JPS59130706A - 車輪ハブ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、産業用車両、農業機械、土木機械又は荷投機
械例えばクレーンないしは天井クレーンに装備するため
の、減速装置を一体に組込んだ形式の車輪ハブに関する
。

一般に、この形式の車輪ハブは、大体管状の中空本体を
有し、中空本体の内面側は固定支持体即ちジャーナルに
回動自在に取付けてあり、中空本体内には回転速度を容
認可能な値とするための減速装置が配設してあり、この
減速装置の衛星歯車支持装置は、中空本体上にキー止め
されているう最も多くの場合にそうであるように、中空
本体が大体管状であシ、ジャーナルの反対側において、
取外し自在なふた板によって横向きに閉ざされ、ふた板
が中空本体上に軸方向に当接し、中空本体の縁部の厚み
内に埋没するねじにより中空本体に取付けであるならば
、衛星歯車支持装置“は、ふた板の一体的な部分として
多くの場合に形成される。

この構成の一例は、フランス共和国特許第２’１７９７
’ｌｌ、号（出願日／ｑｇ／年ヶ月３日、出願番号ｇ／
−θ６９θ３号）に記載されている。

別の例は国際特許ＷＯｇ／／　０３’ｌＡ９　号（出願
日７９ｇ０年Ｓ月３０日、出願番号ＰＣＴ／ＵＳ　ｇＯ
１００乙ｔｌＩ　　号）に示されている。

この場合、ふた板を中空本体に連結するために用いられ
ているねじは、衛星歯車支持装置を中空本体に回転一体
化するためにも用いられる。

そのため、これらのねじは、作動時に不可避的にせん断
応力を受けるので、大径のねじが用いられる。

中空本体の少くとも対応の縁部は、その取付けのため、
対応して大きな寸法としなければならない。

そのため不可避的に装置の寸法が大きくなり、その重量
と慣性力とが大きくなる。

本発明の一般的な目的は、この不つごうをなくすと共に
、その他の利点も備えた車輪ハブの構成を提供すること
にある。

この１目的のため、本発明により、はぼ管状の中空本体
を有し、この中空本体を支持スリーブ即ちジャーナル上
に回動自在に取付け、中空本体１２内に配設した車輪減
速装置の衛星歯車支持装置を中空本体上に回転一体重に
取付けたものにおいて、中空本体上に衛星歯車支持装置
を回転一体重に取付けるためのキー止め部分を衛星歯車
支持装置と中空本体との間に配設したことを特徴とする
車輪ハブが提供される。

キー止めによる構造を用いたことにより、径方向の寸法
が最小になり、他の条件が同一ならば、装置の直径方法
の寸法を小さくでき、好ましい。

中空本体がジャーナルの反対側において、中空本体上に
軸方向に当接する取外し自在なふた板によって横方向（
（閉ざされている場合、衛星歯車支持装置は、ふた板と
別の、ふた板に軸方向連結部材により連結された部材で
あり、衛星歯車支持装置は、中空本体上にそれ自身軸方
向に固定された取外し自在なストッパーによりふた板に
向って軸方向に支持される。

この止め手段は、好ましくは、中空本体内にそのために
形成した溝と係合する弾性割れ座金によって形成する。

驚くべきことに、この弾性割れ座金は、多くの場合にそ
うであるようにハブが車輪減速装置だけでなく制動装置
もその中空本体内に備えていても、衛星歯車装置が作動
時に不可避的に受ける軸方向スラストに完べきに耐え得
ることが、実験により確められている。

しかし全ての場合に弾性割れ座金の過大な撓みを回避し
、割れ座金をたいせつに扱うために、ふた板Ｋｌｋｌ（
方向の延長部分を形成し、この延長部分は割れ座金のす
ぐ近くまで延長させ、必要に応じ割れ座金を軸方向に支
持することができる。

本発明の構成Ｚで従って、衛星歯車支持装置は単独でふ
た板を軸方向に確実に支持し、衛星歯車支持装置がその
ために軸方向に当接するストツノヤ−（中空本体にそれ
自身軸方向に固定されている）は、衛星歯車支持装置と
ふた板との間に締付けられたようになる。

更に本発明に従って、衛星歯車支持体が中空本体上に軸
方向にキー止めにより取付けられていることと、互に係
合する各部間に必然的に存在する取付は誤差のため、衛
星歯車支持装置は、成る範囲内で、装置軸線に対し多少
とも傾斜することができる。

そのため慣用されるように、衛星歯車支持装置の衛星歯
車が、それと噛合うクラウンに対し多少とも浮動状に取
付けられる。

この浮動状の取付けは次の理由のために奸才しい。即ち
この取付けにより、衛星歯車は、クラウンに対し自動調
心され、衛星歯車の歯部とクラウンの歯部との噛合い状
態がよくなり、歯部間の摩耗が減少し、装置の温度が低
下し、その効率が高くなる。

このようにクラウンに対して衛星歯車を浮動状に取付け
るために、普通は、関係するクラウン支持体からクラウ
ンを分離し、その間にキー止め部分を介在させる。

本発明によれば、クラウンを所望によりクラウン支持体
と一体にすることができる。

そのため全体の装置が簡略になる。

本発明の特徴及び利点は、本発明の好ましい実施例を示
す添付図面を参照とした以下の詳細な説明により一層明
らかとなるであろうＯ 図示した本発明による車輪ノ１ブ１０（車両の車輪ハブ
）は、それ自体として既知のように、固定支持スリーブ
即ちジャーナル１１上に取付けるように力っており、ジ
ャーナル１１自身は固定車軸又は操向車軸の軸端に取付
けられ、ジャーナル１１中には対応の差動軸（デフシャ
フト）が回動自在に取付けられる。

この差動軸は図示されていない。

やはりそれ自体として既知のように、本発明による車輪
ハブは、大体筒状の中空本体１２を声し、中空本体の内
面側は一個の軸受１３を介してジャーナル１１上に回動
自在に取付けてあり、中空本体１２は、以下に詳述する
ように、ジャーナル１１と反対側が、取外し自在なふた
板１４により横方向に閉ざされている。

中空本体１２は外側にフランク１７を有し、７ランジ１
７には車輪リムを取付けることができる。

７ランジ１７１１″ｔ、リムを取付けるために必要なが
ツゾヨンビｙのための通し孔を適所にそのために備えて
いる。

図示した実施例によれば、中空本体１２は、ふた板１４
の反対側の、即ち・ジャーナル１１側の７ランジ１７側
に、円形の波形部分を有し、それにより径方向にハニー
カム１９を形成している。

中空本体１２内には減速装置２０（車輪減速装置）がふ
た板１４側に配設されている。

図示した実施例によれば、ジャーナル１１側に制動装置
２１が配設されている。

減速装置２０は、それ自体として公知のように、複数の
衛星歯車２３を有し、これらの歯車２７は装置軸線の回
りに円周上に等間隔に配置され、衛星歯車支持装置２５
によってそれ自身支持さｔ、た支軸２４０回りに個別に
回動自在に取付けられている。

衛星歯車支持装置２５は、公知であるため詳細には説明
しない仕方で中空本体１２上にキー止めされている。

衛星歯車支持装置２５は横方向にコ個の側板２７．２８
を有し、第１の側板２７はふた板１４の付近に、第２の
側板２８はそれから離れて配置され、側板２７．２８は
支軸２４と円周に沿って交互に配置されたアーム３０に
より互に連結され、側板２７．２８の間には衛星歯車２
３の支軸２４が延長している。

衛星歯車２３は、それ自体として既知のように、衛星歯
車軸３７（関係する差動軸に回転について一体化される
）とクラウン３８（横支持７ランジ即ちクラウン支持体
３９に回転について一体化され、この支持体３９により
ジャーナル１１上に取付けられている）との間に介在さ
ｎている。

図示した実施例によれば、衛星歯車軸３７は、摩擦座金
４０を介して支持装置２５の側板２７に軸方向に固定さ
れ、衛星歯車軸３７はその軸方向延長部分４１によって
側板２７を通過し、延長部分４１は、装置全体を軸方向
に保持するための弾性割れリング４２を先端に備えてい
る。

この実施例によれば、クラウン３８は、例えば図示した
ように溶接により互に連結した２つの刊じ分によυ軸方
向に形成され、クラウン支持体３９とジャーナル１１と
の表面間には、シャーナル１１の先端に、所要の回転一
体化のために円周上に作用するロック装置４３と、軸方
向に作用するねじ４８とが介在される。

この構成はそれ自体としては公知であり、ここでは詳述
しｉい。

制動兼［２１及びこれに組合される制御装置についても
同様である。

簡単に説明すると、制動装置は、複数の制動ディスク４
４を有し、これらのディスク４４は支持ハブ４７上に回
転一体重如キー止めされ、支持体３９上に回転一体重に
キー止めされた間挿ディスク４６と交互に配置され、制
御装置４５の制御の下に押動板５０と支持板５１との間
に軸方向に締付けられるようになっている。支持板５１
自身は、支持装置２５のアーム３０と衛星歯車２３の支
軸２４とを軸方向に通っている支柱５２を介して、ふた
板１４上に軸方向に当接している。

簡単に説明すると、制御ユニット４５は、作動ピストン
５５と、補助ピストン５　Ｑ　（ｉ４−キングピストン
）とを有し、作動ピストン５５ば、与圧された流体の供
給源に連結されるようになったシリンダー５６を有し、
補助ピスト：ｙ６０１ｒ１皿形座金６１の積層体の作用
を受けており、そのシリンダー６２は、上記の供給源と
異なる与圧流体の供給源に保持のために通常接続されて
いる。

図示した実施例によれば、衛星歯車軸３７は、制動ディ
スク４４の支持ハブ４７を介して、関係する差動軸に回
転一体化され、支持ハブ４７は衛星歯車軸３７にも、関
係する差動軸にも係合するように、内側にキー溝を備え
ている。

本発明によれば、衛星歯車支持装置２５を中空本体１２
上に回転一体化するために、支持装置２５と中空本体１
２との間にキー止め部分７０が形成されている。

図示した実施例によれば、このキー止め部分７０は、支
持装置２５の側板２７の外周縁部と中空本体１２の内側
壁との間に形成され、上記外周縁部はそのために径方向
に突出した歯部７０を有し、これらの歯部け、上記内側
壁上にそのために突出形成されん歯部７２と噛合ってい
る。

支持装置２５は、ふた板１４と異なった要孝を形成し、
ふた板１４は、以下に説明するように、中空本体１２上
に当接し、支持装置２５は軸方向連結部材によりふた板
１４に連結され、ふた板１４の方向には、それ自身中空
本体１２に軸方向に固定した取外し自在なストッパー７
６上に軸方向に支持されている。

図示した実施例によれば、軸方向連結部材はねじ７５に
よって形成され、これらのねじ７５は円周に沿って等間
隔に配置され、ふた板１４を流体密に通過し、衛星歯車
支持装置２５の横方向の側板２７にそのために形成した
雌ねじ孔７８にねじ止めされ、ストッパー７６は、中空
本体１２にそのために形成した溝７９と係合する弾性割
れ座金により形成される。中空本体１２は、それを閉ざ
しているふた板１４に軸方向に支持されるように、対応
する外周部の内側縁に凹部８０を有し、ふた板１４は径
方向に突出したカラー８１を有し、この−カラーは中空
本体１２の凹部８０と相補状に形成され、この凹部と共
働する。

ふた板１４は、弾性割れ座金によって形成されるストッ
パー７６に向って軸方向延長部分８２を有し、この延長
部分はストッパー７６のすぐ近くまで延長している。

しかし不可避的な製造公差のため、ふた板１４の軸方向
延長部分８２の先端とストッパー７６を形成する弾性割
れ座金との間には、最小の間隙Ｊ１が軸方向に形成され
る。

この間隙Ｊ１は図面が見易いように第一図には誇張して
図示されている。

ストンｉ＋　−７５を形成する弾性割れ座金が係合して
いる中空本体１２の溝７９内の間隙Ｊ２についても同様
である。

いずれにしても、ねじ７５から成る連結手段をねじ込む
際に、ふた板１４はそのカラー８１によって中空本体１
２に軸方向に尚接し、それに伴って支持装置２５の横方
向の側板２７は、ストン１４−７６を形成する弾性割れ
座金に軸方向に尚接し、ストッパー７６は、ふた板１４
に近い方の中空本体１２の溝７９の側部壁と係合する。

このように、本発明によれば、衛星歯車支持装置２５は
単独でふた板１４を軸方向に保持し、同様にふた板１４
はそれを軸方向に適切に保持する。

同様に、第６図には図示してない取付は上の不可避的な
公差に留意して、上述した間隙Ｊ１．Ｊ２と反対に、更
にストッパー７６を形成する弾性割れ座金の可撓性に留
意して、中空本体１２に対する衛星歯車支持装置２５の
取付けは、成る程度まで、中空本体１２に対する回転一
体重な連結と無関係に、浮動取付けである。

この浮動取付けは、本発明に従って、上述したように、
クラウン３８をその支持体３９に強く連結するために用
いられている。

図示した実施例によれば、クラウン３８は、その支持体
３９と一体に形成されている。

ストッパー７６を形成する弾性割れ座金を取外し可能と
したことにより、所望ならば中空本体１２の内部空所に
容易に接近することができる。

それには、連結手段を形成するねじ７５を取外した後、
ふた板１４、ストン／ｅ　−７５を形成する弾性割れ座
金及び衛星支持装置２５を次々に取外すだけでよい。

本発明は上述した実施例のほかにいろいろと変形して実
施でき、上述した特定の構成は単なる例に過ぎず、本発
明を限定するものではない。

【図面の簡単な説明】 第１図は本発明による車輪ハブを示し、第り３図のＴ−
Ｉ線に沿った軸方向断面図、第２図は第１図に枠ＩＴで
囲んだ部分を拡大Ｒにより示す部分的な断面図、第３図
は本発明による車輪ハブを示し、第一図の■−■線に沿
った部分的な横断面図、第りＡ図は第１図の矢印ＩＶＡ
の方向に見た半端面図、第り３図は第＋Ａ図に対応し、
第１図のＩＶＢ−ＩＶＢｉ！！９！に沿った軸方向半断
面図である。 符号の説明 １０・・・・・・・・・車輪ハブ。　１１・・・・・・
・・・　ジャーナル。　１２・・・・・・・・・中空本
体。　２０・・・・・・・・・減速装置。　２５・・・
・・・・・・衛星歯車支持装置。 ７０・・・・・・・・・キー止め部分。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 ／）はぼ管状の中空本体（１２）を有し、この中空本体
   を支持スリーブ即ちジャーナル（１１）上に回動自在に
   取付け、中空本体（１２）内に配設した車輪減速装置（
   ２０）の衛星歯車支持装置（２５）を中空本体（１２）
   上に回転一体重に取付けたものにおいて、中空本体（１
   ２）上に衛星歯車支持架ｆｔ（２５）　　を回転一体重
   に取付けるためのキー止め部分（７０）を衛星歯車支持
   装置（２５）と中空本体（１２）との間に配設したこと
   を特徴とする車輪ハブ。 、２）衛星歯車支持装置（２５）が横向きに側板（２７
   ）を有する特許請求の範囲第１項記載の車輪ノ・プであ
   って、衛星歯車支持装置（２５）と中空本体（１２）と
   の間のキー止め部分（７０）を衛星嘩車支持装ｆｉ’ｔ
   （２５）　　の側板（２７）の外周部分と中空本体（１
   ２）の内周壁との間に配したことを特徴とする車輪／・
   ブ。 ３）中空本体（１２）がジャーナル（１１）の反対側に
   おいて、中空本体（１２）上に軸方向に当接する取外し
   自在なふた板（１４）によって横方向に閉ざされた特許
   請求の範囲第１項又は第２項記載の車輪ハブであって、
   衛星歯車支持装置（２５）がふ之板（１４）と別の、ふ
   た板（１４）に軸方向連結部材（７５）により連結され
   た部材であり、衛星歯車支持装置（２５）は、中空本体
   （１２）上にそれ自身軸方向に固定された取外し自在な
   ストッパー（７６）によりふた板（１４）に向って軸方
   向に支持されたことを特徴とする車輪／・ブ。 ｔ）中空本体（１２）内にそのために形成した溝（７９
   ）と係合する弾性割扛座金によりストン・や−（７６）
   　　を形成したことを特徴とする特許請求の範囲第３項
   記載の車輪ハブ。 左）ストン・＃−（７６）　　を形成する弾性割れ座金
   のすぐ近くまで延長する軸方向延長部分（８２）をふた
   板（１４）が備えたことを特徴とする特許請求の範囲第
   ３項記載の車輪ハブ。 乙）中穿本体（１２）を閉ざしているふた板（１４）を
   軸方向に支持するために中空本体（１２）が対応の縁部
   の内側端に凹部（８ｏ）を有し、ふた板（１４）の外周
   にはこの凹部（８ｏ）と共働するためのカラー（８１）
   が突出状に形成された特許請求の範囲第３〜Ｓ項のいず
   れか７項記載の車輪ハブ。 ７）衛星歯車支持装置（２５）をふた板（１４）に連結
   している軸方向連結部材をねじ（７５）によって形成し
   、これらのねじはふた板（１４）を流体密に通過して衛
   星歯車支持装置（２５）の雌ねじ孔（７８）に係合させ
   たことを特徴とする特許請求の範囲第３〜６項のいずれ
   が７項記載の車輪ハブ。 ｇ）衛星歯車支持装置（２５）が単独でふた板（１４）
   を軸方向に保持するようにしたことを特徴とする特許請
   求の範囲第３〜７項のいずれが７項記載の車輪ハブ。 ワ）車輪減速装置（２ｏ）がクラウン（３８）を有し、
   クラウン（３８）は、ジャーナル（１１）上に取付けた
   横支持フランジ即ち。クラウン支持体（３９）に回転一
   体化された特許請求の範囲第１〜ｇ項のいずれか７項記
   載の車輪ハブであって、クラウン（３８）をクラウン支
   持体（３９）と一体化したことを特徴とする車輪ハブ。