を提供することを目的とする。
る化粧板の製造法を提供することを目的とする。
本発明は、軟質繊維板の表面に下地処理を施し、その表
面の一部に模様を印刷し、印刷インキの乾燥後、軟質繊
維板の表面にその表面の印刷模様部を覆う凸部を有する
型板を押圧し、少なくとも印刷模様部を凹部に形成して
、凹部のみに印刷模様を設けた凹凸模様を有する化粧板
を製造することを特徴とする化粧板の製造法である。
面の一部に模様を印刷し、印刷インキの乾燥後、軟質繊
維板の表面にその表面の印刷模様部を覆う凸部を有する
型板を押圧し、少なくとも印刷模様部を凹部に形成して
、凹部のみに印刷模様を設けた凹凸模様を有する化粧板
を製造することを特徴とする化粧板の製造法である。
本発明に係る化粧板の製造法は、凹部のみに印刷模様を
設けた凹凸模様を有する化粧板を製造でき、従って、凹
部のみに設けられた印刷模様によって凹凸模様による立
体感が強調されて深みのある優れた美感を呈する化粧板
を製造できる。
設けた凹凸模様を有する化粧板を製造でき、従って、凹
部のみに設けられた印刷模様によって凹凸模様による立
体感が強調されて深みのある優れた美感を呈する化粧板
を製造できる。
また。凹凸模様を形成するに当って、柔軟性に富んだ軟
質繊維板に、長時間押圧しておくことのできる型板を押
圧するので、深い凹凸模様を形成することができる。
質繊維板に、長時間押圧しておくことのできる型板を押
圧するので、深い凹凸模様を形成することができる。
次に、本発明の実施例についで説明する。
第１実施例（第１図、第２図参照）
軟質繊維板１の表面に白色の薄紙２を接着して又は塗料
を塗布して全面に下地処理を施し、接着剤又は塗料の乾
燥後、軟質繊維板１の表面には、第１図に示すように、
その表面の一部に斑点模様３を、他の一部に網目模様４
を、シルクスクリーン印刷法によって黄土色系の色で印
刷し、印刷インキの乾燥後、軟質繊維板１の表面に散水
して、柔軟性を増した軟質繊維板１表面に、斑点模様部
３と網目模様部４及び非模様部の一部５に合致する凸部
を有する型板を載置し、型板を載架した軟質繊維板１を
プレスに挿入して、圧力３０乃至５０ｋｇ ／ｃｒｉ
、時間１乃至２分、温度１２０乃至１５０℃の条件で押
圧し、軟質繊維板１表面の斑点模様部３と網目模様部４
及び非模様部の一部５を凹部に形成して、凹部のみに斑
点模様３と網目模様４を設けた深い凹凸模様を有する化
粧板６を製造する。
を塗布して全面に下地処理を施し、接着剤又は塗料の乾
燥後、軟質繊維板１の表面には、第１図に示すように、
その表面の一部に斑点模様３を、他の一部に網目模様４
を、シルクスクリーン印刷法によって黄土色系の色で印
刷し、印刷インキの乾燥後、軟質繊維板１の表面に散水
して、柔軟性を増した軟質繊維板１表面に、斑点模様部
３と網目模様部４及び非模様部の一部５に合致する凸部
を有する型板を載置し、型板を載架した軟質繊維板１を
プレスに挿入して、圧力３０乃至５０ｋｇ ／ｃｒｉ
、時間１乃至２分、温度１２０乃至１５０℃の条件で押
圧し、軟質繊維板１表面の斑点模様部３と網目模様部４
及び非模様部の一部５を凹部に形成して、凹部のみに斑
点模様３と網目模様４を設けた深い凹凸模様を有する化
粧板６を製造する。
この化粧板は、凹部に設けられた斑点模様と網目模様に
よって凹凸模様による立体感が強調され、斑点模様、網
目模様と凹凸模様が相俟って深みのある優れた美感を呈
し、天井板や壁板などの内装用の化粧板に適する。
よって凹凸模様による立体感が強調され、斑点模様、網
目模様と凹凸模様が相俟って深みのある優れた美感を呈
し、天井板や壁板などの内装用の化粧板に適する。
また、凹凸模様を形成するに当って、柔軟性に富んだ軟
質繊維板に、長時間押圧しておくことのできる型板を押
圧するのみならず、散水と加熱によって軟質繊維板の柔
軟性を増大させるので、深い凹凸模様が形成される。
質繊維板に、長時間押圧しておくことのできる型板を押
圧するのみならず、散水と加熱によって軟質繊維板の柔
軟性を増大させるので、深い凹凸模様が形成される。
本例の製造法においては、軟質繊維板の斑点模様部３と
網目模様部４の外に非模様部の一部５をも凹部に形成す
るが、斑点模様部３と網目模様部４のみを凹部に形成し
てもよい。
網目模様部４の外に非模様部の一部５をも凹部に形成す
るが、斑点模様部３と網目模様部４のみを凹部に形成し
てもよい。
また、斑点模様部３とその凹部、網目模様部４とその凹
部はそれぞれ一致しでいるが、四部を斑点模様部又は網
目模様部よりも広くしてもよい。
部はそれぞれ一致しでいるが、四部を斑点模様部又は網
目模様部よりも広くしてもよい。
要するに、少なくとも印刷模様部を凹部に形成すればよ
い。
い。
また、印刷模様は斑点模様３と網目模様４であるが、斑
点模様のみ又は網目模様のみ若しくはそノ他の模様であ
ってもよい。
点模様のみ又は網目模様のみ若しくはそノ他の模様であ
ってもよい。
第２実施例（第３図、第４図参照）
本例の製造法は、第１実施例の製造法と同様であるが、
第１実施例における斑点模様３と網目模様４とは異なる
印刷模様と凹凸模様を形成するものである。
第１実施例における斑点模様３と網目模様４とは異なる
印刷模様と凹凸模様を形成するものである。
即ち、第３図に示すように、化粧板１０の表面を複数部
分に区画する二重線の線状模様１１を設け、この線状模
様１１によって囲まれた部分の一部に格子模様１２を設
けて他の一部に同心円状模様１３を設け、線状模様部１
１と格子模様部１２及び同心円状模様部１３を凹部に形
成するものである。
分に区画する二重線の線状模様１１を設け、この線状模
様１１によって囲まれた部分の一部に格子模様１２を設
けて他の一部に同心円状模様１３を設け、線状模様部１
１と格子模様部１２及び同心円状模様部１３を凹部に形
成するものである。
本例の製造法においては、線状模様１１によって囲まれ
なかった部分には印刷模様を設けないが、かかる部分の
一部に印刷模様を設けてこの印刷模様部を凹部に形成し
てもよい。
なかった部分には印刷模様を設けないが、かかる部分の
一部に印刷模様を設けてこの印刷模様部を凹部に形成し
てもよい。
第１図は第１実施例の製造法により製造された化粧板の
一部正面図、第２図は第１図のＡ −Ａ線切断部の板厚
方向を誇張しで表わした端面図、第３図は第２実施例の
製造法により製造された化粧板の一部欠截正面図、第４
図は第３図のＢ−Ｂ線切断部の板厚方向を誇張して化粧
板表面の凹凸状態を示した図。 １・・・・・・軟質繊維板、２・・・・・・薄紙、３・
・・・・・斑点模様（部）、凹部、４・・・・・・網目
模様（部）、凹部、５・・・・・・非模様部の一部、凹
部、６・・・・・・化粧板、１０・・・・・・化粧板、
１１・・・・・・線状模様（部）、凹部、１２・・・・
・・格子模様（部）、凹部、１３・・・・・・同心円状
模様（部）、凹部。 ７５−
一部正面図、第２図は第１図のＡ −Ａ線切断部の板厚
方向を誇張しで表わした端面図、第３図は第２実施例の
製造法により製造された化粧板の一部欠截正面図、第４
図は第３図のＢ−Ｂ線切断部の板厚方向を誇張して化粧
板表面の凹凸状態を示した図。 １・・・・・・軟質繊維板、２・・・・・・薄紙、３・
・・・・・斑点模様（部）、凹部、４・・・・・・網目
模様（部）、凹部、５・・・・・・非模様部の一部、凹
部、６・・・・・・化粧板、１０・・・・・・化粧板、
１１・・・・・・線状模様（部）、凹部、１２・・・・
・・格子模様（部）、凹部、１３・・・・・・同心円状
模様（部）、凹部。 ７５−
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １ 軟質繊維板の表面に下地処理を施し、その表面の一
部に模様を印刷し、印刷インキの乾燥後、軟質繊維板の
表面にその表面の印刷模様部を覆う凸部を有する型板を
押圧し、少なくとも印刷模様部を凹部に形成して、凹部
のみに印刷模様を設けた凹凸模様を有する化粧板を製造
することを特徴とする化粧板の製造法。 ２ 軟質繊維板の下地処理を施した表面に印刷する模様
が斑点模様と網目模様又はいずれか一方の模様であるこ
とを特徴とする特許請求の範囲第１項記載の化粧板の製
造法。 ３ 軟質繊維板の下地処理を施した表面に印刷する模様
がかかる表面を複数部分に区画する線状模様とこの線状
模様により囲まれた部分の一部に設けた模様であること
を特徴とする特許請求の範囲第１項記載の化粧板の製造
法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1561777A JPS5913974B2 (ja) | 1977-02-15 | 1977-02-15 | 化粧板の製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1561777A JPS5913974B2 (ja) | 1977-02-15 | 1977-02-15 | 化粧板の製造法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS53101075A JPS53101075A (en) | 1978-09-04 |
| JPS5913974B2 true JPS5913974B2 (ja) | 1984-04-02 |
Family
ID=11893660
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1561777A Expired JPS5913974B2 (ja) | 1977-02-15 | 1977-02-15 | 化粧板の製造法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5913974B2 (ja) |
-
1977
- 1977-02-15 JP JP1561777A patent/JPS5913974B2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS53101075A (en) | 1978-09-04 |
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