JPS59125215A - 円筒体の製造方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 等の円筒体の製造方法に関する。

従来、内径が４？７ｌないｌ，　８ｍ程度で板Ｊ′ノが
４闘ないし６ｍｍ８度の円筒状の煙突及びタンクは、複
数の板材を工場に於いてローラ一式ペンディング装置に
より板曲げ加工し、これに変形防止用の補強拐を取り付
け、据伺は現地に輸送し、現地にて継ぎ合わせ全体とし
て円筒形状に組立てて溶接を行ない製作している。

この為、■ローラ一式ペンディング装置により複数の板
材を夫々板曲げ加工す る為°、製作費が多くかかる、 ０曲がった板の状態で輸送する為、 輸送費が重さむ、 ■補強祠が必要であり素材費が余分 に損かるｑの不具合があった。

本発明は」１記不具合にかんがみ、板材が据付現地に於
いても円筒状に簡単に曲げられ、且つ、継手が１箇所で
すむ円筒体の製造方法を提案するものである。

本発明は板イＡを複数の移動台車上にその板面がほぼ垂
直となるよう立設支持し、次に、板材の少なくともいず
れか一点を移・助不能に固定し、次に、この固定点を中
心に板材の少なくとも一方の側縁部を抑圧移動して、板
４４の両側縁を突合わせあるいは重ね合わせた状態とし
、次に、両側縁部相互を連結固定して板材を円筒状に形
成することを要旨とするものであり、平らな状態の板材
を特別な板曲げ装置を用いずして、移動台車上にその板
面がほぼ垂直となるよう立設支持して円筒状に簡単に曲
げることができ、従来に比べ製作費および輸送費が損ら
ないとともに継手が１箇所ですみ、また、輸送時の補強
も必要としないので、低コストで実施できる。

以下、本発明の実施例を第１図ないし第６図に基づき説
明する。直径りの円筒体を製作するには、Ｄ×π寸法長
さｌの下鋼板１を用意する。

そして、 １第２図に示すように、床面に固定バイブ８を取付溶接
し、２つの移動台車２の脚の片端を夫々固定パイプ８に
挿入し固定する。

２第１図および第３◆図に示すように移動台車２゜３を
１直線上にセットする。

３平鋼板１をクレーンにて吊り上げ台車２，３の下部サ
ポートＨに挿入する。

４平鋼板１を吊ったまま状態で上部サポート７を台車２
と３の上部に刺し込んで、平鋼板１の倒れ止めを行う。

５固定した移動台車２を中心として、平鋼板１０両側縁
部１ａを゛作業員１〜２名相度で押す。

６上下のガイド板４と５は各支点９により自由に折り曲
げが可能であるが、平鋼板１が所定の内径寸法に移動し
た位置でガイド板４に取りイ」けたストッパ６によりそ
の折り曲げが止１り所定曲率となる。

７鋼板１を第５図および第６図の状態まで押し、その側
縁部１ａが突合った時点で側縁部１ａ相互を溶接により
連結する。

８上部サポート７を取り外し円筒体ＩＡを吊り上げ治具
より外せば完了する。

なお、上記５ないし７までの曲げ工程は平鋼板１が常に
弾性変形域である為、自から円形になる力が動き円形に
なる。

図中１０はストップ付の可動車輪を示す。

また、上述の側縁部相互の連結は、溶接、鋲止め、ボル
ト止め等で行えばよい。

まだ、円錐状の円筒体を製作する際には、仮相の立設支
持を、垂１Ｇよりいずれかに傾斜して行えばよい。

【図面の簡単な説明】

第１図ないし第６図は本発明の１実施例を示すもので、
第１図は平面図、第２図は第１図におけるＩＩ　−ＩＩ
矢視に沿う側面図、第３図は止面図、第４図は第３図に
おけるＩＶ　−ＩＶ矢視に沿う側面図である。第５図お
よび第６図は板曲げ状態を示し、第５図は平面図、第６
図は正面図である。 ■・・・仮相、２，３・・移動台車。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 板材を複数の移動台車上にその板面がほぼ垂直になるよ
   う立設支持し、次に、板材の少なくともいずれか一点を
   移動不能に固定し、次に、この固定点を中心に板材の少
   なくとも一方の側縁部を抑圧移動して、板材の両側縁を
   突合わせあるいは重ね合わせた状態とし、次に、両側縁
   部相互を連結固定して板材を円筒状に形成することを特
   徴とする円筒体の製造方法。