JPS5912806A - 成形型 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は成形型に関するものである。

従来合成樹脂製品の成形型は通常鋼材で作られていた。

しかしたとえばガラス繊維やフェライトなどを混入した
プラスチックの成形に用いると。

金型のゲート部やキャビティ内面のうち特に樹脂の流れ
がぶつかる場所などで摩耗が甚しいという欠点があった
。

本発明は上記従来例の欠点を除去するもので、摩耗しや
すい場所にセラミックを用いしかもこのセラミックが装
着しである型の温度膨張係数がセラミックとほぼ同一で
あるように構成することによって、成形型の長寿命化を
達成するとともに、成形品の：品質を高めることを目的
とするものであ１１す る。

□ １　図面を参、照し本発明の一実施例を説明する。固定
型１と可動型２との対接面にはキャビティ３が一形成さ
れ・ている。固定型１には、射出シリンダ４から供給さ
れる合成樹脂材料の通路となるスプルー５と、ランナ６
と、キャビティ３へ向って開口する第ニスブルー７とが
設けである。本発明で成形される合成樹脂材料は、ガラ
ス繊維やフェライトなどの硬質材が混入しである合成樹
脂であるので、合成樹脂が接触して特に摩耗しやすい場
所にはセラミック入子を配設している。すなわち第ニス
ブルー７のゲート部７ａに対向するキャビティ３の内面
８αはゲート部７αから供給される合成樹脂が衝突して
特に摩耗が甚しく、またキャビティ３の内面が図示のよ
うに内方へ突出する角部８ｂのある形状であると、この
角度に合成樹脂の流れが衝突して特に摩耗が甚しいので
、キャビティ３の底面はセラミック入子８で形成しであ
る。このようにキャビティ３の一部をセラミック入子８
で構成した場合に、キャビティ３の他の部分に通常の鋼
材を用いると、鋼材とセラミックとは温度膨張係数がか
なり相違しているために、成形時に型が冷却する際、金
属部分が早く収縮し、セラミック入子に大きな応力がか
かってしまう。これを排除するために本発明ではセラミ
ック入子が装着しである可動型２を、鉄６５％、ニッケ
ル３５％という基本的な組成をもつアンバー合金、また
はマンガンとほう素の化合物に対して１０ないし１２％
程度のクロムとほう素の化合物を加えたものなど、セラ
ミックの温度膨張係数とほぼ同一の温度膨張係数の部材
で構成したものである。こうすることによりキャビ°テ
ィ６の内面は全体が均一な収縮率となるので、成形品の
外面が均一な状態で成形される。またスプルー５のノズ
ルと対接部５αおよび第ニスブルー７のゲート部７ａも
セラミック入子９およびセラミックスブルーブツシュ１
０によって構成するのが望ましい。１１は突出ビンであ
る。

本発明はこのような構成であり、硬質材混入の合成樹脂
がキャピテイ内に充填される間の特に摩耗しやすいキャ
ビティの少なくも一部がセラミックで作られているので
、合成樹脂通過時の摩擦に十分に耐えることができ、成
形型の長寿命化が達成でき、またキャビティの他の部分
を構成する型がセラミックと温度膨張係数のほぼ同一の
材料で作られているので、成形品の品質を向上できるな
どの優れた効果がある。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明の一実施例を示す断面図である。 １・・・・・・固定型 ２・・・・・・可動型 ３・・・・・・キャビティ ８・・・・・・セラミック入子

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 ゛　′□　　　　　　　　　　　　　・、□キャビティ
   の少くとも一部がセラミック入子で　、。 構成してあり、この入子が装着しで゛ある型の温□度、
   護。 膨張係数がセラミックとほぼ同一であることを特□　く
   徴とする成形型。