JPS59139323A - ウロキナ−ゼ乾燥製剤 - Google Patents
ウロキナ−ゼ乾燥製剤Info
- Publication number
- JPS59139323A JPS59139323A JP58012324A JP1232483A JPS59139323A JP S59139323 A JPS59139323 A JP S59139323A JP 58012324 A JP58012324 A JP 58012324A JP 1232483 A JP1232483 A JP 1232483A JP S59139323 A JPS59139323 A JP S59139323A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- urokinase
- dried
- albumin
- stabilizer
- drying
- Prior art date
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- Medicines That Contain Protein Lipid Enzymes And Other Medicines (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はウロキナーゼ乾燥製剤に関する。
ウロキナーゼは新鮮な人尿中に機敏に存在する酔累であ
り、その高趣度品はフィブリン俗解剤として血管栓塞性
疾患の治僚に広く使用されている。
り、その高趣度品はフィブリン俗解剤として血管栓塞性
疾患の治僚に広く使用されている。
ところで、ウロキナーゼは尿中、M製過程の中性溶妹中
、(凍結)乾燥した製剤の状態のいずれの状態において
も極めて不安定である。
、(凍結)乾燥した製剤の状態のいずれの状態において
も極めて不安定である。
而して、ウロキナーゼの安定化方法としては、アルブミ
ン及びゼラチンを用いる方法が、特開昭5f3−442
592号、特公昭56−48288号明細書中に開示さ
れているが、この方法は水浴故状態におけるウロキナー
ゼの安定化に関するものであり、当該水浴故を凍結乾燥
して得た乾燥ウロキナーゼの安定化についてのものでは
ない。
ン及びゼラチンを用いる方法が、特開昭5f3−442
592号、特公昭56−48288号明細書中に開示さ
れているが、この方法は水浴故状態におけるウロキナー
ゼの安定化に関するものであり、当該水浴故を凍結乾燥
して得た乾燥ウロキナーゼの安定化についてのものでは
ない。
そこで、本発明者らは乾燥物状態におけるウロキナーゼ
の安定化をはかるべく ffl意4Jt ’Aを血ねた
結果、無機塩及び有礪敞境から選ばれる少なくとも一種
とアルブミンとを併用してウロキナーゼに添加すること
によって、乾燥ウロキナーゼか相刺「ソに安定化される
という新知見を得て本発明を完成した。
の安定化をはかるべく ffl意4Jt ’Aを血ねた
結果、無機塩及び有礪敞境から選ばれる少なくとも一種
とアルブミンとを併用してウロキナーゼに添加すること
によって、乾燥ウロキナーゼか相刺「ソに安定化される
という新知見を得て本発明を完成した。
即ち、本発明は、乾燥したウロキナーゼを主成分とし、
安定化剤として無v&4及び@機酸棉から選ばれる少な
くとも一種及びアルブミンを配合してなるウロキナーゼ
乾燥製剤である。
安定化剤として無v&4及び@機酸棉から選ばれる少な
くとも一種及びアルブミンを配合してなるウロキナーゼ
乾燥製剤である。
本発明製剤の主成分であるウロキナーゼは、従来のウロ
キナーゼ製剤用として使用され、または提案されてきた
ものなどの高度粕製されたものであればよく、そのウロ
キナーゼの由来自体には4もに制限はない。
キナーゼ製剤用として使用され、または提案されてきた
ものなどの高度粕製されたものであればよく、そのウロ
キナーゼの由来自体には4もに制限はない。
本発明で使用されるアルブミンとしては、抗原性等の問
題からヒト由来のものか好ましく、医療用に精製された
ものであるかぎり特に限定されない。その純度は、電気
泳動法で分析した場合に80%以上であることが好まし
い。
題からヒト由来のものか好ましく、医療用に精製された
ものであるかぎり特に限定されない。その純度は、電気
泳動法で分析した場合に80%以上であることが好まし
い。
無機塩としては、たとえば塩化ナトリウム、塩化カリウ
ムなどのハロゲン塩(就中、ハロケノノアルカリ金属塩
、アルカリ土類金属塩)、リン酸ナトリウム、リン酸カ
リウムなどのリン酸塩(就中、リン酸のアルカリ金属塩
、アルカリ土類金属塩)、炭酸水素ナトリウムなどの炭
酸塩(就中、炭酸のアルカリ金属塩、アルカリ土類金属
塩)などが例示される。
ムなどのハロゲン塩(就中、ハロケノノアルカリ金属塩
、アルカリ土類金属塩)、リン酸ナトリウム、リン酸カ
リウムなどのリン酸塩(就中、リン酸のアルカリ金属塩
、アルカリ土類金属塩)、炭酸水素ナトリウムなどの炭
酸塩(就中、炭酸のアルカリ金属塩、アルカリ土類金属
塩)などが例示される。
有機酸としては、水酸基を有していてもよい脂肪族カル
ボン酸か好ましく、そのカルボキシル基は1〜3個が、
また水酸基は0〜3個か好ましい。
ボン酸か好ましく、そのカルボキシル基は1〜3個が、
また水酸基は0〜3個か好ましい。
かかる有機酸としては、たとえはクエン酸などのオキシ
酸、シュウ酸などの脂肪族ジカルボン酸、酢酸、マンデ
ル酸、ラウリル酸、などの脂肪酸などが例示される。
酸、シュウ酸などの脂肪族ジカルボン酸、酢酸、マンデ
ル酸、ラウリル酸、などの脂肪酸などが例示される。
これら安定化ハIJは、ウロキナーゼ100.000〜
80.000 I Uに対して、アルブミンは30〜5
0myに相当する割合で、また無機塩又は/及びf1′
機酸塩は10〜20ダに相当する割合で配合される。
80.000 I Uに対して、アルブミンは30〜5
0myに相当する割合で、また無機塩又は/及びf1′
機酸塩は10〜20ダに相当する割合で配合される。
本発明のウロキナーセ乾燥製酌の製危は、ウロキナーゼ
を(凍結)乾燥する前に安定化剤を加えて(凍結)乾燥
してもよく、又谷々の成分を乾・操後調台して製剤化し
てもよい。
を(凍結)乾燥する前に安定化剤を加えて(凍結)乾燥
してもよく、又谷々の成分を乾・操後調台して製剤化し
てもよい。
本発明の安定化剤はウロキナーゼの凍結乾燥による分解
をも防止するので、ウロキナーゼの凍結乾燥前に当該安
定化剤を加えておくことが好ましい。
をも防止するので、ウロキナーゼの凍結乾燥前に当該安
定化剤を加えておくことが好ましい。
以下の実験例及び実施例において本発明をより明確に説
明する。
明する。
なお、ウロキナーゼの活性は国際単位(IU)で表示し
、フィブリン俗解法により測定した。
、フィブリン俗解法により測定した。
実施例
0.10Mリン酸緩淘液を溶媒としたウロキナーゼ溶液
に、同緩歯液を溶媒とした人血清アルブミンを加え、人
血清アルブミン40 Fy/ 2 ml を含むウロキ
ナーゼ溶液24.000IU/2m?を調製し總この溶
故に各種添加物(無機塩、有機酸塩)を総k l 5
I!!y/ 2 肩を加え、凍結乾燥した。対照として
は精製ウロキナーゼ溶液に何も添加しないもの、及び精
製ウロキナーゼにアルブミンのみを添1111したもの
を同様に凍結乾燥したものを用いた。これらを50°C
で3ケ月間保存し、ウロキナーセ残gカ価(%)を測定
し、その結果を第1表に示した。
に、同緩歯液を溶媒とした人血清アルブミンを加え、人
血清アルブミン40 Fy/ 2 ml を含むウロキ
ナーゼ溶液24.000IU/2m?を調製し總この溶
故に各種添加物(無機塩、有機酸塩)を総k l 5
I!!y/ 2 肩を加え、凍結乾燥した。対照として
は精製ウロキナーゼ溶液に何も添加しないもの、及び精
製ウロキナーゼにアルブミンのみを添1111したもの
を同様に凍結乾燥したものを用いた。これらを50°C
で3ケ月間保存し、ウロキナーセ残gカ価(%)を測定
し、その結果を第1表に示した。
第 1 表
実施例
実験例1と同様にして、人血清アルブミンと食塩、及び
クエン酸ナトリウムを種々の割合で混合し、凍結乾燥品
を作成した。これを50’C1ケ月間保存し、ウロキナ
ーゼ残存力価(%)を測定した。結果は第2表に示すと
うりである。
クエン酸ナトリウムを種々の割合で混合し、凍結乾燥品
を作成した。これを50’C1ケ月間保存し、ウロキナ
ーゼ残存力価(%)を測定した。結果は第2表に示すと
うりである。
第2表
■
実施例1
ウロキナーゼ24,000 I U、人1ffl浦アル
ブミン4oq、*塩12.8IIJyをp H7,0,
0,1Mリン酸緩衝液2tttlに溶解し、無菌ろ退役
、バイアル+mに充填し、凍結乾燥し、製剤中、人血γ
4アルブミン40〜、食塩12.819含甘するウロキ
ナーゼ24゜000IUの注射剤を得た。
ブミン4oq、*塩12.8IIJyをp H7,0,
0,1Mリン酸緩衝液2tttlに溶解し、無菌ろ退役
、バイアル+mに充填し、凍結乾燥し、製剤中、人血γ
4アルブミン40〜、食塩12.819含甘するウロキ
ナーゼ24゜000IUの注射剤を得た。
実施例2
実施例1と同碌に原作し、製剤中、人血清アルブミン4
01ny、クエン酸ナトリウム12.8■を含有するウ
ロキナーゼ24.000 I Uの注射剤を得た。
01ny、クエン酸ナトリウム12.8■を含有するウ
ロキナーゼ24.000 I Uの注射剤を得た。
実施例8
実施例1と同様に保作し、製剤中、人血清アルブミン4
0町、食塩64〜、クエン酸ナトリウム6.4肩2を含
有するウロキナーゼ24.000 I Uの注射剤を得
た。
0町、食塩64〜、クエン酸ナトリウム6.4肩2を含
有するウロキナーゼ24.000 I Uの注射剤を得
た。
手続補正書印釦
昭和58年lO月S日
特許庁長官 殿
1、事件の表示
昭和58年特許願第012324号
2、発明の名称
ウロキナーゼ乾燥製剤
3、補正をする者
事件との関係 特許出願人
氏名(名称) 株式会社 ミドリ十字
4、代理人
■541
住 所 大阪市東区平野町4丁目53番地3ニューライ
フ平野町406号 電話(06) 227−1156 6、補正により増加する発明の数 7、補正の対象 明細書の「発明の詳細な説明」の欄 +11明細書第4頁、第1〜2行のrloo、000〜
30,000Jをrlo、000〜1,000,000
Jに訂正する。
フ平野町406号 電話(06) 227−1156 6、補正により増加する発明の数 7、補正の対象 明細書の「発明の詳細な説明」の欄 +11明細書第4頁、第1〜2行のrloo、000〜
30,000Jをrlo、000〜1,000,000
Jに訂正する。
Claims (1)
- 乾燥ウロキナーゼを主成分とし、安定化剤として無機塩
及び自機酸塩から選ばれる少なくとも一種及びアルブミ
ンを配合してなるウロキナーゼ乾燥製剤。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58012324A JPS59139323A (ja) | 1983-01-28 | 1983-01-28 | ウロキナ−ゼ乾燥製剤 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58012324A JPS59139323A (ja) | 1983-01-28 | 1983-01-28 | ウロキナ−ゼ乾燥製剤 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59139323A true JPS59139323A (ja) | 1984-08-10 |
JPH0150209B2 JPH0150209B2 (ja) | 1989-10-27 |
Family
ID=11802129
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP58012324A Granted JPS59139323A (ja) | 1983-01-28 | 1983-01-28 | ウロキナ−ゼ乾燥製剤 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59139323A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61130223A (ja) * | 1984-11-28 | 1986-06-18 | Shionogi & Co Ltd | 抗菌性凍結乾燥製剤 |
JPS61238731A (ja) * | 1985-04-16 | 1986-10-24 | Green Cross Corp:The | ウロキナーゼ前駆体乾燥製剤 |
EP0200966A2 (en) * | 1985-04-16 | 1986-11-12 | Green Cross Corporation | Method of stabilizing urokinase precursor and dry preparation containing said precursor |
JPS62155222A (ja) * | 1985-11-11 | 1987-07-10 | リユ−ベン・リサ−チ・アンド・デベロツプメント・ベ−・ゼツト・ウエ− | 抗血栓医薬組成物 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS54147916A (en) * | 1978-05-12 | 1979-11-19 | Sumitomo Chem Co Ltd | Preparation of urokinase injection |
-
1983
- 1983-01-28 JP JP58012324A patent/JPS59139323A/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS54147916A (en) * | 1978-05-12 | 1979-11-19 | Sumitomo Chem Co Ltd | Preparation of urokinase injection |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61130223A (ja) * | 1984-11-28 | 1986-06-18 | Shionogi & Co Ltd | 抗菌性凍結乾燥製剤 |
JPH0522688B2 (ja) * | 1984-11-28 | 1993-03-30 | Shionogi Seiyaku Kk | |
JPS61238731A (ja) * | 1985-04-16 | 1986-10-24 | Green Cross Corp:The | ウロキナーゼ前駆体乾燥製剤 |
EP0200966A2 (en) * | 1985-04-16 | 1986-11-12 | Green Cross Corporation | Method of stabilizing urokinase precursor and dry preparation containing said precursor |
JPH0462301B2 (ja) * | 1985-04-16 | 1992-10-05 | Green Cross Corp | |
JPS62155222A (ja) * | 1985-11-11 | 1987-07-10 | リユ−ベン・リサ−チ・アンド・デベロツプメント・ベ−・ゼツト・ウエ− | 抗血栓医薬組成物 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0150209B2 (ja) | 1989-10-27 |
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