JPH0352961B2 - - Google Patents
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- JPH0352961B2 JPH0352961B2 JP58227119A JP22711983A JPH0352961B2 JP H0352961 B2 JPH0352961 B2 JP H0352961B2 JP 58227119 A JP58227119 A JP 58227119A JP 22711983 A JP22711983 A JP 22711983A JP H0352961 B2 JPH0352961 B2 JP H0352961B2
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- JP
- Japan
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- cable
- rear cover
- sleeve
- skier
- ski
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- 230000014759 maintenance of location Effects 0.000 claims description 10
- 230000001174 ascending effect Effects 0.000 claims 1
- 210000002683 foot Anatomy 0.000 description 37
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 3
- 230000008901 benefit Effects 0.000 description 2
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- 101100273797 Caenorhabditis elegans pct-1 gene Proteins 0.000 description 1
- 210000003423 ankle Anatomy 0.000 description 1
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 1
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 1
- 230000001681 protective effect Effects 0.000 description 1
- 230000000717 retained effect Effects 0.000 description 1
- 238000004804 winding Methods 0.000 description 1
Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A43—FOOTWEAR
- A43B—CHARACTERISTIC FEATURES OF FOOTWEAR; PARTS OF FOOTWEAR
- A43B5/00—Footwear for sporting purposes
- A43B5/04—Ski or like boots
- A43B5/0427—Ski or like boots characterised by type or construction details
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A43—FOOTWEAR
- A43B—CHARACTERISTIC FEATURES OF FOOTWEAR; PARTS OF FOOTWEAR
- A43B5/00—Footwear for sporting purposes
- A43B5/04—Ski or like boots
- A43B5/0427—Ski or like boots characterised by type or construction details
- A43B5/048—Rear-entry skiboots
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A43—FOOTWEAR
- A43C—FASTENINGS OR ATTACHMENTS OF FOOTWEAR; LACES IN GENERAL
- A43C11/00—Other fastenings specially adapted for shoes
- A43C11/16—Fastenings secured by wire, bolts, or the like
Landscapes
- Health & Medical Sciences (AREA)
- General Health & Medical Sciences (AREA)
- Physical Education & Sports Medicine (AREA)
- Footwear And Its Accessory, Manufacturing Method And Apparatuses (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は硬質のシエル(靴本体)低部を有し、
かつ、後方から足を挿入する型式のスキー靴に関
し、更に詳しくは、足を靴内で緊締するとともに
靴胴部をスキーヤーの脚低部上で閉鎖する装置に
関する。
かつ、後方から足を挿入する型式のスキー靴に関
し、更に詳しくは、足を靴内で緊締するとともに
靴胴部をスキーヤーの脚低部上で閉鎖する装置に
関する。
公知の如く、この種の靴は硬質の靴本体低部を
含み、この上にスリーブ及び後部カバーから成る
胴部の少くとも一部が水平横断方向軸によりヒン
ジ連結される。胴部及び靴本体低部は内靴(イン
ナー・ブーツ)を収容している。後部カバー自体
は、後方から前方への運動において足を靴(即
ち、内靴)内に挿入可能とするため後方に向けて
傾動できるよう、胴部または硬質本体低部に接合
された水平横断方向軸の周りにヒンジ連結されて
いる。スキーをするために、また、スキーヤーの
履き心地のために靴の装着を効果的に行なうには
2つの機能が確保されねばならない。即ち、(1)内
部緊締装置により靴内で踵を固定しかつ足を保持
すること、及び(2)後部カバーをスリーブに緊縛し
てスキーヤーの脚低部に対して胴部を閉鎖するこ
とである。公知技術の現況において、これら2つ
の機能は独立別個の操作部材により互に独立して
行なわれる。
含み、この上にスリーブ及び後部カバーから成る
胴部の少くとも一部が水平横断方向軸によりヒン
ジ連結される。胴部及び靴本体低部は内靴(イン
ナー・ブーツ)を収容している。後部カバー自体
は、後方から前方への運動において足を靴(即
ち、内靴)内に挿入可能とするため後方に向けて
傾動できるよう、胴部または硬質本体低部に接合
された水平横断方向軸の周りにヒンジ連結されて
いる。スキーをするために、また、スキーヤーの
履き心地のために靴の装着を効果的に行なうには
2つの機能が確保されねばならない。即ち、(1)内
部緊締装置により靴内で踵を固定しかつ足を保持
すること、及び(2)後部カバーをスリーブに緊縛し
てスキーヤーの脚低部に対して胴部を閉鎖するこ
とである。公知技術の現況において、これら2つ
の機能は独立別個の操作部材により互に独立して
行なわれる。
また、ドイツ特許出願(DE−A1)第2317408
号において、足の緊締はシエル(靴本体)低部
(この場合には硬質ではない)またはそれと同等
物によつて担持された横断方向軸の周りにヒンジ
連結された前部カバーを、その一端が後部カバー
に連結固定された引張用ケーブルにより、多かれ
少なかれ強く閉鎖することにより行なわれ、また
脚低部の閉鎖は通常のフツク装置により後部カバ
ーを折り返してスリーブに固定することにより行
なわれる。この折り返し操作は、同時に、前記ケ
ーブルに引張力を及ぼす。
号において、足の緊締はシエル(靴本体)低部
(この場合には硬質ではない)またはそれと同等
物によつて担持された横断方向軸の周りにヒンジ
連結された前部カバーを、その一端が後部カバー
に連結固定された引張用ケーブルにより、多かれ
少なかれ強く閉鎖することにより行なわれ、また
脚低部の閉鎖は通常のフツク装置により後部カバ
ーを折り返してスリーブに固定することにより行
なわれる。この折り返し操作は、同時に、前記ケ
ーブルに引張力を及ぼす。
フランス特許出願第2345097号において、硬質
靴本体低部内での足の緊締は切欠付き調節装置を
介してその一端が後部カバーに連結固定された引
張用ケーブルにより付勢される保持部材により行
なわれ、また脚低部の閉鎖は前例と同様に行なわ
れ、同じくケーブルに引張力を及ぼす。
靴本体低部内での足の緊締は切欠付き調節装置を
介してその一端が後部カバーに連結固定された引
張用ケーブルにより付勢される保持部材により行
なわれ、また脚低部の閉鎖は前例と同様に行なわ
れ、同じくケーブルに引張力を及ぼす。
フランス特許第2275166号において、前方開口
型で、かつ、側方緊締用フラツプを有する靴は開
いた胴部を形成し、従つて、ここで対象とするよ
うな後部開口型ではないが、足の緊締及び側方フ
ラツプの閉鎖は、案内部材を通過し、かつ、該フ
ラツプを分離する開口部の両側から交互に延びる
引張部材により行なわれる。該引張部材の端部は
2個のフラツプ間でそれらを閉鎖する装置に接続
される。脚低部の閉鎖は緊締用フラツプで構成さ
れる開いた胴部に後部カバーを緊縛する独立別個
の部材により行なわれる。
型で、かつ、側方緊締用フラツプを有する靴は開
いた胴部を形成し、従つて、ここで対象とするよ
うな後部開口型ではないが、足の緊締及び側方フ
ラツプの閉鎖は、案内部材を通過し、かつ、該フ
ラツプを分離する開口部の両側から交互に延びる
引張部材により行なわれる。該引張部材の端部は
2個のフラツプ間でそれらを閉鎖する装置に接続
される。脚低部の閉鎖は緊締用フラツプで構成さ
れる開いた胴部に後部カバーを緊縛する独立別個
の部材により行なわれる。
前記と類似するフランス特許第1568397号はシ
ース内を滑動するケーブルによるフラツプの緊締
閉鎖装置とともにフラツプまたはすそ部を有する
従来のスキー靴を開示している。従つて、この特
許は足の上方で開く前方挿入型でスリーブも後部
カバーも有しない靴に関するもので、硬質靴本体
低部内での足の緊締及びスリーブと後部カバーと
から成る胴部への脚低部の閉鎖に対する問題解決
を提案するものではない。
ース内を滑動するケーブルによるフラツプの緊締
閉鎖装置とともにフラツプまたはすそ部を有する
従来のスキー靴を開示している。従つて、この特
許は足の上方で開く前方挿入型でスリーブも後部
カバーも有しない靴に関するもので、硬質靴本体
低部内での足の緊締及びスリーブと後部カバーと
から成る胴部への脚低部の閉鎖に対する問題解決
を提案するものではない。
また、フランス特許第1408646号もフラツプを
有する従来の靴閉鎖装置を提案している。前方開
口型でかつヒンジ連結された胴部を有しない靴に
関するものであることを除き、足の緊締はフツク
と協働する複数本の引張用外部ケーブルにより行
なわれ、また脚低部の閉鎖は、厳密に言えば、前
記と類似の全く独立別個の装置により行なわれ
る。
有する従来の靴閉鎖装置を提案している。前方開
口型でかつヒンジ連結された胴部を有しない靴に
関するものであることを除き、足の緊締はフツク
と協働する複数本の引張用外部ケーブルにより行
なわれ、また脚低部の閉鎖は、厳密に言えば、前
記と類似の全く独立別個の装置により行なわれ
る。
前記と類似の型式の靴について、フランス特許
第1115248号はその一実施態様において2つの機
能を果すための単一の操作部材を有する全く類似
の問題解決を提案している。しかしながら、この
特許はスリーブと後部カバーから成る胴部を有す
る硬質シエルを備えた後方挿入型の靴に関するも
のではないので、足の緊締及び脚低部に対する胴
部の閉鎖という問題はこの場合には実際に生じ
ず、従つて二種の同一の機能が存在するとは言い
難い。それ故、上記特許で推奨された解決方法
は、この場合には、本腰を入れて検討するには値
しない。この特許が解決しようとする問題は、結
局のところ、胴部を有する街用のブーツに関する
ものである。
第1115248号はその一実施態様において2つの機
能を果すための単一の操作部材を有する全く類似
の問題解決を提案している。しかしながら、この
特許はスリーブと後部カバーから成る胴部を有す
る硬質シエルを備えた後方挿入型の靴に関するも
のではないので、足の緊締及び脚低部に対する胴
部の閉鎖という問題はこの場合には実際に生じ
ず、従つて二種の同一の機能が存在するとは言い
難い。それ故、上記特許で推奨された解決方法
は、この場合には、本腰を入れて検討するには値
しない。この特許が解決しようとする問題は、結
局のところ、胴部を有する街用のブーツに関する
ものである。
以上で分析した従来技術から、靴本体および該
靴本体低部に少くとも部分的にヒンジ連結された
スリーブ及び後部カバーを有する胴部から成る後
部挿入型スキー靴において、踵部を靴本体内で固
定するため足部を緊締する作用と脚低部を閉鎖す
る作用とを単一の操作部材を有する単一の手段に
より実現することはいずれの場合にも不可能とい
うことになる。
靴本体低部に少くとも部分的にヒンジ連結された
スリーブ及び後部カバーを有する胴部から成る後
部挿入型スキー靴において、踵部を靴本体内で固
定するため足部を緊締する作用と脚低部を閉鎖す
る作用とを単一の操作部材を有する単一の手段に
より実現することはいずれの場合にも不可能とい
うことになる。
本発明になる提案はこの問題に対する解決を与
えるためのものである。特許請求の範囲に記載さ
れた特徴及びそれらの特定の利点は以下の実施態
様の説明から明らかとなるであろうし、また、そ
の説明を理解するためには、添付の図面を参照さ
れたい。
えるためのものである。特許請求の範囲に記載さ
れた特徴及びそれらの特定の利点は以下の実施態
様の説明から明らかとなるであろうし、また、そ
の説明を理解するためには、添付の図面を参照さ
れたい。
下記の各種実施態様において、同一の番号は同
一または類似の部材を示す。
一または類似の部材を示す。
図示のスキー靴は常套的に靴底部2を有する硬
質の靴本体(シエル)低部1を含み、この上にス
リーブ4及び後部カバー5から成る胴部が水平横
断軸3の周りにヒンジ連結される。スリーブ4は
靴本体低部1に固定されていてもよい。一般に、
スリーブは付勢力によりわずかな角度的自由度を
有するようヒンジ連結される。本発明の技術範囲
によれば、スキーヤーの足を靴(後方挿入型)内
に挿入するため後部カバー5のみが後方に傾動で
きるよう効果的にヒンジ連結されていればよい。
靴本体1内部には足保持装置6があり、また、胴
部にはスキーヤーの脚低部に対応するその上部分
において、後部カバー5を脚低部の周囲でスリー
ブ4に固定する閉鎖装置7が設けられる。
質の靴本体(シエル)低部1を含み、この上にス
リーブ4及び後部カバー5から成る胴部が水平横
断軸3の周りにヒンジ連結される。スリーブ4は
靴本体低部1に固定されていてもよい。一般に、
スリーブは付勢力によりわずかな角度的自由度を
有するようヒンジ連結される。本発明の技術範囲
によれば、スキーヤーの足を靴(後方挿入型)内
に挿入するため後部カバー5のみが後方に傾動で
きるよう効果的にヒンジ連結されていればよい。
靴本体1内部には足保持装置6があり、また、胴
部にはスキーヤーの脚低部に対応するその上部分
において、後部カバー5を脚低部の周囲でスリー
ブ4に固定する閉鎖装置7が設けられる。
本発明の教示によれば、足保持装置6及び脚低
部閉鎖装置7は、別個の2種の作用を確実に行な
い、かつ、原則として独立しているが、これら両
者を接続する単一の引張ケーブル8を介して連結
されている。
部閉鎖装置7は、別個の2種の作用を確実に行な
い、かつ、原則として独立しているが、これら両
者を接続する単一の引張ケーブル8を介して連結
されている。
第1図の実施例において、ケーブル8は単一の
閉ループを構成する。該ケーブル8は、解剖学的
形状の貝殻状コルセツト部9を保持しながらスキ
ーヤーの足甲部上を通過し、更に、横断方向軸3
近傍(好ましくはその下方)を通過する。その
後、該ケーブルの2本の線條部分811は、靴本
体低部1の底部にスキーヤーの踵を固定するた
め、該貝殻状コルセツト部9を引き寄せる半ルー
プ部810を形成するようにして、該踵部に向つ
て遠ざかつて行く。靴本体2の内側または外側
で、あるいは、場合により固定保護カバー内で、
この高さで移行でき、該靴本体低部3の踵部に到
達した2本の線條部分811は、後部カバー5に
担持された固定案内部51内を通過する際その方
向を変えて、例えば、該後部カバー5の背面部分
に沿つて参照番号812で示すように互に平行に
脚低部の閉鎖位置7まで走行する。この箇所で、
該線條部分812はスリーブ4の全般的方向、従
つて、スキーヤーの脚部方向に対してほぼ垂直
に、互に反対方向に進路を変えると同時に後部カ
バー5に設けられた案内部52を通過して胴部の
両側で2つの半ループ部813,814を形成し
ようとし、それぞれの上側線條部分815は後部
カバー5の後方あるいはその中で再結合して該ケ
ーブル8が形成する単一の大きなループを閉じ
る。上部の半ループ部の一方813はスリーブ4
によつて担持される端部(図示せず)と公知の方
法により協働して該端部を一周する。特に、複数
個の端部を設けて該半ループ部813の長さを調
節できるようにするのがよい。第二の上側半ルー
プ部814はその端部、すなわち、後部カバー5
から最も遠い部分において、スリーブ4に固定さ
れ、かつ、締付の調節を可能にする一連の複数個
の切欠き部を有する補助部材11と協働する鎖錠
部材10(例えばフツク)を担持する。これら2
個の部材は、ケーブル部分815により接続され
た半ループ部813,814と共に、スキーヤー
の脚低部に対する胴部の閉鎖装置7を構成してス
キーヤーが後方に反りかえる際後部カバー5の保
持を確実に行なう。
閉ループを構成する。該ケーブル8は、解剖学的
形状の貝殻状コルセツト部9を保持しながらスキ
ーヤーの足甲部上を通過し、更に、横断方向軸3
近傍(好ましくはその下方)を通過する。その
後、該ケーブルの2本の線條部分811は、靴本
体低部1の底部にスキーヤーの踵を固定するた
め、該貝殻状コルセツト部9を引き寄せる半ルー
プ部810を形成するようにして、該踵部に向つ
て遠ざかつて行く。靴本体2の内側または外側
で、あるいは、場合により固定保護カバー内で、
この高さで移行でき、該靴本体低部3の踵部に到
達した2本の線條部分811は、後部カバー5に
担持された固定案内部51内を通過する際その方
向を変えて、例えば、該後部カバー5の背面部分
に沿つて参照番号812で示すように互に平行に
脚低部の閉鎖位置7まで走行する。この箇所で、
該線條部分812はスリーブ4の全般的方向、従
つて、スキーヤーの脚部方向に対してほぼ垂直
に、互に反対方向に進路を変えると同時に後部カ
バー5に設けられた案内部52を通過して胴部の
両側で2つの半ループ部813,814を形成し
ようとし、それぞれの上側線條部分815は後部
カバー5の後方あるいはその中で再結合して該ケ
ーブル8が形成する単一の大きなループを閉じ
る。上部の半ループ部の一方813はスリーブ4
によつて担持される端部(図示せず)と公知の方
法により協働して該端部を一周する。特に、複数
個の端部を設けて該半ループ部813の長さを調
節できるようにするのがよい。第二の上側半ルー
プ部814はその端部、すなわち、後部カバー5
から最も遠い部分において、スリーブ4に固定さ
れ、かつ、締付の調節を可能にする一連の複数個
の切欠き部を有する補助部材11と協働する鎖錠
部材10(例えばフツク)を担持する。これら2
個の部材は、ケーブル部分815により接続され
た半ループ部813,814と共に、スキーヤー
の脚低部に対する胴部の閉鎖装置7を構成してス
キーヤーが後方に反りかえる際後部カバー5の保
持を確実に行なう。
上記の配置構成によれば、スリーブ4により担
持された補助部材11に対する単一鎖錠部材10
の閉鎖操作により半ループ部810を同時に引つ
張つて貝殻状コルセツト部9を介して足部を確実
に保持するとともにスキーヤーの踵を靴本体低部
1の底に固定し、かつ、スキーヤーの脚低部に対
しスリーブの閉鎖を確実に行なうことが明らかで
ある。従来と同様に、ケーブル8の張力を調整す
る力は、足部の保持についても、また、脚低部の
閉鎖についても、スリーブ4に担持された端部に
作用を及ぼすとともに半ループ部813と協働す
るか、あるいは、鎖錠装置10の1又は複数個の
フツクと協働する切欠き部11に作用を及ぼす
か、または、その両方の作用を及ぼすことにより
引き起こされる。
持された補助部材11に対する単一鎖錠部材10
の閉鎖操作により半ループ部810を同時に引つ
張つて貝殻状コルセツト部9を介して足部を確実
に保持するとともにスキーヤーの踵を靴本体低部
1の底に固定し、かつ、スキーヤーの脚低部に対
しスリーブの閉鎖を確実に行なうことが明らかで
ある。従来と同様に、ケーブル8の張力を調整す
る力は、足部の保持についても、また、脚低部の
閉鎖についても、スリーブ4に担持された端部に
作用を及ぼすとともに半ループ部813と協働す
るか、あるいは、鎖錠装置10の1又は複数個の
フツクと協働する切欠き部11に作用を及ぼす
か、または、その両方の作用を及ぼすことにより
引き起こされる。
第2図の実施例において、単一のケーブル8は
閉ループを形成せず、その両端で固定される。第
一の端部は、靴の一側面上で、横断方向軸3の通
路近傍、あるいは、この軸自身に位置している。
その際、ケーブル8は高所を通つてスキーヤーの
足甲部を囲むとともに解剖学的形状の貝殻状コル
セツト部9と協働する半ループ部820を形成
し、ついで、横断方向軸3の第二側端近傍を再び
通過してから後部カバー5、あるいは、好ましく
はスリーブ4に沿つて脚低部の高さに固定された
案内部41まで上昇する。この固定案内部41を
経たのち、ケーブル8はほぼ垂直方向に曲り、8
21で示す如く後部カバー5の後方を通つて、半
ループ部814と同様で、かつ、前記実施例と同
じく閉鎖及び長さの調節を行ないうる部材10,
11を備えた半ループ部824を形成する。この
半ループ部824は線條部分821と平行で、か
つ、その端部が826においてスリーブ4上で、
好ましくは複数個の位置で、係止装置42により
固定される線條部分825で終端し、前述の実施
態様で説明した固定端子の場合と同じくケーブル
8の張力を調節する補助的機能を付与する。
閉ループを形成せず、その両端で固定される。第
一の端部は、靴の一側面上で、横断方向軸3の通
路近傍、あるいは、この軸自身に位置している。
その際、ケーブル8は高所を通つてスキーヤーの
足甲部を囲むとともに解剖学的形状の貝殻状コル
セツト部9と協働する半ループ部820を形成
し、ついで、横断方向軸3の第二側端近傍を再び
通過してから後部カバー5、あるいは、好ましく
はスリーブ4に沿つて脚低部の高さに固定された
案内部41まで上昇する。この固定案内部41を
経たのち、ケーブル8はほぼ垂直方向に曲り、8
21で示す如く後部カバー5の後方を通つて、半
ループ部814と同様で、かつ、前記実施例と同
じく閉鎖及び長さの調節を行ないうる部材10,
11を備えた半ループ部824を形成する。この
半ループ部824は線條部分821と平行で、か
つ、その端部が826においてスリーブ4上で、
好ましくは複数個の位置で、係止装置42により
固定される線條部分825で終端し、前述の実施
態様で説明した固定端子の場合と同じくケーブル
8の張力を調節する補助的機能を付与する。
第3図及び第4図は足保持装置6の変形態様を
示すもので、解剖学的形状の貝殻状コルセツト部
9は、必要不可欠のものではないけれども、ベル
ト93または94で置き換えることができる。該
ベルトはスキーヤーの足甲部に対する接触圧を分
配するものであるが、同様に、ケーブル8の半ル
ープ部810または820の代りとなるものであ
る。第一の態様の場合、ケーブル8とベルト93
とで第1図に示した完全な閉ループを形成する。
第二の態様の場合、ケーブル8は、靴本体低部1
に固定されたベルト94の一側面にその第一の端
部を取付固定してから、第1図および第2図を参
照して説明したように、横断方向軸3のレベルを
通過し、スリーブ4または後部カバー5に沿つて
上昇する。
示すもので、解剖学的形状の貝殻状コルセツト部
9は、必要不可欠のものではないけれども、ベル
ト93または94で置き換えることができる。該
ベルトはスキーヤーの足甲部に対する接触圧を分
配するものであるが、同様に、ケーブル8の半ル
ープ部810または820の代りとなるものであ
る。第一の態様の場合、ケーブル8とベルト93
とで第1図に示した完全な閉ループを形成する。
第二の態様の場合、ケーブル8は、靴本体低部1
に固定されたベルト94の一側面にその第一の端
部を取付固定してから、第1図および第2図を参
照して説明したように、横断方向軸3のレベルを
通過し、スリーブ4または後部カバー5に沿つて
上昇する。
前述の実施例の説明から、本発明の装置は従来
技術より製造がはるかに容易であることが判る。
また、本発明の装置は遥かに効率的である。すな
わち、実際には足に対する閉鎖しか行ない得ない
既存の装置に比して、踵の固定が有効に行なわ
れ、また、足部と爪先部が完全に保持される。そ
の上、ケーブル8は柔軟で移動の余裕があるた
め、足に対して最善の位置、すなわち、足の曲げ
ひだ内でスキーヤーの足に固有な形状に応じた最
短の経路に合致し、痛みの原因となる側面には合
致しない位置を取る。
技術より製造がはるかに容易であることが判る。
また、本発明の装置は遥かに効率的である。すな
わち、実際には足に対する閉鎖しか行ない得ない
既存の装置に比して、踵の固定が有効に行なわ
れ、また、足部と爪先部が完全に保持される。そ
の上、ケーブル8は柔軟で移動の余裕があるた
め、足に対して最善の位置、すなわち、足の曲げ
ひだ内でスキーヤーの足に固有な形状に応じた最
短の経路に合致し、痛みの原因となる側面には合
致しない位置を取る。
また、足保持ならびに脚低部閉鎖のための単一
の操作部材を有する本発明の装置は公知技術に比
して製造及び取付けが著しく簡単である。事実、
ケーブル8の回路全体はただ1個の部材に(すな
わち、第1図の態様では後部カバー5に、また、
第2図の態様ではスリーブ4に)接続されてい
る。また、靴のその他の部分に対する該ケーブル
取付けは後部カバー5またはスリーブ4の取付け
と同時に行なわれるが、これは従来公知の装置と
異る。
の操作部材を有する本発明の装置は公知技術に比
して製造及び取付けが著しく簡単である。事実、
ケーブル8の回路全体はただ1個の部材に(すな
わち、第1図の態様では後部カバー5に、また、
第2図の態様ではスリーブ4に)接続されてい
る。また、靴のその他の部分に対する該ケーブル
取付けは後部カバー5またはスリーブ4の取付け
と同時に行なわれるが、これは従来公知の装置と
異る。
本発明の他の特徴は、足保持用及び脚低部閉鎖
用の単一ケーブル8を有する装置が、通常は一定
のサイズに対して、40〜50mmの範囲にある踵の周
囲長(PCT−pe´rime`tre crurt de talon)の変化
と50〜60mmの範囲にある脚低部の周囲長(PBJ−
pe´rime`tre de bas de jambe)の変化を同時に
吸収しうる点にある。これらの箇所には適宜な限
定数のフツク端子42及び鎖錠装置10,11の
切欠きと協働するケーブル8の二重線條部分があ
るため、同一長の足に対するこの変化は、2個の
上側半ループ部813,814により、あるい
は、半ループ部824と脚低部の反対側にあるケ
ーブルの2本の線條部分821,825により容
易に分担される。
用の単一ケーブル8を有する装置が、通常は一定
のサイズに対して、40〜50mmの範囲にある踵の周
囲長(PCT−pe´rime`tre crurt de talon)の変化
と50〜60mmの範囲にある脚低部の周囲長(PBJ−
pe´rime`tre de bas de jambe)の変化を同時に
吸収しうる点にある。これらの箇所には適宜な限
定数のフツク端子42及び鎖錠装置10,11の
切欠きと協働するケーブル8の二重線條部分があ
るため、同一長の足に対するこの変化は、2個の
上側半ループ部813,814により、あるい
は、半ループ部824と脚低部の反対側にあるケ
ーブルの2本の線條部分821,825により容
易に分担される。
いずれの場合にも、長さを調節して、単一のケ
ーブル8を引張つて単一の鎖錠装置10を操作す
ると、後部カバー5をスリーブ4に押圧して脚低
部の閉鎖及び踵の固定が確実に行われる。
ーブル8を引張つて単一の鎖錠装置10を操作す
ると、後部カバー5をスリーブ4に押圧して脚低
部の閉鎖及び踵の固定が確実に行われる。
上述の実施例に係るスキー靴は、スリーブと少
なくとも一部分が硬質の靴本体低部にヒンジ連結
された後部カバーとで構成した胴部を含むととも
に、該靴本体低部の内部で足を保持する装置なら
びにスキーヤーの脚低部(脛部)に対して靴胴部
を閉鎖する装置を含む。該胴部の閉鎖装置は、そ
の一部が該脚低部の後方を少なくとも部分的に取
巻き、かつ、後方へ反り返る際に靴胴部の後部カ
バーを確実に保持する単一の引張ケーブルを介し
て足保持装置に連結される。
なくとも一部分が硬質の靴本体低部にヒンジ連結
された後部カバーとで構成した胴部を含むととも
に、該靴本体低部の内部で足を保持する装置なら
びにスキーヤーの脚低部(脛部)に対して靴胴部
を閉鎖する装置を含む。該胴部の閉鎖装置は、そ
の一部が該脚低部の後方を少なくとも部分的に取
巻き、かつ、後方へ反り返る際に靴胴部の後部カ
バーを確実に保持する単一の引張ケーブルを介し
て足保持装置に連結される。
上記の実施態様では、この単一の引張ケーブ
ル、あるいは、少なくとも部分的に該ケーブルと
一体であるか、または、それから延びる1本のベ
ルトは、硬質靴本体低部上に設けた胴部のヒンジ
連結軸近傍、あるいは、少なくとも後部カバーの
下部近傍にある足の両側面を通つてスキーヤーの
足甲部の上方を取巻く。この配置構成は得られる
技術的成果に関する限り、完全に満足すべきもの
である。しかしながら、足甲部を取巻くケーブル
の通過経路は比較的長いので、靴本体内での足保
持の性能に何らの損失も生じさせないで、短縮す
るか、あるいは、単純化するか、または、その両
方を行うことができるようにする必要があるよう
に思われる。
ル、あるいは、少なくとも部分的に該ケーブルと
一体であるか、または、それから延びる1本のベ
ルトは、硬質靴本体低部上に設けた胴部のヒンジ
連結軸近傍、あるいは、少なくとも後部カバーの
下部近傍にある足の両側面を通つてスキーヤーの
足甲部の上方を取巻く。この配置構成は得られる
技術的成果に関する限り、完全に満足すべきもの
である。しかしながら、足甲部を取巻くケーブル
の通過経路は比較的長いので、靴本体内での足保
持の性能に何らの損失も生じさせないで、短縮す
るか、あるいは、単純化するか、または、その両
方を行うことができるようにする必要があるよう
に思われる。
従つて、以下の実施例は、上述の実施例を包含
する本発明の総括的な定義から逸脱することなし
にこのような問題点を解決しようとするものであ
る。
する本発明の総括的な定義から逸脱することなし
にこのような問題点を解決しようとするものであ
る。
以下、第5図乃至第9図を参照して本発明の更
なう実施態様を説明する。
なう実施態様を説明する。
以下の記述で使用する参照番号は、可能な限
り、先の実施例に対応する部分のものと同一と
し、当該部分については再度説明しないこととす
る。
り、先の実施例に対応する部分のものと同一と
し、当該部分については再度説明しないこととす
る。
図示の実施例において、横断方向ヒンジ連結軸
3(第7図)の近傍、あるいは、該ヒンジ連結軸
3自体(第5図、第6図、第8図および第9図)
に固定されたケーブル8は、解剖学的形状の貝殻
状コルセツト部材9に支承されてスキーヤーの足
甲部上を上昇しているが、該足甲部を取巻くよう
に該ヒンジ連結軸3の他端へ向けて再降下する代
りに、反対側面に配設され、かつ、脚低部の高さ
にある固定案内部41を介して、スリーブ4から
それるようになつている。
3(第7図)の近傍、あるいは、該ヒンジ連結軸
3自体(第5図、第6図、第8図および第9図)
に固定されたケーブル8は、解剖学的形状の貝殻
状コルセツト部材9に支承されてスキーヤーの足
甲部上を上昇しているが、該足甲部を取巻くよう
に該ヒンジ連結軸3の他端へ向けて再降下する代
りに、反対側面に配設され、かつ、脚低部の高さ
にある固定案内部41を介して、スリーブ4から
それるようになつている。
この配置構成により、特に貝殻状コルセツト部
材9あるいはベルトを使用する際、該靴本体低部
1内に足をしつかりと保持することができるだけ
ではなく、靴の側壁(好ましくは、足の内部側
面)に対して足を緊締するという更に別の利点を
提供することもできる。
材9あるいはベルトを使用する際、該靴本体低部
1内に足をしつかりと保持することができるだけ
ではなく、靴の側壁(好ましくは、足の内部側
面)に対して足を緊締するという更に別の利点を
提供することもできる。
第5図に示す実施態様において、固定案内部4
1を出たケーブル8は、スキーヤーの脚部の軸線
に対してほぼ垂直に、該後部カバー5上にある半
ループ部830を通過したのち、固定案内部41
と同一側でスリーブ4によつて担持された固定点
42に固定されるに到るという第2図に示した実
施例と類似の通過経路をたどる。
1を出たケーブル8は、スキーヤーの脚部の軸線
に対してほぼ垂直に、該後部カバー5上にある半
ループ部830を通過したのち、固定案内部41
と同一側でスリーブ4によつて担持された固定点
42に固定されるに到るという第2図に示した実
施例と類似の通過経路をたどる。
第8図と第9図の実施態様において、固定案内
部41の出口にあるケーブル8は、後部カバー5
の背面部に向つて走行し、該後部カバーにより担
持される少なくとも1の第一案内部53内を通過
したのち脚低部の下方でしかも脚部の軸線に対し
てほぼ平行に、該後部カバー5の背面部上で半ル
ープ部840を形成する。その時、該ケーブル8
は、同様に該脚低部の高さで後部カバー5によつ
て担持されている少なくとも1の第二案内部54
を通過し、かつ、該固定案内部41のある側と反
対側面にある固定点42まで、該スリーブ4の前
面部に向つて走行する。
部41の出口にあるケーブル8は、後部カバー5
の背面部に向つて走行し、該後部カバーにより担
持される少なくとも1の第一案内部53内を通過
したのち脚低部の下方でしかも脚部の軸線に対し
てほぼ平行に、該後部カバー5の背面部上で半ル
ープ部840を形成する。その時、該ケーブル8
は、同様に該脚低部の高さで後部カバー5によつ
て担持されている少なくとも1の第二案内部54
を通過し、かつ、該固定案内部41のある側と反
対側面にある固定点42まで、該スリーブ4の前
面部に向つて走行する。
以上に示した本発明による2つの別態様におい
て、該スリーブ4上にあるケーブル8の固定手段
42は先の実施態様のものと同一であつてもよ
く、また、調節可能であつてもなくてもよい。半
ループ部830,840に連結した閉鎖装置7に
ついても同様である。従つて、その構造について
繰返し述べる必要はない。しかしながら、先の実
施例と比較してケーブル8の通過経路が著しく単
純化されているので、常套的はフツクとか、ラツ
クとか、引張レバーを除去して、自動巻上げ手段
を有する閉鎖装置を考えることも全く可能であ
る。
て、該スリーブ4上にあるケーブル8の固定手段
42は先の実施態様のものと同一であつてもよ
く、また、調節可能であつてもなくてもよい。半
ループ部830,840に連結した閉鎖装置7に
ついても同様である。従つて、その構造について
繰返し述べる必要はない。しかしながら、先の実
施例と比較してケーブル8の通過経路が著しく単
純化されているので、常套的はフツクとか、ラツ
クとか、引張レバーを除去して、自動巻上げ手段
を有する閉鎖装置を考えることも全く可能であ
る。
既に述べたように、スリーブ4上にあるケーブ
ル8の係止装置42は調節可能である。ヒンジ連
結軸3近傍のケーブル8の他端についても同様に
調節可能とすることができる。このようにして、
第6図は軸3が通過する貫通孔を示し、従つて調
節不可能であるのに対し、第7は軸3近傍で調節
可能な固定状態を示し、その場合、ケーブル8の
先端部を、靴本体1内の選択された場所に配置可
能な連続する溝孔に入りこませることができる。
ル8の係止装置42は調節可能である。ヒンジ連
結軸3近傍のケーブル8の他端についても同様に
調節可能とすることができる。このようにして、
第6図は軸3が通過する貫通孔を示し、従つて調
節不可能であるのに対し、第7は軸3近傍で調節
可能な固定状態を示し、その場合、ケーブル8の
先端部を、靴本体1内の選択された場所に配置可
能な連続する溝孔に入りこませることができる。
以上提案した解決方法において、ケーブル8の
最下部に、スキーヤーの足首上に掛つているケー
ブル8の引張によつて接触圧を分配するベルト
(先の第4図の部材94のようなもの)を代替使
用している先の実施例の配置構成をも同様に採用
できることは明白である。
最下部に、スキーヤーの足首上に掛つているケー
ブル8の引張によつて接触圧を分配するベルト
(先の第4図の部材94のようなもの)を代替使
用している先の実施例の配置構成をも同様に採用
できることは明白である。
第1図は本発明の第一実施例を示す後部斜視
図。第2図は本発明の第二実施例を示す後部斜視
部。第3図と第4図(後者は部分図)は特に足部
の緊締作用に関連する部分を示す本発明の二変形
例の斜視図。第5図は明確のためにその一部を切
開いた、本発明の第三実施例を示す斜視図。第6
図と第7図は靴本体上のヒンジ連結軸近傍に1本
のケーブルを固定するための2つの可能性を示す
部分斜視図。第8図と第9図は、それぞれ、本発
明の第四実施例を示す一部切開斜視図と概略的な
上部断面図。 〔主要部分の符号の説明〕、1……靴本体(シ
エル)低部、3……水平横断軸、4……スリー
ブ、5……後部カバー、6……足保持装置、7…
…閉鎖装置、8……ケーブル、9……貝殻状コル
セツト部、10……鎖錠装置、11……補助部
材、41,51……固定案内部、42……係止装
置、52……案内部、93,94……ベルト、8
10,813,814,824……半ループ部、
811,812,815,821,825……線
條部分。
図。第2図は本発明の第二実施例を示す後部斜視
部。第3図と第4図(後者は部分図)は特に足部
の緊締作用に関連する部分を示す本発明の二変形
例の斜視図。第5図は明確のためにその一部を切
開いた、本発明の第三実施例を示す斜視図。第6
図と第7図は靴本体上のヒンジ連結軸近傍に1本
のケーブルを固定するための2つの可能性を示す
部分斜視図。第8図と第9図は、それぞれ、本発
明の第四実施例を示す一部切開斜視図と概略的な
上部断面図。 〔主要部分の符号の説明〕、1……靴本体(シ
エル)低部、3……水平横断軸、4……スリー
ブ、5……後部カバー、6……足保持装置、7…
…閉鎖装置、8……ケーブル、9……貝殻状コル
セツト部、10……鎖錠装置、11……補助部
材、41,51……固定案内部、42……係止装
置、52……案内部、93,94……ベルト、8
10,813,814,824……半ループ部、
811,812,815,821,825……線
條部分。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 硬質靴本体低部と;スリーブおよび少なくと
も一部が前記硬質靴本体低部に対してヒンジ連結
された後部カバーとから成る胴部と;前記靴本体
低部に設けた内部足保持装置と;スキーヤーの脚
低部に対して前記胴部を閉鎖する装置とを含む後
方挿入型スキー靴において、 前記胴部の閉鎖装置7が単一の引張ケーブル8
を介して前記足保持装置6に連結され、前記ケー
ブルの一部813,814,815が脚低部の後
部を少なくとも部分的に包囲して前記胴部の後部
カバー5の保持を確実に行なうことを特徴とする
スキー靴。 2 前記単一の引張ケーブル8が、スキーヤーの
足甲部上を通り、次いでスキーヤーの踵後部を通
る2の線条部分811に分かれて延び、前記後部
カバー5に沿つて上昇812したのち、1の共通
線条部分815により連結される2つの相対する
上側半ループ813,814で終端する下側半ル
ープ810よりなる閉ループを形成し、 前記2の上側半ループ813,814は、それ
ぞれ、前記スリーブ4によつて担持された少なく
とも1の側方係止部材、およびスキーヤーの脚低
部のレベルで前記スリーブ4により担持された補
助部材11と協働する少なくとも1の鎖錠部材1
0に結合されることを特徴とする特許請求の範囲
第1項に記載のスキー靴。 3 前記下側半ループ部810の延長部である前
記2の線条部分811が横断方向軸3の近傍を通
過することを特徴とする特許請求の範囲第2項に
記載のスキー靴。 4 前記下側半ループ部810の延長部である前
記2の線条部分811の各々が、後部カバー5を
経由して、踵部のレベルに設けられた固定ガイド
51内を通過することを特徴とする特許請求の範
囲第2項または第3項に記載のスキー靴。 5 脚低部のレベルで、前記後部カバー5に沿つ
て走行する前記線条部分812の各々が前記後部
カバー5に設けられた固定ガイド52を通過する
ことを特徴とする特許請求の範囲第3項に記載の
スキー靴。 6 前記単一の引張ケーブル8が横断方向軸3の
近傍に一端を固定され、スキーヤーの足甲部上を
通る下側半ループ部820を形成したのち、前記
横断方向軸3の近傍を再び通つて前記スリーブ4
または前記後部カバー5に沿つて固定ガイド41
まで上昇し、次いで前記後部カバー5の背面を通
過821し、それにより脚低部のレベルで前記ス
リーブ4により担持された補助部材11と協働す
る鎖錠部材10に連結された上側半ループ部82
4を形成し、かつ前記後部カバー5の背面を通過
するとともに前記スリーブ4によつて担持された
側方係止部材42にその端部826を固定された
線条部分825を介して延びることを特徴とする
特許請求の範囲第1項に記載のスキー靴。 7 下側半ループ810,820において、ケー
ブル8の対応する部分を、スキーヤーの足甲部に
対して該ケーブル8の引張による接触圧を分配す
るベルト部材、93,94で置き換えることを特
徴とする特許請求の範囲第2項ないし第6項のい
ずれか1に記載のスキー靴。 8 前記ベルト部材93,94が前記足保持装置
6を構成し、かつスキーヤーの足甲部上に延在し
て前記ケーブル8の各下端部に接続されることを
特徴とする特許請求の範囲第1項ないし第7項の
いずれか1に記載のスキー靴。 9 前記ベルト部材94の前記ケーブル8に接続
されていない端部が、前記靴本体低部1に固定さ
れ、かつ前記ケーブル8の一端は前記ベルト部材
94の一部に接続され、その他端は前記靴本体低
部1から前記後部カバー5の背面に沿つて上方へ
延び、最終的に前記スリーブの他端に固定される
ことを特徴とする特許請求の範囲第7項または第
8項に記載のスキー靴。 10 前記単一の引張ケーブル8が、前記横断方
向ヒンジ連結軸3の近傍位置において、その第一
の端部を靴本体低部1に取り付けられ、前記ケー
ブル8はスキーヤーの足甲部を横断通過したのち
上方へ延び、脚低部のレベルで、固定点とは反対
側にある前記スリーブ4に設けた固定ガイド41
を通つて前記スリーブの外方へ出たのち、前記閉
鎖装置7と連接する半ループ830を形成して前
記スリーブ上の側方係止点42で終端することを
特徴とする特許請求の範囲第1項ないし第9項の
いずれか1に記載のスキー靴。 11 前記固定ガイド41と前記側方係止点42
との間に形成される前記半ループ830が、スキ
ーヤーの脚部の方向に少なくとも全般的に垂直な
方向に沿つて前記後部カバー5上を通り、かつ前
記スリーブ4上の前記側方係止点42が該固定ガ
イド41と同一側に位置することを特徴とする特
許請求の範囲第10項に記載のスキー靴。 12 前記固定ガイド41が第一の固定ガイドを
成し、かつ前記ケーブル8は、前記スリーブ4上
の前記第一の固定ガイドから出る際に、前記後部
カバー5に沿つて後方へ延び、前記後部カバー5
上の第二のガイド53を通過したのち、スキーヤ
ーの脚低部下に延在し、かつ脚部の軸線にほぼ平
行な前記後部カバー5の背面部分上で半ループ8
40を形成し、次いで前記ケーブル8は該脚低部
のレベルで前記後部カバー5上にある第三の固定
ガイド54を通過したのち、該スリーブ4上に位
置する側方係止点42まで前記スリーブ4に向か
つて前方に延びることを特徴とする特許請求の範
囲第1項に記載のスキー靴。 13 前記側方係止点42が前記第一の固定ガイ
ド41の反対側で、前記スリーブ4上に位置する
ことを特徴とする特許請求の範囲第12項に記載
のスキー靴。 14 前記ケーブル8の前記第一の端部が調節可
能に固定されることを特徴とする特許請求の範囲
第1項、第6項、第10項ないし第12項のいず
れか1に記載のスキー靴。 15 前記ケーブル8の前記第一の端部が調節不
可能に固定され、かつ前記ケーブルの前記第一の
端部が横断方向軸3によつて固定されるための貫
通孔をその中に含むことを特徴とする特許請求の
範囲第1項、第6項、第10項ないし第12項の
いずれか1に記載のスキー靴。 16 前記スキーヤーの足甲部に対して前記ケー
ブル8により押圧されて足を押圧保持するととも
に、該足甲部上に加わる圧力を分配するよう配置
した解剖学的形状のシエル部材9を含むことを特
徴とする特許請求の範囲第1項ないし第15項の
いずれか1に記載のスキー靴。 17 前記鎖錠部材10が前記スリーブ4上に位
置することを特徴とする特許請求の範囲第1項、
第6項、または第10項に記載のスキー靴。 18 前記鎖錠部材10が前記後部カバー5上に
位置することを特徴とする特許請求の範囲第12
項に記載のスキー靴。
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
FR8220887A FR2536965B1 (fr) | 1982-12-02 | 1982-12-02 | Dispositif de serrage et de fermeture pour chaussure de ski a entree arriere |
FR8220887 | 1982-12-02 | ||
FR8316589 | 1983-10-12 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59135002A JPS59135002A (ja) | 1984-08-03 |
JPH0352961B2 true JPH0352961B2 (ja) | 1991-08-13 |
Family
ID=9280048
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP58227119A Granted JPS59135002A (ja) | 1982-12-02 | 1983-12-02 | スキ−靴 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59135002A (ja) |
FR (1) | FR2536965B1 (ja) |
Families Citing this family (18)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR2577118B1 (fr) * | 1985-02-08 | 1987-03-20 | Salomon Sa | Chaussure de ski du type a entree par l'arriere |
FR2564327B1 (fr) * | 1984-05-18 | 1986-11-14 | Salomon Sa | Levier pour le deverrouillage de la fermeture d'une chaussure de ski |
IT1180988B (it) * | 1984-06-01 | 1987-09-23 | Caber Italia | Dispositivo di serraggio e regolazione particolarmente per scarponi da sci |
FR2621462B2 (fr) * | 1984-07-13 | 1989-12-15 | Salomon Sa | Chaussure de ski alpin |
FR2567374B1 (fr) * | 1984-07-13 | 1986-12-12 | Salomon Sa | Chaussure de ski alpin. |
FR2570257B1 (fr) * | 1984-09-14 | 1987-01-09 | Salomon Sa | Chaussure de ski |
FR2572258B1 (fr) * | 1984-10-30 | 1987-03-06 | Salomon Sa | Chaussure de ski alpin |
JPS6260509A (ja) * | 1985-09-10 | 1987-03-17 | カイロス・エス・エヌ・シ− | 閉鎖装置 |
FR2589690B1 (fr) * | 1985-11-12 | 1988-01-29 | Salomon Sa | Chaussure de ski du type a entree par l'arriere |
CH669312A5 (ja) * | 1986-02-03 | 1989-03-15 | Fire Generation Ets | |
AT395515B (de) * | 1986-03-21 | 1993-01-25 | Koeflach Sportgeraete Gmbh | Einrichtung zum festlegen eines fusses oder innenschuhes in einem ski- oder bergschuh |
IT1205524B (it) * | 1986-09-04 | 1989-03-23 | Nordica Spa | Dispositivo di bloccaggio del piede,particolarmente per scarponi da sci |
FR2620311B1 (fr) * | 1987-09-11 | 1989-12-01 | Salomon Sa | Chaussure de ski alpin a capot arriere articule |
DE3834057A1 (de) * | 1987-10-08 | 1989-04-20 | Salomon Sa | Alpiner skischuh |
FR2621461B1 (fr) * | 1987-10-08 | 1990-01-19 | Salomon Sa | Dispositif de serrage et de fermeture pour chaussure de ski a entree arriere |
US5351420A (en) * | 1988-08-31 | 1994-10-04 | Nordica S.P.A. | Ski boot with a lever having independent adjustment devices |
CH679634A5 (en) * | 1989-04-14 | 1992-03-31 | Lange Int Sa | Ski boot with inside cables holding foot |
KR100662805B1 (ko) * | 2004-08-19 | 2006-12-28 | 주식회사 엘림코퍼레이션 | 발뒤꿈치를 밑창에 고정하는 레저스포츠용 신발의발등조임장치. |
Citations (3)
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---|---|---|---|---|
US3975838A (en) * | 1974-06-20 | 1976-08-24 | Hans Martin | Ski boot |
US4196530A (en) * | 1977-11-04 | 1980-04-08 | Trappeur | Ski boot |
US4449274A (en) * | 1981-01-28 | 1984-05-22 | Nordica S.P.A. | Device for controlling the fitting-on of ski boots and the like |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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US4426796A (en) * | 1980-01-04 | 1984-01-24 | Spademan Richard George | Sport shoe with a dynamic fitting system |
-
1982
- 1982-12-02 FR FR8220887A patent/FR2536965B1/fr not_active Expired
-
1983
- 1983-12-02 JP JP58227119A patent/JPS59135002A/ja active Granted
Patent Citations (3)
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Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
FR2536965B1 (fr) | 1985-10-25 |
JPS59135002A (ja) | 1984-08-03 |
FR2536965A1 (fr) | 1984-06-08 |
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