JPS59127151A - 文章読上げ装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （Ａ）　　発明の技術分野 本発明は、印刷、出版などの業務に使用される言語処理
において、文章中の誤字、脱字等の誤りを自動的に検出
、修正する文章の異常検出修正装置等に適用できる文章
の読み上げ装置に関するものである。

（Ｒ）　　技術の背景 印刷・出版などの業務に於ては、その多くの部分が機械
化され自動化されてきた。しかしながら文章を考えるの
が人間である以上文章を機械に入力する捷での過程で誤
りが発生することが避けられない。これは、執筆者の記
憶違いによる誤字、あるいは入力時の誤字、脱字、など
である。また、新聞等の発行にあたっては、社会常識と
は別に、使用する用語の範囲を限定しているものもあり
、現時点では機械に入力された文章を人間が検査・校正
することが不可欠である。この人手による検査、校正に
は多大の労力と時間を要している。オた、人手による校
正にも、誤りや、見のがしがあり、場合によっては２重
、３重の検査・校正を必要とする。このような検査、校
正を行なうために文章の自動検査、修正装置も提案され
ており、従来英語等では文章中の単語のスペルと辞書中
の単語とのマツチングにより、辞書にない（誤りの可能
性の高い）単語を検出する装置があった。しかしながら
日本語のように単語境界の不明確な言語においては上記
の方式を使用することはできなかった、このため本発明
者らにより日本語等の言語処理に適する文章の異常検査
、修正装置が提案されている。

（０従来技術と問題点 上記のような文章の検査修正装置においては、検査中の
文字列あるいは文章、辞書との照合結果、修正方法など
をディスプレー上に表示するだけでカく、音声に変換し
て読みあげる機能を有することが望ましい。またこの機
能は文章原稿を情報機器で扱える形に入力したもの（ワ
ードプロセッサ等で入力した文字コード列）と原稿を照
合する場合にも用いられる。

ところで、従来の文書読上げ装置は、辞書に格納されて
いる読み方でしか、音声出力できなかった。しかしなが
ら使用目的によっては聞き誤りやすい単語や他とまぎら
れしい単語は通常の読み方と遭った発音で読まれること
がある。特に業界用語などはその傾向が強い。従ってこ
のような単語はそれぞれに応じた特殊な読み方で音声出
力する必要がある。

（ハ）発明の目的 そこで本発明の目的は上記のように通常の読み方と異な
る特殊な読み方で音声出力し得る文章読上げ装置を提供
することにある。

（ト）発明の構成 本発明はこの目的のために単語０文節０句など（以下単
語等と呼ぶ）の表記と読み方を格納した第１の辞書を有
し、表記された文書を辞書とのマツチングをとりながら
単語等を同定し、読み方に変換して音声出力する文書読
上げ装置において、第２の辞書をもうけ、第１の辞書と
は別の読み方を第２の辞書に登録しておくことを特徴と
している。

３− ■　発明の実施例 第１図は本発明の文章読上げ装置が適用される本発明者
らＫより提案された文章の検査修正装置の１例を示す図
、第２図は本発明の一実施例を示す図である。第１図に
おいて１はスピーカ、ヘッドフォン等の音声出力装置、
２は日本語ディスプレイ等の文字表示装置、３は漢字入
力キーボード等の文字入力装置、４は音声合成装置、５
は文字表示制御部、６は本システム全体の制御を行なう
システム制御部、７は修正文字列入力部、８は任意語音
声パラメータ合成部、９は任意語音声パラメータ辞書、
１０は自動修正文字列決定部、１１は文字列修正部、１
２は文章読み出し部、１３は文章記憶部、１４は読み解
析部、１５文章解析結果記憶部、１６は異常文字列検出
部、１７は辞書より出し部、１８は文字列、読み辞書で
ある。まず検査対称文章は文章読み出し部１２によって
文章記憶装置１３から読み出され、異常文字列検出部１
６、文字表示制御部５に送られる。文章記憶装置１３は
磁気ディスクあるいは半導体記憶装置−４＝ 等であり、文章（文字コード列）並びに文章の管理に必
要な文章番号１頁番号９行番号等を記憶している。

文章読み出し部１２は文章記憶装置１３から、順次検査
対称文章を１文あるいは句点、読点、カッコ等の区切り
記号で区切られる小単位毎に読み出して、異常文字列検
出部１６、文字表示制御部５に送る。異常文字列検出部
に入力された文章は、辞書より出し部１７により文字列
・読み辞書１８から読み出された文字列と照合される。

文字列・読み辞書１８は、異常検出、自動修正に用いる
ための、文章中に現われる可能性のある文字列（単語、
複合語）及びその接続関係情報（文章中で許される組み
合せと、許され々い組み合せの区別）及び文章中に現れ
る可能性のない文字列（誤った単語）とその修正方法（
正しい単語の文字列など）及び読み上げに用いるだめの
音声情報（よみ、単語アクセント型）を１群あるいは複
数群記憶している。辞書より出し部１７は文字列・読み
辞書１８より必要な情報を高速に読み出すための、アド
レステーブル等を備え、異常文字列検出部１６又は読み
解析部１４の指示によって、文章中の文字列と一致する
辞書中の文字列に関する情報を前記辞書１８より読み出
し、異常文字列検出部１６又は読み解析部１４あるいは
自動修正文字列決定部１０へ送る。

異常文字検出部１６では文章記憶装置１３がら読み出さ
れた検査対称文章の文字列と、辞書より出し部１７によ
り読み出された文字列の組み合せが一致するか否か、及
び組み合せが許されるものか否か、及び誤った単語と一
致する文字列が、検査対称文章中に存在するか否かを判
定し、その結果を自動修正文字列決定部１０及び文字表
示制御部５に送る。

前記の組み合せが一致するか否かの検査は、文章中の部
分的な文字列と一致する辞書中のすべての文字列を抽出
しておき、これらの組み合せの中で過不足なく、文章と
一致する組み合せが存在すの組み合せが許されるか否か
の検査は、辞書中の各文字列に対してその前方向接続特
性、後方向接続特性を記憶し、また許される後方向接続
特性と前方向接続特性の組み合せを別途記憶させておき
、各文字列の境界に於いて、その前側文字列の後方向接
続特性と、後側文字列の前方向接続特性が許されるもの
であるかどうかを判断する方法などが適用できる。

また異常文字列検出部１６では、必要な場合、読み解析
部１４で使用するための文章解析結果（文章と一致した
辞書の文字列の組み合せ方などの情報）を文章解析結果
記憶部５に送り、記憶させる。

異常文字列検出部１６では以上の判定結果として、組み
合せが一致しなかった文章全体又は組み合せによって表
現することのできなかった文章中の部分文字列を文章の
異常として検出し、文字表示制御部５に送出する。

自動修正文字列決定部は異常文字列検出部１６から入力
される誤った単語及び、辞書より出し部１７より入力さ
れるその修正方法をもとに、必要７− な場合文字表示制御部５に修正方法を送り、文字表示装
置２に表示するなどして、操作者に確認、選択を求め、
修正文字列を決定し、文字列修正部１１へ送る。

文字表示制御部５では文字読み出し部、異常文字列検出
部１６、自動修正文字列決定部より入力される情報を表
示させ、操作者に確認１選択及び修正文字列の入力を求
める。また修正文字列入力部７より入力される文字列の
表示も行なうものである。修正文字列入力部は文字入力
装置３より操作者の指示及び修正文字列を入力し、文字
表示制御部５．自動修正文字列決定部１０、文字列修正
部１１に送る。文字列修正部１１は文字読み出し部１２
より入力される文章に、自動修正文字列決定部１０及び
修正文字列入力部７より入力される修正を行ない、修正
済文章を文章記憶装置１３に再び格納する。次に文章の
読み上げ機能を説明する。すなわち、読み解析部１４は
文章読み出し部１２より入力される文章を辞書より出し
部１７より入力される読み情報及び文章解析結果記憶部
１５８− より入力される文章解析結果を用いて、漢字カナ等の混
在する文章を音素並びに韻律に関する情報に変換し、そ
の結果を任意語音声パラメータ合成部８に送り、該任意
語音声パラメータ合成部８では、読み解析部１４より入
力される情報及び任意語音声パラメータ辞書９に格納さ
れている各音韻に対応する音響パラメータ及び韻律制御
情報等を用いて、文章に対応する音響パラメータ時系列
を生成する。そして、音声合成装Ｗ４は任意語音声パラ
メータ合成部より入力される音響パラメータを音声合成
モジュール（ＬＳＩ等で構成され得る）等により、音声
波に変換し、音声出力装置１を通じて、操作者に対して
出力することができる。

次に第２図の本発明実施例を説明する。第２図において
、２１は表示部、２２は入力部、２３は主制御部、２４
は辞書登録部、２５は第２の辞書、２６は辞書、２７は
文章ファイル２８は文章読出し部、２９はマツチング単
語同定部、３０は読み変換部３１は規則合成部、３２は
音声出力部である。文章ファイル２７から文章読み出し
部２８により読出された文章は単語単位（あるいは文節
単位等でもよい）に辞書２６とマツチング（照合）され
単語が同定されると該辞書２６からの読み方に従って読
み変換部３０で変換され、規則合成部３１によって音声
合成され、音声出力部３２によって音声出力され、文章
が読みあげられる。第２の辞書２５には、特殊な読み方
で読まれる単語、（例えば業界用語等）の表記および、
捷だけ読み方が記録されており、文章中にその単語が存
在するときは該第２の辞書２５からの読み方が前述と同
様の方法で音声出力される。また入力部２２からは第２
の辞書２５に対して文章の作成者等が特殊な読み方をす
る単語の表記および、捷たけ読み方が辞書登録部２４を
介して登録可能となっている。従って文章作成者の望む
読み方で文章を読上げることが可能となる。

Ｇ）発明の詳細 な説明したように本発明によれば、業界用語等、使用目
的によっては聞き誤りやすい単語、他とまぎられしい単
語など、通常の読みと異なった特殊な発音で読まれる単
語を音声変換して読み上げることができ、またこの単語
の表記、読み方を入力するととができるので、作成者の
望む発音で文章を読み上げることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の文章読上げ装置が適用される本発明者
らにより提案された文章の検査修正装置の１例を示す図
、第２図は本発明の一実施例を示す図である。 第２図において、２１は表示部、２２は入力部。 ２３は主制御部、２４は辞書登録部、２５は第２の辞書
、２６は辞書、２７は文章ファイル、２８は文章読出し
部、２９はマツチング単語同定部。 ３０は読み変換部、３１は規則合成部、３２は音声出力
部である。 竿　１　図 ？１２３ 革　２　図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 （１）単語０文節１句かどの表記と読み方を格納した第
   １の辞書を有し２表記された文書を辞書とのマツチング
   をとりながら単語等を同定し、読み方に変換して音声出
   力する文書読上げ装置において。 第２の辞書をもうけ、第１の辞書とは別の読み方を第２
   の辞書に登録しておくことを特徴とする文章読上げ装置
   。 （２、特許請求の範囲第１項記載の文章読上げ装置にお
   いて、読み方を入力可能な手段をもうけ、第２の辞書に
   単語等の読み方を登録可能としたことを特徴とする文章
   読上げ装置。 （３）特許請求の範囲第１項又は第２項記載の文章読上
   げ装置において、単語等の表記と読み方を第２の辞書に
   登録可能としたことを特徴とする文書読上げ装置。