JPS59129455A - 厚膜混成集積回路板 - Google Patents

厚膜混成集積回路板

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JPS59129455A
JPS59129455A JP331983A JP331983A JPS59129455A JP S59129455 A JPS59129455 A JP S59129455A JP 331983 A JP331983 A JP 331983A JP 331983 A JP331983 A JP 331983A JP S59129455 A JPS59129455 A JP S59129455A
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resistor
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crystallized glass
thick film
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平吉 種井
Nobuyuki Sugishita
杉下 信行
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Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明は厚膜混成集積回路板に関する。特に、その高密
度小型化を図り得る厚膜混成集積回路板に関するもので
ある。
〔従来技術〕
厚膜混成集積回路板は通例、セラミック基板上に厚膜ペ
ーストをスクリーン印刷し、配線導体や抵抗体等を形成
し、これに半導体素子その他の電子部品を搭載して構成
される。このよう々厚膜混成集積IM回路板は、電子機
器の小型化のために広く用いられている。
ところが計算機やテレビ、ラジオ、ビデオ、ビデオカメ
ラその他携帯用音響機器などの小型化が進むに従い、厚
膜混成集積回路にもよシ一層の小型化が要求されるよう
に寿って来た。
この要求を満たすため、従来、配線導体とともに抵抗体
をも多層化した厚膜混成集積回路が製作されている。こ
れは一般に、第1図に例示する如き構造になっており、
セラミック基板1上に第1層配線溝体2を形成し、これ
に接続するように設けた第1層抵抗体3を絶縁層4で被
覆し、その上に第2層配線溝体5を形成し、これに接続
するように第2抵抗体6を設けて成る。
従来は上記絶縁層として、850’C〜950℃で焼成
される結晶化ガラスが使用されていた。このため第1層
抵抗体3はこの結晶化ガラスとの反応及び高温での再焼
成の影響によって、設計値に対する抵抗値変動が大きく
、従って抵抗値精度が悪いという欠点があった。
この欠点を解決する技術として、本発明者らは、前記絶
縁層として第1層抵抗体と反応しない低融点結晶化ガラ
ス(鉛元素を含む)を使用することを見い出し、この技
術は既に提案済である(特願昭55−149414号)
しかしながらこの技術においてもなお、第2層配線溝体
の半田付は性が悪く、このため生産歩留シが悪いという
問題点が残っている。
〔発明の目的〕
本発明の目的は、上記した従来技術の欠点・問題点を一
掃して、抵抗値精度が優れ、しかも第2層配線溝体の半
田付は性の良好な厚膜混成回路基板を提供することにあ
る。
〔発明の概要〕
この目的を達成するため、本発明者らは第1層抵抗体及
び第2層抵抗体と反応しない絶縁層材料を種々検討した
。その結果、絶縁層材料として、550℃〜650℃の
結晶化温度を有する鉛元素を含まない結晶化ガラスを使
用することにより、この目的が達成されることが判明し
た。
即ち一般に、結晶化ガラスの結晶化温度は軟化点温度付
近にあるので、低い結晶化温度をもつ結晶化がラスには
、そのガラス成分として軟化温度を低くするための酸化
鉛(pbo )が多量に含まれている。この酸化鉛を含
んだ結晶化ガラスを前記絶縁層材料として使用した場合
、第2層配線溝体との反応が起こりやすく、かつ第2層
配線溝体の半田付は性が悪いことがわかシ、よってかか
る知見に基づいて、上記のことに到達したものである。
このように、本発明の厚膜混成回路板は、その絶縁層の
材料として、550℃〜650℃の結晶化温度を有し、
鉛元素を含まない結晶化ガラスを使用して構成する。結
晶化温度が550℃よりかなり低いものは、組成的に適
切なものが作成しにくく、一方結晶化温度が650℃よ
りかなり高いものは、絶縁層の焼成温度も同じ<650
℃より高くなシ、このため第1層抵抗体との反応が起こ
シやすく、焼成に伴う抵抗値変化が急激に増大して、実
用に供するのが困難である。よって結晶化温度としては
、概ね550°C〜650℃の範囲にあるものが最も有
効である。
好ましい実施の態様として、結晶化ガラスの組成が下記
の範囲にあるものを、好適に使用できる。
その組成は、 5in25〜2Q (wt%) M 2030.5〜10 Z no         52〜+55820315
〜゛幻 Na2O/に20/Li2O0,1〜2Mg0/CaO
/BaOO,5〜t。
TiO2/5nO20〜5 F          O〜2 である。
このような組成範囲が好ましい理由を、各成分毎に記す
と、以下の通りである。
SiO2:5%より少ないと熔融時の粘度が低く、ガラ
ス化しにくい。20%より多いと結晶化温度が高くなり
好ましくない。
Az、on : 0.5%よシ少ないと適切な粘度特性
が得られない。10%より多いと結晶化温度が高くなる
ZnO:55%よシ少ないと十分な結晶化が起らない。
65%を越えると適切な粘度特性が得られな(ゝ0 B203:15%より少ないと軟化温度が高くなる。
30%より多いと、結晶化特性が低下する。
R40(Na 20 、 K20及び/又はr、t、o
):フラツクス剤として用いるが、0.1チより少ない
と効果は期待できない。2チを越えると耐湿性が悪くな
る。
R20(MgO、CaO及び/又はBad):がラス熔
解性向上の目的で使用する。0.5% より少ないと効
果はない。10%よシ多いと熱膨張係数が大きくなシす
ぎ、好ましくない。
R302(Ti02及び/又は5n02):必須成分で
はない ′が、本成分の導入により化学的耐久性(耐水
性等)の改善効果が有る。5%を越える量を入れても効
果は期待できない。
F:フラックス剤として用いるが、必須成分ではない。
2%を越える量を入れると熱膨張係数が大きくなυすぎ
、好ましくない。
〔発明の実施例〕
以下本発明の具体的に実施例につき、その内のいくつか
を詳細に説明する。
実施例1: 本実施例は、構造的には第1図に断面で示した一般の厚
膜混成集積回路板と同様に具体化するものであるが、以
下述べる試作においては、絶縁層4までの形成を行い、
主に第1層抗折体3の抗折値変化の調査に供したので、
その状態を示す第2図を参照して説明する。
即ち、との厚膜集積回路板は、セラミック基板l上に第
1層配線溝体2と第11−抵抗体3とを形成し、これを
おおうように絶縁層4を形成し、この絶縁層4の上に第
21−配線導体5と第2層抵抗体6を形成して成り、そ
の内の絶縁層4を、550℃〜650℃の結晶化温度で
しかも鉛元素を含まない結晶化ガラスを材料として使用
して構成するものである。
本例ではかかる結晶化ガラスとして、第1表に示す各種
組成のもの(各々結晶化温度は550℃、    ・6
00℃、650℃)を用いて、所期の効果を得た。
本例の回路板は、次のようにして製造できる。
96%アルミナ基板1にAg/Pd系導体ペーストを印
刷し、850℃で焼成して、抵抗体の端子(第1層配線
溝体)2を形成した。この基板1に、シート抵抗10 
kQ/bのRuO2系抵抗ペーストを印刷し、850℃
で焼成し、さらにその上に第1表に示す各種組成の結晶
化ガラスを有機ビヒクル(テルピネオールにエチルセル
ロースを溶解させたもの)と混練し、ペースト化したも
のを印刷し、各種ガラスに応じて、第2表に示す温度で
焼成した。これによって、第1層抵抗体3と、これをお
おう絶縁層4を形成する。
各種結晶化ガラスを被覆した時の第1層抵抗体3の抵抗
体としての変化率を、各プラス種毎に第2表に示す。変
化率は、ガラス液種前の抵抗値を基準とし、がラス被接
後の抵抗値の変化率として求めた。
また、本試作では形成に至っていないが、回命板を完成
するには第2層抵抗体6とその端子(第2層配線溝体)
5を設けるので、この第2層抵抗体5の形成を想定して
、その形成のための条件と同じ条件で、つまり結晶化ガ
ラスの焼成後更に600℃で再焼成し、この時の抵抗値
変化率(ガラス被覆前の抵抗値を基準)をも示した。
第2表から明らかなように、本実施例の如く結晶化ガラ
スを絶縁層4に用いた場合には、焼成時の抵抗値変化が
少なく、従って第1層抵抗体に優れた精度をもつものが
得ら扛る。
第  1  表 第  2  表 この第・2表かられかるように、本実施例によれば、絶
縁層の下の第1層抵抗体の抵抗値変化を小さくでき、ガ
ラス組成A1のもので−8,0〜−3,0%。
煮2のもので−3,0〜−1,0%、A 3のもので+
9〜+10%  の範囲であり、各種ガラス材料すべて
で考えても、抵抗値変化は±10%以内に抑えることが
できる。従ってその抵抗率変化を見込んで、レーデ及び
サンドブラストによってトリミングすることにより、高
精度の抵抗値を必要とする抵抗体を多数有する高密度厚
膜混成集積回路板を構成することができる。
実施例2: 本例では主として、第2層配線溝体5の半田付は性の効
果を調べた。このため5本例においては、第3図の如く
第2層配線溝体5まで形成した試作品を用いて、各種検
査を行った。
本例においては、次のように試験を行った。
96%6%アルミ板1に、実施例1で使用したのと同じ
組成のがラス(−ストを印刷し、第3表に示す温度で焼
成して、絶縁層4を得た。その後、Ag1pa系導体ペ
ースト(ソーダ石灰ガラス基板用またはほうろう被覆金
属基板用として市販されているもの)を印刷し、第3表
に示す温度で焼成し、第2層配線溝体5を形成した。
この第2層配線溝体5の半田付は性を測定して、その結
果をも第3表に示すものである。
半田付は性は、以下に記す半田波がりと接着強度とで評
価した。即ち、半田波がりは、第2層配線溝体に半田フ
ラックスを塗布した後、半田円柱(4朋φ、 2.5 
mm ’ 、 60 Sn/40Pb )を載せ、23
0℃でその半田円柱を熔融した時の、その拡がり径であ
る。一方、接着強度は、この第2層配線溝体に銅線(0
,5mmφ)を半田付けし、その銅線を引張った時、半
田付は部がはく離するに要する引張り荷重である。この
双方による、半田付は性の測定結果を第3表に示しであ
る。
この第3表には、比較のため、絶縁層としての結晶化ガ
ラスを形成しない場合、つまりアルミナ基板に直接hg
、lpd系導体ペーストを印刷・焼成した場合の測定結
果も示す。
第  3  表 第3表かられかる通り、上記の如き結晶化ガラスを絶縁
層に用いた場合には、半田波がり性が比較例より大きく
、従って半田ぬれ性に優れるものが得られる。かつ、接
着強度は比較例と比べてそれ程劣らず、十分実用的な強
度をもつ。
第3表の実施例は、絶縁層ガラスを焼成後、Ag/l)
d導体ペーストを印刷・焼成した場合であるが、絶縁層
ガラス単独の焼成を省略し、絶縁層ガラスと導体とを同
時に焼成した場合には、半田波がり径は多少減少するが
、接着強度は増大し、同様に十分実用的な半田付は性が
得られる。
このように、絶縁層の上の第2層配線溝体の半田付は性
が良好であるので、生産歩留シが向上し、高密度厚膜混
成集積回路板の製造コストを低減できるという効果があ
る。
〔発明の効果〕
上述の如く本発明の厚膜混成集積回踏板は、配線導体と
ともに抵抗体も多層化することにより小型化という基本
的な要求を満たすとともに、抵抗値精度が高く、更に第
2層配線溝体への半田付は性も良好であるという効果を
有するもので、在来の技術の欠点・問題点を一掃した、
きわめて有利なものということができる。
なお、当然のことではあるが、本発明は図示の構造や、
上記説明の組成物等にのみ限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
第1図は一般の高密度厚膜混成集積回踏板の断面図、第
2図及び第3図はそれぞれ本発明の各実施例を説明する
だめの断面構成図である。 1・・・セラミック基板、2・・・第1層配線溝体、3
・・・第1層抵抗体、4・・・絶縁層、5・・・第2層
配線溝体、6・・・第2層抵抗体。 代理人 弁理士 秋 本 正 実 第1図 第2図 ?? 第3図 231

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、 セラミック基板上に第1層配線溝体と第1層抵抗
    体とを形成し、これらの少なくとも一部を被覆して絶縁
    層を形成し、さらにこの絶縁層の上に第2層配線溝体と
    第2層抵抗体とを形成して成る厚膜混成集積回路板にお
    いて、前記絶縁層の材料として、550℃〜650℃の
    結晶化温度を有し、しかも鉛元素を含まない精品化ガラ
    スを使用することを特徴とする厚膜混成集積回路板。 2、前記結晶化ガラスが重量%表示で、5i02   
    5〜20 wt % Al2O30,5〜10 ZnO’52〜65 B203  15〜30 F         Q 〜2 の組成を有するものであることを特徴とする特許請求の
    範囲第1項に記載の厚膜混成集積回路板。
JP331983A 1983-01-14 1983-01-14 厚膜混成集積回路板 Granted JPS59129455A (ja)

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JP331983A JPS59129455A (ja) 1983-01-14 1983-01-14 厚膜混成集積回路板

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JP331983A JPS59129455A (ja) 1983-01-14 1983-01-14 厚膜混成集積回路板

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JPH0141037B2 JPH0141037B2 (ja) 1989-09-01

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6231903A (ja) * 1985-08-01 1987-02-10 株式会社東芝 絶縁層用材料

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6231903A (ja) * 1985-08-01 1987-02-10 株式会社東芝 絶縁層用材料
JPH0558201B2 (ja) * 1985-08-01 1993-08-26 Toshiba Kk

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