JPS59126567A - 現像装置 - Google Patents
現像装置Info
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- JPS59126567A JPS59126567A JP58002399A JP239983A JPS59126567A JP S59126567 A JPS59126567 A JP S59126567A JP 58002399 A JP58002399 A JP 58002399A JP 239983 A JP239983 A JP 239983A JP S59126567 A JPS59126567 A JP S59126567A
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- toner
- roller
- supply roller
- developing device
- supply
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- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03G—ELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
- G03G15/00—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
- G03G15/06—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for developing
- G03G15/08—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for developing using a solid developer, e.g. powder developer
- G03G15/0806—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for developing using a solid developer, e.g. powder developer on a donor element, e.g. belt, roller
- G03G15/0812—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for developing using a solid developer, e.g. powder developer on a donor element, e.g. belt, roller characterised by the developer regulating means, e.g. structure of doctor blade
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- General Physics & Mathematics (AREA)
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は絶縁性粉体トナーを用いる現像装置に関し、特
に感光体や絶縁体等に形成した静電潜像や磁性体に形成
した磁気潜像を現像するのに用いる現像装置に関するも
のである。
に感光体や絶縁体等に形成した静電潜像や磁性体に形成
した磁気潜像を現像するのに用いる現像装置に関するも
のである。
従来、上記感光体等の像担持体に形成した潜像を現像す
るための現像方式は各種提案されている。例えば静電潜
像を現像するための現像方式として、キャリア粒子を併
用することなくトナーのみで現像する一成分現像方式が
広く知られている。この方式は、更に磁性トナーを用い
るものと非磁性トナーを用いるものとに大きく分けられ
る。
るための現像方式は各種提案されている。例えば静電潜
像を現像するための現像方式として、キャリア粒子を併
用することなくトナーのみで現像する一成分現像方式が
広く知られている。この方式は、更に磁性トナーを用い
るものと非磁性トナーを用いるものとに大きく分けられ
る。
しかし、いずれの場合もトナーを像担持体に供給するロ
ーラ等の手段の表面に均一な量のトナ一層を形成したり
、又はこのトナ一層のトナー −を十分に帯電すること
が求められることがある。この様なトナー供給手段の表
面にトナーを均一に塗布することは、塗布層が薄くなれ
ばなるほど困難になる。
ーラ等の手段の表面に均一な量のトナ一層を形成したり
、又はこのトナ一層のトナー −を十分に帯電すること
が求められることがある。この様なトナー供給手段の表
面にトナーを均一に塗布することは、塗布層が薄くなれ
ばなるほど困難になる。
この様な問題を解決するため、上記トナー供給手段の表
面に弾性ブレード板をこの供給手段の移動方向に従って
圧接し、これらブレード板と供給手段との間にトナーを
通すことで、薄層化及び帯電とを同時に行なうことが提
案されている。しかし、上記の構成によると、供給手段
と弾性ブレードとの間に異物がつまシ易く、その結果;
供給手段上にトナーが塗布されない筋状の領域が生じ、
この領域は現像不可能となり現像によシ得る画像の画質
を低下させることになる。
面に弾性ブレード板をこの供給手段の移動方向に従って
圧接し、これらブレード板と供給手段との間にトナーを
通すことで、薄層化及び帯電とを同時に行なうことが提
案されている。しかし、上記の構成によると、供給手段
と弾性ブレードとの間に異物がつまシ易く、その結果;
供給手段上にトナーが塗布されない筋状の領域が生じ、
この領域は現像不可能となり現像によシ得る画像の画質
を低下させることになる。
更に、非磁性トナーを用いる場合は、磁界によξ搬送が
できないため、上記供給手段に対する塗布及び搬送に磁
性トナーに対する以上の困難をともなう。
できないため、上記供給手段に対する塗布及び搬送に磁
性トナーに対する以上の困難をともなう。
本発明の目的は、上記−成分系現像剤のトナーを用い現
像装置が有する問題点を解決することにある。更に詳し
くはトナー供給手段へのトナーの塗布及び帯電を良好に
成し得る現像装置を提供することにある。更には簡単な
構成で磁性・非磁性トナーを問わず、均一な薄層でトナ
ー供給手段表面に薄層化し、且つ十分に帯電することが
可能な現像装置を提供するものである。
像装置が有する問題点を解決することにある。更に詳し
くはトナー供給手段へのトナーの塗布及び帯電を良好に
成し得る現像装置を提供することにある。更には簡単な
構成で磁性・非磁性トナーを問わず、均一な薄層でトナ
ー供給手段表面に薄層化し、且つ十分に帯電することが
可能な現像装置を提供するものである。
上記目的を達成する本発明の現像装置は、絶縁性粉体ト
ナーを貯蔵するトナー収納容器と、この収納容器のトナ
ー出口部に位置し像担持体に上記トナーを供給するため
に回転するトナー供給手段と、この供給手段に対向して
回転し上記トナー出口部からトナーが流出するのを防止
し、且つトナー供給手段の表面に一定厚のトナ一層を形
成するためのトナー塗布量規制手段とを有し、上記トナ
ー供給、:手段と塗布量規制手段の少なくとも一方に弾
性を持たせ、両手段がニップを形成して圧接する様に配
設したものである。
ナーを貯蔵するトナー収納容器と、この収納容器のトナ
ー出口部に位置し像担持体に上記トナーを供給するため
に回転するトナー供給手段と、この供給手段に対向して
回転し上記トナー出口部からトナーが流出するのを防止
し、且つトナー供給手段の表面に一定厚のトナ一層を形
成するためのトナー塗布量規制手段とを有し、上記トナ
ー供給、:手段と塗布量規制手段の少なくとも一方に弾
性を持たせ、両手段がニップを形成して圧接する様に配
設したものである。
以下、実施例及びその説明図に従って本発明を更に詳し
く説明する。
く説明する。
第1図は本発明を適用した現像装置の要部断面図を示す
。図において1は矢印方向に回転する感光ドラムで、図
示しない潜像形成手段によシ靜電像がその表面に形成さ
れる。上記感光ドラム1に対して現像位置で対向する2
はトナー供給ローラで、矢印方向に回転しながらその表
面の絶縁性非磁性トナーを感光ドラム1に供給する。
。図において1は矢印方向に回転する感光ドラムで、図
示しない潜像形成手段によシ靜電像がその表面に形成さ
れる。上記感光ドラム1に対して現像位置で対向する2
はトナー供給ローラで、矢印方向に回転しながらその表
面の絶縁性非磁性トナーを感光ドラム1に供給する。
このトナー供給ローラ2はステンレスやアルミニウム等
の金属スリーブ、又は硬質合成樹脂により構成され、そ
の表面はサンドブラストやサンドベーパ等によりo、2
μ〜10μ程度の凹凸の阻血化処理が成されている。
の金属スリーブ、又は硬質合成樹脂により構成され、そ
の表面はサンドブラストやサンドベーパ等によりo、2
μ〜10μ程度の凹凸の阻血化処理が成されている。
上記ローラ2の現像位置上流側には、トナー塗布量を規
制するための規制ローラ3が対向しており、この規制ロ
ーラ3と上記供給ローラ2により、トナー貯蔵部からト
ナー4が外へ流出するのを阻止している。この規制ロー
ラ3は供給ローラ2との対向位置と同方向に回転し、そ
の速度は供給ローラ2と相違する。また、この規制ロー
ラ3は弾性を有しており、供給ローラ2に対してニップ
を形成して圧接対向している。
制するための規制ローラ3が対向しており、この規制ロ
ーラ3と上記供給ローラ2により、トナー貯蔵部からト
ナー4が外へ流出するのを阻止している。この規制ロー
ラ3は供給ローラ2との対向位置と同方向に回転し、そ
の速度は供給ローラ2と相違する。また、この規制ロー
ラ3は弾性を有しており、供給ローラ2に対してニップ
を形成して圧接対向している。
この規制ローラの構造は、回転中心軸となる剛体芯3a
と、この芯3af包む中間弾性層3bと表面弾性層3c
を有している。中間弾性層3bとしては、連続又は非連
続気泡を有する発泡樹脂やシリコンゴムの如き特に柔軟
質な樹脂を用い得る。これら中間弾性層3bに用いる弾
性体のゴム硬度としては、アスカ−Fで30度〜90涙
程度が適当で、このゴムの硬度は両ローラ間に必要以上
の圧力を加えずにニップを形成することを考慮して決定
する。
と、この芯3af包む中間弾性層3bと表面弾性層3c
を有している。中間弾性層3bとしては、連続又は非連
続気泡を有する発泡樹脂やシリコンゴムの如き特に柔軟
質な樹脂を用い得る。これら中間弾性層3bに用いる弾
性体のゴム硬度としては、アスカ−Fで30度〜90涙
程度が適当で、このゴムの硬度は両ローラ間に必要以上
の圧力を加えずにニップを形成することを考慮して決定
する。
上記中間弾性層3bが連続気泡を有し、トナーが気泡中
に侵入して弾性を変化させてしまう場合、もしくはトナ
ーの組成により変質を生じる場合は、この中間弾性層3
bの周囲を覆う表面弾性層3Cを設けると良い。この様
な表面弾性層3Cとしては、例えば0.3〜2韮程度の
コ゛ム硬度がアスカ−Cで60〜90度の僻脂チュの表
面が好ましくない多孔質を有さない連続気泡や比較的平
滑な表向を有し、トナーによる影響を受けない場合、災
に表面弾性層を設ける必要はない。
に侵入して弾性を変化させてしまう場合、もしくはトナ
ーの組成により変質を生じる場合は、この中間弾性層3
bの周囲を覆う表面弾性層3Cを設けると良い。この様
な表面弾性層3Cとしては、例えば0.3〜2韮程度の
コ゛ム硬度がアスカ−Cで60〜90度の僻脂チュの表
面が好ましくない多孔質を有さない連続気泡や比較的平
滑な表向を有し、トナーによる影響を受けない場合、災
に表面弾性層を設ける必要はない。
上記規制ローラ3の表面層は、供給ローラとのニップ部
で供給ローラへのトナーの付着層厚を規制し、且つ、ト
ナーに対して摩擦帯電を行なう。この摩擦帯電は主にニ
ップ部の供給ローラ表面とトナーとの間で成され、供給
ローラ上のトナーを所定極性に摩擦帯電するだめの材質
をこの供給ローラの表面に選ぶと良い。例えば正(+)
にトナーを帯電するとぎはテフロン(商品名)を、そし
て、負(−)に帯電するときはナイロン(商品名)等の
合成樹脂を用いれば良い0ただし、テフロン等の表面の
摩擦抵抗が小さいものを用い規制ローラの表面を平滑に
すると、上記ニップ部をトナーが通過し易く、トナ一層
厚の規制及びトナーの摩擦帯電が十分に行なわれない場
合を生じることがある。この様なときは、規制ローラの
表面を荒すことで解決できる。
で供給ローラへのトナーの付着層厚を規制し、且つ、ト
ナーに対して摩擦帯電を行なう。この摩擦帯電は主にニ
ップ部の供給ローラ表面とトナーとの間で成され、供給
ローラ上のトナーを所定極性に摩擦帯電するだめの材質
をこの供給ローラの表面に選ぶと良い。例えば正(+)
にトナーを帯電するとぎはテフロン(商品名)を、そし
て、負(−)に帯電するときはナイロン(商品名)等の
合成樹脂を用いれば良い0ただし、テフロン等の表面の
摩擦抵抗が小さいものを用い規制ローラの表面を平滑に
すると、上記ニップ部をトナーが通過し易く、トナ一層
厚の規制及びトナーの摩擦帯電が十分に行なわれない場
合を生じることがある。この様なときは、規制ローラの
表面を荒すことで解決できる。
またニップ部におけるニップ幅は、両ローラで3間の圧
力や規制ローラ3の弾性力、更には両ローラの周速度差
等の条件を考慮して設定する。
力や規制ローラ3の弾性力、更には両ローラの周速度差
等の条件を考慮して設定する。
上記第1図の現像装置においてトナー4の貯蔵部は、両
ローラ2・3及び装置の筐体5により構成されている。
ローラ2・3及び装置の筐体5により構成されている。
、また、この筺体5と各ロー22・3間には、トナーが
上記貯蔵部から漏れるのを防止するだめのフィルム状の
シール部材6・7が設けである。上記トナー貯蔵部の中
央部には、トナーを攪拌し且つ両ローラのニップ部方向
にトナーを移送するための攪拌羽8が設けてあシ、供給
ローラの動きに連動して矢印方向に回転する。
上記貯蔵部から漏れるのを防止するだめのフィルム状の
シール部材6・7が設けである。上記トナー貯蔵部の中
央部には、トナーを攪拌し且つ両ローラのニップ部方向
にトナーを移送するための攪拌羽8が設けてあシ、供給
ローラの動きに連動して矢印方向に回転する。
次に第1図の現像装置における供給ローラ2と規制ロー
ラ3との回転について述べる。本実施例にお・いては両
ローラはニップ部において同方向に回転することは既に
述べたがその速度については規制ローラの周速度を供給
ローラの周速度よりも落すことが好ましい。逆に内周速
度がまったく同一である場合には、供給ローラ上のトナ
ーが規制ローラとの間に取込まれる状態で挾持されその
まま通過することがある。この様なトナーの通過は供給
ローラ上のトナーが所定のトナ一層厚に規制されないば
かりが、現像時に必要となる適正な量の摩擦帯電を発生
しないため、宿像を十分に現像できなかつたり、史には
供給ローラ上のトナーが飛散する原因にもなる。
ラ3との回転について述べる。本実施例にお・いては両
ローラはニップ部において同方向に回転することは既に
述べたがその速度については規制ローラの周速度を供給
ローラの周速度よりも落すことが好ましい。逆に内周速
度がまったく同一である場合には、供給ローラ上のトナ
ーが規制ローラとの間に取込まれる状態で挾持されその
まま通過することがある。この様なトナーの通過は供給
ローラ上のトナーが所定のトナ一層厚に規制されないば
かりが、現像時に必要となる適正な量の摩擦帯電を発生
しないため、宿像を十分に現像できなかつたり、史には
供給ローラ上のトナーが飛散する原因にもなる。
従って、両ローラは好ましくはその周速度を変化させ、
その変化量は規制ローラ4の速度全供給ローラ3に対し
て5倍以上、好ましくは50倍以上遅くすると良い。更
に、規制ローラ4の回転は連続回転の外にも、断続的な
回転であっても良い。
その変化量は規制ローラ4の速度全供給ローラ3に対し
て5倍以上、好ましくは50倍以上遅くすると良い。更
に、規制ローラ4の回転は連続回転の外にも、断続的な
回転であっても良い。
この様に供給ローラ2と規制ローラ3との回転方向を両
者が対向する位置で逆方向とせずにニップ間に挾まった
固化したトナーや異物をニップ外に排出し、供給ローラ
2上にすじ状のトナーが存在しない領域が発生するのを
防止する。
者が対向する位置で逆方向とせずにニップ間に挾まった
固化したトナーや異物をニップ外に排出し、供給ローラ
2上にすじ状のトナーが存在しない領域が発生するのを
防止する。
更に、同方向に回転することにより、同方向に設定する
ことの効果としては、供給ローラと接触した状態又はト
ナーが介在した状態でこの供給ローラと対方向に回転さ
せないので、高い回転トルクを必要としない点にある。
ことの効果としては、供給ローラと接触した状態又はト
ナーが介在した状態でこの供給ローラと対方向に回転さ
せないので、高い回転トルクを必要としない点にある。
即ち、逆方向に回転すると、規制ローラ上に付着したト
ナ゛−を除去しなければならなく、このためのトナー除
去部材も規制ローラの回転を妨げる方向に作用する。従
って、駆動系の構造が本実施例のものよりも大型化した
り、または重くなることは避けられない。
ナ゛−を除去しなければならなく、このためのトナー除
去部材も規制ローラの回転を妨げる方向に作用する。従
って、駆動系の構造が本実施例のものよりも大型化した
り、または重くなることは避けられない。
この様に供給ローラ2と規制ローラ3との回転方向を上
記第1図の実施例に設定することによシ、回転トルクの
低減及び装置構造の簡易化等が可能になった。
記第1図の実施例に設定することによシ、回転トルクの
低減及び装置構造の簡易化等が可能になった。
次に上記第1図の現像装置による現像動作を説明する。
第1図において供給ローラ2の回転にともない、このロ
ーラ2上のトナーは規制ロー23の、位置へ移動する。
ーラ2上のトナーは規制ロー23の、位置へ移動する。
そして、ニップ部を形成して圧接されている両ローラ間
に至ったトナーは、供給ローラとは異速度で回転する規
制ローラを通過するときの摩擦帯電により所定極性に帯
電きれると同時に、一定の層厚に規制された後、感光ド
ラム1の現像位置に至る。この現像位置ではドラム1と
ローラ3とが100〜500μの間隙で対向しており、
両部材間に印加した交流バイアスにより生じる交番電界
の作用により、トナーは感光ドラム1の浩像へ飛翔し現
像を完了する。
に至ったトナーは、供給ローラとは異速度で回転する規
制ローラを通過するときの摩擦帯電により所定極性に帯
電きれると同時に、一定の層厚に規制された後、感光ド
ラム1の現像位置に至る。この現像位置ではドラム1と
ローラ3とが100〜500μの間隙で対向しており、
両部材間に印加した交流バイアスにより生じる交番電界
の作用により、トナーは感光ドラム1の浩像へ飛翔し現
像を完了する。
次に供給ローラ2と規制ローラ3とによりニップを形成
する本発明の現像装置においては、少なくとも一方のロ
ーラの表面を阻血化することまたは弾性を持たせること
が、トナー量の規制及び十分な帯電に有効である理由を
以下説明する。
する本発明の現像装置においては、少なくとも一方のロ
ーラの表面を阻血化することまたは弾性を持たせること
が、トナー量の規制及び十分な帯電に有効である理由を
以下説明する。
第2図は第1図の現像装置のニップ形成部を拡大したも
ので、第2図(a)は供給ローラ2が剛体で表面が鏡面
である場合、一方、第2図(blは同じく供給ローラは
剛体であシ且つ阻血化合しである場合を示す。
ので、第2図(a)は供給ローラ2が剛体で表面が鏡面
である場合、一方、第2図(blは同じく供給ローラは
剛体であシ且つ阻血化合しである場合を示す。
上記構成において、供給ローラ2と規制ローラ3とは実
質的に逆方向に回転することになる。
質的に逆方向に回転することになる。
この状態で供給ローラ2表面が鏡面であると、ニップ間
に秋まれたトナー4はこの供給ローラと規制ローラとの
接触面でのみ摺擦されるに過ぎない。従って、トナーの
帯電はトナーの限られた部分においてのみ成される。ま
た、供給ローラが鏡面であるため、挾持されたトナーは
ニップ間を滑べる様に移動してこのニップ間全通過して
しまう。このためニップ部においである程度のトナーの
均平化は成されるものの、帯電効果と同様に均平化効果
についても限界がある。
に秋まれたトナー4はこの供給ローラと規制ローラとの
接触面でのみ摺擦されるに過ぎない。従って、トナーの
帯電はトナーの限られた部分においてのみ成される。ま
た、供給ローラが鏡面であるため、挾持されたトナーは
ニップ間を滑べる様に移動してこのニップ間全通過して
しまう。このためニップ部においである程度のトナーの
均平化は成されるものの、帯電効果と同様に均平化効果
についても限界がある。
この問題は上記供給ローラ面を阻血化することにより解
決される。封IJち、第2図(b)の如くローラ2の表
面を阻血化することで、ニップ間のトナー4は両ローラ
2・3との摩擦力により矢印で示す様な抗力を発生する
。その結果、ニップ間のトナー4の動きは活発になり、
十分にほぐされて均平化されるのと同時に、トナーの各
面が摺擦されることで摩擦帯電の付与が十分に成される
。従って、供給ローラ面を阻血化することで、ニップ間
を通過するトナーは十分に帯電され、同時によくほぐさ
れて均一な層となり現像位置に供給されることになる。
決される。封IJち、第2図(b)の如くローラ2の表
面を阻血化することで、ニップ間のトナー4は両ローラ
2・3との摩擦力により矢印で示す様な抗力を発生する
。その結果、ニップ間のトナー4の動きは活発になり、
十分にほぐされて均平化されるのと同時に、トナーの各
面が摺擦されることで摩擦帯電の付与が十分に成される
。従って、供給ローラ面を阻血化することで、ニップ間
を通過するトナーは十分に帯電され、同時によくほぐさ
れて均一な層となり現像位置に供給されることになる。
上記供給ローラの阻血化による効果は、この供給ローラ
に対向する規制ローラに対しても有効に作用するもので
、第2図(b)の規制ローラ3の表面を供給ローラとと
もに阻血化しても良い。
に対向する規制ローラに対しても有効に作用するもので
、第2図(b)の規制ローラ3の表面を供給ローラとと
もに阻血化しても良い。
又は規制ローラ3のみを阻血化し、供給ローラ2側に弾
性を持たせても良い。特に両ローラを阻血化するときは
、阻血が線状に形成されるならば、両ローラの阻血化の
ための線の方向がニップ部で異方向にすることで、トナ
ーをより均平化することが可能となる。
性を持たせても良い。特に両ローラを阻血化するときは
、阻血が線状に形成されるならば、両ローラの阻血化の
ための線の方向がニップ部で異方向にすることで、トナ
ーをより均平化することが可能となる。
なお、上記の様なローラ面に形成する阻血としては、0
.2〜10μ、好ましくは0.5〜4μ程度とし、使用
するトナー粒径よりも小さい凹凸面を形成すると良い結
果が得られた。
.2〜10μ、好ましくは0.5〜4μ程度とし、使用
するトナー粒径よりも小さい凹凸面を形成すると良い結
果が得られた。
一方、ニップ内のトナーを十分に帯電することに注目す
ると、第1図の装置の如く規制ローラを弾性体とするこ
とがいかに有効であるかを第3図により説明する。この
第3図はいづれもニップ形成部を拡大したものであり、
第3図(alは規制ローラの弾性層3dの弾性度が極め
て低い場合を示す。この様に規制ローラ側の弾性度が低
いと規制ローラ3dがトナー4を押し付けて均平化する
効果は期待できるかもしれないが、この規制ローラ3d
が十分にトナー面を摺擦することは不可能となる。従っ
て、トナー4は供給ローラ2と規制ローラ3dとの摺擦
によってのみ帯電されるため、トナーの帯電が不足する
ことが予想きれる。
ると、第1図の装置の如く規制ローラを弾性体とするこ
とがいかに有効であるかを第3図により説明する。この
第3図はいづれもニップ形成部を拡大したものであり、
第3図(alは規制ローラの弾性層3dの弾性度が極め
て低い場合を示す。この様に規制ローラ側の弾性度が低
いと規制ローラ3dがトナー4を押し付けて均平化する
効果は期待できるかもしれないが、この規制ローラ3d
が十分にトナー面を摺擦することは不可能となる。従っ
て、トナー4は供給ローラ2と規制ローラ3dとの摺擦
によってのみ帯電されるため、トナーの帯電が不足する
ことが予想きれる。
第3図(blはこの問題を解決した規制ローラ3eの構
成を示し、この様にローラに十分な弾性を持たせろこと
により、ニップ間のトナーは規制ローラにより十分に摺
擦される。従って、トナーが両ローラ間を通過するだけ
で必要な電位に帯′亀されるのみならず、上記摺擦によ
り摩擦力が大きくトナーに作用し、トナー會はぐしたり
する効果を奏する。
成を示し、この様にローラに十分な弾性を持たせろこと
により、ニップ間のトナーは規制ローラにより十分に摺
擦される。従って、トナーが両ローラ間を通過するだけ
で必要な電位に帯′亀されるのみならず、上記摺擦によ
り摩擦力が大きくトナーに作用し、トナー會はぐしたり
する効果を奏する。
なお、弾性を有する材料として使用できるものとしては
、トナーを所定極性に帯電できること、またトナーによ
る化学変化を生じないこと等を考慮すると、使用できる
材料が限られることがある。しかし、この様な問題は第
1図に示した規制ローラ3の如く、ローラの弾性層を複
数層にすることでも解決できる。第3図(C)は複数層
にした場合のニップ部を示し、図中3bは中間弾性層で
3Cは表面層を示す。図の構成によシ、実際に規制ロー
ラの表面にトナー4を押付ける弾性層は、トナー4と表
面層3Cにより隔離されるため何ら化学的な悪影響は受
けない。
、トナーを所定極性に帯電できること、またトナーによ
る化学変化を生じないこと等を考慮すると、使用できる
材料が限られることがある。しかし、この様な問題は第
1図に示した規制ローラ3の如く、ローラの弾性層を複
数層にすることでも解決できる。第3図(C)は複数層
にした場合のニップ部を示し、図中3bは中間弾性層で
3Cは表面層を示す。図の構成によシ、実際に規制ロー
ラの表面にトナー4を押付ける弾性層は、トナー4と表
面層3Cにより隔離されるため何ら化学的な悪影響は受
けない。
そして同時に表面層3Cは中間弾性層3bとはまったく
別部品で構成できるため、使用に際して選択できる範囲
は広くなり、トナーの帯電特性を十分に考慮した材料を
選ぶことが可能となる。従って、その結果、現像装置の
性能をより高めることができる。
別部品で構成できるため、使用に際して選択できる範囲
は広くなり、トナーの帯電特性を十分に考慮した材料を
選ぶことが可能となる。従って、その結果、現像装置の
性能をより高めることができる。
上記弾性層の説明では、−規制ローラに設けた場合につ
いて述べたが、この様な弾性層は供給ローラ側に設けた
り、又は供給ローラと規制ローラの両者に設けても良い
。また、第2図で述べた阻血の関係では、一方のローラ
を剛体で構成してその表面を阻血化し、他のローラを弾
性体とすることで、上記阻血による効果と同時に弾性体
による効果を同時に得ることができる。
いて述べたが、この様な弾性層は供給ローラ側に設けた
り、又は供給ローラと規制ローラの両者に設けても良い
。また、第2図で述べた阻血の関係では、一方のローラ
を剛体で構成してその表面を阻血化し、他のローラを弾
性体とすることで、上記阻血による効果と同時に弾性体
による効果を同時に得ることができる。
更には、両ローラ2・3に弾性を持たせ、各々のローラ
表面を阻血化しても良いことは勿論のことである。
表面を阻血化しても良いことは勿論のことである。
更に、供給ローラ2と規制ローラ3の回転方向について
は、第1図の如く供給ローラ2に対して規制ローラ3を
同方向に回転させる以外にも、逆方向に回転しても良い
。この場合においても、両ローラによるニップ間で対向
するローラ面は変化するので、ニップ間に異物等が侵入
しても、ニップ外に排除することが可能となる。
は、第1図の如く供給ローラ2に対して規制ローラ3を
同方向に回転させる以外にも、逆方向に回転しても良い
。この場合においても、両ローラによるニップ間で対向
するローラ面は変化するので、ニップ間に異物等が侵入
しても、ニップ外に排除することが可能となる。
第4図は本発明の他の実施例を示す現像装置の断面図で
、この装置では供給ローラと規制ローラの両方が弾性を
有している。
、この装置では供給ローラと規制ローラの両方が弾性を
有している。
図において一供給ローラ9は金属ス!J z/9aの
表面に導電性を有する弾性体層9bを有している。一方
、このローラ9上のトナー量を規制する規制ローラ10
は、剛体芯10aの表面に絶縁性の弾性層10b ’e
有し、両口−29・10間を通過するトナーを所定の極
性に帯電する。そして、帯電したトナーはこの供給ロー
ラ9によシ感光ドラム11に搬送される。
表面に導電性を有する弾性体層9bを有している。一方
、このローラ9上のトナー量を規制する規制ローラ10
は、剛体芯10aの表面に絶縁性の弾性層10b ’e
有し、両口−29・10間を通過するトナーを所定の極
性に帯電する。そして、帯電したトナーはこの供給ロー
ラ9によシ感光ドラム11に搬送される。
感光ドラム11の現像位置では、上記供給ローラ10が
このドラム11に対して接触対向しており、ローラ′9
上のトナーはローラ9とドラム11とが形成するニップ
間でこの感光ドラム上の潜像を現像する。
このドラム11に対して接触対向しており、ローラ′9
上のトナーはローラ9とドラム11とが形成するニップ
間でこの感光ドラム上の潜像を現像する。
この様に、供給ロー29の表面を弾性体とすることで感
光ドラムに対して供給ローラを接触させて現像すること
も可能となる。これによシ上記第1図の実施例の場合よ
りも現像装置の各ローラ間の距離や現像バイアス等の諸
条件に幅を持たせて設定することが可能となる。
光ドラムに対して供給ローラを接触させて現像すること
も可能となる。これによシ上記第1図の実施例の場合よ
りも現像装置の各ローラ間の距離や現像バイアス等の諸
条件に幅を持たせて設定することが可能となる。
第5図は本発明の更に別の実施例を示す現像装置の断面
図を示す。この実施例においては供給ローラ12と規制
ローラ13とはニップ°部で同方向に回転し、現像位置
ではこの供給ローラ12に対し感光ドラム13は逆方向
に回転している。また、規制ローラ13は供給ローラ1
2に対して下部に位置するが、両ローラ12・13はト
ナー貯蔵部のトナー出口に位置し、トナー貯蔵部の一部
を構成すると同時に、現像に必要なトナーの供給を行な
っている。
図を示す。この実施例においては供給ローラ12と規制
ローラ13とはニップ°部で同方向に回転し、現像位置
ではこの供給ローラ12に対し感光ドラム13は逆方向
に回転している。また、規制ローラ13は供給ローラ1
2に対して下部に位置するが、両ローラ12・13はト
ナー貯蔵部のトナー出口に位置し、トナー貯蔵部の一部
を構成すると同時に、現像に必要なトナーの供給を行な
っている。
この実施例においては、供給ローラ12は表面を阻血化
した金属スリーブを用い、規制ロー213には剛体芯1
3aとその表面の非連続発泡体より成る弾性体層13b
を設けている。そして、供給ローラの現像位置では第1
図の実施例と同様に、感光ドラム14と供給ローラ12
との間に交番電界全印加している。
した金属スリーブを用い、規制ロー213には剛体芯1
3aとその表面の非連続発泡体より成る弾性体層13b
を設けている。そして、供給ローラの現像位置では第1
図の実施例と同様に、感光ドラム14と供給ローラ12
との間に交番電界全印加している。
上記第1図から第3図の実施例に2いては、絶縁性非磁
性トナーを用いているが、勿論、磁性トナーに対しても
本発明は有効であり第6図にその実施例を示す。
性トナーを用いているが、勿論、磁性トナーに対しても
本発明は有効であり第6図にその実施例を示す。
第6図の現像装置は第1図の供給ローラ2を磁性トナー
用に変更したものである。図において15は矢印方向に
回転する非磁性スリーブより成る供給ローラで、表面を
組曲化したアルミニウムやステンレス等の金属スリーブ
を示す〇この供給ローラ15の中には固定した磁石16
が配設しである。磁石16にはローラ15表面に磁性ト
ナー17を保持するための、及び現像位置でトナーをほ
ぐすための複数の磁極が配設しである。
用に変更したものである。図において15は矢印方向に
回転する非磁性スリーブより成る供給ローラで、表面を
組曲化したアルミニウムやステンレス等の金属スリーブ
を示す〇この供給ローラ15の中には固定した磁石16
が配設しである。磁石16にはローラ15表面に磁性ト
ナー17を保持するための、及び現像位置でトナーをほ
ぐすための複数の磁極が配設しである。
上記現像装置においては、供給ローラ15と規制ローラ
3と全第1図の装置と同様に回転することによシ、供給
ローラ表面にトナー17が磁力によシ保持され、規制ロ
ーラ3に至る。そして、トナー17は非磁性トナーと同
じくこの規制ローラ3によりその厚さが規制され、同時
に両ローラが形成するニップ間で摩擦帯電されて現像位
置に至る。現像位置では供給ローラ15と感光ドラム1
との間に形成された交番電界により、トナーは潜像にの
み付着して現像を終了する。
3と全第1図の装置と同様に回転することによシ、供給
ローラ表面にトナー17が磁力によシ保持され、規制ロ
ーラ3に至る。そして、トナー17は非磁性トナーと同
じくこの規制ローラ3によりその厚さが規制され、同時
に両ローラが形成するニップ間で摩擦帯電されて現像位
置に至る。現像位置では供給ローラ15と感光ドラム1
との間に形成された交番電界により、トナーは潜像にの
み付着して現像を終了する。
なお、上記装置においては、トナー17は供給ローラ表
面に対して磁力により積極的に持去られるため、第1図
で示した様な攪拌又はトナー搬送用の手段は必ずしも必
要とはならないが、トナーの固化防止のためにはあって
も良い。また、磁性トナーを用いる場合であっても、各
ローラの回転方向、及び表面の阻血化及び弾性構成につ
いては、上記非磁性トナーと同様に各種の変形例が適用
し得ることは勿論のことである。
面に対して磁力により積極的に持去られるため、第1図
で示した様な攪拌又はトナー搬送用の手段は必ずしも必
要とはならないが、トナーの固化防止のためにはあって
も良い。また、磁性トナーを用いる場合であっても、各
ローラの回転方向、及び表面の阻血化及び弾性構成につ
いては、上記非磁性トナーと同様に各種の変形例が適用
し得ることは勿論のことである。
〔実験1〕
供給ローラとしては直径30龍のステンレスパイプを用
い、その表面はサンドブラストにより平均粗さ2μの阻
血にしだ。一方、規制ローラは直径8朋のステンレスの
芯金にゴム硬度10度のウレタンゴムを注型成形し、最
大外径を14寵とし、その表面をテフロン熱収縮チュー
ブで被覆して外径を16朋にした。そして、第1図の構
成に現像装置を作成し、両ローラを21cgで圧接し、
ニップ幅を約1謂とした。
い、その表面はサンドブラストにより平均粗さ2μの阻
血にしだ。一方、規制ローラは直径8朋のステンレスの
芯金にゴム硬度10度のウレタンゴムを注型成形し、最
大外径を14寵とし、その表面をテフロン熱収縮チュー
ブで被覆して外径を16朋にした。そして、第1図の構
成に現像装置を作成し、両ローラを21cgで圧接し、
ニップ幅を約1謂とした。
上記構成で現像装置を作動させるときは、供給ローラを
120nyx/ secの周速度で駆動し、規制ローラ
はQ、 17 mx/ secで回転させた。現像位置
では感光ドラムとトナー供給ローラとの間隙を300μ
とし、両部材間に現像バイアスとして周波数1.5kH
zで1.4kVpp(ピーク・ツー・ピーク電圧)の電
圧を印加し、感光体上の負極性で一600■の潜像を現
像した。なお、トナーとしては磁性成分を有さないポリ
スチレン95部と、荷電制御剤5部より成る平均粒径1
0μの黒色トナーを用いた。
120nyx/ secの周速度で駆動し、規制ローラ
はQ、 17 mx/ secで回転させた。現像位置
では感光ドラムとトナー供給ローラとの間隙を300μ
とし、両部材間に現像バイアスとして周波数1.5kH
zで1.4kVpp(ピーク・ツー・ピーク電圧)の電
圧を印加し、感光体上の負極性で一600■の潜像を現
像した。なお、トナーとしては磁性成分を有さないポリ
スチレン95部と、荷電制御剤5部より成る平均粒径1
0μの黒色トナーを用いた。
上記構成の現像装置を用い、感光ドラム上の潜像を現像
する耐久実験を行なったところ、A4サイ、((JIS
)の縦方向を感光ドラムの縦方向にして2000枚分に
渡シ連続現像したが、何ら現像器に支障を来たさず、現
像画像にも白すし状の模様の発生は見られなかった。し
かし、上記規制ローラの回転を止め他の条件を同一にし
ての耐久実験の結果は、わずか500枚分の現像で画像
に幅約0.5闘の白すじ状の模様が多数発生した。その
原因について調べた結果、供給ローラと規制ローラ間に
固化したトナーや異物が挾持され、これらが供給ローラ
上のトナーを除去しているためであった。
する耐久実験を行なったところ、A4サイ、((JIS
)の縦方向を感光ドラムの縦方向にして2000枚分に
渡シ連続現像したが、何ら現像器に支障を来たさず、現
像画像にも白すし状の模様の発生は見られなかった。し
かし、上記規制ローラの回転を止め他の条件を同一にし
ての耐久実験の結果は、わずか500枚分の現像で画像
に幅約0.5闘の白すじ状の模様が多数発生した。その
原因について調べた結果、供給ローラと規制ローラ間に
固化したトナーや異物が挾持され、これらが供給ローラ
上のトナーを除去しているためであった。
次に供給ローラと規制ローラとをニップ部で同方向で且
つ同一周速度で回転したところ、現像像は十分な画像濃
度が得られなかったばかシか、明部はトナーによる地か
ぶりが発生していた。このことは、トナーが規制ローラ
によシ十分に帯電されなかったこと、及び、供給ローラ
上のトナーが過剰に厚く塗布されることを裏付けるもの
である。
つ同一周速度で回転したところ、現像像は十分な画像濃
度が得られなかったばかシか、明部はトナーによる地か
ぶりが発生していた。このことは、トナーが規制ローラ
によシ十分に帯電されなかったこと、及び、供給ローラ
上のトナーが過剰に厚く塗布されることを裏付けるもの
である。
〔実験2〕
上記〔実験1〕と同一現像装置を用い、規制ローラを5
秒間に1朋づつ上記方向と同一方向に駆動した。この規
制ローラの駆動機構としては、第7図の如く感光ドラム
1の回転に同期する第1歯車18に歯合する第2歯車1
9により、その周面の一部を切欠いたカム20を回転さ
せる。このカム200周面には軸21を中心に揺動する
アーム22の一方がバネ23により付勢されている。こ
れによシカム20の凹部にアーム22の先端が嵌合する
と、このアーム22は軸21を中心に反時計方向に回転
し、他端はラチェットづめ車24から離間する。つめ車
24は上記規制ローラの回転軸3aに取付けであるので
、ラチット車からアームの端部が外れた瞬間だけ、この
規制ローラは供給ローラ2に従動して上記方向に回転す
る。
秒間に1朋づつ上記方向と同一方向に駆動した。この規
制ローラの駆動機構としては、第7図の如く感光ドラム
1の回転に同期する第1歯車18に歯合する第2歯車1
9により、その周面の一部を切欠いたカム20を回転さ
せる。このカム200周面には軸21を中心に揺動する
アーム22の一方がバネ23により付勢されている。こ
れによシカム20の凹部にアーム22の先端が嵌合する
と、このアーム22は軸21を中心に反時計方向に回転
し、他端はラチェットづめ車24から離間する。つめ車
24は上記規制ローラの回転軸3aに取付けであるので
、ラチット車からアームの端部が外れた瞬間だけ、この
規制ローラは供給ローラ2に従動して上記方向に回転す
る。
上記構成によシ規制ローラ3を間欠的に回転させても、
上記条件では2000枚分の現像を終了しても白すじ模
様等は発生しなかった。
上記条件では2000枚分の現像を終了しても白すじ模
様等は発生しなかった。
〔実験3〕
供給ローラとして直径28韻のアルミニウムパイプ表面
に、カーボン含有シリコンゴムを2mlの厚さに被覆し
た。一方、規制ローラは直径8mrttのステンレス芯
金に直径14mmのスポンジ層を設けた。そして、第4
図の構成に現像装置を作成し、両ローラを約1.5 t
cgで圧接し、ニップ争を約2關に設定した。
に、カーボン含有シリコンゴムを2mlの厚さに被覆し
た。一方、規制ローラは直径8mrttのステンレス芯
金に直径14mmのスポンジ層を設けた。そして、第4
図の構成に現像装置を作成し、両ローラを約1.5 t
cgで圧接し、ニップ争を約2關に設定した。
上記現像装置は、供給ローラを50朋/secの周速度
で駆動し、規制ローラは0. B ++++a/ se
cの周速度でニップ部で逆方向に回転させた。なお、感
光ドラムと供給ローラとは接触状態で現像するため、両
部材を圧接し、二ッグ幅を7 tttyxとした。この
場合の感光ドラムの潜像は暗部電位が一600Vで明部
電位が一150■であシ、トナーは正極性に帯電したも
のを用いて2す、現像バイアスは一200Vの直流とし
た。トナーは上記〔実験1〕の場合と同様のものを用い
ている。
で駆動し、規制ローラは0. B ++++a/ se
cの周速度でニップ部で逆方向に回転させた。なお、感
光ドラムと供給ローラとは接触状態で現像するため、両
部材を圧接し、二ッグ幅を7 tttyxとした。この
場合の感光ドラムの潜像は暗部電位が一600Vで明部
電位が一150■であシ、トナーは正極性に帯電したも
のを用いて2す、現像バイアスは一200Vの直流とし
た。トナーは上記〔実験1〕の場合と同様のものを用い
ている。
上記構成においても非磁性トナーは、供給ローラ上に良
好に塗布できたが、規制ローラを停止させて用いた場合
、15分の連続使用で供給ローラ上にトナーが存在しな
い白すし状の模様が生じてしま°・りた。
好に塗布できたが、規制ローラを停止させて用いた場合
、15分の連続使用で供給ローラ上にトナーが存在しな
い白すし状の模様が生じてしま°・りた。
〔実験4〕
上記〔実験1〕の装置の供給ローラの内部にロール状の
磁石を配設し、第6図の構成の現像装置を作成した。そ
して、トナーにはポリスチレン80部、マグネタイト1
5部、荷電制御剤5部より成る平均粒径8μの磁性[・
ナーを用いた。なお現像時には上記〔実験1〕と同様に
各ローラを回転させ、両部材間に現像バイアスと5 してkHzで、1.4 kVpp (ピーク、ツー、ピ
ークへ 電圧)の電圧を印加した。
磁石を配設し、第6図の構成の現像装置を作成した。そ
して、トナーにはポリスチレン80部、マグネタイト1
5部、荷電制御剤5部より成る平均粒径8μの磁性[・
ナーを用いた。なお現像時には上記〔実験1〕と同様に
各ローラを回転させ、両部材間に現像バイアスと5 してkHzで、1.4 kVpp (ピーク、ツー、ピ
ークへ 電圧)の電圧を印加した。
上記構成によっても、供給ローラ上のトナーは均一な厚
さとな9、且つ十分な摩擦帯電による電位を発生してい
た。この条件で2時間に渡ローラを停止させた状態で連
続駆動したところ25分後には、供給ローラ上に白すじ
状のトナーが存在した部分を発生した。次に供給ローラ
と規制ローラとをニップ部で同方向に同速度で回転させ
たところ、上記〔実験1〕の場合と同様に、十分な画像
濃度が得られず同時に地かぶりを生じた。
さとな9、且つ十分な摩擦帯電による電位を発生してい
た。この条件で2時間に渡ローラを停止させた状態で連
続駆動したところ25分後には、供給ローラ上に白すじ
状のトナーが存在した部分を発生した。次に供給ローラ
と規制ローラとをニップ部で同方向に同速度で回転させ
たところ、上記〔実験1〕の場合と同様に、十分な画像
濃度が得られず同時に地かぶりを生じた。
上記本発明によれば供給ローラ上には磁性。
非磁性を問わずトナー供給手段表面に均一な厚さのトナ
ー・層が形成できた。そして、同時に供給手段と塗布量
規制手段の少なくとも一方に弾性を持たせて形成したニ
ップ間をトナーが通過することで、トナーを十分な電位
に帯電することが可能となった。また、両手段をトナー
貯蔵部の出口部に設けるため、貯蔵部のトナーが直接こ
れら両部材によシ像担持体に供給されるだめ、構成が簡
単になるという構成上の効果をも生じた。更に、本発明
の現像装置では、斧性体によシ形成されたニップ部をト
ナーが通過して現像位置に至るため、トナーのよシ一層
の均平化及び摺擦による摩擦帯電効果を得るものとなっ
た。
ー・層が形成できた。そして、同時に供給手段と塗布量
規制手段の少なくとも一方に弾性を持たせて形成したニ
ップ間をトナーが通過することで、トナーを十分な電位
に帯電することが可能となった。また、両手段をトナー
貯蔵部の出口部に設けるため、貯蔵部のトナーが直接こ
れら両部材によシ像担持体に供給されるだめ、構成が簡
単になるという構成上の効果をも生じた。更に、本発明
の現像装置では、斧性体によシ形成されたニップ部をト
ナーが通過して現像位置に至るため、トナーのよシ一層
の均平化及び摺擦による摩擦帯電効果を得るものとなっ
た。
第1図は本発明を適用した現像装置の一実施例を示す装
置断面図、第2図(a)と第2図(b)は供給ローラ又
は規制ローラの少なくとも一方が阻血化されていること
による効果を示す説明図、第3図(alから第3図(C
1は供給ローラ又は規制ローラの少なくとも一方が弾性
を有することの効果を示す説明図、第4図から第6図は
本発明を適用した現像装置の他の実施例を示す装置断面
図、第7図は規制ローラを断続駆動するための機構の正
面図である。図において1 、11 、14は感光ドラ
ム、2 、9 、12 、15は供給ローラ、 3゜1
0 、13は規制ローラ、4,17はトナーを示す。 出願人 キャノン株式会社 姿心片 代理人 丸 島 儀 菫匣l 84 団 85ぴ
置断面図、第2図(a)と第2図(b)は供給ローラ又
は規制ローラの少なくとも一方が阻血化されていること
による効果を示す説明図、第3図(alから第3図(C
1は供給ローラ又は規制ローラの少なくとも一方が弾性
を有することの効果を示す説明図、第4図から第6図は
本発明を適用した現像装置の他の実施例を示す装置断面
図、第7図は規制ローラを断続駆動するための機構の正
面図である。図において1 、11 、14は感光ドラ
ム、2 、9 、12 、15は供給ローラ、 3゜1
0 、13は規制ローラ、4,17はトナーを示す。 出願人 キャノン株式会社 姿心片 代理人 丸 島 儀 菫匣l 84 団 85ぴ
Claims (6)
- (1)絶縁性粉体トナーを貯蔵するトナー収納容器と、
この収納容器のトナー出口部に位置し像担持体釦上記ト
ナーを供給するために回転するトナー供給手段と、この
供給手段に対向して回転し上記供給手段と協同してトナ
ー出口部からトナーが流出するのを防止し、且つトナー
供給手段の表面に一定厚のトナ一層を形成するためのト
ナー塗布量規制手段とを有し、上記トナー供給手段と塗
布量規制手段の少なくとも一方に弾性を持たせ、両手段
がニップを形成して圧接する様に配設したことを特徴と
する現像装置。 - (2)上記トナー供給手段と塗布量規制手段とを異なる
周速度で回転させることを特徴とする特許請求の範囲第
(1)項に記載の現像装置。 - (3)上記トナー供給ローラの表面を阻血化することを
特徴とする特許請求の範囲第(1)項又は第(2)項に
記載の現像装置。 - (4)上記トナー供給手段の表面を阻血化し、トナー塗
布量規制手段に弾性を持たせることを特徴とする特許請
求の範囲第(1)項又は第(2)項に記載の現像装置。 - (5)上記トナー供給手段を剛体で構成し、像担持体に
対して離間して配設し、この供給手段と像担持体との間
に交番電界を形成し現像することを特徴とする特許請求
の範囲第(1)項又は第(2)項に記載の現像装置。 - (6)上記トナー供給手段に弾性を持たせ、像担持体に
密着させて現像することを特徴とする特許請求の範囲第
(1)項又は第(2)項に記載の現像装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58002399A JPS59126567A (ja) | 1983-01-10 | 1983-01-10 | 現像装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58002399A JPS59126567A (ja) | 1983-01-10 | 1983-01-10 | 現像装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59126567A true JPS59126567A (ja) | 1984-07-21 |
JPH0582578B2 JPH0582578B2 (ja) | 1993-11-19 |
Family
ID=11528159
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP58002399A Granted JPS59126567A (ja) | 1983-01-10 | 1983-01-10 | 現像装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59126567A (ja) |
Cited By (11)
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---|---|---|---|---|
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DE3612663A1 (de) * | 1985-04-15 | 1986-10-16 | Ricoh Co., Ltd., Tokio/Tokyo | Entwicklungseinrichtung |
JPS6385655A (ja) * | 1986-09-30 | 1988-04-16 | Toshiba Corp | 現像装置 |
JPS6380566U (ja) * | 1986-11-17 | 1988-05-27 | ||
US4760422A (en) * | 1985-01-16 | 1988-07-26 | Ricoh Company, Ltd. | Developing device using single component toner |
JPH01120583A (ja) * | 1987-11-04 | 1989-05-12 | Canon Inc | 現像剤塗布装置 |
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1983
- 1983-01-10 JP JP58002399A patent/JPS59126567A/ja active Granted
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