JPS59128248A - 高温度用の超低比重セメント及びセメントスラリ− - Google Patents

高温度用の超低比重セメント及びセメントスラリ−

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JPS59128248A
JPS59128248A JP58002263A JP226383A JPS59128248A JP S59128248 A JPS59128248 A JP S59128248A JP 58002263 A JP58002263 A JP 58002263A JP 226383 A JP226383 A JP 226383A JP S59128248 A JPS59128248 A JP S59128248A
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JP
Japan
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cement
specific gravity
composition
weight
slurry
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JP58002263A
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English (en)
Inventor
小林 和一
茂生 岡林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ube Corp
Original Assignee
Ube Industries Ltd
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Publication date
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02WCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
    • Y02W30/00Technologies for solid waste management
    • Y02W30/50Reuse, recycling or recovery technologies
    • Y02W30/91Use of waste materials as fillers for mortars or concrete

Landscapes

  • Curing Cements, Concrete, And Artificial Stone (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、高温・高圧下の施工条件における施工性およ
び強さ発現性に優れた超低比重セメンチング材料に関す
るものである。さらに詳しくは、本発明は、地熱井など
のような高温・高圧下の施工条件において優れた施工性
および強さ発現性を示す高温度用の超低比重セメント及
びセメントスラリーに関するものである。
近年、エネルギーの多様化に関連し、新たな地熱発電技
術の開発が進められており、地下数千メートルに貯溜す
る高温蒸気(例えば、350°C)を地熱井から取り出
して、大規模な発電を行なう試みがなされている。この
場合、その地熱井の坑壁の崩壊を防ぐために挿入された
長尺の鋼管(ケーシングパイプ)と坑壁との間にはセメ
ントが充填されるが、このセメントは鋼管の固定および
上層部の冷たい地下水の流入などを防止することを主目
的として使用されるものである。
地熱井の内部は極めて高温・高圧の条件下にあり、この
種のセメントに対しては特に高度の品質が要求される。
すなわち、セメントスラリーを施工個所に満遍なく充填
させるために、高温・高圧下において所定時間優れた流
動性を示すことが要求される。また一方では、高温蒸気
が貯溜する地層は一般に脆弱であり、坑壁の崩壊または
セメントスラリーの地層への逸泥が起りやすく、これを
防止するためにはスラリー比重の小さいセメントが要求
される。さらに、施工後、セメントは、鋼管を固定する
に十分な強さを速やかに発現することが必要である(例
えば、施工後24時間経過後の圧縮強さが35kgf/
cm7以上)。
従来においては、この種のセメンチング材料として、ア
メリカ石油協会規定の各種のセメントをベースとし、こ
れに比重調節材などを添加したスラリー比重1.7〜1
.3のものが使用されてきた。しかし、この程度の低比
重セメントでも、坑壁の崩壊またはセメントスラリーの
逸泥などの防止に不充分であり、従って、スラリー比重
が更に低い超低比重セメントの開発が望まれている。
セメントスラリーの比重を単に低くするだけであれは、
セメントへの比重調節材の添加比率をさらに高くするこ
とにより可能であることは容易に類推できることである
。しかしながら、単なる比重調節材の添加比率の増加の
みでは、得られるセメントスラリーの凝結・硬化に有効
な主要成分の割合が相対的に少なくなるなどの理由によ
り、物性面で種々の問題か発生するため、未だに実用的
に優れた高温度用の超低比重セメントは得られていない
すなわち、比重調節材を多量添加する方法のみでは、ま
ずセメントスラリーの粘度が異常に上昇し、施工個所へ
のスラリーの充填が困難になるとの問題がある。また、
施工後、鋼管の固定に充分な強さを速やかに発現させる
ことができない。さらに、坑井温度が高い場合には、凝
結遅延剤の添加量を多くする必要があるので、このため
スラリー中の比重調節材が浮上分離し易くなり、流動性
の著しい低下や硬化が不均一になるなどの問題も生ずる
そこで1本発明者は上記の問題点を解決するために種々
の検討を行なった結果、次に述べるセメント組成物が地
熱井などのような高温・高圧下の施工条件において使用
するセメンチング材料として好ましいことがわかり、本
発明に到達したものである。
すなわち、本発明は、ベースセメント、ケイ酸質物質、
ベントナイト、見掛は比重0.7以下の比重調節材、お
よび高炉スラグを含有する組成物からなり、 ベースセメントは3CaO・Sio2と2CaO・5i
02とを主成分とするものであって、ケイ酸質物質は、
該組成物の全Cao/Sio2比がモル比基準で0.5
〜1.0となるように配合されており、 かつ、他の主構成成分の配合量が該組成物に対する内部
重量基準で、ベントナイト:2〜8%、見掛は比重0.
7以下の比重調節材:10〜45%、および高炉スラグ
:5〜20%の範囲にあることを特徴とする高温度用の
超低比重セメントを提供するものである。
本発明のセメントは、同様な目的において従来使用され
ているセメント(ベースセメント、ケイ酸質物質、比重
調節材およびベントナイトからなる組成物)にくらべて
、っぎのような構成成分の相違を有し、また約350 
’C!あるいそれを越えるような高温条件下においても
優れた品質上の特徴を示す。
(1)構成成分の主な相違点は、従来の七メノトに代え
てベースセメントとして3CaO・SiO2と2Cao
−3io2とを主成分とするものを用い、これに高炉ス
ラグを所要量添加することである。
(2)従来のセメントを使用した場合に発生したセメン
トスラリーの粘度の異常−な上昇がなく、粘度の経時変
化が良好である。
(3)施工開始後、24時間以内に鋼管を固定するに充
分な強度を発現する。
(4)セメントスラリー中の比重調節材が浮上分離しな
いので、凝結・硬化が均一となる。
なお、本発明のセメントは約350 ’cあるいそれを
越えるような高温度領域だけでなく、凝結遅延剤の種類
および添加量を適正に選定することにより、約150〜
350 ’Qの広い温度範囲に使用することができる。
また、このように高温特性に優れているので、地熱井お
よび油井などのセメンチング施工のほかに、耐熱性が要
求される温泉関係工事や一般の土木・建築関係の工事に
も使用することができる。
本発明において用いるベースセメントは3CaOΦSi
O2と2CaO拳5io2とを主成分とするものである
。すなわち、たとえば、従来から知られている普通セメ
ント、中庸熱セメントおよび#硫酸塩セメントなどを用
いることができる。
そしてこれらのセメントのうち3Ca、OΦAM。
03含有量が約4重量%以下のものが特に好ましい。な
お、ベースセメント中の石膏含有量は約5重量%以下(
S03基準)であることが好ましく、これを越えるとそ
の強さ発現性が低下するので好ましくない。
E記のようなベースセメントは、クリンカー単独または
クリンカ〜と所要量の石膏を加えたのちブレーン表面積
が約1800〜4000cm’/gの範囲の値となるよ
うに粉砕して製造するのが好ましい。
ケイ酸質物質としては、たとえば5i02含有量が80
%以上のケイ石、ケイ砂などの粉砕物を使用することが
好ましい。ケイ酸質物質は本発明の超低比重セメンI・
中のCaO/5i02のモル比か約0.5〜1.0にな
るように配合する。この範囲を外れると、主に強さ発現
性が低下するため好ましくない。ケイ酸質物質は約20
00〜5000 cm’/g (ブレーン表面積)に粉
砕して使用するのが好ましい。
本発明において用いる比重調節材は見掛は比重的0.7
以下(大気圧下)のものであり、また通常は見掛は比重
が約0.1以上のものが用いられる。本発明において用
いる比重調節材の例としては、アルミノシリケート、ホ
ウケイ酸ソーダ、アルミナ、カーボンなどからなる中空
粒子を挙げることができる。これらの具体例としては、
アルミノシリケートガラスバルーン(軽量フライアッシ
ュ、シラスバルーンなど)、ホウケイ酸塩ガラスバルー
ン、アルミナバブルおよびカーボンスフェアなどを挙げ
ることができる。これらの比重調節材の主成分は結晶質
または非結晶質のいずれでもよい。
また本発明において用いる比重調節材は、高水圧下で破
壊・吸水し難く、約2.5mm以下の粒度のものが好ま
しい。比重調節材の配合割合は、用いる比重調節材の見
掛は比重および目的とするセメントスラリーの設定比重
によって異なるが、セメント組成物に対する内部重量基
準で約10〜45%の範囲で添加する。なお、比重調節
材の見掛は比重が約0.7を越えると、所定のスラリー
比重を得るだめの所要量が極めて多くなり、スラリー中
の浮上分離、流動性の低下あるいは硬化が不均一などの
問題が発生する。
ベントナイトは、比重調節材がスラリー中で浮上分離し
、不均一になることを防止する。ベントナイトの添加量
は約2〜8%(セメント組成物に対する内部重量基準)
が好ましく、これを越えると分離防止効果の向上が期待
されず、また強さ発現性が低下するため好ましくない。
高炉スラグは、通常において高炉セメントの製造に使用
されている品質のものを用いることができ、約2000
〜4500cm’/g (ブレーン表面積)に粉砕し、
本発明の超低比重セメント(811成物)の内部重量基
準で約5〜20%添加する。
この範囲外では、得られるセメントスラリーの流動性の
低下、強さ発現性の低下あるいは比重調節材の浮上分離
などの問題が起こり易くなるため好ましくない。
本発明の超低比重セメントは、上記のベースセメント、
ケイ酸質物質、比重調節材、ベントナイト、および高炉
スラグを混合することによって得られるが、比重調節材
を除くその他の材料の配合については混合粉砕したのち
比重調節材と混合する方法を利用してもよい。
なお、本発明のセメントは、使用時に施工条件に応じた
凝結遅延剤を適量添加するが、これらの遅延剤が粉状で
ある場合には、本発明の超低比重セメントの製造時に予
め混合することもできる。
この凝結遅延剤としては、たとえば、リグニンスルフォ
ン酸塩、セルロース、オキシカルボン酸塩、β−ナフタ
リンスルホン酸塩縮合物、ホウ素化合物、水酸化アルミ
ニウムを主成分とするもののうちから選ばれたものなど
が使用できる。
以下に、本発明の実施例および比較例を示す。
[実施例1〜2]、[比較例1〜2] ベースセメントに対して、ケイ酸質物質の配合量をセメ
ント組成物中のCaO/SiO□モル比基準で0.8、
アルミノシリケートガラスバルーンを主成分とする比重
調節材(見掛は比重=0゜63.5i0256%、A文
。0333%、、)およびベントナイトの配合量をそれ
ぞれ35重量%および4重量%一定とし、高炉スラグの
配合量を変えて超低比重セメント組成物を調製した。こ
れらのセメント組成物に凝結遅延剤(リグニンスルホン
酸カルシウムとホウ酸カリウムとの組成物、重量比2 
: 1) 、および水(セメント配合物100重量部に
対して52重量部)を加えて、比重1゜2のスラリーを
調製し、坑井温度350 ’cにおけるセメンチングを
想定した凝結試験(流動性および凝結時間)、そして圧
縮強さ試験を行った。試験に供した超低比重セメント配
合物の組成を第1表に、そして試験結果を第2表に示す
なお、用いたベースセメントおよび試験方法は次の通り
である。
(1)ペースセメントの組成(’Itδ/す3CaO*
5i02             612CaO@ 
5i02             193CaO*A
u203              14CaO*A
J1203*Fe2O314So3         
               2 .0(2)配合成
分中のCaOと5i02の重量%CaO5i02 ペースセメント    65.4 22.5ケイ酸質物
質      0.0 95.4アルミノシリケートガ
ラス バルーン        0.5 58.0ベントナイ
ト       2.5 62.7高炉スラグ    
  41.4 33.1(3)凝結試験 超低比重セメント組成物スラリーについて、坑井温度3
50°Cにおけるセメンチングを想定した条件下で昇温
・昇圧し、凝結時間および流動性を試験した。
凝結試験はア、メリカ石油協会(API)規定のシック
ニングタイムテスターを用い、セメント組成物スラリー
の昇温・昇圧を開始してから、スラリーの粘度が100
ポイズになるまでの所要時間(以下、凝結時間と呼称す
る)を求めた。
また、この間のスラリー粘度の経時変化の形状から流動
性を判定した。一般のセメント組成物スラリー粘度の経
時変化の典型的なパターンは、およそ第1図に示したよ
うな形となる。このうち、(イ)のように、初期は低粘
度を維持し、約3〜5時間経過後急激に粘度が上昇し1
00ポイズとなるのが好ましく、以下においてはこれに
類似した粘性変化を示すものを流動性「良」と判定した
。これに対して、(ロ)と(ハ)に示したようにスラリ
ー粘度が3時間以内に30ボイズ以上となるものは、実
際の施工時においてセメントスラリーの坑井内への送入
が困難となり易くなるため好ましくなく、以下において
はこれらに類似した粘性変化を示すものを流動性「不良
」と判定した。
(4)圧縮強さ試験 セメント組成物スラリーをアメリカ石油協会規定のキユ
アリングチャンバー内で24時間高温φ高圧にて養生を
行い、硬化体の圧縮強さを試験した。
第1表 セメント組成物の組成(重量%)ベース  ケ
イ酸  高炉  凝結 セメント  質物質 スラグ  遅延剤実施例 1    47   9    5   22    
36   5   20   2比較例 1    5011    02 2    24   2   35   2菖主)アル
ミノシリケートパルーン ナイトの配合量はそれぞれ35重量%および4重量%で
一定。これらの重量%および第1表における各成分(凝
結遅延剤を除く)の重量%はセメント組成物(凝結遅延
剤を添加する以前のもの)中の配合量を意味する(以下
同じ)。また凝結遅延剤の重量%はセメント組成物を1
00重量%とじた場合の配合量を示す。
第2表 試験結果 流動性  凝結時間   圧縮強さ く分)     (kgf/cm’) 実施例 1      良      1 8 F      
   5 72       良       225
         66比較例 1   不良    254      522   
    良      217         27
[実施例3〜5]、[比較例3〜4コ ベースセメント(実施例1で用いたものと同一の組成の
もの)に対して、ケイ酸質物質0〜24重量%、そして
アルミノシリケートガラスバルーンを主成分とする比重
調節材(見掛は比重二0。
63)、ベンI・ナイトおよび高炉スラグの配合量をそ
れぞれ35重量%、4重量%及び15重量%一定とし、
セメント組成物中のC a O / S i 0 2モ
ル比基準で0.4〜1.1の超低比重セメント組成物を
調製した。ただし比較例4において用いたアルミノシリ
ケートガラスバルーンを主成分とする比重調節材はCa
O0.4重量%、Si0252、8重量%そして残部が
主にA l 2 0 3のものであり、他の例において
用いたアルミノシリケートガラスバルーンを主成分とす
る比重調節材はCa00.5重量%、Si0252.0
重量%そして残部が主にAu203のものである。
これらのセメント組成物に凝結遅延剤(リグニンスルホ
ン酸カルシウムとホウ酸カリウムとの組成物、重量比2
:l)2重量%(セメント組成物に対する割合)および
水(セメント配合物100重量部に対して52重量部)
を加えて、比重1。
2のスラリーを調製し、350℃、24時間養生後の圧
縮強さ試験を実施例1に記載の方法により行った。試験
に供した超低比重セメント配合物の組成および試験結果
を第3表に示す。
第3表 セメント組成物の組成(重量%)および圧縮試
験(24時間)結果 ベース ケイ酸 CaO/SiO。 圧縮強さ、セメン
ト 質物質  モル比 (kgf/cm’)実施例 3    27   19   0、、5    51
4    39    7   0、8    725
    45    1   1、0    38比較
例 3   22   24    0、4    254
   46    0    1、1    23註)
アルミノシリケートバルーン:35重量%ベントナイト
:4重量% 高炉スラグ:15重量% [実施例6〜7]、[比較例5] ベースセメント(実施例1で用いたものと同一の組成の
もの)に対して、ケイ酸質物質1〜18重量%、そして
アルミノシリケートガラスバルーンを主成分とする比重
調節材(見掛は比重二0゜63、実施例3で用いたもの
と同一の組成のもの)、ベントナイトおよび高炉スラグ
の配合量をそれぞれ42重量%、4重量%および15重
量%一定とし、セメント組成物中のCaO/SiO。モ
ル比基準で0.4〜0.8の超低比重セメント組成物を
調製した。
これらのセメント組成物に凝結遅延剤(リグニンスルホ
ン酸カルシウムとホウ酸カリウムとの組成物、重量比2
:1)2重量%(セメント組成物に対する割合)および
水(セメント配合物100重量部に対して52重量部)
を加えて、比重1゜1のスラリーを調製し、350°C
124時間養生後の圧縮強さ試験を実施例1に記載の方
法により行った。試験に供した超低比重セメント配合物
の組成および試験結果を第4表に示す。
第4表 セメント組成物の組成(重量%)および圧縮試
験(24時間)結果 ベース ケイ酸 CaO/5i02  圧縮強さセメン
ト 質物質  モル比 (kgf/cm’)実施例 6   26  13  0.5   427   3
8   1  0.8   58比較例 5   21  18  0.4   20註)アルミ
ノシリケートバルーン:42重量%ベントナイト 高炉スラグ:15重量% [実施例8〜9]、[比較例6] 前述の実施例4において、比重調節材としてアルミノシ
リケートガラスのかわりに、アルミナバブル、あるいは
カーホンスフェアを用い、また七メント組成物のCaO
/Si02のモル比を0。
8にするためにベースセメントおよびケイ酸質物質の配
合量を第5表に示す割合に変えた以外は、実施例4と同
様にしてセメント組成物スラリーを調製した。
次にこのセメント組成物スラリーについて実施例1と同
様にして、坑井温度350℃におけるセメンチングを想
定した凝結試験(流動性および凝結時間)および圧縮強
さ試験を行った。試験に供した超低比重セメント配合物
の組成を第5表に、そして試験結果を第6表に示す。
第5表 セメント組成物の組成(重量%)ベース ケイ
酸    比重調節材 セメント 質物質   (見掛は比重)実施例 8   28   20   アルミナバブル(0.6
0)   33 9  40  29  カーボンスフェア(0.’15
)   12 比較例 6   1914   アルミナバブル(0.84) 
 4.8 註)ベントナイト: 高炉スラグ:15重量% 第6表 試験結果 流動性  凝結時間   圧縮強さ く分)    (kgf/cm’) 実施例 8       良       211      
   729       良      202  
      83比較例 6   不良    223    ’   17[実
施例10〜11コ 前述の実施例1において、調製した超低比重セメント組
成物に対する凝結遅延剤の添加量を0゜25重量%と変
えた以外は同様のセメント組成物スラリーを得て、これ
について250 ℃の坑井類似条件下のセメンチングを
想定した凝結試験(流動性および凝結時間)および圧縮
強さ試験を同様に行なった一一−[実施例10]。
また、同じ〈実施例1において、調製した超低比重セメ
ント組成物に対する凝結遅延剤の添加量を3.3重量%
と変えた以外は同様のセメント組成物スラリーを得て、
これについて400°Cの坑井類似条件下のセメンチン
グを想定した凝結試験(流動性および凝結時間)および
圧縮強さ試験を同様に行なった一一−[実施例11]。
試験結果を第7表に示す。
第7表 試験結果 流動性  凝結時間   圧縮強さ く分)     (kgf/am’) 実施例 10     良       200       
  9311     良       213   
      72
【図面の簡単な説明】
第1図は、セメント組成物スラリー粘度の経時変化のパ
ターンの例を示す。 (イ)、坑井用セメント組成物として好ましいパターン
の例。 (ロ)、(ハ):坑井用セメント組成物の好ましくない
パターンの例。 特許出願人 宇部興産株式会社 代理人   弁理士 柳川泰男 ヒ メ ン ト 量 の 粘 度 (廁。 第1図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 工。ベースセメント、ケイ酸質物質、ベントナイト、見
    掛は比重0.7以下の比重調節材、および高炉スラグを
    含有する組成物からなり、ベースセメントは3CaO・
    SiO3と2Cao1sio2とを主成分とするもので
    あって、ケイ酸質物質は、該組成物の全CaO/5i0
    2比がモル比基準で0.5〜1.0となるように配合さ
    れており、 かつ、他の主構成成分の配合量が該組成物に対する内部
    重量基準で、ベントナイト=2〜8%、見掛は比重0.
    7以下の比重調節材:10〜45%、および高炉スラグ
    :5〜20%の範囲にあることを特徴とする高温度用の
    超低比重セメント。 2゜ベースセメント、ケイ酸質物質、ベントナイト、見
    掛は比重0.7以下の比重調節材、および高炉スラグを
    含有する組成物からなり、ベースセメントは3CaO*
    5i02と2CaO・5i02とを主成分とするもので
    あって、ケイ酸質物質は、該組成物の全Ca O/ S
     i O2比がモル比基準で0.5〜1.0となるよう
    に配合されており、 かつ、他の主構成成分の配合量が該組成物に対する内部
    重量基準で、ベントナイト=2〜8%、見掛は比重0.
    7以下の比重調節材:10〜45%、および高炉スラグ
    :5〜20%の範囲にあるセメント組成物を水に分散し
    てなる比重1.3以下の高温度用の超低比重セメントス
    ラリー。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO1991016275A1 (fr) * 1990-04-25 1991-10-31 Takenaka Corporation Materiau de revetement refractaire
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