JPS59127414A - タンタル酸リチウム振動子 - Google Patents
タンタル酸リチウム振動子Info
- Publication number
- JPS59127414A JPS59127414A JP255083A JP255083A JPS59127414A JP S59127414 A JPS59127414 A JP S59127414A JP 255083 A JP255083 A JP 255083A JP 255083 A JP255083 A JP 255083A JP S59127414 A JPS59127414 A JP S59127414A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lithium tantalate
- axis
- oscillation
- vibration
- oscillator
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H03—ELECTRONIC CIRCUITRY
- H03H—IMPEDANCE NETWORKS, e.g. RESONANT CIRCUITS; RESONATORS
- H03H9/00—Networks comprising electromechanical or electro-acoustic devices; Electromechanical resonators
- H03H9/02—Details
- H03H9/02007—Details of bulk acoustic wave devices
- H03H9/02015—Characteristics of piezoelectric layers, e.g. cutting angles
- H03H9/02031—Characteristics of piezoelectric layers, e.g. cutting angles consisting of ceramic
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Ceramic Engineering (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Acoustics & Sound (AREA)
- Piezo-Electric Or Mechanical Vibrators, Or Delay Or Filter Circuits (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は圧電体のタンタル酸リチウムを用いたタンタル
酸リチウム振動子に関する。
酸リチウム振動子に関する。
一般にタンタル酸リチウム(LiTa03) 、ニオブ
酸リチウム(LiNbo3)等の圧電素子は電気機械結
合係数が太きいため、広帯・域フィルター、広い可変幅
の電圧制御発振器用の圧電材料としテ有用である。特に
タンタル酸リチウムを用いた厚みすベシ振動子は加工が
容易で温度特性も比較的良好なために実用化への努力が
なされている。しかしながらこのようなタンタル酸リチ
ウムを用いた振動子は、変位方向が互いに直交し、電気
機械結合係数の異なる2つの厚みすべり振動が同時に励
振される。このため、一方の振動を主振動とすると他方
の振動は副振動となり、この副振動によるスプリアスの
発生等の種々の不都合がある。
酸リチウム(LiNbo3)等の圧電素子は電気機械結
合係数が太きいため、広帯・域フィルター、広い可変幅
の電圧制御発振器用の圧電材料としテ有用である。特に
タンタル酸リチウムを用いた厚みすベシ振動子は加工が
容易で温度特性も比較的良好なために実用化への努力が
なされている。しかしながらこのようなタンタル酸リチ
ウムを用いた振動子は、変位方向が互いに直交し、電気
機械結合係数の異なる2つの厚みすべり振動が同時に励
振される。このため、一方の振動を主振動とすると他方
の振動は副振動となり、この副振動によるスプリアスの
発生等の種々の不都合がある。
本発明は上記の事情に鑑みてなされたもので簡単な構成
で副振動によるスプリアス成分を大幅に抑圧することが
でき、しかも形状が/」・型で高性能のタンタル酸リチ
ウム振動子を提供することを目的とするものである。
で副振動によるスプリアス成分を大幅に抑圧することが
でき、しかも形状が/」・型で高性能のタンタル酸リチ
ウム振動子を提供することを目的とするものである。
以下本発明の一実施例を図面を参照して詳細に説明する
。第1図は平面図で1はタンタル酸リチウムからなる振
動子である。この振動子はタンタル酸リチウムの互いに
直交する結晶軸、x、y、zOX軸に直角なY、Z平面
に沿って切シ出した主面を有する板体を矩形に成形し板
面に図示しない電極を形成してここに高周波信号を印加
して厚みすベシ振動を励振するようにしている。そして
このようなタンタル酸リチウムのX板における永年方程
式は次のように与え硬化されたスチフネスであシ、この
解としてCは3個求めることができる。しかしそのうち
の1個の解は圧電的に励振されず、残る2個の解が圧電
的に励振可能な解として求められる。またこの2個の解
は、音速の速い横波の振動v1と、遅い横波の振動v2
である。また一般にタンタル酸リチウムのX極では速い
横波の振動v1を主振動として利用するが同時に遅い横
波の振動v2による副振動によシスグリアスを生じる。
。第1図は平面図で1はタンタル酸リチウムからなる振
動子である。この振動子はタンタル酸リチウムの互いに
直交する結晶軸、x、y、zOX軸に直角なY、Z平面
に沿って切シ出した主面を有する板体を矩形に成形し板
面に図示しない電極を形成してここに高周波信号を印加
して厚みすベシ振動を励振するようにしている。そして
このようなタンタル酸リチウムのX板における永年方程
式は次のように与え硬化されたスチフネスであシ、この
解としてCは3個求めることができる。しかしそのうち
の1個の解は圧電的に励振されず、残る2個の解が圧電
的に励振可能な解として求められる。またこの2個の解
は、音速の速い横波の振動v1と、遅い横波の振動v2
である。また一般にタンタル酸リチウムのX極では速い
横波の振動v1を主振動として利用するが同時に遅い横
波の振動v2による副振動によシスグリアスを生じる。
したがって、円板状、正方形状等の振動子では主振動v
1に対して副振動■2も略等しいレベルまで励振されて
しまう。そこで第1図に示すように主面を主振動v1の
方向に細長い矩形状に成形することによシ副振動v2の
レベルを、たとえば第2図に示す周波数応答特性図のよ
うに抑圧することができる。ここで主振動V1と副振動
v2とのレベル差りは、振動子の主面の長辺をY軸から
時計方向に回転した゛回転角θに対して第3図に示すよ
うに変化した。
1に対して副振動■2も略等しいレベルまで励振されて
しまう。そこで第1図に示すように主面を主振動v1の
方向に細長い矩形状に成形することによシ副振動v2の
レベルを、たとえば第2図に示す周波数応答特性図のよ
うに抑圧することができる。ここで主振動V1と副振動
v2とのレベル差りは、振動子の主面の長辺をY軸から
時計方向に回転した゛回転角θに対して第3図に示すよ
うに変化した。
この結果から明らかなように、最大のレベル差りは20
dBで回転角θ=53°で得られた。また上記レベル
差りを19 dBで許容するならば回転角θ−53°±
4°、すなわち49°乃至57°とすればよい。さらに
レベル差りを17 dBでよければ回転角θ−=53°
±10’、すなわち43°乃至63°とすればよい。さ
らに長辺をY軸から時計方向へ50°回転した幅1.5
van厚みが略0.7 mmのX板において長辺の長
さtとCI値との関係は第4図に示すようになった。な
お上記振動子の共振周波数は3.5 MHzのものであ
る。この結果から明らかなように長辺りの長さを幅の2
倍よシも長くすることによ#)CI値は低い一定の値に
なる。
dBで回転角θ=53°で得られた。また上記レベル
差りを19 dBで許容するならば回転角θ−53°±
4°、すなわち49°乃至57°とすればよい。さらに
レベル差りを17 dBでよければ回転角θ−=53°
±10’、すなわち43°乃至63°とすればよい。さ
らに長辺をY軸から時計方向へ50°回転した幅1.5
van厚みが略0.7 mmのX板において長辺の長
さtとCI値との関係は第4図に示すようになった。な
お上記振動子の共振周波数は3.5 MHzのものであ
る。この結果から明らかなように長辺りの長さを幅の2
倍よシも長くすることによ#)CI値は低い一定の値に
なる。
さらに副振動を抑圧するために副振動の伝搬方向の端面
の仕上げを粗くしてこの振動エネルギーを散乱させたと
ころ特性を改善することができた。すなわち、第5図は
本発明のタンタルeIJチウム振動子を示す斜視図であ
る。主面Mi+M2に垂直に結晶のX軸が位置する。そ
して全体を矩形に形成し、長辺の軸方向を結晶のY、Z
平面に沿ってかつY軸から時計方向にθ度、すなわち略
53°回転した方向に定め、この方向に主振動V!を励
振するようにしている。
の仕上げを粗くしてこの振動エネルギーを散乱させたと
ころ特性を改善することができた。すなわち、第5図は
本発明のタンタルeIJチウム振動子を示す斜視図であ
る。主面Mi+M2に垂直に結晶のX軸が位置する。そ
して全体を矩形に形成し、長辺の軸方向を結晶のY、Z
平面に沿ってかつY軸から時計方向にθ度、すなわち略
53°回転した方向に定め、この方向に主振動V!を励
振するようにしている。
そこで主面M1’、M2および長辺方向の端面N! 、
N2は+3000メツシユの研摩剤で研摩し、短辺方向
の端面Sl、S2は+4000メツシユ、+3000メ
ツシユ、+2000メツシユまたは+1oo−oメツシ
ュの研摩剤でそれぞれ研摩したときの主振動v1、副振
動v2に対するCI値の測定結果を第6図に示す。なお
振動子は長さ6謳、幅2 m %厚さ0.5 msで共
振周波数3.5 MHzのものを用いて測定した。
N2は+3000メツシユの研摩剤で研摩し、短辺方向
の端面Sl、S2は+4000メツシユ、+3000メ
ツシユ、+2000メツシユまたは+1oo−oメツシ
ュの研摩剤でそれぞれ研摩したときの主振動v1、副振
動v2に対するCI値の測定結果を第6図に示す。なお
振動子は長さ6謳、幅2 m %厚さ0.5 msで共
振周波数3.5 MHzのものを用いて測定した。
この結果から明らかなように短辺方向の端面sl、s2
を研摩した研摩材の粗さに係わらず主振動V!に関する
クリスタルインピーダンスは略50Ωで一定である。こ
れに対して副振動v2に関するクリスタルインピーダン
スは+3000メツシユ、ナ400oメツシュの研摩材
を用いた場合は略100Ωであるが+2000メツシユ
の研摩材では略120Ω、4p1000メツシユの研摩
材では略150Ωである。すなわち粒度の粗い+200
0メツシユ乃至+1000メツシユの研摩材を用いて粗
面にすることにょシ上記副振動v2のエネルギーを乱反
射して著るしく減衰することができる。
を研摩した研摩材の粗さに係わらず主振動V!に関する
クリスタルインピーダンスは略50Ωで一定である。こ
れに対して副振動v2に関するクリスタルインピーダン
スは+3000メツシユ、ナ400oメツシュの研摩材
を用いた場合は略100Ωであるが+2000メツシユ
の研摩材では略120Ω、4p1000メツシユの研摩
材では略150Ωである。すなわち粒度の粗い+200
0メツシユ乃至+1000メツシユの研摩材を用いて粗
面にすることにょシ上記副振動v2のエネルギーを乱反
射して著るしく減衰することができる。
したがって、タンタル酸リチウムのX板の主面の長辺を
Y軸から時計方向に43°乃至63°回転した矩形の振
動子において、短辺方向の端面を粗く研摩することによ
シ、さらに短辺に対する長辺の比を2倍以上とすること
によシ副振動を充分に抑圧できしかも寸法が小さくCI
値の低い振動子を得ることがマきる。
Y軸から時計方向に43°乃至63°回転した矩形の振
動子において、短辺方向の端面を粗く研摩することによ
シ、さらに短辺に対する長辺の比を2倍以上とすること
によシ副振動を充分に抑圧できしかも寸法が小さくCI
値の低い振動子を得ることがマきる。
以上詳述したように本発明は、タンタル酸すチウムのX
板を矩形に成形し、かっ長辺をY。
板を矩形に成形し、かっ長辺をY。
Z平面内でY軸から時計方向に43°乃至63°回転し
、短辺方向の端面を粗く研摩し、かつ主面の短辺に対す
る長辺の比を2倍以上にしたので副振動によるスプリア
ス成分を大幅に抑圧し、しかも形状が小型でCI値の低
いタンタル酸リチウム振動子を提供することができる。
、短辺方向の端面を粗く研摩し、かつ主面の短辺に対す
る長辺の比を2倍以上にしたので副振動によるスプリア
ス成分を大幅に抑圧し、しかも形状が小型でCI値の低
いタンタル酸リチウム振動子を提供することができる。
第1図は本発明の一実施例を示す平面図、第2図はタン
タル酸リチウム振動子の周波数応答特性を示す図、第3
図は長辺のY軸からの回転角とスプリアスの減衰量との
関係を示す図、第4図は長辺と短辺の比に対するCI値
の関係を示す図、第5図は上記実施例の振動子を示す斜
視図、第6図は研摩材の粒度とクリスタルインピーダン
スとの関係を示す図である。 Mx、M□・・・主面、N1 、NZ・・・長辺方向端
面、S1+S2・−・短辺方向端面。 出願人代理人 弁理士 鈴 江 武 彦第1図
第2図 回転角θ(Deg) 長辺1(mm) 67− 第5図 、 N2 第6図 井1000 井2000 $3000 井4000垢
・剥の組さ
タル酸リチウム振動子の周波数応答特性を示す図、第3
図は長辺のY軸からの回転角とスプリアスの減衰量との
関係を示す図、第4図は長辺と短辺の比に対するCI値
の関係を示す図、第5図は上記実施例の振動子を示す斜
視図、第6図は研摩材の粒度とクリスタルインピーダン
スとの関係を示す図である。 Mx、M□・・・主面、N1 、NZ・・・長辺方向端
面、S1+S2・−・短辺方向端面。 出願人代理人 弁理士 鈴 江 武 彦第1図
第2図 回転角θ(Deg) 長辺1(mm) 67− 第5図 、 N2 第6図 井1000 井2000 $3000 井4000垢
・剥の組さ
Claims (1)
- タンタル酸リチウムの結晶軸のY軸に直交するY、Z平
面に沿う主面を有しかつ矩形に成形するとともに、長辺
を上記Y、Z平面内でY軸から時計方向に4′3°乃至
63°回転し、かつ主面に比して短辺方向の端面を粗く
したことを特徴とするタンタル酸リチウム振動子。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP255083A JPS59127414A (ja) | 1983-01-11 | 1983-01-11 | タンタル酸リチウム振動子 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP255083A JPS59127414A (ja) | 1983-01-11 | 1983-01-11 | タンタル酸リチウム振動子 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59127414A true JPS59127414A (ja) | 1984-07-23 |
Family
ID=11532488
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP255083A Pending JPS59127414A (ja) | 1983-01-11 | 1983-01-11 | タンタル酸リチウム振動子 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59127414A (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS50120590A (ja) * | 1974-03-06 | 1975-09-20 | ||
JPS5683110A (en) * | 1979-12-10 | 1981-07-07 | Toshiba Corp | Thickness slip oscillator of litium tantalate |
-
1983
- 1983-01-11 JP JP255083A patent/JPS59127414A/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS50120590A (ja) * | 1974-03-06 | 1975-09-20 | ||
JPS5683110A (en) * | 1979-12-10 | 1981-07-07 | Toshiba Corp | Thickness slip oscillator of litium tantalate |
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