JPS591250A - 繊維強化プラスチツクの鋼板への貼付方法 - Google Patents
繊維強化プラスチツクの鋼板への貼付方法Info
- Publication number
- JPS591250A JPS591250A JP57109944A JP10994482A JPS591250A JP S591250 A JPS591250 A JP S591250A JP 57109944 A JP57109944 A JP 57109944A JP 10994482 A JP10994482 A JP 10994482A JP S591250 A JPS591250 A JP S591250A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- primer
- prepreg
- steel plate
- minutes
- reinforced plastic
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- Laminated Bodies (AREA)
- Moulding By Coating Moulds (AREA)
- Lining Or Joining Of Plastics Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、自動車等の軽量化に伴ない、それに用いる鋼
板の薄肉化による剛性低下を補なうだめ、鋼板に部分的
にプリプレグを貼付して補強するなどのための繊維強化
プラスチック(以下、FRPと称する)の鋼板への貼付
方法に関するものである。
板の薄肉化による剛性低下を補なうだめ、鋼板に部分的
にプリプレグを貼付して補強するなどのための繊維強化
プラスチック(以下、FRPと称する)の鋼板への貼付
方法に関するものである。
従来、この種の補強には鋼製のスチフナーを接着剤で取
り付けたり、プリプレグを鋼板に貼るという方法があっ
たが、従来の方法では鋼板の油面に直接貼ることは出来
ず、上塗り塗装後に貼り付ける為、作業空間が狭く、作
業が難しく、この為使用部位も限定されてくる。その上
、以上のようにして貼り付けたものも、焼付工程での急
激な温度上昇で垂直部位ではズしたり、垂れ落ちたりす
ることがある。
り付けたり、プリプレグを鋼板に貼るという方法があっ
たが、従来の方法では鋼板の油面に直接貼ることは出来
ず、上塗り塗装後に貼り付ける為、作業空間が狭く、作
業が難しく、この為使用部位も限定されてくる。その上
、以上のようにして貼り付けたものも、焼付工程での急
激な温度上昇で垂直部位ではズしたり、垂れ落ちたりす
ることがある。
又、油面接着についてはアクリル系の接着剤が良いこと
は公知であるが、これをプライマーとして油面に塗布す
ると、弾かれて、均一な塗膜とならず、接着不良の原因
となり、この接着不良部が長期の使用中に錆の発生源と
なる。
は公知であるが、これをプライマーとして油面に塗布す
ると、弾かれて、均一な塗膜とならず、接着不良の原因
となり、この接着不良部が長期の使用中に錆の発生源と
なる。
本発明は、このような事情にかんがみてなされたもので
、防錆油の付着した鋼板にFRPを剛性補強材として直
接貼付することができるFRPの鋼板への有利な貼付方
法を提供することを目的とする。
、防錆油の付着した鋼板にFRPを剛性補強材として直
接貼付することができるFRPの鋼板への有利な貼付方
法を提供することを目的とする。
このため、本発明は、熱硬化性および/又は紫外線硬化
性のプリプレグに熱硬化性および/又は紫外線硬化性で
、かつ親油性のプライマーを塗布し、ついでその塗布面
を鋼板に密着させた後、プリプレグおよびプライマーを
硬化させることを特徴とするものであり、本発明によれ
ば、特に、自動車の軽量化に伴なう外板の薄肉“化によ
る剛性低下を補うことができる。
性のプリプレグに熱硬化性および/又は紫外線硬化性で
、かつ親油性のプライマーを塗布し、ついでその塗布面
を鋼板に密着させた後、プリプレグおよびプライマーを
硬化させることを特徴とするものであり、本発明によれ
ば、特に、自動車の軽量化に伴なう外板の薄肉“化によ
る剛性低下を補うことができる。
以下、本発明の構成について詳しく説明する。
本発明で用いるプリプレグは、熱硬化性および/又は紫
外線硬化性のものであればよく、例えば、不飽和ポリエ
ステル樹脂、ビニルエステル樹脂などや、ウレタン、ポ
リブタジェン、ポリエステル等の各種アクリレート化樹
脂を配合した熱又は紫外線(以下、Uvと称する)或い
はその両方で硬化できる配合物をガラス繊維等の補強材
の織布又はマットなどに含浸して、酸化マグネシウム等
による金属キレートの生成やイソシアネート化合物のブ
レンドによるウレタン増粘法などの一般のSMC、BM
Cを作成する際に用いられるB−ステージ化法によって
作成したものである。
外線硬化性のものであればよく、例えば、不飽和ポリエ
ステル樹脂、ビニルエステル樹脂などや、ウレタン、ポ
リブタジェン、ポリエステル等の各種アクリレート化樹
脂を配合した熱又は紫外線(以下、Uvと称する)或い
はその両方で硬化できる配合物をガラス繊維等の補強材
の織布又はマットなどに含浸して、酸化マグネシウム等
による金属キレートの生成やイソシアネート化合物のブ
レンドによるウレタン増粘法などの一般のSMC、BM
Cを作成する際に用いられるB−ステージ化法によって
作成したものである。
本発明において上記プリプレグに塗布するプライマーは
、熱又はUV或いはその両方で硬化でき、かつ、鋼板に
塗布された防錆油と容易に相溶する親油性のもので、例
えば一般のアクリル系プライマーである。なお、プリプ
レグにプライマーを塗布するには、刷毛ぬりによる等の
常法によって行えばよい。
、熱又はUV或いはその両方で硬化でき、かつ、鋼板に
塗布された防錆油と容易に相溶する親油性のもので、例
えば一般のアクリル系プライマーである。なお、プリプ
レグにプライマーを塗布するには、刷毛ぬりによる等の
常法によって行えばよい。
このようにプリプレグにプライマーを塗布することによ
りプリプレグのB−ステージ化した部分を多少膨潤させ
るのでプリプレグの粘着性が極めて良好になる。このプ
リプレグをプライマー塗布後30分以内、好ましくは1
〜1o分の間に、防錆油の付着した鋼板(又は鉄板)に
そのプライマー塗布面を密着させて直接ローラー等で圧
着しながら貼り付ける。
りプリプレグのB−ステージ化した部分を多少膨潤させ
るのでプリプレグの粘着性が極めて良好になる。このプ
リプレグをプライマー塗布後30分以内、好ましくは1
〜1o分の間に、防錆油の付着した鋼板(又は鉄板)に
そのプライマー塗布面を密着させて直接ローラー等で圧
着しながら貼り付ける。
ついで、プリプレグおよびプライマーを硬化させる。こ
の場合、常法により加熱又はUV照射或いはその両方を
行えばよい。例えば、UV硬化型のものについては貼り
付は後、この表面を、高圧水銀灯、ケミカルランプ等の
UV照射装置により、0.5〜5分照射してジ°リプレ
グ及びプライマーの一部を硬化させる。
の場合、常法により加熱又はUV照射或いはその両方を
行えばよい。例えば、UV硬化型のものについては貼り
付は後、この表面を、高圧水銀灯、ケミカルランプ等の
UV照射装置により、0.5〜5分照射してジ°リプレ
グ及びプライマーの一部を硬化させる。
これにより脱脂、洗浄、塗装、焼付工程における、プリ
プレグの変質、脱脂、洗浄、塗装の缶液の汚染、洗浄、
焼付工程でのプリプレグのズレ、脱落などが防止される
。
プレグの変質、脱脂、洗浄、塗装の缶液の汚染、洗浄、
焼付工程でのプリプレグのズレ、脱落などが防止される
。
又、プライマーを一般の接着方法と同様に鋼板側へ塗布
すると、油でプライマーが弾かれて均一な塗膜とならず
、この上にプリプレグを貼ると接着不良の原因となり、
この接着不良部が長期の使用中に錆の発生源となる。
すると、油でプライマーが弾かれて均一な塗膜とならず
、この上にプリプレグを貼ると接着不良の原因となり、
この接着不良部が長期の使用中に錆の発生源となる。
つぎに、第1図(1)〜(6)に示される本発明を実施
するだめの一例の工程図を参照して説明する。
するだめの一例の工程図を参照して説明する。
第1図(1)は、プリプレグ1にプライマー2を塗布し
た状態を示し、ここでプライマー2がプリプレグ1を膨
潤させて極めて優れた粘着性を示す。第1図(2)は、
防錆油の付着した鋼板6にプリプレグ1を圧着した状態
を示し、プライマー2がプリプレグ1の周囲ににじみ出
し、プリプレグ1が鋼板3に密着する。これにより、後
記の第1図(4) 、 (51、(6)の工程において
プリプレグ1が脱落したり、ずれたりすることがない。
た状態を示し、ここでプライマー2がプリプレグ1を膨
潤させて極めて優れた粘着性を示す。第1図(2)は、
防錆油の付着した鋼板6にプリプレグ1を圧着した状態
を示し、プライマー2がプリプレグ1の周囲ににじみ出
し、プリプレグ1が鋼板3に密着する。これにより、後
記の第1図(4) 、 (51、(6)の工程において
プリプレグ1が脱落したり、ずれたりすることがない。
第1図(3)は、プリプレグ1およびプライマ−2がU
V硬化可能な場合のUV 4の照射を示す。これにより
、プリプレグ1の表面および周辺部が一部硬化してより
強固に固定される。そのうえ、プリプレグ1の表面およ
び周辺部には、はみ出したプライマーが硬化しているの
で後記の第1図(4) 、 (5+の工程でプリプレグ
1の一部が浸出して液を汚染することもない。第1図(
4)ではアルカリおよび温水5を吹き付けて洗浄を行な
い、つぎに第1図(5)において装置6内で電着塗装す
る。第1図(6)は、塗料の焼付工程で、この段階でプ
ライマー2およびプリプレグ1が完全硬化して初期の目
的の剛性を発揮する。
V硬化可能な場合のUV 4の照射を示す。これにより
、プリプレグ1の表面および周辺部が一部硬化してより
強固に固定される。そのうえ、プリプレグ1の表面およ
び周辺部には、はみ出したプライマーが硬化しているの
で後記の第1図(4) 、 (5+の工程でプリプレグ
1の一部が浸出して液を汚染することもない。第1図(
4)ではアルカリおよび温水5を吹き付けて洗浄を行な
い、つぎに第1図(5)において装置6内で電着塗装す
る。第1図(6)は、塗料の焼付工程で、この段階でプ
ライマー2およびプリプレグ1が完全硬化して初期の目
的の剛性を発揮する。
上述したように本発明によれば、油の付着した鋼板へプ
リプレグを直接貼り付けることができ、また貼付後にお
いても油面への定着、接着性がよいので、従来の鋼板を
脱脂して使用したり、下塗り後に貼ったりする場合に比
し、作業工程が少なくてすみ、使用部位も限定されない
利点がある。
リプレグを直接貼り付けることができ、また貼付後にお
いても油面への定着、接着性がよいので、従来の鋼板を
脱脂して使用したり、下塗り後に貼ったりする場合に比
し、作業工程が少なくてすみ、使用部位も限定されない
利点がある。
以下に実施例および比較例を示す。
実施例1〜4、比較例1〜3
(1)実施例1
不飽和ポリエステル樹脂CSMC用) 100
phr酸化マグネシウム 0.6p
hrt−プチルパーベンゾエ−) 2
phrt−ブチルハイドロキノン 0
.05 phr上記配合のものを攪拌機で充分混合した
後、ガラスチョップストランドマットCM−305(旭
ファイバーグラス社製)に含浸させ、スチレン蒸気を通
さないフィルムでシールシタ後、50°Cの部屋にて1
6〜48 hr熱熟成ることにより厚さ0.5朋でタッ
クの有るプリプレグシートを得た。
phr酸化マグネシウム 0.6p
hrt−プチルパーベンゾエ−) 2
phrt−ブチルハイドロキノン 0
.05 phr上記配合のものを攪拌機で充分混合した
後、ガラスチョップストランドマットCM−305(旭
ファイバーグラス社製)に含浸させ、スチレン蒸気を通
さないフィルムでシールシタ後、50°Cの部屋にて1
6〜48 hr熱熟成ることにより厚さ0.5朋でタッ
クの有るプリプレグシートを得た。
なお、このプリプレグシートをシールして15〜25°
Cの室温中に放置したが3ケ月以上柔軟でタックを有す
る状態を維持していた。
Cの室温中に放置したが3ケ月以上柔軟でタックを有す
る状態を維持していた。
つぎに、下記の配合内容のプライマーを作成した。
アクリルオリゴマー(ビスフェノール
A型エポキシ樹脂のアクリル化物) 80
phrアクリルモノマー(ベンジルメタ アクリレート) 20
phrt−ブチルパーベンゾエート
2 phrt−ブチルハイドロキノン
0.05phrこのプライマーをプリプレグを6層積
層した(厚さ約3 mm )上に塗布し、1分間放置後
、油面鋼板(防錆油、メタルガード831(モービル石
油)に浸漬後、引き上げて垂直にして16〜24hr放
置したもの)にローラーで圧着した。
phrアクリルモノマー(ベンジルメタ アクリレート) 20
phrt−ブチルパーベンゾエート
2 phrt−ブチルハイドロキノン
0.05phrこのプライマーをプリプレグを6層積
層した(厚さ約3 mm )上に塗布し、1分間放置後
、油面鋼板(防錆油、メタルガード831(モービル石
油)に浸漬後、引き上げて垂直にして16〜24hr放
置したもの)にローラーで圧着した。
このサンプルを第2図のように耐シヤワー性テストを行
ったがズレ、ハクリ等の異常はなかった。第2図は、耐
シヤワー性テストの状況を示しだもので、これは温水洗
浄の状態をシュミレートしたテストで、50°Cの温水
をポンプにより2に9/、、!圧力をかけ、ノズルの先
端よりサンプルの中央まで400mmの距離で、サンプ
ルに対して45°の角度で3分間スプレーし、サンプル
の脱落、ズレ、ハクリ等の状態を見る。なお、第2図中
、7は恒温水槽を、8はポンプを、9は圧力ゲージを、
10はサンプルをそれぞれ表わす。
ったがズレ、ハクリ等の異常はなかった。第2図は、耐
シヤワー性テストの状況を示しだもので、これは温水洗
浄の状態をシュミレートしたテストで、50°Cの温水
をポンプにより2に9/、、!圧力をかけ、ノズルの先
端よりサンプルの中央まで400mmの距離で、サンプ
ルに対して45°の角度で3分間スプレーし、サンプル
の脱落、ズレ、ハクリ等の状態を見る。なお、第2図中
、7は恒温水槽を、8はポンプを、9は圧力ゲージを、
10はサンプルをそれぞれ表わす。
つぎに、180°Cのオープンに垂直に吊るして、20
分間加熱硬化を行ったがその間に脱落、ズレ。
分間加熱硬化を行ったがその間に脱落、ズレ。
ハクリ等の異常は認められなかった。
(2)実施例2
実施例1と同様の実験をプライマー塗布後の放置時間を
5分にして行った。
5分にして行った。
(3)実施例3
実施例1と同様の実験をプライマー塗布後の放置時間を
10分にして行った。
10分にして行った。
(4)実施例4
実施例1と同様の実験をプライマー塗布後の放置時間を
30分にして行った。
30分にして行った。
(5)比較例1
実施例1で用いたプライマーを油面鋼板に塗布したが、
プライマーは鋼板上で均一な塗膜とならず、水玉様に部
分的に凝集した。
プライマーは鋼板上で均一な塗膜とならず、水玉様に部
分的に凝集した。
(6)比較例2
実施例1と同様の実験でプライマー塗布後の放置時間を
40分で行った。
40分で行った。
(力比転倒3
実施例1と同様の実験でプライマー塗布後の放置時間を
60分士行った。
60分士行った。
以下にこれらの結果をまとめて示す。
実施例5〜9、比較例4〜6
(1)実施例5
不飽和ポリエステル樹脂(不飽和ポリ
エステルスチレンカット、SMC用)100phr[I
Sマグネシウム(キレート剤) 0.6p
hrベンゾインイソブチロエーテル(光重合剤)
1.5phrt−プチルハーヘンゾエー) (熱重
合剤) 2 phrt−ブチル・・イドロ
キノン(重合禁止剤) 0.05 phr上記
配合のものを攪拌機で充分混合した後、ガラスチョップ
ストランドマットCM−305(旭ファイバーグラス社
製)に含浸させ、UV及びスチレン蒸気を通さないフィ
ルムでシールした後、50°Cの部屋にて16〜48h
[熟成することにより厚さ0.5朋でタックの有るプリ
プレグシートを得た。
Sマグネシウム(キレート剤) 0.6p
hrベンゾインイソブチロエーテル(光重合剤)
1.5phrt−プチルハーヘンゾエー) (熱重
合剤) 2 phrt−ブチル・・イドロ
キノン(重合禁止剤) 0.05 phr上記
配合のものを攪拌機で充分混合した後、ガラスチョップ
ストランドマットCM−305(旭ファイバーグラス社
製)に含浸させ、UV及びスチレン蒸気を通さないフィ
ルムでシールした後、50°Cの部屋にて16〜48h
[熟成することにより厚さ0.5朋でタックの有るプリ
プレグシートを得た。
なお、このプリプレグシートをシールして15〜25°
Cの室温中に放置したが3ケ月以上柔軟でタックを有す
る状態を維持していた。
Cの室温中に放置したが3ケ月以上柔軟でタックを有す
る状態を維持していた。
つぎに、下記の配合内容のプライマーを作成した。
アクリルオリゴマー(ビスフェノール
hWエポキシ樹脂のアクリル化物) 8Q
phrアクリルモノマー(ベンジルメタアクリレート)
20・phr、1光重合剤(ベンゾインイソブチルエー
テル) 1.5phr熱重合剤(t−プチルパ
ーベ/シェード)2phr安定剤(t−ブチルハイドロ
キノ7 ) 0.05 phrこのプラ
イマーをプリプレグを6層積層(厚さ約3關)した上に
塗布し、1分間放置後、油面鋼板(防錆油、メタルガー
ド831(モービル石油)に浸漬後、引き上げて垂直に
して16〜2′4hr放置したもの)にローラーで圧着
しながら貼り、これを600W高圧水銀灯で、照射距離
20c+nで1分間照射し、プリプレグ及びプライマー
の一部を硬化させた。
phrアクリルモノマー(ベンジルメタアクリレート)
20・phr、1光重合剤(ベンゾインイソブチルエー
テル) 1.5phr熱重合剤(t−プチルパ
ーベ/シェード)2phr安定剤(t−ブチルハイドロ
キノ7 ) 0.05 phrこのプラ
イマーをプリプレグを6層積層(厚さ約3關)した上に
塗布し、1分間放置後、油面鋼板(防錆油、メタルガー
ド831(モービル石油)に浸漬後、引き上げて垂直に
して16〜2′4hr放置したもの)にローラーで圧着
しながら貼り、これを600W高圧水銀灯で、照射距離
20c+nで1分間照射し、プリプレグ及びプライマー
の一部を硬化させた。
このサンプルを第2図のように耐シヤワー性テストを行
ったが、ズレ、ハクリ等の異常はなかった。次いで18
0°Cのオーブンに垂直に吊るして、20分間加熱硬化
を行ったが、その間に脱落、ズレ、ハクリ等の異常は認
められなかった。
ったが、ズレ、ハクリ等の異常はなかった。次いで18
0°Cのオーブンに垂直に吊るして、20分間加熱硬化
を行ったが、その間に脱落、ズレ、ハクリ等の異常は認
められなかった。
(2)実施例6
実施例5と同様の実験でプライマー塗布後の放置時間を
5分にした。
5分にした。
(3)実施例7
実施例5と同様の実験でプライマー塗布後の放置時間を
10分にした。
10分にした。
(4)実施例8
実施例5と同様の実験でプライマー塗布後の放置時間を
30分にした。
30分にした。
(5)比較例4
実施例5で用いたプライマーを油面鋼板に塗布したが、
プライマーは鋼板上で均一な塗膜とならず、水玉様に部
分的に凝集した。
プライマーは鋼板上で均一な塗膜とならず、水玉様に部
分的に凝集した。
(6)比較例5
実施例5と同様の実験でプライマー塗布後の放置時間を
40分にした。
40分にした。
(力比転倒6
実施例5と同様の実験でプライマー塗布後の放置時間を
1時間にした。
1時間にした。
(8)実施例9
実施例5と同様の実験でUV照射をせずに120°Cで
1時間硬化させた。
1時間硬化させた。
以下にこれらの結果をまとめて示す。
実施例9のように硬化温度を下げてやるとこのテストに
合格する。しかし、実際の自動車の上塗り塗装ラインの
温度は一般に160〜210℃である為、別途低温長時
間の硬化ラインが必要となる。これに対しUVを照射す
れば30秒〜3分で済むので実施例5のようにUVを照
射する方が好ましい。
合格する。しかし、実際の自動車の上塗り塗装ラインの
温度は一般に160〜210℃である為、別途低温長時
間の硬化ラインが必要となる。これに対しUVを照射す
れば30秒〜3分で済むので実施例5のようにUVを照
射する方が好ましい。
以上説明したように、プライマーのプリプレグ側への塗
布によシ極めて優れた粘着性を示し、油面へ直接貼り付
けることが出来るので本発明においては作業が容易で、
適用部位も拡大できるというメリットがある。i!た、
UV硬化型プリプレグについては、UV照射による予備
硬化によりプリプレグ及びプライマーのはみ出し部分が
硬化するので、洗浄液、電着液等の汚染がより少ないの
で好捷しい。
布によシ極めて優れた粘着性を示し、油面へ直接貼り付
けることが出来るので本発明においては作業が容易で、
適用部位も拡大できるというメリットがある。i!た、
UV硬化型プリプレグについては、UV照射による予備
硬化によりプリプレグ及びプライマーのはみ出し部分が
硬化するので、洗浄液、電着液等の汚染がより少ないの
で好捷しい。
第1図(1)〜(6)は本発明を実施するだめの一例の
工程図、第2図は耐シヤワー性テストの状況を示した説
明図である。 1・・・プリプレグ、2・・・プライマー、3・・・鋼
板、4・・・紫外線、7・・・恒温水槽、8・・・ポン
プ、9・・・圧力ゲージ、10・・・サンプル。 代理人 弁理士 小 川 信 − 弁理士 野 口 賢 照 弁理士 斎 下 和 彦
工程図、第2図は耐シヤワー性テストの状況を示した説
明図である。 1・・・プリプレグ、2・・・プライマー、3・・・鋼
板、4・・・紫外線、7・・・恒温水槽、8・・・ポン
プ、9・・・圧力ゲージ、10・・・サンプル。 代理人 弁理士 小 川 信 − 弁理士 野 口 賢 照 弁理士 斎 下 和 彦
Claims (1)
- 熱硬化性および/又は紫外線硬化性のプリプレグに熱硬
化性および/又は紫外線硬化性で、かつ親油性のプライ
マーを塗布し、ついでその塗布面を鋼板に密着させた後
、プリプレグおよびプライマーを硬化させることを特徴
とする繊維強化プラスチックの鋼板への貼付方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57109944A JPS591250A (ja) | 1982-06-28 | 1982-06-28 | 繊維強化プラスチツクの鋼板への貼付方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57109944A JPS591250A (ja) | 1982-06-28 | 1982-06-28 | 繊維強化プラスチツクの鋼板への貼付方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS591250A true JPS591250A (ja) | 1984-01-06 |
Family
ID=14523068
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP57109944A Pending JPS591250A (ja) | 1982-06-28 | 1982-06-28 | 繊維強化プラスチツクの鋼板への貼付方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS591250A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61202823A (ja) * | 1985-03-06 | 1986-09-08 | Suriibondo:Kk | 複合材料品の製造方法 |
JPH0358835A (ja) * | 1989-07-28 | 1991-03-14 | Sumitomo Bakelite Co Ltd | 複合成形物 |
JPH0358836A (ja) * | 1989-07-28 | 1991-03-14 | Sumitomo Bakelite Co Ltd | 複合成形物 |
US6713144B2 (en) | 1999-12-28 | 2004-03-30 | Nippon Shokubai Co., Ltd. | Multilayer material |
JP2013202784A (ja) * | 2012-03-27 | 2013-10-07 | Yajima Kogyo Kk | プレス成形方法 |
-
1982
- 1982-06-28 JP JP57109944A patent/JPS591250A/ja active Pending
Cited By (5)
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---|---|---|---|---|
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JPH0358835A (ja) * | 1989-07-28 | 1991-03-14 | Sumitomo Bakelite Co Ltd | 複合成形物 |
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