JPS6194602A - 後部開閉型スキー靴の閉鎖および施錠装置 - Google Patents

後部開閉型スキー靴の閉鎖および施錠装置

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JPS6194602A
JPS6194602A JP60211199A JP21119985A JPS6194602A JP S6194602 A JPS6194602 A JP S6194602A JP 60211199 A JP60211199 A JP 60211199A JP 21119985 A JP21119985 A JP 21119985A JP S6194602 A JPS6194602 A JP S6194602A
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JP
Japan
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closing
lever
wire
locking device
rear hood
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Application number
JP60211199A
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English (en)
Inventor
ジヨゼフ モレル
ジヤン‐ルイ デマルシ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Salomon SAS
Original Assignee
Salomon SAS
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Publication date
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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A43FOOTWEAR
    • A43CFASTENINGS OR ATTACHMENTS OF FOOTWEAR; LACES IN GENERAL
    • A43C11/00Other fastenings specially adapted for shoes
    • A43C11/16Fastenings secured by wire, bolts, or the like

Landscapes

  • Footwear And Its Accessory, Manufacturing Method And Apparatuses (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、2つの部分からなる胴部を有し、それら2部
分の少なくとも一方が、硬質シェル(靴本体)低部上に
ヒンジ接続されているリアーエントリー型のスキー靴に
関するものである。このような靴は、特に、アルペン・
スキー、アイスホッケー及び他の類似した競技種目用に
案出することができる。更に詳しく述べると、本発明は
、足を挿入した後で胴部を閉鎖するとともに、実際に該
胴部を自動施錠するための装置に関するものである。
靴の開閉操作を行なう際の便宜さとスキー滑走をする際
の使用効率とを同時に保ったま\で靴の着脱を容易にす
るために、これまでに様々解決方法が研究され、現在市
販されているスキー靴に適用されている。このような背
景の下で、次第に、靴の上部に沿って一定数(一般には
4個か5個)分配配置されたバックルおよびフックによ
って閉鎖するタイプの靴がひもで結ぶタイプの靴に取っ
て代るようになった。さらに、技術の発達とスキー靴に
関する考え方の進展に伴なって、この閉鎖および緊締装
置の装備数は、次第に少なくなり、遂には、単一の装置
ですむように至った。
こうして、例えばフランス特許第2275166号明細
書に記載され、市場に出廻っている数多くの製品が証明
しているように、単一の閉鎖用フックの使用がリアーエ
ントリー型スキー靴においては、特に適したものである
ことがやがて明らかとなった。
しかしながら、最近まで、これら単一の閉鎖用フックは
、基本的に、スキーヤ−の脚下部周囲を締めつけるため
に設けられていたにも拘らず、スキーヤ−が手でそれを
操作しなければならなかった。単一の閉鎖兼緊締装置の
単一操作は、それだけですでに必要な力を低減させるも
のであるけれども、質的な面からみれば特別なものとは
いえない。というのは、いかに望ましいことであるとは
いえ、特に女性や子供にとって、この種のフックを常に
容易に操作することができないからである。
また、成るメーカーは、スキー靴の使用をより快適なも
のとするために、この靴の開閉機能をさらに完全なもの
にしようとした。
この目的で改良されたスキー靴はすべて単一の閉鎖兼緊
締用ダブルレバーを備えており、該レバーは後部フード
上にヒンジ接続されるとともに、前部胴部の一部におい
てその他端に接続されている2本のワイヤーと共働する
このダブルレバーに加わる緊締力は2本のワイヤーに引
張状態を生じさせ、この引張力が、後部フードを胴部の
前部に接近させるとともに、後部フード上に位置する角
度反転部(アングルガイド部)、ダブルレバーのヒンジ
接続軸および該レバー上に設けたワイヤーの引掛点(・
単数あるいは複数)によって形成されるナックル継手の
死点を越えてダブルレバーが完全に下がる際に、脚下部
を締めつける。
このような構造はいくりかの態様によって実施され、そ
れらの態様においては様々な方法でダブルレバーが構成
される。
第1の態様において、レバーは2本のアームをもつ一種
のバランサーによって構成され、ヒンジ接続軸はバラン
サーの長さの10分の2の点に位置している。一方、2
本のワイヤーは、それぞれ、該レバーのアーム各端部に
固定されている。靴の閉鎖及び締付けを行なおうとする
際、スキーヤ−はレバーの最長アームに対して低部に向
かう力を加え、この力が上部ワイヤーの下方へ向かう引
張力と同時に下部ワイヤーの上方へ向かう引張力を生じ
させることになり、その結果、胴部の可動前部とヒンジ
接続された後部フードを合体させるために近付ける。こ
のような構造は、靴の閉鎖および緊締を単一の操作で行
なう以外に最良の方法はないことを考えれば、スキーヤ
にとって使い勝手の良いものとなる。しかしながら、こ
のような構造は複雑なワイヤー回路を必要とするのみな
らず、女性や子供にとっては、依然、閉鎖のために力が
要るという問題が残る。
第2の態様において、ダブルレバーは、後−lフード上
に直接ヒンジ接続された第1のレバーと該第1のレバー
の中央部にヒンジ接続された第2のレバーで構成されて
いる。従って、胴部上の異なった高さ位置に配置された
ワイヤーの長さの差が閉鎖時に完全になくなるように、
該2本の連結用ワイヤーは、互にわずかな間隔を置いた
2点で、この第2のレバーに固定されている。この場合
も同様に、構造上の複雑さが単一の閉鎖操作のみからな
る問題解決の探究を著しく妨げる。何故なら、このよう
な構造は靴の原価を押しあげることになるからである。
フランス特許出願第8320413号では、手動操作を
完全に省くか、あるいは、部分的に省くか、または、N
小指〃だけで加えられるような僅かな力しか必要としな
いような閉鎖兼緊締装置を備えたスキー靴を実現しよう
としている。
このようなスキー靴は硬質シェル(靴本体)低部と胴部
からなり、この胴部自体は少なくとも一方がシェル低部
にヒンジ接続された少なくとも2つの部分と、これらの
部分間で胴部を閉鎖・施錠する手段とで構成され、この
閉鎖・施錠手段は、該胴部構成部分の1上にあって、必
要に応じて調節可能な固定点でその一端を連結させた少
なくとも1の可撓な連結部材と、該胴部上に取りつけら
れ、他端が該胴部の他の部分に設けられた引張部材に連
結されている前記連結部材が少なくとも部分的にその上
に巻きついている少なくとも1の方向転換部材(ガイド
・エレメント)を含んでいる。該引張機構は、弾性戻し
装置の作用に対抗して該胴部構成部分のいずれか1上に
ヒンジ接続されている。この弾性戻し装置は、胴部を構
成する2部分間のすべての開閉位置について、該連結部
材の両端でこの連結部材を常に引張状態に保持している
前記引張部材の閉鎖に対して常時戻しモーメントを与え
るものである。
従って、このようなスキー靴は、先行技術による靴の諸
欠点を克服することができる。
実際に、靴の胴部に対して機械的に付勢された引張機構
により、靴を装着するとともに、スキーヤ−自身がいか
なる力も加えることなくスキーヤ−の脚下部で靴の閉鎖
及び締付けを確実に行なうことが可能である。
しかしながら、胴部に合体させたこのような閉鎖装置が
、自動的な閉鎖及び施錠によって靴の装着を可能にする
としても、なお、安全のために望ましくない不測の靴の
開放から足を保護して、足の開放をスキーヤ−の意識的
な操作の結果によってのみ行なうようにするためには、
靴の開放位置は手動操作(ストック、手または足による
開放を意味する)に依存するのである。
このように、あらゆる場合において、該引張機構は、少
なくとも2つの位置、つまり自動的に閉鎖した位置と人
為的に開放した位置をとシ、この開放位置のために、該
引張部材は、該胴部構成部分間で足を挿入できるようこ
れらの部分の遊動を許容するのに必要なだけ該連結部材
の長さを自由にする。さらに、構造に関するいくつかの
場合においては、該引張機構が中間あるいは予備閉鎖位
置と呼ばれる第3の位置をとるようなスキー靴を案出す
ることができる。この第3の位置を越えて、スキーヤ−
は該胴部上にある前記引張装置の閉鎖運動を終了する。
一方、閉鎖及び施錠応力の大部分は、弾性装置の戻しモ
ーメントによって与えられる。
一般的な考え方によれば、スキー靴は、あらゆる場合に
おいて、該胴部構成部分の何れか一方上で、必要に応じ
て調節可能な固定手段を介して、また他方では、該胴部
構成部分の他方上に配設された方向転換部材(ガイド・
エレメント)によって、該胴部構成部分間を連結する連
結部材を含む。この方向転換部材は、また必要に応じて
該連結部材と調節可能な方法で共働する引張装置によっ
て、該連結部材に加えられる引張力を別の方向に再伝達
するものである。従って、該連結部材は、引張機構の弾
性戻し装置の作用下で常に引張力を受け、胴部構成部分
間の相対的位置にかかわらず、常時引張られた状態とな
っている。
以上のような自動閉鎖及び施錠方法は、技術的な面にお
いては完全に満足のいくものであるが、その技術的進歩
がいかなるものであれ、なお、同じ結果が得られ、かつ
、より実践的で、より簡単に使用できる、つまり負担の
少ない方法が必要であると感じられている。
フランス特許出願第2536254号には、操作レバー
上に片足あるいはスキーのストックだけで作用を加える
ことによって自動的な閉鎖及び施錠を行なう研究に対し
、別の解決方法が提案されている。その結果に関して同
様に満足のいくこの解決方法は、自動化という点では先
述の例より進んでいるけれども、該胴部の後部フード上
に固定され、かつ、スリ−ブ及び操作レバー上のワイヤ
ー固定点間で該ワイヤーの方向転換部の役目をする「ワ
イヤー受け」型部品の周シで複雑な軌道を描くワイヤー
系を使用することによって、比較的重装備になってしま
う。
以上述べてきた2つの場合においては、連結部材の固定
点間で、スリーブ上にある1本の連結用ワイヤーと、閉
鎖および施錠位置でそれら連結部材を引張する操作レバ
ーが設けられ、1本又は複数本のワイヤーが後部フード
に固定された部材、すなわち、案内兼方向転換部材ある
いはワイヤー受け、によって案内されることが分る。
本発明は、結果面では技術的に同等であるが、連結用ワ
イヤーのために後部フード上に方向転換部材を配設する
ことを避けて構造的により単純で、かつ信頼度の高い方
法を提案することを特徴とする 特許請求範囲の対象となる本発明の技術的特徴及び他の
局面ならびに利点は、以下の記載に照らし、また、その
理解を助けるため添付の図面を参照することにより明ら
かとなろう。
第1図及び第2図に示されている靴は、後で述べるスキ
ー靴の分野においては全くこれまで通シの方法で、靴底
3と一体になっている硬質シェル(靴本体)低部2を備
えており、このシェル低部2上に設けられた水平横断軸
4の周りには、前部(スリーブ5)と後部(後部フード
6)とで形成された胴部がヒンジ接続されている。本発
明の技術領域に従って、リアーエントリー型□の靴に足
を容易に挿入できるよう後部方向への軸動を可能とする
ためには、実際に後部フード6のみがシェル低部2にヒ
ンジ接続されていればよい。さらに、スキー靴は、スキ
ーヤ−の脚低部の周囲のスリーブ5上で後部フード6の
閉鎖を確実に行なうための施錠装置7を該脚低部に相当
する胴部の上部で担持している。
この閉鎖及び施錠装置7は、スリーブ5の片側に、ワイ
ヤー10のような連結部材の端部10′  用の、例え
ば、フック・ラック式固定装置9を含んでいる。このワ
イヤー10は、場合により、スリーブ5と一体で、かつ
、低所へ向けてアングルガイドの役目を果たす通し穴(
必ずしも必要ではないので図示せず)により案内されな
潮ら(できれば、案内されないことが望ましいが)、胴
部の高所周囲から後方へ伸びている。続いて、ワイヤー
10は、それ自体公知の方法で、後部フード6あるいは
該フードの低部にヒンジ接続された操作用ダブルレバー
8に設けられている引掛手段12に向かって低力に伸び
ている。ワイヤー10は、該引掛手段12と直角にルー
プ10″を形成し、図中には示されていないが、それ自
体同様に公知で、かつ、必要に応じて調節可能な引掛部
材によってその端部を側面に固定させるために、第1の
線条と対称にもう一方の線条がスリーブ5に向かって再
上昇することが望ましい。ワイヤー10の第1の端部1
0’に関しては、スリーブ5上に案内手段を設けること
ができるが、この場合も同様に、それらは必ずしも必要
ではない。すでに述べたように、ワイヤー10は可撓ル
ープ10″を形成している方がよいけれども、引掛手段
12の方向にワイヤー10を不連続なものとすることも
できる。この場合、2本の線条は、その機能に影響を与
えることなしに、別個の部材とすることができる。
操作レバー8は、引掛手段12近傍に位置する後部フー
ド6の低部に設けた水平横断軸13の周囲にヒンジ接続
されている。このレバー8は、該ヒンジ接続部13に対
向する端部で軸15の担持体である第1の半レバー14
と、該軸15の周りで弾性部材18に抗して、その中間
部近傍で回動可能な第2の半レバー16とを含む。この
弾性装置18は、一方の分岐部によって第1の半レバー
14に、また、もう一方の分岐部によって第2の半レバ
ー16にそれぞれ支持されるように、また、この第2の
半レバー16の上端を陵部フード6の表面に対して押圧
するように配設された分岐型コイルばねによって構成す
ることができる。この結果、該後部フード6は、閉鎖位
置にあるにも拘わらず、はね18に抗して後部フード6
を引き離しつつ、使用者の足の挿入が容易に行なえるよ
う常時付勢されている。
従って、該装置は自動閉鎖式である。
さらに、後部フード6上のヒンジ接続軸13及び第1の
半レバー14と第2の半レバー16との間のヒンジ接続
軸15、さらに第2の半レバー16の上部と後部フード
6の上面との間の接線は、例えば足によって第2の半レ
バー16の自由端部を低力に作動させながら閉鎖位置で
施錠を可能とするナックル継手型装置を構成する。従っ
て、ヒンジ接続軸15は、ヒンジ接続軸13と第2の半
レバー16の後部フード6との接線とによって画定され
る中立位置(死点)の面に対して、該後部フード6の方
へと移行する(第1図の矢印方向)。
後部フード6の閉鎖及び/又は施錠に当ってスリーブ5
に加わるこの連続的な付勢は、ワイヤー10によってこ
れら2つの部材間に伝達される。本発明によれば、スリ
ーブ5の両側でスリーブを離れるワイヤー10は、第2
の半レバー16と後部フード6間の接触区域の真横で下
方に向かってアングルガイド部の役目をしている水平横
断軸を画定する案内部17を直接通り、この箇所で半レ
バー16の平面を横切って、さらに後部フード6の低部
近傍にあるワイヤーの引掛手段12の方に走向する。従
って、上述の技術の現況から公知となっていることとは
反対に、ワイヤー10が操作レバー8と共働するに先立
ち、該後部フード6上には、ワイヤー10の案内及び/
又は角度転換部材(アングルガイド)は何も存在しない
。場合により、また、好ましくは、案内部材あるいはア
ングルガイドをスリーブ5上に配設しないこのような配
置は、突出部を無くすことによって靴の構造、従って射
出成型による靴の製作、を著しく簡略化する。さらに、
この措置はワイヤー10の摩擦を著しく減少させること
から、閉鎖及び/又は施錠位置愕向けての力の伝達を改
善する。
つまり、この方向における連続的付勢は第2の半レバー
16と後部フード6の対応表面間の接線によってのみ加
えられるのである。
さらに、足やス斗ツクあるいは他のものを用いて第2の
半レバー16を下方に作動させながら行なう連続的閉鎖
及び施錠機能は完全に自動である。同様に、足やストッ
クあるいは他のものを用いて第2の半レバー16を上方
に作動させることによる解錠も自動的に行なわれ、また
、閉鎖方向に働く連続的な付勢に抗して足を容易に解放
できるようするには、解錠した靴から足を引き出す力だ
けで十分である。
サラに、ワイヤー10のアングルガイドあるいは案内部
17はレバー8とともに動くので、複雑で長いワイヤー
の軌道を短縮できるのみならず、ワイヤー10を連続的
に下方に引張ることができることに注目すべきである。
この結果、該下方部におけるワイヤーの有効長は増大し
、靴の着脱のためにスリーブ5に対して後部フード6を
より大きく開放することができ、従って、ワイヤー10
および第2の半レバー16の後部フードとの接触区域を
開放方向において可成り低位置まで降下させることがで
きる。このようにして、技術的手段の著しい経済性と相
まって、使用者の快適さも増大するのである。
第3図は、ごく概略的に、該装置の施錠位置における、
作用力の伝達回路ならびに作動中、あるいは、極端な施
錠位置における該作用力の強さとその漸増性を調節する
可能性を示している。
このように、後部フード6の対応区域に対して参照記号
■で示すような傾斜形状を付与するか、あるいは、参照
記号■で示すようにこの接触区域の高さ位置に作用を与
えるか、あるいは、その両方によって、該半レバー16
の端部と該後部フード6の対応区域との間の接触圧力の
漸増させて行くことが可能となる。さらに、参照記号■
のように、半レバー14及び16間のヒンジ接続軸15
の位置の調節により、あるいは、参照記号■のように後
部フード上の第1の半レバー14のヒンジ位置13の調
節により、または、その両方によって力を加えることが
できる。同様に、半レバー14あるいは後部フード6上
のワイヤー10の固定位置も固定点9に使用するような
従来公知のラック型装置によって調節可能である。それ
に加えて、第8図に示されているように、第2の半レバ
ー16に対するワイヤーのアングルガイド部17の位置
を調節できるようにすることも考えられる。
上述の第1の調節に対応して、後部フード6は、第2の
半レバー16との接触部に直角に、フード6の上方に向
かって高くなっている傾斜面19の形をした表面を呈し
ていることが第1図及び第2図かられかる。この傾斜面
19は、フード6の一部を成し、閉鎖及び施錠方向へ移
動が行なわれる際に、接触圧力の漸進的増加を可能にす
る。
第4図には、傾斜面19の勾配及び後部フード6に対す
る高さ位置の調節を可能にする態様が示されている。該
傾斜面19はフード9とは別の部品でできている。この
傾斜面19は、フード6上の連続ピッチ、例えば、位置
決め孔23と共働する突起付き装置22によって移動可
能な中間部品21に設けた水平横断軸20の周りを回転
するように取付けられている。位置決めを行なった後、
ネジ24に作用を加えて、該傾斜面19の有効勾配を変
化させることができ、該傾斜面19はナツトの役目をす
るので、ネジの端部は、中間部品21内に形成された収
容凹部25と接触状態で共働する。
第5図は、傾斜面19の勾配を調節する別の方法を示し
ている。該傾斜面19は第1図及び第2図と同じように
固定されているが、ワイヤー10のアングルガイド部1
7の位置は、前述の例と同様のネジ・ナツト型装置によ
って、第2の半レバー16に対し靴の長手方向において
調節可能である。
第6図は第3図の■における調節を示しているが、弾性
部材18の担持体である第1の半レバー14上に設けた
第2の半レバー16のヒンジ接続軸15は、この第2の
半レバー16によって担持されたラック26内の連続ピ
ッチにより移動させることができる。この結果、ナック
ル継手内で使用されるレバーの腕の長さが変わる。
第3図の■における調節に対応する第7図で、ラック型
装置27の連続ピッチによって移動することができるの
は、後部フード6の低部に設けた第1の半レバー14の
ヒンジ接続軸13である。すでに述べたように、ワイヤ
ー10を引掛ける1まための類似装置を、同様に、また
は、別態様として、設けることができる。
第8図はネジ・ナツト型装置(これについては追加説明
の必要はない)によって第2の半レバー16に対して長
手方向にワイヤー10のアングルガイド部17の位置を
調節する可能性を示している。
第9図は、本発明による閉鎖及び緊締装置を備えたスキ
ー靴の別の実施態様を示している。この態様においては
、靴の中に足を挿入できるよう後部フード6を後方に軸
動可能とするため、該後部フード6がシェル低部2上に
ヒンジ接続されている。第1図の範囲内ですでに述べた
ように、該胴部高位置の閉鎖及び連結用ワイヤー10と
共働する引張部拐の2本の半レバー14及び16がら成
る操作レバー8の安定施錠位置によって、該後部フード
6は、スキーヤ−の脚低部上の閉鎖された位置で保持さ
れる。このような構造に関連する一変形によれば、該連
結用ワイヤー10は、靴の使用中、足の上部が靴の奥部
で保持されるように、足の上部に位置する区域内のシェ
ル内部で固定用ループ30を形成するべくフード上のレ
バー14のヒンジ接続区域13を越えて延びている。従
って、内部ループ30に向かうワイヤー10の延長部分
は、後部フード6の後部下部内に配設されたアングルガ
イド部31、あるいは、踵区域を囲むシェル低部の後部
に配設されたアングルガイド部32(第11図)によっ
て伸長される。もちろん、第10図において、シェル2
の内部側壁の各々の上で、例えば水平横断軸4で固定さ
れるように足の上方で交差するワイヤーの一区間30′
によって示された内部ル“−プ30あるいはそれと同等
の部材は、当業者に良く知られた方法で、内部緊締力を
分配する板33を硬質シェルの側壁と足を覆うインナー
ブーツの上部との間に差しはさむことによって配装置さ
れる。
第11図は、より詳細に、靴の胴部上で閉鎖状態にある
連結用ワイヤーの軌道を示している。引張部材8の位置
は施錠されていない状態にあり、一方後部フード6は、
すでに再閉鎖された、つまり、スキーヤ−の脚部上に下
ろされた位置にある。この状態において、スキーヤ−は
歩行できる可能性を有するという利点がある。何故なら
、フード6は、場合によって、この種の靴に適応できる
特に有利な構造的配置に従い、自由に足の動きを伴なう
ことができるからである。スリーブ5上でのフード6の
閉鎖位置は、該胴部の上部周囲が、異なるスキーヤ−の
脚低部の周囲形状に合わせて調節できるように、該胴部
構成部分5.6のいずれか一方の側部に取りつけられ、
必要に応じて調節可能なストッパー42(ネジ、ナツト
、ate、・・・)によって定められる。
この種の構造において、脚低部周囲の調節用ストッパー
42は、連結用ワイヤー10の引掛点区域に対応する区
域に配設されるのが好ましい。しかしながら、当業者に
とっては、池の構造も可能である。例えば、胴部のヒン
ジJ I’t ’414の区域にこのストッパーを取付
けることもできる。
さらに、本発明による装置の適用は、足の内部閉鎖と締
付けを同時に行なう唯1本のワイヤーを緊張状態におく
ことに限定されるわけではない。第12図に示された別
の構成によれば、第1図及び第2図の説明ですでに述べ
たように、2本の半レバー14及び36で構成されてい
る引張部材38によって緊張状態におかれたワイヤー1
0を用いて該胴部の閉鎖を行なうように考案しである。
レバー14は、ワイヤー10のループ10″あるいは両
媒に対して引掛手段の役目も果たす(嵌込み型式または
他の型式の)軸受上に配設した該後部フード6低部のヒ
ンジ接続軸13にヒンジ接続されている。また、構造上
の必要から、このレバー14は2本の腕によって構成す
ることもできる(第12図)。このレバー14の他端に
は、一端において後部フードと接触するアングルガイド
部17とこれらのアングルガイド部17の周りを通過す
るワイヤー10、あるいは、該ワイヤーの区間(複数)
とを含む第2の半レバー36が、そのはソ中央部におい
て、ヒンジ接続軸15にヒンジ接続されている。さらに
補足的特徴によれば、前記レバー36の延長部分及び第
1のアングルガイド部材17とヒンジ接続軸15との間
に、第2の案内及びアングルガイド部材37が設けられ
る。したがって、この第2のアングルガイド部材37は
、同一の引張部材38によって操作されるにもかかわら
ずワイヤー10から独立して足の内部固定を行なうだめ
のワイヤー40と共働する。それ自体公知のやり方で、
ワイヤー40は、ループ40′を描いて、靴の撓み摺曲
区域内で足を取囲み、該ワイヤー40をレバー36上に
取付けられた第2の案内部材37へと送り返す後部フー
ド6の内部後方上に設けられたガイド部材31上を通っ
て後方に伸びている。レバー36上には、スキーヤ−に
よって操作可能で、かつ、引張部材38の自由端側部に
位置する操作用ローレット41により、該レバー36に
沿って長手方向に移動させて調節を行なうことのできる
(ネジ・ナツト式)調節手段39を設けて置くと良い。
第12図において、内部足固定に用いるこのワイヤー4
0の引掛固定状態は、ループ40″によって示されてい
る。当業者はワイヤー40が、図示のように、エンドレ
ス・ループで構成されない場合を考慮して、技術的均等
物を考え出すことができる。
第13図ないし第16図は、各種のリアーエントリー型
スキー靴の閉鎖及び締付は装置に可能ないくつかの応用
例を示している。図を簡略化するため、様々な態様が概
略的に示されているが、上述した構造的配置はすべて適
用可能であることが分るであろう。これらの態様のうち
、連結用ワイヤー10は靴の後方低部上の固定に限定さ
れるものではなく、一方で、第9図ないし第11図につ
いて述べたように、足の内部固定を確実に行なう延長部
分とともにこのワイヤー10全配置することができるこ
とは明らかでちる。同様に、該閉鎖装置は、第12図で
述べたように、異なる2本のワイヤーに対して、つまり
、胴部の閉鎖のためにはワイヤー10に対して、また足
の内部締付けのためにはワイヤー40に対して単一の操
作を与える引張部材38によって構成することも可能で
ある。
このようなわけで、第13図は、シェル低部上でスリー
ブ5左共に同軸的にヒンジ接続されている後部フード6
に対して錠止されていない支持位置にある引張部材8で
構成された閉鎖装置を示している。ここでは、ワイヤー
10の端部は、ループによって、あるいは、(概略的に
示した)他の引掛手段12によって、該後部フード6の
後方低部に引掛けられている。図中、矢印Fは、該引張
部材により構成されるナックル継手装置を制動するため
の錠止応力を示す。
第14図は、引張部材8を担持している後部フード6が
、前部分すなわちスリーブ5の後方に配設された軸34
にヒンジ接続されている型式の靴に本発明による装置を
適用した例を示している。ここでは、スリーブ5自体は
、シェル低部2上に配設されている撓み無回転軸4の周
囲に取付けられている。従って、このような構造から、
特に、開放位置におけるフード6の後方へ向うより大き
な遊動が可能となる。この場合、靴の後部上でのワイヤ
ーの固定は、同様に、後部フードの下部に位置する固定
手段12のレベルで行なわれる。
第15図及び第16図は、後部フード6がシェル低部に
ヒンジ接続されている靴の他の2つの態様を示している
。しかしながら、これら2態様の一方(第15図)につ
いて見ると、引張部材を担持する後部フード6は、スリ
ーブ5の撓み無回転軸4とは別の軸44によってシェル
低部にヒンジ接続されている。
それ以外の構造上の配置は、すでに上述した通りである
。第16図においては、スリーブ5及び後部ブード6が
、第1図あるいは第13図による構造にならって、胴部
の2部分に共通なスリーブ5の撓み無回転軸4によって
、シェル低部2に同軸的に接続されている。
しかしながら、引張部材8はフード上にヒンジ接続され
ていないが、このフードの特殊な構造によって、踵を取
囲む区域内のシェル低部の後方レベルにヒンジ接続させ
ることは可能である。このため、半レバー14の端部が
ヒンジ接続されているカバーβ5(図中では詳細に示さ
れていない)が、スキーヤ−の踵を取囲むシェル低部2
の側壁の上縁部の近くに配設され、一方、引張部材8を
通過させることができるように、このフード6の後面内
にスリット45が設けられている。
以上のあらゆる構造について、後部フード上に支持区域
を設けると有利である。靴底の面に対して、固定点9の
面より遠くにある而内にとはいかなくても、少なくとも
これらの固定点と同じ高さに位置する面内てアングルガ
イド部材17を配置する。この結果、靴の使用時にスキ
ーヤ−の脚部に対してより良い後部支持を実現する(こ
の後部支持は、胴部の後方上のできるだけ高部に位置す
る)と同時に、引張部材の施錠が解除される際に、ワイ
ヤーのよシ長い部分が遊動用に解放されるため、後方へ
向けてより大きく開放させることが可能となる。
ナックル継手の機械的特性に影響を及ぼすパラメーター
という観点においても、また構造上の配置という点から
も、上述した態様の代替物あるいは均等物として本発明
の他の可能性も当然考えることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明による閉鎖装置を装備したスキー靴の
斜視図。 第2図は、施錠位置(実線)と非施錠位置(鎖線)にあ
る第1図の装置を示す一部縦断側面図。 第3図は、調節の可能性を明らかにするため、同一の装
置に用いられるワイヤーの通路を示す概略図。 第4図および第5図は、第3図に示した調節の可能性の
別個の態様示す要部の一部縦断側面図。 第6図、第7図および第8図は、それぞれ、第3図につ
いて述べた他の調節の可能性を同様に示す要部の一部縦
断側面図。 第9図は、本発明による装置を装備したスキー靴の変形
態様を示す斜視図で、胴部の連結ならびに閉鎖用ワイヤ
ーが該スキー靴内部での足の保持を同様に確実に行なう
一個の閉鎖ループを構成しているもの。 第10図は、更に別の変形態様で、二区間のワイヤーが
連結および閉鎖と同時に足の内部保持を確実に行なう状
態を示す斜視図。 第11図は、第9図と第10図に示した2変形態様のた
めに胴部の後部上におけるワイヤーの走行経路を示す概
略側面図。 第12図は、本発明による装置を用いるスキー靴の第3
の変形態様で、胴部の閉鎖作用と足の内部緊締作用とが
単一の操作レバーによって別々に行なわれる構成を示す
要部斜視図っ ih; 13図ないし第16図は、本発明の装置を1τ
ぞ台装備した後部挿入型スキー靴の各種構成を示す概略
側面図。 〔王なる部分の符号の説明〕 2・・・硬質シェル低部 4.13.15.43・・・水平横断軸5・・・スリー
ブ 6・・・後部フード 8.38・・・操作レバー(引張部材)9・・・固定装
置 10・・・ワイヤー 10′・・・ワイヤ一端部 10″・・・可撓ループ 12.30・・・引掛手段(ループ) 14.16.36・・・半レバー 17・・・方向転換用案内部材 19・・・カム面 22・・・突起を有する装置 24・・・ビス 25・・・凹部 27・・・ラック 30′・・・ワイヤーの一区間 31.32・・・ガイドエレメント 34・・・軸 37・・・第2の案内部材 39・・・引掛装置 40″・・・ループ 43・・・軸 44・・・別個の軸 FIG、 5 FIG、6 P)G、7

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、硬質靴本体低部(2)と、前記靴本体低部上に載置
    されるとともに少なくとも部分的にヒンジ接続され、か
    つ、スリーブ(5)と該スリーブ(5)に対して長手方
    向に枢動可能な後部フード(6)の少なくとも2部分を
    含む胴部とで構成された後部挿入型スキー靴において、 イ)両端部(10′)あるいはそれらと同等物の箇所で
    、該スリーブ(5)の両側に位置し、必要に応じて調節
    可能な固定点(9)に接続され、更に、前記スキー靴の
    下部、あるいは、スキーヤーの足上で、必要に応じて調
    節可能な固定点(12)に固定された可撓ループ(10
    ″)またはそれと同等物を形成する少なくとも1本の連
    結用ワイヤー(10)と; ロ)前記ワイヤー(10)と共働し、かつ、靴の後部に
    設けられる引張部材(8、38)とを含み、 前記ワイヤー(10)は、前記固定点(9)から前記靴
    上又は足上での固定(12、30)に先立つて前記引張
    部材(8、38)自体に担持された案内兼方向転換部材
    (17)まで直接延びていることを特徴とする後部挿入
    型スキー靴の閉鎖・施錠装置。 2、硬質靴本体低部(2)と、前記靴本体低部上に載置
    されるとともに少なくとも部分的にヒンジ接続され、か
    つ、スリーブ(5)と該スリーブ(5)に対して長手方
    向に枢動可能な後部フード(6)の少なくとも2部分を
    含む胴部とで構成された後部挿入型スキー靴において、 イ)一方(10)が前記胴部の2部分(5、6)間での
    閉鎖を確実に行ない、他方(40)が該靴の内部で足保
    持を確実に行なう2本の連結用ワイヤー(10、40)
    と; ロ)前記連結用ワイヤー(10、40)の各々と同時に
    共働する引張部材(38)とを含み、 前記2本のワイヤーの中、第1のワイヤー(10)は、
    前記スリーブ(5)上に位置する固定点(9)から前記
    靴の後部上での固定(12)に先立つて、前記引張部材
    (38)自体に担持された案内兼方向転換部材(17)
    まで直接延び、他方第2のワイヤー(40)は、後部フ
    ード(6)の下部両側に位置する方向転換部材(31)
    、あるいは、場合により方向転換部材(32)、ならび
    に、前記靴本体低部(2)の両側を走行した後、続いて
    、引張部材(38)上に位置し、必要に応じて調節可能
    な固定手段(39)上に形成されたループ(40″)あ
    るいはそれと同等物により固定されるよう、前記第2の
    ワイヤー(40)がループ(40′)あるいはそれと同
    等物を形成している前記靴本体内部から前記引張部材(
    38)上に配設された第2の案内兼方向転換部材(37
    )に向けて延びていることを特徴とする後部挿入型スキ
    ー靴の閉鎖・施錠装置。 3、前記引張部材(8)が、前記胴部の後部フード(6
    )上にその下端部をヒンジ接続(13)され、かつ、そ
    の上部において、 それ自体が中間部分内でヒンジ接続(15)されている
    第1の半レバー(14)と、上端部が前記胴部の後部フ
    ード(6)の上部と接触状態で共働し、かつ、自由な他
    端部が使用者により作動できるようになつている第2の
    半レバー(16、36)とで構成されることを特徴とす
    る特許請求の範囲第1項または第2項記載の閉鎖・施錠
    装置。 4、前記引張部材(8、38)がヒンジ接続されている
    該スキー靴の後部フード(6)自体が、前記靴本体低部
    (2)上に設けた前記スリーブ(5)の撓み兼回転軸(
    4)と同軸的にヒンジ接続されていることを特徴とする
    特許請求の範囲第3項記載の閉鎖・施錠装置。 5、前記引張部材(8、38)がヒンジ接続されている
    該スキー靴の後部フード(6)自体が、前記靴本体低部
    (2)上に設けた前記スリーブの撓み兼回転軸(4)と
    は異なる枢動軸(34)によつて前記胴部のスリーブ(
    5)上にヒンジ接続されていることを特徴とする特許請
    求の範囲第3項記載の閉鎖・施錠装置。 6、前記引張部材(8、38)がヒンジ接続されている
    該スキー靴の後部フード(6)自体が前記靴本体低部(
    2)上に設けたスリーブの撓み兼回転軸(4)とは異な
    る枢動軸(44)によつて前記靴本体低部(2)上にヒ
    ンジ接続されていることを特徴とする特許請求の範囲第
    3項記載の閉鎖・施錠装置。 7、前記引張部材(8、38)が、踵区域内でその下端
    部を前記靴本体低部(2)上にヒンジ接続され、かつ、
    その上部において、それ自体が中間部分内でヒンジ接続
    (15)されている第1の半レバー(14)と、上端部
    が前記胴部の後部フード(6)の上部と接触状態で共働
    し、かつ、自由な他端部が使用者によつて作動できるよ
    うになつている第2の半レバー(16、36)とで構成
    されることを特徴とする特許請求の範囲第1項または第
    2項記載の閉鎖・施錠装置。 8、前記後部フード(6)上の、また場合によつては前
    記靴本体低部上の第1の半レバー(14)のヒンジ接続
    部(13、43)と、前記2個の半レバー(14)、(
    16、36)間のヒンジ接続部(15)と、前記第2の
    半レバー(16、36)と前記胴部の後部フード(6)
    との接触区域とが、前記第2の半レバー(16、36)
    の下端部が低部に向けて作動される際、安定施錠位置で
    ナックル装置を形成することを特徴とする特許請求の範
    囲第3項、第4項、第5項、第6項または第7項記載の
    閉鎖・施錠装置。 9、前記ワイヤー(10)の案内兼方向転換部材(17
    )が、前記胴部の後部フード(6)と接触する区域の近
    傍で、前記第2の半レバー(16、36)により担持さ
    れていることを特徴とする特許請求の範囲第3項、第4
    項、第5項、第6項、第7項または第8項記載の閉鎖・
    施錠装置。 10、前記引張部材の安定施錠位置に対応するスリーブ
    (5)上の後部フード(6)の閉鎖位置において、前記
    ワイヤー(10)の案内兼方向転換部材(17)が、前
    記スリーブ(5)上のワイヤー(10)の固定点(9)
    よりも前記胴部に沿つたより高い位置にあることを特徴
    とする特許請求の範囲第1、2、3、4、5、6、7、
    8または9項記載の閉鎖・施錠装置。 11、内部足固定用ワイヤー(40)の第2の案内兼方
    向転換部材(37)が前記第1の方向転換部材(17)
    と前記2個のレバー(14、36)のヒンジ接続部(1
    5)との間にある第2の半レバー(36)上に配設され
    ていることを特徴とする特許請求の範囲第2、3、4、
    5、6、7、8、9または10項記載の閉鎖・施錠装置
    。 12、前記足固定用ワイヤー(40)の固定手段(39
    )がねじ切りを施した軸棒に沿つて移動可能なナットで
    構成され、かつ、前記ヒンジ接続部(15)に対して前
    記方向転換部材(37)と対向する位置にあることを特
    徴とする特許請求の範囲第11項記載の閉鎖・施錠装置
    。 13、前記引張部材の安定施錠位置に対応するスリーブ
    (5)上の後部フード(6)の閉鎖位置において、内部
    足固定用ワイヤー(40)の第2の方向転換部材(37
    )が前記後部フードに、また場合によつては、 前記靴本体低部に属する方向転換部材(31、32)よ
    りも前記胴部に沿つたより高い位置にあることを特徴と
    する特許請求の範囲第11項または第12項記載の閉鎖
    ・施錠装置。 14、連結兼閉鎖用ワイヤー(10)により形成される
    ループ(10″)またはその均等物が、前記引張部材(
    8)のヒンジ接続部(13)近傍で、前記後部フード(
    6)の下部区域内に位置する引掛手段(12)に固定さ
    れていることを特徴とする特許請求の範囲第1、2、3
    、4、5、6、7、8、9、10または11項記載の閉
    鎖・施錠装置。 15、前記連結用ワイヤー(10)により形成されるル
    ープ(30)またはその均等物が、スキーヤーの足の上
    部に沿つて取囲むよう前記後部フード(6)の下部の両
    側から前記靴本体低部(2)の内部へと配設された少な
    くとももう1個の方向転換部材(31)を越えて延びて
    いることを特徴とする特許請求の範囲第1、3、4、5
    、6、7、8、9、10または11項記載の閉鎖・施錠
    装置。 16、前記連結用ワイヤー(10)により形成されるル
    ープ(30)またはその均等物(30′)が、スキーヤ
    ーの足の上部に沿つて取囲むよう前記靴本体低部(2)
    の後部、すなわち、踵部の両側から前記靴本体低部(2
    )の内部まで配設された少なくとももう1個の方向転換
    部材を越えて延びていることを特徴とする特許請求の範
    囲第1、3、4、5、6、7、8、9、10または11
    項記載の閉鎖・施錠装置。 17、前記スリーブに対して開放または閉鎖する前記後
    部フードがどのような位置にあつても、前記第2の半レ
    バー(16)が、前記胴部の後部フード(6)と接触を
    保ち、弾性部材(18)によつて常時付勢されているこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第1、2、3、4、5、
    6、7、8、9、10、11、12、13、14、15
    または16項記載の閉鎖・施錠装置。 18、前記弾性部材(18)が、前記2の半レバー(1
    4、16)のヒンジ接続部(15)と垂直に配設され、
    かつ、それらと共働するばねであることを特徴とする特
    許請求の範囲第17項記載の閉鎖・施錠装置。 19、前記案内兼方向転換部材(17)の側方で、前記
    ワイヤー(10)が前記第2の半レバー(16)の端部
    上を通過するとともに、前記胴部の後部フード(6)上
    の引掛区域(12)へ向うため前記第2の半レバーを貫
    通することを特徴とする特許請求の範囲第3、4、5、
    6、7、8、9または10項記載の閉鎖・施錠装置。 20、前記第2の半レバー(16)との接触区域におい
    て、前記胴部の後部フード(6)が、該第2の半レバー
    (16)の位置に応じて接触圧を漸増させるような断面
    形状とした傾斜面(19)を担持することを特徴とする
    特許請求の範囲第3、4、5、6、7、8、9または1
    0項記載の閉鎖・施錠装置。 21、前記傾斜面(19)が前記胴部の第2の部分(6
    )に取りつけられた部品で構成されることを特徴とする
    特許請求の範囲第20項記載の閉鎖・施錠装置。 22、前記傾斜面(19)が前記胴部の後部フード(6
    )に沿つた高さ位置(22、23)で調節可能であるこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第21項記載の閉鎖・施
    錠装置。 23、前記傾斜面(19)が前記胴部の後部フード(6
    )に対して傾斜して調節可能(24、25)であること
    を特徴とする特許請求の範囲第21項または第22項記
    載の閉鎖・施錠装置。 24、前記案内兼方向転換部材(17)が前記引張部材
    (8)上で位置調節可能であることを特徴とする特許請
    求の範囲第1、2、3、4、5、6、7、8、9、10
    、11、12、13、14、15、16、17、18、
    19、20、21、22または23項記載の閉鎖・施錠
    装置。 25、前記2の半レバー(14、16)間のヒンジ接続
    軸(15)が、該レバーのうち少なくとも1に対する位
    置で調節可能であることを特徴とする特許請求の範囲第
    3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13
    、14、15、16、17、18、19、20、21、
    22、23または24項記載の閉鎖・施錠装置。 26、前記胴部の第2の部分(6)上にある第1の半レ
    バー(14)のヒンジ接続軸(13)が位置調節可能で
    あることを特徴とする特許請求の範囲第3、4、5、6
    、7、8、9、10、11、12、13、14、15、
    16、17、18、19、20、21、22、23、2
    4または25項記載の閉鎖・施錠装置。
JP60211199A 1984-09-26 1985-09-26 後部開閉型スキー靴の閉鎖および施錠装置 Pending JPS6194602A (ja)

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FR8415260 1984-09-26

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