JPS59134208A - 水中生物の付着防止方法 - Google Patents

水中生物の付着防止方法

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JPS59134208A
JPS59134208A JP58007860A JP786083A JPS59134208A JP S59134208 A JPS59134208 A JP S59134208A JP 58007860 A JP58007860 A JP 58007860A JP 786083 A JP786083 A JP 786083A JP S59134208 A JPS59134208 A JP S59134208A
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    • E02HYDRAULIC ENGINEERING; FOUNDATIONS; SOIL SHIFTING
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    • E02B3/043Artificial seaweed

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  • Farming Of Fish And Shellfish (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は水中構造物表面に水中生物が付着するのを防止
する方法に関するものである。
本発明における水中構造物とは、長期間にわたって水(
海水も含む、以下同様)と常時接触している構造物であ
って、海、河川、湖沼、池などの水面もしくは水中に設
けられる装置、器具および導水路ならびに水処理装置な
どがある。上記水面もしくは水中に設けられる装置、器
具としては、例えば、石油掘削りグなどの海洋建造物、
浮き体積、浮標灯、消波用構造物、筏のフロート、浮体
構造物の70−ト、ブイ、防油用構造物、係留用ロープ
、魚網、船舶などがあげられ、導水路としては、例えば
、導水管、水門、発電所における冷却水の取水路ならび
に循環木管などがあげられ、水処理装置どしては淡水化
1装置、浄水装置、下水処理装置などをあげることがで
きる。
これらの水中構造物はその一部もしくは全部が常に水と
接触しているために、その水接触部表面に水中生物(例
えば、苔虫類、まん脚類、二枚貝類、ホヤ類、藻類など
)が多く付着して、種々の欠陥を生じるのである。すな
わち、上記水面もしくは水中に設けられる装置、器具に
ついてみると、石油掘削リグでは水中生物が付着するこ
とKよって基材が浸食されて物理的強度が低下し、また
、浮き桟橋、浮標灯、防波用構造物、筏のフロート、浮
体構造物の70−ト、ブイ、防油構造物、係留用ロープ
などの水面に浮遊させるものについては物理的強度が低
下するのに加え、水中生物が付着すると重量が著しく増
加するために水中に徐々に没してその機能が果せなくな
り、・らに魚網については水の流通を妨げ、魚類の生育
に悪影響を及ぼし、そして船舶については運航速度が低
下し、燃費が著しく増加するのである。導水路について
みると、導水管では該管内の導水部分がせまくなって導
水量が少なくなり、水門ではその開閉操作が困難となり
、発電所の冷却水の取水路ならびに循環木管などに水中
生物が付着すると、取水量の低下、管の破損、発電効率
の低下、電力損失などが生じるのである。水処理装置に
ついてみると、それらの槽、機械、パイプ、ポンプなど
に水中生物が付着すると該装置の機能が低下するのであ
る。
従来、上記水中構造物の表面に水中生物が付着するのを
防止する方法として、該水中構造物の水接触部分に防汚
塗料を塗装しておくか、もしくは水中に塩素を混入する
々どの方法があった。しかしながら、防汚塗料の塗装に
よる方法は該塗料に配合した防汚剤成分が塗膜から水中
に徐々に溶出させることによって水中生物の付着を防止
するのであるが、該防汚剤成分は毒性物質であって、水
中生物を死滅させうろことは当然ながら、人体ならびに
魚貝類などに対しても有害である。したがって該塗料の
製造ならびに塗装時において該防汚剤が人体内に入らな
いように細心の注意を払う必水中に塩素を混入する方法
においては、その適用分野が著しく制約され、しかも水
中における塩素濃度の管理が複雑であシ、塩素自体毒性
が強いので人体、魚貝類などに悪影響を及ぼすことがあ
る。
このように、従来では毒性物質を使用しているために、
水中構造物に水中生物が付着するのを防止できたとして
も、該毒物によって人体ならびに魚貝類に対して危険で
あるという副作用を常に潜在しているのである。
そこで、本発明老けこれらの状況に鑑みて、毒性物質を
使用することなしに、水中PR,造物の表面に水中生物
が付着するのを防止する方法に関して鋭意研究を行りっ
たのである。その結束、該水中lR造物表面を立毛被覆
または布、網もL <け多孔性シートで被覆することに
よって、該表面に水中生物が付着しないことを見い出し
、本発明を完成したのである。
すなわち、零発明け、水中構造物表面を、毛状体もしく
は糸状体で0.1mm以上の高さに立毛被覆せしめるか
および(−1:たけ)厚さ18以上の布、網もしくけ多
孔質シートで被覆せしめることを特徴とする水中構造物
表面に水中生物が付着するのを防止する方法に関するも
のである。
本発明の特徴は、水中構造物表面を毛状体、糸状体、布
、網もしくは多孔質シートで被覆するところにあり、そ
の結果、前記した従来からの毒性を有する防汚剤成分を
全く使用することなく、水中構造物表面に水中生物が付
着するのを防止できたのである。従って、本発明の方法
によれば、従来の防汚剤を用いる方法に比べ、人体なら
び魚貝類に対して極めて安全であり、しかも水域を汚染
することも全くもしくけ殆どなくなったのである。
以下妬、本発明に係る水中生物の付着防止方法について
具体的に説明する。
まず、本発明において、水中構造物表面に毛状体および
(または)糸状体(以下これを「フロック」と総称する
こともある)を立毛被覆せしめる方法について説明する
該フロックは、長期間(少なくとも12ケ月)水中に浸
漬しても溶解、変質、劣化せず、しかもその太さが直径
0.003〜5謳、好ましくは0.01〜10である細
線状のものである。まず、フロックのうち、毛状体とし
ては、動物毛が適しておシ、例えばヒツジ、クシ、クマ
、ネコ、ネズミ、シカ、アシ力、クマ、トラ、クサイ、
ヤギ、キツネ、クヌギ、リス、ヒョウ、ロバ、ブタ、ラ
イオン、ラクダなどの毛があげられる。咬だ、糸状体と
しては天然繊維、合成繊維、加工糸状体などが使用でき
、天然繊維としては例乏ば絹などのクンノfり繊維、木
綿、麻などのセルロース繊維、アスベストなどの鉱物縁
Mζなどがあげられ、合成繊維としては例えばポリアミ
ド糸、ポリエステル系、ポリアクリロニトリル系、ポリ
エチレン系、ポリプロピレン系、ポリビニルアルコール
系、ポリ塩化ビニル系、ポリアクリル系、ポリフレタン
系、;〆す、スチレン系、ボリテトラフルオロエチンン
系、ビスコース、アセテート、レーヨンなどがあげられ
、加工糸状体としては例えば金属(鉄鋼、ステンレス、
釦、アルミニウム、し7んちゆう、アルミニウムならび
にこれらを含む合金)々らびにガラスなどを上記の太さ
の細線状に加工したもの々どがあげられ、これ以外にし
ゅろの毛などもフロックとして使用できる。これらの7
0ツクは、1種もしくけ2種以上併用することができる
。また、これらの70ツクは、上記太さに、1木で調整
したものおよび複数を伐って調整したもの力;使用でき
る。
本発明において、l−立毛被覆」とは、水中構造物表面
に、上記フロックを垂直もしくは傾斜状に立毛せしめる
ことによって、該表面の一部もしくは全面を被覆するこ
とであり、フロックの先端(外面側)はカットされてい
るかもしくは輪奈になっていてもさしつかえない。
フロックを水中構造物表面に立毛被覆せしめる方法とし
て、例えば、 ■ 該構造物表面にあらかじめ接着剤もしくは塗料を塗
布し、塗膜が粘着性を有している期間中に70ツクを散
布、もしくは吹付ける。
■ あらかじめフロックを基材に立毛被覆せしめたもの
を、該構造物表面に貼着する、および ■ 前記動物毛を有する毛皮を該構造物表面に貼着する
。などがある。
■の方法において、まず、接着剤ならびに塗料は常温で
乾燥硬化し、かつ耐水性ならびに防食性のすぐれた塗膜
を形成するものを用いることが好ましく、接着剤として
は例えばエポキシ樹脂系、フェノール樹脂系、ブチラー
ル樹脂系、塩化ビニル樹脂系、酢酸ビニル樹脂系、天然
合成ゴム系、ポリフレタン系、アクリル樹脂系などの有
機溶液形接着剤、酢酸ビニル樹脂系、アクリル樹脂系、
合成ゴム系などの水性脂接着剤などが使用でき、塗料と
し、てけ例メはアルキド樹脂系ジンクリッチ塗料、エポ
キシ#iI脂系ジンクリヴチ塗料、無機質系ジンクリッ
チ塗料、エポキシ樹脂系ノンジンク塗料、クールエポキ
シ系塗料、塩化ゴム系塗料、塩化ビニル柑脂系塗料など
が用いらhる。これらの接着剤ならびに塗料を水中構造
物表面に塗装するKあたって、該表面を清浄にし、必要
ならばプライマー彦どをあらかじめ塗装しておくことが
好ましく、そして該接着剤および塗料の塗装膜厚は乾燥
塗膜にもとづいて10声以上が適している。
水中構造物の表面に塗装した接着剤ならびに塗料の塗面
に70ツクを立毛被覆せしめる方法として、繊維加工分
野において通常に行かわれているフロック加工技術が利
用できる。例えば、(イ)該塗面に篩もしくは散布器で
フロックを単に散布する、(@圧縮空気によってフロッ
クを噴射して塗面に吹付ける、G−ウ上記(イ)の散布
方法において、その裏面側から上下衝撃振動を与えなが
らフロックを塗面に敷布する、(→高圧静電場における
微小物質の吸引、反発現象を利用したもので、フロック
に電圧静電気を印加させながら塗面に散布する方法であ
って、さらに必要ならば、その裏面側から衝撃振動を与
える、(ホ)該水中構造物を接地し、70ツクロツクを
静電気的に吸引させる などの方法がある。このうち、
塗面に70ツクを高密度に、かつ均一に立毛被覆させる
には、上記O−θによる方法が最も適している。
■の方法において、フロックを、水中構造物の浸水部分
、干満部分(Tidal zone )ならびに飛沫部
分(’5plash zone) (以下、これらの部
分を「浸水部分」と総称することもある)の全面に、均
−かつ該構造物表面が完全に隠ぺいされるように高密度
に立毛被覆せしめることが最も好ましいが、D、 R水
部分の全面を均一に万遍無く、該浸水部分の50%以上
、特に80%以上の面積が70ツクによツて立毛被覆さ
れていることが好ましい。
上記■による方法は、接着剤もしくは塗料を塗布した基
材にフロックを立毛被覆せしめ、それを水中構造物の浸
水部分に貼着するのである。該方法における基材は接着
剤を塗布できるものであればよく、シートおよび布など
が使用できる。シートとしては例えば、ポリ塩化ビニル
シート、ポリエステルシート、ポリエチレンシート、ポ
リプロピレンシート、ポリスチレン、ポリ塩化ビニリデ
ンシート、ポリカーボネートシート、ポリビニルアルコ
ールシート、ポリアミドシート、セロハン、ゴム、加工
紙、金属(鉄、鋼、ステンレス、アルミニクム、釦なら
びにこれらを含む合金)シート、ポリスチレン発泡シー
ト、ポリエチレン発泡シート、ポリウレタン発泡シート
などがあげられ、これらの厚さは特に制限されないが、
100μ〜5■が好適である。また、布としてはすでに
記述した糸状体を用いてなる織物ならびに編物などが好
適である。そして、これらの基材に塗布する接着剤なら
びに塗料およびとれらを塗布した塗面にフロックを立毛
被覆せしめる方法などは、前記■の方法において説明し
たものが利用できる。このように、フロックを立毛被覆
せしめた基材としては、例えば、ビロード、別珍、シー
ル、アストラカン、モグット、じゅうたん、コールテン
、などがある。
また、フロー・夕を立毛被覆せしめた基材を水中構造物
の表面に貼着するには、該基材の裏面および(′−!た
は)該構造物の表面に前記の接着剤を塗布し、粘着する
ことによって容易に行なわれる。
また、上記■の方法は、前記動物毛を有する毛皮を上記
■と同様にして水中構造物の浸水部分に貼着することに
よって行なわれる。
本発明において、上記■〜■によって水中構造物の浸水
部分に立毛被覆せしめたフロックの高さは0.1調以上
であればさしつかえないが、好ましくは1〜100ff
illである。70ツクの高さが0.1調より低く々る
と水中生物の付着を防止することが困難となる。また、
上記■〜■による方法において、フロックを水中構造物
の浸水部分の全面に均一かつ該浸水部分の表面がフロッ
クによって完全に隠ぺいするように高密度に立毛被覆す
ることが最も好ましいが、該浸水部分全面を均一に万遍
なく、該浸水部分の50%以上、特に80%以上の面積
がフロックによって立毛被覆されていることが奸才しい
次に、本発明において、水中構造物表面を厚さ1覇以上
の布、網ならび多孔質シートで被覆する方法−について
説明]する。
本発明において使用できる布、網および多孔質シートは
、水中に長期間(少なくとも12ケυ)湯溜しても溶解
、変質、劣化せず、ある程度の空隙部を有しており、該
空隙部に水が浸入して、水中において該空隙部の内部で
水の置換(流れ)が容易に起るものであればよい。
オす、布と1.7ては、各vJ織繊維それ自体公知の方
法で織ったものが使用できる。微細とルではl0記の毛
状体および糸状体から選ばれた1種もしくけ2種以上が
用いられる。布には、平織り、斜文織り、綾織り、朱子
織り、重ね織り、パイル織り(添毛織物)〔たとえば綽
パイル織物、経パイル織物、タオル織物、シェニール織
物〕、柄織物、縮絨仕上げ織物、起毛処理織物、無毛処
理織物、広巾綿布(金巾、更紗、キャリコ、粗布、細布
、綿ボブリン、ブロードクロス、細綾綿布、縞三綾、テ
ィッキング、太綾綿布、綿小倉、綿イタリアン、綿ベネ
シアン、マル、ヘヤーコード、M61eJ、”J−ツカ
−、リッカー、寒冷紗、ボイル、綿ネル、別珍、コール
テン、綿帆布、パーバリー、綿ギャバジン)、小幅綿布
(さらし綿、ゆかた地、手ぬぐい地、布団縞、縞木綿、
紺絣、綿黒へ、盲縞、ガーゼ、紋別、石庭)、麻織物(
リネンシャツ地、テーブルクロス地、ロールタオル地、
リネンハンカチーフ地、洋服芯地、帆布、たたみヘリ地
、かや地などのりネン織物、小千谷縮、上布などのラミ
ー織物、ヘシアシクロース、ガンニークロス、シュート
帆布、リノリクムクロスなどのジュート織物)、毛織物
(サージ、ガリサージ、ギャバジン、トロピカル、ポー
ラ−、トスキン、背広服地、モスリン、クール着尺、シ
ルククール着尺、ベネシアン、ボブリン、ゼファー、サ
ンクロース、旗布、ビ・ツケ、ヘリングボーン、シャー
ススキン、バーズアイ、オツトマン、アストラカン、芯
地などの梳毛織物、7ランネ7L/、フラノ、メルトン
、パイルオーバー地、玉ラシャ、カシミヤ、ツイード、
ホームスパン、サクソニー、ピンヘッドなどの紡毛織物
、アルバカ、プラッシュ、モグント、テレンプなどの交
織毛織物、混紡毛織物)、絹織物(羽二重、塩瀬、紋組
、生斜子、生絹、絵絹、富士用、揄子、八ツ積繊、シフ
オン、篩網、ニノン、絹ボイル、ちbめん、パレスクレ
ープ、ジョーゼットなどの生絹織物、銘仙、紬、黄へ丈
、タフタ、どんす、絹壁織り、人絹ちりめん、フラット
クレープ、ジョーゼットクレープ、人絹紋織り、サッカ
ー、シャークスキン、シャンタン)、フェルト117エ
ルト、ハンマーフェルト、羊毛フェルト、生毛フェルト
、粗毛フェルトなどの圧縮フェルト)不織布、ボンデツ
ドファプリ・り(織物を2枚以上はり合わせたもの、フ
レタンフオームなどの薄いシートと織物とをけり合わせ
たもの)などがあげられる。さらに、本発明において、
布として、編物製品(平編み、ゴム編、パール編などに
よって編んだもの)、毛布(綿毛布、化繊もしくけ合繊
毛布、手製毛布など)、敷物(じゅうたん、カーペット
、だんつう、フックドラッグ、タフテートカーペット、
などの手製、シェニールカーペット、コノトンラグラグ
、コツトンヤーンラッグなどの綿製)なども使用できる
また、網としては、それ自体公知方法で絹んだものが使
用でき、水中構造物の浸水部分の全面に均一に被覆する
ことが最も好ましいが、該浸水部分全面にわたって均一
に万遍なく、該浸水部分の50%以上、特に80%以上
の面積が網の素材によって被汐されていることが好まし
い。網を2重以上に重ねて使用するのが最も好ましい。
また、多孔質シートとしては、水の流出入が容易に行な
われる程度の空隙気泡を有するシートが使用でき、たと
えばフレクンフオーム、発泡ポリスチレン、発泡ポリエ
チレンなどがあげられ、これらは標準セル論5〜20ケ
/25■が好ましい。
本発明において、上記の布、網ならびに多孔質シートは
、水中構造物表面に、厚さがIWn以上、好ましくは2
〜1000−の範囲になるようにして貼着させることが
好ましい。1冒より薄くなると水中生物の付着を防止す
ることが困難である。
また、これら貼着け、布、網ならびに多孔質シートの裏
面および(または)水中構造物表面に前記した接着剤ま
たは塗料を塗布しておき、水中構造物に貼着することに
よって行なわれる。
実施例1 エポキシ析脂接着剤を塗布(乾燥膜厚にもとづいて10
0μ)した鉄板に、電着処理を行なった繊維長3〜5窮
のポリアミド系繊維(ナイロン)を高圧静電気により、
均一に、かつ素地面が完全に隠ぺいされるように立毛′
$、覆した。得られた試験板の表面には高さ2.5〜4
門にポリアミド系繊維か立毛被覆していた。
この試験板を海水中に12ケ月浸漬したところ、水中生
物の付着は殆ど認められなかった。
実施例2〜7 鉄板に、立毛部分が羊毛であるカーペットをエポキシ樹
脂系接着剤で貼着したものを試験板とし、該試験板を海
水中に12ケ月間浸消した。試験結果を表−1に示した
実施例8 鉄板に、ポリフレタンフオームのシート(厚さ10て)
を貼着したものを試験板とし、これを海水中に12ケ月
浸漬したとζろ、その表面に水中生物は殆ど付着しなか
った。
実施例9 鉄板にクサヤの毛皮(毛の長さ1〜2の)を貼着したも
のを試験板とし、これを泡水中に12ケ月間浸漬した結
果、その表面に水中生物の付着は殆ど認められなかった
比較例1〜6 下記試験板を実施例と同様に海水中に12ケ月浸漬した
。その結果を表−2に示した。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 水中構造物表面を、毛状体もしくは糸状体で0.1毛 一以上の高さに立・被覆せしめるかおよび(捷たFi)
    厚さ1m以上の布、網もしくは多孔質シートで被覆する
    ことを特徴とする水中構造物表面に水中生物が付着する
    のを防止する方法。
JP58007860A 1983-01-20 1983-01-20 水中生物の付着防止方法 Granted JPS59134208A (ja)

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