JPS59123690A - タイプライタのキヤリツジ移動制御方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、タイプライタのキャリッジ移動制御方式に係
シ、とくに印字動作を連続して行なわしめ印字速度の高
速化を、図るようにしたタイプライタのキャリッジ移動
制御方式に関する。

タイプライタは例えば第１図に示す如き構成を有してお
り、動作の一例として一文字ずつ独立して印字動作を行
なう場合には、まずキーボード１で文字入力が行なわれ
ると文字データ（文字コード）が印字制御部（主制御ｍ
）２−＼送られる。この印字制御部２は、文字コードに
対応する文字フォントをＲＯＭから読み出させて一旦印
字用のバッファメモリ　（図示せず）へ格納し、同時に
キャリッジ移動制御部（Ｓ制御部）３ヘキヤリツジ移動
用（文字送シ用ンの印字指令を送出する。前記キャリッ
ジ制御部３は印字指令を受けると直ちに一文字分の移動
シーケンスを設定し、第２図に示すような加速・等速・
減速行程から成る励磁相データをモータ駆動部５へ送出
しキャリッジ（図示せず）を−文字分移動させる。この
キャリッジの移動に同期して前記印字制御部２はバッフ
ァメモリから文字７オントを１カラムずつ読み出しなが
ら印字ヘッド駆動部４へ送り印字ヘッド（図示せず）を
駆動して所定の文字印字を行なうようになっている。−
文字分のキャリッジ移動が終わると、前記キャリッジ移
動制御部６は終了メツセージを印字制御部２へ送シ、こ
れによシ、該印字制御部２は次の文字データの受信待ち
となり、以下同様の動作をくシ返すことで一持分の印字
を行なう。前記印字制御部２とキャリッジ移動制御部３
の動作を表わすフローチャートを第４図と力５図に示す
。

しかしながら、上記従来のキャリッジ移動制御方式に於
ては、−文字分の印字動作が終了しないと次の印字指令
が受付けられず前記キャリッジが１文字分ずつ停止−加
速一等速一減速一停止の各行程をくｐ返し間欠移動する
ので印字速１すが遅いという不都合があった。

寸た、第１図に示す文章記憶メモリとしてのフロッピー
ディスク装置６や外部の情報処理装置から入力する文字
データを等速で連続印字しようとする場合（第３図参照
）、前記印字制御部にラインバッファを備え、該印字制
御部とキャリッジ移動制御部を各々第６図と第７図に示
すフローに従って動作させるようにしていたが、オペレ
ータによる手操作入力時などに行の途中で入力直後の印
字確認が出来ないという欠点があった。

本発明は上記従来技術の欠点に鑑みなされたものであり
、印字動作中も印字指令を受信し、かつ、キャリッジの
移動シーケンスを随時変更することにより、高速に印字
することが可能なタイプライタのキャリッジ移動制御方
式を提供することを、その目的とする。

以下、本発明の一実施例を第８図乃至第１５図に基づい
て説明する。

第８図は本発明に係るドツト式タイプライタの電気的構
成を示すブロック図である。図に於て、キーボード１０
、文章記憶メモリの一例としてのフロッピーディスク装
置１１或いは外部の情報処理装置（図示せず）とインタ
フェースを介して印字制御部１２が接続されている。こ
の印字制御部１２は印字ヘッド３１の印字制御を行なう
他、タイプライタ全体の主な制御を行なう機能を有して
いる。前記印字制御部１２は、データ処理・判断等を行
な５ＣＰＵ　（マイクロプロセッサ）１３、制御プログ
ラム及び文字フォント等を内蔵した几ＯＭ１４　、デー
タの一時退避及びアドレスの記憶等を行なうＲＡＭ１５
　、各々−文字分の印字用のイメージバッファ１６゜１
７とから構成されている。前記ＣＰＵ１３はレディ状態
のときキーボード１０にス４して受信待ちとカリ、オペ
レータがキー操作で文字入力を行なうと該文字データ（
文字コード）を−文字介入力する。まだ、フロンピーデ
ィスク装置１１等に対しては、前記ＣＰＵ１５はレディ
状態になると同時に一文字分の文字データ入力を行々う
。

前記ＣＰＵ１５は、外部から文字データを人力すると、
前記Ｆｔ、ＯＭ１４から対応する文字フォントを読み出
し、これを空状態に在る一方のイメージバッファ１６又
は１７へ格納するとともに後述するキャリッジ移動制御
部２０へ印字指令を送出する。前記イメージバッファ１
６．１７は、一方のイメージバッファに格納された文字
フォントの印字動作実行中でも、次の文字データ受信が
できるよう少なくとも二文字分設けられており、かつ、
いずれのイメージノぐソファを、アクセスするか自由に
選択できるように成っている０そして、イメージバッフ
ァ１６．１７の両方又は−万が空のとき、印字動作途中
でも前記ＣＰＵ１３はレディ状態となシ、前述した文字
データ入力を行なって、空いているイメージノくソファ
へ文字フォントを格納する。例えば、キーボード１０に
よる文字入力の場合、両方のイメージバッファ１６．１
７が空のときは１６に優先して格納するようにしてよく
、フロッピーディスク装＠１１からの読み出しや外部入
力など連続して規則的に入力するときには該イメージノ
くソファ１６，１７へ交互に格納させるようにする。

前記ＣＰＵ１５にはキャリッジ（図示せず）移動動作を
検出して印字タイミングを発生するタイミングゼネレー
タ′５２が接続されて、該タイミングゼネレータろ２か
ら印字タイミング信号が入力されるように成っており、
該ＣＰＵ１５は、切換スイッチ１８を介して該印字タイ
ミング信号に同期した読出し信号を一方のイメージバッ
ファ１６又は１７へ送出し、文字フォントを各カラム毎
に分割して印字ヘッド駆動回路６０へ出力させる。前記
切換スイッチ１８は、イメージバッファ１６Ｌ　１７へ
の文字フォントを格納した順序に従いＣＰＵ１６で切換
えられる。前記印字ヘッド駆動回路３０は入力した各カ
ラムのパターンに応じて印字ヘッド３１を順次駆動し所
定の文字印字を行なうように成っている。

前記印字制御部１２には図示しない人出力ボートを介し
てキャリッジ移動制御ｆηｔ２０が接続されている。こ
のキャリッジ移動制御部２０は、印字制御部１２から印
字指令を受けて印字ヘッド６１を搭載したキャリッジの
移動を行なう他、キャリッジリターンや紙送ｐなどを行
なう機能を有している。前記キャリッジ移動制御部２０
は、データ処理・判断等を行なうＣＰＵ２１、制御プロ
グラム及びキャリッジ移動用のステッピングモータ５５
の励磁パターン等を内蔵したＲＯＭ２２　、データの一
時退避及びアドレスの記憶等を行なうＲＡＭ２３　、励
磁データ出力ポート２４、タイマー２５から構成されて
いる。前記ＣＰＵ２ｉは、印字開始前、又は印字中にレ
ディ状態となり、このとき入出力ポートを介して印字指
令を受けると’ｔ　ＲＯＭ２２に内蔵された所定のプロ
グラムに従ってまず印字動作前に於てはキャリッジを一
文字分移動するための移動シーケンス（具体的には第９
図の加速−等速一減速の各行程、　　Ｑ　−＋Ａ　−＋
　ｆ３−＋　Ｃ参照）を設定し、予め該ＲＯＭ２２から
ＲＡＭ２１へ読出されブこ所定の励磁パターンデータ及
び各ステップの励磁時間データに基づき、各ステップ毎
に、まずステッピングモータの励磁データを励磁データ
出力ポート２４へ送出し続いて当該ステップの励磁時間
データをタイマー２５’にセットする。このタイマー２
５は、励磁時間データがセントされると直ちに励磁デー
タ出力ボート２４ヘイネーブル信号を送出するとともに
計時を始め、該励磁時間が経過すると前記イネ−フ諏し
信号出力を停止するようになっている。そして、前記励
磁データ出力ポート２４は、タイマー２５からイネーブ
ル信号が入力されていを間、入力側にプリセットされた
１ステップ分の励磁データをステッピングモータ６５の
モータ駆動回路６４へ出力し該ステッピングモータ３５
の回転を行なわしめる。以下、順次同様の動作をくり返
してキャリッジを一文字分移動する。このキャリッジ移
動を受けて前記タイミングゼネレータ３２が印字タイミ
ング信号をＣＰＵ１３へ送出する。

一方、印字中、即ちキャリッジ送シを実行している途中
で印字指令を受けると、前記ＣＰＵ２１は、直ちに印字
動作中の当該印字文字に係る移動目標値に一文字分の移
動量を追加し移動シーケンスの変更を行なう。そして、
変更後の移動シーケンスに基づいて再び励磁相データの
送出及び励磁時間データのセットを行なう。上記移動シ
ーケンスの変更処理はキャリッジの移動速度に較べて極
めて高速でなされ移動シーケンス変更前後に於てキャリ
ッジは連続的に移動するように成っている。加速行程又
は等速行程で次の文字印字を行なう印字指令を受けたと
きのキャリッジ移動パターンを第１０図に示し、減速行
程で印字指令を受けたときのノくターンを第１１図に示
す。各図中、破線は、−文字ずつ別個に移動したときの
比較例である。このようにして成る文字の印字中に次の
文字に係を印字指令入力を順次繰返せば一行全部に亘っ
てキャリッジが連続移動することになる。

前記ＣＰＵ２１は、設定若しくは変更したキャリッジの
移動シーケンスに基づくキャリッジ送りを終了すると、
前記印字制御部１２のＣＰＵ１６へ終了メツセージを送
出してレゾ１状態と々シ、次の印字指令待ちとなる。

次に、上記実施例の全体的動作を第１２図及び第１３図
に基づいて説明する。第１２図と第１５図は各々前記印
字制御部１２とキャリッジ移動制御部２０の動作手順の
概略を示すフローチャートである。キーボード１０で入
力した文字の印字を行なう場合、まず前記印字制御部１
２のＣＰＵ１３は印字開始前インターフェースに対しレ
ディ状態に有り文字データ入力あるか？判断する５１）
。データ入力がない場合はレディ状態の−ｉｔ待つ。キ
ーボード１０から文字データの入力が有ったときは、対
応する文字フォントをＩｔＯＭ１４から読み出し、空い
ているイメージバッファ１６．１７の一方へ格納する６
ａとともにキャリッジ移動制御部２０へ印字指令を送出
し６：３）キャリッジ移動を行なわせる。このキャリッ
ジ移動制御部２０の動作は後述する。印字指令送出後、
前記ＣＰＵ１３は、切換スイッチ１８を文字フォントを
格納した側へ切換え、キャリッジ移動に伴なってタイミ
ングゼネレータ６２から入力する印字タイミング信号に
同期して読出し信号を当該イメージバッファへ送出し一
カラムずつパターンデータを印字ヘッド駆動回路５０へ
出力して印字ヘッド６１の駆動を行なう（５４）。

前記ＣＰＵ１３は印字ヘッド６１の駆動と並行してギヤ
リッジ移動制御部２０から送られる終了メツセージの受
信の有無（第１６図の符号（６η参照）で印字動作終了
か？判断し６つ、終了前のとき一方のイメージバッファ
１６．１７に空きがあるか？判断する６６）。空きがな
いときは前記印字ヘッドの駆動６ａへ戻る。一方のイメ
ージバッファが空いているとき、ＣＰＵ１３はキーボー
ド１０に対しレディ状態となシ文字データ入力あるか？
判断するＧ７）。ここでキーボード１０による文字入力
がないときは前記印字ヘッドの駆動へ戻る５Ｊｏ文字デ
ータ入力が有ったとき、対応する文字フォントをＲＯＭ
１４から読み出して空いているイメージバッファへ格納
するとともに６樽、印字指令をキャリッジ移動制御部２
０へ送出しく５９）前記印字ベッドの駆動へ戻る６４）
。

前記印字ヘッド３１の駆動は、その動作速度が遅く、（
５ａ−（！１９）のフローに示す判断ないし処理は時分
割で十分並行してなすことができる。この内、印字ヘッ
ドの駆動（５優を行なう際、イメージバッファ１＜Ｓ、
１７からの文字パターンの読み出しは文字フォントを格
納した順序で行なわれる。また、前記６４）　−５９）
のフローをくシ返す内、印字動作終了か？の判断に於て
６５）、キャリッジ移動制御部２０から終了メツセージ
を入力し終了になったときフローを終わり、最初へ戻る
。

以下同様の動作をくり返す。

一方、第１３図に示すように前記キャリッジ移動制御部
２０のＣＰＵ２１は、印字開始前印字制御部１２に対し
レディ状態にあシ、印字指令あるか？判断し佑υ、ない
ときはレディ状態のまま待つ。前記キーボード１０で文
字入力がなされ、印字制御部１２から印字指令を受ける
と一文字分キャリッジを移動するだめの移動シーケンス
を設定しく６２）、各ステップ毎の励磁相データをモー
タ駆動回路３４に送出してキャリッジの移動を行なう（
６３）。このキャリッジ移動に平行して前記ＣＰＵ２１
はキャリッジ現在位置と移動目標値をステップ単位で比
較して移動動作終了か？判断しく６４）終了前のときＣ
ＰＵ２１はレディ状態となり次の印字指令があるか？判
断する０句。ここでキーボード１０による次の文字入力
がなされず印字指令を受けないときは前記ギヤリッジ移
動に戻る（６３）。印字指令があったとき、その時点で
ＣＰＵ２１はキャリッジの移動目標値を一文字分増やし
て移動シーケンスの変更を行ない（６６）、変更後の移
動シーケンスに基づいて前記キャリッジ移動を行なう暖
。

前記キャリッジの移動は動作速度が遅く關〜（６６）の
フローに示す判断ないし処理は時分割で十分並行してな
すことができる。この内、キャリッジ移動（６３）を行
なう際、印字指令Ｑ人カタイミングによって移動パター
ンが第９図乃至第１１図或いは第３図に示す如くなるよ
う励磁相データを送出するステップ間の間隔が所定の手
順で設定・変更される。また、前記鞄〜（６ｂ）のフロ
ーをくシ返す内、移動動作終了か？の判断（６４Ｉでキ
ャリッジ現在位置と目標値が一致し移動が終わったとき
、前記印字制御部１２へ終了メツセージを送出してフロ
ーを終わ、！７最初へ戻る。

このようにして印字動作中に於てもキーボード１０で入
力した文字データが次々と印字制御部に受けつけられ、
かつ、最大−行に亘ってキャリッジが等速走行し連続的
な印字がなされる。

これとは別に、前記フロッピーディスク装置１１や外部
の情報処理装置等に対しては、前記印字制御部１２のＣ
ＰＵ１６は、第１２図のフロー中、レディ状態で文字デ
ータ入力あるか？を判断するとき（ｉｌ）、ｅｉ力に直
ちに文字データ入力を行なうように成っており、これに
より、−性分の連続印字がなされる（第３図参照）。

この実施例では２文字分のバッファメモリを設は印字中
も次の文字データ受信を行ない、同時にキャリッジの移
動シーケンスを随時変更するようにしたので連続印字が
出来、従って印字速度と略同じ速度でキー人力を行なう
ことができ、オペレータに対する操作上の制約が少なく
なるとともに行の途中に於ても、入力直後の印字データ
を確認することができ、また、キー人力だけでなく文章
記憶メモリ等からの外部入力に対しても文字データの高
速印字が可能な構成の簡単で安価なタイプライタが得ら
れる。

尚、」二記実施例に於て、入力した文字データを文字フ
ォントに変換してバッファメモリへ格納するように構成
したが、文字コードのま１格納し、印字ヘッドを駆動す
る際にＲＯＭからカラム毎の文字パターンを読み出すよ
うに構成してもよい。また、文字データ入力がある毎に
該文字データをラインバッファへ格納するとともに印字
指令を発し、ラインバッファが満杯になるのを待つとど
なくキャリッジの移動番開始して順次印字位置に対応す
る文字データをラインバッファから読み出し印字を行な
うようにしてもよい。

また、前記２文字分のバッファメモリやラインバッファ
を設けること表＜、フロッピーディスク装置や外部の情
報処理装置等から文字コードを連続的に入力する場合例
えばキャリッジの文字間隔移動時に印字制御部が次の文
字コード受信及びギヤリッジ移動制御部への印字指令の
送出を行ないキャリッジが次の文字印字位置を移動する
間に当該文字コードに対応する文字パターンをＲＯＭ等
から読み出すようにしてもよい。また外部の処理装置等
から文字フォントの　　１の状態でデータを連続入力す
る場合、例えば前記キャリッジの文字間隔移動時に前記
キャリッジ移動制御部が外部から直接法の文字送り用の
印字指令を受信するようにし、ギヤリッジが次の　　４
゜文字印字位置を移動する間に印字制御部が外部から所
定タイミングでカラム毎の文字フォントを入力して印字
行なったシ、或いは文字間隔移動時に印字制御部が次の
文字フォントを受信しこれを１文字分のバッファメモリ
へ格納するとともに印字指令をキャリッジ移動制御部へ
送出し、キャリッジが次の印字位’６ｔを移動する間に
該バッファメモリから文字フォントを読み出すように構
成してもよい。更に、キーボードで通常の文字コード入
力がなされたときは従来と同様にしてキャリッジを間欠
移動しながら印字を行ない、スペースコードが入力され
たときには文字７オントに変換することなく印字指令の
送出のみを行ない連続するスペース入力操作及びギヤリ
ッジのスペース移動の迅速化を図るよう（してもよい。

以上説明したように本発明によれば一文字毎に印字を確
認でき、かつ、印字の高速化を図ることが可能になる。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来のタイプライタの電気的構成を示すブロッ
ク図、第２図及び第６図はキャリッジの移動パターンを
示す線図、第４図乃至第７図は第１図の動作を示すフロ
ーチャート、第８図は本発明に係るタイプライタの電気
的構成を示すブロック図、第９図乃至第１１図はキャリ
ッジの移動パターンを示す線図、第１２図及び第１３図
は第８図の動作を示すフローチャートである０ ２．１２・・・印字制御部、１６．１７・・・イメージ
バッファ、６，２０・・・キャリッジ移動制御部、５０
・・・印字ヘッド駆動回路、６４・・・モータ駆動回路
。 第４図　　　　　第５図 第６図　　　　　第７図 第１２図 第１３図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）印字制御部など外部から入力する文字送シ用の印
   字指令に基づいて一文字分のキャリッジ移動シーケンス
   を設定し、キャリッジ移動用モータの駆動部へ所定の励
   磁相データを送出してキャリッジ移動を行なうタイプラ
   イタのキャリッジ移動制御方式に於て、キャリッジ移動
   中に次の印字指令を受けたとき既設の移動シーケンスを
   次の一文字送シ量を合わせた新たな移動シーケンスに変
   更してキャリッジを連続移動するようにしたことを特徴
   とするタイプライタのキャリッジ移動制御方式。