JPS59123304A - 電磁遅延線 - Google Patents

電磁遅延線

Info

Publication number
JPS59123304A
JPS59123304A JP22880782A JP22880782A JPS59123304A JP S59123304 A JPS59123304 A JP S59123304A JP 22880782 A JP22880782 A JP 22880782A JP 22880782 A JP22880782 A JP 22880782A JP S59123304 A JPS59123304 A JP S59123304A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
winding
bobbin
coil
delay line
inductance element
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP22880782A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0227845B2 (ja
Inventor
Kazuo Kametani
一雄 亀谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Elmec Corp
Original Assignee
Elmec Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Elmec Corp filed Critical Elmec Corp
Priority to JP22880782A priority Critical patent/JPH0227845B2/ja
Publication of JPS59123304A publication Critical patent/JPS59123304A/ja
Publication of JPH0227845B2 publication Critical patent/JPH0227845B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03HIMPEDANCE NETWORKS, e.g. RESONANT CIRCUITS; RESONATORS
    • H03H7/00Multiple-port networks comprising only passive electrical elements as network components
    • H03H7/30Time-delay networks
    • H03H7/32Time-delay networks with lumped inductance and capacitance

Landscapes

  • Coils Or Transformers For Communication (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はインダクタンス素子と容iffを組合せた’a
lt磁遅延線に係り、特にフンピューク暗におけるティ
ジタル信宕°処理月1に好適な゛電磁遅延線の改良に関
する。
従来、この種の電磁遅延線、例えば、立」ニリ時間が0
,5nS〜10118程度の中・高速電磁仔延線として
は、合成樹脂等の非磁性体製の棒状ボビンの外周に巻溝
を所定間隔で複数共軸的に形成し、この巻ンめにコイル
を順次分割して連続的に巻回してインダクタンス素子を
構成し、隣合う各巻溝間におけるコイルとアース間に容
量を接続する構造のものか知られている。
しかしなから、非磁性体製の棒状ボビンを用いる電磁遅
延線は、構造が簡単でボビンの材料費も安価である反面
・インダクタンス素子の各コイルか空心状態となって磁
束か集束しにくい。
そのため、各コイル間に電磁ビ延線として最適な結合状
態を形成して良好な升延特性を得るK1−1’、各コイ
ル間の間隔を広ぐする必要かあり、ボビンか長大化して
電磁遅延線を大形化させる欠点がある。
また、各コイル間の最適な結合係数を選定するだめの要
素が、複数存在するので、実静にはコイル間の最適な結
合係数の選定も煩雑であり、良好な遅延特性を小形の電
磁遅延線で得ることは困難であった。
なお・電磁遅延線において・インダクタンス素子を構成
子る複数のコイルを各々別個のフェライl・製ドラム状
ボビンに巻回し・これらコイルの巻回されたドラム状ボ
ビンを所定の間隔をおいて配置hシてなる構造のものも
ある。しかし、ドラム状ボビンを用いる電磁遅延線にあ
っては、ドラム状ボビンへのコイルの巻回作業が煩雑に
なってドラム状ボビンの配置や各コイル間の結線か面倒
で、更にボビンO材料費が比較的高価となって製造コス
トを上昇きせるうえ、やはり理論的な最適結合係数を得
ることが困難で、遅延特性が十分なものではなかった。
しかも・ボビンの小形化を図る目的から複数のドラム状
ボビンを一体化すると、コイル間の結合が強過ぎて最適
な結合状態を得ることが困難で、結局コイル毎にボビン
を用意しなければならなかった0 本発明はこのような従来の欠点を解消するためになされ
たもので・インダクタンス素子を構成するコイル間の結
合が小さく、コイル相互を近接配置することが可能で、
略理論的な最適結合状態の得られる安価な小形の電磁遅
延線の提供を目的とする。
この目的を達成するために本発明は、導体によって複数
ターン巻回されたコイルを複数その巻軸を共軸的に直列
接続したインダクタンス素子と、このインダクタンス素
子に組合せた容量とからなる電磁遅延線において・前記
各コイルの前記各導体が前記巻軸に対しほぼ垂直に積層
されるとともに、前記各コイルの対向する2辺か前記巻
軸の同一方向に所定のずれ間隔でずらされてなることを
特徴上するものである。
以下、本発明の′電磁遅延線を詳細に説明する。
第1図〜第4図は本発明の電磁遅延線の一実施例を説明
する図であり、特に第1図および第2図は電磁遅延線に
用いるボビンを示す正面図および側面図である。
第1図および第2図において、合成樹脂からなる非磁性
体製のボビン1は、断面長方形の角柱状をなし、横置き
した状態で幅の広い上面部および下面部に、各々ボビン
1の軸心(後述する巻軸)へ垂直かつ直交する巻溝2・
2′が形成されている。
各巻溝2・2′の幅Sは、後述する導線の線径と略同じ
幅もしくけ僅かに広くなっており、ボビン1の上面部お
よび下面部の各々において所定のピッチPを隔てて形成
されるとともに、上面部の巻溝2と下面部の巻7414
2’とは所定のずれ間@Bだけ巻軸方向にずれて形成さ
れている。
このボビン1の巻溝2;2′には、第3図および第4図
に示すようにボビン1の上面部の巻溝2れてコイル3が
形成され、さらに各フィル3が直列かつ共軸的に連結さ
れて分割巻され・インダクタンス素子4が構成されてい
る。すなわち、各コイル3は・導線が巻軸に対し積層し
てスパイラル状に巻回され、上面部および下面部におい
てボビン10巻軸(コイルの巻心)に対し垂直かつ直交
し、上面部と下面部間の側面においては巻軸に対し傾斜
した状態で巻回され・インダクタンス素子4の1区間分
に相当している。
なお、ある巻溝のコイル3を巻き終って次の隣合うコイ
ル3を巻き始めるための巻溝への導線の移動は・ボビン
1の側面で容易に可能である。
インダクタンス素子4の各フィル3の最外周の導線とア
ース間には、従来公知の手段によって容量Cが各々接続
されて集中定数型の電磁遅延線5が構成されている◇ 第5図は第3図に示す電磁遅延線の等価回路図であり・
図中インダクタンスしは上述の各1区間分のコイル3に
相当し・符号aIH1fJi合うインダクタンス1間の
結合係数を、符号a2は1つおいて次のインダクタンス
1間の結合係数を、そして符号a3H2つ置いた次のイ
ンダクタンス1間の結合係数を示している。第5図にお
いては最左端のインダクタンスしにのみ着目して、その
右側にあるインダクタンスLとの結合を示しているが、
当然その左側にもインダクタンスLがあってそれらとも
同様に結合しており、他のインダクタンスしも同様に左
右のインダクタンスLと夫々結合している。
そして一般に、電磁遅延線の特性は、主にインダクタン
ス素子4を構成するコイル3間の結合係数a1・a2に
よって決定きれ、特にalの影響が大きい。このalは
符号が正で、a2以下が存在しないと仮定すると、従来
から理論的にはa1=0.142 (誘導m型ではm=
1.34に相当)が最適値とされている。もっとも実用
−にでは、a2以下の存在や浮遊容量等の影響を考慮す
る必要かあるので、a、=0.1〜02の範囲て選択さ
れる。
また・ a2は理論的には符号が負で、その絶対値が0
.02〜0.03程度に選定することが好ましいと考え
られており、結局a1およびa2をこれらの最適範囲に
選定することによって近延特性の良好な電磁遅延線が得
られるが、従来の非磁性体製のホビンを用いるものにあ
ってはコイルの間隔を広く設定しなければならなかった
そして、上述のようにインダクタンス素子4を形成する
各コイル3を、ボビン1の」二面部および下面部におい
てボビン1の巻軸に対し垂直かつ直交し、」二面部およ
び下面部間の側面において巻軸に対し傾斜した状態に巻
回し、ボビン1の上面部の巻溝2と下面部の巻溝2′間
のずれ間隔日を変化させることにより、結合係数a1お
よびa2最適範囲に設定することが可能となる。
例えば、ボビン1において幅W方向の巻溝2.2′の長
さを6欄、厚みT方向の巻溝2と2′間の゛間隔を0.
2mm、ボビン上面部および下面部の隣合う巻溝2間の
ピッチPを0.9 wnとし、線径0.07yn+nの
絶縁被覆導線を各巻溝2.2′当り3ターン(3層)づ
つ連続して分割巻きすると、同一ターンを形成する上面
部と下面部の巻溝2.2′間のずれ間隔日の寸法変化に
応じて、結合係数a、およびa2は第6図のように変化
する。
すなわち、ずれ間隔日をOmmから大きくしてゆくと・
 alにあっては正のまま0.05付近から一度減少し
て増大し、a2にあっては正から一度負に反転した後・
再び正に反転して増大する。
従って、ずれ間隔日が1.5 mm付近において・上述
の結合係数a1およびa2の理論的最適値に近似となり
、コイル3相互を近接しても小形で良好な遅延特性を得
ることができる。
しかも、ボビン1の巻溝2.2′は、ボビン1の巻軸に
対し、垂直かつ直交するよう形成すればよいので1ボビ
ン1を成形する金型がはj単となってボビン1の製造コ
ストおよび製造能率が良好となるし、巻/71’i 2
.2′がボビン1の巻軸に対し垂直でしかもボビン1の
」−面部と下面部においてずれ間隔Bでずれているたけ
であることから、ホビン1を巻線機に把持きせて180
0毎に間欠回転させながら簡単に巻回可能となって製造
が容易であり、巻回された導線がゆるみにくい。
なお、巻溝2.2′間のずれ間隔日の11ン適値は、ボ
ビンの寸法、洞性、巻τ11t62.2′の形状、導線
の線径やターン数によって異なるので・適当に選択ずれ
ばよい。
第7図は本発明の電磁遅延線に用いる他のボビン1を示
ず断聞図である。
上述の第3図および第4図に示すボビン1は・幅W方向
における巻溝2.2′間の間隔Tを一定にしているが、
第7図のボビン1にあっては、幅W方向の中央部におい
て上面部と下面部の巻溝2・2′間の間隔T2が大きく
、側面の間隔T工に向って曲線状に狭くしてなるもので
ある。\このようにボビン1における巻溝2.2′間の
間隔は変化させることも可能であり・ボビン1の上面部
および下向部の巻溝2.2′がボビン側面すなわち厚み
T側で斜めに連続するように形成し、導線がボビン1の
側面から突出しないように巻回形成することもできる。
また、上述の実施例においては、ボビン1を用いてイン
ダクタンス素子4を形成し、電磁遅延線を構成する例を
示したが、本発明の電磁遅延線にあっては、ボビンを用
いるインダクタンス素子4に限らず、ボビン1を省略し
たコイル6のみからなるインダクタンス素子7を用いて
構成することが可能である。
すなわち、第8図イに示すように・セメントワイヤによ
ってスパイラル状に巻回して仮固定したコイル6を・同
図口に示すように複数直列接続して共軸的に積層し、そ
の後これを対向する側部(厚みT側)を巻軸に対し傾斜
するように変形させ、その状態で加熱して固着してイン
ダクタンス素子7を形成し、各コイルの接続点とアース
間に容量C(図示せず)を接続して構成することが可能
で、大幅な小形fヒを図ることができる。
さらに、図示を省略するが、可撓性のシート上に導線を
スパイラル状に巻回してコイルを形成しこのコイルを積
層して変形、固定することも可能であり、可撓性のシー
トを用いる場合には・容量をそのシート上に形成して接
続の簡素化を図ることができる。
さらに、本発明の実施例をフィル1層当りの巻数が1タ
ーンの場合(スパイラル状)で1悦明したが、1層が複
数ターンで複数層巻回する場合にも実施例 なお、本発明の電磁遅延線において・インダクタンス素
子を形成するコイルは、導線に限らず従来公知の導1本
条等であってもよく、巻線技術のほか、フォトエツチン
グ法等化学的手法によって形成ずればよい。
芒らに・本発明は・インダクタンス素子に容量Cを接続
して遅延線を構成する場合に限らず、フィルに容量巻線
をバイファイラ巻きしてその容量巻線の一端をアースし
た分布定数型の電磁遅延線においても実施可能である。
さらにまた、インダクタンス素子の各コイルにおいて・
ボビン1の巻軸すなわちコイルの巻心に対し傾斜する部
分は、厚みT側の少なくとも部分的であっても本発明の
目的達成か可能であり・要は各コイルの対向する2辺か
コイルの巻軸方向に所定のすれ間隔Bでずれていればよ
い。
以」二説明したように本発明の電磁遅延線は、遅延線を
構成するインダクタンス素子の各コイルの各導体かコイ
ルの巻軸に対しほぼ垂直に積層するように巻回され、各
コイルの対向する2辺がコイルの巻軸の同一方向へ所定
のずれ間隔でずらされてなるので、フィル間の間隔を狭
くしても最適の結合係数を得ることが可能となって、小
形で遅延特性が向上する。
また、安価な非磁性体製ボビンを用いても、小形化およ
び遅延特性の向上を図ることが可能であり、コストが低
減できる。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は本発明の電磁遅延線に用いるボビ
ンを示す正面図および側面図、第3図〜第5図は本発明
の電磁遅延線の一実施例を示す正面図、側面図および等
価回路図、第6図は結合係数の変化を示す図、第7図お
よび第8図イル/%は本発明の他の実施例を示す断面図
および工程図である。 1・・・・・ボビン、2.2′・・・・・巻溝、3.6
・・・ フィル、4、了・・・・インダクタンス素子、
5・・・・・電磁遅延線 特許出願人 エルメック株式会社 オ 1 M     オ 2 ロ ア31N       74Q 7175  圃

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 導体を複数ターン巻回したコイルを共軸的に複数個直列
    法続したインダクタンス素子と、このインダクタンス素
    子に組合せプこ容量とからなる電磁遅延線において・前
    記インダクタンス素子の各コイルの111J記各導体が
    前記巻:ll1l+に対しほぼ垂直に積層するように巻
    回されるとともに、1jiJ記各コイルの対向する2辺
    か前記巻軸方向に所定のずれ間隔でずらされてなること
    を特徴とする電磁遅延線。
JP22880782A 1982-12-29 1982-12-29 Denjichensen Expired - Lifetime JPH0227845B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP22880782A JPH0227845B2 (ja) 1982-12-29 1982-12-29 Denjichensen

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP22880782A JPH0227845B2 (ja) 1982-12-29 1982-12-29 Denjichensen

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59123304A true JPS59123304A (ja) 1984-07-17
JPH0227845B2 JPH0227845B2 (ja) 1990-06-20

Family

ID=16882157

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP22880782A Expired - Lifetime JPH0227845B2 (ja) 1982-12-29 1982-12-29 Denjichensen

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0227845B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62274910A (ja) * 1986-05-23 1987-11-28 Elmec Corp 電磁遅延線
JP2001258273A (ja) * 2000-03-10 2001-09-21 Kojundo Chemical Laboratory Co Ltd 静電式粉体輸送装置における粉体輸送用電極の製造方法

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62274910A (ja) * 1986-05-23 1987-11-28 Elmec Corp 電磁遅延線
JPH0462610B2 (ja) * 1986-05-23 1992-10-07 Elmec Corp
JP2001258273A (ja) * 2000-03-10 2001-09-21 Kojundo Chemical Laboratory Co Ltd 静電式粉体輸送装置における粉体輸送用電極の製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0227845B2 (ja) 1990-06-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6525635B2 (en) Multilayer inductor
JP5141659B2 (ja) コイル部品及びその製造方法
US5124870A (en) Thin film magnetic head having multilayer winding structure
US20020021817A1 (en) Low capacitance receiver coil
KR940005555B1 (ko) 박막자기헤드
JP2826320B2 (ja) 3端子型ノイズフィルタおよびその製造方法
JPS59123304A (ja) 電磁遅延線
JPH0218613B2 (ja)
JP7378015B2 (ja) コモンモードノイズフィルタ
JPH09199347A (ja) シートトランス
JPH03280408A (ja) 平面インダクタンス素子
US4583062A (en) Electromagnetic delay line having a coil with divergent adjacent turns
JPH11251159A (ja) コモンモードチョークコイルおよびその製造方法
US20220051839A1 (en) Coil component
JP2001257120A (ja) 多連筒状チョークコイル。
JPH02256214A (ja) チップインダクタおよびその製造方法
JPS5922303A (ja) 積層インダクタ
JPH0536252Y2 (ja)
JPS634687B2 (ja)
JP6918870B2 (ja) コイル部品及び電子機器
US20220130582A1 (en) Coil component
JPH0210668Y2 (ja)
JPS5945709A (ja) 電磁遅延線
JPH0124897Y2 (ja)
JPS62274910A (ja) 電磁遅延線