JPS5913043B2 - Bus方式デイジタル入力装置 - Google Patents
Bus方式デイジタル入力装置Info
- Publication number
- JPS5913043B2 JPS5913043B2 JP13081877A JP13081877A JPS5913043B2 JP S5913043 B2 JPS5913043 B2 JP S5913043B2 JP 13081877 A JP13081877 A JP 13081877A JP 13081877 A JP13081877 A JP 13081877A JP S5913043 B2 JPS5913043 B2 JP S5913043B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- change
- output
- output device
- voltage
- data
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Control By Computers (AREA)
- Programmable Controllers (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、複数の情報源から発生するディジタル情報を
中央処理装置に取込むにおいて、テイジタ)V情報の各
出力装置との間に各出力装置に専有のアドレスラインと
共有のデータラインを設け、アドレスラインを通して指
定した情報源出力装置からのデータをデータラインに乗
せて中央処理装置に取込むBUS方式ディジタル入力装
置に関し、特に情報源がプラントなどその状態がランダ
ムに変化する計測情報の変化を検出して中央処理装置に
割込みをする機能を有するBUS方式ディジタル入力装
置に関する。
中央処理装置に取込むにおいて、テイジタ)V情報の各
出力装置との間に各出力装置に専有のアドレスラインと
共有のデータラインを設け、アドレスラインを通して指
定した情報源出力装置からのデータをデータラインに乗
せて中央処理装置に取込むBUS方式ディジタル入力装
置に関し、特に情報源がプラントなどその状態がランダ
ムに変化する計測情報の変化を検出して中央処理装置に
割込みをする機能を有するBUS方式ディジタル入力装
置に関する。
従来、BUS方式ディジタル入力装置(以下BUS−D
I装置と呼称する)の使用方法は2種類に大別される。
I装置と呼称する)の使用方法は2種類に大別される。
その1つは操作盤に代表される如く、運転員がBUS−
DI装置への入力を設定し、設定完了後に取込み要求ボ
タンを押し、割込みにより入力実行させる方法である。
第2の方法は水位計、開度計などランダムに変化するプ
ラント状態量の計測に代表される如く、計測情報の入力
実行を周期的もしく、は予め定められた手順に基づいて
行なうものである。前者は入力実行過程には情報源のデ
ータが変化しないのに対して、後者は情報源の状態(出
力データ)がランダムに変化するため次のような問題が
あつた。
DI装置への入力を設定し、設定完了後に取込み要求ボ
タンを押し、割込みにより入力実行させる方法である。
第2の方法は水位計、開度計などランダムに変化するプ
ラント状態量の計測に代表される如く、計測情報の入力
実行を周期的もしく、は予め定められた手順に基づいて
行なうものである。前者は入力実行過程には情報源のデ
ータが変化しないのに対して、後者は情報源の状態(出
力データ)がランダムに変化するため次のような問題が
あつた。
すなわち、一般にBUS−DI装置入力用のプラント状
態計測装置でのパリテイビットは機械的に作成されるた
め、データが変化した場合にパリテイビットを正しくセ
ットするまでにある時間を必要とする。このため、パリ
テイビットのセット完了から入力取込み実行までにデー
タが変化した場合には入力系統が正常でもタイミングに
よりパリテイエラーの発生することがある。本発明の目
的は、プラント等を情報源とする計測情報の入力実行を
するにおいて、情報源の状態変化と関連づけて行なうこ
とにより、計測情報を誤りなく入力装置に取込めるよう
にしたBUS一DI装置を提供するにある。本発明は、
アドレスラインに電圧を常時加え、計測情報の変化によ
りその出力装置の状態が変化するとアドレスラインの電
圧もしくは電流の変化として検出することで中央処理装
置への割込信号を発生させ、プログラムによるBUS−
DI装置での入力実行のための適切なるタイミングを与
えるようにしたものである。
態計測装置でのパリテイビットは機械的に作成されるた
め、データが変化した場合にパリテイビットを正しくセ
ットするまでにある時間を必要とする。このため、パリ
テイビットのセット完了から入力取込み実行までにデー
タが変化した場合には入力系統が正常でもタイミングに
よりパリテイエラーの発生することがある。本発明の目
的は、プラント等を情報源とする計測情報の入力実行を
するにおいて、情報源の状態変化と関連づけて行なうこ
とにより、計測情報を誤りなく入力装置に取込めるよう
にしたBUS一DI装置を提供するにある。本発明は、
アドレスラインに電圧を常時加え、計測情報の変化によ
りその出力装置の状態が変化するとアドレスラインの電
圧もしくは電流の変化として検出することで中央処理装
置への割込信号を発生させ、プログラムによるBUS−
DI装置での入力実行のための適切なるタイミングを与
えるようにしたものである。
第1図は本発明の一実施例を示す回路図である。
破線プロツク1は割込機能付きBUS−DI装置であり
、破線プロツク2はプラント各所に配設した検出器での
計測データをデイジタルデータに変換して出力する計測
情報出力装置である。BUS−DI装置1と各出力装置
2との間には専有の1本のアドレスライン3と共有のデ
ータライン4とを設ける。アドレスライン3への電圧印
加で出力装置2のデータ出力を可能にし、出力装置2か
らのデータ出力はデータライン4を通してBUSDI装
置1に取込み、さらに図示しない中央処理装置に取込む
。プロセス入出力制御装置からのモード切替信号5によ
り切換制御されるモード切換器6は、BUS−DI装置
1を通常モードと読込モードに C切換える。
、破線プロツク2はプラント各所に配設した検出器での
計測データをデイジタルデータに変換して出力する計測
情報出力装置である。BUS−DI装置1と各出力装置
2との間には専有の1本のアドレスライン3と共有のデ
ータライン4とを設ける。アドレスライン3への電圧印
加で出力装置2のデータ出力を可能にし、出力装置2か
らのデータ出力はデータライン4を通してBUSDI装
置1に取込み、さらに図示しない中央処理装置に取込む
。プロセス入出力制御装置からのモード切替信号5によ
り切換制御されるモード切換器6は、BUS−DI装置
1を通常モードと読込モードに C切換える。
図示の状態は通常モードを示し、このモードにおいては
全ての半導体スイツチ7をオン状態にし、夫々抵抗8を
通して全アドレスライン3に電圧V。Oを印加する。出
力装置2は、計測データに応じてオン.オフ状態の組合
せがパリテイ ンビツトも含めて変えられる接点(スイ
ツチ)9と、回り込み防止用ダイオード10と、抵抗8
とで分圧回路を形成するための抵抗11との直列回路を
複数備えて夫夫データライン4に接続し、接点9のオン
.オフに応じてデータライン4への電流供5給をオン.
オフするデータ出力を得る。このデータ出力は通常モー
ドにおいてはデータライン4を接地しているのでBUS
−DI装置1への取込みを行なわない。BUS−DI装
置1には抵抗8と出力装置2の 5総合抵抗との分圧電
圧の変化を検出する変化検出器12を出力装置毎に備え
る。
全ての半導体スイツチ7をオン状態にし、夫々抵抗8を
通して全アドレスライン3に電圧V。Oを印加する。出
力装置2は、計測データに応じてオン.オフ状態の組合
せがパリテイ ンビツトも含めて変えられる接点(スイ
ツチ)9と、回り込み防止用ダイオード10と、抵抗8
とで分圧回路を形成するための抵抗11との直列回路を
複数備えて夫夫データライン4に接続し、接点9のオン
.オフに応じてデータライン4への電流供5給をオン.
オフするデータ出力を得る。このデータ出力は通常モー
ドにおいてはデータライン4を接地しているのでBUS
−DI装置1への取込みを行なわない。BUS−DI装
置1には抵抗8と出力装置2の 5総合抵抗との分圧電
圧の変化を検出する変化検出器12を出力装置毎に備え
る。
出力装置2の総合抵抗は接点9のオン.オフ状態(検出
量)に応じた抵抗11の並列接続数で変化する。これに
より変化検出器12は出力装置2の接点9の状態が変4
化したときの電圧の増加、減少のいずれの方向にも電圧
変化として検出し、変化検出信号を0R演算器13を経
て割込み信号として中央処理装置に報告する。同時に、
変化検出器12の変化検出信号はアドレスレジスタ14
をセツトし、アドレスレジスタ14には状態変化した出
力装置2のアドレスを記憶させる。割込み信号発生によ
り、中央処理装置はBUS−DI処理プログラムを起動
し、先ずアドレスレジスタ14の内容を読込んで該レジ
スタ14の内容を消去する。
量)に応じた抵抗11の並列接続数で変化する。これに
より変化検出器12は出力装置2の接点9の状態が変4
化したときの電圧の増加、減少のいずれの方向にも電圧
変化として検出し、変化検出信号を0R演算器13を経
て割込み信号として中央処理装置に報告する。同時に、
変化検出器12の変化検出信号はアドレスレジスタ14
をセツトし、アドレスレジスタ14には状態変化した出
力装置2のアドレスを記憶させる。割込み信号発生によ
り、中央処理装置はBUS−DI処理プログラムを起動
し、先ずアドレスレジスタ14の内容を読込んで該レジ
スタ14の内容を消去する。
次に、中央処理装置は、割込み発生から出力装置2のパ
リテイビツトが正しく設定されるのに充分な時間(例え
ば100ms)経過後にアドレスレジスタ14の内容に
対応するアドレスの出力装置2からデータの読込みを実
行する命令を出す。この命令はモード切換器6を通常モ
ードから読込みモードへの切換として行なわれ、さらに
半導体スイツチ7のうち変化検出された出力装置2に対
応するスイツチのみオン制御し、選択された唯1本のア
ドレスラインにのみ電圧を印加する。電圧が印加された
出力装置2からのデータ出力はデータライン4及びシグ
ナルコンデイシヨナ(SGC)15を通して中央処理装
置に送出される。なお、読込みモードにおいては切換器
6の切換えでデータライン4はアースより切離される。
また、仮りに2個以上の出力装置2がほぼ同時に変化し
た場合、複数個のアドレスがアドレスレジスタ14にセ
ツトされるが、BUS−DI装置処理プログラムは状態
変化した出力装置を状態を順次読込むように作成してい
る。このような構成によれば、BUS−DI装置入力実
行のタイミングを計測情報源の変化と同期して行なうた
め、パリテイエラーの発生を防止することができる。
リテイビツトが正しく設定されるのに充分な時間(例え
ば100ms)経過後にアドレスレジスタ14の内容に
対応するアドレスの出力装置2からデータの読込みを実
行する命令を出す。この命令はモード切換器6を通常モ
ードから読込みモードへの切換として行なわれ、さらに
半導体スイツチ7のうち変化検出された出力装置2に対
応するスイツチのみオン制御し、選択された唯1本のア
ドレスラインにのみ電圧を印加する。電圧が印加された
出力装置2からのデータ出力はデータライン4及びシグ
ナルコンデイシヨナ(SGC)15を通して中央処理装
置に送出される。なお、読込みモードにおいては切換器
6の切換えでデータライン4はアースより切離される。
また、仮りに2個以上の出力装置2がほぼ同時に変化し
た場合、複数個のアドレスがアドレスレジスタ14にセ
ツトされるが、BUS−DI装置処理プログラムは状態
変化した出力装置を状態を順次読込むように作成してい
る。このような構成によれば、BUS−DI装置入力実
行のタイミングを計測情報源の変化と同期して行なうた
め、パリテイエラーの発生を防止することができる。
さらに、BUS−DI装置処理プログラムは周期的もし
くは予め定めた手順で行なうことなく、データが変化し
た場合のみ割込みにより起動するため、処理プログラム
の動作回数を著しく減らすことができ、中央処理装置の
利用効率を向上できる効果がある。次に、出力装置2の
接点9の状態変化によりどの程度の電圧変化が変化検出
器12に与えうるかについて以下に説明する。
くは予め定めた手順で行なうことなく、データが変化し
た場合のみ割込みにより起動するため、処理プログラム
の動作回数を著しく減らすことができ、中央処理装置の
利用効率を向上できる効果がある。次に、出力装置2の
接点9の状態変化によりどの程度の電圧変化が変化検出
器12に与えうるかについて以下に説明する。
第2図は通常モードにおいて変化検出器12に加わる電
圧を決定するための要素を示すものである。ここで、回
り込み防止用ダイオード10の順方向抵抗は抵抗11の
抵抗値Sに含め、出力装置2からBUS−DI装置1ま
でのアドレスラインとデータラインのケーブル長、ケー
ブル種類は同じで夫夫抵抗値rとし、抵抗8を抵抗値R
とすると、第2図は第3図に示す等価回路になる。第3
図において、P.G間に加えられる電圧をVOOl個の
出力装置のオン状態の接点個数をN、残りの全ての出力
装置の接点がオフ状態とした場合、Q.G間の電圧(N
)は下記式で与えられる。
圧を決定するための要素を示すものである。ここで、回
り込み防止用ダイオード10の順方向抵抗は抵抗11の
抵抗値Sに含め、出力装置2からBUS−DI装置1ま
でのアドレスラインとデータラインのケーブル長、ケー
ブル種類は同じで夫夫抵抗値rとし、抵抗8を抵抗値R
とすると、第2図は第3図に示す等価回路になる。第3
図において、P.G間に加えられる電圧をVOOl個の
出力装置のオン状態の接点個数をN、残りの全ての出力
装置の接点がオフ状態とした場合、Q.G間の電圧(N
)は下記式で与えられる。
従つて、オン状態の接点個数がNからN+1に変化する
最小変化時のQ点の電位変化D(N)は下記式となる。
最小変化時のQ点の電位変化D(N)は下記式となる。
上記(2)式はNに関して単調増加である。
すなわち、D(N)の最小値は最後に残つた接点が0N
となり、全接点が0Nとなる切換時点における場合のも
のである。一般に使用されているBUS一DI装置のデ
ータフオーマツトとして、BCD4桁、各桁パリテイビ
ツト1桁及びアンサーバツクビツト1桁の計21個の接
点を有する出力装置の場合、N=20であり、VOO=
48とすると、上記(2)式より下記式を得る。上記(
3)式において、D(N)の最小値をどの程度まで大き
な値に確保できるかについて説明する。
となり、全接点が0Nとなる切換時点における場合のも
のである。一般に使用されているBUS一DI装置のデ
ータフオーマツトとして、BCD4桁、各桁パリテイビ
ツト1桁及びアンサーバツクビツト1桁の計21個の接
点を有する出力装置の場合、N=20であり、VOO=
48とすると、上記(2)式より下記式を得る。上記(
3)式において、D(N)の最小値をどの程度まで大き
な値に確保できるかについて説明する。
ケーブル抵抗rに対象とするシステムにより与えられる
値であり、抵抗値R,Sは最適値に設定できる値である
。ここでrとして0.57171ケーブルを500m使
用した場合でも高々20Ω程度である。従つて、(3)
式の最大値を得るR,Sの比を定めるため、R〉20Ω
,S〉20Ωとすれば、(3)式は下記のように変形で
きる。そして、S:MRと置くと、 従つて、D(20)が最大となるのは下記(5)式の条
件を満足する場合である。
値であり、抵抗値R,Sは最適値に設定できる値である
。ここでrとして0.57171ケーブルを500m使
用した場合でも高々20Ω程度である。従つて、(3)
式の最大値を得るR,Sの比を定めるため、R〉20Ω
,S〉20Ωとすれば、(3)式は下記のように変形で
きる。そして、S:MRと置くと、 従つて、D(20)が最大となるのは下記(5)式の条
件を満足する場合である。
すなわち、
従つて、S二20.5Rの場合、上記(4)式はほぼ最
大値であるD(20)=0.6Vをとる。
大値であるD(20)=0.6Vをとる。
すなわち、変化検出器は上記までの条件においては0.
6Vの電圧変化を接点状態変化の信号としてノイズから
区分する分解能を必要とする。次に第3図を用いて代表
的なノイズである共通データライン上に接続された他の
出力装置2aの接点状態変化が及ぼすQ点の電位変化を
検討する。
6Vの電圧変化を接点状態変化の信号としてノイズから
区分する分解能を必要とする。次に第3図を用いて代表
的なノイズである共通データライン上に接続された他の
出力装置2aの接点状態変化が及ぼすQ点の電位変化を
検討する。
個個の出力装置の各桁信号が、共通のデータラインに接
続されるA点のG点に対する電位をεとする。出力装置
の接点のうちA点に接続されるもので0N状態の個数を
Mとすると、AG間電位差ε(M)は(7)式で与えら
れる。0N状態の個数がM個からM+1個に増加した場
合、A点の電圧変位σ(M)ぱ(8)式で与えられる。
続されるA点のG点に対する電位をεとする。出力装置
の接点のうちA点に接続されるもので0N状態の個数を
Mとすると、AG間電位差ε(M)は(7)式で与えら
れる。0N状態の個数がM個からM+1個に増加した場
合、A点の電圧変位σ(M)ぱ(8)式で与えられる。
(8)式はMに関して単調減少、すなわち最も大きな外
乱は、第3図の出力装置2以外のすべての出力装置のA
点に接続される接点が0FFの状態から、1個のみオン
になつた状態であり、その時のA点の電位変化σ(1)
は、下記(9)式で与えられる。
乱は、第3図の出力装置2以外のすべての出力装置のA
点に接続される接点が0FFの状態から、1個のみオン
になつた状態であり、その時のA点の電位変化σ(1)
は、下記(9)式で与えられる。
なお複数個の接点がほぼ同時に変化した場合、上記以上
の大きな外乱を与え得る。しかし変化検出のための分解
能は、変化検出器12のフイルタ時定数に依存するが、
1ms以下が普通であり、一万1個の出力装置の変化は
早いものでも数秒のオーダである。従つて、その発生確
率はきわめて小さい。ここでR〉r 1−2′ ,S〉rと仮定すれば、 VOc二48V,r=20Ω,S=20.5Rの場合、
σ(1)の値をD(20)=0.6と比較して十分小さ
く、例えば1/5程度に押えるためには、R+370Ω
,S+7.6K0・・・(12)と定めれば良い。
の大きな外乱を与え得る。しかし変化検出のための分解
能は、変化検出器12のフイルタ時定数に依存するが、
1ms以下が普通であり、一万1個の出力装置の変化は
早いものでも数秒のオーダである。従つて、その発生確
率はきわめて小さい。ここでR〉r 1−2′ ,S〉rと仮定すれば、 VOc二48V,r=20Ω,S=20.5Rの場合、
σ(1)の値をD(20)=0.6と比較して十分小さ
く、例えば1/5程度に押えるためには、R+370Ω
,S+7.6K0・・・(12)と定めれば良い。
この場合、各接点に接続された回込み防止ダイオードに
流れる電流は最小3.1mA電圧降下は10分の数Vの
オーダであり、ダイオードの順方向抵抗をσに含めて考
えた上記考察に問題はない。従来のBUS−DI装置の
シグナルコンデイシヨナへの入力インピーダンスは比較
的低く、例えば2KΩ程度である。
流れる電流は最小3.1mA電圧降下は10分の数Vの
オーダであり、ダイオードの順方向抵抗をσに含めて考
えた上記考察に問題はない。従来のBUS−DI装置の
シグナルコンデイシヨナへの入力インピーダンスは比較
的低く、例えば2KΩ程度である。
本実施例の場合、(12)式に示すとおり接点オン状態
での抵抗値が大きいためBUS−DI装置の入力初段は
エミツタホロワの高人力インピーダンス回路を使用し、
読込みモードに於ける信号検出を行ないやすくする必要
がある。上記のように、本実施例の場合、出力装置の状
態が変化しても、本装置で検出する電圧変化は0.6V
程度しかない。
での抵抗値が大きいためBUS−DI装置の入力初段は
エミツタホロワの高人力インピーダンス回路を使用し、
読込みモードに於ける信号検出を行ないやすくする必要
がある。上記のように、本実施例の場合、出力装置の状
態が変化しても、本装置で検出する電圧変化は0.6V
程度しかない。
通常の2値論理回路に比較すれば相当小さなレベル変化
である。しかし本発明に於ては、接点変化が発生したに
もかかわらず、割込みを行なわない誤りケースの害は大
きいが、接点変化が発生してないのに割込みを行なう誤
りケースの害は殆んどない。単に旧データと同じデータ
の読込みが行なわれるだけであり、読込みパリテイエラ
ー検出の機会が、わずかに増加するだけである。従つて
、上記説明の仮定に反し、複数個の接点がほぼ同時に変
化する外乱により誤つて割込みを発生しても実害は殆ん
どない。また、有意電圧変化は0.5V変化相当分程度
に設定すれば良い。次に、出力装置の接点変化に伴なう
入力装置側での電圧変化を実施例1よりも更に大きくす
るための例として、本発明実施例2の説明を以下行なう
。
である。しかし本発明に於ては、接点変化が発生したに
もかかわらず、割込みを行なわない誤りケースの害は大
きいが、接点変化が発生してないのに割込みを行なう誤
りケースの害は殆んどない。単に旧データと同じデータ
の読込みが行なわれるだけであり、読込みパリテイエラ
ー検出の機会が、わずかに増加するだけである。従つて
、上記説明の仮定に反し、複数個の接点がほぼ同時に変
化する外乱により誤つて割込みを発生しても実害は殆ん
どない。また、有意電圧変化は0.5V変化相当分程度
に設定すれば良い。次に、出力装置の接点変化に伴なう
入力装置側での電圧変化を実施例1よりも更に大きくす
るための例として、本発明実施例2の説明を以下行なう
。
本実施例は、計測量は本来アナログ量であり、その連続
性を利用したものである。
性を利用したものである。
すなわち、出力装置の状態が変化する場合、必らずその
BCD出力の最下位桁の最下位ビツトが変化する。この
ため、計測量の変化を検出するためには、この最下位ビ
ツトのみを監視しておけば良いことに着目したものであ
る。第4図に本実施例2の回路図を示す。
BCD出力の最下位桁の最下位ビツトが変化する。この
ため、計測量の変化を検出するためには、この最下位ビ
ツトのみを監視しておけば良いことに着目したものであ
る。第4図に本実施例2の回路図を示す。
第3図との相異点は各出力装置2の最下位ビツトに接続
された抵抗値がtであり、他のビツトに接続された抵抗
値Sと異なる点である。ここで、t=T.s・・・(1
3) と置く。
された抵抗値がtであり、他のビツトに接続された抵抗
値Sと異なる点である。ここで、t=T.s・・・(1
3) と置く。
すると第4図は、第3図に於て接点個数が(t−1)個
余分に接続されたものであり、最下位ビツトをオン.オ
フにすることは第3図に於てt個の接点を同時にオン.
オフすることに相当する。従つて、最下位ビツトの状態
変化による第4図A点の電位変化D(N)は(1)式よ
り(14)式で与えられる。但し実施例1と同様、他の
出力装置の接点はすべて0FF状態にあるものとする。
従つて、本実施例2に於てはt〉1、すなわち、t<S
とすることにより、接点変化に伴なう電位変化を実施例
1の場合より改善できる。実施例1と同様、最下位ビツ
トの状態変化に伴なうA点の電圧変化が最小となるのは
、他の桁の接点がすべてオン状態にある場合であり、V
OO−48v,t=10,s=MRに於てm二25とす
るとD(20)=4.8 すなわち、最下位ビツトの変化により4.8のA点の電
圧変化を得ることができる。
余分に接続されたものであり、最下位ビツトをオン.オ
フにすることは第3図に於てt個の接点を同時にオン.
オフすることに相当する。従つて、最下位ビツトの状態
変化による第4図A点の電位変化D(N)は(1)式よ
り(14)式で与えられる。但し実施例1と同様、他の
出力装置の接点はすべて0FF状態にあるものとする。
従つて、本実施例2に於てはt〉1、すなわち、t<S
とすることにより、接点変化に伴なう電位変化を実施例
1の場合より改善できる。実施例1と同様、最下位ビツ
トの状態変化に伴なうA点の電圧変化が最小となるのは
、他の桁の接点がすべてオン状態にある場合であり、V
OO−48v,t=10,s=MRに於てm二25とす
るとD(20)=4.8 すなわち、最下位ビツトの変化により4.8のA点の電
圧変化を得ることができる。
なお、この場合、他の出力装置の最下位ビツト状態変化
に伴なうA点の電圧変化は、実施例1にて行なつたと同
様の考察で求めることができ、Rの絶縁値に依存するが
、10分の数vのオーダに設定することができる。
に伴なうA点の電圧変化は、実施例1にて行なつたと同
様の考察で求めることができ、Rの絶縁値に依存するが
、10分の数vのオーダに設定することができる。
本実施例によれば、出力装置の接点変化に関し、S/N
比の良好な割込みを行なうことが可能となる。
比の良好な割込みを行なうことが可能となる。
なお、これまでの説明はアドレスラインの電圧変化を検
出する場合を示したが、アドレスラインの電流を検出す
ることで晴報源の状態変化を検出できる。
出する場合を示したが、アドレスラインの電流を検出す
ることで晴報源の状態変化を検出できる。
以上明らかにしたように、本発明によるBUSDI装置
は、情報源の状態変化を関連づけた入力実行をするため
、計測清報を誤りなく取込める効果がある。
は、情報源の状態変化を関連づけた入力実行をするため
、計測清報を誤りなく取込める効果がある。
第1図は本発明によるBUS方式デイジタル入力装置の
一実施例を示す回路図、第2図は第1図における変化検
出器12に加わる電圧を決定するための要素を示す図、
第3図は第2図の等価回路図、第4図は本発明の他の実
施例を説明するための等価回路図である。 1・・・BUS−DI装置、2・・・計測情報出力装置
、3・・・アドレスライン、4・・・データライン、6
・・・モード切換器、9・・・接点、12・・・変化検
出器、13・・・0R演算器、14・・・アドレスレジ
スタ、15・・・シグナルコンデイシヨナ。
一実施例を示す回路図、第2図は第1図における変化検
出器12に加わる電圧を決定するための要素を示す図、
第3図は第2図の等価回路図、第4図は本発明の他の実
施例を説明するための等価回路図である。 1・・・BUS−DI装置、2・・・計測情報出力装置
、3・・・アドレスライン、4・・・データライン、6
・・・モード切換器、9・・・接点、12・・・変化検
出器、13・・・0R演算器、14・・・アドレスレジ
スタ、15・・・シグナルコンデイシヨナ。
Claims (1)
- 1 計測情報をディジタル出力する複数の出力装置と、
各出力装置からのディジタル出力を中央処理装置に取込
むのに各出力装置との間に専有のアドレスラインと共有
のデータラインを備えたBUS方式ディジタル装置にお
いて、各出力装置は抵抗と計測情報に応じて開閉するス
イッチとの直列回路を有し、ディジタル入力装置は常時
には各出力装置の直列回路に抵抗を持つアドレスライン
を介して電圧印加し、かつデータラインを接地しておき
、出力装置の出力に変化があつたことをアドレスライン
の電圧(電流)変化として検出して中央処理装置に割込
信号を送出し、割込みにより出力情報に変化のあつた出
力装置専有のアドレスラインのみに電圧印加すると共に
データラインからデータを取込むようにしたことを特徴
とするBUS方式ディジタル入力装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13081877A JPS5913043B2 (ja) | 1977-11-02 | 1977-11-02 | Bus方式デイジタル入力装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13081877A JPS5913043B2 (ja) | 1977-11-02 | 1977-11-02 | Bus方式デイジタル入力装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5464949A JPS5464949A (en) | 1979-05-25 |
JPS5913043B2 true JPS5913043B2 (ja) | 1984-03-27 |
Family
ID=15043420
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13081877A Expired JPS5913043B2 (ja) | 1977-11-02 | 1977-11-02 | Bus方式デイジタル入力装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5913043B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6022210A (ja) * | 1983-07-18 | 1985-02-04 | Toshiba Corp | 水力発電所用デイジタル制御装置 |
JP2713852B2 (ja) * | 1993-04-27 | 1998-02-16 | 株式会社東洋エコ・リサーチ | 浄化処理装置 |
-
1977
- 1977-11-02 JP JP13081877A patent/JPS5913043B2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5464949A (en) | 1979-05-25 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US4072852A (en) | Digital computer monitoring and restart circuit | |
EP0806751B1 (en) | Automatic addressing in life safety system | |
JPH0220816B2 (ja) | ||
JPS5913043B2 (ja) | Bus方式デイジタル入力装置 | |
JP3115570B2 (ja) | 印刷機用デイジタル制御システムの信号入出力回路 | |
US3573445A (en) | Device for programmed check of digital computers | |
US3524185A (en) | Annunciator system with sequence indication | |
US4096471A (en) | Method and apparatus for transfer of asynchronously changing data words | |
US4198682A (en) | Symptom compression device | |
US3568165A (en) | Overrun protection circuit for a computing apparatus | |
JPS6362765B2 (ja) | ||
SU479056A1 (ru) | Система дл автоматизированного контрол параметров конденсаторов | |
SU1711209A1 (ru) | Устройство дл определени параметров технического обслуживани издели | |
SU441532A1 (ru) | Устройство дл обнаружени неисправностей в логических схемах | |
SU362333A1 (ru) | УСТРОЙСТВО дл АВТОМАТИЧЕСКОЙ ПРОВЕРКИ | |
SU962913A1 (ru) | Устройство дл фиксации сбоев электронно-вычислительной машины | |
US4327409A (en) | Control system for input/output apparatus | |
GB2036390A (en) | Improvements in or Relating to Telephone Exchanges | |
SU1698899A1 (ru) | Многоканальное регистрирующее устройство | |
SU776320A1 (ru) | Вычислительна система | |
SU444189A1 (ru) | Устройство дл контрол и классификации полупроводниковых приборов | |
SU980027A1 (ru) | Устройство автоматического контрол электронных систем | |
JP2527803B2 (ja) | 故障診断装置 | |
JPS5850435A (ja) | 振動監視装置 | |
JPS6239786B2 (ja) |