JPS59128216A - 亜砒酸製造法 - Google Patents

亜砒酸製造法

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JPS59128216A
JPS59128216A JP169983A JP169983A JPS59128216A JP S59128216 A JPS59128216 A JP S59128216A JP 169983 A JP169983 A JP 169983A JP 169983 A JP169983 A JP 169983A JP S59128216 A JPS59128216 A JP S59128216A
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arsenic
copper
contg
sulfide
soln
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Shuichi Oto
修一 大戸
Yuji Nishikawa
西川 裕次
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Nippon Mining Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は硫化砒素含有散物と、硫酸銅含有水溶液から亜
砒酸を製造する方法に関する。
亜砒酸の製造法としては、古くから焙焼法があるが、こ
れは乾式法であるため、建設費が高く、又環境管理上の
難点がある。
湿式法については、各種水溶液中の砒素は硫化剤添加に
よシ、硫化砒素として比較的単純に。
沈殿分離される。
しかし硫化砒素は市場性がない。従って硫化砒素から市
場性のある亜砒酸を湿式製造する方法を確立することが
望まれていた。
本発明に係る亜砒酸製造法の原料として用いられる硫化
砒素含有散物は、非鉄製錬工場工程液例えば非鉄製錬排
煙硫酸製造工場から生じる廃硫酸或いは湿式製錬工程の
工程液に硫化剤を添加することによって生成させた沈殿
物であるため、多少の不純物を含有する。又、硫酸銅含
有水溶液も、銅製錬工程において回収される粗硫酸銅を
溶解した水溶液あるいはその他の中間工程液であるため
、不純物を含有する。
これらの原料を相互反応させることによって産出する亜
砒酸は、銅、硫黄、それらの化合物或いはその他の不純
物を含有しやすく、高純度の製品を得ることが困難であ
る。
従来法においては、硫酸銅含有水溶液と硫化砒素含有散
物の相互反応時の硫化砒素含有散物のスラリー濃度を低
濃度に制限し、且つ相互反応時の0u80*とAsの比
率を厳密にコントロールし、又、亜砒酸晶出前液の硫酸
濃度を低く抑えておくことによって、はじめて高純度亜
砒酸を得ることができた。
以上のような諸条件を充たすことは、実際の工場生産管
理においては容易に達成し得ることではなく、又工程能
力の著しい低下を招来することである。
本発明者等は上記従来法の欠点に着目し、硫化砒素含有
散物と、硫酸銅含有水溶液からよシ能率的に高純度亜砒
酸を製造する方法を鋭意探究した結果2反応を2段に分
は第1段の砒素溶出反応においては1反応系の砒素およ
び銅の比率を反応式Assem + 50uBOa +
 4H*O= 5CuB +2HASO官+3H!80
4の当量に対し、銅過剰、砒素不足の状態を保ちながら
反応させ2次いで第2段の脱銅反応においては反応系を
砒素過剰、銅不足の状態に保ちつつ反応を行わせること
によシ、前記のような焼型な諸操業条件を充たさなくと
も、高純度亜砒酸を高収率で産出し得ることを見出した
すなわち2本発明は、特許請求の範囲に記載されるよう
に、硫酸銅含有水溶液と、硫化砒素含有散物を反応させ
ることによって硫化銅および亜砒酸を湿式製造する方法
において、砒素溶出工程によって硫酸銅含有水溶液と該
砒素溶出工程に後続する脱銅工程で産出する金離硫化銅
とを反応させ、生成したスラリーを固液分離することに
よって硫化銅と砒素溶出抜液を生成させ2次に脱銅工程
によって該砒素溶出抜液と硫化砒素含有散物を反応させ
た後、固液分離することによシ、金離硫化銅と脱銅抜液
を生成させ。
該金離硫化銅を前記砒素溶出工程にくシ返し処理するよ
うにし、さらに該脱銅抜液を還元、濃縮および冷却して
亜砒酸を晶析させ、固液分離することによって亜砒酸を
産出することを特徴とする亜砒酸製造法を提供するもの
である。
次に本発明の内容について詳述する。
硫酸銅含有水溶液としては、粗硫酸銅あるいは精製硫酸
絹を溶解した水溶液、あるいは湿式製錬工程液例えば銅
電解廃液からの硫酸銅製造工程液でも良いが、粗硫酸銅
晶出後液を脱銅電解した場合に生ずる電解析出物である
電解沈殿銅を溶解した水溶液を本発明に適用する場合に
は、該水溶液中の銅と砒素も同時に分離されることにな
るので、−石二鳥的効果が得られる。
硫化砒素含有散物については、前述したので再記するこ
とを避ける。
砒素溶出工程の反応においては、銅量が砒素2に対して
十分過剰にあることが必要である。
すなわち、砒素1原子当シの銅量が1.5原子以下では
不足であり、望ましくは、砒素1原子当シ2.5原子以
上の銅が存在することが好ましい。
銅量の上限は2次の脱銅工程に差支えない程度でおれば
良く1%に数字で限定する必要はない。
この工程では、固形物は次の脱銅工程から産出する金離
硫化銅でおるが、そのスラリー濃度も特に限定する必要
はない。しかし限られた設備で処理能力を発揮させるに
は、できるだけ高いスラリー濃度で行うことが望ましく
、実施例の第1図および第1表に見られるように10%
以上のスラリー濃度とすることが現実的である。
この工程の反応の温度と時間は、それぞれ70ないし9
0℃および90ないし150分程度でよく2機械攪拌し
ながら反応させることが望ましい。砒素溶出反応後の固
液分離によシ砒素含有量の低い硫化銅と、銅と砒素を多
量に含有する砒素溶出抜液を生成する。硫化銅は乾式銅
製錬工程で処理すればよい。砒素溶出抜液は次の脱銅工
程で処理される。
脱銅工程では、砒素溶出抜液に前記硫化砒素含有散物を
添加し1反応させることによって溶液中の銅をできるだ
け低下させる。液中の銅量の低下分に対応して硫化砒素
含有膜物中の砒素が溶解するので反応終了後の固液分離
により。
砒素含量が高くて銅含量のきわめて低い脱銅抜液と最初
の硫化砒素含有殿物に対し砒素の一部と銅が置換された
金離硫化銅を産出する。脱銅工程の反応系においては、
銅に対し砒素が週剰であることが必要である。すなわち
、砒素1原子当シの銅量は1.5原子以下としなければ
なら々い。スラリー濃度は特に限定されるものではない
が、設備のコンパクト化を考慮すると10−以上が現実
的である。温度は7oないし90℃1時間は90ないし
150分でよく2機械攪拌させながら反応させることが
望ましい。この工程で産出する金離硫化鋼は、前記の砒
素溶出工程で処理される。
脱銅抜液は、含銅量のきわめて低い砒素含有液であるの
で、この液から高純度亜砒酸を製造することができる。
まず、脱銅抜液に還元剤を添加して、液中に存在する5
価の砒素を3価に還元する。この場合の還元剤は、比較
的弱い還元剤でよく、非鉄製錬工場では80w含有ガス
が用いられる。勿論、液体亜硫酸でも、亜硫酸水でもよ
い。これらの還元剤を使用した場合は反応に伴って副生
するのは硫酸だけであるということが好都合だからであ
る。アルカリイオンが系に混入しても差支えiい場合に
は、亜硫酸アルカリあるいは酸性亜硫酸アルカリ例えば
亜硫酸ソーダあるいは酸性亜硫酸ソーダの水溶液を用い
ても良い。還元された砒素含有溶液を加熱あるいは減圧
加熱蒸発濃縮したのち冷却して。
亜砒酸を晶析させ固液分離することによって高純度亜砒
酸を回収する。亜砒酸晶析前の濃縮液については、原料
硫酸銅溶液に由来する硫酸に還元のために吹き込まれた
Sowに由来する硫酸が加算されるので硫酸濃度は高く
なる。第2図に示されるように、硫酸濃度が高い方が3
価の砒素の溶解度が低くなシ、従って亜砒酸の晶析率が
大きくなシ好ましい。それゆえ第1表に示すように、硫
酸濃度3002μ程度が好適であ
【図面の簡単な説明】
第1図は1本発明の実施例におけるフローシート、第2
図は3価の砒素の硫酸溶液中の溶解度について、温度あ
るいは遊離硫酸濃度に対する関係を示すグラフである。 特許出願人 日本鉱業株式会社 代理人 弁理士(7569)並川啓志

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 硫酸銅含有水溶液と、硫化砒素含有散物を反応させるこ
    とによって硫化銅および亜砒酸を湿式製造する方法にお
    いて、砒素溶出工程によって硫酸銅含有水溶液と該砒素
    溶出工程に後続する脱銅工程で産出する金離硫化銅とを
    反応させ。 生成したスラリーを固液分離することによって硫化銅と
    砒素溶出抜液を生成させ2次に脱銅工程によって該砒素
    溶出抜液と硫化砒素含有散物を反応させた後、固液分離
    することにより、金離硫化鋼と脱銅抜液を生成させ、該
    金離硫化銅を前記砒素溶出工程に〈シ返し処理するよう
    にし、さらに該脱銅抜液を還元、濃縮および冷却して亜
    砒酸を晶析させ、固液分離することによって亜砒酸を産
    出することを特徴とする亜砒酸製造法。
JP169983A 1983-01-11 1983-01-11 亜砒酸製造法 Granted JPS59128216A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN102115166A (zh) * 2010-12-31 2011-07-06 马艳荣 一种用硫化砷废渣制备三氧化二砷的方法

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