JPS5857564A - 過給機の軸封装置 - Google Patents
過給機の軸封装置Info
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- JPS5857564A JPS5857564A JP56155868A JP15586881A JPS5857564A JP S5857564 A JPS5857564 A JP S5857564A JP 56155868 A JP56155868 A JP 56155868A JP 15586881 A JP15586881 A JP 15586881A JP S5857564 A JPS5857564 A JP S5857564A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pressure
- ring
- sealing device
- shaft
- outer diameter
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- Granted
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16J—PISTONS; CYLINDERS; SEALINGS
- F16J15/00—Sealings
- F16J15/16—Sealings between relatively-moving surfaces
- F16J15/34—Sealings between relatively-moving surfaces with slip-ring pressed against a more or less radial face on one member
- F16J15/3464—Mounting of the seal
- F16J15/348—Pre-assembled seals, e.g. cartridge seals
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Supercharger (AREA)
- Mechanical Sealing (AREA)
- Sealing Of Bearings (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はガソリンエンジン用小形過給機の軸封装置に係
り、特に、軸部を潤滑する潤滑油の機外への漏れを防止
するコンプレッサ側軸封装置のメカニカルシールに関す
るものである。
り、特に、軸部を潤滑する潤滑油の機外への漏れを防止
するコンプレッサ側軸封装置のメカニカルシールに関す
るものである。
第1図はエンジンのインテークマニホルドにコンプレッ
サ側を接続した過給機の軸封装置の断面図である。図示
されていないタービン羽根車とコンプレッサ羽根車18
とを両端に取り付けた軸1はセンタノ・ウジング16に
取り付けた軸受部15に支持されて回転する。この軸1
の段差部2に側面を接触させて軸1に固定したシートリ
ング3には油路14Cを形成したスラスト軸受17が嵌
入して軸1の横移動を規制している。油路14Cはセン
タハウジング16内に形成した油路14a。
サ側を接続した過給機の軸封装置の断面図である。図示
されていないタービン羽根車とコンプレッサ羽根車18
とを両端に取り付けた軸1はセンタノ・ウジング16に
取り付けた軸受部15に支持されて回転する。この軸1
の段差部2に側面を接触させて軸1に固定したシートリ
ング3には油路14Cを形成したスラスト軸受17が嵌
入して軸1の横移動を規制している。油路14Cはセン
タハウジング16内に形成した油路14a。
14bと連通して大量の潤滑油を流通させてオイル室1
1内に油を飛散させると共に、軸受部15を潤滑してい
る。なお、スラスト軸受17は馬蹄形状の板金で、シー
) IJング3には上側から挿入されている。また、カ
ラー19はシートリング3とコンプレッサ羽根車18と
の間に介在して軸1に固定さlしている。
1内に油を飛散させると共に、軸受部15を潤滑してい
る。なお、スラスト軸受17は馬蹄形状の板金で、シー
) IJング3には上側から挿入されている。また、カ
ラー19はシートリング3とコンプレッサ羽根車18と
の間に介在して軸1に固定さlしている。
シートリング3の左側面にはカーボン等によって製作さ
れた従動リング8の右側面が接触している。この従動リ
ング8はシールリング7とばね受け9および円錐ばね6
を介して収納環5内に収容され、収納環5はオイル室1
1を形成するプレート4に保持されている。このプレー
ト4とコンプレッサ羽根車18との間は空気室12とな
っている。
れた従動リング8の右側面が接触している。この従動リ
ング8はシールリング7とばね受け9および円錐ばね6
を介して収納環5内に収容され、収納環5はオイル室1
1を形成するプレート4に保持されている。このプレー
ト4とコンプレッサ羽根車18との間は空気室12とな
っている。
上記のごとくこの過給機はそのコンプレッサ側をエンジ
ンの吸気マニホールド側に設置しているので、コンプレ
ッサ羽根車18が収容されている空気室12内の圧力は
正圧状態から負圧状態まで大きく変動する。この負圧は
密封部10の/−ドリンク3と従動リング8との回転摺
動面にも作用するので、ここからの潤滑油の漏れを防止
しなけ 。
ンの吸気マニホールド側に設置しているので、コンプレ
ッサ羽根車18が収容されている空気室12内の圧力は
正圧状態から負圧状態まで大きく変動する。この負圧は
密封部10の/−ドリンク3と従動リング8との回転摺
動面にも作用するので、ここからの潤滑油の漏れを防止
しなけ 。
ればならない。過給機の潤滑油は普通各軸受部15等に
強制的に供給され、その後は油出口13に集合してエン
ジンのオイルパ/に戻って循環させられる。したがって
、各軸受部15への油路14a、14b、14Cにおけ
る油圧は約2〜5Kg / cm 2としであるが、密
封部10が設置されているオイル室11内の圧力はほぼ
大気圧で一定している。一方、エンジンのインテークマ
ニホルドに連通ずる空気室12内の圧力は、−650〜
+400■Hgの広範囲に変動している。なお、大きな
負圧はエンジンのアイドリンク時の吸入負圧によって生
じ、正の圧力は高速運転時に生じているが、これらの値
はこの過給機が設置されるノステムによってもその圧力
変動の範囲は異っている。
強制的に供給され、その後は油出口13に集合してエン
ジンのオイルパ/に戻って循環させられる。したがって
、各軸受部15への油路14a、14b、14Cにおけ
る油圧は約2〜5Kg / cm 2としであるが、密
封部10が設置されているオイル室11内の圧力はほぼ
大気圧で一定している。一方、エンジンのインテークマ
ニホルドに連通ずる空気室12内の圧力は、−650〜
+400■Hgの広範囲に変動している。なお、大きな
負圧はエンジンのアイドリンク時の吸入負圧によって生
じ、正の圧力は高速運転時に生じているが、これらの値
はこの過給機が設置されるノステムによってもその圧力
変動の範囲は異っている。
第2図は第1図の軸封装置の拡大断面図で、7−ル特性
と耐摩耗特性上最も重要となるものは。
と耐摩耗特性上最も重要となるものは。
密封端面に接面力を与えるための円錐ばね6のばね力p
f、従動り/グ8の内径Dim外径り1、収納環5の内
壁の外径をD7等によって定まる接面圧力である。
f、従動り/グ8の内径Dim外径り1、収納環5の内
壁の外径をD7等によって定まる接面圧力である。
従来の公知技術における軸封装置ではり、中り。
に構成されており、密封部10に作用する単位面積当シ
の接面圧力をps、密封部10の面積をAS%オイル室
11と空気室12との差圧をpt、この差圧ptによっ
て従動リング8に生じる力(流体力)をPL、従動リン
グ8の有効受圧面積をAr、ばね力による密封面単位面
積当りの圧力をprとすると、従動リング8に作用する
全推力Pは次式で表わされる。
の接面圧力をps、密封部10の面積をAS%オイル室
11と空気室12との差圧をpt、この差圧ptによっ
て従動リング8に生じる力(流体力)をPL、従動リン
グ8の有効受圧面積をAr、ばね力による密封面単位面
積当りの圧力をprとすると、従動リング8に作用する
全推力Pは次式で表わされる。
P=Pf+PL ・・・・・・ (1)但
し、密封部10の油膜による粘着力及び/−ルーリング
7の摩擦力等は省略しである。
し、密封部10の油膜による粘着力及び/−ルーリング
7の摩擦力等は省略しである。
また、流体力ptは次式で表わされる。
ここで±ptとしたのは円錐ばね6のばね力pfによっ
て生じる推力に対し、オイル室11と空気室12との差
圧ptが十反転するため、このptによる流体力PLが
ばね力pfの方向に付加、減少作用するためである。し
たがって、密封部10となる。Dl−D2− D、、に
ょって定まる係数を受圧比Bとすると、 であり、(3)式は p5−pfi:Bpl ””” (5)と
なる。
て生じる推力に対し、オイル室11と空気室12との差
圧ptが十反転するため、このptによる流体力PLが
ばね力pfの方向に付加、減少作用するためである。し
たがって、密封部10となる。Dl−D2− D、、に
ょって定まる係数を受圧比Bとすると、 であり、(3)式は p5−pfi:Bpl ””” (5)と
なる。
第3図は密封部における流体圧力ptと接面圧力psと
の関係を示すグラフで、(5)式は実#i!21で示さ
れる。また、基礎接面力Pf=0のときは破線20とな
る。過給機の場合問題となるのは。
の関係を示すグラフで、(5)式は実#i!21で示さ
れる。また、基礎接面力Pf=0のときは破線20とな
る。過給機の場合問題となるのは。
オイル室11の圧力が11ぼ一定であるのに対して空気
室12の圧力が負圧から正圧まで変動する点である。密
封部1oには所要の接面圧力が必要であり、空気室12
の圧力が負圧の場合はオイル室11の圧力はほぼ大気圧
で一定であるので、(po 1f−pair)は正とな
り、逆に空気室12の圧力が正の場合は負となる。即ち
、密封部1oは開く方向に作用する。
室12の圧力が負圧から正圧まで変動する点である。密
封部1oには所要の接面圧力が必要であり、空気室12
の圧力が負圧の場合はオイル室11の圧力はほぼ大気圧
で一定であるので、(po 1f−pair)は正とな
り、逆に空気室12の圧力が正の場合は負となる。即ち
、密封部1oは開く方向に作用する。
負側の最大差圧条件をptlとすると、密封部10を開
く方向の力はps、 となる。このような力ps1が
作用しても密封部10を閉じる力が必要となり、p ’
> I pSs Iなる円錐ばね6の基礎接面力の付加
が必要となる。したがって、実際の密封部10に生じる
接面圧力特性は、pfを通る実線21で示すことができ
る。
く方向の力はps、 となる。このような力ps1が
作用しても密封部10を閉じる力が必要となり、p ’
> I pSs Iなる円錐ばね6の基礎接面力の付加
が必要となる。したがって、実際の密封部10に生じる
接面圧力特性は、pfを通る実線21で示すことができ
る。
このような接面圧力特性において、空気室12内の使用
圧力範囲が−650〜+400mmHgであることを考
えると、オイル室11内の圧力(はぼ大気圧で一定)と
空気室12内の最大負圧条件時の差圧をpf2とすると
、この差圧のみによって生じる接面圧力はps、となり
、ばね力pfを考慮した実際の接面圧力はp152 に
も達する。
圧力範囲が−650〜+400mmHgであることを考
えると、オイル室11内の圧力(はぼ大気圧で一定)と
空気室12内の最大負圧条件時の差圧をpf2とすると
、この差圧のみによって生じる接面圧力はps、となり
、ばね力pfを考慮した実際の接面圧力はp152 に
も達する。
過給機の回転範囲は非常に広く、最高100,000T
Pm以上の超高速ともなり、密封部1oの周速度は10
0m/secにも達する。したがって、従来はこれらの
高速・高接面圧に原因する従動リング8の異常摩耗や、
異常発熱による従動リング8の割れや、ンートリング3
の側面摺動部にクランク等を発生し、軸封性能を著しく
低下させるという欠点をもっていた。
Pm以上の超高速ともなり、密封部1oの周速度は10
0m/secにも達する。したがって、従来はこれらの
高速・高接面圧に原因する従動リング8の異常摩耗や、
異常発熱による従動リング8の割れや、ンートリング3
の側面摺動部にクランク等を発生し、軸封性能を著しく
低下させるという欠点をもっていた。
本発明は密封部の軸封性と耐摩耗性を向」ユさせるのに
好適な過給機の軸封装置を提供することを目的とし、そ
の特徴とするところは、/−トリツクと従動リングとが
接触している密封部の接面圧力特性が、弾性部材によっ
て付加される接面圧力pfの値と、弾性部材による接面
圧力零時における受圧比B=1で定まる′流体圧力によ
る接面圧力の最大値以下゛の値とを結ぶ特性として、流
体圧力と接面圧力との関係を示すグラフ上に表示される
ごとく、少なくとも従動リングの内径り、i収納環内壁
の外径D0よりも小さく構成したことにある。
好適な過給機の軸封装置を提供することを目的とし、そ
の特徴とするところは、/−トリツクと従動リングとが
接触している密封部の接面圧力特性が、弾性部材によっ
て付加される接面圧力pfの値と、弾性部材による接面
圧力零時における受圧比B=1で定まる′流体圧力によ
る接面圧力の最大値以下゛の値とを結ぶ特性として、流
体圧力と接面圧力との関係を示すグラフ上に表示される
ごとく、少なくとも従動リングの内径り、i収納環内壁
の外径D0よりも小さく構成したことにある。
従来技術で説明したように発明者は、密封部10の端面
に作用する接面圧力はその内径D11外径D21収納環
内壁の外径り、nとによって定まる受圧比Bと、オイル
室11と空気室12との差圧である流体圧力とによって
決定されることに着目し、この過給機が取り付けられて
いるエンジンシステムに適合した接面圧力特性をもたせ
るために、受圧比Bを所要の値に設定して接面圧力の上
昇を抑制するものである。
に作用する接面圧力はその内径D11外径D21収納環
内壁の外径り、nとによって定まる受圧比Bと、オイル
室11と空気室12との差圧である流体圧力とによって
決定されることに着目し、この過給機が取り付けられて
いるエンジンシステムに適合した接面圧力特性をもたせ
るために、受圧比Bを所要の値に設定して接面圧力の上
昇を抑制するものである。
第4図は本発明の一実施例である軸封装置の断面図で、
密封部10の従動リング8の内径D1は収納環5の内壁
外径り、よりも小さく形成されている。したがって、(
4)式の受圧比Bは小となり接面圧力psは流体圧力p
tが増加してもあまり増加しないことになる。このps
はなるべく低い方が耐久上も有利であるが、全運転範囲
において負にならないように注意しなければならない。
密封部10の従動リング8の内径D1は収納環5の内壁
外径り、よりも小さく形成されている。したがって、(
4)式の受圧比Bは小となり接面圧力psは流体圧力p
tが増加してもあまり増加しないことになる。このps
はなるべく低い方が耐久上も有利であるが、全運転範囲
において負にならないように注意しなければならない。
第5図は第4図の装置の流体圧力と接面圧力との関係を
示すグラフで、従来は受圧比B中1で定まる特性(破線
20)に対しpfという基礎接面圧力を付加した実#j
!2゜lで示す特性となっていた。
示すグラフで、従来は受圧比B中1で定まる特性(破線
20)に対しpfという基礎接面圧力を付加した実#j
!2゜lで示す特性となっていた。
しかるに本実施例の場合は、従来の受圧比B中1の特性
線21で定まる最大接面圧力ps2と基礎接面圧力pf
とを結ぶ実線22以下の特性となるように受圧比Bを決
定したものである。このようにすれば従来の特性線21
に比較して大幅な接面圧力の低減が実現できることにな
る。
線21で定まる最大接面圧力ps2と基礎接面圧力pf
とを結ぶ実線22以下の特性となるように受圧比Bを決
定したものである。このようにすれば従来の特性線21
に比較して大幅な接面圧力の低減が実現できることにな
る。
このときの実線22から基礎接面圧力prを取り除いた
特性線は一点鎖線23となり、負圧の最小圧力pt、作
動時にはp151 という端面を開く方向の圧力が作用
することになる。
特性線は一点鎖線23となり、負圧の最小圧力pt、作
動時にはp151 という端面を開く方向の圧力が作用
することになる。
ここでpf)pflでpf’ > r p’stlとい
う基礎接面圧力p f /を付加すると p (/とp
s2とを結ぶ二点鎖線24で示す特性となり、流体圧力
pt1作用時はp/151 の開き方向の圧力が作用
することになる。このように円錐ばね6による基礎接面
圧力が十分低い場合は更に最大接面圧力が低いp//6
2とpf′とを結ぶ実線25を設定することにより、オ
イル室11と空気室12の差圧ptが負になった時も接
面圧力を正に保持して接面の分離を防止することができ
る。
う基礎接面圧力p f /を付加すると p (/とp
s2とを結ぶ二点鎖線24で示す特性となり、流体圧力
pt1作用時はp/151 の開き方向の圧力が作用
することになる。このように円錐ばね6による基礎接面
圧力が十分低い場合は更に最大接面圧力が低いp//6
2とpf′とを結ぶ実線25を設定することにより、オ
イル室11と空気室12の差圧ptが負になった時も接
面圧力を正に保持して接面の分離を防止することができ
る。
次に、接面圧力特性が流体圧力に左右されない基礎接面
圧力が一定の場合について説明する。上記(41,(5
1式において、D2=D、に設定することにより受圧比
B=Oとなり、このときの円錐ばね6による基礎接面圧
力p f=p f cとすると、ps=pfcとなる。
圧力が一定の場合について説明する。上記(41,(5
1式において、D2=D、に設定することにより受圧比
B=Oとなり、このときの円錐ばね6による基礎接面圧
力p f=p f cとすると、ps=pfcとなる。
つまり、第2図に示す従動リング8の密封部10の端面
の外径D2と収納環5の内壁の外径D1とを等しくする
ことによって可能となる。
の外径D2と収納環5の内壁の外径D1とを等しくする
ことによって可能となる。
第6図は本発明の他の実施例である軸封装置の断面図で
あり、この場合はD2−D、nとしである。
あり、この場合はD2−D、nとしである。
第7図は第6図の装置の流体圧力と接面圧力との関係を
示すグラフである。破線20と実線21は第3図に示す
従来の特性であるが、一点鎖線26はp f == p
f cの場合の特性、二点鎖線27はpf=pf’c
の場合の特性である。ここで、円錐ばね6による基礎接
面圧力pfは要求仕様に応じて任意に選択することがで
きる。
示すグラフである。破線20と実線21は第3図に示す
従来の特性であるが、一点鎖線26はp f == p
f cの場合の特性、二点鎖線27はpf=pf’c
の場合の特性である。ここで、円錐ばね6による基礎接
面圧力pfは要求仕様に応じて任意に選択することがで
きる。
更に、高流体圧力、高速回転用としては次の装置が適当
である。
である。
第8図は本発明の更に他の実施例である軸封装置の断面
図で、この場合はD2くり、、とじである。
図で、この場合はD2くり、、とじである。
第9図は第8図の装置の流体圧力と接面圧力との関係を
示すグラフである。一点鎖線28と二点鎖線29の流体
圧力零時の接面圧力psの値pf。
示すグラフである。一点鎖線28と二点鎖線29の流体
圧力零時の接面圧力psの値pf。
pflは夫々円錐ばね6によって付加される基礎接面圧
力の値であり、これも任意に設定することができる。
力の値であり、これも任意に設定することができる。
以上第4図〜第9図に示す実施例の軸封装置は、密封部
10の直径DI * D2の値を軸封装置の収納環の内
壁の外径り、に対してできるだけ小さく設定することに
よって、密封部の接面圧力を低下させて耐久性を大幅に
向上させることができるという効果が得られる。
10の直径DI * D2の値を軸封装置の収納環の内
壁の外径り、に対してできるだけ小さく設定することに
よって、密封部の接面圧力を低下させて耐久性を大幅に
向上させることができるという効果が得られる。
本発明の過給機の軸封装置は、比較的簡単な改良によっ
て密封部の軸封性と耐摩耗性を大幅に向上させることが
できるという効果をもっている。
て密封部の軸封性と耐摩耗性を大幅に向上させることが
できるという効果をもっている。
第1図はエンジンのインテークマニホルドにコンプレッ
サ側を接続した過給機の軸封装置の断面図、第2図は第
1図の軸封装置の拡大断面図、第3図は第2図の密封部
における流体圧力と接面圧力との関係を示すグラフ、第
4図は本発明の一実施例である軸封装置の断面図、第5
図は第4図の装置の流体圧力と接面圧力との関係を示す
グラフ。 第6図は本発明の他の実施例である軸封装置の断面図、
第7図は第6図の装置の流体圧力と接面圧力との関係を
示すグラフ、第8図は本発明の更に他の実施例である軸
封装置の断面図、第9図は第8同の装置の流体圧力と接
面圧力との関係を示すグラフである。 1・・・軸、2・・・段差部、3・・・/−トリング、
4・・・プレート、5・・・収納環、6・・・円錐ばね
、7・・・ンールリング、8・・・従動リング、9・・
・ばね受、10・・・密封部、11・・・オイル室、1
2・・・空気室、13・・・油出口、14・・・油路、
15・・・軸受部s 16・・・センタハウジングS
17・・・スラスト軸受% 18・・・コンプレッサ羽
根車、19・・・カラー、Dl・・・従動リング内径s
D2・・・従動リング外径、Do・・・収納環内壁の外
径、pt・・・流体圧力、ps・・・接面圧力、pf・
・・基礎接面圧力、B・・・受圧比。 代理人 弁理士 長崎博男 (他1名)
サ側を接続した過給機の軸封装置の断面図、第2図は第
1図の軸封装置の拡大断面図、第3図は第2図の密封部
における流体圧力と接面圧力との関係を示すグラフ、第
4図は本発明の一実施例である軸封装置の断面図、第5
図は第4図の装置の流体圧力と接面圧力との関係を示す
グラフ。 第6図は本発明の他の実施例である軸封装置の断面図、
第7図は第6図の装置の流体圧力と接面圧力との関係を
示すグラフ、第8図は本発明の更に他の実施例である軸
封装置の断面図、第9図は第8同の装置の流体圧力と接
面圧力との関係を示すグラフである。 1・・・軸、2・・・段差部、3・・・/−トリング、
4・・・プレート、5・・・収納環、6・・・円錐ばね
、7・・・ンールリング、8・・・従動リング、9・・
・ばね受、10・・・密封部、11・・・オイル室、1
2・・・空気室、13・・・油出口、14・・・油路、
15・・・軸受部s 16・・・センタハウジングS
17・・・スラスト軸受% 18・・・コンプレッサ羽
根車、19・・・カラー、Dl・・・従動リング内径s
D2・・・従動リング外径、Do・・・収納環内壁の外
径、pt・・・流体圧力、ps・・・接面圧力、pf・
・・基礎接面圧力、B・・・受圧比。 代理人 弁理士 長崎博男 (他1名)
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、エンジンの排気ガスによって回転駆動されるタービ
ン羽根車と一体に構成された軸の他端に配設され、吸気
管を介して上記エンジンのシリンダ内へ空気或いは混合
気を圧送するコンプレッサ羽根車と、上記軸に対して垂
直な側端面を有し上記軸に固定されたシートリングと、
該シー) IJソング側端面に側端面を接触させて密封
部を形成する従動リングと、上記密封部へ所要の接面圧
力を付与すると共に上記従動リングを上記シートリング
に追従させる弾性部材と、これらの従動リング側部材を
収納する収納環と、該収納環の内壁と上記従動リングと
の気密を保持するシールリングとによって構成された過
給機の軸封装置において、上記密封部の接面圧力特性が
、上記弾性部材によって付加される基礎接面圧力pfの
値と、上記弾性部材による上記接面圧力が零のときの受
圧比B−1で定まる上記流体圧力による上記接面圧力の
最大値以下の値とを結ぶ特性として、上記流体圧力と上
記接面圧力との関係を示すグラフ上に表示されるごとく
、少なくとも上記従動リングの内径用を上記収納環内壁
の外径り、よりも小さく構成したことを特徴とする過給
機の軸封装置。 2、上記密封部における接面圧力特性が、上記従動リン
グの外径り、と上記収納環内壁の外径り。 とが等しく、上記流体圧力に無関係に実質的に一定であ
る特許請求の範囲第1項記載の過給機の軸封装置。 3、上記密封部における接面圧力特性が、上記従動リン
グの外径D2は上記収納環内壁の外径り。 よりも小さく、上記流体圧力の上昇に伴って低下する特
許請求の範囲第1項記載の過給機の軸封装置。 4、上記受圧比Bが、(DラーD家)/(D身−Dt)
によって表わされる値である特許請求の範囲第1項記載
の過給機の軸封装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP56155868A JPS5857564A (ja) | 1981-09-29 | 1981-09-29 | 過給機の軸封装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP56155868A JPS5857564A (ja) | 1981-09-29 | 1981-09-29 | 過給機の軸封装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5857564A true JPS5857564A (ja) | 1983-04-05 |
JPS6222030B2 JPS6222030B2 (ja) | 1987-05-15 |
Family
ID=15615251
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP56155868A Granted JPS5857564A (ja) | 1981-09-29 | 1981-09-29 | 過給機の軸封装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5857564A (ja) |
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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1981
- 1981-09-29 JP JP56155868A patent/JPS5857564A/ja active Granted
Patent Citations (2)
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Also Published As
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JPS6222030B2 (ja) | 1987-05-15 |
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