JPS59136761A - 現像機の現像剤撹拌装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はトナーとキャリアより成る二成分現像剤を用い
る現像機の現像剤攪拌装置に関するものである。

トナーとキャリアより成る二成分現像剤を用いる現像機
においては、トナーとキャリアの混合比、混合状態が画
質に大きな影響を及ぼす。

例えば、トナー濃度が軸方向（つまり現像ロールの軸方
向）に不揃いとなると感材の画像が軸方向に不均一とな
って均一なるコピーが得られない。

また、現像剤中へのトナー補給量のバラツキにより現像
剤中のトナー量が急に増大するとトナーとキャリアが十
分に混合されずに帯電量が十分でないトナーが現像領域
に運ばれて感材の背景部に付着しコピーにかぶり現象が
生じてしまう。

このために、トナーとキャリアを攪拌する各種攪拌装置
が提案されているが十分満足する結果が得られないと共
に、トナー補給に際してはトナー供給量を軸方向に均一
としなければならずその手段が複雑となりかつ十分満足
する結果が得られる手段が提案されていない。

つまり、従来の現像機においては現像後の現像剤を現像
機のハウジング内に直接落下させると共に、トナー補給
もハウジング内の現像剤に直接供給しているので、トナ
ーとキャリアの混合、攪拌が困難であると共に、トナー
供給に際しては軸方向均一性が厳しく要求されるから前
述のような不具合が生じてしまう。

本発明は上記の事情に鑑みなされたものであり、その目
的は現像機の現像剤を搬送・混合専用室で混合、攪拌し
た後に現像機のハウジングに搬入することによってトナ
ーとキャリアを十分に混合、攪拌できるようにした現像
機の現像剤攪拌装置を提供することである。

以下図面を参照して本発明の詳細な説明する。

第１図は斜視図であり、ドラム状の感材１と対向して現
像剤Ａのハウジング２が設けられ、ハウジング２は略Ｕ
字状に彎曲した底壁２ａとその両側開口部を覆う一対の
側壁２ｂとを備え、一対の側壁２ｂ間に亘って一対の現
像ロール３１゜３２と搬送パドル４が回転自在に設けで
あると共に、第２０−ル３２には掻き落し板５が接触し
かつ掻き落し板５と連続してＵ字状となりかつ一対の側
壁２ｂ間に亘った（つまり現像ロール３の軸方向に連続
した）溝部６が形成してあり、該溝部６は側壁２ｂの開
口２’　ｂより外方に開口していると共に、溝部６内に
は第１搬送手段となる第１オーガ７が長手方向に亘って
回転自在に設けられている。

つまり、溝部６を構成するＵ字状の壁６ａが第１オーガ
７の搬送ガイド（オーガガイド）となっていると共に、
その搬送ガイド６ａの一側壁となる掻き落し板５には開
口部２０が長手方向に亘って形成されている。

該開口部２０は、第１オーガ７の頂点よりも低い位置に
形成され、第１オーガ７で搬送されない余剰現像剤の一
部が開口部２０よりハウジング２内に直接落下するよう
に構成しである。

前記搬送パドル４の細心には第２搬送手段となる第２オ
ーガ８が軸方向に亘って回転自在に支承され、該第２オ
ーガ８の一端部８′は前記側壁２ｂに形成した開口２〃
ｂより外方に突出している。

９は前記側壁２ｂに固設した補助ノ・ウジングであり、
前記第１、第２オーガ７．８の一端部７’　、　８’を
覆う底壁９ａと側壁９ｂとを備え、第１オーガ一端部７
′と第２オーガ一端部９′との中間位置に搬送・混合専
用室１０を形成していると共に、該搬送・混合専用室１
０内には搬送・混合羽根１１が回転自在に設けてあり、
さらに第１オーガ一端部７′の上方位置にはトナーボッ
クス１２に接続した補給トナー搬送手段となるオーガ１
３が臨ませである。

１４は穂立調整部材である。

なお、第１．第２現像ロール３１．３２は磁石３ａの回
りにスリーブ３ｂを回転自在に設けたものである。

しかして、現像ロール３により搬送され感材１と対向し
た現像領域イを通過した現像剤は掻き落し板５によって
引ぎ離されても溝部６内に落下堆積される。

この溝部６内の現像剤中のトナー濃度はノ・ウジフグ２
内の現像剤中のトナー濃度より低く、かつ軸方向（現像
ロール軸方向）のトナー濃度が不均一な状態にある。

そして、溝部６内の現像剤は第１オーガ７により搬送・
混合専用室１ｏに混合されながら搬送落下されると共に
、その一部は開口部２ｏよリハウジング２内に直接排出
され、搬送・混合専用室１０内で回転している搬送・混
合羽根１１によってオーガ１３より搬送落下される補給
トナーと混合されながら第２オーガ８の一端部８′に搬
送供給される。

第２オーガ８は搬送・混合羽根１１で搬送、供給された
現像剤をオーガの混合作用により更に混合しなから搬送
パドル４の内部に搬送されてオーガ外壁のスリット等に
より搬送パドル４内部の現像剤上に落下し、順次現像ロ
ール３に供給される。

以上の様にして現像ロール３に供給された現像剤は軸方
向に必ず均一なトナー濃度となっていると共に、トナー
とキャリアとが十分に混合されてトナーは正常な帯電状
態に保たれている。

また、トナー補給機構は軸方向全域に亘って補給トナー
を均一に供給する必要かないので、トナー補給機構を簡
単な構造で安価とすることができる。

また、掻き落し板５で掻き落しされた現像剤の一部は、
第１オーガ７で、搬送・混合専用室１０内に搬送されず
に、開口部２０よりハウジング２内に直接排出されるの
で、搬送・混合専用室１０内に現像剤が多量に溜り過ぎ
て混合・搬送に支障をきたすことがないと共に、溝部６
の側壁２ｂ側に現像剤が溜って詰ることがない。

また、開口部２０と反対側の壁側の現像剤はど第１オー
ガ７で搬送されて搬送・混合専用室１０内に入り易くな
るから、現像剤のオーガ軸方向の混合性が高（なる。

また、搬送・混合羽根１１の形状は図示の形状に限定す
るものではないと共に、トナー補給機構及びトナー補給
位置は以上の実施例に限定されるものではな〈従来と同
一としても良い。

本発明は以上の様になり、トナーとキャリアとを十分に
混合攪拌して十分なる帯電量が得られるから感材背景部
にトナー付着がない良好なる現像が行なえる。

また、オーガ７で搬送・混合専用室１０に搬送される現
像剤の一部を、開口部２０より）・ウジフグ２内に直接
排出できるから、搬送・混合専用室１０内に現像剤が多
量に溜り過ぎて、搬送・混合に支障をきたすことがない
と共に、オーガ７の搬送ガイドにおける搬送・混合専用
室１０側に現像剤が溜り過ぎて詰ることがない。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の実施例を示す斜視図、第２靭は補助ハ
ウジング部分の横断面図、第３図は第１オーガ部分の縦
断面図である。 １は感材、２はハウジング、３は現像ロール、６は溝部
、７・８は第１・第２搬送手段（オーガ）、１０は搬送
・混合専用室、２０は開口部。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 一現像領域を通過した現像に使われた後の現像剤の全部
   又は一部を第１搬送手段７により搬送・混合専用室１０
   に搬送し、該搬送・混合専用室１０内の現像剤を第２搬
   送手段８で現像機ハウジング内に搬送するようにし、前
   記第１搬送手段７をオーガとすると共に、該オーガの搬
   送ガイドの一側壁に搬送方向に亘って開口部２ｏを設け
   、該開口部２０よりオーガで搬送される現像剤の一部を
   ハウジング２内に直接排出するようにしたことを特徴と
   する現像機の現像剤攪拌装置。