JP2008009507A - 外国語の発音のカタカナ表記方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 外国語のカタカナ表記をするプログラムのソフトは、万国音標文字の各子音・母音に対して1つ又は複数のカタカナを対応づけて記憶する第1ルーチン1と、外国語の発音の万国音標文字列を入力するとその文字列を子音と母音とに分解し第1ルーチンで記憶させたカタカナを割り付けて標準の発音表記のカタカナ列の表記を作成する第2ルーチン2と、標準のカタカナ列表記のアクセントのある母音のカタカナ表記を太文字に修正する第3ルーチン3と、その前の子音又は母音のカタカナ表記を小文字又は普通の大きさの表記に修正する第4ルーチン4と、第3,4ルーチンで修正された標準のカタカナ列表記をもって外国語の発音のカタカナ発音表記として出力する第5ルーチン5とからなる。
【選択図】図3
Description
しかしながら、このカタカナ表記の通りの日本語の発音では、本来の英語の発音とはかなり違い、又アクセントの位置も不明なため、不正確な発音となってしまっていた。これが日本人の英語上達しない一因となっていた。
エッセンシャル和英辞典例言の頁旺文社昭和37年発行
1) 予め、万国音標文字の子音・母音それぞれに対して標準の発音表記として1つ又は複数のカタカナを対応させておき、外国語の発音を万国音標文字列で記述するとともにアクセント記号をアクセントのある万国音標文字の上に付し、同万国音標文字列を子音と母音とに分けて各子音母音に前記の標準の発音表記の対応カタカナを割り付けてカタカナ列を形成し、その後その外国語の万国音標文字列中の母音にアクセントがあるか否か判定し、アクセントがあれば、同母音の対応カタカナの文字を大文字又は太文字の強調文字で前記カタカナ列の表記を修正し、更にアクセントがある母音の前の子音又は母音の対応カタカナを前記母音の強調文字に比べて小さな又は細い文字で表記するように前記カタカナ列の表記の修正し、同修正されたカタカナ列をその外国語のカタカナ発音表記とすることで、外国語のアクセントのある単語を正確に発音できるようにしたことを特徴とする、外国語の発音のカタカナ表記方法
2) 下記の第1〜第5ルーチンを含んだ外国語の発音のコンピュータのカタカナ発音表記自動作成ソフト
(1)万国音標文字の各子音・母音に対して1つ又は複数のカタカナを対応づけて記憶する第1ルーチン
(2)入力された外国語の発音のアクセント付万国音標文字列を子音と母音に分解し、同子音・母音に第1ルーチンで対応づけたカタカナを割り付けて標準の発音表記のカタカナ列の表記を作成する第2ルーチン
(3)第2ルーチンの後でその外国語の万国音標文字列中にアクセントのある母音があるか否か判定し、アクセントがあればその母音のカタカナの表記を大文字又は太文字の強調文字に修正し、アクセントがなければ修正せずに表記出力の第5ルーチンへ移行する第3ルーチン
(4)第3ルーチンでアクセントがあるとされた場合で、アクセントの母音の前の子音又は母音の対応カタカナのカタカナ表記を第3ルーチンの強調文字に比べて小さな又は細い文字で表記するようにカタカナ列を更に修正する第4ルーチン
(5)第3ルーチンで修正されない場合は標準の発音表記のカタカナ列を外国語の発音のカタカナ発音表記とし、第3,4ルーチンで修正されれば修正されたカタカナ列の表記を外国語の発音のカタカナ発音表記として記憶し、同カタカナ発音表記を視覚できるように印刷又はディスプレイあるいは外部に表示するように出力する第5ルーチン
にある。
標準のカタカナとは、その万国音標文字の発音として統計的に最も多く使われている一つ又は複数のカタカナのことである。
万国音標文字に複数の標準のカタカナを対応させた子音のカタカナ表記の選択は、後の母音によってヘボン式に近い発音のものを一般的に選択する。これは、コンピュータソフトで後の母音で選択を決定しておくことができる。標準のカタカナ表記では、母音に対しては小文字のカタカナを優先的に選択する。但しカタカナ文字列の頭となる場合はその母音は普通の大きさのカタカナ表記とする。
図2は、本実施例の処理フローを示す説明図である。
図3は、実施例の英語の発音のカタカナ表示の説明図である。
図4は、実施例の英語の発音のカタカナ表示の説明図である。
図5は、実施例の英語の発音のカタカナ表示の説明図である。
図6は、実施例の英語の発音のカタカナ表示の説明図である。
図7は、実施例の英語の発音のカタカナ表示の説明図である。
図中、1は第1ルーチン,2は第2ルーチン,3は第3ルーチン,4は第4ルーチン,5は第5ルーチン,10はサブルーチン
この実施例では、まず、万国音標文字の各子音・母音に対して、発音の(標準の)一つ又は複数のカタカナを対応させる。その万国音標文字の各子音・母音と発音のカタカナの対応例を下記表1に示す。この対応の表又はデータベースDBをコンピュータのメモリ等の記憶媒体に記憶させる。対応カタカナの表記は通常の字体の大きさのカタカナか、又はその小文字で表示する。1つの子音・母音に複数の対応カタカナがあることもある。表1,2に万国音標文字の対応カタカナ例を示す。
次に、外国語の発音を万国音標文字列で表記する。この作業は、人間が外国語の発音を聴いて適切な万国音標文字で表現してこれをコンピュータに入力する。予め外国語の単語の発音を万国音標文字列で表記した辞書を作成したものがあればこの辞書を用いて入力してもよい。又外国語の発音にアクセントがあれば、そのアクセントのある万国音標文字の母音の上にアクセント表記も入力する。
第2ルーチンで入力された万国音標文字列を子音・母音とに分解し、各子音・母音に第1ルーチンで記憶媒体に記憶させた表1のデータベースから対応するカタカナを割り付けて万国音標文字列から標準のカタカナ列を作成する。子音又は母音に複数のカタカナがある場合は、サブルーチン10を呼び出してその子音の次の母音との関係で又はその母音の前が子音であるか否かの関係であるいは外国語の単語の注釈テーブルによって複数の中から最適な対応カタカナを一つ選択して割り付ける。サブルーチン10では、子音に複数の対応カタカナがある場合は、その後が母音であればヘボン式の発音に近い対応カタカナを割り付けることが多い。又、その母音の前が子音の場合は小文字の方の母音発音の対応カタカナを選択することが多い。母音の場合は、一般に万国音標文字列の先頭の母音の場合は普通の大きさのカタカナ表記が選択され、先頭以外の場合は優先的に小文字の方を選択する。
第2ルーチンで万国音標文字列を標準の対応カタカナでカタカナ列変換した後、万国音標文字列中にアクセントがあるか、入力された万国音標文字列情報からアクセント記号の有無を調べてアクセントの有無の判定を行う。アクセントは通常母音上に存在するので、アクセントがあればアクセントのある万国音標文字の母音の対応カタカナは、大文字又は太文字の強調文字でそのカタカナ表記を修正する。
次に万国音標文字列にアクセントがある場合そのアクセントの母音の前に子音・母音があれば、その子音・母音の標準のカタカナ列中の対応カタカナ表記を強調文字に比べて小さな字体(通常の字体の大きさ又は小文字)あるいは細い字体で表記を修正する。
第3,第4ルーチンで修正されない場合は万国音標文字列の標準の対応のカタカナ列の表記を、第4,第5ルーチンで一部修正された場合はその修正されたカタカナ列表記をその外国語の発音の発音カタカナ表記として記憶し、印刷又はディスプレイに表示する等で出力する。
図中、(a)は外国語の表記、(b)が万国音標文字列とアクセント表示であり、(c)は対応カタカナの選択、(d)が標準のカタカナ列表記であり、(e)はアクセントのある母音のカタカナ表記修正、(f)はアクセント母音の前子音のカタカナ表記修正、(g)は最終的な外国語の発音のカタカナ発音表記である。アクセントのある母音は大きい太文字の強調文字としている。そしてアクセントの母音の前の子音は小文字としている。
2 第2ルーチン
3 第3ルーチン
4 第4ルーチン
5 第5ルーチン
10 サブルーチン
Claims (2)
- 予め、万国音標文字の子音・母音それぞれに対して標準の発音表記として1つ又は複数のカタカナを対応させておき、外国語の発音を万国音標文字列で記述するとともにアクセント記号をアクセントのある万国音標文字の上に付し、同万国音標文字列を子音と母音とに分けて各子音母音に前記の標準の発音表記の対応カタカナを割り付けてカタカナ列を形成し、その後その外国語の万国音標文字列中の母音にアクセントがあるか否か判定し、アクセントがあれば、同母音の対応カタカナの文字を大文字又は太文字の強調文字で前記カタカナ列の表記を修正し、更にアクセントがある母音の前の子音又は母音の対応カタカナを前記母音の強調文字に比べて小さな又は細い文字で表記するように前記カタカナ列の表記の修正し、同修正されたカタカナ列をその外国語のカタカナ発音表記とすることで、外国語のアクセントのある単語を正確に発音できるようにしたことを特徴とする、外国語の発音のカタカナ表記方法。
- 下記の第1〜第5ルーチンを含んだ外国語の発音のコンピュータのカタカナ発音表記自動作成ソフト。
(1)万国音標文字の各子音・母音に対して1つ又は複数のカタカナを対応づけて記憶する第1ルーチン
(2)入力された外国語の発音のアクセント付万国音標文字列を子音と母音に分解し、同子音・母音に第1ルーチンで対応づけたカタカナを割り付けて標準の発音表記のカタカナ列の表記を作成する第2ルーチン
(3)第2ルーチンの後でその外国語の万国音標文字列中にアクセントのある母音があるか否か判定し、アクセントがあればその母音のカタカナの表記を大文字又は太文字の強調文字に修正し、アクセントがなければ修正せずに表記出力の第5ルーチンへ移行する第3ルーチン
(4)第3ルーチンでアクセントがあるとされた場合で、アクセントの母音の前の子音又は母音の対応カタカナのカタカナ表記を第3ルーチンの強調文字に比べて小さな又は細い文字で表記するようにカタカナ列を更に修正する第4ルーチン
(5)第3ルーチンで修正されない場合は標準の発音表記のカタカナ列を外国語の発音のカタカナ発音表記とし、第3,4ルーチンで修正されれば修正されたカタカナ列の表記を外国語の発音のカタカナ発音表記として記憶し、同カタカナ発音表記を視覚できるように印刷又はディスプレイあるいは外部に表示するように出力する第5ルーチン
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2009122581A (ja) * | 2007-11-19 | 2009-06-04 | Kaori Otomo | 単語学習装置、対話型学習システムおよび単語学習プログラム |
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