JPS59130243A - m−及びp−フエニレンジアミンの製法 - Google Patents
m−及びp−フエニレンジアミンの製法Info
- Publication number
- JPS59130243A JPS59130243A JP58238054A JP23805483A JPS59130243A JP S59130243 A JPS59130243 A JP S59130243A JP 58238054 A JP58238054 A JP 58238054A JP 23805483 A JP23805483 A JP 23805483A JP S59130243 A JPS59130243 A JP S59130243A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- diamide
- reaction
- acid
- reaction mixture
- phenylenediamine
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07C—ACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
- C07C209/00—Preparation of compounds containing amino groups bound to a carbon skeleton
- C07C209/62—Preparation of compounds containing amino groups bound to a carbon skeleton by cleaving carbon-to-nitrogen, sulfur-to-nitrogen, or phosphorus-to-nitrogen bonds, e.g. hydrolysis of amides, N-dealkylation of amines or quaternary ammonium compounds
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07C—ACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
- C07C209/00—Preparation of compounds containing amino groups bound to a carbon skeleton
- C07C209/54—Preparation of compounds containing amino groups bound to a carbon skeleton by rearrangement reactions
- C07C209/58—Preparation of compounds containing amino groups bound to a carbon skeleton by rearrangement reactions from or via amides
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07C—ACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
- C07C211/00—Compounds containing amino groups bound to a carbon skeleton
- C07C211/43—Compounds containing amino groups bound to a carbon skeleton having amino groups bound to carbon atoms of six-membered aromatic rings of the carbon skeleton
- C07C211/44—Compounds containing amino groups bound to a carbon skeleton having amino groups bound to carbon atoms of six-membered aromatic rings of the carbon skeleton having amino groups bound to only one six-membered aromatic ring
- C07C211/49—Compounds containing amino groups bound to a carbon skeleton having amino groups bound to carbon atoms of six-membered aromatic rings of the carbon skeleton having amino groups bound to only one six-membered aromatic ring having at least two amino groups bound to the carbon skeleton
- C07C211/50—Compounds containing amino groups bound to a carbon skeleton having amino groups bound to carbon atoms of six-membered aromatic rings of the carbon skeleton having amino groups bound to only one six-membered aromatic ring having at least two amino groups bound to the carbon skeleton with at least two amino groups bound to carbon atoms of six-membered aromatic rings of the carbon skeleton
- C07C211/51—Phenylenediamines
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
- Polyamides (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
イソフタル酸すア′ミP又はテレフタル酸ジアミPにホ
フマン分解を行なうことを特徴とするm−及びp−フェ
ニレンジアミンの製法は特公昭57−61021号明細
書に提案さnている。ホフマン分解とは公知の如く、カ
ルゼン酸アミドと次亜塩素酸塩又は次亜臭素酸塩との反
応を指称する。該分解により炭素原子が1何食ない第1
アミンが生じる〔ウェイリス) Wallis〕及びレ
イン(Lane )著、オーガニック・リアクションス
(6rg、Reaktions )第3巻、267頁(
1946年);フランツエン(Franzen)著、ヒ
エミツシエ・ツアイトウン/’ (Ohem・Ztg
)第80巻、8頁(1956年)〕。前記の提案によれ
ばイソフタル酸ジアミド又はテレフタル酸ジアミl、(
1の分解を、ジアミドの水性懸濁液に別個に製造した次
亜ハロゲン酸塩溶液を添加するか、又はジアミドのアル
カリ金属性又はアルカリ土類金属性の水性懸濁液にハロ
ゲンを導入するか、或いはジアミドを所望される化学童
論的量の半分のアルカリ溶液中に削具って装入し、ハロ
ゲンを供給しかつ基の710ゲン化終了後にアルカリ溶
液を供給することにより行なう。その場合に先ずアミド
基の水素原子1個がハロゲン原子1個で置換さnる。生
じた酸性N−ハロゲンアミドはアルカリと共に不安定な
塩を作り、その陰イオンはハロゲン原子1個を脱離する
。その際中間生成物が生じ、該生成物はインシアネート
に転位し、該インシアネートは最終的に水酸化物の作用
下にアミンに変わる該反応実施では、アミドからのアミ
ンの生成は単槽反応で行なわnlその際反応の経過中に
均一な中間生成物を捕捉することは全く不可能である。
フマン分解を行なうことを特徴とするm−及びp−フェ
ニレンジアミンの製法は特公昭57−61021号明細
書に提案さnている。ホフマン分解とは公知の如く、カ
ルゼン酸アミドと次亜塩素酸塩又は次亜臭素酸塩との反
応を指称する。該分解により炭素原子が1何食ない第1
アミンが生じる〔ウェイリス) Wallis〕及びレ
イン(Lane )著、オーガニック・リアクションス
(6rg、Reaktions )第3巻、267頁(
1946年);フランツエン(Franzen)著、ヒ
エミツシエ・ツアイトウン/’ (Ohem・Ztg
)第80巻、8頁(1956年)〕。前記の提案によれ
ばイソフタル酸ジアミド又はテレフタル酸ジアミl、(
1の分解を、ジアミドの水性懸濁液に別個に製造した次
亜ハロゲン酸塩溶液を添加するか、又はジアミドのアル
カリ金属性又はアルカリ土類金属性の水性懸濁液にハロ
ゲンを導入するか、或いはジアミドを所望される化学童
論的量の半分のアルカリ溶液中に削具って装入し、ハロ
ゲンを供給しかつ基の710ゲン化終了後にアルカリ溶
液を供給することにより行なう。その場合に先ずアミド
基の水素原子1個がハロゲン原子1個で置換さnる。生
じた酸性N−ハロゲンアミドはアルカリと共に不安定な
塩を作り、その陰イオンはハロゲン原子1個を脱離する
。その際中間生成物が生じ、該生成物はインシアネート
に転位し、該インシアネートは最終的に水酸化物の作用
下にアミンに変わる該反応実施では、アミドからのアミ
ンの生成は単槽反応で行なわnlその際反応の経過中に
均一な中間生成物を捕捉することは全く不可能である。
N−ハロゲンアミド又は該アルカリ金属塩又は該アルカ
リ土類金属塩が生成さnる、ホフマン分解の第一工程で
、次亜ノ\ロゲン酸塩、未反応ジアミド並びにモノハロ
ゲンジアミド及びジハロゲンジアミド又は酸塩からなる
不均一な混合物が存在する。しかしながら該段階で既に
ホフマン分解の第二工程、すなわちハロゲン化さnた中
間化合物のアミンないしはジアミンへの転位が始まる。
リ土類金属塩が生成さnる、ホフマン分解の第一工程で
、次亜ノ\ロゲン酸塩、未反応ジアミド並びにモノハロ
ゲンジアミド及びジハロゲンジアミド又は酸塩からなる
不均一な混合物が存在する。しかしながら該段階で既に
ホフマン分解の第二工程、すなわちハロゲン化さnた中
間化合物のアミンないしはジアミンへの転位が始まる。
そこでアミンはなお次亜ハロゲン酸塩の攻撃にさらさn
る。このことは、−面では未反応の又は部分的に反応し
たにすぎないジアミドを完全にハロゲン化するために必
要な次亜ハロゲン酸塩を消費し、こnはジアミン収率で
損失を惹起するものでありかつ他面では好ましからぬ着
色した酸化生成物、例えばキノンジイミンを形成し、該
生成物はジアミンの著しい品質−及び収率低下を惹起す
るものである限りは、極めて不利に働く。特公昭57−
61021号明細書の方法により入手し得る粗製m−及
びp−フェニレンジアミンは帯灰色ないしは暗褐色の吸
湿性塊状物であり、僅かに塩素又は臭素の臭いがする。
る。このことは、−面では未反応の又は部分的に反応し
たにすぎないジアミドを完全にハロゲン化するために必
要な次亜ハロゲン酸塩を消費し、こnはジアミン収率で
損失を惹起するものでありかつ他面では好ましからぬ着
色した酸化生成物、例えばキノンジイミンを形成し、該
生成物はジアミンの著しい品質−及び収率低下を惹起す
るものである限りは、極めて不利に働く。特公昭57−
61021号明細書の方法により入手し得る粗製m−及
びp−フェニレンジアミンは帯灰色ないしは暗褐色の吸
湿性塊状物であり、僅かに塩素又は臭素の臭いがする。
該生成物は精製しなけnばならない。
ところで前記の方法によるイソフタル酸ジアミド又はテ
レフタル酸ジアミrのホフマン分解の際に、第一方法工
程でイソフタル酸ジアミド又はテレフタル酸ジアミドを
鉱酸々性の希釈水性懸濁液中で塩素化し、その際反応混
合物の希釈度を塩素化反応の際に生じ、る塩化水素が反
応の完結時までほぼ完全に反応混合物に溶解した状態で
ある様に定めかつその除虫じたN、N−ジクロル−イソ
フタル酸ジアミド又はN、N−ジクロル−テレフタル酸
ジアミドを引続きアルカリ金属−又はアルカリ土類金属
水酸化物で処理することによってm−又はp−フェニレ
ンジアミドに変える場合に、前記欠点を完全に回避する
ことができることを見出した。
レフタル酸ジアミrのホフマン分解の際に、第一方法工
程でイソフタル酸ジアミド又はテレフタル酸ジアミドを
鉱酸々性の希釈水性懸濁液中で塩素化し、その際反応混
合物の希釈度を塩素化反応の際に生じ、る塩化水素が反
応の完結時までほぼ完全に反応混合物に溶解した状態で
ある様に定めかつその除虫じたN、N−ジクロル−イソ
フタル酸ジアミド又はN、N−ジクロル−テレフタル酸
ジアミドを引続きアルカリ金属−又はアルカリ土類金属
水酸化物で処理することによってm−又はp−フェニレ
ンジアミドに変える場合に、前記欠点を完全に回避する
ことができることを見出した。
有利には第一方法工程で生じるN、N−ジクロルジアミ
ドを先ず反応混合物から分離しかつその時点で初めてア
ルカリ金属−又はアルカリ土類金属水酸化物を用いる処
理を施す。
ドを先ず反応混合物から分離しかつその時点で初めてア
ルカリ金属−又はアルカリ土類金属水酸化物を用いる処
理を施す。
本発明により第一工程で製造されるN、N−ジクロル−
テレフタル酸ジアミドは新規化合物である。実際にN、
N’−ジクロル−イソフタル酸ジアミドは既に米国特許
第3105848号明細書に詳説さnており、該明側書
に公開さnた方法によnばイソフタル酸ジアミドをニト
ロベンゼン中でかつ炭酸す) IJウムの存在で塩素化
するが、しかしながら理論値の3.5%という収率で得
らnるにすぎない0従ってN、N’−ジクロル−テレフ
タル酸ジアミド並びにN、N−ジクロル−イソフタル酸
ジアミドを、相応するジアミドを水性/鉱酸々性媒体中
で不活性溶剤及び塩化水素受容体の不在下に塩素化する
ことによって非常に高い収率及び純度で短い塩素化反応
時間で取得することができることは意想外である。更に
、この様にして得た純粋なジクロルジアミドを水酸化物
で処理することによって既に室温で無色溶液で相応する
ジアミドに変えることができ、そこで該ジアミドが極め
て高い純度及び非常に良好な安定性で得らnることは驚
異的である。
テレフタル酸ジアミドは新規化合物である。実際にN、
N’−ジクロル−イソフタル酸ジアミドは既に米国特許
第3105848号明細書に詳説さnており、該明側書
に公開さnた方法によnばイソフタル酸ジアミドをニト
ロベンゼン中でかつ炭酸す) IJウムの存在で塩素化
するが、しかしながら理論値の3.5%という収率で得
らnるにすぎない0従ってN、N’−ジクロル−テレフ
タル酸ジアミド並びにN、N−ジクロル−イソフタル酸
ジアミドを、相応するジアミドを水性/鉱酸々性媒体中
で不活性溶剤及び塩化水素受容体の不在下に塩素化する
ことによって非常に高い収率及び純度で短い塩素化反応
時間で取得することができることは意想外である。更に
、この様にして得た純粋なジクロルジアミドを水酸化物
で処理することによって既に室温で無色溶液で相応する
ジアミドに変えることができ、そこで該ジアミドが極め
て高い純度及び非常に良好な安定性で得らnることは驚
異的である。
水性の鉱酸々性媒体としては例えば希釈した含水塩酸、
硫酸及び燐酸である。
硫酸及び燐酸である。
有利には本発明による方法の第一工程ではアミドの中性
懸濁液から出発し、その際塩素化反応の際に副生成物と
して生じる塩化水素は反応混合物に溶けかつそnによっ
て反応は希釈された水性/塩酸々性媒体中で行なわnる
。その他にアミドの希釈した塩酸々性又は希釈した硫酸
々性水性懸濁液から出発するのが有利である。
懸濁液から出発し、その際塩素化反応の際に副生成物と
して生じる塩化水素は反応混合物に溶けかつそnによっ
て反応は希釈された水性/塩酸々性媒体中で行なわnる
。その他にアミドの希釈した塩酸々性又は希釈した硫酸
々性水性懸濁液から出発するのが有利である。
収率及び塩素化反応速度は反応混合物中の酸濃度に強く
左右さnる。反応混合物の酸濃度は塩素化反応の経過中
に遊離する塩化水素によって連続的に高まるので、塩素
化反応速度は反応が進行するに従って緩慢になる。強力
に濃縮さnた酸、例えば50重量%の硫酸又は25重量
%の塩酸から出発する場合には、僅かな収率が得ら扛る
にすぎない。例えば濃塩酸又は濃硫酸中では一般に反応
は起きない。反応混合物中の酸濃度が特定の値を越える
場合には、反応は急速に緩慢になる。この超えてはなら
ない最高の酸濃度は削具って装入さnる個々の鉱酸に特
有であり、こnはその上反応温度及び反応圧力に左右さ
れる。この最高酸濃度は、塩素化反応の経過中に生ずる
塩化水素がもはや完全に反応混合物に溶解しえない場合
、すなわち反応条件下に反応混合物中の塩化水素の飽和
濃度を超えうる場合に定めらnることが判明した。塩素
化反応で遊離する塩化水素の量は使用したアミドの量か
ら算出することができるので、反応媒体を選択する際に
既に合目的に反応混合物の希釈度を相応して決めること
ができる。言う迄もなく反応混合物を反応経過中に水又
は希釈した鉱酸で希釈することもできる。
左右さnる。反応混合物の酸濃度は塩素化反応の経過中
に遊離する塩化水素によって連続的に高まるので、塩素
化反応速度は反応が進行するに従って緩慢になる。強力
に濃縮さnた酸、例えば50重量%の硫酸又は25重量
%の塩酸から出発する場合には、僅かな収率が得ら扛る
にすぎない。例えば濃塩酸又は濃硫酸中では一般に反応
は起きない。反応混合物中の酸濃度が特定の値を越える
場合には、反応は急速に緩慢になる。この超えてはなら
ない最高の酸濃度は削具って装入さnる個々の鉱酸に特
有であり、こnはその上反応温度及び反応圧力に左右さ
れる。この最高酸濃度は、塩素化反応の経過中に生ずる
塩化水素がもはや完全に反応混合物に溶解しえない場合
、すなわち反応条件下に反応混合物中の塩化水素の飽和
濃度を超えうる場合に定めらnることが判明した。塩素
化反応で遊離する塩化水素の量は使用したアミドの量か
ら算出することができるので、反応媒体を選択する際に
既に合目的に反応混合物の希釈度を相応して決めること
ができる。言う迄もなく反応混合物を反応経過中に水又
は希釈した鉱酸で希釈することもできる。
テレフタル酸ジアミド及びイソフタル酸ジアミドの塩素
化反応は発熱的に進行する。本発明による方法は温度O
〜100℃で行なゎnる。
化反応は発熱的に進行する。本発明による方法は温度O
〜100℃で行なゎnる。
高い温度を使用することは、該条件下で加水分解によっ
て著量のテレフタル酸又はイソフタル酸が生じる限りは
不利である。経済的理由から塩素化反応を有利には0〜
6o℃で実施し、その際反応熱を水冷により導出するこ
とができる塩素化反応を常圧で実施してもよいし高めた
圧力で実施してもよい。実際に塩素圧が高まると共に反
応所要時間は減少するが、有利な塩素圧範囲は経済的理
由からほぼ1〜2 Q ata (絶対圧)の間である
。選択した圧力条件及び温度条件に相応して液状もしく
はガス状の塩素を使用する。
て著量のテレフタル酸又はイソフタル酸が生じる限りは
不利である。経済的理由から塩素化反応を有利には0〜
6o℃で実施し、その際反応熱を水冷により導出するこ
とができる塩素化反応を常圧で実施してもよいし高めた
圧力で実施してもよい。実際に塩素圧が高まると共に反
応所要時間は減少するが、有利な塩素圧範囲は経済的理
由からほぼ1〜2 Q ata (絶対圧)の間である
。選択した圧力条件及び温度条件に相応して液状もしく
はガス状の塩素を使用する。
本発明によnば塩素化反応は不均一相で行なわnるので
、懸濁液を良く混合することに配慮すべきである。反応
混合物の希釈度を少なくとも、反応混合物を難なく攪拌
もしくはその他の方法で混合することができる様に定め
ておくべきである。有利な反応パッチの希釈度は水又は
含水鉱酸1ノ当りジアミド約20〜400#であり、こ
nは水又は含水鉱酸1ノ当りアミド約0、1〜2.5モ
ルの濃度に相応する。
、懸濁液を良く混合することに配慮すべきである。反応
混合物の希釈度を少なくとも、反応混合物を難なく攪拌
もしくはその他の方法で混合することができる様に定め
ておくべきである。有利な反応パッチの希釈度は水又は
含水鉱酸1ノ当りジアミド約20〜400#であり、こ
nは水又は含水鉱酸1ノ当りアミド約0、1〜2.5モ
ルの濃度に相応する。
前記方法条件を厳守する場合には塩素化反応は約2〜6
0分後に完結する。アミF%は、中間的に溶液を生じる
ことなく、実際に定量的1cN、N−ジクロルジアミげ
に変わる。塩素化反応終了後に存在する懸濁液は固体と
してはN、N−ジクロル−テレフタル酸ジアミド又はN
、 N−ジクロル−イソフタル酸ジアミドを含有するだ
けである。生成物を極めて簡単な方法で、例えば濾取又
は遠心分離によって分離することができる。例えば冷水
で洗浄しかつ例えば70℃で真空中で乾燥した後、該生
成物は極めて高い純度で得らnlこnを直接本発明によ
る方法の第二工程に使用することができる。
0分後に完結する。アミF%は、中間的に溶液を生じる
ことなく、実際に定量的1cN、N−ジクロルジアミげ
に変わる。塩素化反応終了後に存在する懸濁液は固体と
してはN、N−ジクロル−テレフタル酸ジアミド又はN
、 N−ジクロル−イソフタル酸ジアミドを含有するだ
けである。生成物を極めて簡単な方法で、例えば濾取又
は遠心分離によって分離することができる。例えば冷水
で洗浄しかつ例えば70℃で真空中で乾燥した後、該生
成物は極めて高い純度で得らnlこnを直接本発明によ
る方法の第二工程に使用することができる。
本発明による方法の第二工程では、N、N−ジクロル−
イソフタル酸ジアミt’又HN 、 N’−ジクロル−
テレフタル酸ジアミドをアルカリ金属−又はアルカリ土
類金属を用いてm−又はp−フェニレンジアミンに変え
る。このことは、N、N−ジクロルジアミrを有利には
含水水酸化物に溶かすか又は懸濁しかつ加熱することに
よって行なわnる。水酸化物としては全てのアルカリ金
属−及びアルカリ土類金属水酸化物が好適であるが、経
済的理由から水酸化ナトリウム及び水酸化カルシウムが
有利である。水酸化物は有利には化学量論的量で使用さ
nる。過剰の水酸化物を使用することは必要でも有利で
もない。
イソフタル酸ジアミt’又HN 、 N’−ジクロル−
テレフタル酸ジアミドをアルカリ金属−又はアルカリ土
類金属を用いてm−又はp−フェニレンジアミンに変え
る。このことは、N、N−ジクロルジアミrを有利には
含水水酸化物に溶かすか又は懸濁しかつ加熱することに
よって行なわnる。水酸化物としては全てのアルカリ金
属−及びアルカリ土類金属水酸化物が好適であるが、経
済的理由から水酸化ナトリウム及び水酸化カルシウムが
有利である。水酸化物は有利には化学量論的量で使用さ
nる。過剰の水酸化物を使用することは必要でも有利で
もない。
有利にはN、N−ジクロルジアミドの反応を20〜95
℃の範囲の温度、有利には30〜80℃の温度で行なう
。しかしながら本発明による方法の場合には転位反応の
ために、相応する特公昭57−61021号発明の工程
の場合よりも低い温度及び高い濃度を使用することがで
きる。有利には5〜45重量%のN、N−ジクロルジア
ミド溶液又はN、N−ジクロルジアミP懸濁液を使用す
る。
℃の範囲の温度、有利には30〜80℃の温度で行なう
。しかしながら本発明による方法の場合には転位反応の
ために、相応する特公昭57−61021号発明の工程
の場合よりも低い温度及び高い濃度を使用することがで
きる。有利には5〜45重量%のN、N−ジクロルジア
ミド溶液又はN、N−ジクロルジアミP懸濁液を使用す
る。
ジアミンの反応混合物からの単離を、クロロホルム、1
.2−ジクロルエタン又はその他の溶剤を用いる抽出に
より行なうこ、とができる。
.2−ジクロルエタン又はその他の溶剤を用いる抽出に
より行なうこ、とができる。
しかしながらジアミンは反応混合物中に、分別結晶によ
り分離することもできる様な純度で生じる。その他の分
離実施例としては、アミンを硫酸又は塩酸を用いて塩と
して沈殿させることが挙げらnる。
り分離することもできる様な純度で生じる。その他の分
離実施例としては、アミンを硫酸又は塩酸を用いて塩と
して沈殿させることが挙げらnる。
転位反応は強力な発熱反応でありかつ有利には断熱的に
実施される。N、N−ジクロルテレフタル酸ジアミドの
出発時濃度が高い場合に、高度の熱発生によって断熱的
作業方法がもはや可能ではない場合には、反応を蒸発冷
却(Verdampf ungskuhlung )
(例えば蒸発剤として塩化メチレンを用いて)下に実施
することができる。
実施される。N、N−ジクロルテレフタル酸ジアミドの
出発時濃度が高い場合に、高度の熱発生によって断熱的
作業方法がもはや可能ではない場合には、反応を蒸発冷
却(Verdampf ungskuhlung )
(例えば蒸発剤として塩化メチレンを用いて)下に実施
することができる。
本発明による方法は下記の理由から特公昭57−610
21号発明である特願昭48−037718号に対する
改良法である: 特公昭57−6!021号発明の方法では、次亜ハロゲ
ン酸塩を生成するため及びインシアネートを分解するた
めに理論的に既にアミF%基1個当り水酸化物傷当量を
必要とし、従ってテレフタル酸ジアミド又はイソフタル
酸ジアミド1モル当り水酸化物合計8当量が必要である
。
21号発明である特願昭48−037718号に対する
改良法である: 特公昭57−6!021号発明の方法では、次亜ハロゲ
ン酸塩を生成するため及びインシアネートを分解するた
めに理論的に既にアミF%基1個当り水酸化物傷当量を
必要とし、従ってテレフタル酸ジアミド又はイソフタル
酸ジアミド1モル当り水酸化物合計8当量が必要である
。
しかしながらジアミン生成に関する選択性は過剰の水酸
化物で助成さnるので、原発明の方法では水酸化物対イ
ソフタル酸ジアミド又は水酸化物対テレフタル酸ジアミ
ドの9=1〜10:1の当量比が使用さnる。こnに対
して本発明による方法では、理論的にはジアミド又はN
。
化物で助成さnるので、原発明の方法では水酸化物対イ
ソフタル酸ジアミド又は水酸化物対テレフタル酸ジアミ
ドの9=1〜10:1の当量比が使用さnる。こnに対
して本発明による方法では、理論的にはジアミド又はN
。
N′−ジクロルジアミド1当量当り水酸化物6当量を必
要とするにすぎない。更に、化学量論的モル比を使用す
る際に既に最高の選択性が得らnることが確認さnlそ
n数本発明による方法の場合には水酸化物対N、N−ジ
クロルジアミドのモル比は6:1である。従って本発明
による方法はこの理由からだけでも経済的である。
要とするにすぎない。更に、化学量論的モル比を使用す
る際に既に最高の選択性が得らnることが確認さnlそ
n数本発明による方法の場合には水酸化物対N、N−ジ
クロルジアミドのモル比は6:1である。従って本発明
による方法はこの理由からだけでも経済的である。
このことを除いても本発明による方法は特公昭57−6
1021号発明による方法に対して、収率が高いこと、
集中的に操作できること、反応混合物の後処理が容易な
こと及び得らnる化合物が著しく純粋でありかつ安定で
あることによって卓越している。
1021号発明による方法に対して、収率が高いこと、
集中的に操作できること、反応混合物の後処理が容易な
こと及び得らnる化合物が著しく純粋でありかつ安定で
あることによって卓越している。
次に本発明を実施例につき詳説する。
例1〜8
次の例1〜8は本発明による方法の第一工程によるN、
N’−ジクロル−テレフタル酸ジアミド及□N、N−ジ
クロル−イソフタル酸ジアミドの製造に関する。
N’−ジクロル−テレフタル酸ジアミド及□N、N−ジ
クロル−イソフタル酸ジアミドの製造に関する。
例1
テレフタル酸ジアミド540 ’、li’ (3,29
% ル)を水101に懸濁した。懸濁液に激しく攪拌し
ながら2時間、1分間当り塩素4gを導入した。僅かに
冷却することによって反応温度を25℃に保った。圧力
はl、Qataであった。その後反応混合物を濾過し、
残渣を冷水21で洗浄しかつ70℃で真空中で乾燥した
。無色のN。
% ル)を水101に懸濁した。懸濁液に激しく攪拌し
ながら2時間、1分間当り塩素4gを導入した。僅かに
冷却することによって反応温度を25℃に保った。圧力
はl、Qataであった。その後反応混合物を濾過し、
残渣を冷水21で洗浄しかつ70℃で真空中で乾燥した
。無色のN。
N−ジクロル−テレフタル酸ジアミド755g(理論値
の98.4%)が得らnた。
の98.4%)が得らnた。
例2
テレフタル酸ジアミド321(0,195モル)をガラ
スオートクレーブ中で17重量%の塩酸0.61!に懸
濁した。6ataで攪拌下かつ冷却下に25℃で塩素3
3gを供給した。8分後にオートクレーブ中は一定圧力
となり、従って反応は完結した。反応混合物を例1と同
様に後処理した。純粋なN、N−ジクロルテレフタル酸
ジアミドの収量は44.2g(理論値の97.2%)で
あった。
スオートクレーブ中で17重量%の塩酸0.61!に懸
濁した。6ataで攪拌下かつ冷却下に25℃で塩素3
3gを供給した。8分後にオートクレーブ中は一定圧力
となり、従って反応は完結した。反応混合物を例1と同
様に後処理した。純粋なN、N−ジクロルテレフタル酸
ジアミドの収量は44.2g(理論値の97.2%)で
あった。
例3
テレフタル酸ジアミr1200g(7,314モル)を
17重景気の塩酸71に懸濁した。懸濁液に25℃で3
0分間で塩素1100gを、圧力が常に5 ataに保
たnぬ様にして供給した。その後反応混合物を例1に記
載の方法で後処理した N、N −ジクロルテレフタ
ル酸ジアミドの収量は1690g(理論値の991%)
であった。
17重景気の塩酸71に懸濁した。懸濁液に25℃で3
0分間で塩素1100gを、圧力が常に5 ataに保
たnぬ様にして供給した。その後反応混合物を例1に記
載の方法で後処理した N、N −ジクロルテレフタ
ル酸ジアミドの収量は1690g(理論値の991%)
であった。
例牛
177A!の塩酸ll中のテレフタル酸ジアミr400
!9(2,439モル)の懸濁液に常圧で55℃で14
0分間以内に塩素360gを導入した。反応混合物の後
処理は例1に記載したようにして行なった。N、N−ジ
クロル−テレフタル酸ジアミPの収量は522g(理論
値の92%)であった。
!9(2,439モル)の懸濁液に常圧で55℃で14
0分間以内に塩素360gを導入した。反応混合物の後
処理は例1に記載したようにして行なった。N、N−ジ
クロル−テレフタル酸ジアミPの収量は522g(理論
値の92%)であった。
例5
10%の含水硫酸200m1中のテレフタル酸ジアミI
’5g(0,0305モル)の懸濁液に攪拌下、常圧か
つ温度25℃で2時間、1分間当り塩素約0.1gを導
入した。N、N’−ジクロル−テレフタル酸ジアミドを
濾取し、水で洗浄しかつ乾燥した。収量は6.94g(
理論値の97゜7%)であった。
’5g(0,0305モル)の懸濁液に攪拌下、常圧か
つ温度25℃で2時間、1分間当り塩素約0.1gを導
入した。N、N’−ジクロル−テレフタル酸ジアミドを
濾取し、水で洗浄しかつ乾燥した。収量は6.94g(
理論値の97゜7%)であった。
例6
イソフタル酸ジアミド64#(0,39モル)を15%
の塩酸0.5A!に懸濁した。攪拌下に室温及び常圧で
3時間以内にガス状塩素90gを懸濁液に導入した。そ
の後反応混合物を濾過し、残渣を冷水で洗浄しかつ乾燥
した。融点73゜5〜75℃のN、N−ジクロルイソフ
タル酸ジアミド90.!i+(理論値の99.0%)が
得らnた例3 テレフタル酸ジアミl:”16.4g(0,10モル)
を17重量%の塩酸5007!に懸濁しかつホウロウぢ
[きオートクレーブ(Emaille−Autokla
ven)中で34℃に加熱した。次いで激しく攪拌しな
がら配量添加キュベツトを用いて液状塩素22゜8g(
0,32モル)を供給した。水冷により反応温度35℃
を保った。反応圧力は1Qataであった。
の塩酸0.5A!に懸濁した。攪拌下に室温及び常圧で
3時間以内にガス状塩素90gを懸濁液に導入した。そ
の後反応混合物を濾過し、残渣を冷水で洗浄しかつ乾燥
した。融点73゜5〜75℃のN、N−ジクロルイソフ
タル酸ジアミド90.!i+(理論値の99.0%)が
得らnた例3 テレフタル酸ジアミl:”16.4g(0,10モル)
を17重量%の塩酸5007!に懸濁しかつホウロウぢ
[きオートクレーブ(Emaille−Autokla
ven)中で34℃に加熱した。次いで激しく攪拌しな
がら配量添加キュベツトを用いて液状塩素22゜8g(
0,32モル)を供給した。水冷により反応温度35℃
を保った。反応圧力は1Qataであった。
5分後に反応懸濁液を迅速に放圧し、オートクレーブか
ら搬出し、濾過しかつ水2007!で洗浄した。残渣を
70℃で真空下に乾燥した。
ら搬出し、濾過しかつ水2007!で洗浄した。残渣を
70℃で真空下に乾燥した。
N、N−ジクロル−テレフタル酸ジアミ)’22゜69
(理論値の97%)が得らtた。
(理論値の97%)が得らtた。
例8
テレフタル酸ジアミF’l 6.41/ (0,10モ
ル〕を17重量%の塩酸500−に懸濁しかつホウロウ
引きオートクレーブ中で素早く加熱して45℃にした。
ル〕を17重量%の塩酸500−に懸濁しかつホウロウ
引きオートクレーブ中で素早く加熱して45℃にした。
次いで配量添加キュベツトを用いて攪拌下かつ水冷下に
液状塩素23 F(C1325モル)を供給したが、そ
の際温度は30秒以内に55℃に上昇しかつ圧力は20
ataに上昇した。3分後に反応混合物をオートクレー
ブから搬出しかつ濾過した。残渣を水200−で洗浄し
かつ真空中で70℃で乾燥した。収率は理論値の94%
であった。
液状塩素23 F(C1325モル)を供給したが、そ
の際温度は30秒以内に55℃に上昇しかつ圧力は20
ataに上昇した。3分後に反応混合物をオートクレー
ブから搬出しかつ濾過した。残渣を水200−で洗浄し
かつ真空中で70℃で乾燥した。収率は理論値の94%
であった。
次の例9〜13は本発明の方法の第2工程によるN、N
−ジクロル−イソフタル酸ジアミド又はN、N−ジクロ
ル−テレフタル酸ジアミPカラのm−及びp−フェニレ
ンジアミンの製造に関する。
−ジクロル−イソフタル酸ジアミド又はN、N−ジクロ
ル−テレフタル酸ジアミPカラのm−及びp−フェニレ
ンジアミンの製造に関する。
例9
内容21の三つ首コルベン中で水酸化す) IJウム溶
液1.27(水12001 % NaOHI Q 51
I)に窒素下に5℃で 、 N/−ジクロルテレフタル
酸ジアミド10’Og(0,43モル〕ヲ混入し、次い
で徐々に加熱して15℃にした。その際澄明な無色溶液
が生じた。
液1.27(水12001 % NaOHI Q 51
I)に窒素下に5℃で 、 N/−ジクロルテレフタル
酸ジアミド10’Og(0,43モル〕ヲ混入し、次い
で徐々に加熱して15℃にした。その際澄明な無色溶液
が生じた。
該時点で溶液を引続き加熱した。35℃で発熱的転位反
応が開始した。断熱的条件下で温度は迅速に上昇し続け
、約2分後には72℃になった。その時僅かに帯褐色で
ある溶液をなお10分間室温で放置し、次いで冷却しか
つ窒素雰囲気下にクロロホルムで抽出した。抽出物から
クロロホルムヲ取出シた後、p−フェニレンジアミン4
6g(理論値の99.0%)が単離さnた。
応が開始した。断熱的条件下で温度は迅速に上昇し続け
、約2分後には72℃になった。その時僅かに帯褐色で
ある溶液をなお10分間室温で放置し、次いで冷却しか
つ窒素雰囲気下にクロロホルムで抽出した。抽出物から
クロロホルムヲ取出シた後、p−フェニレンジアミン4
6g(理論値の99.0%)が単離さnた。
例10
還流冷却器を具備した内容21の三つ首コルベン中で、
N、N−ジクロルテレフタル酸ジアミド100g(0,
43モル)を5℃で水酸化ナトリウム溶液0.87(水
800g、NaNaOH1O5に混入し、次いで徐々に
加熱して15℃にした。該時点で塩化メチレン400−
を−気に供給したので、エマルジョンが生じた。引続き
加熱して37℃にし、次いで水浴を取除いた。
N、N−ジクロルテレフタル酸ジアミド100g(0,
43モル)を5℃で水酸化ナトリウム溶液0.87(水
800g、NaNaOH1O5に混入し、次いで徐々に
加熱して15℃にした。該時点で塩化メチレン400−
を−気に供給したので、エマルジョンが生じた。引続き
加熱して37℃にし、次いで水浴を取除いた。
反応は非常に激しく始まり、こnは開始する激しい塩化
メチレン−還流で認識しうる。約10分間後に反応は完
結し、こnを引続き20分間38℃に保ち、塩化メチレ
ンを蒸発除去し、次Vs チル−フェニレンジアミンを
例9に記載の方法で単離した。収量:45.31(理論
値の97゜5%)。
メチレン−還流で認識しうる。約10分間後に反応は完
結し、こnを引続き20分間38℃に保ち、塩化メチレ
ンを蒸発除去し、次Vs チル−フェニレンジアミンを
例9に記載の方法で単離した。収量:45.31(理論
値の97゜5%)。
例11
例9と同様にしてN、N−ジクロルテレフタル酸ジアミ
)′50g(0,215モル)を水11に懸濁しかつ0
a(OH)250 g(0,67モル)を冷却下に5℃
で混入した。該時点で混合物を10分間以内で加熱して
50℃にしかつ20分間該温度で放置し、り[続いて更
に3o分間70℃に保った。懸濁液を熱時濾過しかつ濾
過残渣を熱水各100−で3同士分に洗浄した。次いで
合した濾液及び洗浄水から例9に記載の方法によりp−
フェニレンジアミンをクロロボルム抽出によって単離し
た。収量:p−フェニレンジアミン22g(理論値の9
4.7%)。
)′50g(0,215モル)を水11に懸濁しかつ0
a(OH)250 g(0,67モル)を冷却下に5℃
で混入した。該時点で混合物を10分間以内で加熱して
50℃にしかつ20分間該温度で放置し、り[続いて更
に3o分間70℃に保った。懸濁液を熱時濾過しかつ濾
過残渣を熱水各100−で3同士分に洗浄した。次いで
合した濾液及び洗浄水から例9に記載の方法によりp−
フェニレンジアミンをクロロボルム抽出によって単離し
た。収量:p−フェニレンジアミン22g(理論値の9
4.7%)。
例12
例9と同様にしてN、N’−Jクロルテレフタル酸ジア
ミl:’10019 (0,4’3モル)を5℃で水酸
化カリウム溶液1.27(水1200#、KoH145
F)に混入し、反応させかつ後処理した。p−フェニレ
ンジアミン45.2#(理論値の97.3%)が得らn
た。
ミl:’10019 (0,4’3モル)を5℃で水酸
化カリウム溶液1.27(水1200#、KoH145
F)に混入し、反応させかつ後処理した。p−フェニレ
ンジアミン45.2#(理論値の97.3%)が得らn
た。
例13
例9と同様にしてN、N/−ジクロルイソフタル酸ジア
ミド50g(0,215モル)を5℃で水酸化ナトリウ
ム溶液800d(a2o800g、NaOH52g)K
混入しかつ水浴を用いて35℃に加熱した。発生した反
応熱によって温度は4分間以内に60′cK上昇した。
ミド50g(0,215モル)を5℃で水酸化ナトリウ
ム溶液800d(a2o800g、NaOH52g)K
混入しかつ水浴を用いて35℃に加熱した。発生した反
応熱によって温度は4分間以内に60′cK上昇した。
反応生成物を15分間該温度に保ち、次いで(例9に従
って)m−フェニレンジアミンを単離した。収量は22
.3g(理論値の96.2%)であった。
って)m−フェニレンジアミンを単離した。収量は22
.3g(理論値の96.2%)であった。
次に本発明の実施態様を列記する。
+11 塩素化反応の際にジアミドの中性、塩酸々性
又は硫酸々性の希釈水性懸濁液から出発することを特徴
とする特許請求の範囲に記載の方法。
又は硫酸々性の希釈水性懸濁液から出発することを特徴
とする特許請求の範囲に記載の方法。
(2) 塩素化反応を温度O〜100℃、有利には0
〜60℃で実施することを特徴とする特許請求の範囲及
び前記第1項に記載の方法。
〜60℃で実施することを特徴とする特許請求の範囲及
び前記第1項に記載の方法。
(3) 塩素化反応を圧力1〜20 ataで実施す
ることを特徴とする特許請求の範囲及び前記第1〜2項
に記載の方法。
ることを特徴とする特許請求の範囲及び前記第1〜2項
に記載の方法。
(4) 塩素化反応で反応パッチの希釈度がテレフタ
ル酸ジアミド又はイソフタル酸ジアミl”20(21) 〜400fj/IIであることを特徴とする特許請求の
範囲及び前記第1〜3項に記載の方法。
ル酸ジアミド又はイソフタル酸ジアミl”20(21) 〜400fj/IIであることを特徴とする特許請求の
範囲及び前記第1〜3項に記載の方法。
(5) 第二方法工程で温度20〜95℃、有利には
30〜80℃を使用することを特徴とする特許請求の範
囲及び前記第1〜4項に記載の方法。
30〜80℃を使用することを特徴とする特許請求の範
囲及び前記第1〜4項に記載の方法。
(6)第二方法工程で5〜45重量%のN、N’−ジク
ロルジアミド−溶液又は−懸濁液を使用することを特徴
とする特許請求の範囲及び前記第1〜5項に記載の方法
。
ロルジアミド−溶液又は−懸濁液を使用することを特徴
とする特許請求の範囲及び前記第1〜5項に記載の方法
。
(7) 第二方法工程で水酸化物対N、N’−ジクロ
ルジアミPのモル比が6:1であることを特徴とする特
許請求の範囲及び前記第1〜6項に記載の方法。
ルジアミPのモル比が6:1であることを特徴とする特
許請求の範囲及び前記第1〜6項に記載の方法。
(8) 第一方法工程で生じるN、N’−ジクロルジ
アミドを先ず反応混合物から分離しかつその後初めてア
ルカリ金属−又はアルカリ土類金属水酸化物を用いる処
理を施すことを特徴とする特許請求の範囲及び前記、第
1〜7項に記載の方法。
アミドを先ず反応混合物から分離しかつその後初めてア
ルカリ金属−又はアルカリ土類金属水酸化物を用いる処
理を施すことを特徴とする特許請求の範囲及び前記、第
1〜7項に記載の方法。
C22)
Claims (1)
- m−及Up−フェニレンジアミンをイソフタル酸・ジア
ミド又はテレフタル酸ジアミドのホフマン分解によって
製造するに当り、第一方法工程でイソフタル酸ジアミド
又はテレフタル酸ジアミドを希釈した鉱酸々性の水性懸
濁液中で塩素化し、その際反応混合物の希釈度が、塩素
化反応で生じる塩化水素が反応の完結時までほぼ完全に
反応混合物に溶解したままである様に宇めらnているべ
きであり、かつその除虫じるN、/ −ジクロル−イ
ソフタル酸ジアミド又はN、N’ −ジクロル−テレ
フタル酸ジアミドを引続きアルカリ金属−又はアルカリ
土類金属水酸化物を用いて処理することによってm−又
はp−フェニレンジアミンにかえ不ことを特徴とする、
m−及びp−フェニレンジアミンの製法
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE2313496A DE2313496C3 (de) | 1973-03-19 | 1973-03-19 | Verfahren zur Herstellung von m- und p- Phenylendiamin |
DE2313496.5 | 1973-03-19 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59130243A true JPS59130243A (ja) | 1984-07-26 |
JPS6029695B2 JPS6029695B2 (ja) | 1985-07-12 |
Family
ID=5875163
Family Applications (2)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP49031434A Pending JPS49134635A (ja) | 1973-03-19 | 1974-03-19 | |
JP58238054A Expired JPS6029695B2 (ja) | 1973-03-19 | 1983-12-19 | m−及びp−フエニレンジアミンの製法 |
Family Applications Before (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP49031434A Pending JPS49134635A (ja) | 1973-03-19 | 1974-03-19 |
Country Status (16)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US3897498A (ja) |
JP (2) | JPS49134635A (ja) |
AT (1) | AT327170B (ja) |
AU (1) | AU6656174A (ja) |
BE (1) | BE812358R (ja) |
CA (1) | CA1025884A (ja) |
CH (1) | CH591419A5 (ja) |
DD (1) | DD110648A6 (ja) |
DE (1) | DE2313496C3 (ja) |
ES (1) | ES423367A2 (ja) |
FR (1) | FR2222352B2 (ja) |
GB (1) | GB1413946A (ja) |
IT (1) | IT1046774B (ja) |
NL (1) | NL7402872A (ja) |
SE (1) | SE386890B (ja) |
SU (1) | SU545251A3 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN113563199A (zh) * | 2020-04-29 | 2021-10-29 | 深圳有为技术控股集团有限公司 | 苯甲酰肼重排法制备间苯二胺和对苯二胺 |
Families Citing this family (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE2502411C2 (de) * | 1975-01-22 | 1977-02-24 | Akzo Gmbh | Verfahren zur herstellung von bis-n-chloramiden gesaettigter aliphatischer dicarbonsaeuren |
FR2298532A1 (fr) | 1975-01-22 | 1976-08-20 | Akzo Nv | Bis-n-chloramides des acides carboxyliques aromatiques et cycloaliphatiques |
DE3019491C2 (de) * | 1980-05-22 | 1985-02-21 | Akzo Gmbh, 5600 Wuppertal | Verfahren zur Herstellung von Oximcarbamaten |
US5011997A (en) * | 1987-10-07 | 1991-04-30 | Hoechst Celanese Corp. | Process for bis(4-aminophenyl)hexafluoropropane |
DE3909142A1 (de) * | 1989-03-21 | 1990-10-04 | Basf Ag | Verfahren zur herstellung von aminen |
CN1809526B (zh) * | 2003-06-23 | 2010-05-26 | 株式会社日本触媒 | 用于生产氟代苯二胺的方法 |
RU2449983C1 (ru) * | 2010-12-23 | 2012-05-10 | Открытое акционерное общество "Каустик" (ОАО "Каустик") | СПОСОБ ПОЛУЧЕНИЯ п-ФЕНИЛЕНДИАМИНА |
KR101885110B1 (ko) * | 2016-11-10 | 2018-08-03 | 주식회사 오크켐텍 | 파라페닐렌디아민의 제조방법 |
CN111100012B (zh) * | 2019-12-16 | 2021-01-22 | 上海交通大学 | 一种制备间苯二胺的方法 |
CN112174828B (zh) * | 2020-10-29 | 2022-01-07 | 山东兴强化工产业技术研究院有限公司 | 一种制备间苯二胺的方法 |
CN113135826A (zh) * | 2021-04-14 | 2021-07-20 | 中芳特纤股份有限公司 | 一种对苯二胺的制备工艺 |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US3457311A (en) * | 1967-04-11 | 1969-07-22 | Armour Ind Chem Co | Process for preparing primary and secondary amines from amides |
GB1238332A (ja) * | 1968-05-29 | 1971-07-07 | ||
US3567746A (en) * | 1968-07-10 | 1971-03-02 | Pennwalt Corp | N-aryl benzamides |
-
1973
- 1973-03-19 DE DE2313496A patent/DE2313496C3/de not_active Expired
-
1974
- 1974-02-13 IT IT48283/74A patent/IT1046774B/it active
- 1974-02-14 AT AT118974A patent/AT327170B/de not_active IP Right Cessation
- 1974-02-15 CH CH213774A patent/CH591419A5/xx not_active IP Right Cessation
- 1974-02-18 FR FR7405429A patent/FR2222352B2/fr not_active Expired
- 1974-02-18 ES ES423367A patent/ES423367A2/es not_active Expired
- 1974-02-25 CA CA193,459A patent/CA1025884A/en not_active Expired
- 1974-02-27 DD DD176832A patent/DD110648A6/xx unknown
- 1974-03-04 NL NL7402872A patent/NL7402872A/xx not_active Application Discontinuation
- 1974-03-12 AU AU66561/74A patent/AU6656174A/en not_active Expired
- 1974-03-13 US US450675A patent/US3897498A/en not_active Expired - Lifetime
- 1974-03-15 BE BE142048A patent/BE812358R/xx active
- 1974-03-18 SE SE7403586A patent/SE386890B/xx unknown
- 1974-03-19 SU SU2006474A patent/SU545251A3/ru active
- 1974-03-19 JP JP49031434A patent/JPS49134635A/ja active Pending
- 1974-03-19 GB GB1206974A patent/GB1413946A/en not_active Expired
-
1983
- 1983-12-19 JP JP58238054A patent/JPS6029695B2/ja not_active Expired
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN113563199A (zh) * | 2020-04-29 | 2021-10-29 | 深圳有为技术控股集团有限公司 | 苯甲酰肼重排法制备间苯二胺和对苯二胺 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
ES423367A2 (es) | 1977-07-01 |
IT1046774B (it) | 1980-07-31 |
JPS6029695B2 (ja) | 1985-07-12 |
JPS49134635A (ja) | 1974-12-25 |
GB1413946A (en) | 1975-11-12 |
CA1025884A (en) | 1978-02-07 |
CH591419A5 (ja) | 1977-09-15 |
AU476714B2 (ja) | 1976-09-30 |
FR2222352B2 (ja) | 1977-09-16 |
ATA118974A (de) | 1975-04-15 |
US3897498A (en) | 1975-07-29 |
SE386890B (sv) | 1976-08-23 |
DE2313496C3 (de) | 1979-07-19 |
BE812358R (fr) | 1974-07-01 |
DE2313496A1 (de) | 1974-10-03 |
AU6656174A (en) | 1975-09-18 |
AT327170B (de) | 1976-01-26 |
FR2222352A2 (ja) | 1974-10-18 |
DE2313496B2 (ja) | 1978-11-16 |
DD110648A6 (ja) | 1975-01-12 |
SU545251A3 (ru) | 1977-01-30 |
NL7402872A (ja) | 1974-09-23 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPS59130243A (ja) | m−及びp−フエニレンジアミンの製法 | |
US20070219396A1 (en) | Method For Producing 2-Amino-5-Iodobenzoic Acid | |
JPS6034929A (ja) | オレフイン又はビシナルジヒドロキシ化合物を出発物質とするカルボン酸の製造方法 | |
JP4012568B2 (ja) | ハロ置換芳香族酸の製造方法 | |
JP3166215B2 (ja) | 1,2−ナフトキノンジアジド−5−スルホニルクロリドの製造方法 | |
JPS5925779B2 (ja) | 立体異性脂環ジアミンの異性化法 | |
JPH0149260B2 (ja) | ||
JP2000256332A (ja) | 5,5’−ビ−1h−テトラゾール塩の製造法 | |
JPH0782207A (ja) | フルオレノンの製造方法およびそれに用いる酸化触媒 | |
JPH0597782A (ja) | 塩酸ベバントロールの製造方法 | |
JPS59206335A (ja) | 6−クロル−2,4−ジニトロフエノ−ルの製造方法 | |
JP2917498B2 (ja) | 1,3―フェニレンジオキシジ酢酸の製法 | |
CN111689881B (zh) | 一种阿佐塞米中间体的合成方法 | |
JP3784865B2 (ja) | 4,4’−ビス(クロロメチル)ビフェニルの製造方法 | |
JP2846939B2 (ja) | 2,3―エポキシ―2,3―ジヒドロ―1,4―ナフトキノンの製造方法 | |
JP3235914B2 (ja) | 4,5−ジクロロフタル酸又はその塩の製造方法 | |
JPH03271275A (ja) | キノリン酸の製造法 | |
KR950004889B1 (ko) | 1,3,6,8-데트라브로모피렌의 제조방법 | |
JPS60185752A (ja) | α−アセトアミド桂皮酸類の製造法 | |
JPH0242043A (ja) | 4―ニトロ―3―トリフルオロメチルアニリンの製造方法 | |
JPH05178833A (ja) | N−シアノアセトアミジン誘導体の製造方法 | |
RU2289573C2 (ru) | Способ получения гидразодикарбонамида с использованием в качестве исходного материала биурета | |
JP2901237B2 (ja) | 2−カルバモイル−3,4,5,6−テトラフルオロ安息香酸とその製法及びその誘導体の製法。 | |
JPH03167153A (ja) | 3,5―ジヨードサリチル酸の製造方法 | |
JPH03279347A (ja) | 4,4’―ジフェニルジカルボン酸の精製方法 |