JPS59136520A - ロ−タリピストンエンジンのロ−タハウジング製造方法 - Google Patents
ロ−タリピストンエンジンのロ−タハウジング製造方法Info
- Publication number
- JPS59136520A JPS59136520A JP1199283A JP1199283A JPS59136520A JP S59136520 A JPS59136520 A JP S59136520A JP 1199283 A JP1199283 A JP 1199283A JP 1199283 A JP1199283 A JP 1199283A JP S59136520 A JPS59136520 A JP S59136520A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rotor housing
- layer
- sliding surface
- over
- solid lubricant
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02B—INTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
- F02B55/00—Internal-combustion aspects of rotary pistons; Outer members for co-operation with rotary pistons
- F02B55/08—Outer members for co-operation with rotary pistons; Casings
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Pistons, Piston Rings, And Cylinders (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、ロータリピストンエンジンのロータハウジン
グ製造方法に関し、特にロータハウジング摺動向の潤滑
性能およびアペックスシールとの初期なじみ性を改善す
るようにしたものに関Jる。
グ製造方法に関し、特にロータハウジング摺動向の潤滑
性能およびアペックスシールとの初期なじみ性を改善す
るようにしたものに関Jる。
一般に、ロータリピストンエンジンは、トロコイド面を
有するロータハウジングとその両側に配置したすオドハ
ウジングとで形成されるケーシング内を、多角形状のロ
ータがその頂部に装着したアペックスシールをロータハ
ウジングのトロコイド面に摺接させながら偏心軸に支承
されて遊星回転運動し、このロータの回転に伴いケーシ
ング内を3つの作動室に画成して作動ガスの吸入、圧縮
、爆発、膨張および排出の各行程を順次行うようにした
ものである。
有するロータハウジングとその両側に配置したすオドハ
ウジングとで形成されるケーシング内を、多角形状のロ
ータがその頂部に装着したアペックスシールをロータハ
ウジングのトロコイド面に摺接させながら偏心軸に支承
されて遊星回転運動し、このロータの回転に伴いケーシ
ング内を3つの作動室に画成して作動ガスの吸入、圧縮
、爆発、膨張および排出の各行程を順次行うようにした
ものである。
そして、従来、上記アペックスシールの潤滑のため、作
動室内にメタリングオイルポンプで計量された潤滑油を
供給することが行われているが、この供給された潤滑油
がロータハウジングの摺動向に十分付着せず、潤滑性能
が満足すべきものでないという問題があった。
動室内にメタリングオイルポンプで計量された潤滑油を
供給することが行われているが、この供給された潤滑油
がロータハウジングの摺動向に十分付着せず、潤滑性能
が満足すべきものでないという問題があった。
そのため、例えば実公昭51−47129号公報等に開
示されているように、トロコイド面に点火プラグ孔を間
口するとともに該トロコイド面にポーラスクロムメッキ
層を被覆して、該ポーラスクロムメッキ層内に潤滑油を
保有させることにより、潤滑性能の向上を図るようにし
だロータハウジンクが提案されている。
示されているように、トロコイド面に点火プラグ孔を間
口するとともに該トロコイド面にポーラスクロムメッキ
層を被覆して、該ポーラスクロムメッキ層内に潤滑油を
保有させることにより、潤滑性能の向上を図るようにし
だロータハウジンクが提案されている。
しかるに、この提案のものでも、エンジンの冷間時、特
に燃料噴射式燃料供給装置を備えたエンジンにおいては
燃料が十分に霧化されずに液状のまま作動室に供給され
、この液状の燃料が上記ポーラスクロムメッキ層の摺動
面に多量に付着して、該ポーラスクロムメッキ層内の潤
滑油が薄められて流されてしまい、潤滑性能が悪くなる
という問題がある。
に燃料噴射式燃料供給装置を備えたエンジンにおいては
燃料が十分に霧化されずに液状のまま作動室に供給され
、この液状の燃料が上記ポーラスクロムメッキ層の摺動
面に多量に付着して、該ポーラスクロムメッキ層内の潤
滑油が薄められて流されてしまい、潤滑性能が悪くなる
という問題がある。
また、アペックスシールとロータハウジング摺動向との
初期なじみが悪いことから、エンジンの急檄な過酷運転
を行うと、アペックスシール頂面に設けたチル層の当り
而が不均一なために局部的に摩耗し、とくにエンジンが
高温度になると、アペックスシールのチル層と他の部分
の熱膨張率のZミによりアペックスシールが中凹状に熱
変形し、その結果、チル層の両側部のみが摩耗する。こ
のため、エンジンを停止して冷えたとすjlペツ゛クス
シールは中凸状となって、その後、エンジンを始動りる
と、デル層の中央部の熱負荷が局部的に増大して焼付き
を起こすことがあり、またチル層の両側部とロータハウ
ジング1と動向との間に生じる隙間からガス洩れが生じ
、その結果、初期圧縮圧が低下して始動性が悪化すると
いう問題がある。
初期なじみが悪いことから、エンジンの急檄な過酷運転
を行うと、アペックスシール頂面に設けたチル層の当り
而が不均一なために局部的に摩耗し、とくにエンジンが
高温度になると、アペックスシールのチル層と他の部分
の熱膨張率のZミによりアペックスシールが中凹状に熱
変形し、その結果、チル層の両側部のみが摩耗する。こ
のため、エンジンを停止して冷えたとすjlペツ゛クス
シールは中凸状となって、その後、エンジンを始動りる
と、デル層の中央部の熱負荷が局部的に増大して焼付き
を起こすことがあり、またチル層の両側部とロータハウ
ジング1と動向との間に生じる隙間からガス洩れが生じ
、その結果、初期圧縮圧が低下して始動性が悪化すると
いう問題がある。
そこで、本発明はかかる点に鑑み、上記の如きポーラス
クロムメッキ層の摺動面に更に潤滑層を焼成により形成
Jることにより、エンジンの冷間時の潤滑性能の悪化を
防止するとともに、アペックスシールとの初期なじみ性
を向上さけ、焼付きや初期圧縮圧の低下による始動性の
悪化を防止することを主たる目的とするものである。
クロムメッキ層の摺動面に更に潤滑層を焼成により形成
Jることにより、エンジンの冷間時の潤滑性能の悪化を
防止するとともに、アペックスシールとの初期なじみ性
を向上さけ、焼付きや初期圧縮圧の低下による始動性の
悪化を防止することを主たる目的とするものである。
この場合、上記潤滑層の形成は、その膜厚を適切に管理
しないと、そのスラッジにより点火プラグが汚損して該
点火プラグのリークが発生するととがある。また、焼成
条件を適切に設定しないと、潤滑1層の熱劣化や剥離が
生じる。
しないと、そのスラッジにより点火プラグが汚損して該
点火プラグのリークが発生するととがある。また、焼成
条件を適切に設定しないと、潤滑1層の熱劣化や剥離が
生じる。
そのため、さらに、本発明は、上記潤滑層を、そのスラ
ッジによる点火プラグの汚損を生じることなく、かつ熱
劣化や剥離を生じることなく有効に形成することを目的
とするものである。
ッジによる点火プラグの汚損を生じることなく、かつ熱
劣化や剥離を生じることなく有効に形成することを目的
とするものである。
これらの目的を達成するため、本発明方法の構成は、ト
ロコイド面に、点火プラグ孔を開口するとともに、該ト
ロコイド面にボーラスク1」ムメツキ層を被覆したロー
タハウジングに43いて、上記ポーラスクロムメッキ層
の摺動面にバインダを混入した固形潤滑剤を塗布したの
ち、160〜230°CC゛加熱して最大膜厚5μの潤
滑層を被覆したことを特徴とづるものである。このこと
により、上記焼成した潤滑層によって潤滑性能が向上す
るとともにアペックスシールとの初期なじみ性が向上し
、また潤滑層の最大膜厚5μの設定によって点火プラグ
のスラッジにJこる汚損が可及的に抑制され、さらに1
60〜230°Cの;】11熱による焼成によって潤滑
剤を熱劣化させることなく剥離強麿の優れた潤滑層が形
成されるものである。
ロコイド面に、点火プラグ孔を開口するとともに、該ト
ロコイド面にボーラスク1」ムメツキ層を被覆したロー
タハウジングに43いて、上記ポーラスクロムメッキ層
の摺動面にバインダを混入した固形潤滑剤を塗布したの
ち、160〜230°CC゛加熱して最大膜厚5μの潤
滑層を被覆したことを特徴とづるものである。このこと
により、上記焼成した潤滑層によって潤滑性能が向上す
るとともにアペックスシールとの初期なじみ性が向上し
、また潤滑層の最大膜厚5μの設定によって点火プラグ
のスラッジにJこる汚損が可及的に抑制され、さらに1
60〜230°Cの;】11熱による焼成によって潤滑
剤を熱劣化させることなく剥離強麿の優れた潤滑層が形
成されるものである。
以下、本発明を図面に示す実施例に基づいて詳細に説明
する。
する。
第1図はロータリピストンエンジンを示し、1はトロコ
イド面2aを有するロータハウジング2とその両側に配
置したサイドハウジンク3.3とで形成されたケーシン
グ、4はケーシング1内を偏心軸5に支承されて遊星回
転運動する多角形状のロータであってこのロータ4の回
転によりケーシング1内を3つの作動室6,6.6に画
成し、サイドハウジング3に開口した吸気ボート7から
吸入した作動ガスに対し、順次圧縮、爆発d5よび膨張
の行程を行ったのち、ロータハウジング2に間口した排
気ポート8から排気カスとして排出するようにしたもの
である。尚、9はロータ4の各頂部に装着されたアペッ
クスシール、10および11はリーディング側およびト
レーリング側点火プラグ、12および13はそれぞれ各
点火プラグ10.11を装着するだめの点火プラグ孔で
あり、91はロータハウジング2の長軸、92は短軸で
ある。
イド面2aを有するロータハウジング2とその両側に配
置したサイドハウジンク3.3とで形成されたケーシン
グ、4はケーシング1内を偏心軸5に支承されて遊星回
転運動する多角形状のロータであってこのロータ4の回
転によりケーシング1内を3つの作動室6,6.6に画
成し、サイドハウジング3に開口した吸気ボート7から
吸入した作動ガスに対し、順次圧縮、爆発d5よび膨張
の行程を行ったのち、ロータハウジング2に間口した排
気ポート8から排気カスとして排出するようにしたもの
である。尚、9はロータ4の各頂部に装着されたアペッ
クスシール、10および11はリーディング側およびト
レーリング側点火プラグ、12および13はそれぞれ各
点火プラグ10.11を装着するだめの点火プラグ孔で
あり、91はロータハウジング2の長軸、92は短軸で
ある。
上記ロータハウジング2は、第2図に拡大詳示するよう
に、アルミニウム母材よりなるロータハウジング本体1
4の内周面に鉄板製の板金15が一体に鋳くるまれて上
記トロコイド面2aを形成しており、該トロコイド面2
aには上記各点火プラグ孔12.13が間口されている
とともに、該トロコイド面2aにはポーラスクロムメッ
キ層16が被覆されており、該ポーラスクロムメッキ層
16の表面により上記アペックスシール9が摺接づ”る
摺動面17を形成している。さらに、上記ポーラスクロ
ムメッキ層16の表面く摺動面17)には潤滑層18が
被覆されている。
に、アルミニウム母材よりなるロータハウジング本体1
4の内周面に鉄板製の板金15が一体に鋳くるまれて上
記トロコイド面2aを形成しており、該トロコイド面2
aには上記各点火プラグ孔12.13が間口されている
とともに、該トロコイド面2aにはポーラスクロムメッ
キ層16が被覆されており、該ポーラスクロムメッキ層
16の表面により上記アペックスシール9が摺接づ”る
摺動面17を形成している。さらに、上記ポーラスクロ
ムメッキ層16の表面く摺動面17)には潤滑層18が
被覆されている。
上記潤滑層18は、上記摺動面17にバインダを混入し
た固形潤滑剤を塗イIした後、160〜230°Cで加
熱して焼成され、最大膜厚が5μに形成されたものであ
る。
た固形潤滑剤を塗イIした後、160〜230°Cで加
熱して焼成され、最大膜厚が5μに形成されたものであ
る。
ここで、上記バインダを混入した固形潤滑剤としては、
具体的には、50重量%の二硫化しリブデン(MO32
)と15重量%のグラファイトと15重量%の二酸化ア
ンチモン(31)203)とからなる固形潤滑剤にバイ
ンダとして20重産量のエポキシ樹脂を混入したものが
用いられる。尚、上記二硫化モリブデンの代わりに二硫
化タングステン、窒化ホウ素などを用いてもよく、また
上記二硫化アンチモンに代え他の金属酸化物を用いてら
よい。
具体的には、50重量%の二硫化しリブデン(MO32
)と15重量%のグラファイトと15重量%の二酸化ア
ンチモン(31)203)とからなる固形潤滑剤にバイ
ンダとして20重産量のエポキシ樹脂を混入したものが
用いられる。尚、上記二硫化モリブデンの代わりに二硫
化タングステン、窒化ホウ素などを用いてもよく、また
上記二硫化アンチモンに代え他の金属酸化物を用いてら
よい。
また、上記焼成温度条(’lは、第3図に示Jように、
160°C未満では焼付強度が不十分で潤滑層18が剥
離し易く、一方、230″Cを越えると成分が熱劣化し
て潤m1W18としての効果が発揮できなくなるので、
160〜230’ Cの範囲が好ましい。また、その焼
成時間は、160’C:で90分間、230’ Cて3
0分間が好よ(〕く、最も好ましい条件は180°Cで
60分間の加熱である。
160°C未満では焼付強度が不十分で潤滑層18が剥
離し易く、一方、230″Cを越えると成分が熱劣化し
て潤m1W18としての効果が発揮できなくなるので、
160〜230’ Cの範囲が好ましい。また、その焼
成時間は、160’C:で90分間、230’ Cて3
0分間が好よ(〕く、最も好ましい条件は180°Cで
60分間の加熱である。
ざらに、上記潤滑層18の膜厚の上限はアペックスシー
ル9が潤滑層18を摺動する際発生ずる潤滑層18のス
ラッジによる点火プラク10,11の汚損に基くのであ
り、第4図に示すように、膜厚が5μを越えると点火プ
ラグのスラッジ付着量が増大して点火プラグがリークし
てしまい・その着火性が悪化するので、膜厚を5μ以下
に管理する必要がある。
ル9が潤滑層18を摺動する際発生ずる潤滑層18のス
ラッジによる点火プラク10,11の汚損に基くのであ
り、第4図に示すように、膜厚が5μを越えると点火プ
ラグのスラッジ付着量が増大して点火プラグがリークし
てしまい・その着火性が悪化するので、膜厚を5μ以下
に管理する必要がある。
したがって、このようにして形成された潤滑層18は、
熱劣化や剥離を生じることなく、かつ点火プラグ10.
11の着火性の悪化を生じることがなく、潤滑性能の向
上は勿論のこと、アペックスシール9との初期なじみ性
を向上させることができる。今、この初期なじみ性の向
上を初期圧縮圧の低F率で実−りづ−るに、テスi〜方
法として、従来の潤滑層のない無処理のロータハウジン
グを備えたロータリピストンエンジン(従来例)と、本
発明による潤滑層を形成しICロータハウジングを備え
たロータリビス1−ンエンジン〈本発明例)とについて
それぞれエンジンを1000rp+nから700 Or
pmまで全開運転することを3回繰返した後、テスト前
のクランキング時の圧縮圧とテスト後のクランキング時
の圧縮圧との差を測定し、それを初期圧縮圧低下率とし
て%で表わした結果を第5図に示ず。同図より明らかな
ように、従来例では初期圧縮圧低下率が35〜50%で
あるのに対し、本発明では10%前後であって、初期圧
縮圧低下率が大1]に低減しており、そのことよりアペ
ックスシールとの初期なじみ性が向上して始動時のガス
洩れが大巾に低減できるということが判る。
熱劣化や剥離を生じることなく、かつ点火プラグ10.
11の着火性の悪化を生じることがなく、潤滑性能の向
上は勿論のこと、アペックスシール9との初期なじみ性
を向上させることができる。今、この初期なじみ性の向
上を初期圧縮圧の低F率で実−りづ−るに、テスi〜方
法として、従来の潤滑層のない無処理のロータハウジン
グを備えたロータリピストンエンジン(従来例)と、本
発明による潤滑層を形成しICロータハウジングを備え
たロータリビス1−ンエンジン〈本発明例)とについて
それぞれエンジンを1000rp+nから700 Or
pmまで全開運転することを3回繰返した後、テスト前
のクランキング時の圧縮圧とテスト後のクランキング時
の圧縮圧との差を測定し、それを初期圧縮圧低下率とし
て%で表わした結果を第5図に示ず。同図より明らかな
ように、従来例では初期圧縮圧低下率が35〜50%で
あるのに対し、本発明では10%前後であって、初期圧
縮圧低下率が大1]に低減しており、そのことよりアペ
ックスシールとの初期なじみ性が向上して始動時のガス
洩れが大巾に低減できるということが判る。
また、上記潤滑層18はポーラスクロムメッキ層16の
表面(摺動面)に被覆されているので、該潤滑層18が
ポーラスクロムメッキ層16のピンポイントA5マイク
ロチャンネル等の多孔質面にくい込んで形成されること
になり、潤滑層18の剥離強度を一層増大させることが
できる。
表面(摺動面)に被覆されているので、該潤滑層18が
ポーラスクロムメッキ層16のピンポイントA5マイク
ロチャンネル等の多孔質面にくい込んで形成されること
になり、潤滑層18の剥離強度を一層増大させることが
できる。
さらに、潤滑層18を160〜230°Cの加熱にて焼
成したのでポーラスクロムメッキ層16の水素ぜい性を
防止できる利点もある。
成したのでポーラスクロムメッキ層16の水素ぜい性を
防止できる利点もある。
尚、上記潤滑層18はポーラスクロムメッキ層16の摺
動面17に形成されるもので・あるが、第1図に示すよ
うに最大遠心力の働く長軸A+角付近ら点火プラグ孔1
2.13側の範囲Sにお(プる摺動面17(第1図の右
半分側の摺動面)に設(プることが好ましい。これは、
潤滑性の厳しい部分はホッj−ゾーン域であり、ざらに
、ロータ4に形成されたアペックスシール満をアペック
スシール9がロータ4の半径方向内方に摺動するのに最
も拘束力を受けるいわゆるアペックスシール9の最人]
J動角となる位置が上記範囲S内にあり、この位置でア
ペックスシール9のロータハウジング摺動面に対する面
圧が最大となり潤滑を必要とするからである。
動面17に形成されるもので・あるが、第1図に示すよ
うに最大遠心力の働く長軸A+角付近ら点火プラグ孔1
2.13側の範囲Sにお(プる摺動面17(第1図の右
半分側の摺動面)に設(プることが好ましい。これは、
潤滑性の厳しい部分はホッj−ゾーン域であり、ざらに
、ロータ4に形成されたアペックスシール満をアペック
スシール9がロータ4の半径方向内方に摺動するのに最
も拘束力を受けるいわゆるアペックスシール9の最人]
J動角となる位置が上記範囲S内にあり、この位置でア
ペックスシール9のロータハウジング摺動面に対する面
圧が最大となり潤滑を必要とするからである。
以上の如く、本発明によれば、摺動面に、熱劣化や剥離
を生じることなく且つ点火プラグのリークを生じること
なく潤滑層を形成して、潤滑性能およびアペックスシー
ルとの初期なじみ性が向上したロータハウジングを提供
Jることができ、よってロータリピストンエンジンの潤
滑性能および始動性の向上を多いに寄与できるものであ
る。
を生じることなく且つ点火プラグのリークを生じること
なく潤滑層を形成して、潤滑性能およびアペックスシー
ルとの初期なじみ性が向上したロータハウジングを提供
Jることができ、よってロータリピストンエンジンの潤
滑性能および始動性の向上を多いに寄与できるものであ
る。
図面は本発明の実施例を示し、第1図はロータリビス(
〜ンエンジンの概略縦断側面図、第2図はロータハウジ
ンクの部分拡大断面図、第3図は潤滑層の焼成温度条件
を示す説明図、第4図は潤滑層の膜厚に対する点火プラ
グのスラッジ付着量の変化特性を示すグラフ、第5図は
初期圧縮圧低下率を示す実験結果図である。 2・・・ロータハウジング、2a・・・トロコイド面、
ムメッキ層、17・・・摺動面、18・・・潤滑層。 1、 第1図 第2図 始3図 第4図 刃膿 厚 (I−) ?r) 5 図
〜ンエンジンの概略縦断側面図、第2図はロータハウジ
ンクの部分拡大断面図、第3図は潤滑層の焼成温度条件
を示す説明図、第4図は潤滑層の膜厚に対する点火プラ
グのスラッジ付着量の変化特性を示すグラフ、第5図は
初期圧縮圧低下率を示す実験結果図である。 2・・・ロータハウジング、2a・・・トロコイド面、
ムメッキ層、17・・・摺動面、18・・・潤滑層。 1、 第1図 第2図 始3図 第4図 刃膿 厚 (I−) ?r) 5 図
Claims (1)
- (1) トロコイド面に点火プラグ孔を間口するとと
もに、該トロコイド面にポーラスクロムメッキ層を被覆
したロータハウジングにd5いて、上記ポーラスクロム
メッキ層の摺動向にバインダを混入した固形潤滑剤を塗
布した後、160〜230°Cで加熱して最大膜厚5μ
の潤滑層を被覆したことを特徴とするロータリピストン
エンジンのロータハウジング製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1199283A JPS59136520A (ja) | 1983-01-26 | 1983-01-26 | ロ−タリピストンエンジンのロ−タハウジング製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1199283A JPS59136520A (ja) | 1983-01-26 | 1983-01-26 | ロ−タリピストンエンジンのロ−タハウジング製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59136520A true JPS59136520A (ja) | 1984-08-06 |
JPS629728B2 JPS629728B2 (ja) | 1987-03-02 |
Family
ID=11793074
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1199283A Granted JPS59136520A (ja) | 1983-01-26 | 1983-01-26 | ロ−タリピストンエンジンのロ−タハウジング製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59136520A (ja) |
-
1983
- 1983-01-26 JP JP1199283A patent/JPS59136520A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS629728B2 (ja) | 1987-03-02 |
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