JPS5912827Y2 - 受信機の局部発振周波数微調整回路 - Google Patents

受信機の局部発振周波数微調整回路

Info

Publication number
JPS5912827Y2
JPS5912827Y2 JP15420578U JP15420578U JPS5912827Y2 JP S5912827 Y2 JPS5912827 Y2 JP S5912827Y2 JP 15420578 U JP15420578 U JP 15420578U JP 15420578 U JP15420578 U JP 15420578U JP S5912827 Y2 JPS5912827 Y2 JP S5912827Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
frequency
division ratio
frequency division
channel
code converter
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP15420578U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5568849U (ja
Inventor
敏文 伊東
Original Assignee
三洋電機株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 三洋電機株式会社 filed Critical 三洋電機株式会社
Priority to JP15420578U priority Critical patent/JPS5912827Y2/ja
Publication of JPS5568849U publication Critical patent/JPS5568849U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS5912827Y2 publication Critical patent/JPS5912827Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Channel Selection Circuits, Automatic Tuning Circuits (AREA)
  • Stabilization Of Oscillater, Synchronisation, Frequency Synthesizers (AREA)
  • Superheterodyne Receivers (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、PLLシンセサイザーを局部発振段に用い、
各チャンネルが基本的に一定の周波数間隔(チャンネル
スペース)を置いて配置される帯域で使用されるトラン
シーバ−等の受信機に於いて、可変分周器の分周比を成
る一定の仕方に基づきプログラムすることにより、局部
発振周波数を微調整(デルタチューニング)する回路に
関するものである。
尚、基本的に一定の周波数間隔を置いて配置される帯域
とは、例えば米国で認可されている市民バンド(CB)
)ランシーバーの27 MHzがそうであり、このバ
ンドの場合第1〜第40チヤンネルが10KHz間隔で
配置されている。
但し第3チヤンネルと第4チヤンネルの間化数ケ所では
チャンネル間隔が20KHzになっている。
従来市民バンドCB)ランシーバーに於いて、デルタチ
ューニング回路は、PLL部の水晶発振器の周波数を切
換えることにより、電圧制御発振器VCOの周波数、即
ち受信部の混合器の注入周波数(局部発振周波数)を切
換え受信最良点に選局していた。
第1図にPLLシンセサイザー回路を示す。
第1図において、1は基準発振器、2は分周器で、その
出力周波数(基準周波数)をfrとする。
3は周波数位相比較器、4は低域通過フィルター、5は
電圧制御発振器■COで、その発振周波数をfoとする
6は周波数変換器である。7は6へのミキシングダウン
用の発振器で、その発振周波数をfmとする。
8は分周比Nの可変分周器(プログラマブルデバイダ−
)である。
第1図に示すPLLシンセサイザー回路の動作原理は周
知であり、ここに電圧制御発振器5の出力周波数foは
、 fo=fm−)−N、fr・・・・・・・・・・・・(
1)となる。
いま発振周波数fmを△fmシフトすれば、■C05の
周波数foも△fmシフトする。
従って従来は発振器7の周波数を切換えることによりデ
ルタチューニングを行なっていた。
ここで従来回路について第2図に示した具体的な回路図
に従い更に詳細に説明する。
水晶振動子X1とトランジスタTr□でコルピッツ発振
回路が形成されている。
抵抗R1,R2,R3゜R4はトランジスタTr1のバ
イアス抵抗である。
C7はバイパスコンデンサ、C4,C5,C6は発振回
路を形成するコンデンサで、C6は周波数微調整用トリ
マである。
水晶振動子X1はコンデンサC1を通してアースされて
いる。
このコンデンサC1に並列に、コンデンサC2とトラン
ジスタTr2との直列回路及びコンデンサC3とトラン
ジスタTr3との直列回路が夫々接続されている。
トランジスタTr2゜Traのベースには夫々バイパス
コンデンサC8,qが接地されていて、又ベース抵抗R
5,R6がデルタチューニングスイッチSWの「0」端
子、「−」端子に夫々接続されている。
SWの共通端子COMは受信時電源(十B)に接続され
る。
今、デルタチューニングスイッチSWが「+」ポジショ
ンのとき、Tr2.Tr3ともバイアスがかからず、両
方共OFF状態である。
従って水晶振動子X1はTrlのベースからコンデンサ
C1を通じて接地されたことになり、この時の負荷容量
で発振周波数が決定される。
スイッチSWを「0」端子にするとベース抵抗R5を通
じてトランジスタTr2のベースにバイアスが加わる為
、Tr2がON状態になり、水晶振動子X1はコンデン
サC□、C2によって接地されたことにより、負荷容量
が大きくなり発振周波数が下がる。
同様にスイッチSWを「−」端子にするとトランジスタ
Tr3がON状態となり、C1にC3が並列に接続され
ることになる。
C3〉C2とすれば、 C3+C□>C2+C,>C1・・・・・・・・・(2
)となり、「−」時が一番負荷容量が大きくなり、「十
」時が一番小さくなる。
従ってコンデンサC1,C2゜C3を適当な値にしてス
イッチSWの位置を「十」又は「−」にしたとき、「0
」位置に比べ発振周波数fmが士△fmずれるようにす
ればよい。
この発振周波数を第1図の周波数変換器6に注入すれば
vCO5の周波数を士△fmシフトすることができる。
この時、発振器7と周波数変換器6との間に周波数逓倍
器を挿入することもある。
以上の如く、従来は水晶発振器の水晶の負荷容量を切換
えることにより発振周波数をシフトさせるようにしてい
る為、水晶振動子やコンデンサのバラツキ等で発振周波
数のシフトの幅がばらついたり、発振条件が悪くなる等
の欠点があった、又第1図のヘテロダイン方式以外のダ
イレクト方式、プリスケーラ方式のPLLでは、発振器
7を用いないので、デルタチューニングが非常に困難で
あり、又デルタチューニングをするにしてもその場合に
は基準周波数frをシフトしなければならないから、チ
ャンネルによって発振周波数のシフトの幅に差が生じる
等の欠点があった。
本考案は斯る点に鑑み、水晶発振器の周波数をシフトす
るのではなく、PLLループの可変分周器のNを可変し
てテ゛ルタチューニングを行なうことにより、上記の欠
点を解消したものである。
今、対象とする通信帯域のチャンネルスペース△fとデ
ルタチューニングする周波数偏差分△fDとの間に置か
れている関係を下記の式になる様に設定すると、 △f=に、△fD・・・・・・・・・(3)となる。
(但しKは正の整数) 例えば市民バンドCB )ランシーバーの27MHz帯
では、各チャンネルの周波数間隔、俗に謂うチャンネル
スペースは10KHzを基本間隔としている。
ところでデルタチューニング回路の周波数偏差分△fD
は1.0〜1.3KHzに設計されている。
いまこの△fDを1.25KHzに選定すると、(3)
式%式%) 従って、(1)式において基準周波数frを△f/にと
おき、NをKn+ 1 、Kn、 Kn−1(但しn=
1.2・−n−1,n) とすればよい。
即ち、△f− +側にずらす場合は、fo=fm十(K、n+1 )T
−fm+△f、n+千・・・・・・・(5)どちらにも
ずらさない場合は、fo=fm+に、nX乎=fm+△
f、n・・・・・・・・・(6)−側にずらす場合は、
fo = frn +(K 、n 1 )’j;’
=△f fm + △f、n−r ’ ”’ ・・’(7)とな
る。
ココで△f=10 KHz、 K= 8 (7)とき式
(5)。(6)、 (7)は、 fo=fm+10Xn CKHz) +1.25 [K
Hz、l−・−(5)’fo=fm+10Xn (KH
z) ・・−・・−−(6Yfo=fm+10Xn (
KHzl −1,25(KHz) ・=(7Yとなる。
上記(5)’、 (6)’、 (7)’の式を満たす回
路として考えられたのが本考案の回路で、以下本考案の
実施例を第3図に従い説明する。
尚第3図に於いて、第1図と同一個所については第1図
と同一の図番を用いることにする。
第3図に於いて、9はチャンネルセレクタ(チャンネル
切換スイッチ)である。
破線内は本考案の要部を示し、10はチャンネルセレク
タ9によって制御されチャンネルに対応した分周比(N
=K。
n)を発生する第1コード変換器ROM、11はデルタ
チューニングスイッチSW′によって制御され、第1コ
ード変換器10の設定する分周比に対己十1.0、−1
の演算を施こす第2コード変換器で、チャンネルセレク
タ9、第1第2コード変榛器10.11及びデルタチュ
ーニングスイッチSW′にて可変分周器8′の分局比を
切換えている。
即ち今チャンネルセレクタ9によって所定のチャンネル
が選択されたとき、第1コード変換器10からは、分周
比N=に、nに対応するバイナリ−コードが出力され、
その出力が第2コード変換器11に印加される。
該第2コード変換器ではデルタチューニングスイッチS
W′の切換えによって演算がなされる。
即ちデルタチューニングスイッチSW′を「十」位置に
設定したときには、第1コード変換器10の設定する分
周比に対し+1の演算をなし、可変分周器8′での分周
比をN+1 =に、n+1にする信号を第2コード変換
器11から発生する。
又デルタチューニングスイッチSW′を「0」位置に設
定したときには、第1コード変換器10の設定する分周
比N=に、nがそのまま可変分周器8′での分周比とな
るようにする信号を第2コード変換器11から発生する
そして、デルタチューニングスイッチSW′を「−」位
置に設定したときには、第1コード変換器10の設定す
る分周比に対し−1の演算をなし、可変分周器8′での
分周比をN1=に、n−1にする信号を第2コード変換
器11から発生する。
斯様にデルタチューニングスイッチSW′を切換えるこ
とにより、可変分周器8′の分周比をに、n+1、K、
n、に、n−1と切換えるごとが出来る。
そして又第3図の回路では発振器7′の発振周波数fm
はシフトしないようにしている。
従って式(5)、 (6)、 (7)から明らかな様に
、チャンネルセレクタ9の切換えによるnのワンステッ
プの変化毎に、VCO5の出力周波数はチャンネルスペ
ース△fづつ正確にステップしていく。
又このとき各チャンネルでテ゛ルタチューニングスイッ
チSW′を切換えることにより、VCO5の出力周波数
を±Δf/にずらしてデルタチューニングを行なうこと
が出来る。
尚、PLLシンセサイザの構成として本実施例では系内
ミキシングダウン方式(ヘテロダイン方式)で示したが
、本考案はPLL方式そのものは熱論要件ではなく、ミ
キサーを用いないダイレクト方式或いは併用するプリス
ケーラ方式、逓倍方式等でもよく、PLLシンセサイザ
自体の構成は全く任意の問題である。
以上の様に本考案に係る受信機の局部発振周波数微調整
回路は、水晶発振器の水晶の負荷容量を切換えて発振周
波数をシフトするのではなく、PLLループの可変分周
器の分周比を可変して局部発振周波数を微調整(デルタ
チューニング)する様にしているので、部品のバラツキ
により発振周波数のシフトの幅がばらついたり、発振条
件が悪くなったりする虞れがなく極めて信頼性が良い。
又本考案は、ヘテロダイン方式のみならず、ダイレクト
′方式、プリスケーラ方式等のPLLシンセサイザ回路
に用いた場合でも全てのチャンネルで発振周波数を正確
に所定幅シフトすることが出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図はPLLシンセサイザ回路のブロック図、□第2
図は従来の受信機の局部発振周波数微調整回路を示す回
路結線図、第3図は本考案に係る受信機の局部発振周波
数微調整回路を備えたPLLシンセサイザ回路のブロッ
ク図である。 3・・・位相比較器、5・・・電圧制御発振器、8′・
・・可変分周器、9・・・チャンネルセレクタ、10・
・・第1コード変換器、11・・・第2コード変換器、
SW′・・・デルタチューニングスイッチ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 各チャンネルが基本的に一定の周波数間隔を置いて配置
    された帯域で使用され、局部発振段に少なくとも位相比
    較器、電圧制御発振器、可変分周器を含むPLLシンセ
    サイザー回路を用いた受信機に於いて、チャンネルセク
    タと、該チャンネルセクタによって制御され各チャンネ
    ルに対応した分周比を発生する第1コード変換器と、デ
    ルタチューニングスイッチと、該デルタチューニングス
    イッチによって制御され前記第1コード変換器の設定す
    る分周比に対し+1.0、−1の演算を施こす第2コー
    ド変換器とを設け、前記チャンネルセレクタ、第1第2
    コード変換器、及びデルタチューニングスイッチにて、
    前記可変分周器の分周比を各チャンネル毎に、中心分周
    比と、該中心分周比に対し+lずれた分周比と、前記中
    心分周比に対し−1ずれた分周比とに切換えるようにし
    たことを特徴とする受信機の局部発振周波数微調整回路
JP15420578U 1978-11-06 1978-11-06 受信機の局部発振周波数微調整回路 Expired JPS5912827Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15420578U JPS5912827Y2 (ja) 1978-11-06 1978-11-06 受信機の局部発振周波数微調整回路

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15420578U JPS5912827Y2 (ja) 1978-11-06 1978-11-06 受信機の局部発振周波数微調整回路

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5568849U JPS5568849U (ja) 1980-05-12
JPS5912827Y2 true JPS5912827Y2 (ja) 1984-04-17

Family

ID=29142114

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP15420578U Expired JPS5912827Y2 (ja) 1978-11-06 1978-11-06 受信機の局部発振周波数微調整回路

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5912827Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5568849U (ja) 1980-05-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5152005A (en) High resolution frequency synthesis
US5160902A (en) Voltage controlled oscillator with controlled capacitance ratio in positive feedback loop to broaden bandwidth
JPH0327125B2 (ja)
JP2002540669A (ja) 周波数シンセサイザ
CA1073536A (en) Frequency modulation system
JP2000031898A (ja) 移動電話用の送受信システム及び送信方法
JPS5912827Y2 (ja) 受信機の局部発振周波数微調整回路
EP1227592A2 (en) Frequency synthesizer and method of generating frequency-divided signal
GB2250877A (en) Shifting spurious frequencies away from signal frequency
US6788157B2 (en) Programmable frequency synthesizer
JPH07202638A (ja) 電圧制御発振器
JPS6221418B2 (ja)
EP1689083B1 (en) Am/fm radio receiver and local oscillator circuit used therein
US4095190A (en) Tuning system
JPH1188219A (ja) 受信機および送受信機
JP3383619B2 (ja) 移相器及びそれを用いた復調器
JP2897661B2 (ja) 電圧制御型saw発振器
JP2000244360A (ja) 複数周波数帯域移動無線装置
JPS6131647B2 (ja)
JP3334919B2 (ja) カーラジオ
GB1588906A (en) Frequency synthesizer
JPH0344694B2 (ja)
JPH0727701Y2 (ja) 広帯域pll回路
JPH098688A (ja) 複信方式用pll 周波数シンセサイザ
US5218313A (en) Frequency synthesizer for implementing generator of highly pure signals and circuit devices, such as VCO, PLL and SG used therein