JPS5913260B2 - 旋動破砕機 - Google Patents

旋動破砕機

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JPS5913260B2
JPS5913260B2 JP383078A JP383078A JPS5913260B2 JP S5913260 B2 JPS5913260 B2 JP S5913260B2 JP 383078 A JP383078 A JP 383078A JP 383078 A JP383078 A JP 383078A JP S5913260 B2 JPS5913260 B2 JP S5913260B2
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JP
Japan
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brake
recess
fixed shaft
support body
cone
Prior art date
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Expired
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JP383078A
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English (en)
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JPS5496865A (en
Inventor
毅 田中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kobe Steel Ltd
Original Assignee
Kobe Steel Ltd
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Publication date
Application filed by Kobe Steel Ltd filed Critical Kobe Steel Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、コーンクラッシャ等の旋動破砕機として、無
負荷時における破砕円錐(マントル)の自転を防止する
とともに過負荷防止手段と併せ持; つことによつて、
安全な運転と確実な破砕機能が常に得られるようにした
ものに関する。
コーンクラッシャ、即ち円錐体(コーンケーフつ内に、
立設された固定の主軸の外周に偏心スリーブを回動自在
に軸着し、さらに軸受を介して破砕0 円錐(マントル
)を嵌着駆動して破砕円錐(マントル)に偏心揺動運動
所謂ジヤイレートリー運動をなさしめる型式の旋動破砕
機においては、前記マントルが偏心スリーブに嵌着して
いる関係上、その無負荷運転時には偏心スリーブとマン
トル間15の摩擦により、マントルが偏心スリーブの回
転方向と同一方向につれ回り、即ち自転しつつ偏心揺動
運動をすることとなり、かかるマントルの自転が著しく
なると、コーンケーブとマントルとの対向面間に形成さ
れる破砕室内に投入された岩石等フ0 の破砕原料は、
遠心力の作用により破砕室中に噛み込まなくなることが
生じる。
このような無負荷時におけるマントルの自転防止を防ぐ
ものとして、従来各種の先行技術の存在することはいう
までもないが、従来のものはその必要機構が複雑である
25とか、装置全体が大型化するとかの難点のあるもの
が多く、あるいはマントルの自転が強火なトルクで起生
した時、その自転防止機構(ブレーキ装置)が破壊した
りする欠点を持つものもある。本発明はこれらの問題点
を解決し、無負荷時に30おけるマントルの自転を確実
に防止し、かつ負荷時めマントル逆転に対しては自由に
回転させ、更にマントルの自転が強火なトルクで起生し
た時には、回転を自由としてそのブレーキ装置の破壊を
防止できるようにしたものであり、その特徴とす35る
処は、円錐体内に、主軸に偏心スリーブを介して冠着さ
れる破砕円錐を備え、偏心スリーブを回転、駆動するこ
とで、破砕円錐を偏心、駆動する旋動1ハ、破砕機にお
いて、破砕円錐の頭部に凹所を設け、凹所内に、主軸に
連接される縦方向の固定軸を突設し、固定軸の凹所内へ
の突出部に、径方向外方に突出する肩部を下部に有する
支持体を外嵌し、固定軸上端部に、支持体を固定軸に固
定するナツトを螺着し、支持体に、肩部上面に接当する
ブレーキ体を回動自在に外嵌し、支持体上端部に調整ナ
ツトを軸心方向に進退自在に螺着し、該調整ナツトとブ
レーキ体間に、ブレーキ体を肩部に押付けてブレーキ体
の支持体に対する回動を制動するトルク制御用バネを弾
発状に介装し、ブレーキ体に、縦軸廻りに回動自在に支
持されて凹所内周面に対して進退自在に摺接するブレー
キシユ一を軸支部分から偏心スリーブの回転方向とは反
対方向に延出状に備え、ブレーキ体に、ブレーキシユ一
を凹所内周面側に付勢するバネを備えた点にある。
以下図示の実施例に基いて本発明を詳述すると、第1図
は本発明実施例としてのコーンクラツシヤにおける要部
縦断正面図であり、第2図は同主軸とブLノーキ体要部
の側断面図、第3,4図は同ブレーキ体要部の詳細図を
示しているが、第1図において、1は下部ケーシング、
2はその上部に連設された上部ケーシングであり、3は
上部ケーシング2の内面に取付けられた円錐体(コーン
ケーブ)である。下部ケーシング1に設けた軸受筒部4
には偏心スリーブ5がスリーブ軸受6を介して可回動に
外嵌され、偏心スリーブ5にクラツシヤヘツド7がスリ
ーブ軸受8を介して取付けられ、ヘツド7には破砕円錐
(マントル)9が被着され、ナツト10によつて固定さ
れ、前記偏心スリーブ5に備えられたベベルギヤ11に
、下部ケーシング1内に挿設された駆動軸12のベベル
ギヤ13が噛合することにより、偏心スリーブ5クラツ
シヤヘツド7を介して破砕円錐(マントル)9が旋回運
動し、円錐体(コーンケーブ)3および破砕円錐9間に
形成される破砕室14内において岩石その他の被破砕材
料が破砕されることになる。前記軸受筒部4には主軸1
5がその軸方向に摺動可能に挿設されると共に、主軸1
5の軸受筒部4より突出せる上端にはデイスク16が付
設され、同デイスク16とクラツシヤヘツド7の内底部
との間にはスラスト軸受17,18が対接状に配置され
円錐体の荷重および破砕時のスラストを支承する。ノ 本発明ではこのような旋動破砕機において、クラツシヤ
ヘツド7の頭部に円筒状の凹所19を形成し、前記主軸
15にその一端部20aが固設され、中間に十字軸継手
部20bを備え他端部20cが固定軸20に固定された
、該固定軸20の一端を前記凹所19内に突出させ、同
固定軸20の突出端に肩部21aを有する支持体21を
固設し、この支持体21の肩部21aに前記凹所19の
内周面に摺接し、かつ拡開閉縮可能なブレーキシユ一2
2aをもつブレーキ体22を取付け、かつブレーキ体2
2にはトルク制御用としてのバネ23を弾支させて、支
持体21に挟持させたものである。
即ち肩部21aを持つ支持体21は第3,4図で明らか
なように、固定軸20の突出端に外嵌されてナツト24
で固定され、その肩部21a上ブレーキ体22の本体2
2bが載置され、本体22bに枢軸25により1対の略
半円環状のブレーキシユ一22aが可回動に枢支され、
かつ引張バネ26によつて開拡閉縮可能に弾支されるこ
とにより、正逆回転方向の一方の回転(正転)に対して
は強い制動力を生じるが、他方の回転(逆転)に対して
は全く制動力が生じないことによつて、回転の伝達と遮
断とが可能であるようにしたものであり、更に本発明で
は過負荷防止のために、前記したブレーキ本体22b上
にはトルク制御用として働くバネ23(コイルまたは皿
状のもの)が、押板27を介して肩部21aに向つて弾
圧させるものであり、このバネ23は調整ナツト28に
よつて、その弾圧力を可調整としたものである。そして
、ブレーキシユ一22aは軸支部分から偏心スリーブ5
の回転方向とは反対方向に延出状とされている。尚第3
,4図において29はブレーキライニング、30は肩部
21aおよび押板27と、ブレーキ体22の本体22b
との間に介入されるライニングを示している。勿論図示
は実施例の1つであるから、細部の設計的変更は自由で
あり、また固定軸20の主軸15と凹所19内への連通
突出に当つては、図示のようにデイスク16、軸受17
,18ヘツド7側にそれぞれ挿通孔を必要な遊隙のもと
に開設するものである。本発明の旋動破砕機によれば、
無負荷状態において偏心スリーブ5との摩擦抵抗により
、ヘツド7が同方向に自転しようとする時、クラツシヤ
へツド7の凹所19に摺接しているブレーキ体22のブ
レーキシユ一22aは制動作用を生じ、支持体21固定
軸20の固定を介してヘツド7の回転を阻市するのであ
り、かつ負荷時におけるヘツド7の逆方向回転にさいし
ては、ブレーキシユ一22aは殆ど制動作用を生じるこ
となく、従つてブレーキ体22支持体21固定軸20を
介してヘツド7は逆転自由となるのであり、このさい固
定軸20には十字軸継手部20bを備えているので、主
軸15のジヤイレートリ一運動を支障なく吸収できるの
である。
更に本発明では前記ブレーキ体22を支持する支持体2
1の取付構造に当り、トルクの制御用として働くバネ2
3を調整ネジ28により可調整にブレーキ体22を支持
体21弾支せしめることにより、このバネ23の弾圧力
を予じめ適当に設置して置くことにより、無負荷時の主
軸自転が非常に大きなトルクで起る時(クラツシヤ・\
ツド7と軸受との焼付き等)には、バネ23の弾圧に抗
してブレーキ体22の回転が可能となり、これによつて
ブレーキ体22や固定軸20等に過大な力が加わつて破
壊する等のおそれもなく、過負荷を安全に防止できるこ
とになる。
本発明は以上の通りであつて、従来の主軸自転防止装置
に比し、その機構が簡単かつ小型化されると共に作用が
確実であり、タラツシヤヘツド7の頭部を利用して形成
した凹所19内に強力なブレーキ体22をコンパクトに
収納でき、特に過負荷防止装置としてトルク制御構造を
設けたことにより、ブレーキ体22の破損事故をなくし
、長期に亘り安定した自転防止機能が得られるのである
特に、本発明では、主軸と連設された固定軸に支持体2
1を外嵌し、固定軸上端部に、支持体を固定するナツト
を螺着し、支持体に、ブレーキ体と、トルク制御用バネ
と、調整ナツトとを備えるようにしており、本発明では
支持体やブレーキ体等は破砕円錐側には固定されたりし
ておらず、これらは固定軸のみに備えられるものであつ
て、構造が簡易であると共に、組付時には、固定軸を主
軸に備え、ブレーキ体やトルク制御用バネ等を備える支
持体を固定軸に外嵌し、固定軸上端部にナツトを螺着す
ると言う容易な作業で上記部材を組付けることができ、
組付けを容易に行える。又、ブレーキ体に、縦軸廻りに
回動自在に支持されて凹所内周面に対して進退自在に摺
接するブレーキシユ一を軸支部分から偏心スリーブの回
転方向とは反対方向に延出状に備え、ブレーキ体に、ブ
レーキシユ一を凹所内周面側に付勢するバネを備えたの
で、旋動破砕機の負荷時において、クラツシヤヘツドが
偏心スリーブの回転方向とは反対方向に回転することに
対してはブレーキシユ一は殆ど制動作用を行わず、タラ
ツシヤヘツドの上記回転を許容するのであり、破砕作業
を良好に行える。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明実施例の要部縦断正面図、第2図は同固
定軸要部の側断面図、第3図は同ブレーキ装置要部の側
断面図、第4図は同半部横断平面図である。 3・・・・・・円錐体(コーンケーブ)、4・・・・・
・軸受筒部、5・・・・・・偏心スリーブ、7・・・・
・・クラツシヤヘツド、9・・・・・・破砕円錐(マン
トル)、15・・・・・・主軸、19・・・・・・凹所
、20・・・・・・固定軸、21・・・・・・支持体、
22・・・・・・ブレーキ体、23・・・・・・バネ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 円錐体内に、主軸に偏心スリーブを介して冠着され
    る破砕円錐を備え、偏心スリーブを回転駆動することで
    、破砕円錐を偏心駆動する旋動破砕機において、破砕円
    錐の頭部に凹所を設け、凹所内に、主軸に連接される縦
    方向の固定軸を突設し、固定軸の凹所内への突出部に、
    径方向外方に突出する肩部を下部に有する支持体を外嵌
    し、固定軸上端部に、支持体を固定軸に固定するナット
    を螺着し、支持体に、肩部上面に接当するブレーキ体を
    回動自在に外嵌し、支持体上端部に調整ナットを軸心方
    向に進退自在に螺着し、該調整ナットとブレーキ体間に
    、ブレーキ体を肩部に押付けてブレーキ体の支持体に対
    する回動を制動するトルク制御用バネを弾発状に介装し
    、ブレーキ体に、縦軸廻りに回動自在に支持されて凹所
    内周面に対して進退自在に摺接するブレーキシューを軸
    支部分から偏心スリーブの回転方向とは反対方向に延出
    状に備え、ブレーキ体に、ブレーキシューを凹所内周面
    側に付勢するバネを備えたことを特徴とする旋動破砕機
JP383078A 1978-01-14 1978-01-14 旋動破砕機 Expired JPS5913260B2 (ja)

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JP383078A JPS5913260B2 (ja) 1978-01-14 1978-01-14 旋動破砕機

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JP383078A JPS5913260B2 (ja) 1978-01-14 1978-01-14 旋動破砕機

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Publication Number Publication Date
JPS5496865A JPS5496865A (en) 1979-07-31
JPS5913260B2 true JPS5913260B2 (ja) 1984-03-28

Family

ID=11568109

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JP383078A Expired JPS5913260B2 (ja) 1978-01-14 1978-01-14 旋動破砕機

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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01111992U (ja) * 1988-01-25 1989-07-27
JPH021062U (ja) * 1988-06-15 1990-01-08
JPH0437595Y2 (ja) * 1987-02-24 1992-09-03
JP2003200070A (ja) * 2001-12-05 2003-07-15 Mesto Minerals Industries Inc 円錐粉砕機用スピン防止アセンブリ
JP2010234236A (ja) * 2009-03-31 2010-10-21 Kubota Corp 破砕装置
JP2010234235A (ja) * 2009-03-31 2010-10-21 Kubota Corp トルクリミッタを備えた破砕装置の制御装置

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