JPS5827044Y2 - タ−ビン排気室 - Google Patents
タ−ビン排気室Info
- Publication number
- JPS5827044Y2 JPS5827044Y2 JP1977165214U JP16521477U JPS5827044Y2 JP S5827044 Y2 JPS5827044 Y2 JP S5827044Y2 JP 1977165214 U JP1977165214 U JP 1977165214U JP 16521477 U JP16521477 U JP 16521477U JP S5827044 Y2 JPS5827044 Y2 JP S5827044Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- turbine
- exhaust chamber
- outer casing
- flow
- inlet pipe
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Turbine Rotor Nozzle Sealing (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案はタービン排気室の構造に関する。
従来のタービンと排気室との構造は第１図及び第２図に
示され、第１図はタービンと排気室との縦断面図、第２
図左半分はタービン最終段動翼位置（第１図のｌ１ａ−
１１ａ線）の横断面図、第２図右手分は排気室内部の端
面図（第１図のｎｂ−ｎｂ線）である。
示され、第１図はタービンと排気室との縦断面図、第２
図左半分はタービン最終段動翼位置（第１図のｌ１ａ−
１１ａ線）の横断面図、第２図右手分は排気室内部の端
面図（第１図のｎｂ−ｎｂ線）である。
図において、０１は排気室入口フローガイド、０２は排
気室内部コーン、０３は最終段動翼、０４はタービン外
部ケーシング後壁、０４′はタービン外部ケーシング周
壁、０５はタービン軸、０６はタービン内部ケーシング
、０７は水平フランジ、０８は内部ケーシング支持部材
、０９は流体入口管、１０は排気室出口である。
気室内部コーン、０３は最終段動翼、０４はタービン外
部ケーシング後壁、０４′はタービン外部ケーシング周
壁、０５はタービン軸、０６はタービン内部ケーシング
、０７は水平フランジ、０８は内部ケーシング支持部材
、０９は流体入口管、１０は排気室出口である。
作動流体は入口管０９よりタービン内部に矢印の方向へ
流入し、最終段動翼０３を経て排気室内に排気として放
出され、排気室出口１０から流出する。
流入し、最終段動翼０３を経て排気室内に排気として放
出され、排気室出口１０から流出する。
元来、排気室は、タービンからその内部に放出される排
気流の運動エネルギを圧力に変換させる作用、効果によ
って排気からのエネルギ回復を行い、タービン効率の向
上に荷担できるはずのものである。
気流の運動エネルギを圧力に変換させる作用、効果によ
って排気からのエネルギ回復を行い、タービン効率の向
上に荷担できるはずのものである。
然るに、従来の排気室では最終段動翼０３直後の排気室
入口フローガイド０１と内部コーン０２とで形成された
環状ディフューザ内の流れが、フローガイド端部に形成
される伴流穴によって流路一杯に広がらず、第１時に示
すように外部ケーシング後壁０４側に偏流して圧力回復
が十分に行われず、また外部ケーシングと内部ケーシン
グとの間に形成されている空間部の天井域には変動渦流
Ｂを形成して圧力損失を誘起し、タービン効率を低下さ
せる一因となっている。
入口フローガイド０１と内部コーン０２とで形成された
環状ディフューザ内の流れが、フローガイド端部に形成
される伴流穴によって流路一杯に広がらず、第１時に示
すように外部ケーシング後壁０４側に偏流して圧力回復
が十分に行われず、また外部ケーシングと内部ケーシン
グとの間に形成されている空間部の天井域には変動渦流
Ｂを形成して圧力損失を誘起し、タービン効率を低下さ
せる一因となっている。
本考案の目的は上記の点に着目し、排気室内部で誘起さ
せる圧力損失を極力少くし、かつ排気流の運動エネルギ
を圧力に変換する排気室を提供することであり、その特
徴とするところは、タービン内部ケーシングとタービン
外部ケーシングとの間のタービン軸心を挾んで排気室出
口と反対側の空間部に、最終段動翼中心の延長線とター
ビン外部ケーシング天井壁との交点付近からタービン軸
心と流体入口管の中心線との交点付近に向って伸びるバ
ックフローガイド板を設けたことである。
せる圧力損失を極力少くし、かつ排気流の運動エネルギ
を圧力に変換する排気室を提供することであり、その特
徴とするところは、タービン内部ケーシングとタービン
外部ケーシングとの間のタービン軸心を挾んで排気室出
口と反対側の空間部に、最終段動翼中心の延長線とター
ビン外部ケーシング天井壁との交点付近からタービン軸
心と流体入口管の中心線との交点付近に向って伸びるバ
ックフローガイド板を設けたことである。
即ち、環状ディフューザから流出した排気流を整流する
ために、渦流の発生、存在する余分な空間を挾窄、除去
して排気室内部での圧力損失を少く抑えたことである。
ために、渦流の発生、存在する余分な空間を挾窄、除去
して排気室内部での圧力損失を少く抑えたことである。
本考案は蒸気タービン、ガスタービン、ディーゼル機関
過給排気タービン、送風機等に広く適用できる。
過給排気タービン、送風機等に広く適用できる。
以下図面を参照して本考案による実施例につき説明する
。
。
第３，４図は本考案による１実施例を第１，２図に対応
させて示す。
させて示す。
本考案による排気室と従来の排気室との差異は、タービ
ン内部ケーシングとタービン外部ケーシングとの間に形
成されている空間部の天井域からタービン軸心に至る間
を、最終段動翼０３中心の延長線とタービン外部ケーシ
ング周壁０４′の天井部との交点付近から流体入口管０
９の中心とタービン軸中心線との交点付近に向ってバッ
クフローガイド板２１を設けている点である。
ン内部ケーシングとタービン外部ケーシングとの間に形
成されている空間部の天井域からタービン軸心に至る間
を、最終段動翼０３中心の延長線とタービン外部ケーシ
ング周壁０４′の天井部との交点付近から流体入口管０
９の中心とタービン軸中心線との交点付近に向ってバッ
クフローガイド板２１を設けている点である。
なお、各符号は第１，２図のものと同一部材を示す。
上記構成の場合の作用について述べる。
第１，２図において、フローガイド０１とコーン０２と
で形成された環状ディフユーズ流路から流出した排気流
のタービン外部ケーシングの天井壁に沿って反転した流
れによって誘起されていた変動渦流Ｂの生成域が除去さ
れてしまうので、このタービン内部ケーシングとタービ
ン外部ケーシングとの間に形成されている空間部の天井
域の流体入口管０９近傍の変動渦流が形成されず、従っ
て天井減反転流がこのバックフローガイド板２１に沿っ
てスムーズな下降流を形成して排気室出口１０に流れる
ようになっている。
で形成された環状ディフユーズ流路から流出した排気流
のタービン外部ケーシングの天井壁に沿って反転した流
れによって誘起されていた変動渦流Ｂの生成域が除去さ
れてしまうので、このタービン内部ケーシングとタービ
ン外部ケーシングとの間に形成されている空間部の天井
域の流体入口管０９近傍の変動渦流が形成されず、従っ
て天井減反転流がこのバックフローガイド板２１に沿っ
てスムーズな下降流を形成して排気室出口１０に流れる
ようになっている。
上述のような本考案による場合は、上記作用によって内
部、外部ケーシング間の流路内での圧力損失が軽減され
る効果があり、排気室の性能が向上する。
部、外部ケーシング間の流路内での圧力損失が軽減され
る効果があり、排気室の性能が向上する。
第１図は従来のタービンと排気室の縦断面図、第２図左
半分は第１図の■ａ−■ａ矢視断面図、同右半分は第１
図のｎｂ−ｍｂ矢視断面図、第３図は本考案による１実
施例のタービンと排気室の縦断面図、第４図左半分は第
３図のＩＶａ−ＩＶａ矢視断面図、同右半分は第３図の
ＩＶｂ−ＩＶｂ矢視断面図である。 ０１・・・・・・排気室入口フローガイド、０２・・・
・・・排気室内部コーン、０３・・・・・・最終段動翼
、０４・・・・・・タービン外部ケーシング後壁、０４
′・・・・・・タービン外部ケーシング周壁、０５・・
・・・・タービン軸、０６・・・・・・タービン内部ケ
ーシング、０９・・・・・・流体入口管、１０・・・・
・・排気室出口、２１・・・・・・バックフローガイド
板。
半分は第１図の■ａ−■ａ矢視断面図、同右半分は第１
図のｎｂ−ｍｂ矢視断面図、第３図は本考案による１実
施例のタービンと排気室の縦断面図、第４図左半分は第
３図のＩＶａ−ＩＶａ矢視断面図、同右半分は第３図の
ＩＶｂ−ＩＶｂ矢視断面図である。 ０１・・・・・・排気室入口フローガイド、０２・・・
・・・排気室内部コーン、０３・・・・・・最終段動翼
、０４・・・・・・タービン外部ケーシング後壁、０４
′・・・・・・タービン外部ケーシング周壁、０５・・
・・・・タービン軸、０６・・・・・・タービン内部ケ
ーシング、０９・・・・・・流体入口管、１０・・・・
・・排気室出口、２１・・・・・・バックフローガイド
板。
Claims (1)
- タービン内部ケーシングとタービン外部ケーシングとの
間のタービン軸心を挾んで排気室出口と反対側の空間部
に、最終段動翼中心の延長線とタービン外部ケーシング
天井壁との交点付近からタービン軸心と流体入口管の中
心線との交点付近に向って伸びるバックフローガイド板
を設けてなるタービン排気室。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1977165214U JPS5827044Y2 (ja) | 1977-12-10 | 1977-12-10 | タ−ビン排気室 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1977165214U JPS5827044Y2 (ja) | 1977-12-10 | 1977-12-10 | タ−ビン排気室 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5491501U JPS5491501U (ja) | 1979-06-28 |
| JPS5827044Y2 true JPS5827044Y2 (ja) | 1983-06-11 |
Family
ID=29163405
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1977165214U Expired JPS5827044Y2 (ja) | 1977-12-10 | 1977-12-10 | タ−ビン排気室 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5827044Y2 (ja) |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5192916A (ja) * | 1975-02-12 | 1976-08-14 |
-
1977
- 1977-12-10 JP JP1977165214U patent/JPS5827044Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5192916A (ja) * | 1975-02-12 | 1976-08-14 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5491501U (ja) | 1979-06-28 |
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