JPS5912774Y2 - 自動繰返し再生装置 - Google Patents

自動繰返し再生装置

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JPS5912774Y2
JPS5912774Y2 JP8948078U JP8948078U JPS5912774Y2 JP S5912774 Y2 JPS5912774 Y2 JP S5912774Y2 JP 8948078 U JP8948078 U JP 8948078U JP 8948078 U JP8948078 U JP 8948078U JP S5912774 Y2 JPS5912774 Y2 JP S5912774Y2
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JP
Japan
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signal
circuit
counter
magnetic tape
playback
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Application number
JP8948078U
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English (en)
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JPS557181U (ja
Inventor
修一 堀口
Original Assignee
日本精機株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はテープレコーダ等により、磁気テープの録音帯
を繰返し再生する機構であって、特に問題を提供して該
問題に対する学習者の回答状態により問題の再提示を行
なうようになした学習装置に好適な自動繰返し再生装置
に関するものである。
従来から、問題およびいくつかの回答例を含む問題信号
や問題に対する正答番号に相当する正答信号を記録した
磁気テープを再生し、学習者の解答状態に応じ誤答の場
合はテープ巻戻しを行ない、再度問題提示して正答が得
られるまで繰返し再生する学習装置は種々案出されてお
り、巻戻し走行から再生走行への切換手段としては録音
ブロック間の無信号帯を検出して再生走行に切換えるも
のや、あらかじめ切換信号を記録しておき、該切換信号
を再生して制御するものがあるが、前者は雑音等により
無信号帯の検出精度が不安定となり、精度向上のために
各録音ブロックの録音帯域に重畳して暗信号を記録し、
該暗信号の有無を検出して切換操作するようにしている
ため、フィルター回路等により回路が複雑にして高価な
ものとなる。
また後者においては、巻戻し時にも再生状態にあるため
、切換信号と問題との判別の必要性から複数のフィルタ
ー回路が必要となり、更に巻戻し時のスピーカ等からの
漏音を防止するためのミューティング回路等により回路
構成が複雑高価になるという欠点を有している。
また、磁気テープの走行と連動して回転するメモリカウ
ンタのたとえば最上位桁に配設した開閉スイッチの開閉
動作により、自動繰返し再生を行なうものもあり、この
場合磁気テープの録音ブロックの先頭位置でメモリカウ
ンタをリセットし、上記録音ブロックの再生終了後巻戻
し走行に転じ、該巻戻し走行に伴うメモリカウンタの減
数動作により、該メモリカウンタがリセット位置もしく
はそれより若干過減数動作した位置で上記開閉スイッチ
が切換わり、走行方向制御機構を働かせて再生状態に復
帰するわけであるが、磁気テープの巻戻し走行速度は再
生時の5倍程にも達し、これによる巻戻し方向への慣性
により、上記開閉スイッチが切換わっで走行方向制御機
構が作動したとしても、瞬時に再生走行に切換わるもの
ではなく、開閉スイッチ切換わり時、すなわち録音ブロ
ックの先頭位置から一定距離慣走したところで再主走行
に転じるため、切換わり時から録音先頭位置まで比較的
長い待機時間を有することになり、この待機時間は繰返
し再生するうえで極めて無駄なものとなっている。
本考案の目的は上記欠点を解消し、安価にして確実な自
動繰返し再生装置を提供するものであり、以下添付図面
に基き実施例を詳述する。
第1図において1は磁気テープで、トラック2゜3に区
分され、一方のトラック2には報知信号4と問題信号5
が順次記録されており、他方のトラック3には指示信号
6と正答信号7が記録されている。
第2図は磁気テープ1を用いた学習装置の構成図を示す
もので、8は磁気テープ1の再生、巻戻しを行なうテー
プ駆動装置、9,10は磁気テープ1のトラック2,3
に各々対応して配置された再生ヘッド、11.12は再
生信号を増幅する増幅回路を示し、上記ヘッド9により
再生された問題信号5は増幅回路11で増幅され、スピ
ーカ13によって学習者に問題を提示する。
14,15は整流回路で、問題信号5および一定周波数
で記録された報知信号4.指示信号6.正答信号7を整
流平滑する。
16は遅延回路で、報知信号が再生されてから一定時間
後にカウンタリセット回路17に信号を印加する。
18はモノマルチバイブレータを示し、指示信号6の立
下り時から再生時における正答信号7の通過時間に相当
したパルス幅を有する信号を出力する。
19は正答信号7を通過させるAND回路、20はJ−
にフリップフロップを用いたリングカウンタ等からなる
計数回路で、正答信号7を順次入力し、正答信号に対応
した順位信号を判定回路21に印加する。
22は解答部で、問題に対する回答例の数に相当した解
答スイッチと、該解答スイッチでの解答順位、すなわち
問題に対する正答信号7に対応した順位信号に変換保持
するS−Rフリップフロラプ回路等から構成される。
こ・で判定回路21はたとえば上記計数回路20および
解答部22の各々対応する出力端子対でAND回路に接
続し、該AND回路の出力を多入力OR回路を通すこと
により、正答信号順位と解答信号順位が一致したときに
は正答パルス信号を、相違したときには誤答パルス信号
を各々出力する。
23はたとえばS−Rフリップフロラプ回路からなる停
止信号発生回路で、上記モノマルチバイブレータ18か
らの出力信号の立下り時、すなわち正答信号再生終了後
に磁気テープ1の走行停止信号を出力する。
24はモータ制御回路で、正答信号7の再生終了後、上
記停止信号発生回路23からの停止信号により作動し、
磁気テープ駆動モータを制御して再生走行を停止する。
25はOR回路を示し、解答操作後、判定回路21から
出力される。
正答もしくは誤答パルス信号を通過させ、上記停止信号
発生回路23をリセットして、上記モータを再び駆動状
態とする。
26は走行方向制御回路で、上記判定回路21からの誤
答パルス信号によって作動し、磁気テープ1を巻戻し走
行に切換える。
また27はカウンタリセット装置を示し、メモリカウン
タ28のリセットレバーに連結した電磁プランジャー等
からなり、カウンタリセット回路17からのリセット信
号によって上記メモリカウンタ28を零リセットするも
のである。
更に29はメモリカウンタ28の最上位桁に配設された
カウンタスイッチであって、たとえば、上記最上位桁文
字車の側面に延長形成された円筒部周面に、表示文字“
9”、“0”間の無表止部に相当する位置がら減数方向
にがけて電気接点となる導板薄膜を固着し、該電気接点
との導通により上記メモリカウンタ28がリセット位置
すなわち表示文字が“0”を示す位置より若干過逆転し
たところで電気的に閉成するように構成されている。
次に上記構成における動作を第3図に示すタイムチャー
トをイ井用して説明する。
まず、磁気テープ1が再生走行されると、再生ヘッド9
により報知信号4が再生され、増幅回路11、整流回路
14を介して遅延回路16に入力される。
そして遅延回路16により、第3図Gに示す時間T1(
3秒程度)だけ遅延された信号がカウンタリセット回路
17に印加され、カウンタリセット装置27の電磁プラ
ンジャを作動してメモリカウンタ28を零リセットする
こうして零リセットされたメモリカウンタ28は磁気テ
ープ1の再生走行とともに正回転して、テープ進行状態
を計数表示することになり、テープ再生進行とともに問
題信号5が再生増幅され、スピーカ13によって学習者
に問題およびいくつかの回答例が順次提示される。
更に指示信号6が再生ヘッド10により再生され、増幅
回路12.整流回路15を通してモノマルチバイブレー
タ18に印加される。
そこで該マルチバイブレータ18は入力信号すなわち指
示信号6の立下り時から正答信号7の再生時における通
過時間に相当したパルス幅の信号を出力し、従ってAN
D回路19は正答信号7のみを通過して計数回路20に
印加することになる。
同時に上記モノマルチバイブレータ18から出力された
パルス信号は正答信号7の再生終了後に停止信号発生回
路23をセットし、該停止信号発生回路23からの停止
信号によりモータ制御回路24が作動してテープ走行を
停止することになる。
この間AND回路19からの正答信号が計数回路20に
より計数され、正答順位に対応した順位信号として判定
回路21に印加される。
学習者は提示された問題を判断し、解答部22によって
解答を行なうことになるが、正答の場合は、判定回路2
1から正答パルス信号がOR回路25を介して停止信号
発生回路23のリセット端子に印加されるため、該停止
信号発生回路23はリセットされて、再び磁気テープ1
を再生走行することになる。
こうして次の録音ブロックに移行すると、該ブロックに
おける報知信号4を再生し、上記同様の動作でメモリカ
ウンタ28を零リセットして順次問題を提示していく。
また学習者の解答が誤答の場合(第3図E図示)は判定
回路21から誤答信号が出力されOR回路25を介して
停止信号発生回路23のリセット端子に印加される。
このためテープ駆動装置8の駆動モータは駆動状態とな
るが、同時に上記誤答信号が走行方向制御回路26に印
加されるため、磁気テープ1は走行方向を反転し、第3
図Bに示すように巻戻しを開始する。
ここでメモリカウンタ28は磁気テープ1の巻戻しと連
動して逆回転(第3図C図示)することになるが、巻戻
しが進行して該メモリカウンタ28の表示位置が、零リ
セツト位置を若干過進転動作したところで、カウンタス
イッチ29が閉或(第3図F図示)するため、これによ
る出力信号が走行方向制御回路26に印加される。
その結果磁気テープ1の走行方向が反転して再生状態と
なり、再び誤答問題を提示することになる。
こ・で、巻戻し状態から再生状態への切換わり位置はメ
モリカウンタ28の零リセツト位置よりも若干過逆転し
たところであり、この回転角のずれは磁気テープ1の慣
性走行とあいまって再生走行状態においてほぼ3〜5秒
の無信号再生状態を生じさせる。
従ってこれによる録音先頭位置再生時までの待機時間を
極力短かくするために、遅延回路16により報知信号4
の先頭位置再生時から3秒程度経過後にメモリカウンタ
28をリセットするものである。
こうして磁気テープ1はメモリカウンタ28の閉或によ
り再生状態に反転し、待機時間を有することなくただち
に報知信号4゜問題信号5の順に再生提示することにな
るが、上記同様の動作で報知信号4の先頭位置再生時か
ら一定時間経過後にメモリカウンタ28を零リセットし
、学習者から正答が得られるまで上記カウンタスイッチ
29の開閉動作により繰返し問題提示するものである。
以上詳述したように本考案はメモリカウンタの最上位桁
にカウンタスイッチを配設し、メモリカウンタの計数動
作に伴う上記スイッチの開閉動作により磁気テープの録
音ブロックを繰返し再生するものであって、磁気テープ
に記録された各ブロックの録音先頭位置を検出し、遅延
回路を介して巻戻し、カウンタリセット、再生切換り時
の慣性走行による過逆転分の再生走行時間だけメモリカ
ウンタのリセットを遅らせるよう構成したことにより、
過逆転相当の無録音帯再生というロスタイムのない円滑
り繰返し再生を可能とするものである。
すなわち、磁気テープの巻戻し走行に伴うメモリカウン
タの減数動作で、該メモリカウンタがリセット位置を若
干退域動作したときに上記カウンタスイッチが閉或し、
一定距離慣性走行したのち再生走行に切換わるといった
機構上の必然的動作による走行方向反転時から録音ブロ
ック先頭位置再生時までの比較的長い無信号時間すなわ
ち待機時間を、上記遅延回路を介し録音ブロック先頭位
置再生時から一定時間遅延した位置においてメモリカウ
ンタを零リセットすることにより短縮し、走行方向切換
え時からただちに録音ブロックを再生することができ、
磁気テープの自動繰反し再生手段としては比較的容易に
しかも安価にしてなるメモリカウンタ(それに付随する
カウンタスイッチも含め)の機能を十分に発揮した簡易
にして確実な自動繰返し再生を可能としたものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例に使用する磁気テープの録音形
態図、第2図は第1図の磁気テープ再生する回路ブロッ
ク図、第3図は動作上の時間推移を説明したタイムチャ
ートを示す。 1・・・磁気テープ、8・・・テープ駆動装置、16・
・・遅延回路、17・・・カウンタリセット回路、28
・・・メモリカウンタ、29・・・カウンタスイッチ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 磁気テープの走行と連動して回転し、計数表示するメモ
    リカウンタの任意計数位置において切換え動作するカウ
    ンタスイッチからの信号により、上記磁気テープに記録
    された録音ブロックを繰返し再生する装置において、メ
    モリカウンタの最上位桁のリセット位置にて切換わり、
    磁気テープを巻戻しから再生走行に反転させる反転信号
    を出力するカウンタスイッチと、上記録音ブロック先頭
    位置の再生信号により電磁プランジャー等を作動させ、
    上記メモリカウンタをリセットするリセット回路と、こ
    のリセット回路への再生信号経路に介在し、カウンタス
    イッチの作動による再生走行への切換わり設定位置より
    巻戻し走行からの慣性走行量に対応する再生時間相当分
    リセット回路の作動を遅らせる遅延回路とから構成され
    る自動繰返し再生装置。
JP8948078U 1978-06-29 1978-06-29 自動繰返し再生装置 Expired JPS5912774Y2 (ja)

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JPS557181U JPS557181U (ja) 1980-01-17
JPS5912774Y2 true JPS5912774Y2 (ja) 1984-04-17

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