JPS59130243A - m−及びp−フエニレンジアミンの製法 - Google Patents

m−及びp−フエニレンジアミンの製法

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JPS59130243A
JPS59130243A JP58238054A JP23805483A JPS59130243A JP S59130243 A JPS59130243 A JP S59130243A JP 58238054 A JP58238054 A JP 58238054A JP 23805483 A JP23805483 A JP 23805483A JP S59130243 A JPS59130243 A JP S59130243A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 イソフタル酸すア′ミP又はテレフタル酸ジアミPにホ
フマン分解を行なうことを特徴とするm−及びp−フェ
ニレンジアミンの製法は特公昭57−61021号明細
書に提案さnている。ホフマン分解とは公知の如く、カ
ルゼン酸アミドと次亜塩素酸塩又は次亜臭素酸塩との反
応を指称する。該分解により炭素原子が1何食ない第1
アミンが生じる〔ウェイリス) Wallis〕及びレ
イン(Lane )著、オーガニック・リアクションス
(6rg、Reaktions )第3巻、267頁(
1946年);フランツエン(Franzen)著、ヒ
エミツシエ・ツアイトウン/’ (Ohem・Ztg 
)第80巻、8頁(1956年)〕。前記の提案によれ
ばイソフタル酸ジアミド又はテレフタル酸ジアミl、(
1の分解を、ジアミドの水性懸濁液に別個に製造した次
亜ハロゲン酸塩溶液を添加するか、又はジアミドのアル
カリ金属性又はアルカリ土類金属性の水性懸濁液にハロ
ゲンを導入するか、或いはジアミドを所望される化学童
論的量の半分のアルカリ溶液中に削具って装入し、ハロ
ゲンを供給しかつ基の710ゲン化終了後にアルカリ溶
液を供給することにより行なう。その場合に先ずアミド
基の水素原子1個がハロゲン原子1個で置換さnる。生
じた酸性N−ハロゲンアミドはアルカリと共に不安定な
塩を作り、その陰イオンはハロゲン原子1個を脱離する
。その際中間生成物が生じ、該生成物はインシアネート
に転位し、該インシアネートは最終的に水酸化物の作用
下にアミンに変わる該反応実施では、アミドからのアミ
ンの生成は単槽反応で行なわnlその際反応の経過中に
均一な中間生成物を捕捉することは全く不可能である。
N−ハロゲンアミド又は該アルカリ金属塩又は該アルカ
リ土類金属塩が生成さnる、ホフマン分解の第一工程で
、次亜ノ\ロゲン酸塩、未反応ジアミド並びにモノハロ
ゲンジアミド及びジハロゲンジアミド又は酸塩からなる
不均一な混合物が存在する。しかしながら該段階で既に
ホフマン分解の第二工程、すなわちハロゲン化さnた中
間化合物のアミンないしはジアミンへの転位が始まる。
そこでアミンはなお次亜ハロゲン酸塩の攻撃にさらさn
る。このことは、−面では未反応の又は部分的に反応し
たにすぎないジアミドを完全にハロゲン化するために必
要な次亜ハロゲン酸塩を消費し、こnはジアミン収率で
損失を惹起するものでありかつ他面では好ましからぬ着
色した酸化生成物、例えばキノンジイミンを形成し、該
生成物はジアミンの著しい品質−及び収率低下を惹起す
るものである限りは、極めて不利に働く。特公昭57−
61021号明細書の方法により入手し得る粗製m−及
びp−フェニレンジアミンは帯灰色ないしは暗褐色の吸
湿性塊状物であり、僅かに塩素又は臭素の臭いがする。
該生成物は精製しなけnばならない。
ところで前記の方法によるイソフタル酸ジアミド又はテ
レフタル酸ジアミrのホフマン分解の際に、第一方法工
程でイソフタル酸ジアミド又はテレフタル酸ジアミドを
鉱酸々性の希釈水性懸濁液中で塩素化し、その際反応混
合物の希釈度を塩素化反応の際に生じ、る塩化水素が反
応の完結時までほぼ完全に反応混合物に溶解した状態で
ある様に定めかつその除虫じたN、N−ジクロル−イソ
フタル酸ジアミド又はN、N−ジクロル−テレフタル酸
ジアミドを引続きアルカリ金属−又はアルカリ土類金属
水酸化物で処理することによってm−又はp−フェニレ
ンジアミドに変える場合に、前記欠点を完全に回避する
ことができることを見出した。
有利には第一方法工程で生じるN、N−ジクロルジアミ
ドを先ず反応混合物から分離しかつその時点で初めてア
ルカリ金属−又はアルカリ土類金属水酸化物を用いる処
理を施す。
本発明により第一工程で製造されるN、N−ジクロル−
テレフタル酸ジアミドは新規化合物である。実際にN、
N’−ジクロル−イソフタル酸ジアミドは既に米国特許
第3105848号明細書に詳説さnており、該明側書
に公開さnた方法によnばイソフタル酸ジアミドをニト
ロベンゼン中でかつ炭酸す) IJウムの存在で塩素化
するが、しかしながら理論値の3.5%という収率で得
らnるにすぎない0従ってN、N’−ジクロル−テレフ
タル酸ジアミド並びにN、N−ジクロル−イソフタル酸
ジアミドを、相応するジアミドを水性/鉱酸々性媒体中
で不活性溶剤及び塩化水素受容体の不在下に塩素化する
ことによって非常に高い収率及び純度で短い塩素化反応
時間で取得することができることは意想外である。更に
、この様にして得た純粋なジクロルジアミドを水酸化物
で処理することによって既に室温で無色溶液で相応する
ジアミドに変えることができ、そこで該ジアミドが極め
て高い純度及び非常に良好な安定性で得らnることは驚
異的である。
水性の鉱酸々性媒体としては例えば希釈した含水塩酸、
硫酸及び燐酸である。
有利には本発明による方法の第一工程ではアミドの中性
懸濁液から出発し、その際塩素化反応の際に副生成物と
して生じる塩化水素は反応混合物に溶けかつそnによっ
て反応は希釈された水性/塩酸々性媒体中で行なわnる
。その他にアミドの希釈した塩酸々性又は希釈した硫酸
々性水性懸濁液から出発するのが有利である。
収率及び塩素化反応速度は反応混合物中の酸濃度に強く
左右さnる。反応混合物の酸濃度は塩素化反応の経過中
に遊離する塩化水素によって連続的に高まるので、塩素
化反応速度は反応が進行するに従って緩慢になる。強力
に濃縮さnた酸、例えば50重量%の硫酸又は25重量
%の塩酸から出発する場合には、僅かな収率が得ら扛る
にすぎない。例えば濃塩酸又は濃硫酸中では一般に反応
は起きない。反応混合物中の酸濃度が特定の値を越える
場合には、反応は急速に緩慢になる。この超えてはなら
ない最高の酸濃度は削具って装入さnる個々の鉱酸に特
有であり、こnはその上反応温度及び反応圧力に左右さ
れる。この最高酸濃度は、塩素化反応の経過中に生ずる
塩化水素がもはや完全に反応混合物に溶解しえない場合
、すなわち反応条件下に反応混合物中の塩化水素の飽和
濃度を超えうる場合に定めらnることが判明した。塩素
化反応で遊離する塩化水素の量は使用したアミドの量か
ら算出することができるので、反応媒体を選択する際に
既に合目的に反応混合物の希釈度を相応して決めること
ができる。言う迄もなく反応混合物を反応経過中に水又
は希釈した鉱酸で希釈することもできる。
テレフタル酸ジアミド及びイソフタル酸ジアミドの塩素
化反応は発熱的に進行する。本発明による方法は温度O
〜100℃で行なゎnる。
高い温度を使用することは、該条件下で加水分解によっ
て著量のテレフタル酸又はイソフタル酸が生じる限りは
不利である。経済的理由から塩素化反応を有利には0〜
6o℃で実施し、その際反応熱を水冷により導出するこ
とができる塩素化反応を常圧で実施してもよいし高めた
圧力で実施してもよい。実際に塩素圧が高まると共に反
応所要時間は減少するが、有利な塩素圧範囲は経済的理
由からほぼ1〜2 Q ata (絶対圧)の間である
。選択した圧力条件及び温度条件に相応して液状もしく
はガス状の塩素を使用する。
本発明によnば塩素化反応は不均一相で行なわnるので
、懸濁液を良く混合することに配慮すべきである。反応
混合物の希釈度を少なくとも、反応混合物を難なく攪拌
もしくはその他の方法で混合することができる様に定め
ておくべきである。有利な反応パッチの希釈度は水又は
含水鉱酸1ノ当りジアミド約20〜400#であり、こ
nは水又は含水鉱酸1ノ当りアミド約0、1〜2.5モ
ルの濃度に相応する。
前記方法条件を厳守する場合には塩素化反応は約2〜6
0分後に完結する。アミF%は、中間的に溶液を生じる
ことなく、実際に定量的1cN、N−ジクロルジアミげ
に変わる。塩素化反応終了後に存在する懸濁液は固体と
してはN、N−ジクロル−テレフタル酸ジアミド又はN
、 N−ジクロル−イソフタル酸ジアミドを含有するだ
けである。生成物を極めて簡単な方法で、例えば濾取又
は遠心分離によって分離することができる。例えば冷水
で洗浄しかつ例えば70℃で真空中で乾燥した後、該生
成物は極めて高い純度で得らnlこnを直接本発明によ
る方法の第二工程に使用することができる。
本発明による方法の第二工程では、N、N−ジクロル−
イソフタル酸ジアミt’又HN 、 N’−ジクロル−
テレフタル酸ジアミドをアルカリ金属−又はアルカリ土
類金属を用いてm−又はp−フェニレンジアミンに変え
る。このことは、N、N−ジクロルジアミrを有利には
含水水酸化物に溶かすか又は懸濁しかつ加熱することに
よって行なわnる。水酸化物としては全てのアルカリ金
属−及びアルカリ土類金属水酸化物が好適であるが、経
済的理由から水酸化ナトリウム及び水酸化カルシウムが
有利である。水酸化物は有利には化学量論的量で使用さ
nる。過剰の水酸化物を使用することは必要でも有利で
もない。
有利にはN、N−ジクロルジアミドの反応を20〜95
℃の範囲の温度、有利には30〜80℃の温度で行なう
。しかしながら本発明による方法の場合には転位反応の
ために、相応する特公昭57−61021号発明の工程
の場合よりも低い温度及び高い濃度を使用することがで
きる。有利には5〜45重量%のN、N−ジクロルジア
ミド溶液又はN、N−ジクロルジアミP懸濁液を使用す
る。
ジアミンの反応混合物からの単離を、クロロホルム、1
.2−ジクロルエタン又はその他の溶剤を用いる抽出に
より行なうこ、とができる。
しかしながらジアミンは反応混合物中に、分別結晶によ
り分離することもできる様な純度で生じる。その他の分
離実施例としては、アミンを硫酸又は塩酸を用いて塩と
して沈殿させることが挙げらnる。
転位反応は強力な発熱反応でありかつ有利には断熱的に
実施される。N、N−ジクロルテレフタル酸ジアミドの
出発時濃度が高い場合に、高度の熱発生によって断熱的
作業方法がもはや可能ではない場合には、反応を蒸発冷
却(Verdampf ungskuhlung ) 
(例えば蒸発剤として塩化メチレンを用いて)下に実施
することができる。
本発明による方法は下記の理由から特公昭57−610
21号発明である特願昭48−037718号に対する
改良法である: 特公昭57−6!021号発明の方法では、次亜ハロゲ
ン酸塩を生成するため及びインシアネートを分解するた
めに理論的に既にアミF%基1個当り水酸化物傷当量を
必要とし、従ってテレフタル酸ジアミド又はイソフタル
酸ジアミド1モル当り水酸化物合計8当量が必要である
しかしながらジアミン生成に関する選択性は過剰の水酸
化物で助成さnるので、原発明の方法では水酸化物対イ
ソフタル酸ジアミド又は水酸化物対テレフタル酸ジアミ
ドの9=1〜10:1の当量比が使用さnる。こnに対
して本発明による方法では、理論的にはジアミド又はN
N′−ジクロルジアミド1当量当り水酸化物6当量を必
要とするにすぎない。更に、化学量論的モル比を使用す
る際に既に最高の選択性が得らnることが確認さnlそ
n数本発明による方法の場合には水酸化物対N、N−ジ
クロルジアミドのモル比は6:1である。従って本発明
による方法はこの理由からだけでも経済的である。
このことを除いても本発明による方法は特公昭57−6
1021号発明による方法に対して、収率が高いこと、
集中的に操作できること、反応混合物の後処理が容易な
こと及び得らnる化合物が著しく純粋でありかつ安定で
あることによって卓越している。
次に本発明を実施例につき詳説する。
例1〜8 次の例1〜8は本発明による方法の第一工程によるN、
N’−ジクロル−テレフタル酸ジアミド及□N、N−ジ
クロル−イソフタル酸ジアミドの製造に関する。
例1 テレフタル酸ジアミド540 ’、li’ (3,29
% ル)を水101に懸濁した。懸濁液に激しく攪拌し
ながら2時間、1分間当り塩素4gを導入した。僅かに
冷却することによって反応温度を25℃に保った。圧力
はl、Qataであった。その後反応混合物を濾過し、
残渣を冷水21で洗浄しかつ70℃で真空中で乾燥した
。無色のN。
N−ジクロル−テレフタル酸ジアミド755g(理論値
の98.4%)が得らnた。
例2 テレフタル酸ジアミド321(0,195モル)をガラ
スオートクレーブ中で17重量%の塩酸0.61!に懸
濁した。6ataで攪拌下かつ冷却下に25℃で塩素3
3gを供給した。8分後にオートクレーブ中は一定圧力
となり、従って反応は完結した。反応混合物を例1と同
様に後処理した。純粋なN、N−ジクロルテレフタル酸
ジアミドの収量は44.2g(理論値の97.2%)で
あった。
例3 テレフタル酸ジアミr1200g(7,314モル)を
17重景気の塩酸71に懸濁した。懸濁液に25℃で3
0分間で塩素1100gを、圧力が常に5 ataに保
たnぬ様にして供給した。その後反応混合物を例1に記
載の方法で後処理した N、N  −ジクロルテレフタ
ル酸ジアミドの収量は1690g(理論値の991%)
であった。
例牛 177A!の塩酸ll中のテレフタル酸ジアミr400
!9(2,439モル)の懸濁液に常圧で55℃で14
0分間以内に塩素360gを導入した。反応混合物の後
処理は例1に記載したようにして行なった。N、N−ジ
クロル−テレフタル酸ジアミPの収量は522g(理論
値の92%)であった。
例5 10%の含水硫酸200m1中のテレフタル酸ジアミI
’5g(0,0305モル)の懸濁液に攪拌下、常圧か
つ温度25℃で2時間、1分間当り塩素約0.1gを導
入した。N、N’−ジクロル−テレフタル酸ジアミドを
濾取し、水で洗浄しかつ乾燥した。収量は6.94g(
理論値の97゜7%)であった。
例6 イソフタル酸ジアミド64#(0,39モル)を15%
の塩酸0.5A!に懸濁した。攪拌下に室温及び常圧で
3時間以内にガス状塩素90gを懸濁液に導入した。そ
の後反応混合物を濾過し、残渣を冷水で洗浄しかつ乾燥
した。融点73゜5〜75℃のN、N−ジクロルイソフ
タル酸ジアミド90.!i+(理論値の99.0%)が
得らnた例3 テレフタル酸ジアミl:”16.4g(0,10モル)
を17重量%の塩酸5007!に懸濁しかつホウロウぢ
[きオートクレーブ(Emaille−Autokla
ven)中で34℃に加熱した。次いで激しく攪拌しな
がら配量添加キュベツトを用いて液状塩素22゜8g(
0,32モル)を供給した。水冷により反応温度35℃
を保った。反応圧力は1Qataであった。
5分後に反応懸濁液を迅速に放圧し、オートクレーブか
ら搬出し、濾過しかつ水2007!で洗浄した。残渣を
70℃で真空下に乾燥した。
N、N−ジクロル−テレフタル酸ジアミ)’22゜69
(理論値の97%)が得らtた。
例8 テレフタル酸ジアミF’l 6.41/ (0,10モ
ル〕を17重量%の塩酸500−に懸濁しかつホウロウ
引きオートクレーブ中で素早く加熱して45℃にした。
次いで配量添加キュベツトを用いて攪拌下かつ水冷下に
液状塩素23 F(C1325モル)を供給したが、そ
の際温度は30秒以内に55℃に上昇しかつ圧力は20
ataに上昇した。3分後に反応混合物をオートクレー
ブから搬出しかつ濾過した。残渣を水200−で洗浄し
かつ真空中で70℃で乾燥した。収率は理論値の94%
であった。
次の例9〜13は本発明の方法の第2工程によるN、N
−ジクロル−イソフタル酸ジアミド又はN、N−ジクロ
ル−テレフタル酸ジアミPカラのm−及びp−フェニレ
ンジアミンの製造に関する。
例9 内容21の三つ首コルベン中で水酸化す) IJウム溶
液1.27(水12001 % NaOHI Q 51
I)に窒素下に5℃で 、 N/−ジクロルテレフタル
酸ジアミド10’Og(0,43モル〕ヲ混入し、次い
で徐々に加熱して15℃にした。その際澄明な無色溶液
が生じた。
該時点で溶液を引続き加熱した。35℃で発熱的転位反
応が開始した。断熱的条件下で温度は迅速に上昇し続け
、約2分後には72℃になった。その時僅かに帯褐色で
ある溶液をなお10分間室温で放置し、次いで冷却しか
つ窒素雰囲気下にクロロホルムで抽出した。抽出物から
クロロホルムヲ取出シた後、p−フェニレンジアミン4
6g(理論値の99.0%)が単離さnた。
例10 還流冷却器を具備した内容21の三つ首コルベン中で、
N、N−ジクロルテレフタル酸ジアミド100g(0,
43モル)を5℃で水酸化ナトリウム溶液0.87(水
800g、NaNaOH1O5に混入し、次いで徐々に
加熱して15℃にした。該時点で塩化メチレン400−
を−気に供給したので、エマルジョンが生じた。引続き
加熱して37℃にし、次いで水浴を取除いた。
反応は非常に激しく始まり、こnは開始する激しい塩化
メチレン−還流で認識しうる。約10分間後に反応は完
結し、こnを引続き20分間38℃に保ち、塩化メチレ
ンを蒸発除去し、次Vs チル−フェニレンジアミンを
例9に記載の方法で単離した。収量:45.31(理論
値の97゜5%)。
例11 例9と同様にしてN、N−ジクロルテレフタル酸ジアミ
)′50g(0,215モル)を水11に懸濁しかつ0
a(OH)250 g(0,67モル)を冷却下に5℃
で混入した。該時点で混合物を10分間以内で加熱して
50℃にしかつ20分間該温度で放置し、り[続いて更
に3o分間70℃に保った。懸濁液を熱時濾過しかつ濾
過残渣を熱水各100−で3同士分に洗浄した。次いで
合した濾液及び洗浄水から例9に記載の方法によりp−
フェニレンジアミンをクロロボルム抽出によって単離し
た。収量:p−フェニレンジアミン22g(理論値の9
4.7%)。
例12 例9と同様にしてN、N’−Jクロルテレフタル酸ジア
ミl:’10019 (0,4’3モル)を5℃で水酸
化カリウム溶液1.27(水1200#、KoH145
F)に混入し、反応させかつ後処理した。p−フェニレ
ンジアミン45.2#(理論値の97.3%)が得らn
た。
例13 例9と同様にしてN、N/−ジクロルイソフタル酸ジア
ミド50g(0,215モル)を5℃で水酸化ナトリウ
ム溶液800d(a2o800g、NaOH52g)K
混入しかつ水浴を用いて35℃に加熱した。発生した反
応熱によって温度は4分間以内に60′cK上昇した。
反応生成物を15分間該温度に保ち、次いで(例9に従
って)m−フェニレンジアミンを単離した。収量は22
.3g(理論値の96.2%)であった。
次に本発明の実施態様を列記する。
+11  塩素化反応の際にジアミドの中性、塩酸々性
又は硫酸々性の希釈水性懸濁液から出発することを特徴
とする特許請求の範囲に記載の方法。
(2)  塩素化反応を温度O〜100℃、有利には0
〜60℃で実施することを特徴とする特許請求の範囲及
び前記第1項に記載の方法。
(3)  塩素化反応を圧力1〜20 ataで実施す
ることを特徴とする特許請求の範囲及び前記第1〜2項
に記載の方法。
(4)  塩素化反応で反応パッチの希釈度がテレフタ
ル酸ジアミド又はイソフタル酸ジアミl”20(21) 〜400fj/IIであることを特徴とする特許請求の
範囲及び前記第1〜3項に記載の方法。
(5)  第二方法工程で温度20〜95℃、有利には
30〜80℃を使用することを特徴とする特許請求の範
囲及び前記第1〜4項に記載の方法。
(6)第二方法工程で5〜45重量%のN、N’−ジク
ロルジアミド−溶液又は−懸濁液を使用することを特徴
とする特許請求の範囲及び前記第1〜5項に記載の方法
(7)  第二方法工程で水酸化物対N、N’−ジクロ
ルジアミPのモル比が6:1であることを特徴とする特
許請求の範囲及び前記第1〜6項に記載の方法。
(8)  第一方法工程で生じるN、N’−ジクロルジ
アミドを先ず反応混合物から分離しかつその後初めてア
ルカリ金属−又はアルカリ土類金属水酸化物を用いる処
理を施すことを特徴とする特許請求の範囲及び前記、第
1〜7項に記載の方法。
C22)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. m−及Up−フェニレンジアミンをイソフタル酸・ジア
    ミド又はテレフタル酸ジアミドのホフマン分解によって
    製造するに当り、第一方法工程でイソフタル酸ジアミド
    又はテレフタル酸ジアミドを希釈した鉱酸々性の水性懸
    濁液中で塩素化し、その際反応混合物の希釈度が、塩素
    化反応で生じる塩化水素が反応の完結時までほぼ完全に
    反応混合物に溶解したままである様に宇めらnているべ
    きであり、かつその除虫じるN、/  −ジクロル−イ
    ソフタル酸ジアミド又はN、N’  −ジクロル−テレ
    フタル酸ジアミドを引続きアルカリ金属−又はアルカリ
    土類金属水酸化物を用いて処理することによってm−又
    はp−フェニレンジアミンにかえ不ことを特徴とする、
    m−及びp−フェニレンジアミンの製法
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