JPS59129415A - 樹脂モ−ルドコイルの製造方法 - Google Patents
樹脂モ−ルドコイルの製造方法Info
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- JPS59129415A JPS59129415A JP58004461A JP446183A JPS59129415A JP S59129415 A JPS59129415 A JP S59129415A JP 58004461 A JP58004461 A JP 58004461A JP 446183 A JP446183 A JP 446183A JP S59129415 A JPS59129415 A JP S59129415A
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- coil
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- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01F—MAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
- H01F41/00—Apparatus or processes specially adapted for manufacturing or assembling magnets, inductances or transformers; Apparatus or processes specially adapted for manufacturing materials characterised by their magnetic properties
- H01F41/02—Apparatus or processes specially adapted for manufacturing or assembling magnets, inductances or transformers; Apparatus or processes specially adapted for manufacturing materials characterised by their magnetic properties for manufacturing cores, coils, or magnets
- H01F41/04—Apparatus or processes specially adapted for manufacturing or assembling magnets, inductances or transformers; Apparatus or processes specially adapted for manufacturing materials characterised by their magnetic properties for manufacturing cores, coils, or magnets for manufacturing coils
- H01F41/12—Insulating of windings
- H01F41/127—Encapsulating or impregnating
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- Power Engineering (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Insulating Of Coils (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の技術分野〕
本発明は乾式変圧器、リアクトル等の電磁誘導機器に使
用する樹脂モールドコイルの製造方法に関する。
用する樹脂モールドコイルの製造方法に関する。
最近、乾式変圧器の分野に樹脂を含浸硬化させて一体に
し絶縁特性を向上させたモールド形乾式変圧器が出現し
ている。このモールド形乾式変圧器は一般には、鉄心脚
に樹脂モールドしたコイルを同心的に配置して構成され
る。このモールド形乾式変圧器に用いられるコイルの製
造方法としては大きく分けて金型を用いる方法と用いな
い方法とがあるが仕様の多様化、金型の保守等の生産性
、経済性に利点があることから金型を使用しないで樹脂
モールドコイルを製造する、いわゆる含浸タイプの製造
方法が増加している。含浸タイプの製造方法の場合、余
分な樹脂層が付着しないので、モールドコイル特有のク
ラックの発生もなく、また小形軽量化を図ることができ
る。その上、低粘度の樹脂を使用できる為、樹脂がコイ
ル内に良く含浸し、樹脂の耐熱性、絶縁性が効果的に発
揮され、信頼性の高い樹脂モールドコイルを得ることが
できる。しかしながら、低粘度の樹脂を使用し、金型を
使用しないために、コイル内に含浸した樹脂が外に洩れ
ることがあり、これをいかに防止するがこの製造方法の
ポイントとなる。
し絶縁特性を向上させたモールド形乾式変圧器が出現し
ている。このモールド形乾式変圧器は一般には、鉄心脚
に樹脂モールドしたコイルを同心的に配置して構成され
る。このモールド形乾式変圧器に用いられるコイルの製
造方法としては大きく分けて金型を用いる方法と用いな
い方法とがあるが仕様の多様化、金型の保守等の生産性
、経済性に利点があることから金型を使用しないで樹脂
モールドコイルを製造する、いわゆる含浸タイプの製造
方法が増加している。含浸タイプの製造方法の場合、余
分な樹脂層が付着しないので、モールドコイル特有のク
ラックの発生もなく、また小形軽量化を図ることができ
る。その上、低粘度の樹脂を使用できる為、樹脂がコイ
ル内に良く含浸し、樹脂の耐熱性、絶縁性が効果的に発
揮され、信頼性の高い樹脂モールドコイルを得ることが
できる。しかしながら、低粘度の樹脂を使用し、金型を
使用しないために、コイル内に含浸した樹脂が外に洩れ
ることがあり、これをいかに防止するがこの製造方法の
ポイントとなる。
従来から実施されている含浸タイツの製造方法としては
、 (1) 樹脂槽で樹脂を含浸したコイルを俄漫出しそ
の後、コイルを回転駆動装置にかけて回転させながら、
コイルを加熱し樹脂を硬化させる方法、 (2) コイル内、或いはコイル絶縁層に予め硬化促
進剤を付着させて樹脂槽内で樹脂を含浸し、樹脂が硬化
促進剤と反応してrル化が進みコイル内の樹脂が洩れな
くなった時点でコイルを樹脂槽から取り出して、そのま
ま加熱炉内で加熱して樹脂を硬化させる方法、 等が知られている。この内、(1)の方法については、
コイルを回転駆動装置にかける作業が必要であり、また
回転枢動装置の設備的な制約の為、量産機種に不向きで
ある欠点があp1近年(2)の製法等が注目されてきた
。
、 (1) 樹脂槽で樹脂を含浸したコイルを俄漫出しそ
の後、コイルを回転駆動装置にかけて回転させながら、
コイルを加熱し樹脂を硬化させる方法、 (2) コイル内、或いはコイル絶縁層に予め硬化促
進剤を付着させて樹脂槽内で樹脂を含浸し、樹脂が硬化
促進剤と反応してrル化が進みコイル内の樹脂が洩れな
くなった時点でコイルを樹脂槽から取り出して、そのま
ま加熱炉内で加熱して樹脂を硬化させる方法、 等が知られている。この内、(1)の方法については、
コイルを回転駆動装置にかける作業が必要であり、また
回転枢動装置の設備的な制約の為、量産機種に不向きで
ある欠点があp1近年(2)の製法等が注目されてきた
。
この(2)の製法を図面に従って説明する。第1図及び
第2図は従来の製造方法による樹脂モールドコイルの一
例を示したものである。
第2図は従来の製造方法による樹脂モールドコイルの一
例を示したものである。
この従来方法によって樹脂モールドコイルヲ製造するに
は絶縁筒等の巻枠1上に導体2&を巻回して内側コイル
2を構成し、その口出し線2bを上方へ引出しだ後、そ
の外周に予め硬化促進剤を付着させたがラステープを巻
回して、内側コイル2の外周絶縁物3を形成する。この
絶縁物3の外側には冷却気道を確保するために、波形状
の間隔絶縁物4を配置する。その間隔絶縁物4の上に、
予め硬化促進剤を付着させたがラステープを巻回して内
周絶縁物5を形成したのち、導体6aを巻回して外側コ
イル6を構成し、その口出し線6bを上方に引き出す。
は絶縁筒等の巻枠1上に導体2&を巻回して内側コイル
2を構成し、その口出し線2bを上方へ引出しだ後、そ
の外周に予め硬化促進剤を付着させたがラステープを巻
回して、内側コイル2の外周絶縁物3を形成する。この
絶縁物3の外側には冷却気道を確保するために、波形状
の間隔絶縁物4を配置する。その間隔絶縁物4の上に、
予め硬化促進剤を付着させたがラステープを巻回して内
周絶縁物5を形成したのち、導体6aを巻回して外側コ
イル6を構成し、その口出し線6bを上方に引き出す。
外側コイル6は段間絶縁物2を介して複数の巻回層で形
成されている。まだ、各コイル2,6の上下端外方には
、コイルの絶縁と機械強度向上の為に、端部絶縁物8,
8を挿入するが、この端部絶縁物8,8にも予め硬化促
進剤を処理しておく。更に外側コイル6の最外周にも硬
化促進剤を処理したガラステープで外周絶縁物9を形成
する。この様にコイルの内外周上下端部は硬化促進剤で
処理した絶縁物3,5,8.9で穆われることになる。
成されている。まだ、各コイル2,6の上下端外方には
、コイルの絶縁と機械強度向上の為に、端部絶縁物8,
8を挿入するが、この端部絶縁物8,8にも予め硬化促
進剤を処理しておく。更に外側コイル6の最外周にも硬
化促進剤を処理したガラステープで外周絶縁物9を形成
する。この様にコイルの内外周上下端部は硬化促進剤で
処理した絶縁物3,5,8.9で穆われることになる。
このようなコイルを図示してない樹脂槽内に収納して樹
脂を含浸し、樹脂が硬化促進剤を処理した絶縁物、?
、 5 、8 、9で硬化促進剤と反応してrル化する
まで含浸槽内に放置する。硬化促進剤を処理した絶縁物
3゜5.8.9中の樹脂のrル化が進行し、コイル内に
含浸した樹脂が外部に流出しない時点で、コイルを含浸
槽より引き上げて加熱炉内で加熱し、樹脂を硬化して一
体の樹脂モールドコイルを得るようにしていた。
脂を含浸し、樹脂が硬化促進剤を処理した絶縁物、?
、 5 、8 、9で硬化促進剤と反応してrル化する
まで含浸槽内に放置する。硬化促進剤を処理した絶縁物
3゜5.8.9中の樹脂のrル化が進行し、コイル内に
含浸した樹脂が外部に流出しない時点で、コイルを含浸
槽より引き上げて加熱炉内で加熱し、樹脂を硬化して一
体の樹脂モールドコイルを得るようにしていた。
しかしながら、この従来の製造方法に於いては、次の様
な欠点が見出された。即ち、第1図において間隔絶縁物
4の外側の絶縁物5(外側コイル6の内周絶縁物)が間
隔絶縁物40波のピッチ間に落ち込み、第1図では省略
しであるが、外側コイル6との間に隙間ができ、含浸す
5− る樹脂の粘度が低い場合は外側コイル6と絶縁物5との
間に空隙やブイにか形成されてこのtで部分放電を起こ
し、絶縁破哄電圧が低くなる現象が出た。この場合、樹
脂の粘度を高くし、樹脂の表面張力でこの部の空隙に樹
脂が保持されるようにすることもできるが、そうすると
、この部分がレジンリッチになり、クラックが発生して
部分放電を起こし絶縁破咳電圧の低下につながるばかり
か、冷却気道部分にも余分な樹脂が付着して、冷却気道
の間隔が狭くなり、冷却効果が悪くなる等の欠点がある
。
な欠点が見出された。即ち、第1図において間隔絶縁物
4の外側の絶縁物5(外側コイル6の内周絶縁物)が間
隔絶縁物40波のピッチ間に落ち込み、第1図では省略
しであるが、外側コイル6との間に隙間ができ、含浸す
5− る樹脂の粘度が低い場合は外側コイル6と絶縁物5との
間に空隙やブイにか形成されてこのtで部分放電を起こ
し、絶縁破哄電圧が低くなる現象が出た。この場合、樹
脂の粘度を高くし、樹脂の表面張力でこの部の空隙に樹
脂が保持されるようにすることもできるが、そうすると
、この部分がレジンリッチになり、クラックが発生して
部分放電を起こし絶縁破咳電圧の低下につながるばかり
か、冷却気道部分にも余分な樹脂が付着して、冷却気道
の間隔が狭くなり、冷却効果が悪くなる等の欠点がある
。
この冷却気道部分の落ち込みを防止するには間隔絶縁物
4の波のピッチを小さくする方法があるが冷却効率が犠
牲になシ、コイル寸法、重量が大きくなる等の欠点があ
る。
4の波のピッチを小さくする方法があるが冷却効率が犠
牲になシ、コイル寸法、重量が大きくなる等の欠点があ
る。
本発明は上記の欠点を除去するためになされたもので、
コイルの冷却気道に面する内周に絶縁欠陥を生じること
なく、シかも所定の大きさの冷却気道を確保して冷却特
性を損うことのな6− い経済的な樹脂モールドコイルの製造方法を提供するこ
とを目的とする。
コイルの冷却気道に面する内周に絶縁欠陥を生じること
なく、シかも所定の大きさの冷却気道を確保して冷却特
性を損うことのな6− い経済的な樹脂モールドコイルの製造方法を提供するこ
とを目的とする。
〔発明の41ifl要〕
本発明は導体を巻回した巻回層の上下端外方に端部絶縁
物を設けるとともに、冷却気道に面する内周に樹脂の含
浸しにくい耐熱が−ドで形成した内周絶縁物を設け、か
つ外周に硬化促進剤を処理した外周絶縁物を設けたコイ
ルを、その下端部に硬化促進剤を付着させた後、樹脂槽
内で樹脂を含反し、前記外周絶縁物およびコイル下端部
絶縁物に含浸した樹脂が前記硬化促進剤と反応してrル
化した時点で前記コイルを前記樹脂槽から取シ出し、そ
の後加熱してコイル内の樹脂を硬化することを特徴とす
る。
物を設けるとともに、冷却気道に面する内周に樹脂の含
浸しにくい耐熱が−ドで形成した内周絶縁物を設け、か
つ外周に硬化促進剤を処理した外周絶縁物を設けたコイ
ルを、その下端部に硬化促進剤を付着させた後、樹脂槽
内で樹脂を含反し、前記外周絶縁物およびコイル下端部
絶縁物に含浸した樹脂が前記硬化促進剤と反応してrル
化した時点で前記コイルを前記樹脂槽から取シ出し、そ
の後加熱してコイル内の樹脂を硬化することを特徴とす
る。
以下、第3図ないし第5図に従って本発明による樹脂モ
ールドコイルの製造方法について説明する。
ールドコイルの製造方法について説明する。
第3図および第4図は円筒コイルの一実施例で、耐熱ポ
ーrから成る内周絶縁物兼用の巻枠1ノ上に、Atシー
ト及び平角線等の導体2aを巻回して少なくとも1つの
巻回層からなる内側(二次)コイル2を形成し、口出し
線2bを引き出す。この内聞コイル2の外周にガラステ
ーノ等の高強度繊維材料を巻回して外周絶縁物3を形成
する。この高強度繊維材料は予め硬化促進剤を含浸付着
させたものを使用する。−例としてイミダゾールIB2
MZをエチルアルコールに10対900割合で溶かした
溶液をガラステーノに含浸させた後、乾燥させたものを
使用することかできる。次にこの上に波形状の間隔絶縁
物4を配置して冷却気道を構成する。この間隔絶縁物4
の上に耐熱が−ドから成る内周絶縁物12を形成した後
導体6aを巻回し、その巻回層を段間絶縁物7を介して
複数層設けて外側(−次)コイル6を形成し口出し線6
bを引き出す。その後この外側コイル6の外周に、予め
硬化促進剤を施した高強度繊維材料を必要な厚
゛さだけ巻回して外周絶縁物9を形成する。なお、こ
の外周絶縁物9と内側コイル2の外周絶縁物3は硬化促
進剤を含浸付着した高強度繊維材料のみで形成する場合
だけではなく、マイカガラスf −、y’ 、ガラス混
抄芳爵疾ポリアミドペーパー(例えば日本アロマ製GA
U307−50)、接着性の良いテープ(例えば日本ペ
ル力製パルフロン接着性テープ467990 )等とと
もに巻回して形成してもよい。
ーrから成る内周絶縁物兼用の巻枠1ノ上に、Atシー
ト及び平角線等の導体2aを巻回して少なくとも1つの
巻回層からなる内側(二次)コイル2を形成し、口出し
線2bを引き出す。この内聞コイル2の外周にガラステ
ーノ等の高強度繊維材料を巻回して外周絶縁物3を形成
する。この高強度繊維材料は予め硬化促進剤を含浸付着
させたものを使用する。−例としてイミダゾールIB2
MZをエチルアルコールに10対900割合で溶かした
溶液をガラステーノに含浸させた後、乾燥させたものを
使用することかできる。次にこの上に波形状の間隔絶縁
物4を配置して冷却気道を構成する。この間隔絶縁物4
の上に耐熱が−ドから成る内周絶縁物12を形成した後
導体6aを巻回し、その巻回層を段間絶縁物7を介して
複数層設けて外側(−次)コイル6を形成し口出し線6
bを引き出す。その後この外側コイル6の外周に、予め
硬化促進剤を施した高強度繊維材料を必要な厚
゛さだけ巻回して外周絶縁物9を形成する。なお、こ
の外周絶縁物9と内側コイル2の外周絶縁物3は硬化促
進剤を含浸付着した高強度繊維材料のみで形成する場合
だけではなく、マイカガラスf −、y’ 、ガラス混
抄芳爵疾ポリアミドペーパー(例えば日本アロマ製GA
U307−50)、接着性の良いテープ(例えば日本ペ
ル力製パルフロン接着性テープ467990 )等とと
もに巻回して形成してもよい。
内、外側コイル2,6の各巻回層の上下端外方には従来
と同じように端部絶縁物8.8を配置する。これら端部
絶縁物8,8は樹脂含浸性の良好な材料で構成する。−
例として芳香族ポリアミド不織布(例えば日本バイリー
ン製HC5408)、芳香族ボリアずドのフェルト(例
えば日本バイリーン製HP−121)、アスベスト、ロ
ックウール等を用いることができる。
と同じように端部絶縁物8.8を配置する。これら端部
絶縁物8,8は樹脂含浸性の良好な材料で構成する。−
例として芳香族ポリアミド不織布(例えば日本バイリー
ン製HC5408)、芳香族ボリアずドのフェルト(例
えば日本バイリーン製HP−121)、アスベスト、ロ
ックウール等を用いることができる。
耐熱?−ドの内周絶縁物11.12は第5図に示す如く
円筒状に曲げて構成するので、その春目方向両端にラッ
プ部15が生じるが、この部分は第6図のようにRTV
、 Bステージの無溶剤樹脂シートあるいは両面粘着
テープ等で接着9一 部ノ6を形成しておく。内周絶縁物11.12として使
用する耐熱が−ドは樹脂が含浸しにくい材料で且つ樹脂
が入らない状態でも15に■6以上の耐電圧を有する材
料を使用する。この耐熱ボードとしては、ガラス混抄耐
熱ポリアミドデート(例えば日本アロマ製GABR)、
耐熱ポリ7ミP−e−t+−(例えばデュポン製ノーメ
ックス4410 )、マイカボルド、ポリイεト9積層
板等が使用できる。
円筒状に曲げて構成するので、その春目方向両端にラッ
プ部15が生じるが、この部分は第6図のようにRTV
、 Bステージの無溶剤樹脂シートあるいは両面粘着
テープ等で接着9一 部ノ6を形成しておく。内周絶縁物11.12として使
用する耐熱が−ドは樹脂が含浸しにくい材料で且つ樹脂
が入らない状態でも15に■6以上の耐電圧を有する材
料を使用する。この耐熱ボードとしては、ガラス混抄耐
熱ポリアミドデート(例えば日本アロマ製GABR)、
耐熱ポリ7ミP−e−t+−(例えばデュポン製ノーメ
ックス4410 )、マイカボルド、ポリイεト9積層
板等が使用できる。
この様に形成したコイルの下端部を硬化促進剤を溶剤で
希釈した溶液に浸漬させ、コイル下端部の端物絶縁物8
や股間絶縁物7の下端部に硬化促進剤を付着させる。そ
の後コイルを乾燥し、溶剤、水分を蒸発させる。硬化促
進剤は含浸する樹脂によっても変わるがイミダゾール1
B2MZ、2E4MZ等を用いることができる。溶剤と
してはエチルアルコール或いは水溶性(DfjJ化促進
剤では水でも良い。その後、コイルを真空にひいた樹脂
槽内で低粘度の樹脂(例えばエポキシ樹脂、酸無水物系
でE828とHN −220010− 等がある)を含浸させる。樹脂の注入が終了後、加圧を
すると、更にコイル内部まで含浸する。
希釈した溶液に浸漬させ、コイル下端部の端物絶縁物8
や股間絶縁物7の下端部に硬化促進剤を付着させる。そ
の後コイルを乾燥し、溶剤、水分を蒸発させる。硬化促
進剤は含浸する樹脂によっても変わるがイミダゾール1
B2MZ、2E4MZ等を用いることができる。溶剤と
してはエチルアルコール或いは水溶性(DfjJ化促進
剤では水でも良い。その後、コイルを真空にひいた樹脂
槽内で低粘度の樹脂(例えばエポキシ樹脂、酸無水物系
でE828とHN −220010− 等がある)を含浸させる。樹脂の注入が終了後、加圧を
すると、更にコイル内部まで含浸する。
その後、コイル下端部の絶縁部や外周絶縁物3゜9に含
浸した樹脂は硬化促進剤と反応してrル化しコイルを樹
脂槽から取り出してもコイル内に含浸した樹脂が洩れな
くなるまで硬化する。
浸した樹脂は硬化促進剤と反応してrル化しコイルを樹
脂槽から取り出してもコイル内に含浸した樹脂が洩れな
くなるまで硬化する。
その後、コイルを樹脂槽よりib出して、そのまま図示
しない加熱炉内に収納し、コイル内に含浸した樹脂が完
全に硬化するまで加熱し、樹脂を硬化して、樹脂モール
ドコイルを得る。
しない加熱炉内に収納し、コイル内に含浸した樹脂が完
全に硬化するまで加熱し、樹脂を硬化して、樹脂モール
ドコイルを得る。
本発明では、内周絶縁物11.12は耐熱が−ドで構成
し、且つラップ部をBステージ状の無溶剤樹脂シート等
をはさみ込んで接着シールしているだめ、コイル内に含
浸した樹脂がこの部分から洩れることはない。また、外
周絶縁物3.9は硬化促進剤を処理した高強度繊維材料
から成っているため含浸した樹脂が硬化促進剤と反応し
rル化が進み硬化してシール層を形成する。この場合、
この外周絶縁物3,9が硬化促進剤を処理したがラスチ
ーブのみの場合よVもマイカガラステージ、ガラス混抄
芳香族ポリアミドテーノを幅方向に捧うッノさせながら
巻回した層をこの絶縁物3,9の中に巻き込んだ場合の
方が樹脂の洩れがなく、破壊電圧も高い。
し、且つラップ部をBステージ状の無溶剤樹脂シート等
をはさみ込んで接着シールしているだめ、コイル内に含
浸した樹脂がこの部分から洩れることはない。また、外
周絶縁物3.9は硬化促進剤を処理した高強度繊維材料
から成っているため含浸した樹脂が硬化促進剤と反応し
rル化が進み硬化してシール層を形成する。この場合、
この外周絶縁物3,9が硬化促進剤を処理したがラスチ
ーブのみの場合よVもマイカガラステージ、ガラス混抄
芳香族ポリアミドテーノを幅方向に捧うッノさせながら
巻回した層をこの絶縁物3,9の中に巻き込んだ場合の
方が樹脂の洩れがなく、破壊電圧も高い。
一方、コイル下端部の絶縁部においても硬化促進剤処理
が施しであるために、コイルを樹脂槽から取シ出す以前
に含浸した樹脂が硬化促進剤と反応してrル化を始める
。この為、内周絶縁物11.12、外周絶縁物3,9及
び端部絶縁物8で、各コイル2,6の底部と内、外周を
塞いだ器の状態にな9、コイル内の未硬化の樹脂が、コ
イルを引き上げた際や加熱炉内で硬化中に洩れることが
なくなる。従ってコイル内に樹脂の未含浸部がなくなる
ので、コイルの絶縁性能を向上させることができるとと
もに熱伝達が良好になるので冷却性能を向上させること
ができる。
が施しであるために、コイルを樹脂槽から取シ出す以前
に含浸した樹脂が硬化促進剤と反応してrル化を始める
。この為、内周絶縁物11.12、外周絶縁物3,9及
び端部絶縁物8で、各コイル2,6の底部と内、外周を
塞いだ器の状態にな9、コイル内の未硬化の樹脂が、コ
イルを引き上げた際や加熱炉内で硬化中に洩れることが
なくなる。従ってコイル内に樹脂の未含浸部がなくなる
ので、コイルの絶縁性能を向上させることができるとと
もに熱伝達が良好になるので冷却性能を向上させること
ができる。
一方、冷却気道部分は底部が塞がれてないために、コイ
ルを樹脂槽から引き上げた際に樹脂が流れ落ち、コイル
を加熱硬化した後は冷却気道としてその大きさが設計通
り確保される。特に本発明の方法は樹脂に低粘度の樹脂
が使用出来るため、余分な樹脂は容易に落下し、冷却気
道部、コイル内外周表面等にクラックの発生の原因とな
る樹脂だまりを作ることもない。また、内周絶縁物11
.12はボードを使用するために、冷却気道部への落ち
込みがなくなりコイル内部にレジンリッチ部を形成した
り冷却気道を塞ぐおそれもない。従って所定の大きさの
冷却気道を確保することができので、冷却性能を損なう
ことがなくなる。また耐熱ボードは樹脂が含浸しなくて
も15 kV/m+n以上の絶縁耐力があるため、絶縁
層としても充分に活用できる。なお、上記実施例はコイ
ル2,6間に冷却気道がある場合について説明したが各
コイル2,6内に冷却気道がある場合も同様の構造で製
造できる。
ルを樹脂槽から引き上げた際に樹脂が流れ落ち、コイル
を加熱硬化した後は冷却気道としてその大きさが設計通
り確保される。特に本発明の方法は樹脂に低粘度の樹脂
が使用出来るため、余分な樹脂は容易に落下し、冷却気
道部、コイル内外周表面等にクラックの発生の原因とな
る樹脂だまりを作ることもない。また、内周絶縁物11
.12はボードを使用するために、冷却気道部への落ち
込みがなくなりコイル内部にレジンリッチ部を形成した
り冷却気道を塞ぐおそれもない。従って所定の大きさの
冷却気道を確保することができので、冷却性能を損なう
ことがなくなる。また耐熱ボードは樹脂が含浸しなくて
も15 kV/m+n以上の絶縁耐力があるため、絶縁
層としても充分に活用できる。なお、上記実施例はコイ
ル2,6間に冷却気道がある場合について説明したが各
コイル2,6内に冷却気道がある場合も同様の構造で製
造できる。
以上説明の通り、本発明の製造方法によれば、低粘度の
樹脂をコイル内部に含浸させることができ、しかも、樹
脂を硬化中に外に洩らすこと=13− がないのでコイル内の絶縁層に未含浸部を生じることが
なくなり、絶縁性能に優れた樹脂モールドコイルを得る
ことができる。また冷却気道も余分な樹脂が付着しない
ので設計1tTa 、!l)の大きさが確保できるばか
pか、内部に未含浸部がないので熱伝達が良くなシ冷却
上も優れた樹脂モールドコイルを得ることができる。
樹脂をコイル内部に含浸させることができ、しかも、樹
脂を硬化中に外に洩らすこと=13− がないのでコイル内の絶縁層に未含浸部を生じることが
なくなり、絶縁性能に優れた樹脂モールドコイルを得る
ことができる。また冷却気道も余分な樹脂が付着しない
ので設計1tTa 、!l)の大きさが確保できるばか
pか、内部に未含浸部がないので熱伝達が良くなシ冷却
上も優れた樹脂モールドコイルを得ることができる。
一方、回転j駆動装置や金型等の特別な設備も不要な為
製造工程の簡略化や時間短縮等の経済的効果も大きい。
製造工程の簡略化や時間短縮等の経済的効果も大きい。
第1図及び第2図は従来の製造方法による樹脂モールド
コイルの平面図及び部分断面図、第3図及び第4図は本
発明の製造方法による樹脂モールドコイルの平面図及び
部分断面図、第5図は本発明に用いる内周絶縁物を示し
、第6図はそのラップ部を示した平面図である。 1・・・巻枠、2・・・内側コイル、2a・・・導体、
2b・・口出し線、3,9・・・外周絶縁物、4・・・
間隔絶縁物、6・・・外側コイル、6a・・・導体、6
b14− ・・・口出し線、7・・・股間絶縁物、8・・・端部絶
縁物、1ノ・・・巻枠兼内周絶縁物、12・・・内周絶
縁物、15・・・内周絶縁物ラップ部、16・・・接着
部。 出願人代理人 弁理士 鈴 江 武 彦15− 第1図 第2図 第3図 b126b 3 a11 a 口 7 口 0、、−9 口 第5図
コイルの平面図及び部分断面図、第3図及び第4図は本
発明の製造方法による樹脂モールドコイルの平面図及び
部分断面図、第5図は本発明に用いる内周絶縁物を示し
、第6図はそのラップ部を示した平面図である。 1・・・巻枠、2・・・内側コイル、2a・・・導体、
2b・・口出し線、3,9・・・外周絶縁物、4・・・
間隔絶縁物、6・・・外側コイル、6a・・・導体、6
b14− ・・・口出し線、7・・・股間絶縁物、8・・・端部絶
縁物、1ノ・・・巻枠兼内周絶縁物、12・・・内周絶
縁物、15・・・内周絶縁物ラップ部、16・・・接着
部。 出願人代理人 弁理士 鈴 江 武 彦15− 第1図 第2図 第3図 b126b 3 a11 a 口 7 口 0、、−9 口 第5図
Claims (1)
- 導体を巻回した巻回層の上下端外方に端部絶縁物を設け
るとともに、冷却気道に面する巻回層の内周に樹脂の含
浸しにくい耐熱デートで形成した内周絶縁物を設け、か
つ外周に硬化促進剤を処理した外周絶縁物を設けたコイ
ルを、その下端部に硬化促進剤を付着させた後、樹脂層
内で樹脂を含浸し、前記外周絶縁物およびコイル下端部
絶縁物に含浸した樹脂が前記硬化促進剤と反応してrル
化した時点で前記コイルを前記樹脂層から取り出して加
熱硬化してなる樹脂モールドコイルの製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58004461A JPS59129415A (ja) | 1983-01-14 | 1983-01-14 | 樹脂モ−ルドコイルの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58004461A JPS59129415A (ja) | 1983-01-14 | 1983-01-14 | 樹脂モ−ルドコイルの製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59129415A true JPS59129415A (ja) | 1984-07-25 |
Family
ID=11584774
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP58004461A Pending JPS59129415A (ja) | 1983-01-14 | 1983-01-14 | 樹脂モ−ルドコイルの製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59129415A (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4745778A (ja) * | 1971-05-06 | 1972-12-26 | ||
JPS4844989A (ja) * | 1971-10-06 | 1973-06-27 |
-
1983
- 1983-01-14 JP JP58004461A patent/JPS59129415A/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4745778A (ja) * | 1971-05-06 | 1972-12-26 | ||
JPS4844989A (ja) * | 1971-10-06 | 1973-06-27 |
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