JPS59135002A - スキ−靴 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 足の入口を有するスキー靴に関し、特に足を靴内に緊着
し靴胴部をスキーヤーの脚下部に閉止する装置に関する
。

既知の如くこの種の靴は硬い殻部を有し、この上にスリ
ーブ部及び後部カバーがら成る胴部の少くとも一部が水
平横軸により連接される。胴部及び殻部は内靴を覆って
いる。後部カバーは胴部または硬殻部に連結された水平
横軸の周囲に回動可能であり、後方への回動時に足を前
後方向の運動により靴（内靴）内に挿入することが可能
となる。

靴がスキー用に有効でかつスキーヤ−に快適であるため
には２個の機能が必須である・即ち内部緊着装置により
靴内に踵を固定しかつ足を保持すること、及び後部カバ
ーをスリーブに緊着してスキーヤ−の脚下部に胴部を閉
止することである。既知技術に於てはこれら２個の機能
はそれぞれ独立の操作手段により達成される。

またドイツ特許出願ＤＥ−Ａ　Ｉ　２，３　１　７，４
　０　８に於ては足の緊着は靴殻部（硬くなくともよい
）またはその等個物上に保持される横軸に連接された前
部カバーを後部カバーに１端が固定されたケーブルによ
り強く閉止することにより行なわれ、また脚下部の閉止
は通常のフック装置により後部カバーを倒しスリーブ部
に固定することにより行なわれ、この際に前記ケーブル
の張力に影響が与えられる。

フランス特許出願ＦＲ２，３　４　５，０　９　７に於
ては硬殻部内への足の緊着は歯付調節具を介して後部カ
バーにｌ端が固定された牽引ケーブルにより作動される
支持具により行なわれ、また脚下部の閉止は前例と同様
にケーブルの張力に影響を与えて行なわれる。

フランス特許ＰＲ２，２７５，１．６６に於ては前方開
口を有しかつ開いた胴部を形成する側方緊着フラップを
有する靴を対象とし、従ってここで対象とする如き後部
開口型ではないが、足の緊着及び側方フラップの閉止は
カイト部材を通過しフラップをへたてる開口部の両側を
交互に通る牽引部材により行なわれる。牽引部材の端部
は２個のフラップ間に於て閉止装置に接続，される。脚
下部の閉止は緊着フラップにより構成される開いた胴部
に後部カバーを圧着する独立の部材により行なわれる。

前記と類似したフランス％許’ＦＲ１，５６８，３９７
はフラップまたはひだ部を有する従来のスキー靴と、シ
ース内を滑動するケーブルによるフラップの緊着閉止装
置を記載している。従ってこれは前方開口を足の上方に
有する靴であってスリーブ部または後部カバーを有さす
、またこの特許は硬殻部内への足の緊着及びスリーブ部
と後部カバーとから成る胴部への脚下部の閉止を解決す
るものではない。

またフランス特許ｒＲ１，４０８，６４６はひだ部を有
する従来の靴の閉止装置を提案している。

これは前方開口型で連接された胴部を有さぬ靴である他
に、足の緊着はフックと係合する複数個の牽引ケーブル
により行なわれ、また脚下部の閉止は前記と類似の全く
別個の装置により行なわれる。

前記と類似の靴についてフランス特許ＦＲ１，１１５，
２４８はこれと類似しているか一実施態様に於て２個の
機能を果す単−作動部を提案している。しかしこれはス
リーブ部と後部カバーから成る胴部を有する後方開口型
の硬殻型靴ではなく、足の緊着及び脚下部への胴部閉１
Ｆは十分には行なわれずこの場合には２種の同一の機能
が存在するきは言い難い。従って前述の解決はこの場合
には本質的には考えられない。該特許が解決しようとす
る問題は有用のブーツに対するものである。

以上の従来技術の解析から、硬殻部ならびにこれに少く
とも部分的に連接されたスリーブ部及び後部カバーから
成る胴部を有するスキー靴に於て踵部な鎖部内に固定す
るための緊着作用及び脚下部の閉止作用を単一操作の単
一部材により実現することはいずれの場合にも不可能で
ある。

本発明はこの問題に解決を与えるものである。請求範囲
記載の特徴及び利点は添付図に示す実施態様の以下の説
明から明らかとなろう。

下記の各実施例に於て同一の番号は同一または類似の部
材を示す。

図示のスキー靴は通常の如く硬い殻部ｌと踵部２を有し
、この上にスリーブ部４及び後部カバ−５から成る胴部
が水平横軸３を介して連接される。スリーブ部４は殻部
１に固定されていてよい。一般にスリーブ部は外力に応
じわずかな角度の自由度を有するよう連接される。本発
明の技術範囲に於てはスキーヤ−の足を靴（後方開口型
）内に挿入しうるように後部カバー５のみが後方に回動
を行いうるよう効果的に連接されていればよい。鎖部１
内には番号６で示す足保持装置があり、また胴部にはス
キーヤ−の脚の下部に対応するその上部に於て後部カバ
ー５を脚下部を包囲してスリーブ部４に固定するよう番
号７で示ず閉止装置が設けられる。

本発明に於ては、足保持装置６及び脚Ｆ部装置７は別個
の２種の作用を果すものであり原則として独立している
がこれらを接続する単一の牽引ケーブル８により連結さ
れている。

第１図の実施例に於てはケーブル８は単一の閉環を構成
する。該ケーブルはスキーヤ−の足の甲の上を通過して
解剖学的形状を有する甲部９を保持し横軸３の近傍好ま
しくは下方を通過したのち両１ｌｌｌ　８１１は踵方向
に向い、半円部８１０を形成して甲部９を牽引しスキー
ヤ−の踵を殻部の底面に圧着する。該両側部８１１はこ
の部分に於て殻部３の内側または外側に於て必要ならば
固定保護カバー内を通過して殻部３の踵に到り、方向を
変えて後部カバー５に設けられる固定ガイド５１内を例
えば８１２として示す如く例えば平行に通過し後部カバ
ー５の背面に沿って脚下部の閉止部７に到る。ここで両
側部は反対方向にスリーブ部４とほぼ垂直に、ｂｐちス
キーヤ−の脚に向う方向に分れ、後部カバー５の有する
カイト５２を通過して胴部の両側に於て半環部１５８１
３，８１４を形成し、そのＪｌ：側部８１５は後部カバ
ー・５の後方または内部に於て結合されてケーブル８の
単一環を構成する。上部の半環部の１者８１３はスリー
ブ部４に突起形成される（不図示の）爪と既知の方法に
より係合する。好ましくは複数個の爪が設けられて該半
環部８１３の長さ調節を可能とする。

第２の上側半環部８１４はその端部、ν１ち後部カバー
５から最も遠い部分に於て鎖錠部材１０例えば爪を有し
、これはスリーブ部４に固定された補助部側１１を有し
かつ複数個の連続段を有して締付の調節を可能としてい
る。

これら２個の部材１°・まケーブル部分８１５により接
Ｈされた半環部８１３，８１４と共に胴部をスキーヤ−
の脚下部に閉止する装置７を構成しスキーヤ−が後方に
よりかかった際て後部カバー５の保持を行なう。

上記の構成に於ては単一の鎖錠部材１ｏをスリーブ部４
の補助部材１１に対し閉止する′、東作により半環部８
１０を牽引１〜甲部９を介してスキーヤ−の踵を鎖部１
の底に圧着して足を保持しかつスキーヤ−の脚下部に対
しスリーブ部を閉止しうろことが明、らがであろう。

従来と同様にケーブル８の張力の調整は足の保持につい
てもまた脚下部の閉止に対してもスリーブ部４の爪を半
環部８１３と係合させかつ（または）段１１を鎖錠装置
１０の爪と係合させることにより行なわれる。

第２図の実施例に於てはケーブル８は閉環を形成せずそ
の両端に於て固定される。第１の端部は靴の側面に於て
、横軸３の近傍であるいはこの軸自身に固定される。ケ
ーブル８はスキーヤ−の甲部の高さに於て半環部８２０
を形成匂て甲部９と係合し、ついで横軸３の第２の側端
の近傍を通過し、ついで後部カバー５あるいは好ましく
はスリーブ部４に沿って脚下部に固定されたガイド４１
迄上昇する。

この固定カイト４１を経たのちケーブル８はほぼ直角方
向に曲り８２１で示す如゛く後部カバー５の後方を通り
、半環部８１４と同様の半環部８２４を構成し、これに
前記実施例と同じく閉止及び長さ調節を行ないうる部材
１０．１１が設けられる。この半環部８２４の端部８２
５は部分８２１と平行で８２６に於てスリーブ部４下に
係止装置４２により係止され、該装置は好ましくは複数
個の位置を有して前例の係止段と同じくケーブル８の張
力調節を補助的に容易とする作用を果す。

第３，４図は足保持装置６の変形を示すものであり、甲
部９がこれと同様にスキーヤ−の足甲部に対する接触を
分配するヘルド９３または９４に置換えられ、またケー
ブル８の半環部８１０または８２０も該ベルトに置換え
られる。第１の場合にはケーブル８及びベルト９３は第
１図に示した閉環を形成する。

第２の場合には鎖部１の底部に固定されたヘルド９４の
一端にケーブル８が取付けられ、ついて第２図に於て説
明した如く該ケーブルは横軸部３を通過しスリーブ部４
または後部カバー５に沿って上昇する。

前述の実施例の説明から本発明の装置は従来技術より製
造がはる刀・に容易であることが判ろう。また本発明装
置ははるかに効率的である。足に対する閉止しか行ない
得ない既知装置に比して踵の固定は有効でありまた足の
前部が完全に保持される。またケーブル８は柔軟で移動
の余裕があるため足に対し最善の位置を取り、即ち足の
自然な形状に沿って最短のコースを取り足の曲げひだ内
を通過し痛みの原因となる側面を通過しない。

また本発明の装置は足保持及び脚下部閉止のための操作
部材１個のみを有しており、既知技術に比して製造及び
取付けが著しく簡単である。事実ケーブル８全体はただ
１カ所に於て、νｐち第１図の例では後部カバー５に、
また第２図の例ではスリーブ部４に取付けられている。

また該ケーブルは靴の他部に対し後部カバー５またはス
リーブ部４と一諸に数例けられるが、・これは従来既知
の装置と異る。

本発明の他の特徴は足保持用及び脚下部閉止用の単一ケ
ーブル８から成る装置が所定のサイスで４０〜５０關の
範囲に於て踵の周囲長（ＰＣＴ）の変化を吸収しかつ５
０〜５Ｑｍｙｘの範囲に於て脚下部の周１ｆ目長（ＰＢ
Ｊ）を吸収しうる点にある。同一長の足に対するこの変
化は２個の上部半環部８１３，８１４の存在により、あ
るいは半環部８２４と脚下部の反対側にあるケーブル部
分８２Ｌ　８２５の存在により吸収されるものであり、
これら部分に於てケーブル８の二重部分が妥当な数の係
止段４２及び鎖錠装置１０．１１の爪と係合することに
より達成される。

いずれの場合にも単一の鎖錠装置１０の操作により長さ
調節を行うとケーブル８の牽引が行なわれ、後部カバー
５をスリーブ部４に圧着して脚下部の閉止及び踵の固定
が行われる。

次に、以上の実施例の更なる改良に係わる実施例全説明
する。

上述の実施例に係るスキー靴は、袖口（カフス）と少な
くともその一部が硬質の表皮下部１（連接された後部覆
いとで構成した胴部金倉むとともに、該表皮下部の内側
１（ある足を安定的に保持する装置ならびにスキーヤ−
のｊｌｑ１部に掛る靴の胴部を閉鎖する装置を含む。

該胴部の閉鎖装置は、その一部が、該胛部の後方を少な
くとも部分的に取巻く１本の引張ヒモを介して足保持装
置に連結され、かつ、後方をら支持する際に、靴胴部の
後部おおいを確実に保持する。

上記の実施態様では、この１本の引張ヒモ、あるいは、
少なくとも部分的に該ヒモと一体′のベルト、または、
長い綱は、硬質表皮部を覆っている胴部の関節軸、また
は、少なくとも後一部覆いの下部近傍にある足の各側面
を通ってスキーヤ−の足首の上部を取巻く。この装置は
、得られた技術的成果に関する限り、完全に満足すべき
ものである。しかしながら、足首の周りのヒモの通過経
路は、比較的長く、また、表皮内の足金安定的に支持す
るという性能にもかかわらず、その性能に何らの損失を
も生じさせないで、短縮するか、あるいは、単純化する
か、または、その両方を行うことができるようにする必
要があるように思われる。このことが、以下の実施例に
おいて、上述の実施例を包含するような総括的な定義か
ら逸脱することなしに解決しようと口論んでいる間曙点
である。

以下の実施例を包含する総括的定義のｔｌ？、徴ならび
にそれらに固有の利点は、以下に説明するいくつかの実
施態様の記載、ならびに理解を助けるための第５図乃至
第９図を参照することにより明らかとなるであろう。

以下の記述で使用する参照番号は、可能な限り、先の実
施例に対応する部分については先の番号に１００を加え
た番号で示し、同−又は類似の構成部分についての記載
に関しては再度説明しないこととする。

図示の実施例において、横方自の関節軸１０３（第７図
）近傍、あるいは、該関節軸１０３自体（第５図、第６
図、第８図および第９図）に固定されたヒモ１０８は、
貝殻状コルセット部材１．０９に支持されているスキー
ヤ−の足解ヒに延びているが、該足首全敗響くように該
関節軸１０３の他端へ再降下させる代りに、反対側（（
配設され、かつ、胛部と同じ高さにある固定案内部１４
１により、袖口（カフス）１０４からそれるようにする
。

この配置に、Ｊ−リ、特に貝殻状コルセット部材１０９
あるいはバンドを使用する際、該表皮１０１内に足をし
っが９と保持することができるだけではなく、靴の側面
の仕切壁（特に、足の内部側面）Ｋ対して足全締めっけ
るという別の利点を生じさせることもできる。

第５図１（示す実施態様において、固定案内部１４１の
終端にあるヒモ１０８は、先の実　　　□施例である第
２図に示したものと類似の通過経路ｋｆｙ−どろ。すな
わち、固定案内部１４１と同一側にある袖口１０４によ
って相持される固定点１４２に固定されるに到る前に、
スキーヤ−の脚の軸に対して、はＸ′垂直に、該後部覆
い１０５上にあるセミ・バックル部材８３０を通過する
。

第８図と第９図の実施態様１．７おいて、固定案内部１
４１の終端にあるヒモ１０８は、後部覆い１０５の背部
上にセミ・バックルを形成するに先立ち、該後部覆い１
０５の背部に向って延び、７１！部の下で、しかも脚の
軸に対しては一′乎行疋、これに担持される少なくとも
第１の案内部１５３内を通過する。ついで、該ヒモ１０
８は、同様に該１ｉ！！！部と同じ高さにある後部覆い
１０５によって担持されている少なくとも第２の案内部
１５４を通過し、該固定案内部１４１０反対側にある固
定点１４２まで、該袖口１０４の前面部に向って延びる
。

以上に示した本発明による２つの実施態様において、該
袖口１０４上のヒモ１０８’に固定する手段は第４図ま
での先の実施例のものと同一であり、また、調節可能で
あってもなくてもよい。セミ・バックル８３０．８４０
と結合した閉鎖装置１０７についても同様である。従っ
て、その構造について繰返し述べる必−要はない。しか
しながら、先の実施例と比較してヒモ１０８の通過経路
が非常に単純化されているので、従来の止め４’Ｕとか
、引張レバー全除去して、自動巻上げによる閉鎖装置を
考えることが全（可能となる。

既に述べたように、袖口１０４上のヒモ１０８の固定装
置１４２は調節可能である。　゛関節軸１０３近傍のヒ
モ１０８の他端についても同様とすることができる。こ
のようにして第６図は軸１０３が通過する先端孔全示し
、従って調節可能であるのに対し、第７図は軸１０３の
近傍で調節可能な固定状態全示し、その場合、ヒモ１０
８の先端を、表皮１０１の選択された場所に配置可能な
連続する溝孔に、入りこませることができる。

以上提案した解決方法において、ヒモ１０８の最下部に
、スキーヤ−の足首上に掛っているヒモ１０８を引張る
ことによって接触圧を分配するバンド（先の第３図の部
材９３のようなもの）全代用している先の実施例の装置
をも同様に採用できることは明白である。

４図面の簡単な説明１、 第１図は本発明の第１実施例を示す図、第２図は本発明
の第２実施例を示す図、第３図と第４図（後者は部分図
）は本発明の２変形例を足の緊着作用に関連して示す図
、第５図は明瞭のためにその一部を切開いた、本発明の
第３の実施例を示す斜視図、第６図と第７図は表１・＝
との関節軸近傍に対して１本のヒモを固定するための２
つの可能性を示す部分斜視図、第８図と第９図は第４の
実施例を示す夫つ一部切開斜視図と概略的な断面図であ
る。

〔主要部分の符号の説明〕

スリーブ部　　　　　　　・・・４ 後部カバー　　　　　　　・・・５ 牽引を−プル　　　　　　・・・８ 牽引ケーブルの一部　　・・−８１３，８１４，８１５
ＦＩＧ、　１ 昌１１ ＦＩＧ、２ １すｄ ＦＩＧ、　８ 手続補正書 昭和５９年６月１日 特許庁長官　若杉和夫　殿 １事件の表示昭和５８年　特許願第２２７１１９”２　
発明の名称 スキー靴 ３　補正をする者 事件との関係　　　　特許出願人 ４、代理人 ５、補正の対象　　　　「　明　　細　　書　」６、補
正の内容　　別紙のとおり （明細書の浄書内容に変更なし）

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、　スリーブ部４と後部カバー５とから成る胴部な有
   し、少くともその一部が硬殻部１に対し連接され、該殻
   部１内に足保持装置６を有しさらにスキーヤ−の脚下部
   に胴部な閉止する装置７を有する後方開口型スキー靴に
   於て、胴部の閉止装置７が足保持装Ｍ６に単一の牽引ケ
   ーフル８により連’ｌｉｔ！ｉされ、その一部８１３，
   ８］、４．８１５が脚下部の後面の少くとも一部を包囲
   し後方への負荷時に胴部の後部カバー５の保持を行うこ
   とを特徴とするスキー靴。 ２、単一牽引ケーブル８がスキーヤ−の足甲部上を通る
   下側半環部８１０を形成したのちスキーヤ−の踵後部を
   通る部分８１１となり後部カバー５に沿って上昇し８１
   ２共通部分８１５により連結された２個の対向する上側
   半環部８１３，８１４を構成する閉環を形成し、２個の
   該半環部８１３，８１４がそれぞれスリーブ部４の保持
   する少くとも′ＩＪ＠の側方係止部材及びスキーヤ−の
   脚下部に於てスリーブ部４の保持する補助部材１１と係
   合する少くとも１個の鎖錠部材１０と係合することを特
   徴とする特許請求の範囲第１項記載のスキー靴。 ６　半環部８１０から延びる２個の部分８１１が横軸３
   の近傍を通過することを特徴とする特許請求の範囲第２
   項記載のスキー靴。 ４　半環部８１０から姑びる２個の部分８１１が後部カ
   バー５の踵部に設げられる固定カイト５１を通過するこ
   とを特徴とする特許請求の範囲第２項または第３項記載
   のスキー靴。 ５　脚下部に於て後部カバー５に沿って走るケーブル部
   分８１２がそれぞれ該カバー５の保持する固定カイト５
   ２を通過することを特徴とする特許請求の範囲第３項記
   載のスキー靴。 ６　上側半環部の１者８１３がスリーブ部４の有する係
   止装置と係合し、他者がスリーブ部４の有する補助部材
   １１と係合する鎖錠部材１０を有することを特徴とする
   特許請求の範囲第２項乃至第５項のいずれ力・に記載の
   スキー靴。 ７　単一の牽引ケーブル８が１端に於て横軸３の近傍に
   固定され、スキーヤ−の足甲部上を通る下側半環部８２
   ０を形成し、ついで横軸３の近傍を再び通り、スリーブ
   部４または後部カバー５に沿って上昇して固定カイト４
   １に到り、ついで後部カバー５の背面を通過して８２１
   脚下部に於てスリーブ部４の有する補助部材１１と係合
   する鎖錠部材１０を有する上側半環部８２４を形成し、
   さらに後部カバー５の背面を通、過する部分８２５を有
   して端部８２６に於てスリーブ部４の有する係止装置４
   ２に固定されるごとを特徴とする特許請求の範囲第１項
   記載のスキー靴。 ８　下側半環部８１０，８２０に於てこれに対応するケ
   ーブル部分８が該ケーブル８の牽引による接触圧をスキ
   ーヤ−の足甲部上に加えるベルト９３．９４により置換
   えられることを特徴とする特許請求の範囲第２項乃至第
   ７項のいずれかに記載のスキー靴。