JPS5913281Y2 - タ−ビン排気室 - Google Patents
タ−ビン排気室Info
- Publication number
- JPS5913281Y2 JPS5913281Y2 JP16572477U JP16572477U JPS5913281Y2 JP S5913281 Y2 JPS5913281 Y2 JP S5913281Y2 JP 16572477 U JP16572477 U JP 16572477U JP 16572477 U JP16572477 U JP 16572477U JP S5913281 Y2 JPS5913281 Y2 JP S5913281Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- turbine
- exhaust chamber
- outer casing
- flow
- vicinity
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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Description
【考案の詳細な説明】
本考案はタービン排気室の構造に関する。
従来のタービンと排気室との構造は第1図及び第2図に
示され、第1図はタービンと排気室との縦断面図、第2
図左半分はタービン最終段動翼位置(第1図のII a
−III a線)の横断面図、第2図有半分は排気室
内部の端面図(第1図のIIb −IIb線)である。
示され、第1図はタービンと排気室との縦断面図、第2
図左半分はタービン最終段動翼位置(第1図のII a
−III a線)の横断面図、第2図有半分は排気室
内部の端面図(第1図のIIb −IIb線)である。
図において、01は排気室入口フローガイド、02は排
気室内部コーン、03は最終段動翼、04はタービン外
部ケーシング後壁、04’はタービン外部ケーシング周
壁、05はタービン軸、06はタービン内部ケーシング
、07は水平フランジ、08は内部ケーシング支持部材
、09は流体入口管、10は排気室出口である。
気室内部コーン、03は最終段動翼、04はタービン外
部ケーシング後壁、04’はタービン外部ケーシング周
壁、05はタービン軸、06はタービン内部ケーシング
、07は水平フランジ、08は内部ケーシング支持部材
、09は流体入口管、10は排気室出口である。
作動流体は入口管09よりタービン内部に矢印の方向へ
流入し、最終段動翼03を経て排気室内に排気として放
出され、排気室出口10から流出する。
流入し、最終段動翼03を経て排気室内に排気として放
出され、排気室出口10から流出する。
元来、排気室は、タービンからその内部に放出される排
気流の運動エネルギを圧力に変換させる作用、効果によ
って排気からのエネルギ回復を行い、タービン効率の向
上に荷担できるはずのものである。
気流の運動エネルギを圧力に変換させる作用、効果によ
って排気からのエネルギ回復を行い、タービン効率の向
上に荷担できるはずのものである。
然るに、従来の排気室では最終段動翼03直後の排気室
入口フローガイド01と内部コーン02とで形成された
環状ディフューザ内の流れが、フローガイド端部に形成
される伴流Aによって流路一杯に広がらず、第1図に示
すように外部ケーシング後壁04側に偏流して圧力回復
が十分に行われず、また外部ケーシングと内部ケーシン
グとの間に形成されている空間部の天井域には変動渦流
Bを形成して圧力損失を誘起し、タービン効率を低下さ
せる一因となっている。
入口フローガイド01と内部コーン02とで形成された
環状ディフューザ内の流れが、フローガイド端部に形成
される伴流Aによって流路一杯に広がらず、第1図に示
すように外部ケーシング後壁04側に偏流して圧力回復
が十分に行われず、また外部ケーシングと内部ケーシン
グとの間に形成されている空間部の天井域には変動渦流
Bを形成して圧力損失を誘起し、タービン効率を低下さ
せる一因となっている。
本考案の目的は上記の点に着目し、排気室内部で誘起さ
れる圧力損失を極力少くし、かつ排気流の運動エネルギ
を圧力に変換する排気室を提供することであり、その特
徴とするところは、排気室入口フローガイドの終端部に
、タービン軸に対して略直角方向に伸びる伴流防止板を
付設すると共に、タービン内部ケーシングとタービン外
部ケーシングとの間の空間部に、最終段動翼中心の延長
線とタービン外部ケーシング天井壁との交点付近からタ
ービン軸心と流体入口管の中心線との交点付近に向って
伸びるバックフローガイド板を設けたことである。
れる圧力損失を極力少くし、かつ排気流の運動エネルギ
を圧力に変換する排気室を提供することであり、その特
徴とするところは、排気室入口フローガイドの終端部に
、タービン軸に対して略直角方向に伸びる伴流防止板を
付設すると共に、タービン内部ケーシングとタービン外
部ケーシングとの間の空間部に、最終段動翼中心の延長
線とタービン外部ケーシング天井壁との交点付近からタ
ービン軸心と流体入口管の中心線との交点付近に向って
伸びるバックフローガイド板を設けたことである。
即ち、環状ディフューザから流出した排気流を整流する
ために渦流の発生、存在する余分な空間を狭窄、除去し
て排気内部での圧力損失を少く抑えたことである。
ために渦流の発生、存在する余分な空間を狭窄、除去し
て排気内部での圧力損失を少く抑えたことである。
本考案は蒸気タービン、ガスタービン、テ゛イーゼル機
関過給用排気タービン、送風機等に広く適用できる。
関過給用排気タービン、送風機等に広く適用できる。
以下図面を参照して本考案による実施例につき説明する
。
。
第3,4図は本考案による1実施例を第1,2図に対応
させて示す。
させて示す。
本考案による排気室と従来の排気室との差異は、タービ
ン内部ケーシングとタービン外部ケーシングとの間に形
成されている上部空間部に、最終段動翼03中心の延張
長線と外部ケーシングの交点付近からタービン軸心と流
体入口管09の中心延長線との交点付近に向ってバック
フローガイド板21を設置し、かつまた排気室入口フロ
ーガイド01の終端外周部に、このフローガイド中心軸
線、即ちタービン軸線に略直角の方向に環状の伴流防止
板11を設置している2点である。
ン内部ケーシングとタービン外部ケーシングとの間に形
成されている上部空間部に、最終段動翼03中心の延張
長線と外部ケーシングの交点付近からタービン軸心と流
体入口管09の中心延長線との交点付近に向ってバック
フローガイド板21を設置し、かつまた排気室入口フロ
ーガイド01の終端外周部に、このフローガイド中心軸
線、即ちタービン軸線に略直角の方向に環状の伴流防止
板11を設置している2点である。
なお、各符号は第1,2図のものと同一部材を示す。
上記構成の場合の作用について述べる。
第1図に示した伴流Aはフローガイド01への伴流防止
板11の取付けによって、その向きが排気室入口流に対
して略90°偏向させられ、微弱な固定渦となる。
板11の取付けによって、その向きが排気室入口流に対
して略90°偏向させられ、微弱な固定渦となる。
従って、フローガイド01とコーン02とで形成された
環状ディフユーズ流路内の流れの外部ケーシング後壁0
4側への偏流が防止される。
環状ディフユーズ流路内の流れの外部ケーシング後壁0
4側への偏流が防止される。
また、バックフローガイド板21はその挿入によって変
動渦流Bの発生域が除去され、更には外部ケーシング天
井壁に沿って反転して流体入口管に向う流れをスムーズ
にガイドして、内部ケーシングと外部ケーシングとの間
に形成されている空間部に下降流として導く作用をなす
。
動渦流Bの発生域が除去され、更には外部ケーシング天
井壁に沿って反転して流体入口管に向う流れをスムーズ
にガイドして、内部ケーシングと外部ケーシングとの間
に形成されている空間部に下降流として導く作用をなす
。
上述のような本考案による場合は、上記作用によって環
状ディフユーズ流路内での圧力回復量が増加し、また内
部、外部ケーシング間の空間域での流れの圧力損失を軽
減する効果があり、排気室の性能が向上する。
状ディフユーズ流路内での圧力回復量が増加し、また内
部、外部ケーシング間の空間域での流れの圧力損失を軽
減する効果があり、排気室の性能が向上する。
第1図は従来のタービンと排気室の縦断面図、第2図左
半分は第1図のIIa−IIa矢視断面図、同右半分は
第1図のlIb−lIb矢視断面図、第3図は本考案に
よる1実施例のタービンと排気室の縦断面図、第4図左
半分は第3図のIV a −IV a矢視断面図、同右
半分は第3図のIV b −IV b矢視断面図である
。 01・・・・・・排気室入口フローガイド、02・・・
・・・排気室内部コーン、03・・・・・・最終段動翼
、04・・・・・・タービン外部ケーシング後壁、04
′・・・・・・タービン外部ケーシング周壁、05・・
・・・・タービン軸、06・・・・・・タービン内部ケ
ーシング、09・・・・・・流体入口管、10・・・・
・・排気室出口、11・・・・・・伴流防止板、21・
・・・・・バックフローガイド板。
半分は第1図のIIa−IIa矢視断面図、同右半分は
第1図のlIb−lIb矢視断面図、第3図は本考案に
よる1実施例のタービンと排気室の縦断面図、第4図左
半分は第3図のIV a −IV a矢視断面図、同右
半分は第3図のIV b −IV b矢視断面図である
。 01・・・・・・排気室入口フローガイド、02・・・
・・・排気室内部コーン、03・・・・・・最終段動翼
、04・・・・・・タービン外部ケーシング後壁、04
′・・・・・・タービン外部ケーシング周壁、05・・
・・・・タービン軸、06・・・・・・タービン内部ケ
ーシング、09・・・・・・流体入口管、10・・・・
・・排気室出口、11・・・・・・伴流防止板、21・
・・・・・バックフローガイド板。
Claims (1)
- 排気室入口フローガイドの終端部に、タービン軸に対し
て略直角方向に伸びる伴流防止板を付設すると共に、タ
ービン内部ケーシングとタービン外部ケーシングとの間
の空間部に、最終段動翼中心の延長線とタービン外部ケ
ーシング天井壁との交点付近からタービン軸心と流体人
口管の中心線との交点付近に向って伸びるバックフロー
ガイド板を設けてなるタービン排気室。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16572477U JPS5913281Y2 (ja) | 1977-12-12 | 1977-12-12 | タ−ビン排気室 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16572477U JPS5913281Y2 (ja) | 1977-12-12 | 1977-12-12 | タ−ビン排気室 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5491503U JPS5491503U (ja) | 1979-06-28 |
JPS5913281Y2 true JPS5913281Y2 (ja) | 1984-04-20 |
Family
ID=29164362
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16572477U Expired JPS5913281Y2 (ja) | 1977-12-12 | 1977-12-12 | タ−ビン排気室 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5913281Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4627217B2 (ja) * | 2005-05-30 | 2011-02-09 | 株式会社日立製作所 | タービン排気装置 |
JP6847673B2 (ja) * | 2017-01-17 | 2021-03-24 | 株式会社東芝 | タービン排気室 |
-
1977
- 1977-12-12 JP JP16572477U patent/JPS5913281Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5491503U (ja) | 1979-06-28 |
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